JP5126429B1 - ショット処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の小型化を図りつつ投射材の粒度を適正化することができるショット処理装置を得る。
【解決手段】被処理対象物12が投射される投射位置24Xの下方側には、加圧タンク42が配置されており、投射された投射材はホッパ部44を介して加圧タンク42に受け入れられる。加圧タンク42は、出口部側が投射機に連通可能となっている。また、ホッパ部44には、吸引機能を備えた排出用空気輸送管部54の一端部が接続されており、排出用空気輸送管部54の他端部は、振動篩装置68に接続されている。さらに、振動篩装置68は、吸引機能を備えた供給用空気輸送管部76の一端部に接続され、供給用空気輸送管部76の他端部は、投射室16に連通されたケース部80に接続されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、ショット処理装置に関する。
ショット処理装置においては、投射した投射材を回収した後に不純物を分離除去して循環させる循環装置を備えた装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−079121公報
しかしながら、装置の小型化を図りつつ投射材の粒度を適正化する点については改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して、装置の小型化を図りつつ投射材の粒度を適正化することができるショット処理装置を得ることが目的である。
請求項1に記載する本発明のショット処理装置は、投射室内の被処理対象物に対して投射材を投射する投射機と、前記投射機によって前記被処理対象物が投射される投射位置の下方側に配置され、投射された投射材を受け入れると共に内部が加圧可能とされ、かつ出口部側が前記投射機の投射材供給路に連通可能な加圧タンクと、前記投射位置と前記加圧タンクとの間に一端部が配置され、前記一端部側の投射材を吸引する吸引機能を備えた第一管部と、前記第一管部の他端部が接続され、吸引された投射材と粉粒状の異物とを含む混合物から粒径が異なる異物を分離除去して前記異物以外を排出部から排出する分離機と、前記分離機の前記排出部に一端部が接続されると共に、前記加圧タンクよりも装置上方側の高さ位置にあって前記加圧タンクと連通可能な空間に他端部が配置され、前記他端部側から投射材を排出する排出機能を備えた第二管部と、を有する。
請求項1に記載する本発明のショット処理装置によれば、投射室内の被処理対象物には投射機によって投射材が投射される。投射機によって被処理対象物が投射される投射位置の下方側には、加圧タンクが配置されており、投射された投射材はこの加圧タンクに受け入れられる。そして、加圧タンクは、内部が加圧可能となっており、かつ出口部側が投射機の投射材供給路に連通可能となっているので、加圧タンクに受け入れられた投射材は、投射機に戻されて再利用される。
一方、前記投射位置と加圧タンクとの間には第一管部の一端部が配置されており、この第一管部は、一端部側の投射材を吸引する吸引機能を備えているので、一端部側の投射材は第一管部によって吸引される。また、第一管部の他端部は分離機に接続されており、第一管部内に吸引された投射材と粉粒状の異物とを含む混合物は、分離機に流入される。そして、粒径が異なる異物は分離機によって分離除去され、異物以外のものが分離機の排出部から排出される。さらに、分離機の排出部には第二管部の一端部が接続されており、この第二管部は、加圧タンクよりも装置上方側の高さ位置にあって加圧タンクと連通可能な空間に他端部が配置され、他端部側から投射材を排出する排出機能を備えている。このため、分離機の排出部側から排出されて粒度が適正な投射材が、第二管部の他端部側から排出されて加圧タンク内に供給される。また、この装置では、大型の循環装置が設けられないので、装置の小型化も可能となっている。
請求項2に記載する本発明のショット処理装置は、請求項1記載の構成において、前記投射位置と前記加圧タンクとの間には、投射された投射材を受け入れるホッパ部が配置され、前記第一管部の一端部が前記ホッパ部に接続されている。
請求項2に記載する本発明のショット処理装置によれば、投射位置と加圧タンクとの間には、投射された投射材を受け入れるホッパ部が配置されており、第一管部の一端部がホッパ部に接続されているので、投射された投射材は第一管部の一端部側から効率良く吸引される。
請求項3に記載する本発明のショット処理装置は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記第一管部の他端部には、前記第一管部の管内に前記他端部の端末側へ向けて気体を流入させるエジェクターが設けられ、前記第一管部の一端部には、前記投射室の室内で軸方向が略水平方向に配置されて管外周部に下向きに開口する複数の貫通孔が形成された吸引管部と、前記吸引管部の下方側で投射材を受け入れ可能な容器状の受入部と、が設けられている。
請求項3に記載する本発明のショット処理装置によれば、第一管部の他端部には、エジェクターが設けられ、第一管部の管内に前記他端部の端末側へ向けて気体が流入されるので、第一管部の管内には、その一端部側の近傍に存在する投射材及び空気が吸引される。また、第一管部の一端部において、吸引管部は、投射室の室内で軸方向が略水平方向に配置されて管外周部に下向きに開口する複数の貫通孔が形成されており、容器状の受入部は、吸引管部の下方側で投射材を受け入れ可能となっている。このため、受入部に受け入れられた投射材が吸引管部の複数の貫通孔から吸入されると共に、吸引管部の一端部端末の管開口部から空気が吸入されるので、投射材は空気と混合された状態で第一管部内を流れる。
請求項4に記載する本発明のショット処理装置は、請求項3記載の構成において、前記吸引管部の上方側には、前記投射室の室内で前記吸引管部を上側から覆うと共に前記吸引管部の軸方向に垂直な断面形状が逆V字形状とされた上カバーが設けられている。
請求項4に記載する本発明のショット処理装置によれば、吸引管部の上方側には、投射室の室内で吸引管部を上側から覆う上カバーが設けられているので、投射された投射材が第一管部の一端部側に落下しても上カバーに当たるため、吸引管部の摩耗が抑制される。また、上カバーは、吸引管部の軸方向に垂直な断面形状が逆V字形状となっているので、上カバーに当たった投射材は、吸引管部からやや離れた側方に落下する。よって、投射材によって吸引管部が埋もれるという事態が生じにくい。
