JP5124352B2 - 電子データ配布システム - Google Patents

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Description

本発明は、電子データを配布する必要があるPC等に対して、電子データの配布にかかわる配布サーバの負荷を分散させつつ電子データを配布する電子データ配布システムに関するものである。
近年、オフィス等において、PC(Personal Computer)等の情報機器を使用して、文書作成等のさまざまな業務を行っている。そしてこれらの業務はPC等にインストールされたプログラムを使用することによって行われる。
ところで、プログラムは改良等によって変更されることが多く、プログラムが変更されると、変更後のプログラムを入手して、PC等にインストールする必要がある。そして、変更後のプログラム入手やインストールは、PC等の操作者にとって煩わしい作業であるため、これらの作業負荷を軽減するためのさまざまな技術が知られている。
例えば、変更後のプログラム入手にかかるPC等の操作者の作業負荷を軽減するため、プログラム配布サーバを設け、ネットワークを経由して変更後のプログラムをPC等に配布することが広く行われている。
そして、プログラム配布サーバが変更後のプログラムをPC等に配布する場合、配布先PC等の台数が増加すると、プログラム配布サーバおよびネットワークの負荷が増大するという問題が知られている。特に近年では、インターネットの発達により、配布サーバが、プログラムのみならず、ファイルや音楽データ等(以下「電子データ」と総称する)を、PC等に配布するということが広く行われており、配布にかかわる負荷分散の要求は大きい。
この問題を解決するため、特許文献1には、PC等においてプログラムの使用頻度を管理し、使用頻度が高いプログラムについてだけ、プログラム配布サーバに変更後のプログラムを配布するように要求する技術が示されている。
特開平9−231086号公報
しかしながら、変更されたプログラムが、例えばウィルス・ワクチンソフトやウィルス・パターン・ファイルのようにセキュリティ等に係わる電子データの場合、使用頻度の高低にかかわらず変更後の電子データを配布する必要がある。従って、このように配布必須の電子データについては、特許文献1に示された技術を使用することはできない。
以上の現状に鑑み、本発明は、電子データを配布する必要があるPC等に対して、電子データの配布にかかわる配布サーバの負荷を分散させつつ電子データを配布する電子データ配布システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を提供する。
請求項1に係る発明は、電子データの配布物を送信する配布サーバと、配布物を受信する配布クライアントとが、通信自在に接続される電子データ配布システムであって、
前記配布クライアントは、前記配布サーバに配布計画の少なくとも一部を送信するように要求する配布情報要求手段と、前記配布サーバに配布物を送信するように要求する配布要求手段とを備え、
前記配布サーバは、配布対象とすべき電子データから電子データの配布物を作成する配布物作成手段と、
前記配布サーバが備える配布情報データベースに記憶された配布計画である配布情報の少なくとも一部を前記配布クライアントに送信する配布情報送信手段と、
送信要求された配布物を配布クライアントに送信する配布手段とを備え、
前記配布物作成手段は、前記配布サーバの操作者が入力した配布クライアントを含む入力情報に基づき配布情報を取得する手段と、
前記配布情報を参照し、前記配布サーバが備える記憶装置から電子データを取得して電子データの配布物を作成する手段と、
前記配布情報を各データ項目に設定し、更に前記配布サーバの操作者によって入力され た情報を参照して配布開始日、配布開始・終了時刻、及び最大配布台数を設定して配布情報レコードを作成し、前記配布情報データベースに記憶する手段とを備え、
前記配布情報要求手段は、前記配布サーバに、配布情報送信要求メッセージを送信する手段と、
前記配布サーバから配布情報を受信すると、受信した配布情報に含まれている配布物I D及び配布要求日時を要求情報の配布要求日時に設定し、失敗回数を設定して要求情報レ コードを作成し、前記配布クライアントが備える要求情報データベースに記憶する手段とを備え、
前記配布情報送信手段は、前記配布クライアントから配布情報送信要求メッセージを受信すると、前記配布情報データベースの全ての配布情報レコードを順に参照し、配布情報レコードの配布先として、配布情報送信要求メッセージを送信した配布クライアントが設定されているか判定する手段と、
設定されている場合には、当該配布クライアントの配布情報レコードの配布状況が「未送信」であるか判定し、「未送信」の場合には、当該配布クライアントを配布物の配布対象と判定する手段と、
当該配布クライアントを配布物の配布対象と判定したとき各配布要求日で配布対象と する配布クライアントの数が前記最大配布台数を超えないようにしつつ、各配布要求日の 配布開始・終了時刻において負荷分散が図れるように配布要求日時を算出し、配布情報レ コードの配布物ID及び当該算出した配布要求日時を含む配布情報を作成して当該配布クライアントに送信し、当該配布クライアントの配布状況に「計画済」を設定して配布情報 レコードを更新する手段とを備え、
前記配布要求手段は、前記要求情報データベースの全ての要求情報レコードを順に参照し、処理時点での配布クライアントのシステム年月日時刻と配布要求日時を比較する手段と、
システム年月日時刻が配布要求日時以降であれば、配布物要求メッセージを作成して、配布サーバに送信する手段と、
配布サーバから配布メッセージを受信すると、配布メッセージに含まれている配布可否コードを参照する手段と、
配布可否コードが「配布可」の場合は、配布メッセージに含まれている配布物を、前記配布クライアントが備える記憶装置に記憶する手段と、
前記要求情報データベースの要求情報レコードのうち、配布物IDが配布メッセージに含まれている配布物IDと一致するレコードを削除する手段とを備え、
前記配布手段は、前記配布サーバが前記配布クライアントから、配布物要求メッセージを受信すると、配布物要求メッセージを送信した配布クライアントが配布先に設定されて いる場合には、配布情報レコードの当該配布先の配布状況が「計画済」であるときに、処 理時点での配布サーバのシステム年月日時刻を配布開始日及び配布開始・終了時刻と比較 し、システム年月日が配布開始日以降であって、システム時刻が配布開始・終了時刻の開 始時刻以降あるいはシステム時刻が開始時刻より前の場合でもシステム時刻から開始時刻 までの時間間隔が所定値以下であり、かつ、システム時刻が終了時刻以前あるいはシステ ム時刻が終了時刻より後の場合でもシステム時刻から終了時刻までの時間間隔が所定値以 下の場合には、配布対象と判定する手段と、
配布対象と判定した場合、前記配布物記憶場所を参照して配布物を取得し、「配布可」とした配布可否コード、配布物ID、及び配布物を含む配布メッセージを作成して、前記配布クライアントに送信する手段と、
当該配布先の配布状況に「送信済」を設定して、前記配布情報レコードを更新する手段とを備える、
ことを特徴とする電子データ配布システムを提供するものである。
請求項に係る発明は、前記配布物作成手段は、前記配布サーバの操作者によって入力された情報を参照し、前記配布情報レコードに配布方法を設定する手段と、
配布方法が「一日で配布」の場合に、前記配布情報を各データ項目に設定し、更に前記 配布サーバの操作者によって入力された情報を参照して配布開始日時、及び分散期間を設定して配布情報レコードを作成し、前記配布情報データベースに記憶する手段と、
