JP5125935B2 - 光均一素子、光学シート、それを用いたバックライトユニットおよびディスプレイ装置 - Google Patents
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Description
前記光偏向要素が弧状表面又は稜線を有する第一頂部と、第一頂部から前記光伝搬層の光入射面に至る第一傾斜部とを有し、前記光伝搬層の屈折率をnとし、前記光偏向要素のピッチをPとし、前記第一傾斜面が前記光伝搬層に接合する接合点における前記第一傾斜面への接線が、前記光伝搬層の光入射面となす角をθとしたとき、前記光伝搬層の厚さTが下記の数式1を満たし、かつ
前記光偏向要素の形状が、前記第一頂部と、前記第一傾斜部が湾曲してなる第一湾曲傾斜部を有する形状であり、前記第一湾曲傾斜部の各点における接線と、前記光伝搬層の光入射面側となす角が、20度以上90度以下で連続して変化している
ことを特徴とする光均一素子である。
前記光拡散基材に含まれる炭酸カルシウム微粒子と架橋シロキサン系樹脂微粒子の粒子形状および配合比の最適化を図ることにより、光の透過率を維持しながら光を効果的に拡散させることができ、結果的に輝度を保持すると同時に光源の輝度ムラを消すことが出来る光均一素子を提供することが可能となる。
請求項2は、前記炭酸カルシウム微粒子を構成する炭酸カルシウムの結晶構造が六方晶系であることを特徴とする請求項1に記載の光均一素子である。光拡散性に寄与する炭酸カルシウム微粒子の屈折率を最適な範囲に設定することができ、光の拡散性を向上させることが可能となる。
請求項3は、前記炭酸カルシウム微粒子の一辺の長さが1〜10μmの範囲に設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光均一素子である。炭酸カルシウム微粒子の一辺の長さが1μm未満の場合には、光の透過性が乏しく隠蔽性のみが顕著に発現するため好ましくない。一方、10μmより大きい場合には、炭酸カルシウム微粒子を立方体形状に形成することが困難であるため、製造上の不都合が生じる。本発明においては、これらを勘案して炭酸カルシウム微粒子の一辺の長さが1〜10μmの範囲に設定されているために上記欠点が解消される。
請求項4は、前記架橋シロキサン系樹脂微粒子の粒径が0.1〜10μmの範囲に設定されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の光均一素子である。架橋シロキサン系樹脂微粒子の粒径が0.1μmより小さいと光散乱性の波長依存性が大きくなるため、黄色が強くなり色ムラが生じる可能性があり、10μmより大きい場合には、散乱光のムラが顕著となってしまうため好ましくない。本発明に係る光拡散部材においてはこれらを勘案して、粒径が0.1〜10μmの範囲に設定されているため、上記欠点が解消される。
請求項5は、前記透明樹脂が、ポリスチレン系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂のいずれかから選択され、一種又はこれらの組み合わせからなることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の光均一素子である。これにより、光の透過性および剛性に優れた光拡散部材を提供することができる。
請求項6は、光拡散基材の光入射面側に光伝搬層と光偏向要素を設けた構造を有する光均一素子において、前記光偏向要素の頂部が稜線を有することを特徴とする請求項1に記載の光均一素子である。
請求項7は、光拡散基材の光入射面側に光伝搬層と光偏向要素を設けた構造を有する光均一素子において、前記光拡散基材の光入射面側に光伝搬層が形成され、前記光伝搬層の光入射面側に光偏向要素が形成されており、前記光拡散基材は、透明樹脂に光拡散領域が分散されてなり、全光線透過率が10%〜60%、ヘイズ値が95%以上であり、前記伝搬層は全光線透過率が80%以上、ヘイズ値が95%以下であることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の光均一素子である。
請求項8は、光拡散基材の光入射面側に光伝搬層と光偏向要素を設けた構造を有する光均一素子において、前記光拡散基材の光出射面側に微細な凹凸が設けられたことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の光均一素子である。