請求項5に記載する本発明のショット処理装置は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の構成において、前記第一管部の一端部には、前記投射室の室外に配置された部位に外気導入管が連結され、前記第一管部の管内には前記外気導入管を介して前記投射室の室外の空気が導入可能とされている。
請求項5に記載する本発明のショット処理装置によれば、第一管部の一端部には、投射室の室外に配置された部位に外気導入管が連結されており、第一管部の管内には外気導入管を介して投射室の室外の空気が導入可能となっている。このため、第一管部の一端部の端末側が仮に投射材で詰まりそうになっても、第一管部の一端部側の管内に外気導入管から空気が導入されることで、投射材の吸引が持続される。
請求項6に記載する本発明のショット処理装置は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の構成において、前記投射室とは別室を構成してかつ前記投射室に連通されたケース部が設けられると共に、前記第二管部の他端部が前記ケース部に接続されている。
請求項6に記載する本発明のショット処理装置によれば、投射室とは別室を構成してかつ投射室に連通されたケース部が設けられると共に、第二管部の他端部がケース部に接続されているので、投射室で投射された投射材が第二管部の他端部内に入り込むのを防止又は効果的に抑制できる。このため、分離機の排出部側から排出されて粒度が適正な投射材が第二管部の他端部側からより一層安定的に排出される。
請求項7に記載する本発明のショット処理装置は、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の構成において、投射材を補給可能な補給タンクと、前記補給タンクの出口部に一端部が接続されると共に、前記加圧タンクよりも装置上方側の高さ位置にあって前記加圧タンクと連通可能な空間に他端部が配置され、前記他端部側から投射材を排出する排出機能を備えた第三管部と、を有する。
請求項7に記載する本発明のショット処理装置によれば、投射材を補給可能な補給タンクの出口部には、第三管部の一端部が接続されており、第三管部は、その他端部が加圧タンクよりも装置上方側の高さ位置にあって加圧タンクと連通可能な空間に配置され、他端部側から投射材を排出する排出機能を備えているので、補給タンクから供給されて適正な粒度の投射材が、第三管部の他端部側から加圧タンク内に供給される。
請求項8に記載する本発明のショット処理装置は、請求項7記載の構成において、前記投射室とは別室を構成してかつ前記投射室に連通されたケース部が設けられると共に、前記第三管部の他端部が前記ケース部に接続されている。
なお、請求項8記載のケース部と請求項6記載のケース部とは、同一のケース部であってもよいし、別のケース部であってもよい。
請求項8に記載する本発明のショット処理装置によれば、投射室とは別室を構成してかつ投射室に連通されたケース部が設けられると共に、第三管部の他端部がケース部に接続されているので、投射室で投射された投射材が第三管部の他端部内に入り込むのを防止又は効果的に抑制できる。このため、補給タンクから供給されて粒度が適正な投射材が、第三管部の他端部側からより一層安定的に排出される。
請求項9に記載する本発明のショット処理装置は、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の構成において、前記投射室に被処理対象物を搬入及び搬出するための搬入出口に設けられた開閉扉と、前記開閉扉の下方側に一端部が配置されると共に、前記加圧タンクよりも装置上方側の高さ位置にあって前記加圧タンクと連通可能な空間に他端部が配置され、前記他端部側から投射材を排出する排出機能を備えた第四管部と、を有する。
請求項9に記載する本発明のショット処理装置によれば、投射室に被処理対象物を搬入及び搬出するための搬入出口には開閉扉が設けられており、開閉扉の下方側には第四管部の一端部が配置されている。そして、第四管部は、その他端部が加圧タンクよりも装置上方側の高さ位置にあって加圧タンクと連通可能な空間に配置され、他端部側から投射材を排出する排出機能を備えているので、開閉扉の下方側に落下した投射材が、第四管部の他端部側から加圧タンク内に供給される。
以上説明したように、本発明に係るショット処理装置によれば、装置の小型化を図りつつ投射材の粒度を適正化することができるという優れた効果を有する。
本発明の一実施形態に係るショットピーニング装置を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るショットピーニング装置を示す左側面図である。 本発明の一実施形態に係るショットピーニング装置を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るショットピーニング装置の加圧タンク部、投射機、及びそれらの周囲部を示す右側面視の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係るショットピーニング装置における循環系の説明をするための装置正面視の概略構成図である。循環系以外の構成部は二点鎖線で示す。 本発明の一実施形態に係るショットピーニング装置の循環系の説明をするための装置平面視の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係るショットピーニング装置の排出空気輸送管部の一端部及びその周囲部を示す概略構成図である。図7(A)は平面図、図7(B)は左側面図、図7(C)は正面図である。 本発明の一実施形態に係るショットピーニング装置の排出空気輸送管部の一端部を示す図である。図8(A)は正面図、図8(B)は図8(A)の8B−8B線に沿った断面図、図8(C)は図8(A)の8C−8C線に沿った断面図、図8(D)は図8(A)の8D−8D線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態に係るショットピーニング装置において排出空気輸送管部の他端部側を拡大して示す装置正面視の縦断面図である。 図5の10S−10S線の矢視拡大図である。 図10の11S−11S線の矢視拡大図を、ケース部の背板を外した状態で示す概略構成図である。 図5の12S−12S線に沿った断面の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係るショットピーニング装置における補給タンクの下方部を示す図である。図13(A)は装置正面視の概略構成図、図13(B)は図13(A)の13B−13B線の矢視図である。