配布方法が「複数日に分けて配布」の場合に、前記配布情報を各データ項目に設定し、 更に前記配布サーバの操作者によって入力された情報を参照して配布開始日、配布開始・終了時刻、及び最大配布台数を設定して配布情報レコードを作成し、前記配布情報データ ベースに記憶する手段とを備え、
前記配布情報要求手段は、受信した配布情報に含まれている配布方法が「一日で配布」の場合に、前記配布サーバから配布情報を受信すると、受信した配布情報に含まれている分散期間を参照して配布要求日時を決定し、受信した配布情報に含まれている配布物ID及び当該決定された配布要求日時を設定し、失敗回数を設定して、要求情報レコードを作成する手段と、
信した配布情報に含まれている配布方法が「複数日に分けて配布」の場合に、前記配 布サーバから配布情報を受信すると、受信した配布情報に含まれている配布物ID及び配布要求日時を設定し、失敗回数を設定して、要求情報レコードを作成する手段とを備え、
前記配布情報送信手段は、配布情報レコードの配布方法が「一日で配布」の場合に、前 記配布クライアントを配布物の配布対象と判定したとき、前記配布情報レコードの配布物 ID及び分散期間を含む配布情報を作成し、前記配布クライアントに送信する手段と、
配布方法が「複数日に分けて配布」の場合に、前記配布クライアントを配布物の配布対象と判定したとき、各配布要求日で配布対象とする配布クライアントの数が前記最大配布台数を超えないようにしつつ、各配布要求日の配布開始・終了時刻において負荷分散が図れるように配布要求日時を算出し、前記配布情報レコードの配布物ID及び当該算出した配布要求日時を含む配布情報を作成して前記配布クライアントに送信し、前記配布クライアントの配布状況に「計画済」を設定して前記配布情報レコードを更新する手段とを備え、
前記配布手段は、配布情報レコードの配布方法が「一日で配布」の場合に、前記配布サ ーバが前記配布クライアントから、配布物要求メッセージを受信すると、配布物要求メッ セージを送信した配布クライアントが配布先に設定されているとき、配布情報レコードの 当該配布先の配布状況が「未送信」であるか判定し、「未送信」と判定した場合には、処 理時点での配布サーバのシステム年月日時刻を配布開始日時と比較し、システム年月日時 刻が配布開始日時以降あるいはシステム年月日時刻が配布開始日時より前の場合でもシス テム年月日時刻から配布開始日時までの時間間隔が所定値以下の場合には、配布対象と判 定する手段と、
配布方法が「複数日に分けて配布」の場合に、前記配布サーバが前記配布クライアント から、配布物要求メッセージを受信すると、配布物要求メッセージを送信した配布クライ アントが配布先に設定されている場合には、配布情報レコードの当該配布先の配布状況が 「計画済」であるときに、処理時点での配布サーバのシステム年月日時刻を配布開始日及 び配布開始・終了時刻と比較し、システム年月日が配布開始日以降であって、システム時 刻が配布開始・終了時刻の開始時刻以降あるいはシステム時刻が開始時刻より前の場合で もシステム時刻から開始時刻までの時間間隔が所定値以下であり、かつ、システム時刻が 終了時刻以前あるいはシステム時刻が終了時刻より後の場合でもシステム時刻から終了時 刻までの時間間隔が所定値以下の場合には、配布対象と判定する手段とを備える、
ことを特徴とする請求項1記載の電子データ配布システムを提供するものである。
本発明の請求項1記載の発明によれば、電子データを配布する必要がある配布クライア ントに対して、電子データの配布にかかわる配布サーバの負荷を分散させつつ電子データを配布することができ、更に配布対象の配布クライアントの台数が比較的多いような場合 、配布する日を分散させることで、配布に係る負荷を分散させることができる。
請求項記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、配布サーバの操作者は、配布物を作成する際、一日で配布するか複数日に分けて配布するかを選択することが可能になり、電子データの配布にかかわる配布サーバの負荷を考慮して配布の方法を選択することができる。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
なお、以降の説明および図面においては、プログラム、ファイル等のコンピュータによって処理される情報を「電子データ」と総称する。また、サーバがクライアントに電子データを送る場合に、「配布」と記載する場合と、「送付」と記載する場合がある。配布物を送信することを1語で表す場合に「配布」とし、それ以外の場合は「送信」としている。
図1は、本発明に係る第1の実施形態における、電子データ配布システムのシステム構成図である。
<電子データ配布システムの全体的な構成および機能>
電子データ配布システムは、配布クライアント1および配布サーバ3の各装置を、有線又は無線の通信回線により通信可能に接続したシステムである。各装置は1台ずつ図示しているが、それぞれ2以上存在していても良い。例えば、図1においては、配布クライアント1を1台のみ表示しているが、同様の構成・機能を有する配布クライアント1が2台以上接続されることが多い。また、配布サーバ3についても、同様の構成・機能を有する配布サーバ3を2台以上接続して、負荷分散を図ることも可能である。
図1において、配布クライアント1および配布サーバ3はLAN(Local Area Network)6によって互いに通信可能に接続されている。接続方法はLANに限定されるものではなく、互いに通信可能に接続されていればよい。
以上のような構成、および各装置が後述する機能を備えていることにより、電子データ配布システム全体は、以下のような機能を備えている。
まず、配布サーバ3は配布クライアント1への配布物(電子データ)を作成するとともに、当該配布物についての配布計画を作成する。
そして、配布サーバ3は、配布クライアント1が配布サーバ3にログインした時点等、所定の時点で、配布クライアント1に、配布計画の少なくとも一部を送信する。
配布クライアント1は、配布サーバ3から受信した配布計画の少なくとも一部に基づいて、配布物を受信すべき時点を決め、当該時点に達したときに、配布サーバ3に対して、配布物を送信するように要求する。
配布サーバ3は、配布クライアント1から配布物の送信要求を受信すると、配布クライアント1に配布物を送信する。
以上のように、配布クライアント1は配布サーバ3にいきなり配布を要求するのでなく、まず、配布計画の少なくとも一部を受信し、これに基づいて配布物を要求すべき時点を決める。すなわち、配布クライアント1と配布サーバ3が連携して配布物を要求すべき時点を決める。
これにより、例えば、会社内のネットワークシステムにおいて、就業開始時間直後に全ての配布クライアント1が配布を要求し、このために配布サーバ3およびLAN5の負荷が処理能力の限界を超えるといった事態が発生することを回避することができる。すなわち、電子データの配布にかかわる負荷を分散させつつ電子データを配布することができる。
<電子データ配布システムの各装置の構成および機能>
以下、配布クライアント1および配布サーバ3の構成・機能を説明する。
配布クライアント1はPC等の装置であり、記憶装置2と通信可能に接続されている。記憶装置2は磁気ディスク等の装置であり、配布クライアント1に内蔵され又は外部接続される。記憶装置2と、図示していないが配布クライアント1の主記憶装置等は、配布クライアント1の記憶手段として機能する。なお、図1においては記憶装置2を1台のみ図示しているが、2台以上を接続することも可能である。
記憶装置2は、要求情報DB(DataBase)21を備えている。要求情報DB21には、配布サーバ3に送信要求すべき配布物を特定する情報、送信要求すべき時刻等が記憶される。
