JP5126805B2 - データ通信システム、及びこのデータ通信システムを有する遊技機 - Google Patents

データ通信システム、及びこのデータ通信システムを有する遊技機 Download PDF

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Description

データの送受信を行うデータ通信システム、及びデータの送受信が行われる複数の回路基板を有する遊技機に関する。
従来のスロットマシンでは、制御基板をメイン基板とサブ基板とに分離し、データの通信を行うものがあった。メイン基板は、遊技の進行の制御を主として行うもので、抽選処理や、リールの回転及び停止の制御等を行う。一方、サブ基板は、演出の制御を主として行うもので、メイン基板で制御されている遊技の進行に従って、画像の表示や、音声の出力や、ランプの点灯及び点滅等の制御を行う。このように、メイン基板とサブ基板とに分離した場合には、メイン基板によって制御されている遊技の進行に関する情報を、サブ基板に送信することで、サブ基板が行う演出の制御を、メイン基板が行う遊技の進行に追従させることができる。
特開2001−58021号公報
上述したように、メイン基板とサブ基板とに分離した場合には、メイン基板からサブ基板に、遊技の進行に関する情報を送信しなければならず、メイン基板とサブ基板とを通信ケーブルによって通信可能に接続する必要がある。
しかしながら、スロットマシンには、電源やモータやディスプレイ等のノイズを発生させる種々の機器が搭載されている。このため、通信ケーブルを流れる電気信号にノイズが重畳したときには、メイン基板からサブ基板に所望する信号を送信できず、サブ基板を十分に制御できない場合や、サブ基板を誤動作させる場合が生ずる可能性があった。
また、時間を要する処理が、サブ基板で実行されている間に、メイン基板からデータがサブ基板に送信されたときには、サブ基板が送信されてきたデータを的確に受信できない、いわゆるデータの取りこぼしを起こす場合もある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、受信したデータが的確なものであるか否かを判別することができるとともに、的確なデータでないと判別したときには、送信元にそのことを伝えて、再度データを送信させることで、データの通信を的確に行うことができるデータ通信システム、及びこのデータ通信システムを有する遊技機を提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明においては、単位データに基づく第1の誤り検査情報と、単位データの数に基づく第2の誤り検査情報とに基づいて、送信データ誤り検査情報を、データと共に送信する。
具体的には、本発明に係るデータ通信システムは、
所定の単位量ごとの単位データを少なくとも1つ以上送信するデータ送信手段と、
前記単位データに基づいて、第1の誤り検査情報を算出する第1誤り検査情報算出手段と、
送信する前記単位データの数に基づいて、第2の誤り検査情報を算出する第2誤り検査情報算出手段と、を有する第1の通信手段を含み、
前記データ送信手段は、前記第1の誤り検査情報と前記第2の誤り検査情報とに基づいて、送信データ誤り検査情報を送信することを特徴とする。
本発明に係るデータ通信システムは、第1の通信手段を含む。第1の通信手段は、データ送信手段と、第1誤り検査情報算出手段と、第2誤り検査情報算出手段とを有する。
データ送信手段は、所定の単位量ごとの単位データを少なくとも1つ以上送信する。送信すべきデータの全体が、単位量以下の場合には、1つの単位データを送信する。送信すべきデータの全体が、単位量より大きい場合には、単位データを複数回に分けて送信する。複数回に分けて送信する場合には、送信すべきデータの全体の大きさを単位量で除算した値が、送信すべき回数となる。
所定の単位量は、送信するデータの大きさを定めることができるものであればよく、例えば、1バイト(byte)などの単位がある。単位量を1バイトとしたときには、単位データは、1バイトごとに区切られたデータである。この場合には、送信すべきデータの全体を、1バイトで除算した値が、送信すべき回数となり、データ送信手段は、送信すべきデータを、1バイトごとに区切って、複数回に亘って送信する。
送信すべきデータの全体を区切るための所定の単位量は、一定の量である必要はなく、適宜異なる量であってもよい。単位データを受信した側で、そのデータが単位データであることを識別できるデータであればよい。
第1誤り検査情報算出手段は、第1の誤り検査情報を算出する。第1の誤り検査情報は、送信した単位データ、あるいは送信しようとする単位データに基づいた情報であればよい。この第1の誤り検査情報として、例えば、チェックサムなどの情報がある。
第2誤り検査情報算出手段は、第2の誤り検査情報を算出する。第2の誤り検査情報は、単位データの数に基づいた情報であればよい。第2の誤り検査情報として、例えば、単位データの数などの情報がある。
上述したデータ送信手段は、送信データ誤り検査情報を送信する。すなわち、データ送信手段は、単位データと送信データ誤り検査情報との双方を送信する。送信データ誤り検査情報は、第1の誤り検査情報と第2の誤り検査情報とに基づいて得られたものであればよい。例えば、第1の誤り検査情報と第2の誤り検査情報とを加算して得られた値を送信データ誤り検査情報とすることができる。
なお、単位データを送信するタイミングと、送信データ誤り検査情報を送信するタイミングとの時間的な前後関係は問わない。すなわち、単位データを全て送信した後に、送信データ誤り検査情報を送信するようにしても、また、単位データを送信する回数を予め算出して、送信データ誤り検査情報を送信した後に、単位データを送信するようにしてもよい。また、送信するデータの種類によっては、所定の数の単位データを送信するたびに、それまでに送信した単位データについての送信データ誤り検査情報を送信するようにしてもよい。いずれにしても、単位データと送信データ誤り検査情報とを識別できるように送信できれば、送信する時間的な前後関係は問わない。
このように、第1の誤り検査情報と第2の誤り検査情報とに基づいて得られた送信データ誤り検査情報を送信するので、送信された単位データが所望するものであったか否かの判断を容易にすることができ、適切なデータ通信を行うことができる通信システムを提供することができる。
また、本発明に係るデータ通信システムは、
前記第1の通信手段の前記データ送信手段から送信された前記単位データと前記送信データ誤り検査情報とを受信するデータ受信手段と、
前記データ受信手段が受信した前記単位データに基づいて、第3の誤り検査情報を算出する第3誤り検査情報算出手段と、
前記データ受信手段が受信した前記単位データの数に基づいて、第4の誤り検査情報を算出する第4誤り検査情報算出手段と、
前記第3の誤り検査情報と前記第4の誤り検査情報とに基づいて受信データ誤り検査情報を算出する受信データ誤り検査情報算出手段と、
前記受信データ誤り検査情報が、前記データ受信手段が受信した前記送信データ誤り検査情報と一致するか否かを判断するデータ誤り検査情報判断手段と、を有する第2の通信手段を含むものが好ましい。
本発明に係るデータ通信システムは、第2の通信手段を含む。第2の通信手段は、データ受信手段と、第3誤り検査情報算出手段と、第4誤り検査情報算出手段と、受信データ誤り検査情報算出手段と、データ誤り検査情報判断手段と、を有する。
データ受信手段は、第1の通信手段のデータ送信手段から送信された単位データと送信データ誤り検査情報との双方の情報を受信する。上述したように、単位データと送信データ誤り検査情報とは、互いに識別できるようにされたものが好ましい。
第3誤り検査情報算出手段は、第3の誤り検査情報を算出する。第3の誤り検査情報は、データ受信手段が受信した単位データに基づいて算出される。第3の誤り検査情報は、受信した単位データに基づいた情報であればよい。この第3の誤り検査情報として、例えば、チェックサムなどの情報がある。また、この第3の誤り検査情報は、上述した第1の誤り検査情報に対応するものが好ましい。
第4誤り検査情報算出手段は、第4の誤り検査情報を算出する。第4の誤り検査情報は、データ受信手段が受信した単位データの数に基づいて算出される。第4の誤り検査情報は、単位データの数に基づいた情報であればよい。例えば、単位データの数などの情報がある。また、この第4の誤り検査情報は、上述した第2の誤り検査情報に対応するものが好ましい。
受信データ誤り検査情報算出手段は、受信データ誤り検査情報を算出する。受信データ誤り検査情報は、第3の誤り検査情報と第4の誤り検査情報とに基づいて算出される。受信データ誤り検査情報は、第3の誤り検査情報と第4の誤り検査情報とに基づいて得られたものであればよい。例えば、第3の誤り検査情報と第4の誤り検査情報とを加算して得られた値を受信データ誤り検査情報とすることができる。
データ誤り検査情報判断手段は、受信データ誤り検査情報について判断する。すなわち、データ誤り検査情報判断手段は、受信データ誤り検査情報が、送信データ誤り検査情報と一致するか否かを判断する。上述したように、送信データ誤り検査情報は、第1の通信手段で算出され、第1の通信手段から送信された情報である。一方、受信データ誤り検査情報は、第2の通信手段で算出された情報である。すなわち、2つの誤り検査情報を、第1の通信手段と第2の通信手段とで、別個に算出して、これらが一致するか否かを判断する。