(実施形態の構成)
本発明の一実施形態に係るショット処理装置としてのショットピーニング装置10について図1〜図13を用いて説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは装置正面視の手前側を示しており、矢印UPは装置上方側を示しており、矢印LHは装置正面視の左側を示している。また、図中では、装置内部を示すために装置外板を適宜外した状態又は切り欠いた状態で図示している。
図1には、ショットピーニング装置10が正面図にて示され、図2には、ショットピーニング装置10が左側面図にて示され、図3には、ショットピーニング装置10が平面図にて示されている。これらの図に示されるショットピーニング装置10の被処理対象物(ワーク)12としては、例えば、ギヤ等の製品が適用される。
図1に示されるように、ショットピーニング装置10は、キャビネット14を備えている。キャビネット14の内部には、被処理対象物12への投射材の投射によって被処理対象物12の表面加工(本実施形態では、ショットピーニング処理)をなす投射室16が形成されている。図2に示されるように、キャビネット14には、投射室16に被処理対象物12を搬入及び搬出するための搬入出口14Aが形成されている。なお、図示を省略するが、キャビネット14には、搬入出口14Aの対向部に点検扉が設けられている。
搬入出口14Aには、開閉扉18(搬入出扉)が開閉可能(昇降可能)に設けられている。開閉扉18は、搬入出口14Aの下方側に配置されて搬入出口14Aを開放する退避位置と、搬入出口14Aを塞ぐ閉止位置と、の間で移動可能とされている。詳細図示を省略するが、開閉扉18には、左右にローラチェーンが連結され、ローラチェーンは、駆動力伝達機構を介してシリンダによって直上に引き上げられるようになっている。駆動力伝達機構としては、一例として、アーム、リンク、動滑車、定滑車、及びチェーンホイール等が適用できる。なお、開閉扉18の駆動用としてローラチェーンが掛け回されてシリンダで作動される動滑車を天井部側に設ければ、開閉扉18の駆動部の高さが抑えられる。
キャビネット14内には、被処理対象物12が載せられる略円板状のテーブル20が設けられている。テーブル20は、装置上下方向を軸方向とする回転軸の回りを回転可能となっている。すなわち、詳細図示を省略するが、テーブル20の下面側には、回転軸と同軸に固着された駆動用の傘歯車が設けられ、この傘歯車は、モータ軸に固着された傘歯車と噛み合っている。モータ軸は中空軸とされて水平方向を軸方向としており、減速機付きの駆動モータの駆動によって回転するようになっている。このように本実施形態では、テーブル20の駆動部が小型化されている。
一方、テーブル20の上方側には、押さえ機構22が配置されている。この押さえ機構22によって被処理対象物12が上方側から押さえられる。押さえ機構22については、詳細図示を省略するが、その構造について以下に概説する。押さえ機構22は、ガイドロッド付シリンダを備えることで小型化が図られている。このガイドロッド付シリンダは、装置上下方向を軸方向とするシリンダ部を有すると共に、装置フレームに固定されて装置上下方向を軸方向とし且つ装置前後方向に並ぶ一対のガイドロッドと一体化されている。このガイドロッド付シリンダのシリンダ部内のピストンにはロッドの一端部が固定されており、このロッドはシリンダ部から装置下方側に延出すると共に装置正面視で一対のガイドロッドの間に配設される。
前記ロッドは、装置上下方向を軸方向とし且つ装置前後方向に並ぶ一対のホルダと一体化されており、前記ホルダは、ガイドロッドに案内されて昇降可能となっている。そして、ロッドは、装置上下方向に昇降可能とされると共に、その下端部に軸受部が設けられている。軸受部には、テーブル20上の被処理対象物12を上方側から押さえるための押さえ部22Aが連結されている。押さえ部22Aは、装置上下方向に延びており、軸受部に軸支されて装置上下方向の軸回りに回転可能とされると共に、軸受部に対して装置上下方向に昇降不能とされている。なお、軸受部の近傍部には、回転検知センサ22Bと軸シール部材が配設されている。回転検知センサ22Bは、押さえ部22A(換言すれば被処理対象物12)の回転を検知するセンサであって制御部に接続されており、その検知結果は使用者が確認可能なように表示等されるようになっている。
また、図示を省略するが、押さえ機構22は、シリンダ部がエア方向制御機器(電磁弁等)を介してエア供給源と接続されており、エア方向制御機器は、制御部に接続されている。制御部は、エア方向制御機器を制御することで、シリンダの昇降を方向制御できるようになっている。
以上によって、押さえ機構22は、テーブル20の上にセットされた被処理対象物12を押さえると共に、テーブル20の回転に合わせて被処理対象物12と共に押さえ部22Aを従動回転させるようになっている。そして、被処理対象物12は、この回転状態で後述する投射機24によって投射されることでショットピーニング処理される。
また、本実施形態では、投射室16においてキャビネット14の内面側には、図示しないライナが配設されている。キャビネット14の内面と前記ライナとの間には、投射機24による投射に起因する騒音を低減するために空間が設けられている。
図1及び図3に示されるように、ショットピーニング装置10では、投射材の投射に起因して発生した粉塵が、ベンチレータ94Aより吸引したエアによって吸出口94B、ダクト94C、及びセトリングチャンバー94Dを通って集塵機94Eへ流れ、集塵機94Eにて粉塵を濾過してエアのみが排気される構造になっている。なお、詳細図示を省略するが、集塵機94Eは、カートリッジフィルタの配置領域及びファンの設置面積を最小限に抑えた小型の機械となっており、ショットピーニング装置10の本体フレームに搭載されている。一方、セトリングチャンバー94Dは、パイプ等を介して分離機としての振動篩装置68(図3参照)に接続されており、セトリングチャンバー94Dで選別された投射材が振動篩装置68(図3参照)へ流されるようになっている。