配布クライアント1には、入力装置18および表示装置19も通信可能に接続されている。入力装置18はキーボード、マウス等の装置であり、配布クライアント1の操作者は入力装置18を操作することで、配布クライアント1が実行するべき処理を指示することができる。表示装置19は液晶ディスプレイ、プリンタ等であり、配布クライアント1が実行した処理の結果等を表示する。すなわち、入力装置18、表示装置19は、それぞれ配布クライアント1の入力手段、表示手段として機能する。
配布クライアント1は図示していないがCPU(Central Processing Unit)、および主記憶装置等の記憶装置を備えている。
CPUは、図示していないが記憶装置2に記憶されている各種プログラム(例えば、配布情報要求プログラム)を、主記憶装置上にローディングし、その命令コードを実行することで各種の処理を実行する。以上のようなプログラム実行にかかわる技術は周知であるので、以降の説明および図面においては、プログラム実行に係る説明が煩雑になるのを避けるため、配布情報要求プログラムを配布情報要求手段11というように、各種プログラムについてあたかもハードウェアが存在するかのように記載し、各手段が処理を実行するかのように記載する。なお、実際に各手段(例えば配布情報要求手段11)をハードウェア(電子装置等)、またはハードウェアとファームウェアの組合せで構成することも可能である。
配布クライアント1は、配布情報要求手段11および配布要求手段(配布要求プログラム)12を備えている。
配布情報要求手段11は、配布クライアント1が配布サーバ3にログインした時点等で起動され(すなわち、CPUが配布情報要求プログラムの命令コード実行を開始し)、配布サーバ3に配布計画の少なくとも一部を送信するように要求する。そして、受信した配布計画の少なくとも一部に基づいて、配布サーバ3に配布物を送信要求すべき時刻等を決定し、配布サーバ3に送信要求すべき配布物を特定する情報とともに、要求情報DB21に記憶する。
配布要求手段12は、配布情報要求手段11が決定した、配布サーバ3に配布物を送信要求すべき時刻に起動され(すなわち、CPUが配布要求プログラムの命令コード実行を開始し)、配布サーバ3に配布物を送信するように要求する。そして、受信した配布物を記憶装置2に記憶する。
配布サーバ3はPC等の装置であり、記憶装置4と通信可能に接続されている。記憶装置4は磁気ディスク等の装置であり、配布サーバ3に内蔵され又は外部接続される。記憶装置4と、図示していないが配布サーバ3の主記憶装置等は、配布サーバ3の記憶手段として機能する。なお、図1においては記憶装置4を1台のみ図示しているが、2台以上を接続することも可能である。
記憶装置4は、配布情報DB42を備えている。配布情報DB42には、配布計画が記憶される。具体的には配布クライアント1に送信すべき配布物を特定する情報、配布すべき配布クライアント1の台数、各配布クライアント1を特定する情報、配布を開始すべき日時等が記憶される。
記憶装置4には、以上のほかに、電子データ41、および配布物43が記憶されている。ここで、電子データ41は、記憶装置4に記憶されているプログラム、ファイル等、全ての電子データを表現するための用語であり、特定のプログラム、ファイル等を意味するものではない。また、配布物43は、電子データ41のうち、配布サーバ3が配布クライアント1への送信対象として作成した電子データを意味する。
配布サーバ3には、入力装置38および表示装置39も通信可能に接続されている。入力装置38はキーボード、マウス等の装置であり、配布サーバ3の操作者は入力装置38を操作することで、配布サーバ3が実行するべき処理を指示することができる。表示装置39は液晶ディスプレイ、プリンタ等であり、配布サーバ3が実行した処理の結果等を表示する。すなわち、入力装置38、表示装置39は、それぞれ配布クライアント1の入力手段、表示手段として機能する。
配布サーバ3は図示していないがCPU、および主記憶装置等の記憶装置を備えている。
配布クライアント1と同様に、CPUは、図示していないが記憶装置4に記憶されている各種プログラム(例えば、配布物作成プログラム)を、主記憶装置上にローディングし、その命令コードを実行することで各種の処理を実行する。配布クライアント1と同様に、以降の説明および図面においては、プログラム実行に係る説明が煩雑になるのを避けるため、配布物作成プログラムを配布物作成手段31というように、各種プログラムについてあたかもハードウェアが存在するかのように記載し、各手段が処理を実行するかのように記載する。なお、実際に各手段(例えば配布物作成手段31)をハードウェア(電子装置等)、またはハードウェアとファームウェアの組合せで構成することも可能である。
配布サーバ3は、配布物作成手段31(配布物作成プログラム)、配布情報送信手段32(配布情報送信プログラム)、および配布手段33(配布プログラム)を備えている。
配布物作成手段31は、配布サーバ3の操作者が入力装置38を操作して起動し(すなわち、配布サーバ3の操作者が入力装置38を操作して入力した起動コマンド等をCPUが受け、CPUが配布物作成プログラムの命令コード実行を開始し)、配布サーバ3の操作者が入力装置38を操作して指定した、配布対象とすべき電子データ41から配布物43を作成する。また、配布サーバ3の操作者が入力装置38を操作して指定した、配布すべき配布クライアント1を特定する情報等を、配布情報DB42に記憶する。
配布情報送信手段32は、配布サーバ3が配布クライアント1から、配布計画の少なくとも一部についての送信要求を受信した時点で起動され(すなわち、CPUが配布情報送信プログラムの命令コード実行を開始し)、配布情報DB42に記憶された配布計画の少なくとも一部を配布クライアント1に送信する。
配布手段33は、配布サーバ3が配布クライアント1から、配布物の送信要求を受信した時点で起動され(すなわち、CPUが配布プログラムの命令コード実行を開始し)、送信要求された配布物43を配布クライアント1に送信する。
図2は、要求情報DB21のデータ構成図である。
要求情報DB21は、0個以上の要求情報レコード210から構成される(送信要求すべき配布物が存在しない場合には、要求情報レコード210は存在せず、従ってレコード数は0である)。
要求情報レコード210は、配布物ID211、配布要求日時212、および失敗回数213の3つのデータ項目から構成される。要求情報レコード210の作成(追加)、更新、削除等は、図示していないが、配布クライアント1が備える、MySQL(MySQLは登録商標)等のデータベース管理手段(プログラム)によって行われる。例えば、配布情報要求手段21は、SQL等によって、データベース管理手段に、要求情報レコード210を作成するように指示する。
配布物ID211は、配布サーバ3に送信要求すべき配布物43を一意に識別するためのID(Identifier)である。配布物ID211には、配布情報送信手段32が配布計画の一部として配布クライアント1送信した、配布物43を一意に識別するためのIDが設定されている。
配布要求日時212には、例えば“20080528131504”(2008年5月28日13時15分4秒)といったように、配布サーバ3に配布物を送信要求すべき日時が設定される。配布要求日時212には、配布情報要求手段21が、後述する方法で決定した日時を設定する。
失敗回数213には、配布物の送信要求が失敗した回数が設定される。要求情報レコード210作成時点では0が設定され、配布物の送信要求が失敗するたびに1が加算される。
図3は、配布情報DB42のデータ構成図である。
配布情報DB42は、0個以上の配布情報レコード420(図1および図2の説明において「配布計画」と記載)から構成される(送信すべき配布物が存在しない場合には、配布情報レコード420は存在せず、従ってレコード数は0である)。