このようにしたことで、第2の通信手段で受信した単位データが、第1の通信手段から送信されたものと同じであるか否かを容易に判断することができ、通信の信頼性を高めることができる。
さらに、本発明に係るデータ通信システムは、
前記データ誤り検査情報判断手段が、
前記受信データ誤り検査情報が、前記送信データ誤り検査情報と一致したと判別したときには、前記受信データ誤り検査情報を前記第1の通信手段に送信するものが好ましい。
このようにすることで、第1の通信手段は、適切にデータを送信を行われたことを知ることができるので、同じデータを再度送信する必要がなくなり、過度に通信することを防止することができる。
さらにまた、本発明に係るデータ通信システムは、
前記データ誤り検査情報判断手段が、
前記受信データ誤り検査情報が、前記送信データ誤り検査情報と一致しないと判別したときには、一致しない旨を示す情報を前記第1の通信手段に送信するものが好ましい。
このようにすることで、第1の通信手段は、適切にデータを送信を行われなかったことを知ることができるので、同じデータを再度送信する。一方、第2の通信手段は、受信すべきデータが、再度送信されてくるので、所望するデータを的確に受信できる機会が増え、データ通信の信頼性を高めることができる。
本発明に係る遊技機は、
遊技の進行を制御する遊技制御手段と、前記遊技の進行に従って演出を制御する演出制御手段と、前記遊技が実行される演出手段と、を含む遊技機であって、
前記遊技制御手段は、前記遊技の進行を示す遊技進行情報を前記演出制御手段に送信し、
前記演出制御手段は、
前記遊技進行情報に基づいて前記演出に関する決定をする演出決定手段と、
前記演出に関する決定に基づいて、前記演出手段に演出の指示をする演出指示手段と、を含み、
前記演出決定手段は、上述した第1の通信手段を含み、前記演出に関する決定を示すデータを、少なくとも1つ以上の単位データとして送信し、
前記演出指示手段は、上述した第2の通信手段を含み、前記少なくとも1つ以上の単位データを受信して、前記演出手段に演出の指示をすることを特徴とする。
本発明に係る遊技機は、遊技制御手段と、演出制御手段と、演出手段とを含む。遊技制御手段は、遊技の進行を制御する。演出制御手段は、遊技の進行に従って演出を制御する。演出手段は、遊技が実行される。
上述した遊技制御手段は、遊技の進行を示す遊技進行情報を演出制御手段に送信する。
この演出制御手段は、演出決定手段と、演出指示手段とを含む。演出決定手段は、遊技進行情報に基づいて演出に関する決定をする。演出指示手段は、演出に関する決定に基づいて、演出手段に演出の指示をする。
演出決定手段は、上述した第1の通信手段を含む。すなわち、演出決定手段は、データ送信手段と、第1誤り検査情報算出手段と、第2誤り検査情報算出手段とを有する。
データ送信手段は、所定の単位量ごとの単位データを少なくとも1つ以上送信する。ここで、第1の通信手段から送信すべきデータの全体は、演出に関する決定を示すデータ(以下、演出決定データと称する。)である。データ送信手段は、この演出決定データを所定の単位量ごとに区切った単位データ(以下、演出決定単位データと称する。)を、少なくとも1つ以上送信する。
上述した演出決定データが、単位量以下の場合には、データ送信手段は、1つの演出決定単位データを送信する。演出決定データが、単位量より大きい場合には、データ送信手段は、演出決定単位データを複数回に分けて送信する。複数回に分けて送信する場合には、演出決定データの大きさを単位量で除算した値が、送信すべき回数となる。
所定の単位量は、送信するデータの大きさを定めることができるものであればよく、例えば、1バイト(byte)などの単位がある。単位量を1バイトとしたときには、演出決定単位データは、1バイトごとに区切られたデータである。この場合には、演出決定データを、1バイトで除算した値が、送信すべき回数となり、データ送信手段は、演出決定データを、1バイトごとに区切って、複数回に亘って送信する。
演出決定データを区切るための所定の単位量は、一定の量である必要はなく、適宜異なる量であってもよい。演出決定単位データを受信した側で、そのデータが演出決定単位データであることを識別できるデータであればよい。
第1誤り検査情報算出手段は、第1の誤り検査情報を算出する。第1の誤り検査情報は、送信した演出決定単位データ、あるいは送信しようとする演出決定単位データに基づいた情報であればよい。例えば、チェックサムなどの情報がある。
第2誤り検査情報算出手段は、第2の誤り検査情報を算出する。第2の誤り検査情報は、演出決定単位データの数に基づいた情報であればよい。例えば、演出決定単位データの数などの情報がある。
上述したデータ送信手段は、送信データ誤り検査情報を送信する。すなわち、データ送信手段は、演出決定単位データと送信データ誤り検査情報との双方を送信する。送信データ誤り検査情報は、第1の誤り検査情報と第2の誤り検査情報とに基づいて得られたものであればよい。例えば、第1の誤り検査情報と第2の誤り検査情報とを加算して得られた値を送信データ誤り検査情報とすることができる。
なお、演出決定単位データを送信するタイミングと、送信データ誤り検査情報を送信するタイミングとの時間的な前後関係は問わない。すなわち、演出決定単位データを全て送信した後に、送信データ誤り検査情報を送信するようにしても、また、演出決定単位データを送信する回数を予め算出して、送信データ誤り検査情報を送信した後に、演出決定単位データを送信するようにしてもよい。また、送信するデータの種類によっては、所定の数の演出決定単位データを送信するたびに、それまでに送信した演出決定単位データについての送信データ誤り検査情報を送信するようにしてもよい。いずれにしても、演出決定単位データと送信データ誤り検査情報とを識別できるように送信できれば、送信する時間的な前後関係は問わない。
このように、第1の誤り検査情報と第2の誤り検査情報とに基づいて得られた送信データ誤り検査情報を送信するので、送信された演出決定単位データが所望するものであったか否かの判断を容易にすることができ、適切なデータ通信を行うことができる通信システムを有する遊技機を提供することができる。
演出指示手段は、上述した第2の通信手段を含む。すなわち、演出指示手段は、データ受信手段と、第3誤り検査情報算出手段と、第4誤り検査情報算出手段と、受信データ誤り検査情報算出手段と、データ誤り検査情報判断手段とを有する。
データ受信手段は、上述した演出決定手段の第1の通信手段のデータ送信手段から送信された演出決定単位データと送信データ誤り検査情報との双方の情報を受信する。上述したように、演出決定単位データと送信データ誤り検査情報とは、互いに識別できるようにされたものが好ましい。
第3誤り検査情報算出手段は、第3の誤り検査情報を算出する。第3の誤り検査情報は、データ受信手段が受信した演出決定単位データに基づいて算出される。第3の誤り検査情報は、受信した演出決定単位データに基づいた情報であればよい。例えば、チェックサムなどの情報がある。また、この第3の誤り検査情報は、上述した第1の誤り検査情報に対応するものが好ましい。
第4誤り検査情報算出手段は、第4の誤り検査情報を算出する。第4の誤り検査情報は、データ受信手段が受信した演出決定単位データの数に基づいて算出される。第4の誤り検査情報は、演出決定単位データの数に基づいた情報であればよい。例えば、演出決定単位データの数などの情報がある。また、この第4の誤り検査情報は、上述した第2の誤り検査情報に対応するものが好ましい。
受信データ誤り検査情報算出手段は、受信データ誤り検査情報を算出する。受信データ誤り検査情報は、第3の誤り検査情報と第4の誤り検査情報とに基づいて算出される。受信データ誤り検査情報は、第3の誤り検査情報と第4の誤り検査情報とに基づいて得られたものであればよい。例えば、第3の誤り検査情報と第4の誤り検査情報とを加算して得られた値を受信データ誤り検査情報とすることができる。
データ誤り検査情報判断手段は、受信データ誤り検査情報について判断する。すなわち、データ誤り検査情報判断手段は、受信データ誤り検査情報が、送信データ誤り検査情報と一致するか否かを判断する。上述したように、送信データ誤り検査情報は、第1の通信手段で算出され、第1の通信手段から送信された情報である。一方、受信データ誤り検査情報は、第2の通信手段で算出された情報である。すなわち、2つの誤り検査情報を、第1の通信手段と第2の通信手段とで、別個に算出して、これらが一致するか否かを判断する。
このようにしたことで、第2の通信手段で受信した演出決定単位データが、第1の通信手段から送信されたものと同じであるか否かを容易に判断することができ、通信の信頼性を高めることができる遊技機を提供することができる。
受信したデータが的確なものであるか否かを判別することができるとともに、的確なデータでないと判別したときには、送信元にそのことを伝えて、再度データを送信させることで、的確なデータを受信することができる。
以下に、本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
<<スロットマシン10の構成>>
図1は、本実施形態に係るスロットマシン10の前面を示す正面図である。また、図2は、スロットマシン10の内部構造を示す図である。
図1及び図2に示すように、スロットマシン10は、箱形形状の基体部20と、前面扉40とを含む。前面扉40は、基体部20の左側側部で枢支されて、基体部20の前面側で開閉可能に設けられている。図1は、前面扉40を基体部20に対して閉じた状態を示し、図2は、前面扉40を基体部20に対して略180度開放した状態を示す。