次に、図4を参照しながら、投射室16内の被処理対象物12に対して投射材を投射する投射機24について説明する。本実施形態の投射機24は、噴射ノズル方式の投射機とされ、投射室16の前壁部16Fに取り付けられたノズル26を備えており、投射材を含む圧縮空気をノズル26から噴射して投射室16の被処理対象物12に対して投射材を衝突させるようになっている。ノズル26は、鋳鋼製ベンド28、鋼管30、鋼管ライナ32、及び耐摩ホース34を介してミキシングバルブ36に接続されている。ミキシングバルブ36は、図示しないエア供給部に接続されると共に、投射材定量供給装置38及びカットゲート40を介して加圧タンク42に接続されている。すなわち、加圧タンク42は、出口部側が投射機24の投射材供給路に連通可能とされ、後述するように内部が加圧可能とされている。一方、ミキシングバルブ36は、投射材定量供給装置38側からの投射材と前記エア供給部側(図中右側)からの圧縮空気を混合する。
なお、本実施形態では、加圧タンク42が投射材定量供給装置38に接続されることで、一台の加圧タンク42に対して複数の投射機24(図7(A)参照)が設けられる構成になっている。このため、ショットピーニング装置10は、例えば、複数の投射機24にそれぞれ加圧タンク42が設定されるような対比構造と比べて、小型化が図られている。
加圧タンク42は、投射機24によって被処理対象物12が投射される投射位置24Xの下方側に配置され、投射された投射材を受け入れることが可能になっている。そして、投射位置24Xと加圧タンク42との間には、投射された投射材を受け入れるホッパ部44が配置されている。
ホッパ部44は、投射室16内に配置された上側ホッパ44Aと、上側ホッパ44Aの下側に配置された下側ホッパ(「シュート」としても把握される要素である。)44Bと、を備えている。上側ホッパ44Aは、装置下方側へ向けて投射室16の内側に傾斜しており、投射室16の後壁部16Bには上下一対の傾斜部44A1、44A2を備えている。また、下側ホッパ44Bは、装置下方側へ向けて徐々に絞り込まれた傾斜形状とされている。下側ホッパ44Bと加圧タンク42とは、ポペット弁46を介して接続されている。
これらにより、被処理対象物12をピーニングした投射材は、テーブル20の下方側の下側ホッパ44Bへ堆積するようになっており、ポペット弁46が開かれた場合に前記投射材が加圧タンク42へ流れる構造となっている。
加圧タンク42には、加圧タンク42内の投射材の量を検知する図示しないレベル計が取り付けられている。前記レベル計は、前記制御部に接続されており、制御部は、加圧タンク42内の投射材の量が所定値未満であると前記レベル計が検知した場合には、ポペット弁46を開くように制御する。すなわち、ポペット弁46は、駆動用シリンダ48によって駆動されるようになっており、前記レベル計の検知状態に応じて前記制御部によって、開閉が制御される。ポペット弁46が開かれた状態では、投射材が加圧タンク42へ送られる。
また、加圧タンク42の下方側に設けられたカットゲート40は、駆動用シリンダ50によって駆動され、制御部によって、開閉が制御される。投射機24より投射材を噴射させる場合には、制御部による制御によって、カットゲート40が閉じられた状態で加圧タンク42を満タン状態にしてからポペット弁46が閉じられて加圧タンク42内が加圧され、その後、カットゲート40が開けられて投射材定量供給装置38へ投射材が送られる。そして、ミキシングバルブ36へ圧縮空気が流された状態で、投射材定量供給装置38からミキシングバルブ36側へ適量の投射材が供給されることで、投射材は、ミキシングバルブ36を流れる圧縮空気と混合されて加速され、耐摩ホース34、鋼管ライナ32、鋼管30、及び鋳鋼製ベンド28を通り、ノズル26より噴射される。これにより、再利用された投射材が被処理対象物12へ投射され、被処理対象物12へのピーニング処理がなされる。
なお、詳細説明を省略するが、本実施形態では、安定投射を管理するという観点から各種の機器及びセンサが取り付けられており、ノズル26からの投射材の噴射、ノズルからの噴射エア量の上下限、投射材定量供給装置38による投射材供給量の上下限、及び加圧タンク42の圧力に関する制御を可能としている。そして、安定投射の管理がなされると共に、それぞれの履歴を残す装置の追加選択が可能とされている。このため、被処理対象物12のショットピーニング処理の不具合発生時における問題点の把握が容易にできる構成となっている。また、投射材の投射スピードは、噴射エア量、噴射圧力、及び投射量により決定されるが、本実施形態では、その管理幅を狭めることできめ細かな管理が可能となっている。そして、投射材の安定定量供給は加圧タンク42とミキシングバルブ36の圧力差が一定以内にないと安定供給が困難となる傾向にあるが、本実施形態では、この管理幅を狭めることでピーニング処理の安定性が向上する構成となっている。
図5には、ショットピーニング装置10における循環系(投射材の循環)の説明をするための装置正面視の概略構成図が示されている。なお、この図では、循環系以外の構成部は二点鎖線で示している。図5に示されるように、投射位置24Xと加圧タンク42との間のホッパ部44には、第一管部としての排出用空気輸送管部54の一端部が接続されている。排出用空気輸送管部54は、後述するように、一端部側の投射材(より正確には一端部の端末開口端の近傍に存在する投射室16内の投射材)を吸引する吸引機能を備えている。
図7に示されるように、排出用空気輸送管部54の一端部は、投射室16を仕切る側壁部16Aに固定されるフランジ部64を備えると共に、軸方向が略水平方向に配置されて投射室16の室内に挿入された吸引管部56を備えている。図8に示されるように、吸引管部56には、管外周部に下向きに開口する複数の貫通孔56A、56Bが形成されている。より具体的には、図8(A)および図8(C)に示される貫通孔56Aは、真下に向けて開口されて吸引管部56の軸方向に等間隔で配設されており、図8(A)及び図8(D)に示される貫通孔56Bは、斜め下方に向けて開口されて吸引管部56の軸方向に等間隔で配設されている。そして、貫通孔56Aと貫通孔56Bとは、装置上下方向の高さ位置を変えて吸引管部56の底面視で千鳥状に(互い違いに)配列されている。
また、吸引管部56の上方側には、投射室16(図7参照)の室内で吸引管部56を上側から覆うと共に吸引管部56の軸方向に垂直な断面形状が逆V字形状とされた上カバー60が設けられている。また、上カバー60の下方側でかつ貫通孔56A、58Bの形成範囲に対してフランジ部64側に外れた範囲には、吸引管部56を下側から覆うと共に吸引管部56の軸方向に垂直な断面形状がV字形状とされた下カバー62Aが設けられている。さらに、上カバー60の下方側でかつ、吸引管部56の貫通孔56A、58Bの形成範囲に対してフランジ部64側とは反対側に外れた範囲には、吸引管部56の軸方向に垂直な断面形状が下カバー62Aと同様の形状とされた下カバー62Bが設けられている。