配布情報レコード420は、配布物ID421、配布物記憶場所422、配布台数423、配布先424、配布状況425、配布開始日時427A、および分散期間428Aの7種類のデータ項目から構成される。配布情報レコード420の作成(追加)、更新、削除等は、図示していないが、要求情報レコード210と同様に、配布サーバ3が備えるデータベース管理手段(プログラム)によって行われる。例えば、配布物作成手段31は、SQL等によって、データベース管理手段に、配布情報レコード420を作成するように指示する。
配布物ID421は、配布クライアント1に送信すべき配布物43を一意に識別するためのIDである。配布物作成手段31は配布物43を作成する際に、配布物43を一意に識別可能なIDを作り出す等して、配布物ID421に設定する。具体的には、例えば、図示していないが、記憶装置4に1を初期値とするカウンタを記憶しておき、配布情報レコード420を作成するたびに、“0001”、“0002”、“0003”といったように、1を初期値とする通番を設定し、同時にカウンタを1ずつ加算すればよい。
配布物記憶場所422には、配布物43の記憶場所が設定される。具体的には、配布物作成手段31が、例えば、配布物43の絶対パスを設定する。
配布台数423には、配布物43を送信すべき配布クライアント1の台数が設定される。また、配布先424および配布状況425は、配布台数423分だけ存在し、それぞれ、各配布クライアント1のLAN5上の場所(例えばIPアドレス)、配布物43の配布状況が設定される。
より具体的には、配布サーバ3の操作者が配布物43を作成する際に、当該配布物43を、どの配布クライアント1に送信すべきか指定し、配布物作成手段31は指定された配布クライアント1のIPアドレス等を配布先424に、また、「未送信」であることを示す値(以下、単に「未送信」と記載する)を配布状況425に設定する。また、配布先424の設定数(すなわち配布サーバ3の操作者が指定した配布クライアント1の数)を、配布台数423に設定する。
配布状況425の設定値は、配布手段33によって「送信済」に更新される。
配布開始日時427Aには、例えば“20080528090000”(2008年5月28日9時0分0秒)といったように、配布物43の送信を開始すべき日時が設定される。配布サーバ3の操作者が配布物43を作成する際に、配布開始日時を指定し、配布物作成手段31は指定された日時を配布開始日時427Aに設定する。
分散期間428Aには、例えば“023000”(2時間30分0秒)といったように、時間間隔が設定される。後述するように、配布情報要求手段11は、配布サーバ3から配布計画の一部として分散期間428Aを受信し、分散期間428Aを参照して、配布物43を受信すべき日時を決定する。配布サーバ3の操作者が配布物43を作成する際に、分散期間を指定し、配布物作成手段31は指定された分散期間を分散期間428Aに設定する。
以上で、電子データ配布システムの構成・機能についての説明を終え、以下、電子データ配布システムの詳細な動作を、配布物作成から配布までの順に沿って説明する。
図4は、配布物作成手段31の動作を示すフローチャートである。
配布サーバ3の操作者が配布物を作成するために、入力装置38を操作して配布物作成手段31を起動する。
配布物作成手段31は、起動後、配布情報を取得する(S401)。
より詳細には、例えば、配布物作成手段31は、表示手段39に配布情報入力要求画面を表示する。配布サーバ3の操作者は入力装置38を操作して、配布対象とすべき電子データ41の記憶場所(例えば、電子データ41の絶対パス)、配布物43を作成すべき記憶場所(例えば、配布物43の絶対パス)、送信先とすべき配布クライアント1を指定する情報(例えば、配布クライアント1のIPアドレスと対応させて記憶装置4に予め記憶されている、配布クライアント1のID)、配布を開始すべき日時、および分散期間を入力する。そして、配布物作成手段31は、入力された配布情報を取得する。
次に、配布物作成手段31は、入力された配布情報を参照して配布物を作成する(S402)。
より詳細には、例えば、配布物作成手段31は、配布対象とすべき電子データ41の記憶場所を参照して、電子データ41を、配布物43を作成すべき記憶場所にコピーする。ここで、単にコピーするだけでなく、例えば電子データ41のインストーラ(プログラム)を作成して、配布物43を作成すべき記憶場所に記憶してもよい。また、配布対象とすべき電子データ41の記憶場所が2以上入力されている場合には、電子データ41または電子データ41のインストーラを、 ZIP等で1ファイルにまとめて圧縮して作成し、配布物43を作成すべき記憶場所に記憶してもよい。
次に、配布物作成手段31は、配布情報レコード420を作成する(S403)。
より詳細には、例えば、配布物作成手段31は、作成した配布物43を特定するIDを作成し、配布物ID421に設定する。また、入力された配布情報を参照し、配布物43を作成すべき記憶場所を配布物記憶場所422に、送信先とすべき配布クライアント1の数を配布台数423に、送信先とすべき配布クライアント1を配布先424に、配布を開始すべき日時を配布開始日時427Aに、分散期間を分散期間428Aに設定する。配布状況425には「未送信」を設定する。
このように、入力された情報を配布情報レコード420の各データ項目に設定するのでなく、例えば、入力された情報から分散期間428Aに設定すべき値を算出してもよい。
具体的には、配布物43を配布クライアント1に送信する場合のデータサイズ等をもとに、配布物43を配布クライアント1に送信する場合に要する処理時間を計算する。そして、各配布クライアント1からの配布要求が分散期間428Aの間にランダムに発生するモデルを前提に、配布サーバ3およびLAN5の使用率が所定値(例えば30%)以下になるように、分散期間428Aを求めればよい。なお、ここで示した方法は例示に過ぎず、さまざまな統計的手法により、分散期間428Aとして適切な値を算出することができる。
このように、配布物作成手段31が分散期間428Aを算出することで、配布サーバ3の操作者自身は分散期間を決めて入力する必要がなくなり、操作者の負担は減少する。しかしながら、配布物作成手段31が算出した値は、各配布クライアント1からの配布要求発生分布についての何らかの前提に基づくものであるため、常に適切であるという保証はない。配布サーバ3の操作者が経験値に基づいて分散期間を決めて入力するほうが適切な場合もある。従って、配布物作成手段31が分散期間428Aを算出するか、配布サーバ3の操作者が分散期間を決めて入力するか、いずれかの方法を選択可能にするのがより好ましい。
配布物作成手段31は、配布情報レコード420を作成すると処理を終了する。
図5は、配布情報要求手段11の動作を示すフローチャートである。
配布クライアント1の操作者は、随時、入力装置18を操作して配布情報要求手段11を起動する。ここで、配布クライアント1の操作者の操作に代え、または操作に加えて、配布クライアント1が起動された時点で、配布クライアント1のOS(Operating System)によって、配布サーバ3へのログインが要求されるとともに、配布情報要求手段11が起動されるようにしてもよい。このようにすることで、配布クライアント1を起動するたびに、配布クライアント1の操作者が特に意識することなく、配布物の有無を確認することができる。
配布情報要求手段11は、起動後、配布サーバ3に、配布情報を送信要求するメッセージを送信する(S501)。
次に、配布情報要求手段11は、配布サーバ3からメッセージが送信されるのを待ち、送信されたメッセージを受信する(S502)。そして、受信したメッセージが終了メッセージである場合には(S503でYESの場合)処理を終了する。