<前面扉40の前面>
前面扉40は、閉じられたときに基体部20の前面を覆うように、基体部20に開閉可能に取り付けられている。図1に示すように、前面扉40の前面には、主に、操作に関する部材と、表示に関する部材とが設けられている。また、前面扉40の背面には、主に、制御用の回路基板が設けられている。
<操作に関する部材>
図1に示すように、前面扉40の前面側(遊技者側)の略中央には、水平方向に伸長する操作パネル41が設けられている。操作パネル41の前面側には、スタートスイッチ42や、3つのストップスイッチ44a、44b及び44cが設けられている。操作パネル41の上面側には、1ベットスイッチ62、2ベットスイッチ64及び最大ベットスイッチ66や、メダル投入口46が設けられている。前面扉40の下部には、単位遊技の結果に基づいて払い出されたメダルを受けるための受け皿48も設けられている。なお、本明細書においては、後述する3つのリールに付された図柄の表示の態様によって進行が定まる遊技を単位遊技と称する。この単位遊技については、後で詳述する。
スタートスイッチ42や、3つのストップスイッチ44a、44b及び44cは、単位遊技を進めるために遊技者によって操作されるスイッチである。スタートスイッチ42を遊技者が操作することによって、後述する3つのリール30L、30C及び30Rの回転が開始される。また、3つのストップスイッチ44a、44b及び44cを遊技者が操作することによって、操作されたストップスイッチに対応するリール30L〜30Rが停止される。
尚、1ベットスイッチ62、2ベットスイッチ64及び最大ベットスイッチ66の機能については後述する。
<リール表示窓50とリール30L,30C,30R>
図1及び図2に示すように、前面扉40の前面の略中央部には、リール表示窓50が形成されている。図2に示すように、3つのリール30L〜30Rは、リールユニット28内に回転可能に収容されている。リールユニット28は、前面29が開放されており、後述するように、遊技者はリールユニット28の前面29に位置した図柄の種類を視認することができる。リールユニット28は、基体部20に固定された支持板26によって支持されている。前面扉40が閉じられたときには、リール表示窓50は、リールユニット28の前面29の前方に位置する。リール表示窓50は、透明な部材で覆われており、前面扉40が閉じられたときには、遊技者は、リール表示窓50を介してリール30L〜30Rに描かれている図柄の種類を視認することができる。
3つのリール30L〜30Rの各々には複数種類の図柄が付されている。図柄の種類は、例えば、数字の「7」や、果物の「チェリー」等の遊技者が識別できるものである。また、後述するように、3つのリール30L〜30Rが停止したときには、リール表示窓50において、9個の図柄が視認可能に停止表示される。
<リール30L,30C,30Rとストップスイッチ44a,44b,44c>
左リール30Lは、左側のストップスイッチ44aに対応する。遊技者が、左側のストップスイッチ44aを操作したときには左リール30Lが停止する。中リール30Cは、中央のストップスイッチ44bに対応する。遊技者が、中央のストップスイッチ44bを操作したときには中リール30Cが停止する。右リール30Rは、右側のストップスイッチ44cに対応する。遊技者が、右側のストップスイッチ44cを操作したときには右リール30Rが停止する。
<リール表示窓50と入賞ラインL1〜L5>
上述したように、リール表示窓50は透明な部材で覆われている。図1に示すように、リール表示窓50には、5本の入賞ラインL1〜L5が描かれている。このようにすることで、遊技者は、リール表示窓50を介して図柄の種類を視認することができると共に、リール表示窓50上の5本の入賞ラインL1〜L5をも視認することができる。
入賞ラインL1は、水平方向に延びる中段の直線であり、入賞ラインL2は、水平方向に延びる上段の直線であり、入賞ラインL3は、水平方向に延びる下段の直線である。また、入賞ラインL4は、左上から右下へ向かって延びる直線であり、入賞ラインL5は、左下から右上へ向かって延びる直線である。
なお、図1に示した例では、5本の入賞ラインL1〜L5が、リール表示窓50上に描かれているものを示したが、遊技者に入賞ラインが明確であれば、リール表示窓50上に入賞ラインが描かれていなくてもよい。
<ベットスイッチ62,64及び66と入賞ラインL1〜L5>
上述した操作パネル41のメダル投入口46に規定枚数以上のメダルが投入されると、メダルカウンタ(図示せず)により投入されたメダルの枚数が計数され、その枚数はクレジット数として記憶される。上述した1ベットスイッチ62は、記憶されたクレジット数のうちの1枚のメダルを遊技の賭けの対象とするためのスイッチである。また、2ベットスイッチ64は、クレジット数のうちの2枚のメダルを遊技の賭けの対象とするためのスイッチであり、最大ベットスイッチ66は、クレジット数のうちの3枚のメダルを遊技の賭けの対象とするためのスイッチである。
上述したように、リール表示窓50には5本の入賞ラインL1〜L5が描かれている。1ベットスイッチ62を遊技者が操作したときには、5本の入賞ラインのうちの1本、例えば入賞ラインL1が有効化される。2ベットスイッチ64を操作したときには、5本の入賞ラインのうちの3本、例えば入賞ラインL1、L2及びL3が有効化される。最大ベットスイッチ66を操作したときには、5本の入賞ラインの全て、即ちL1、L2、L3、L4及びL5が有効化される。このように3つのベットスイッチ62,64及び66は、遊技の賭けの対象となるメダルの枚数を定めると共に、入賞ラインL1〜L5を有効化する遊技媒体数設定手段として機能する。
<有効ライン>
上述したように、3つのベットスイッチ62,64及び66は、遊技者が操作することにより、入賞ラインL1〜L5を有効化する遊技媒体数設定手段として機能する。1ベットスイッチ62を遊技者が操作したときには、入賞ラインL1が有効化され、2ベットスイッチ64を操作したときには、入賞ラインL1、L2及びL3が有効化され、最大ベットスイッチ66を操作したときには、入賞ラインL1〜L5の全てが有効化される。上述したように、有効化された入賞ラインを有効ラインと称する。
有効ライン上に停止した図柄の並びが、入賞したか否かの判断の対象となる。例えば、上述した有効ラインL1上に「7」−「7」−「7」の並びが揃ったときには、ビッグボーナスという役に入賞したと判断される。尚、役の種類については、後述する。また、有効ラインL1上に役を構成しない図柄の並びが停止したときには、入賞しなかったと判断される。これに対して、入賞ラインであっても、その入賞ラインが有効化されていないときには、その入賞ライン上に「7」−「7」−「7」の並びが揃った場合であっても、その入賞ラインは入賞したか否かの判断の対象とはされない。
<画像表示装置34>
前面扉40の上部には、画像表示装置34が設けられている。画像表示装置34には、演出画像が表示される。演出画像は、遊技が進行するに従って表示される画像であり、主に、その遊技に関する各種の情報が含まれた画像である。例えば、一の単位遊技においては、後述する役抽選手段120によって抽選処理が行われる。この抽選処理の抽選結果に基づいてその抽選結果を示唆する演出画像が画像表示装置34に表示される。
スロットマシン10で行われる単位遊技は、単一の行程の遊技が繰り返され得る遊技である。この単一の行程の遊技を単位遊技と称する。なお、単位遊技については、後で詳述する。
画像表示装置34に表示される演出画像には、各種の情報を文字の態様で表示するものと、文字以外の図画の態様で表示するものとがある。文字の態様で表示される情報は、主として、直接的に各種の情報を遊技者に視認させるために用いられる。この場合には、数値、アルファベット、平仮名、カタカナ、漢字等の人間の意思・感情の伝達手段としての言葉を視覚的に表した記号が文字として使用される。また、図画の態様で表示される情報は、主として、間接的に各種の情報を遊技者に視認させるために用いられる。この場合には、人物や動物等の生き物やロボット等の擬似生命体等を示すキャラクタの画像や、その他の機械類や建築物や風景等を示す画像が含まれる。
<スピーカ36>
スピーカ36は、図1に示すように、上述した画像表示装置34の左右の両側に設けられている。スピーカ36によって、音声による演出が遊技の進行に応じて行われる。後述するサブ制御基板52において所定の条件を満たしたときに、その条件に応じた音声がスピーカ36から発せられる。例えば、後述する役抽選手段120によって行われる抽選処理の抽選結果に基づいて、その抽選結果を示唆する効果音や音楽等がスピーカ36から発せられる。
<ランプ38>
ランプ38は、図1に示すように、前面扉40の上部に設けられている。ランプ38によって、光による演出が遊技の進行に応じて行われる。後述するサブ制御基板52において所定の条件を満たしたときに、その条件に応じてランプ38の点灯や点滅が行われる。例えば、後述する役抽選手段120によって行われる抽選処理の抽選結果に基づいて、その抽選結果を示唆するように、ランプ38は、その役の種類に応じて所定の色で点灯したり所定のパターンで点滅したりする。
尚、光による演出は、上述したランプ38のみならず、3つのリール30L,30C,30Rの内側に配置されたバックランプ(図示せず)等によるものもある。
<基体部20>