図7に示されるように、排出用空気輸送管部54の一端部には、投射室16の内側に配置されて吸引管部56の下方側で投射材を受け入れ可能な容器状の受入部58が設けられている。一方、排出用空気輸送管部54の一端部側には、投射室16の室外に配置された部位に外気導入管66が連結されており、排出用空気輸送管部54の管内には外気導入管66を介して投射室16の室外の空気が導入可能とされている。
図5に示されるように、排出用空気輸送管部54の他端部は、回収ボックス78A及びパイプ78Bを介して振動篩装置68に接続されている。図9には、排出用空気輸送管部54の他端部と回収ボックス78Aとの接続部が装置正面視の拡大断面図にて示されている。図9に示されるように、排出用空気輸送管部54の他端部には、第一管部本体54Xの先端部にエジェクター筒体70が取り付けられている。
エジェクター筒体70は、エジェクター外筒部72及びエジェクター内筒部74を備えている。エジェクター外筒部72は、輸送管本体54Xの外周部側に配置される基端筒部72Aと、この基端筒部72Aよりも回収ボックス78A側に配置される先端筒部72Bと、を備えている。先端筒部72Bの内周面には、輸送管本体54Xの先端部が当接されるストッパ72Cが径方向内側へ向けて延設されている。また、先端筒部72Bには、圧縮エアが供給される供給孔72Dが貫通形成されており、供給孔72Dにはアダプタ96Cを介して気体圧送管96Bが接続されている。気体圧送管96Bは、開閉弁を備え、圧縮エア供給源96A(ブロック化して図示)に接続されている。すなわち、供給孔72Dには、アダプタ96C及び気体圧送管96Bを介して圧縮エア供給源96Aからの圧縮エア(気体)が流入(矢印A方向参照)するようになっている。
エジェクター内筒部74は、エジェクター外筒部72の先端筒部72Bの内側に配設されている。エジェクター内筒部74には、エジェクター内筒部74の筒内側と供給孔72Dとを連通させる複数のエア噴出孔74Aが貫通形成されている。エア噴出孔74Aは、エジェクター内筒部74の半径方向内側へ向けてストッパ72C側とは反対側に傾斜しており、供給孔72Dに流入された圧縮エアを振動篩装置68側(矢印B方向参照)に噴出させるようになっている。すなわち、排出用空気輸送管部54の他端部には、エジェクター筒体70、アダプタ96C、及び気体圧送管96Bを含んで構成されたエジェクター96が設けられ、エジェクター96は、排出用空気輸送管部54の管内に回収ボックス78A側(排出用空気輸送管部54の他端部の端末側)へ向けて気体を流入させることによって排出用空気輸送管部54の一端部側の投射材を吸引するようになっている。なお、図9の矢印Cは、投射材が吸引される方向を示している。
図5及び図12(図5の12S−12S線に沿った拡大断面の概略構成図)に示される振動篩装置68は、詳細図示を省略するが、中空状の装置本体と、前記装置本体内に配置された篩網と、前記装置本体内に配置されて前記篩網を振動される振動機と、を含んで構成されている。そして、振動篩装置68には、図5に示されるセトリングチャンバー94Dで選別された投射材と、排出用空気輸送管部54で吸引された投射材と、粉粒状の異物とを含む混合物が、前記篩網に供給される。この供給時に前記篩網は前記振動機によって振動させられている。そして、振動篩装置68は、所定の粒径以下の粉粒物を振るい落とすことによって、前記混合物から粒径が異なる異物を分離除去して前記異物以外のものを排出部68Aから排出するようになっている。
振動篩装置68の排出部68Aには、排出ボックス78Cを介して第二管部としての供給用空気輸送管部76の一端部が接続されている。供給用空気輸送管部76の一端部の構成は、吸引管部56(図7及び図8参照)の一端部の構成と同様となっている。すなわち、供給用空気輸送管部76の一端部には、図7及び図8に示される貫通孔56A、56B、受入部58、及び上カバー60に相当する構成部が設けられている。図5に示される供給用空気輸送管部76は、その他端部が投射室16の装置奥側に設けられたケース部80(図10参照)に接続されている。なお、図5では、ケース部80よりも装置手前側の構成部を二点鎖線で示しかつ透視した状態でケース部80を図示している。図5の10S−10S線の矢視拡大図である図10に示されるように、ケース部80は、投射室16の後壁部16Bを隔てて設けられて投射室16とは別室を構成しており、加圧タンク42よりも装置上方側の高さ位置にあって加圧タンク42と連通可能な空間を構成している。すなわち、ケース部80は、投射室16に連通されると共に、上側ホッパ44A、下側ホッパ44B、及びポペット弁46を介して加圧タンク42に接続されている。
図11には、図10の11S−11S線の矢視拡大図で、かつケース部80の背板部を外した状態の背面図が示されている。図11に示されるように、ケース部80は、頂壁部80Aと、頂壁部80Aの左右両端部から装置下方側へ垂下された側壁部80B、80Cと、一対の側壁部80B、80Cの下端から装置下方側へ向けて互いに接近する方向に傾斜する傾斜下壁部80D、80Eと、一対の傾斜下壁部80D、80Eの下端から装置下方側へ垂下された出口側壁80F、80Gと、一対の出口側壁80F、80Gの下端部同士を左右方向に連結する出口下壁部80Hと、を備えている。図中左側(装置右側)の側壁部80Cの下端位置は、図中右側(装置左側)の側壁部80Bの下端位置よりも、装置上方側に設定されている。また、一対の出口側壁80F、80G及び出口下壁部80Hで囲まれる空間は、図10に示される上側ホッパ44Aにおける上下対の傾斜部44A1、44A2の上端同士の間の空間に臨んでいる。
図11に示される供給用空気輸送管部76の他端部は、フランジ部が傾斜下壁部80Eの上部側に固定されてケース部80の内部に挿し込まれており、他端部側から投射材を排出する排出機能を備えている。具体的には、供給用空気輸送管部76の他端部には、前述したエジェクター96(図9参照)と同様の構造のエジェクター97Aが設けられている。すなわち、供給用空気輸送管部76の他端部は、エジェクター97Aによる吸引作用によって、図5に示される振動篩装置68の排出部68A側の投射材を吸引して図11に示されるケース部80の内部に投射材を排出する機能を有する。なお、図11では、この場合の投射材の流動方向が矢印X1によって示されている。
一方、図5及び図6に示されるように、ショットピーニング装置10には、振動篩装置68の右側に隣接して補給タンク82が配設されている。補給タンク82の上部には、タンク内に投射材を補給可能とするための補給口82A(図6参照)が形成されている。また、補給タンク82の上部には、タンク内への異物侵入を防止するためのスクリーン(図示省略)が配設されている。