受信したメッセージが終了メッセージでない場合には(S503でNOの場合)、受信したメッセージには、配布情報レコード420のデータ項目の少なくとも一部が含まれている。そこで、配布情報要求手段11は、受信したメッセージから要求情報を作成する(S504)。
より詳細には、受信したメッセージに含まれている分散期間428Aを参照し、乱数処理等を行うことによって、0以上で分散期間428A以下の値を算出する。そして、処理時点での配布クライアント1のシステム年月日時刻から算出値だけ経過した時刻を、配布要求日時とする。例えば、システム年月日時刻が2008年5月28日9時10分05秒で、分散期間428Aが2時間、算出値が1時間15分だった場合には、2008年5月28日9時10分05秒の1時間15分後の2008年5月28日10時25分05秒を配布要求日時とする。なお、配布クライアント1が備える時計と、配布サーバ3が備える時計が完全に一致していない場合には、1分未満等の短い値にはあまり意味がない。よって、その場合、1分未満、10分未満等、所定値未満の値は切り上げ、切り捨て、四捨五入等して、1分単位、10分単位等の値としてもよい。
配布情報要求手段11は、受信したメッセージに含まれている配布物ID421を配布物ID211に、以上のように求めた配布要求日時を配布要求日時212に設定し、失敗回数213に0を設定して、配布要求レコード210を作成する。
次に、配布情報要求手段11は、配布要求手段12が、配布要求日時に起動されるようにスケジュールして(S505)、再び、配布サーバ3からメッセージが送信されるのを待つ(S502)。
図6は、配布情報送信手段32の動作を示すフローチャートである。
配布情報送信手段32は、配布サーバ3が配布情報要求手段11から、配布情報を送信要求するメッセージを受信すると起動される。
配布情報送信手段32は、起動後、まず、配布情報を送信要求するメッセージを受信する(S601)。
配布情報送信手段32は、次に、配布情報DB42の全ての配布情報レコード420を順に参照し、以下の処理を行う(S602〜S605)。
配布情報送信手段32は、配布情報を送信要求するメッセージを送信した配布クライアント1が配布対象であるかを判定する(S603)。
より詳細には、まず、処理時点での配布サーバ3のシステム年月日時刻が、配布情報レコード420の配布開始日時427A以降であるか判定する。配布開始日時427Aより前の場合には、配布対象でないと判定する。一方、配布開始日時427A以降の場合には、配布情報レコード420の配布先424として、配布情報を送信要求するメッセージを送信した配布クライアント1が設定されているか判定する。配布先424に配布クライアント1のIPアドレスを設定している場合には、配布情報を送信要求するメッセージの送信元のIPアドレスと比較すればよい。設定されていない場合には、配布対象でないと判定する。一方、設定されている場合には、さらに、当該配布クライアント1の配布状況425が「未送信」であるか判定し、「未送信」の場合には、当該配布クライアント1を配布物43の配布対象と判定し、「未送信」以外の場合には、配布対象でないと判定する(S603)。
配布情報送信手段32は、当該配布クライアント1を配布物43の配布対象と判定した場合(S603でYESの場合)、配布情報レコード420の配布物ID421および分散期間428Aを含むメッセージ(配布情報)を作成して、配布クライアント1に送信する(S604)。
配布情報送信手段32は、当該配布クライアント1を配布物43の配布対象でないと判定した場合(S603でNOの場合)、次の配布情報レコード420を参照する。
配布情報送信手段32は、配布情報DB42の全ての配布情報レコード420を順に参照して、S602〜S605の処理を行った後、配布クライアント1に終了メッセージを送信し(S606)、処理を終了する。
図7は、配布要求手段12の動作を示すフローチャートである。
配布要求手段12は、S505において配布情報要求手段11がスケジュールした所定の時刻に、配布クライアント1のOSによって起動される。なお、このようなデーモン処理とせずに、例えば、次のようにしてもよい。すなわち、配布情報要求手段11はスケジュールした所定の時刻を、主記憶または記憶装置2に記憶するようにする。そして、配布クライアント1の起動時に、OSが配布要求手段12を起動し、配布要求手段12は、所定の間隔で、主記憶または記憶装置2に記憶された所定の時刻に達したか否かを判定し、達した場合に、以下の処理(S701〜S704)を行うようにしてもよい。
配布要求手段12は、起動後、配布サーバ3に、配布物を要求するメッセージを送信する(S701)。
より詳細には、配布要求手段12は、要求情報DB21の全ての要求情報レコード210を順に参照し、処理時点での配布クライアント1のシステム年月日時刻と配布要求日時212を比較する。そして、システム年月日時刻が配布要求日時212以降であれば、配布物ID211を含む配布物要求メッセージを作成して、配布サーバ3に送信する。
配布要求手段12は、次に、配布サーバ3から配布メッセージを受信するまで待ち続ける(S702)。配布要求手段12は、配布メッセージを受信すると、配布メッセージに含まれている配布可否コードを参照する(S703)。そして、配布可否コードが「配布可」の場合(S703でNOの場合)は以下の処理(S704、S705)を行う。
配布要求手段12は、配布メッセージに含まれている配布物43を、記憶装置2に記憶する(S704)。記憶装置2に記憶された配布物43は、配布クライアント1の操作者によって、インストール等に使用される。
配布要求手段12は、次に、要求情報DB21の要求情報レコード210のうち、配布物ID211が配布メッセージに含まれている配布物ID421と一致するレコードを削除する(S705)。
一方、配布可否コードが「配布不可」の場合(S703でYESの場合)、配布要求手段12は、要求情報DB21の要求情報レコード210のうち、配布物ID211が配布メッセージに含まれている配布物ID421と一致するレコードの失敗回数213に1を加算する(S706)。
以上の処理により、配布物が配布された要求情報レコード210は削除され、一方、配布が失敗した要求情報レコード210は削除されずに、失敗回数213が加算される。従って、配布クライアント1の操作者は、データベース管理手段等によって、要求情報レコード210の内容を表示装置19に一覧表示する等により、どの配布物について何回配布が失敗しているか等を知ることができる。
なお、S701において、複数の要求情報レコード210について、配布物要求メッセージを配布サーバ3に送信する場合もある。その場合には、各送信についてS702〜S706の処理を行えばよい。例えば、S702〜S706の処理を別スレッドにし、各送信毎にスレッドを実行すればよい。
逆に、S701において、どの要求情報レコード210についても、配布物要求メッセージを配布サーバ3に送信しない場合もある。その場合には、S702〜S706の処理を行わずに、処理を終了すればよい。
図8は、配布手段33の動作を示すフローチャートである。
配布手段33は、配布サーバ3が配布要求手段12から、配布物要求メッセージを受信すると起動される。
配布手段33は、起動後、まず、配布物を要求するメッセージを受信する(S801)。
配布手段33は、次に、要求されている配布物が配布対象であるか判定する(S802)。
より詳細には、配布情報レコード420のうち、配布物ID421が配布物要求メッセージに含まれている配布物ID211と一致するレコードを参照して、以下のように判定する。