請求項9は、光拡散基材の光入射面側に光伝搬層と光偏向要素を設けた構造を有する光均一素子において、前記光拡散基材の光出射面側に凹凸を有する光拡散レンズが設けられたことを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の光均一素子である。
請求項10は、光拡散基材の光入射面側に光伝搬層と光偏向要素を設けた構造を有する光均一素子において、前記拡散基材の光出射面側が略平坦であることを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の光均一素子である。
請求項11は、光拡散基材の光入射面側に光伝搬層と光偏向要素を設けた構造を有する光均一素子において、前記光偏向要素、光伝搬層および光拡散基材が多層押出法により一体成形されていることを特徴とする請求項1から10の何れか1項に記載の光均一素子である。
請求項12は、光拡散基材の光入射面側に光伝搬層と光偏向要素を設けた構造を有する光均一素子において、前記光拡散基材と光伝搬層とが多層押出法により一体成形されており、シート状に成形された光偏向要素と光伝搬層とが固定層を介して積層されていることを特徴とする請求項1から11の何れか1項に記載の光均一素子である。
請求項13は、請求項1から12の何れか1項に記載の光均一素子の、前記光拡散基材の光出射面側に集光レンズと光透過基材から成る光学フィルムが設けられており、前記集光レンズは複数で一定のピッチで配列されて、前記集光レンズの形状が凸曲面形状を有し、弧状表面を有する第三頂部と、前記第三頂部から前記光透過基材へ至る第三傾斜面とを有しており、前記第三頂部に行くに従い、対向する前記第三傾斜面の間の距離が次第に減少するように形成されていることを特徴とする光学シートである。
請求項14は、集光レンズと光透過基材からなる前記光学フィルムと前記光均一素子との間に、複数の光マスクと、前記光マスクを離間する光透過用開口部とが設けられており、前記光透過開口部が、前記集光レンズの前記第三頂部に対応して設けられ、前記光マスクを介して前記光学フィルムと前記光均一素子とが一体積層されていることを特徴とする請求項13に記載の光学シートである。
請求項15は、集光レンズと光透過基材からなる前記光学フィルムと前記光均一素子との間にドット状または線状のリブが配列され、前記リブを介して前記光学フィルムと前記光均一素子とが一体積層されてなることを特徴とする請求項13に記載の光学シートである。
請求項16は、請求項1から12の何れか1項に記載の光均一素子と光源を備えることを特徴とするバックライトユニットである。
請求項17は、請求項13から15の何れか1項に記載の光学シートと光源を備えることを特徴とするバックライトユニットである。
請求項18は、前記光源が線状光源であり、前記光偏向要素の形状がレンチキュラー型レンズであり、平面視したときに、前記レンチキュラー型レンズの長軸方向と前記線状光源の長軸方向とのなす角が20度以下であることを特徴とする請求項16または17に記載のバックライトユニットである。
請求項19は、画素単位で光を透過/遮光して画像を表示する画像表示素子と、請求項16から18の何れか1項に記載のバックライトユニットを備えることを特徴とするディスプレイ装置である。
図1は、本発明の光均一素子、バックライトユニットおよびディスプレイ装置の一例を示す断面模式図である。本発明の実施形態であるディスプレイ装置70は、画像表示素子35とバックライトユニット55とから構成されている。また、本発明の実施形態であるバックライトユニット55は、ランプハウス(反射板)43内に複数の光源41が配置され、その上(観察者側方向F)に本発明の実施形態である光均一素子25、光学部材2が単一、又は複数配置されて構成されている。光源41から射出された光Hは、光均一素子25で拡散され、その上に配置された単一、又は複数の光学部材で拡散・反射・集光・カラーシフトされ、バックライトユニット55から射出される光Kが、画像表示素子35に入射し、観察者側Fへと射出される。