図13には、補給タンク82の下端部及びその下方側の構成が示されている。図13に示されるように、補給タンク82の底部には、カットゲート84が配設されており、補給タンク82の出口部には、カットゲート84を介して第三管部としての補給用空気輸送管部88の一端部が接続されている。図13に示される補給タンク82の下方側に設けられたカットゲート84は、駆動用シリンダ86によって駆動され、制御部によって、開閉が制御される。また、補給用空気輸送管部88の一端部側には、カットゲート84の他に、吸引用ダクト90が連結されている。この吸引用ダクト90によって補給用空気輸送管部88の一端部の管内には、吸引用ダクト90から外気導入が可能となっている。なお、図13(A)に示される矢印Y1、Y2は投射材が流れる方向を示す。
図11に示されるように、補給用空気輸送管部88の他端部は、ケース部80に接続されており、フランジ部が傾斜下壁部80Eの下部側に固定されてケース部80の内部に挿し込まれ、他端部側から投射材を排出する排出機能を備えている。具体的には、補給用空気輸送管部88の他端部には、前述したエジェクター96(図9参照)と同様の構造のエジェクター97Bが設けられている。すなわち、補給用空気輸送管部88の他端部は、エジェクター97Bによる吸引作用によって、図5に示される補給タンク82から供給された投射材を吸引して図11に示されるケース部80の内部に投射材を排出する機能を有する。なお、図11では、この場合の投射材の流動方向が矢印X2によって示されている。
前述した図5に示される補給タンク82、カットゲート84、吸引用ダクト90、及び補給用空気輸送管部88は、加圧タンク42内の投射材が足りない場合に投射材を補給するための補給機構を構成している。投射材を補給する場合には、制御部による制御によって、補給用空気輸送管部88の他端部側(ケース部80側)にてエジェクターで吸引し、この吸引中にカットゲート84を開くようになっている。これにより、補給タンク82からカットゲート84を通って補給用空気輸送管部88の一端部へ流された投射材は、吸引用ダクト90から吸い込まれた空気と共に補給用空気輸送管部88の内部を流れ、ケース部80内に流出される構造とされている。
また、ショットピーニング装置10には、開閉扉18の最下降位置の下方側には、ホッパ98が配置され、このホッパ98内には、第四管部としての戻し用空気輸送管部92の一端部が配置されている。戻し用空気輸送管部92の一端部の構成は、吸引管部56(図7及び図8参照)の一端部の構成とほぼ同様となっている。すなわち、戻し用空気輸送管部92の一端部には、図7及び図8に示される貫通孔56A、56B、及び上カバー60に相当する構成部が設けられている。図5に示されるように、戻し用空気輸送管部92の他端部は、ケース部80に接続されている。そして、図11に示されるように、戻し用空気輸送管部92の他端部は、フランジ部が傾斜下壁部80Dに固定されてケース部80の内部に挿し込まれ、他端部側から投射材を排出する排出機能を備えている。具体的には、戻し用空気輸送管部92の他端部には、前述したエジェクター96(図9参照)と同様の構造のエジェクター97Cが設けられている。すなわち、戻し用空気輸送管部92の他端部は、エジェクター97Cによる吸引作用によって、図5に示される開閉扉18の開閉時(昇降時)に投射室16から落下した投射材を吸引して図11に示されるケース部80の内部に投射材を排出する機能を有する。なお、図11では、この場合の投射材の流動方向が矢印X3によって示されている。
また、ケース部80内には、供給用空気輸送管部76、補給用空気輸送管部88、及び戻し用空気輸送管部92の各先端部に隣接する空間を仕切るように、仕切壁80I、80Jが形成されている。仕切壁80I、80Jは、供給用空気輸送管部76、補給用空気輸送管部88、及び戻し用空気輸送管部92の先端部から空気が吹き出された場合に当該空気が他の管部内に入らないように(換言すれば各管部での排出機能が阻害されないように)ケース部80内の内部空間を仕切っている。
(実施形態の作用・効果)
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
ショットピーニング処理を行う場合、図2に示される投射室16内のテーブル20上に被処理対象物12をセットして開閉扉18を上昇させると、押さえ部22Aが下降して被処理対象物12を上から押さえる。そして、テーブル20を回転させると、被処理対象物12及び押さえ部22Aがこれに従動して回転する。この状態でノズル26より投射材が投射されることで被処理対象物12はピーニング処理される。ピーニング処理を終了させる際には、ノズル26からの投射を停止させ、テーブル20の回転を停止させた後、押さえ部22Aを上昇させる。その後に、開閉扉18を下降させて開閉扉18を開き、作業者が被処理対象物12を取り出すことで、一連の処理が完了する。
次に、投射材の再利用等について説明する。図4に示されるように、投射機24によって被処理対象物12が投射される投射位置24Xの下方側には、加圧タンク42が配置されており、投射された投射材はこの加圧タンク42に受け入れられる。そして、加圧タンク42は、内部が加圧可能となっており、かつ出口部側が投射機24の投射材供給路に連通可能となっているので、加圧タンク42に受け入れられた投射材は、投射機24に戻されて再利用される。
一方、図5に示されるように、投射位置24Xと加圧タンク42との間には排出用空気輸送管部54の一端部が配置されており、この排出用空気輸送管部54は、一端部側の投射材を吸引する吸引機能を備えているので、一端部側(投射室16側)の投射材は排出用空気輸送管部54によって吸引される。より具体的には、投射位置24Xと加圧タンク42との間には、投射された投射材を受け入れるホッパ部44が配置されており、排出用空気輸送管部54の一端部がホッパ部44に接続されているので、投射された投射材は排出用空気輸送管部54の一端部側から効率良く吸引される。