配布手段33は、配布物要求メッセージを送信した配布クライアント1が配布先424に設定されているか(例えば、配布物要求メッセージの送信元のIPアドレスが、配布先424に設定されているか)判定し、設定されていない場合には、配布対象外とする。設定されている場合には、当該配布先424の配布状況425が「未送信」であるか判定し、「未送信」でない場合(「送信済」の場合)には、配布対象外とする。「未送信」の場合には、処理時点での配布サーバ3のシステム年月日時刻と配布開始日時427Aを比較し、システム年月日時刻が配布開始日時427A以降の場合には、配布対象とする。一方、システム年月日時刻が配布開始日時427Aより前の場合でも、システム年月日時刻から配布開始日時427Aまでの時間間隔が所定値(例えば10分)以下であれば配布対象とし、所定値より大きい場合には配布対象外とする。この処理により、配布クライアント1の時計が、配布サーバ3の時計より例えば5分進んでおり、配布クライアント1の時計を基準にすると配布開始日時427Aの2分後(すなわち配布サーバ3の時計を基準にすると配布開始日時427Aの3分前)に配布物要求メッセージを送信した場合に、配布対象とすることができ、時計の不一致による配布物要求メッセージの失敗を防ぐことができる。
以上の処理で、配布対象と判定した場合(S802でYESの場合)、配布手段33は、配布物記憶場所422を参照して配布物43を取得し、「配布可」とした配布可否コード、配布物ID421、および配布物43を含む配布メッセージを作成して、配布クライアント1に送信する(S803)。
配布手段33は、次に、当該配布先424の配布状況425に「送信済」を設定して、配布情報レコード420を更新する(S804)。
一方、配布対象外と判定した場合(S802でNOの場合)、配布手段33は、「配布不可」とした配布可否コードおよび配布物ID421を含むエラーメッセージを作成して、配布クライアント1に送信する(S805)。
以上の処理終了後、配布手段33は、処理を終了する。
以上の処理により、配布物が配布された配布先424の配布状況425は「送信済」に更新される。従って、配布サーバ3の操作者は、データベース管理手段等によって、配布情報レコード420の内容を表示装置39に一覧表示する等により、各配布物について、どの配布クライアント1に対して配布が終了しているか等を知ることができる。
なお、以上の説明では、配布情報レコード420を削除する処理が存在しないが、例えば、全ての配布状況425が「送信済」となっている配布情報レコード420を削除するプログラムを作成し、定期的に起動することで、不要となった配布情報レコード420を削除することもできる。
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態においては、電子データ配布システム全体のシステム構成は図1と同じであるが、第2の実施形態においては、配布情報DB42のデータ構成が、第1の実施形態と異なる。また、配布情報要求手段11、配布物作成手段31、配布情報送信手段32、および配布手段33の動作の一部が、第1の実施形態と異なる。配布要求手段12の動作は、第1の実施形態と同じである。
以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図9は、本発明に係る第2の実施形態における配布情報DB42のデータ構成図である。
配布情報レコード420は、配布物ID421、配布物記憶場所422、配布台数423、配布先424、配布状況425、配布開始日427B、配布開始・終了時刻428B、および最大配布台数429Bの8種類のデータ項目から構成される。
データ項目のうち、配布物ID421、配布物記憶場所422、配布台数423および配布先424には、第1の実施形態と同様の値が設定される。
配布状況425には、「未送信」、「送信済」に加えて、「計画済」が設定されている場合がある。具体的には、第1の実施形態と同様、配布サーバ3の操作者が配布物43を作成する際に、配布物作成手段31が「未送信」を設定する。また、第1の実施形態とは異なり、配布情報送信手段32が、配布クライアント1に配布計画の少なくとも一部を送信した場合に、当該配布クライアント1の配布状況425に「計画済」を設定する。また、第1の実施形態と同様、配布手段33が、配布クライアント1に配布物43を送信した場合に、当該配布クライアント1の配布状況425に「送信済」を設定する。
第1の実施形態において示したデータ項目のうち、配布開始日時427Aおよび分散期間428Aは、第2の実施形態には存在せず、一方、第2の実施形態では、配布開始日427B、配布開始・終了時刻428B、および最大配布台数429Bが存在する。
配布開始日427Bには、例えば“20080528”(2008年5月28日)といったように、配布物43の送信を開始すべき日が設定される。配布サーバ3の操作者が配布物43を作成する際に、配布開始日を指定し、配布物作成手段31は指定された日を配布開始日427Bに設定する。
配布開始・終了時刻428Bには、例えば“0830:1300”(8時30分から13時まで)といったように、配布物43の送信を行うことができる24時間制の時間帯が設定される。配布サーバ3の操作者が配布物43を作成する際に、配布開始・終了時刻を指定し、配布物作成手段31は指定された配布開始・終了時刻を配布開始・終了時刻428Bに設定する。
最大配布台数429Bには、例えば“1000”(1000台)といったように、1回の配布時間帯で配布可能な配布クライアント1の最大台数が設定される。上記の例では、配布開始日427B以降、配布開始・終了時刻428Bに設定された時間帯において、毎日、最大1000台までの配布クライアント1に、配布物43の送信を行うことができる。配布サーバ3の操作者が配布物43を作成する際に、最大配布台数を指定し、配布物作成手段31は指定された最大配布台数を最大配布台数429Bに設定する。
次に、配布物作成手段31、配布情報要求手段11、配布情報送信手段32、配布手段33の順に、各手段の動作について、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図4は、配布物作成手段31の動作を示すフローチャートである。
配布物作成手段31は、第1の実施形態と同様、配布情報取得(S401)および配布物作成(S402)を行った後、配布情報レコード420を作成する(S403)。
配布情報レコード420の作成処理内容も、基本的には第1の実施形態と同じであるが、配布情報レコード420のデータ項目のうち、配布開始日時427Aおよび分散期間428Aは第2の実施形態には存在しないため設定せず、一方、第1の実施形態には存在しない、配布開始日427B、配布開始・終了時刻428B、および最大配布台数429Bの設定を行う。
具体的には、入力された情報を参照し、配布を開始すべき日を配布開始日427Bに、配布開始・終了時刻を配布開始・終了時刻428Bに、最大配布台数を最大配布台数429Bに設定する。
配布物作成手段31は、配布情報レコード420を作成すると処理を終了する。
図5は、配布情報要求手段11の動作を示すフローチャートである。
配布情報要求手段11は、第1の実施形態と同様、配布情報要求(S501)、メッセージ受信(S502)および終了メッセージ判定(S503)を行い、受信したメッセージが終了メッセージでない場合には(S503でNOの場合)、受信したメッセージから要求情報を作成する(S504)。
より詳細には、配布情報要求手段11は、受信したメッセージに含まれている配布物ID421を配布物ID211に、受信したメッセージに含まれている配布要求日時を配布要求日時212に設定し、失敗回数213に0を設定して、配布要求レコード210を作成する。
すなわち、第2の実施形態においては、後述するように、配布情報送信手段32が配布要求日時を算出し、配布要求日時を含むメッセージを作成して配布クライアント1に送信する。よって、配布情報要求手段11は、第1の実施形態のように受信したメッセージに含まれている配布要求日時を分散期間428Aを参照して配布要求日時を算出するのでなく、受信したメッセージに含まれている配布要求日時を配布要求日時212に設定する。