図2に示す基体部20は、木材等によって組み立てられて、前面が開口された箱形に形成されている。基体部20の内部の下部には、スロットマシン10に搭載された種々の装置に電源を供給する電源ユニット22や、メダルを貯留しておくホッパーを含むメダル払出し装置24が設けられている。また、これらの電源ユニット22及びメダル払出し装置24の上方には、支持板26が設けられている。この支持板26によって、リール30L、30C及び30Rを回転可能に収容するリールユニット28が支持されている。さらに、基体部20の内部の上部には、スロットマシン10で行われる遊技を全体的に制御するメイン制御基板32が設けられている。
<メイン制御基板32>
メイン制御基板32は、3つのリール30L、30C及び30Rの回転の開始及び停止制御をすると共に、スロットマシン10で行われる遊技の進行等の遊技全体を制御するための制御基板である。
このメイン制御基板32は、演算等を行うCPU(中央処理装置)(図示せず)、遊技プログラムを記憶したROM(リードオンリーメモリー)(図示せず)、及び各データを一時的に記憶するRAM(ランダムアクセスメモリー)(図示せず)等を含む。
例えば、ROMは、後述する図4に示すフローチャートを実行するためのプログラムを記憶する。また、RAMは、このプログラムで用いられる変数の値を記憶する。これらのCPU、ROM及びRAMは、入出力バスによって電気的に接続されており、データ信号やアドレス信号が入出力できるようになされている。
また、メイン制御基板32は、上述したベットスイッチ62,64及び66と電気的に接続されている。ベットスイッチ62,64及び66を遊技者が操作したときには、ベット指示信号がベットスイッチ62,64及び66の各々からメイン制御基板32へ発せられる。
さらに、メイン制御基板32は、上述したスタートスイッチ42や、3つのストップスイッチ44a、44b及び44cと電気的に接続されている。スタートスイッチ42や、3つのストップスイッチ44a、44b及び44cを遊技者が操作したときには、操作信号がスタートスイッチ42や、3つのストップスイッチ44a、44b及び44cからメイン制御基板32へ発せられる。スタートスイッチ42から信号がメイン制御基板32に発せられたときには、メイン制御基板32は、3つのリール30L、30C及び30Rの回転制御をする。また、ストップスイッチ44a、44b又は44cから信号がメイン制御基板32に発せられたときには、メイン制御基板32は、3つのリール30L、30C及び30Rのうち、操作されたストップスイッチに対応したリールの停止制御をする。
<サブ制御基板52(サブメイン制御基板52a、サブサブ制御基板52b)>
サブ制御基板52は、図2に示すように、前面扉40の背面の上部に配置されている。サブ制御基板52は、主に、遊技中における演出を制御する基板である。サブ制御基板52は、サブメイン制御基板52aとサブサブ制御基板52bとからなる。サブメイン制御基板52aは、前面扉40の背面の表側に配置され、サブサブ制御基板52bは、サブメイン制御基板52aと、画像表示装置34との間に配置されている。
サブメイン制御基板52aは、メイン制御基板32に、図示しないハーネスにより電気的に接続されている。メイン制御基板32は、サブメイン制御基板52aに対して、遊技の進行や遊技状態を示す情報を送信する。サブメイン制御基板52aは、メイン制御基板32から送信された情報に基づいて、演出の進行や内容を決定する。サブメイン制御基板52aは、演算等を行うCPU(図示せず)、演出の進行や内容を決定するためのプログラムが記憶されたROM(図示せず)、及びこのプログラムを実行したときに用いる変数やデータを記憶するRAM(図示せず)等を含む。また、ROMは、後述する図4に示すデータを送信するためのプログラムも記憶する。これらのCPU、ROM及びRAMは、入出力バスによって電気的に接続されており、データ信号やアドレス信号が入出力できるようになされている。
サブサブ制御基板52bは、サブメイン制御基板52aに、図示しないハーネスにより電気的に接続されている。サブサブ制御基板52bと、サブメイン制御基板52aとの通信は、データを送信できる方式であればよく、例えば、シリアル通信やパラレル通信などがある。サブメイン制御基板52aは、サブサブ制御基板52bに対して、決定した演出の進行や内容を示す情報を送信する。サブサブ制御基板52bは送信された演出の進行や内容を示す情報に基づいて、画像表示装置34に表示する演出画像のデータを画像表示装置34に送信したり、スピーカ36から発する効果音や音楽の音声信号をスピーカ36に送信したり、ランプ38を点灯させたり点滅させたりする駆動信号をランプ38に送信したりする。サブサブ制御基板52bは、演算等を行うCPU(図示せず)、上述した画像データや音声信号や駆動信号するためのプログラムが記憶されたROM(図示せず)、及びこのプログラムを実行したときに用いる変数やデータを記憶するRAM(図示せず)等を含む。また、ROMは、後述する図5に示すデータを受信するためのプログラムも記憶する。これらのCPU、ROM及びRAMは、入出力バスによって電気的に接続されており、データ信号やアドレス信号が入出力できるようになされている。
上述したメイン制御基板32は、遊技全体を統括的に制御するのに対して、サブメイン制御基板52a及びサブサブ制御基板52bは、メイン制御基板32の下位に属し、メイン制御基板32から送られた命令や情報等に基づいて、演出の全体を制御する。
<スロットマシン10における単位遊技>
3つのリール30L、30C及び30Rが停止したときには、入賞ラインL1〜L5上に、図柄が位置する。スロットマシン10における単位遊技は、有効化された入賞ライン上に位置した図柄の並びによって、遊技の結果が定まる遊技である。このため、遊技者は、回転しているリール30L、30C及び30R上の図柄を目視し、所定の役を構成する図柄の並びが、有効化された入賞ライン上に揃うように、最適と判断したタイミングで、3つのストップスイッチ44a、44b及び44cを操作して、リール30L、30C又は30Rを停止させる。
役は、後述するように、複数の種類のものが予め定められている。後述する役抽選手段120の役抽選処理によって、少なくとも1つの種類の役が定められる。このように、少なくとも1つの種類の役が定められることを、「当り」と称する。また、役抽選処理によっては、いずれの種類の役も定められない場合もあり、この場合を「外れ」と称する。
また、スロットマシン10で行われる単位遊技は、単一の行程の遊技が繰り返され得る遊技である。この単一の行程の遊技を単位遊技と称する。単位遊技は、遊技者によってスタートスイッチ42が操作されたことに基づいて開始され、3つのストップスイッチ44a、44b及び44cが操作されたことに基づいて終了する。遊技者の観点から見た場合には、単位遊技は、スタートスイッチ42を操作して3つのリール30L,30C及び30Rが回転し始めてから、3つのリール30L,30C及び30Rの全てが停止するまでの単一の行程の遊技である。このように、単位遊技は、遊技者がスタートスイッチ42を操作する毎に開始される。なお、本明細書では、単位遊技と表現した場合には、単位遊技が繰り返される遊技を意味する場合と、1つの単位遊技を意味する場合との、双方の場合がある。
上述したように、単位遊技は、遊技者がスタートスイッチ42を操作することに基づいて開始される。この単位遊技の開始の時点は、より詳細には、遊技者がスタートスイッチ42を操作することによって、スタートスイッチ42から始動信号が発せられ、スタートスイッチ42から発せられた始動信号をメイン制御基板32が検出したときとするのが好ましい。また、この単位遊技の開始の時点を、3つのリール30L、30C及び30Rが回転し始めたことを視認できたときとしてもよい。
また、上述したように、単位遊技は、3つのストップスイッチ44a、44b及び44cを操作することによって終了する。この単位遊技の終了の時点は、より詳細には、遊技者が3つのストップスイッチ44a、44b及び44cを操作することによって3つのリール30L、30C及び30Rが停止して、メイン制御基板32において、入賞処理等の終了処理を終えたときとするのが好ましい。また、単位遊技の終了の時点を、3つのリール30L、30C及び30Rが停止したことをメイン制御基板32が検出したときとしてもよい。さらに、単位遊技の終了の時点を、3つのリール30L、30C及び30Rが停止したことを視認できたときとしてもよい。
上述した役の種類には、例えば、小役や、再遊技役や、特別役等の種類がある。
小役は、予め定めた枚数のメダルの払い出しを行う役である。小役には、さらに、複数の種類の役がある。小役は、3つのリール30L、30C又は30Rに付された図柄の種類を用いて役の名称とする場合が多い。例えば、図柄の種類には、「スイカ」、「ベル」、「チェリー」等がある。このため、有効ライン上に図柄「スイカ」が揃う小役をスイカ役と称し、有効ライン上に図柄「ベル」が揃う小役をベル役と称する。また、左リール30Lの図柄「チェリー」が有効ライン上に停止表示されたときには、中リール30C及び右リール30Rの図柄の種類に拘らず入賞したとする。この役をチェリー役と称する。
再遊技役は、現在行われた単位遊技における賭数(ベット枚数)を維持したまま、更なる所定の枚数のメダルを賭けの対象とすることなく、再び単位遊技を行えるようにした役である。なお、本明細書では、このときの単位遊技を再遊技(リプレイ又はRPとも称する。)と称する。