光Hが光偏向要素28に入射すると、空気の屈折率と光偏向レンズ28の屈折率n0とにより光Hは偏向される。このとき光偏向要素28の屈折率n0が大きいほど屈折角は大きくなるため、光偏向要素28の屈折率n0は大きい方が望ましい。図9(a)においては、光偏向要素28、光伝搬層23の光偏向要素28側の層23A、および光伝搬層23の光拡散基材26側の層23Bのそれぞれの界面において、光が光源41側から観察者側Fに進むにあたり、界面での屈折率が高くなる場合を2点鎖線、屈折率が変わらない場合を点線、屈折率が低くなる場合を実線で表している。例えば、光偏向要素28により偏向された光が光伝搬層23に入射する際、n0>n1、すなわち屈折率が低くなる場合、実線で図示される方向へ偏向する。偏向された光と光伝搬層23の観察者側Fとは反対側の面23aとのなす角度が小さくなるため、拡散性能は向上する。
上記設定された光均一素子25において、炭酸カルシウム微粒子と架橋シロキサン系樹脂微粒子との重量配合比に応じて当該重量配合比が1:0.1とし、光伝播層23の厚みを1.5mm、光伝搬層23の厚みを500μmに設定しや光均一素子25を作製した。
上記設定された光均一素子25において、炭酸カルシウム微粒子と架橋シロキサン系樹脂微粒子との重量配合比に応じて当該重量配合比が1:0.5とし、光伝播層23の厚みを1.5mm、光伝搬層23の厚みを500μmに設定した光均一素子25を作製した。
上記設定された光均一素子25において、炭酸カルシウム微粒子と架橋シロキサン系樹脂微粒子との重量配合比に応じて当該重量配合比が1:2とし、光伝播層23の厚みを1.5mm、光伝搬層23の厚みを500μmに設定した光均一素子25を作製した。
上記設定された光均一素子25において、炭酸カルシウム微粒子と架橋シロキサン系樹脂微粒子との重量配合比に応じて当該重量配合比が1:5とし、光伝播層23の厚みを1.5mm、光伝搬層23の厚みを500μmに設定した光均一素子25を作製した。
また、比較例1として、炭酸カルシウム微粒子と架橋シロキサン系樹脂微粒子との重量
配合比が0:1、即ち光拡散剤が上記の架橋シロキサン系樹脂粒子のみからなる比較例を作製して、光伝播層23の厚みを1.5mm、光伝搬層23の厚みを500μmに設定した光均一素子25を作製した。
さらに、立方体形状の炭酸カルシウム微粒子の平均粒径が0.2μm(Brilliant-1500、白石工業社製、平均粒径0.2μm)を使用し、炭酸カルシウム微粒子と架橋シロキサン系樹脂微粒子との重量配合比を1:0.25とし、他は実施例2と同様の構成としたものを比較例2として作製し、光伝播層23の厚みを1.5mm、光伝搬層23の厚みを500μmに設定した光均一素子25を作製した。
最後に、炭酸カルシウム微粒子として粒子形状が紡鐘型であり、平均粒径が3μm(PC、白石工業社製、平均粒径3μm)を用い、他は実施例2と同様の構成としたものを比較例3として作製し、光伝播層23の厚みを1.5mm、光伝搬層23の厚みを500μmに設定した光均一素子25を作製した。
上記設定された光均一素子25において、炭酸カルシウム微粒子と架橋シロキサン系樹脂微粒子との重量配合比に応じて当該重量配合比が1:0.1とし、光伝播層23の厚みを1.5mm、光伝搬層23の厚みを500μmに設定して上記光学フィルム1と一体化させた光均一素子25を作製した。
上記設定された光均一素子25において、炭酸カルシウム微粒子と架橋シロキサン系樹脂微粒子との重量配合比に応じて当該重量配合比が1:0.5とし、光伝播層23の厚みを1.5mm、光伝搬層23の厚みを500μmに設定して上記光学フィルム1と一体化させた光均一素子25を作製した。
上記設定された光均一素子25において、炭酸カルシウム微粒子と架橋シロキサン系樹脂微粒子との重量配合比に応じて当該重量配合比が1:2とし、光伝播層23の厚みを1.5mm、光伝搬層23の厚みを500μmに設定して上記光学フィルム1と一体化させた光均一素子25を作製した。
上記設定された光均一素子25において、炭酸カルシウム微粒子と架橋シロキサン系樹脂微粒子との重量配合比に応じて当該重量配合比が1:5とし、光伝播層23の厚みを1.5mm、光伝搬層23の厚みを500μmに設定して上記光学フィルム1と一体化させた光均一素子25を作製した。
また、炭酸カルシウム微粒子と架橋シロキサン系樹脂微粒子との重量配合比が0:1、即ち光拡散剤が上記の架橋シロキサン系樹脂粒子のみからなる比較例を作製して、光伝播層23の厚みを1.5mm、光伝搬層23の厚みを500μmに設定して上記光学フィルム1と一体化させた光均一素子25を作製した。