ここで、投射材の吸引について詳細に説明すると、図9に示されるように、排出用空気輸送管部54の他端部には、エジェクター96が設けられ、排出用空気輸送管部54の管内に前記他端部の端末側へ向けて圧縮エアが流入されるので、排出用空気輸送管部54の管内には、その一端部側(投射室16側)の近傍に存在する投射材及び空気が吸引される。また、図7及び図8に示されるように、排出用空気輸送管部54の一端部において、吸引管部56は、投射室16の室内で軸方向が略水平方向に配置されて管外周部に下向きに開口する複数の貫通孔56A、56Bが形成されており、容器状の受入部58は、吸引管部56の下方側で投射材を受け入れ可能となっている。このため、受入部58に受け入れられた投射材が吸引管部56の複数の貫通孔56A、56Bから吸入されると共に、吸引管部56の一端部端末の管開口部から空気が吸入されるので、投射材は空気と混合された状態で排出用空気輸送管部54内を流れる。
また、本実施形態では、吸引管部56の上方側には、投射室16の室内で吸引管部56を上側から覆う上カバー60が設けられているので、投射された投射材が排出用空気輸送管部54の一端部側に落下しても上カバー60に当たるため、吸引管部56の摩耗が抑制される。また、上カバー60は、吸引管部56の軸方向に垂直な断面形状が逆V字形状となっているので、上カバー60に当たった投射材は、吸引管部56からやや離れた側方に落下する。よって、投射材によって吸引管部56が埋もれるという事態が生じにくい。
さらに、本実施形態では、図7に示されるように、排出用空気輸送管部54の一端部には、投射室16の室外に配置された部位に外気導入管66が連結されており、排出用空気輸送管部54の管内には外気導入管66を介して投射室16の室外の空気が導入可能となっている。このため、投射室16内の吸引管部56が仮に投射材で詰まりそうになっても、排出用空気輸送管部54の一端部側の管内に外気導入管66から空気が導入されることで、投射材の吸引が持続される。
一方、図5に示されるように、排出用空気輸送管部54の他端部は振動篩装置68に接続されており、排出用空気輸送管部54内に吸引された投射材と粉粒状の異物とを含む混合物は、振動篩装置68に流入される。そして、粒径が異なる異物は振動篩装置68によって分離除去され、異物以外のものが振動篩装置68の排出部68Aから排出される。
また、振動篩装置68の排出部68Aには供給用空気輸送管部76の一端部が接続されており、この供給用空気輸送管部76は、加圧タンク42よりも装置上方側の高さ位置にあって加圧タンク42と連通可能な空間に他端部が配置され、他端部側から投射材を排出する排出機能を備えている。このため、振動篩装置68の排出部68A側から排出されて粒度が適正な投射材が、供給用空気輸送管部76の他端部側から排出されて加圧タンク42内に供給される。これにより、大型の循環装置が不要となるので、装置の小型化も可能となっている。
ここで、本実施形態では、図10に示されるように、投射室16とは別室を構成してかつ投射室16に連通されたケース部80が設けられると共に、図11に示されるように、供給用空気輸送管部76の他端部がケース部80に接続されているので、投射室16(図10参照)で投射された投射材が供給用空気輸送管部76の他端部内に入り込むのを防止又は効果的に抑制できる。このため、図5に示される振動篩装置68の排出部68A側から排出されて粒度が適正な投射材が、供給用空気輸送管部76の他端部側からより一層安定的に排出される。
また、本実施形態では、投射材を補給可能な補給タンク82の出口部には、補給用空気輸送管部88の一端部が接続されており、補給用空気輸送管部88は、その他端部が加圧タンク42よりも装置上方側の高さ位置にあって加圧タンク42と連通可能な空間に配置され、他端部側から投射材を排出する排出機能を備えている。このため、補給タンク82から供給されて適正な粒度の投射材が、補給用空気輸送管部88の他端部側から加圧タンク42内に供給される。
ここで、本実施形態では、補給用空気輸送管部88の他端部がケース部80に接続されているので、投射室16で投射された投射材が補給用空気輸送管部88の他端部内に入り込むのを防止又は効果的に抑制できる。このため、補給タンク82から供給されて粒度が適正な投射材が補給用空気輸送管部88の他端部側からより一層安定的に排出される。
以上説明したように、本実施形態に係るショットピーニング装置10によれば、装置の小型化を図りつつ投射材の粒度を適正化することができる。
なお、本実施形態では、開閉扉18の下方側に落下した投射材は、戻し用空気輸送管部92によってケース部80経由で加圧タンク42内に供給される。
(実施形態の補足説明)
なお、上記実施形態では、ショット処理装置がショットピーニング装置10とされているが、ショット処理装置は、ショットブラスト装置であってもよい。
また、上記実施形態では、分離機が振動篩装置68とされているが、分離機は、例えば、筒状とされて複数の孔部が形成されると共に軸周りに回転駆動される篩本体を備え、投射材と粉粒状の異物とを含む混合物が前記篩本体の内部に流入されると共に前記篩本体が軸周りに回転することにより前記混合物を転動させながら異物を分離除去する回転篩装置等のような他の分離機であってもよい。
また、上記実施形態では、第一管部としての排出用空気輸送管部54がホッパ部44に接続されており、このような構成が好ましいが、第一管部は、投射位置(24X)と加圧タンク(42)との間でホッパ部(44)以外の部位に接続されてもよい。
また、上記実施形態では、排出用空気輸送管部54は、一端部側の投射材を吸引するために、他端部にエジェクター96、一端部に吸引管部56及び受入部58(図7参照)を備えているが、第一管部は、例えば、一端部側に負圧を発生させるような送風手段を管内に設ける等のような他の構成によって一端部側の投射材を吸引してもよい。
また、上記実施形態では、図7及び図8に示されるように、排出用空気輸送管部54には、吸引管部56の上方側に上カバー60が設けられており、このような構成がより好ましいが、吸引管部56の上方側に上カバー60を設けない構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、排出用空気輸送管部54の一端部に外気導入管66が設けられており、このような構成がより好ましいが、第一管部の一端部に外気導入管が設けられない構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、図11に示されるように、供給用空気輸送管部76の他端部がケース部80に接続されており、このような構成がより好ましいが、第二管部の他端部が例えば、投射室の側壁部等のようにケース部(80)以外の部位に接続されてもよい。なお、第二管部の他端部を投射室の側壁部に接続する構成とする場合には、投射された投射材が第二管部の他端部内に入り込むのを阻止するための入込阻止手段を設けるのが好ましい。