特別役は、単位遊技の遊技状態を一般遊技状態から特別遊技状態(遊技者にとって有利な遊技)に移行させることができる役である。この特別役には、例えば、シングルボーナス(以下、SB役と称する。)や、レギュラーボーナス役(以下、RB役と称する。)や、第1種ビッグボーナス役(以下、第1種BB役と称する。)や、チャレンジボーナス役(以下、CB役と称する。)や、第2種ビッグボーナス役(以下、第2種BB役と称する。)がある。
SB役は、単位遊技の遊技状態をシングルボーナス遊技状態(普通役物)(以下、SB遊技状態と称する。)に移行させるための役である。SB役に対応した図柄の並びが有効ラインに揃ったときに、単位遊技の遊技状態をSB遊技状態に移行させる。SB遊技状態に移行させるときには、メダルの払い出しはない。SB遊技状態における単位遊技は、所定の役が高確率で当選する遊技であり、1回の単位遊技で終了する。
RB役は、単位遊技の遊技状態をレギュラーボーナス遊技状態(第1種特別役物)(以下、RB遊技状態と称する。)に移行させるための役である。RB役に対応した図柄の並びが有効ラインに揃ったときに、単位遊技の遊技状態をRB遊技状態に移行させる。RB遊技状態に移行させるときには、メダルの払い出しはない。RB遊技状態における単位遊技は、所定の役が高確率で当選する遊技である。RB遊技状態は、単位遊技の回数が、所定回数(例えば、12回)を超えたとき、また、所定役が所定回数(例えば、8回)入賞したときに終了する。
第1種BB役は、単位遊技の遊技状態を第1種ビッグボーナス遊技状態(第1種特別役物に係る役物連続作動装置)(以下、第1種BB遊技状態と称する。)に移行させるための役である。第1種BB役に対応した図柄の並びが有効ラインに揃ったときに、単位遊技の遊技状態を第1種BB遊技状態に移行させる。第1種BB遊技状態に移行させるときには、メダルの払い出しはない。第1種BB遊技状態は、上述したRB役が高確率で当選するRB高確率当選状態と、上述したRB遊技状態と、の2つの遊技状態からなり、その各々で少なくとも1回の単位遊技を行うことができる。また、遊技状態がRB高確率当選状態からRB遊技状態へ移行したときには、その後、RB遊技状態からRB高確率当選状態へ再び戻すことができる。第1種BB遊技状態は、第1種BB遊技状態で払い出したメダルの枚数が、所定枚数(例えば、465枚など)に達したときに終了する。
CB役は、単位遊技の遊技状態をチャレンジボーナス遊技状態(第2種特別役物)(以下、CB遊技状態と称する。)に移行させるための役である。CB役に対応した図柄の並びが有効ラインに揃ったときに、単位遊技の遊技状態をCB遊技状態に移行させる。CB遊技状態に移行させるときには、メダルの払い出しはない。遊技状態がCB遊技状態となったときには、3つのリール30L、30C及び30Rのうちの一定のリールの停止制御を変更することができる。具体的には、その一定のリールに対応したストップスイッチが遊技者によって操作されたときを基準にして75ミリ秒以内(通常は、190ミリ秒)に、そのリールを停止させるように制御する。さらに、遊技状態がCB遊技状態となったときには、所定の小役については、後述する役抽選手段120による抽選処理の結果に拘らず、所定の小役に対応した図柄の並びを有効ラインに揃えることができる。CB遊技状態は、1回の単位遊技を行うことで終了する。
第2種BB役は、単位遊技の遊技状態を第2種ビッグボーナス遊技状態(第2種特別役物に係る役物連続作動装置)(以下、第2種BB遊技状態と称する。)に移行させるための役である。第2種BB役に対応した図柄の並びが有効ラインに揃ったときに、単位遊技の遊技状態を第2種BB遊技状態に移行させる。第2種BB遊技状態に移行させるときには、メダルの払い出しはない。第2種BB遊技状態は、上述したCB役が高確率で当選するCB高確率当選状態と、上述したCB遊技状態と、の2つの遊技状態からなり、その各々で単位遊技を行うことができる。また、遊技状態がCB高確率当選状態からCB遊技状態へ移行したときには、その後、CB遊技状態からCB高確率当選状態へ再び戻すことができる。第2種BB遊技状態は、第2種BB遊技状態で払い出したメダルの枚数が、所定枚数(例えば、286枚など)に達したときに終了する。また、遊技状態が第2種BB遊技状態であるときに、上述したSB役やRB役を、役抽選手段120の抽選処理によって当選できるようにした場合には、SB役やRB役に当選したときに、第2種BB遊技状態は終了する。
<<スロットマシン10の機能>>
図3は、スロットマシン10における主要な機能の概略を示す機能ブロック図である。図3に示すように、スロットマシン10は、主に、操作手段500と、遊技媒体数設定手段600と、メイン制御手段100と、サブメイン制御手段200と、サブサブ制御手段250と、図柄表示手段400と、演出手段300とを含む。
<操作手段500>
操作手段500は、遊技者によって操作されるもので、操作されたことを示す信号を後述するメイン制御手段100に遊技者の操作に基づいて発する。操作手段500は、スタートスイッチ42と、ストップスイッチ44a〜44cと、を含むものが好ましい。スタートスイッチ42は、遊技者によって操作されたときに、操作されたことを示す信号を後述するメイン制御手段100に発する。また、ストップスイッチ44a〜44cの各々も、遊技者によって操作されたときに、操作されたことを示す信号をメイン制御手段100に発する。
上述したように、スタートスイッチ42からメイン制御手段100に発せられた信号によって、3つのリール30L、30C及び30Rの回転が始まり、上述した単位遊技の開始の契機が定められる。このスタートスイッチ42からメイン制御手段100に発せられる信号を始動信号と称する。
また、ストップスイッチ44a〜44cの各々からメイン制御手段100に発せられた信号によって、3つのリール30L、30C及び30Rのうち対応したリールが停止し、単位遊技の終了の契機が定められる。このストップスイッチ44a〜44cの各々からメイン制御手段100に発せられる信号を停止信号と称する。このように、上述した始動信号が発せられたことに基づいて単位遊技が開始され、停止信号が発せられたことに基づいて単位遊技が終了する。
<遊技媒体数設定手段600>
遊技媒体数設定手段600も、操作手段500と同様に、遊技者によって操作されるもので、遊技者の操作に基づいて操作された旨の信号を後述するメイン制御手段100に発する。遊技媒体数設定手段600からメイン制御手段100へ発せられた信号に基づいて、複数の入賞ラインL1〜L5のうちのいずれのものを有効化するかが定められる。
遊技媒体数設定手段600も、遊技者によって操作されるものであればよい。遊技媒体数設定手段600は、好ましくは、上述した1ベットスイッチ62、2ベットスイッチ64及び最大ベットスイッチ66からなる。
1ベットスイッチ62、2ベットスイッチ64又は最大ベットスイッチ66からメイン制御手段100へ発せられた信号によって、遊技の賭けの対象とするメダルの枚数が定められる。例えば、1ベットスイッチ62からメイン制御手段100へ発せられた信号によって、1枚のメダルを遊技の賭けの対象とし、2ベットスイッチ64からメイン制御手段100へ発せられた信号によって、2枚のメダルを遊技の賭けの対象とし、最大ベットスイッチ66からメイン制御手段100へ発せられた信号によって、3枚のメダルを遊技の賭けの対象とする。
<メイン制御手段100(遊技制御手段)>
メイン制御手段100には、上述した操作手段500や遊技媒体数設定手段600のほか、サブメイン制御手段200や、図柄表示手段400が電気的に接続されている。メイン制御手段100は、遊技の進行等の遊技全体を制御する。このメイン制御手段100は、上述したメイン制御基板32からなるのが好ましい。
上述したように、メイン制御手段100には操作手段500が電気的に接続されている。操作手段500のスタートスイッチ42からは、メイン制御手段100に始動信号が発せられる。これにより、スタートスイッチ42が遊技者によって操作されたことを検出することができる。操作手段500のストップスイッチ44a〜44cの各々からは、メイン制御手段100に停止信号が発せられる。これにより、ストップスイッチ44a〜44cの各々から発せられた停止信号の順番やタイミングを検出することができる。
また、メイン制御手段100には遊技媒体数設定手段600が電気的に接続されている。遊技媒体数設定手段600の1ベットスイッチ62、2ベットスイッチ64及び最大ベットスイッチ66の各々からは、メイン制御手段100にベット信号が発せられる。発せられたベット信号を検出することによって、賭けの対象とするメダルの枚数や、有効ラインの設定の制御をする。
メイン制御手段100は、役抽選手段120と、リール駆動制御手段130と、図柄検出手段150とを含む。
<役抽選手段120(役抽選手段)>
役抽選手段120は、予め定められている種類の役の抽選を行う。役には、上述したように、例えば、小役や、再遊技役や、特別役等の種類がある。
役抽選手段120は、例えば、乱数発生手段122と、乱数抽出手段124と、乱数判定手段126とを含む。乱数発生手段122は、役抽選処理用の乱数(ハードウェア乱数等)を発生させる。乱数抽出手段124は、乱数発生手段122によって発せられた乱数を抽出する。乱数判定手段126は、乱数抽出手段124が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する。この役抽選手段120によって、「役抽選手段」が構成され、「役抽選処理」が行われる。
<乱数発生手段122>