次に、配布情報要求手段11は、配布要求手段12が、配布要求日時に起動されるようにスケジュールして(S505)、再び、配布サーバ3からメッセージが送信されるのを待つ(S502)。
図6は、配布情報送信手段32の動作を示すフローチャートである。
配布情報送信手段32は、第1の実施形態と同様、要求メッセージを受信した(S601)後、配布情報DB42の全ての配布情報レコード420を順に参照し、S602〜S605の処理を行う。
配布情報送信手段32は、配布情報を送信要求するメッセージを送信した配布クライアント1が配布対象であるかを判定する(S603)。
より詳細には、まず、処理時点での配布サーバ3のシステム年月日が、配布情報レコード420の配布開始日427B以降であるか判定する。配布開始日427Bの前日以前の場合には、配布対象でないと判定する。一方、配布開始日427B以降の場合には、配布情報レコード420の配布先424として、配布情報を送信要求するメッセージを送信した配布クライアント1が設定されているか判定する。配布先424に配布クライアント1のIPアドレスを設定している場合には、配布情報を送信要求するメッセージの送信元のIPアドレスと比較すればよい。設定されていない場合には、配布対象でないと判定する。
一方、設定されている場合には、さらに、当該配布クライアント1の配布状況425が「未送信」であるか判定し、「未送信」の場合には、当該配布クライアント1を配布物43の配布対象と判定し、「未送信」以外の場合には、配布対象でないと判定する(S603)。
配布情報送信手段32は、当該配布クライアント1を配布物43の配布対象と判定した場合(S603でYESの場合)、配布要求日時を算出し、配布情報レコード420の配布物ID421および算出した配布要求日時を含むメッセージ(配布情報)を作成して、配布クライアント1に送信する。そして、当該配布クライアント1の配布状況425に「計画済」を設定して配布情報レコード420を更新する。(以上、S604)
S604において、配布要求日時の算出は、以下のように行う。まず、配布情報送信手段32は、「計画済」または「送信済」が設定された配布状況425の数を集計し、集計結果を最大配布台数429Bで割った商(n:整数)および余り(m:整数)を求める。そして、m=0の場合には、配布開始日427Bの(n+1)日後を配布要求日とし、m≠0の場合には、配布開始日427Bのn日後を配布要求日とする。次に、配布情報送信手段32は、配布開始・終了時刻428Bに設定された時間を(最大配布台数429B−1)で割り、この商にmを掛けた結果を配布開始・終了時刻428Bに設定された開始時刻に加えて配布要求時刻とする。配布情報送信手段32は、以上のようにして算出した配布要求日と配布要求時刻を合わせて、配布要求日時とする。
具体的には、例えば、配布開始日427Bが“2008年5月28日”、配布開始・終了時刻428Bが“8時30分から13時まで”、最大配布台数429Bが“1000台”であり、配布状況425のうち「計画済」または「送信済」が設定された数が1001の場合、n=1、m=1となる。また、配布開始・終了時刻428Bに設定された時間(8時30分から13時までの270分)を(最大配布台数429B(1000)−1)で割った商は、約16秒である。従って、配布要求日は“2008年5月29日”、配布要求時刻は“8時30分16秒”となり、配布要求日時は“2008年5月29日8時30分16秒”となる。ところで、配布クライアント1の時計と、配布サーバ3の時計が一致していないことも多く、その場合には、配布要求日時を秒単位で算出してもあまり意味はない。従って、このような場合には、分単位、10分単位等で、切上げ、切捨て、四捨五入等すればよい。
なお、以上で示した配布要求日時の算出方法は一例に過ぎず、各配布要求日で配布対象とする配布クライアント1の数が最大配布台数429Bを超えないようにしつつ、各配布要求日の配布開始・終了時刻428Bにおいて負荷分散が図れるように算出すればよい。
配布情報送信手段32は、当該配布クライアント1を配布物43の配布対象でないと判定した場合(S603でNOの場合)、次の配布情報レコード420を参照する。
配布情報送信手段32は、配布情報DB42の全ての配布情報レコード420を順に参照して、S602〜S605の処理を行った後、配布クライアント1に終了メッセージを送信し(S606)、処理を終了する。
図8は、配布手段33の動作を示すフローチャートである。
配布手段33は、第1の実施形態と同様、配布物要求メッセージを受信する(S801)。
配布手段33は、次に、要求されている配布物が配布対象であるか判定する(S802)。
より詳細には、配布情報レコード420のうち、配布物ID421が配布物要求メッセージに含まれている配布物ID211と一致するレコードを参照して、以下のように判定する。
配布手段33は、配布物要求メッセージを送信した配布クライアント1が配布先424に設定されているか(例えば、配布物要求メッセージの送信元のIPアドレスが、配布先424に設定されているか)判定し、設定されていない場合には、配布対象外とする。設定されている場合には、当該配布先424の配布状況425が「計画済」であるか判定し、「計画済」でない場合(「未送信」又は「送信済」の場合)には、配布対象外とする。「計画済」の場合には、処理時点での配布サーバ3のシステム年月日時刻を配布開始日427Bおよび配布開始・終了時刻428Bと比較する。
より詳細には、システム年月日が配布開始日427B以降であり、かつシステム時刻が配布開始・終了時刻428Bの開始時刻以降、終了時刻以前の場合には、配布対象とする。ここで、システム年月日が配布開始日427B以降の場合、システム時刻が配布開始・終了時刻428Bの開始時刻より前の場合でも、システム時刻から開始時刻までの時間間隔が所定値(例えば10分)以下であれば配布対象とし、所定値より大きい場合には配布対象外とする。同様に、システム年月日が配布開始日427B以降の場合、システム時刻が配布開始・終了時刻428Bの終了時刻より後の場合でも、システム時刻から終了時刻までの時間間隔が所定値(例えば10分)以下であれば配布対象とし、所定値より大きい場合には配布対象外とする。この処理により、配布クライアント1の時計が、配布サーバ3の時計と例えば5分食い違っており、配布クライアント1の時計を基準にすると配布開始・終了時刻428Bの開始時刻と終了時刻の間であるが、配布サーバ3の時計を基準にすると配布開始・終了時刻428Bの開始時刻と終了時刻の間でない場合にも、配布対象とすることができ、時計の不一致による配布物要求メッセージの失敗を防ぐことができる。
以上の処理で、配布対象と判定した場合(S802でYESの場合)、配布手段33は、第1の実施形態と同様、配布メッセージを作成して、配布クライアント1に送信し(S803)、配布情報レコード420を更新する(S804)。
また、配布対象外と判定した場合(S802でNOの場合)も、配布手段33は、第1の実施形態と同様、エラーメッセージを作成して、配布クライアント1に送信する(S805)。
以上の処理終了後、配布手段33は、処理を終了する。
以上の処理により、毎日の所定時間帯に配布が行われるので、配布対象の配布クライアント1の台数が比較的多いような場合、配布する日を分散させることで、配布に係る負荷を分散させることができる。一方、配布対象の配布クライアント1の台数が比較的少ないような場合には、一日で配布を終了させたほうが好ましい場合が多い。従って、配布サーバ3の操作者が、第1の実施形態と第2の実施形態、すなわち、一日で配布するか複数日に分けて配布するかを選択できるようにするのが好ましい。