さらに、立方体形状の炭酸カルシウム微粒子の平均粒径が0.2μm(Brilliant-1500、白石工業社製、平均粒径0.2μm)を使用し、炭酸カルシウム微粒子と架橋シロキサン系樹脂微粒子との重量配合比を1:0.25とし、他は実施例6と同様の構成としたものを比較例5として作製し、光伝播層23の厚みを1.5mm、光伝搬層23の厚みを500μmに設定して上記光学フィルム1と一体化させた光均一素子25を作製した。
最後に、炭酸カルシウム微粒子として粒子形状が紡鐘型であり、平均粒径が3μm(PC、白石工業社製、平均粒径3μm)を用い、他は実施例6と同様の構成としたものを比較例6として作製し、光伝播層23の厚みを1.5mm、光伝搬層23の厚みを500μmに設定して上記光学フィルム1と一体化させた光均一素子25を作製した。
本実施例、及び比較例のディスプレイ装置を以下の測定方法により評価した。
(正面輝度評価)
ディスプレイ装置70を全白表示とし、画面中心部を分光放射輝度計(SR−3A:トプコンテクノハウス社製)にて測定した。
(輝度ムラ評価)
ディスプレイ装置70を全白表示とし、画面全体を輝度ムラ測定機(ProMetric1200:Radiant Imaging社製)にて測定、複数の冷陰極管の並びに対して垂直方向の輝度分布データにより解析を行った。なお、輝度分布は冷陰極管に対応した波型の分布が得られるので、中心の5本分の冷陰極管に相当する輝度データを抽出して平均輝度を算出した後、平均輝度に対する輝度変化(%)を算出した。この輝度変化の標準偏差σが1%以内であれば、光学シートの拡散性が良好と判定した。
実施例2は、輝度の低下もなく、光源イメージがよく消えた。
実施例3は、輝度の低下もなく、光源イメージがよく消えた。
実施例4は、輝度の低下もなく、光源イメージがよく消えた。
比較例1は、輝度の低下はなかったが、光源イメージが認識された。
比較例2は、輝度の低下はなかったが、光源イメージが薄く認識された。
比較例3は、輝度の低下はなかったが、光源イメージが薄く認識された。
実施例5は、輝度の低下はなかったが、光源イメージが薄く認識された。
実施例6は、輝度の低下もなく、光源イメージがよく消えた。
実施例7は、輝度の低下もなく、光源イメージがよく消えた。
実施例8は、輝度の低下もなく、光源イメージがよく消えた。
比較例4は、輝度の低下はなかったが、光源イメージが認識された。
比較例5は、輝度の低下はなかったが、光源イメージが薄く認識された。
比較例6は、輝度の低下はなかったが、光源イメージが薄く認識された。
橋シロキサン系樹脂微粒子との重量配合比が1:0.5〜10の範囲に設定すること、炭酸カルシウム微粒子の粒径を1μm以上であり、粒子形状を立方体形状にすることが、光源のイメージを消すことに有効であることがわかった。
Claims (19)
- 光拡散基材の光入射面側に光伝搬層と光偏向要素を設けた構造を有する光均一素子において、前記光拡散基材が透明樹脂に光拡散剤が混入されてなる光拡散部材であって、前記光拡散剤は立方体形状の炭酸カルシウム微粒子と球状の架橋シロキサン系樹脂微粒子とが配合されてなり、前記炭酸カルシウム微粒子と前記架橋シロキサン系樹脂微粒子との重量配合比が1:0.5〜10の範囲に設定され、
前記光偏向要素が弧状表面又は稜線を有する第一頂部と、第一頂部から前記光伝搬層の光入射面に至る第一傾斜部とを有し、前記光伝搬層の屈折率をnとし、前記光偏向要素のピッチをPとし、前記第一傾斜面が前記光伝搬層に接合する接合点における前記第一傾斜面への接線が、前記光伝搬層の光入射面となす角をθとしたとき、前記光伝搬層の厚さTが下記の数式1を満たし、かつ
前記光偏向要素の形状が、前記第一頂部と、前記第一傾斜部が湾曲してなる第一湾曲傾斜部を有する形状であり、前記第一湾曲傾斜部の各点における接線と、前記光伝搬層の光入射面側となす角が、20度以上90度以下で連続して変化している
ことを特徴とする光均一素子。
- 前記炭酸カルシウム微粒子を構成する炭酸カルシウムの結晶構造が六方晶系であることを特徴とする請求項1に記載の光均一素子。
- 前記炭酸カルシウム微粒子の一辺の長さが1〜10μmの範囲に設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光均一素子。
- 前記架橋シロキサン系樹脂微粒子の粒径が0.1〜10μmの範囲に設定されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の光均一素子。