乱数発生手段122は、所定の正の整数の範囲(例えば10進法で0〜65535)の乱数を、所定のタイミング毎に継続的に発生させる。
<乱数抽出手段124>
乱数抽出手段124は、乱数発生手段122によって発生させた乱数を、所定のタイミングで抽出する。例えば、本実施の形態では遊技者によってスタートスイッチ42が操作されたときに乱数を抽出する。
<乱数判定手段126>
乱数判定手段126は、乱数抽出手段124によって抽出された乱数値を、後述する確率テーブル記憶手段128に記憶された抽選確率テーブル(確率テーブル)と照合することにより、その乱数値が属する領域に対応する役を決定する。
<確率テーブル記憶手段128>
確率テーブル記憶手段128は、複数の遊技状態と役の種類とに応じて、抽選確率が記憶された抽選確率テーブルを有する。
単位遊技の遊技状態は、例えば、上述したように、一般遊技状態、SB遊技状態、RB遊技状態、第1種BB遊技状態、CB遊技状態、第2種BB遊技状態等がある。抽選確率テーブルは、これらの遊技状態に対応して、一般遊技状態確率テーブル、SB遊技状態確率テーブル、RB遊技状態確率テーブル、第1種BB遊技状態確率テーブル、CB遊技状態確率テーブル、第2種BB遊技状態確率テーブル等の確率テーブルからなる。
これらの確率テーブルの各々は、例えば、0〜65535の範囲の整数を所定の範囲ごとに分割した複数の領域を有する。複数の領域の各々は、役の種類に対応する。例えば、0〜65535の範囲の整数を、小役に対応した領域や、再遊技役に対応した領域や、RB役に対応した領域や、第1種BB役に対応した領域や、外れに対応した領域等の複数の領域に分割する。
上述した乱数判定手段126は、乱数抽出手段124が抽出した乱数の値が、これらの領域のうちのいずれの領域に含まれるかを判断して、役の種類を判定する。例えば、乱数抽出手段124が抽出した乱数の値が、第1種BB役に対応した領域に含まれたときには、乱数判定手段126は、第1種BB役に当選したと判定する。また、乱数抽出手段124が抽出した乱数の値が、外れに対応した領域に含まれたときには、乱数判定手段126は、外れたと判定する。
上述した役抽選手段120の役抽選処理によって、少なくとも1つの種類の役が定められる。このように、少なくとも1つの種類の役が定められることを、「当り」と称する。また、役抽選処理によって、いずれの種類の役も定められなかったことを、「外れ」と称する。
<リール駆動制御手段130>
リール駆動制御手段130は、上述したスタートスイッチ42から発せられた始動信号や、ストップスイッチ44a〜44cから発せられた停止信号に基づいて、3つのリール30L〜30Rの回転制御と停止制御とを行う。リール駆動制御手段130は、リール回転制御手段132とリール停止制御手段134とからなる。
<リール回転制御手段132>
リール回転制御手段132は、上述した操作手段500、好ましくはスタートスイッチ42から発せられた始動信号を検出したときに、モータ86a、86b及び86cに回転制御信号を発する。後述するように、モータ86aは左リール30Lを駆動し、モータ86bは中リール30Cを駆動し、モータ86cは右リール30Rを駆動する。リール回転制御手段132は、始動信号を検出したときには、これらの3つのモータ86a、86b及び86cに回転制御信号を発する。この回転制御信号によって、3つのリール30L〜30Rは、回転を開始する。この処理は、後述する図4のフローチャートに示すステップS15で実行される。
<リール停止制御手段134>
リール停止制御手段134は、ストップスイッチ44a,44b又は44cが遊技者によって操作されたときのタイミングと、上述した役抽選手段120の抽選処理の結果と、に基づいて、モータ86a、86b又は86cへ停止制御信号を発して、左リール30L、中リール30C又は右リール30Rの停止制御をする。
上述したように、ストップスイッチ44a,44b又は44cが遊技者によって操作されたときには、ストップスイッチ44a,44b又は44cから停止信号が発せられる。リール停止制御手段134は、このストップスイッチ44a,44b又は44cから発せられた停止信号を検出する。リール停止制御手段134は、ストップスイッチ44a,44b又は44cから発せられた停止信号を検出すると、左リール30L、中リール30C及び右リール30Rの回転角度位置を検出する。後述するように、左リール30Lの回転角度位置は、回転角度センサ83aによって検出される。中リール30Cの回転角度位置は、回転角度センサ83bによって検出される。右リール30Rの回転角度位置は、回転角度センサ83cによって検出される。
リール停止制御手段134は、上述した役抽選手段120の抽選処理によって所定の役に当選した場合には、その役に対応する図柄の並びが有効化された入賞ライン上に容易に揃うように3つのリール30L,30C及び30Rの停止制御を行う。すなわち、上述した乱数判定手段126によって、乱数の値に基づいて遊技用確率テーブルが参照されて当選役が判定されたときには、その当選役が入賞するように、3つのリール30L,30C及び30Rの停止制御をする。
<図柄検出手段150>
図柄検出手段150は、操作手段500から発せられた停止信号に基づいて一定の回転基準位置に至った又は至り得る図柄を検出する。即ち、遊技者が、操作手段500、例えば、ストップスイッチ44a,44b及び44cを操作することに応じて、リール駆動制御手段130は、左リール30L、中リール30C又は右リール30Rの停止制御を開始する。図柄検出手段150は、ストップスイッチ44a,44b及び44cが操作されたときに、一定の回転基準位置、例えば、入賞ラインL1に位置する図柄を検出することによって、リール30L、30C又は30Rが実際に停止したときに一定の回転基準位置に位置する可能性のある図柄を検出して、リール30L、30C又は30Rの停止制御をすることができる。また、図柄検出手段150は、リール30L、30C又は30Rが実際に停止したときに一定の回転基準位置に位置した図柄を検出することもできる。このように、図柄検出手段150は、一定の回転基準位置に至った又は至り得る図柄を検出することができる。
図柄検出手段150は、既に停止したリールについて、有効ライン上に停止した図柄の種類を検出する。この有効ライン上に図柄が「停止」したとは、原則として、図柄の略中央に有効ラインが位置したときを意味するが、リールが停止したときに、有効ラインと図柄との対応関係を遊技者に認識させることができればこのような位置関係には限られない。
<サブメイン制御手段200>
上述したように、メイン制御手段100には、サブメイン制御手段200が電気的に接続されており、メイン制御手段100から発せられた各種の情報は、サブメイン制御手段200に送信される。メイン制御手段100から発せられる各種の情報には、遊技の進行や遊技状態を示す情報がある。この情報が「遊技進行情報」に対応する。サブメイン制御手段200は、この遊技進行情報を受信し、遊技進行情報に基づいて、後述する演出手段300で行う演出を制御する。
このサブメイン制御手段200は、上述したサブメイン制御基板52aからなるのが好ましい。サブメイン制御手段200は、演出決定手段210を含む。
<演出決定手段210>
演出決定手段210は、サブメイン制御手段200が受信した遊技進行情報に基づいて、演出に関する決定をする。演出に関する決定には、演出の進行の手順や、その演出の具体的な内容等がある。
演出決定手段210は、第1の通信手段220を含む。演出決定手段210は、この第1の通信手段220によって、演出に関する決定を示す情報を、後述するサブサブ制御手段250に送信する。
<第1の通信手段220>
第1の通信手段220は、データ送信手段222と、第1誤り検査情報算出手段224と、第2誤り検査情報算出手段226とを含む。
データ送信手段222は、所定の単位量ごとの単位データを少なくとも1つ以上送信する。本実施の形態では、上述した演出に関する決定を示す情報を、所定の単位量ごと、例えば、1バイト(Byte)毎に分割して、1バイトのデータを単位データとして送信する。
さらに、データ送信手段222は、後述する第1の誤り検査情報と第2の誤り検査情報とに基づいて、送信データ誤り検査情報を送信する。送信データ誤り検査情報は、例えば、第1の誤り検査情報と第2の誤り検査情報とを加算して得られる情報である。なお、送信データ誤り検査情報は、第1の誤り検査情報と第2の誤り検査情報とに基づいて得られる情報であればよい。
第1誤り検査情報算出手段224は、上述した単位データに基づいて、第1の誤り検査情報を算出する。この第1の誤り検査情報は、いわゆるチェックサム等がある。チェックサムは、単位データが示す値を、全ての単位データに亘って加算した値である。第1の誤り検査情報は、このチェックサムに限られず、単位データを用いて算出できる情報であればよい。
第2誤り検査情報算出手段226は、単位データの数に基づいて、第2の誤り検査情報を算出する。この第2の誤り検査情報には、例えば、単位データの総和がある。本実施の形態では、演出に関する決定を示す情報を1バイト毎に分割したときにおける分割した単位データの数である。この第2の誤り検査情報は、この単位データの総和に限られず、単位データの数を用いて算出できる情報であればよい。
このように、サブメイン制御手段200は、第1の誤り検査情報だけでなく、単位データの数に基づいた第2の誤り検査情報をも送信するので、サブメイン制御手段200から送信する信号が、雑音などの影響を受け、信号が示す情報の内容に変化が生じた場合に、変化が生じたことを容易に判断することができる。