また、上記実施形態では、補給用空気輸送管部88の他端部がケース部80に接続されており、このような構成がより好ましいが、第三管部の他端部が例えば、投射室の側壁部等のようにケース部(80)以外の部位に接続されてもよい。なお、第三管部の他端部を投射室の側壁部に接続する構成とする場合には、投射された投射材が第三管部の他端部内に入り込むのを阻止するための入込阻止手段を設けるのが好ましい。
また、上記実施形態では、図5に示されるように、補給タンク82及び第三管部としての補給用空気輸送管部88が設けられており、このような構成がより好ましいが、補給タンク及び第三管部を設けない構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、供給用空気輸送管部76の他端部と補給用空気輸送管部88の他端部とが同一のケース部80に接続されているが、第二管部の他端部が接続されるケース部と第三管部の他端部が接続されるケース部とが別々に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、戻し用空気輸送管部92が設けられており、このような構成がより好ましいが、戻し用空気輸送管部92が設けられない構成としてもよい。
また、請求項1の「第一管部の他端部が接続され」の概念には、第一管部の他端部が直接接続される場合の他、上記実施形態のように、第一管部(排出用空気輸送管部54)の他端部が他部材(上記実施形態では回収ボックス78A及びパイプ78B)を介して接続される場合も含まれる。
また、請求項1の「分離機の前記排出部に一端部が接続され」の概念には、分離機の排出部に一端部が直接接続される場合の他、上記実施形態のように、分離機の排出部に一端部が他部材(上記実施形態では排出ボックス78C)を介して接続される場合も含まれる。
また、請求項7の「補給タンクの出口部に一端部が接続され」の概念には、補給タンクの出口部に一端部が直接接続される場合の他、上記実施形態のように、補給タンクの出口部に一端部が他部材(上記実施形態ではカットゲート84)を介して接続される場合も含まれる。
なお、上記実施形態及び上述の複数の変形例は、適宜組み合わされて実施可能である。
10 ショットピーニング装置(ショット処理装置)
12 被処理対象物
16 投射室
18 開閉扉
24 投射機
24X 投射位置
42 加圧タンク
44 ホッパ部
54 排出用空気輸送管部(第一管部)
56 吸引管部
56A、56B 貫通孔
58 受入部
60 上カバー
66 外気導入管
68 振動篩装置(分離機)
76 供給用空気輸送管部(第二管部)
80 ケース部
82 補給タンク
88 補給用空気輸送管部(第三管部)
92 戻し用空気輸送管部(第四管部)
96 エジェクター

Claims (9)

  1. 投射室内の被処理対象物に対して投射材を投射する投射機と、
    前記投射機によって前記被処理対象物が投射される投射位置の下方側に配置され、投射された投射材を受け入れると共に内部が加圧可能とされ、かつ出口部側が前記投射機の投射材供給路に連通可能な加圧タンクと、
    前記投射位置と前記加圧タンクとの間に一端部が配置され、前記一端部側の投射材を吸引する吸引機能を備えた第一管部と、
    前記第一管部の他端部が接続され、吸引された投射材と粉粒状の異物とを含む混合物から粒径が異なる異物を分離除去して前記異物以外を排出部から排出する分離機と、
    前記分離機の前記排出部に一端部が接続されると共に、前記加圧タンクよりも装置上方側の高さ位置にあって前記加圧タンクと連通可能な空間に他端部が配置され、前記他端部側から投射材を排出する排出機能を備えた第二管部と、
    を有するショット処理装置。
  2. 前記投射位置と前記加圧タンクとの間には、投射された投射材を受け入れるホッパ部が配置され、前記第一管部の一端部が前記ホッパ部に接続されている、請求項1記載のショット処理装置。
  3. 前記第一管部の他端部には、前記第一管部の管内に前記他端部の端末側へ向けて気体を流入させるエジェクターが設けられ、
    前記第一管部の一端部には、前記投射室の室内で軸方向が略水平方向に配置されて管外周部に下向きに開口する複数の貫通孔が形成された吸引管部と、前記吸引管部の下方側で投射材を受け入れ可能な容器状の受入部と、が設けられている、請求項1又は請求項2に記載のショット処理装置。
  4. 前記吸引管部の上方側には、前記投射室の室内で前記吸引管部を上側から覆うと共に前記吸引管部の軸方向に垂直な断面形状が逆V字形状とされた上カバーが設けられている、請求項3記載のショット処理装置。
  5. 前記第一管部の一端部には、前記投射室の室外に配置された部位に外気導入管が連結され、前記第一管部の管内には前記外気導入管を介して前記投射室の室外の空気が導入可能とされている、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のショット処理装置。
  6. 前記投射室とは別室を構成してかつ前記投射室に連通されたケース部が設けられると共に、前記第二管部の他端部が前記ケース部に接続されている、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のショット処理装置。
  7. 投射材を補給可能な補給タンクと、
    前記補給タンクの出口部に一端部が接続されると共に、前記加圧タンクよりも装置上方側の高さ位置にあって前記加圧タンクと連通可能な空間に他端部が配置され、前記他端部側から投射材を排出する排出機能を備えた第三管部と、
    を有する請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のショット処理装置。
  8. 前記投射室とは別室を構成してかつ前記投射室に連通されたケース部が設けられると共に、前記第三管部の他端部が前記ケース部に接続されている、請求項7記載のショット処理装置。
  9. 前記投射室に被処理対象物を搬入及び搬出するための搬入出口に設けられた開閉扉と、
    前記開閉扉の下方側に一端部が配置されると共に、前記加圧タンクよりも装置上方側の高さ位置にあって前記加圧タンクと連通可能な空間に他端部が配置され、前記他端部側から投射材を排出する排出機能を備えた第四管部と、
    を有する請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載のショット処理装置。
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