- 前記透明樹脂が、ポリスチレン系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂のいずれかから選択され、一種又はこれらの組み合わせからなることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の光均一素子。
- 光拡散基材の光入射面側に光伝搬層と光偏向要素を設けた構造を有する光均一素子において、前記光偏向要素の頂部が稜線を有することを特徴とする請求項1に記載の光均一素子。
- 光拡散基材の光入射面側に光伝搬層と光偏向要素を設けた構造を有する光均一素子において、前記光拡散基材の光入射面側に光伝搬層が形成され、前記光伝搬層の光入射面側に光偏向要素が形成されており、前記光拡散基材は、透明樹脂に光拡散領域が分散されてなり、全光線透過率が10%〜60%、ヘイズ値が95%以上であり、前記伝搬層は全光線透過率が80%以上、ヘイズ値が95%以下であることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の光均一素子。
- 光拡散基材の光入射面側に光伝搬層と光偏向要素を設けた構造を有する光均一素子において、前記光拡散基材の光出射面側に微細な凹凸が設けられたことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の光均一素子。
- 光拡散基材の光入射面側に光伝搬層と光偏向要素を設けた構造を有する光均一素子において、前記光拡散基材の光出射面側に凹凸を有する光拡散レンズが設けられたことを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の光均一素子。
- 光拡散基材の光入射面側に光伝搬層と光偏向要素を設けた構造を有する光均一素子において、前記拡散基材の光出射面側が略平坦であることを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の光均一素子。
- 光拡散基材の光入射面側に光伝搬層と光偏向要素を設けた構造を有する光均一素子において、前記光偏向要素、光伝搬層および光拡散基材が多層押出法により一体成形されていることを特徴とする請求項1から10の何れか1項に記載の光均一素子。
- 光拡散基材の光入射面側に光伝搬層と光偏向要素を設けた構造を有する光均一素子において、前記光拡散基材と光伝搬層とが多層押出法により一体成形されており、シート状に成形された光偏向要素と光伝搬層とが固定層を介して積層されていることを特徴とする請求項1から11の何れか1項に記載の光均一素子。
- 請求項1から12の何れか1項に記載の光均一素子の、前記光拡散基材の光出射面側に集光レンズと光透過基材から成る光学フィルムが設けられており、前記集光レンズは複数で一定のピッチで配列されて、前記集光レンズの形状が凸曲面形状を有し、弧状表面を有する第三頂部と、前記第三頂部から前記光透過基材へ至る第三傾斜面とを有しており、前記第三頂部に行くに従い、対向する前記第三傾斜面の間の距離が次第に減少するように形成されていることを特徴とする光学シート。
- 集光レンズと光透過基材からなる前記光学フィルムと前記光均一素子との間に、複数の光マスクと、前記光マスクを離間する光透過用開口部とが設けられており、前記光透過開口部が、前記集光レンズの前記第三頂部に対応して設けられ、前記光マスクを介して前記光学フィルムと前記光均一素子とが一体積層されていることを特徴とする請求項13に記載の光学シート。
- 集光レンズと光透過基材からなる前記光学フィルムと前記光均一素子との間にドット状または線状のリブが配列され、前記リブを介して前記光学フィルムと前記光均一素子とが一体積層されてなることを特徴とする請求項13に記載の光学シート。
- 請求項1から12の何れか1項に記載の光均一素子と光源を備えることを特徴とするバックライトユニット。
- 請求項13から15の何れか1項に記載の光学シートと光源を備えることを特徴とするバックライトユニット。
- 前記光源が線状光源であり、前記光偏向要素の形状がレンチキュラー型レンズであり、平面視したときに、前記レンチキュラー型レンズの長軸方向と前記線状光源の長軸方向とのなす角が20度以下であることを特徴とする請求項16または17に記載のバックライトユニット。
- 画素単位で光を透過/遮光して画像を表示する画像表示素子と、請求項16から18の何れか1項に記載のバックライトユニットを備えることを特徴とするディスプレイ装置。
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