<サブサブ制御手段250>
サブメイン制御手段200には、サブサブ制御手段250が電気的に接続されており、サブメイン制御手段200から発せられた演出に関する決定を示す情報は、サブサブ制御手段250に送信される。サブサブ制御手段250は、この演出に関する決定を示す情報を受信し、演出に関する決定を示す情報に基づいて、後述する演出手段300に演出を指示する。
このサブサブ制御手段250は、上述したサブサブ制御基板52bからなるのが好ましい。サブサブ制御手段250は、「演出指示手段」を構成する。サブサブ制御手段250は、第2の通信手段260を含む。
<第2の通信手段260>
第2の通信手段260は、データ受信手段262と、第3誤り検査情報算出手段264と、第4誤り検査情報算出手段266と、受信データ誤り検査情報算出手段268と、データ誤り検査情報判断手段270とを含む。
データ受信手段262は、第1の通信手段220のデータ送信手段222から送信された単位データと送信データ誤り検査情報とを受信する。
第3誤り検査情報算出手段264は、データ受信手段262が受信した単位データに基づいて、第3の誤り検査情報を算出する。この第3の誤り検査情報は、いわゆるチェックサム等がある。上述したように、チェックサムは、単位データが示す値を、全ての単位データに亘って加算した値である。第3の誤り検査情報は、このチェックサムに限られず、単位データを用いて算出できる情報であればよく、また、上述した第1の誤り検査情報に対応するものであればよい。
第4誤り検査情報算出手段266は、データ受信手段262が受信した単位データの数に基づいて、第4の誤り検査情報を算出する。この第4の誤り検査情報には、例えば、単位データの総和がある。本実施の形態では、演出に関する決定を示す情報を1バイト毎に分割したときにおける分割した単位データの数である。この第4の誤り検査情報は、この単位データの総和に限られず、単位データの数を用いて算出できる情報であればよく、また、上述した第2の誤り検査情報に対応するものであればよい。
受信データ誤り検査情報算出手段268は、上述した第3の誤り検査情報と第4の誤り検査情報とに基づいて受信データ誤り検査情報を算出する。受信データ誤り検査情報は、例えば、第3の誤り検査情報と第4の誤り検査情報とを加算して得られる情報である。なお、受信データ誤り検査情報は、第3の誤り検査情報と第4の誤り検査情報とに基づいて得られる情報であればよい。
データ誤り検査情報判断手段270は、上述した受信データ誤り検査情報算出手段268によって算出された受信データ誤り検査情報が、データ受信手段262が受信した送信データ誤り検査情報と一致するか否かを判断する。
このように、サブサブ制御手段250は、第3の誤り検査情報だけでなく、単位データの数に基づいた第4の誤り検査情報をも受信するので、サブメイン制御手段200から送信された信号が、雑音などの影響を受け、信号が示す情報の内容に変化が生じた場合に、変化が生じたことを的確に判断することができる。
データ誤り検査情報判断手段270は、受信データ誤り検査情報が、送信データ誤り検査情報と一致したと判別したときには、受信データ誤り検査情報を第1の通信手段220に送信する。一方、受信データ誤り検査情報が、送信データ誤り検査情報と一致しないと判別したときには、一致しない旨を示す情報を第1の通信手段220に送信する。
このようにすることで、信号の送受信の過程で、信号が示す情報の内容に変化が生じたことを、的確に判断することができ、第1の通信手段220に判断の結果を確実に伝えることができる。
サブサブ制御手段250と、サブメイン制御手段200との通信は、データを送受信できる方式であればよく、例えば、シリアル通信やパラレル通信などがある。
<信号送信手段280>
信号送信手段280は、演出手段300で行うための演出のための画像データや音声信号や駆動信号を演出手段300に送信する。具体的には、信号送信手段280は、画像表示装置34に表示する演出画像のデータを画像表示装置34に送信したり、スピーカ36から発する効果音や音楽の音声信号をスピーカ36に送信したり、ランプ38を点灯させたり点滅させたりする駆動信号を送信する。
<図柄表示手段400>
図柄表示手段400は、3つのリール30L,30C及び30Rを含む。リール30L、30C及び30Rの各々には、所定数、例えば21個の図柄がリールの回転方向に沿って配置されている。
リール30Lは、リール30Lを回転駆動するためのモータ86aと、リール30Lの回転角度を検出するための回転角度センサ83aとからなる。リール30Cは、リール30Cを回転駆動するためのモータ86bと、リール30Cの回転角度を検出するための回転角度センサ83bとからなる。リール30Rは、リール30Rを回転駆動するためのモータ86cと、リール30Rの回転角度を検出するための回転角度センサ83cとからなる。
回転角度センサ83a,83b及び83cは、リール30L,30C及び30Rが回転した角度に対応する信号を発する。リール30L,30C及び30Rが回転方向における所定の回転位置にあるときを回転方向の原点として、回転角度センサ83a,83b及び83cは、その原点から回転した角度に対応する信号を発する。回転角度センサ83a,83b及び83cから発せられる信号から、リール30L,30C及び30Rが原点からどれだけ回転した回転位置にいるかを得ることができる。回転角度センサ83a,83b及び83cから発せられた信号に基づいて、図柄の種類を取得することができる。このようにすることで、有効ラインL1〜L5に位置する図柄の種類や、有効ラインL1〜L5に停止し得る図柄の種類を特定することができる。
<演出手段300>
演出手段300では、演出が行われる。演出手段300は、上述したサブメイン制御手段200の信号送信手段280と電気的に接続されている。本実施の形態では、演出手段300で行われる演出は、上述したサブメイン制御手段200とサブサブ制御手段250によって制御される。また、演出手段300は、画像表示装置34、スピーカ36又はランプ38からなるのが好ましい。
<<制御処理>>
以下に、上述したサブメイン制御手段200(サブメイン制御基板52a)と、サブサブ制御手段250(サブサブ制御基板52b)とで行われる制御について説明する。図4は、サブメイン制御手段200における制御処理を実行するためのサブルーチンである。図5は、サブサブ制御手段250における制御処理を実行するためのサブルーチンである。
尚、以下においては、スロットマシン10は予め起動されており、上述したメイン制御手段100、サブメイン制御手段200及びサブサブ制御手段250においては、制御に用いられる種々の変数の初期化等の起動処理を終えて、スロットマシン10は定常動作しているものとする。また、この図4及び図5に示すフローチャートは、サブメイン制御手段200やサブサブ制御手段250における制御処理を実行するための1つの例を示したにすぎず、この処理手順には限られない。
<サブメイン制御手段200における処理>
図4は、サブメイン制御手段200において実行されるデータの送受信の処理を示すフローチャートである。
最初に、サブメイン制御手段200の第1の通信手段220からサブサブ制御手段250の第2の通信手段260に、単位データを送信する(ステップS11)。この単位データは、図6に示す第1バイト目のデータ(0,a(1),a(1),a(1),a(1),a(1),a(1),a(1))である。図6に示すように、この単位データの最上位バイト(MSB)の値は、ゼロである。
次に、送信した単位データのチェックサムを算出する(ステップS12)。この時点では、第1バイト目のデータのみを送信しているので、チェックサムの値は、第1バイト目のデータそのものになる。次いで、送信した単位データの数を算出する(ステップS13)。この時点では、第1バイト目のデータのみを送信しているので、送信した単位データの数は、1である。次に、全ての単位データを送信したか否かを判断する(ステップS14)。全ての単位データを送信していないと判別したときには、上述したステップS11に処理を戻し、ステップS11〜S13の処理を実行する。
図6に示した例の場合には、ステップS11の2回目の処理では、第2バイト目のデータ(0,a(2),a(2),a(2),a(2),a(2),a(2),a(2))が送信される。ステップS12の2回目の処理では、第1バイト目のデータと第1バイト目のデータとのチェックサムが計算される。ステップS13の2回目の処理によって、送信した単位データの数は、2となる。
さらに、ステップS11のn回目の処理では、図6に示すように、第nバイト目のデータ(0,a(n),a(n),a(n),a(n),a(n),a(n),a(n))が送信される。ステップS12のn回目の処理では、第1バイト目のデータから第nバイト目のデータまでのチェックサムが計算される。また、ステップS13のn回目の処理によって、送信した単位データの数は、nとなる。
なお、上述した第1バイト目のデータから第nバイト目のデータまでの最上位バイト(MSB)の値は、ゼロである。
ステップS14の判断処理で、全ての単位データを送信したと判別したときには、サブメイン制御手段200の第1の通信手段220からサブサブ制御手段250の第2の通信手段260に、上述したステップS12の処理で算出したチェックサムの値と、ステップS13の処理で算出した送信した単位データの数とを加算した値(以下、第1加算値と称する。)を示すデータを送信する(ステップS15)。
ステップS12の処理で算出したチェックサムの値が、「第1の誤り検査情報」に対応し、ステップS13の処理で算出した送信した単位データの数が、「第2の誤り検査情報」に対応し、第1加算値が「送信データ誤り検査情報」に対応する。
なお、ここで、送信すべきデータは、第1加算値を示すデータであるが、サブサブ制御手段250において、第1加算値を示すデータと単位データとを区別できるようにするために、図6の例に示すように、第1加算値を示すデータの最上位バイト(MSB)の値を1にして、サブサブ制御手段250に送信している。
次に、サブサブ制御手段250の第2の通信手段260から、サブメイン制御手段200の第1の通信手段220に送信された第2加算値を示すデータを受信する(ステップS16)。なお、この第2加算値は、後述するように、図5のステップS28の処理で、サブサブ制御手段250で算出される値である。
上述した第1加算値と、ステップS16で受信した第2加算値とが一致するか否かを判断することによって、正常に通信ができたか否かを判断する(ステップS17)。
第1加算値と第2加算値とが一致していないときには、データの通信処理の過程で、何らかの障害が生じて、データの通信が正常に行われなかったと判別し、上述したステップS11に処理を戻し、再び、ステップS11〜S14の送信処理を実行する。一方、ステップS17の判断処理で、第1加算値と第2加算値とが一致したと判別した場合には、正常に通信できたと判別して、本サブルーチンを終了する。
<サブサブ制御手段250における処理>
図5は、サブサブ制御手段250において実行されるデータの送受信の処理を示すフローチャートである。
最初に、サブメイン制御手段200の第1の通信手段220から送信されたデータを受信し(ステップS21)、受信したデータの最上位バイト(MSB)の値が1であるか否かを判断する(ステップS22)。上述したように、単位データの最上位バイトの値は、ゼロであり、第1加算値を示すデータを送信するときにデータの最上位バイトの値は、1であるので、最上位バイトの値によって、ステップS21の処理で受信したデータが、単位データであるか、第1加算値を示すデータであるか否かを判断することができる。
受信したデータの最上位バイトの値が1でないと判別したとき、すなわち、受信したデータが単位データであると判別したときには、受信した単位データのチェックサムを算出し(ステップS23)、受信した単位データの数を算出して(ステップS24)、処理をステップS21に戻す。ステップS21の処理で受信したデータの最上位バイトの値が1でない場合には、サブメイン制御手段200の第1の通信手段220からは、引き続きデータが送信されてくるので、ステップS23及びS24の処理を実行した後、処理をステップS21に戻して、送信されてくるデータを受信する。
一方、ステップS22の判断処理で、受信したデータの最上位バイトの値が1であると判別したときには、受信したデータは、第1加算値を示すデータである。この第1加算値を示すデータを受信することで、サブメイン制御手段200の第1の通信手段220からのデータの送信が、全て終えたことを判別でき、最上位バイトを減算することで、第1加算値、すなわち、チェックサムの値と単位データの数とを加算した値を算出する(ステップS25)。
このステップS25で算出した第1加算値が、上述したステップS23及びS24の処理で算出されたチェックサムの値と単位データの数とを加算値(この加算値を第2加算値と称する。)とが一致するか否かを判断する(ステップS26)。第1加算値と第2加算値とが一致していないと判別したときには、データの通信の過程で障害が生じて、的確に単位データを送受信できなかったことになり、受信エラーをサブメイン制御手段200の第1の通信手段220に送信し(ステップS27)、本サブルーチンを終了する。
一方、ステップS26の判断処理で、第1加算値と第2加算値とが一致していると判別したときには、障害が生ずることなく、データを送受信できたとして、第2加算値を、サブメイン制御手段200の第1の通信手段220に送信する(ステップS28)。この処理は、上述した図4のステップS16の処理に対応する。上述した図4のステップS16の処理は、サブサブ制御手段250で算出された第2加算値が、サブメイン制御手段200で算出された第1加算値と一致するか否かを判断する処理である。
上述したステップS23の処理で算出されたチェックサムの値が、「第3の誤り検査情報」に対応し、ステップS24の処理で算出された単位データの数が、「第4の誤り検査情報」に対応し、第2加算値が「受信データ誤り検査情報」に対応する。
図4及び図5に示したように、送信した単位データのチェックサムの値だけでなく、送信した単位データの数をも含めて判断するので、障害が生ずることなくデータの通信が行われたか否かを的確に判断することができる。
また、サブメイン制御手段200で算出した第1加算値を、サブサブ制御手段250に送信し、サブサブ制御手段250で算出した第2加算値を、サブメイン制御手段200に送信し、互いに相手が算出した加算値を判断するので、データの通信が的確に行われたか否かを容易に判断することができる。
本実施形態に係るスロットマシン10の前面を示す正面図である。 スロットマシン10の内部構造を示す図である。 スロットマシン10における主要な機能の概略を示す機能ブロック図である。 サブメイン制御手段200において実行されるデータの送受信の処理を実行するサブルーチンを示すフローチャートである。 サブサブ制御手段250において実行されるデータの送受信の処理を実行するサブルーチンを示すフローチャートである。 サブメイン制御手段200の第1の通信手段220から、サブサブ制御手段250の第2の通信手段260に送信するデータの1つの例を示す図である。
符号の説明
10 スロットマシン
100 メイン制御手段(遊技制御手段)
200 サブメイン制御手段(演出制御手段)
210 演出決定手段
220 第1の通信手段
222 データ送信手段
224 第1誤り検査情報算出手段
226 第2誤り検査情報算出手段
250 サブサブ制御手段(演出指示手段)
260 第2の通信手段
264 第3誤り検査情報算出手段
266 第4誤り検査情報算出手段
268 受信データ誤り検査情報算出手段
270 データ誤り検査情報判断手段
300 演出手段

Claims (2)

  1. 所定の単位量ごとの単位データを少なくとも1つ以上送信するデータ送信手段、送信する前記単位データに基づいて第1の誤り検査情報を算出する第1誤り検査情報算出手段及び送信する前記単位データの数に基づいて第2の誤り検査情報を算出する第2誤り検査情報算出手段を有する第1の通信手段と、
    前記第1の通信手段の前記データ送信手段から送信された前記単位データとともに前記第1の誤り検査情報と前記第2の誤り検査情報とに基づく送信データ誤り検査情報を受信するデータ受信手段、前記データ受信手段が受信した前記単位データに基づいて第3の誤り検査情報を算出する第3誤り検査情報算出手段、前記データ受信手段が受信した前記単位データの数に基づいて第4の誤り検査情報を算出する第4誤り検査情報算出手段、前記第3の誤り検査情報と前記第4の誤り検査情報とに基づいて受信データ誤り検査情報を算出する受信データ誤り検査情報算出手段及び算出した前記受信データ誤り検査情報と前記データ受信手段が受信した前記送信データ誤り検査情報とが一致するか否かを判断するデータ誤り検査情報判断手段を有する第2の通信手段と、を含むデータ通信システム。
  2. 遊技の進行を制御する遊技制御手段と、前記遊技の進行に従って演出を制御する演出制御手段と、前記遊技が実行される演出手段と、を含む遊技機であって、
    前記遊技制御手段は、前記遊技の進行を示す遊技進行情報を前記演出制御手段に送信し、
    前記演出制御手段は、
    前記遊技進行情報に基づいて前記演出に関する決定をする演出決定手段と、
    前記演出に関する決定に基づいて、前記演出手段に演出の指示をする演出指示手段と、を含み、
    前記演出決定手段は、
    所定の単位量ごとの単位データを少なくとも1つ以上送信するデータ送信手段、送信する前記単位データに基づいて第1の誤り検査情報を算出する第1誤り検査情報算出手段及び送信する前記単位データの数に基づいて第2の誤り検査情報を算出する第2誤り検査情報算出手段を有する第1の通信手段を含み、前記演出に関する決定を示すデータを、少なくとも1つ以上の単位データとして送信し、
    前記演出指示手段は、
    前記第1の通信手段の前記データ送信手段から送信された前記単位データとともに前記第1の誤り検査情報と前記第2の誤り検査情報とに基づく送信データ誤り検査情報を受信するデータ受信手段、前記データ受信手段が受信した前記単位データに基づいて第3の誤り検査情報を算出する第3誤り検査情報算出手段、前記データ受信手段が受信した前記単位データの数に基づいて第4の誤り検査情報を算出する第4誤り検査情報算出手段、前記第3の誤り検査情報と前記第4の誤り検査情報とに基づいて受信データ誤り検査情報を算出する受信データ誤り検査情報算出手段及び算出した前記受信データ誤り検査情報と前記データ受信手段が受信した前記送信データ誤り検査情報とが一致するか否かを判断するデータ誤り検査情報判断手段を有する第2の通信手段を含み、前記少なくとも1つ以上の単位データを受信して、前記演出手段に演出の指示をすることを特徴とする遊技機。
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