以下、第1の実施形態と第2の実施形態を選択できるようにした、本発明に係る第3の実施形態について説明する。
図10は、本発明に係る第3の実施形態における配布情報DB42のデータ構成図である。
第3の実施形態においても、電子データ配布システム全体のシステム構成は図1と同じであるが、第3の実施形態においては、配布情報DB42のデータ構成が、第1の実施形態および第2の実施形態と異なる。また、配布情報要求手段11、配布物作成手段31、配布情報送信手段32、および配布手段33の動作の一部が、第1の実施形態および第2の実施形態と異なる。配布要求手段12の動作は、第1の実施形態および第2の実施形態と同じである。
以下、第1の実施形態および第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
図10は、本発明に係る第3の実施形態における配布情報DB42のデータ構成図である。
配布情報レコード420は、配布物ID421、配布物記憶場所422、配布台数423、配布先424、配布状況425、配布方法426、配布開始日時427A、分散期間428A、配布開始日427B、配布開始・終了時刻428B、および最大配布台数429Bの11種類のデータ項目から構成される。
ただし、1つの配布情報レコード420がこの全てのデータ項目を備えているのでなく、配布物ID421、配布物記憶場所422、配布台数423、配布先424、配布状況425、配布方法426、配布開始日時427A、および分散期間428Aの8種類のデータ項目から構成されるレコード(第1の構成のレコード)と、配布物ID421、配布物記憶場所422、配布台数423、配布先424、配布状況425、配布方法426、配布開始日427B、配布開始・終了時刻428B、および最大配布台数429Bの9種類のデータ項目から構成されるレコード(第2の構成のレコード)が、配布情報DB42内に混在している。
そして、各レコードがどちらのデータ構造を備えているかは、配布方法426によって知ることができる。すなわち、配布方法426には「一日で配布」または「複数日に分けて配布」のいずれかの値が設定されており、配布方法426が「一日で配布」の場合には第1の構成のレコードであり、「複数日に分けて配布」の場合には第2の構成のレコードである。配布サーバ3の操作者が配布物43を作成する際に、配布方法を指定し、配布物作成手段31は指定された配布方法を配布方法426に設定する。
配布方法426以外のデータ項目には、第1の実施形態または第2の実施形態と同様の値が設定される。
次に、配布物作成手段31、配布情報要求手段11、配布情報送信手段32、配布手段33の順に、各手段の動作について、第1の実施形態および第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
図4は、配布物作成手段31の動作を示すフローチャートである。
配布物作成手段31は、第1の実施形態および第2の実施形態と同様、配布情報取得(S401)および配布物作成(S402)を行った後、配布情報レコード420を作成する(S403)。
配布物作成手段31は、配布情報レコード420を作成する際、配布物ID421、配布物記憶場所422、配布台数423、配布先424、および配布状況425については、第1の実施形態と同様に設定する。次に、配布物作成手段31は、入力された情報を参照し、配布方法を配布方法426に設定する。そして、配布方法426が「一日で配布」の場合には、第1の実施形態と同様に配布開始日時427A、および分散期間428Aを設定し、配布方法426が「複数日に分けて配布」の場合には、第2の実施形態と同様に配布開始日427B、配布開始・終了時刻428B、および最大配布台数429Bを設定する。
配布物作成手段31は、配布情報レコード420を作成すると処理を終了する。
図5は、配布情報要求手段11の動作を示すフローチャートである。
配布情報要求手段11は、第1の実施形態および第2の実施形態と同様、配布情報要求(S501)、メッセージ受信(S502)および終了メッセージ判定(S503)を行い、受信したメッセージが終了メッセージでない場合には(S503でNOの場合)、受信したメッセージから要求情報を作成する(S504)。
より詳細には、配布情報要求手段11は、受信したメッセージに含まれている配布方法426が「一日で配布」の場合には、第1の実施形態と同様に、受信したメッセージに含まれている分散期間428Aを参照して配布要求日時を決定し、受信したメッセージに含まれている配布物ID421を配布物ID211に、配布要求日時を配布要求日時212に設定し、失敗回数213に0を設定して、配布要求レコード210を作成する。一方、受信したメッセージに含まれている配布方法426が「複数日に分けて配布」の場合には、第2の実施形態と同様に、受信したメッセージに含まれている配布物ID421を配布物ID211に、受信したメッセージに含まれている配布要求日時を配布要求日時212に設定し、失敗回数213に0を設定して、配布要求レコード210を作成する。
次に、配布情報要求手段11は、配布要求手段12が、配布要求日時に起動されるようにスケジュールして(S505)、再び、配布サーバ3からメッセージが送信されるのを待つ(S502)。
図6は、配布情報送信手段32の動作を示すフローチャートである。
配布情報送信手段32は、第1の実施形態および第2の実施形態と同様、要求メッセージを受信した(S601)後、配布情報DB42の全ての配布情報レコード420を順に参照し、S602〜S605の処理を行う。
配布情報送信手段32は、配布情報を送信要求するメッセージを送信した配布クライアント1が配布対象であるかを判定する(S603)。このとき、配布情報レコード420の配布方法426が「一日で配布」の場合には、第1の実施形態と同様に判定を行い、配布方法426が「複数日に分けて配布」の場合には、第2の実施形態と同様に判定および配布情報レコード420の更新を行う。
配布情報送信手段32は、当該配布クライアント1を配布物43の配布対象でないと判定した場合(S603でNOの場合)、次の配布情報レコード420を参照する。
配布情報送信手段32は、配布情報DB42の全ての配布情報レコード420を順に参照して、S602〜S605の処理を行った後、配布クライアント1に終了メッセージを送信し(S606)、処理を終了する。
図8は、配布手段33の動作を示すフローチャートである。
配布手段33は、第1の実施形態および第2の実施形態と同様、配布物要求メッセージを受信する(S801)。
配布手段33は、次に、要求されている配布物が配布対象であるか判定する(S802)。このとき、配布情報レコード420の配布方法426が「一日で配布」の場合には、第1の実施形態と同様に判定を行い、配布方法426が「複数日に分けて配布」の場合には、第2の実施形態と同様に判定を行う。
配布対象と判定した場合(S802でYESの場合)、配布手段33は、第1の実施形態および第2の実施形態と同様、配布メッセージを作成して、配布クライアント1に送信し(S803)、配布情報レコード420を更新する(S804)。
また、配布対象外と判定した場合(S802でNOの場合)も、配布手段33は、第1の実施形態および第2の実施形態と同様、エラーメッセージを作成して、配布クライアント1に送信する(S805)。
以上の処理終了後、配布手段33は、処理を終了する。
以上の処理により、配布サーバ3の操作者は、配布物43を作成する際、一日で配布するか複数日に分けて配布するかを選択することが可能になる。
なお、第1〜第3の実施形態のいずれにおいても、記憶装置2に要求情報DB21を備えない実施形態とすることも可能である。要求情報DB21を備えないようにすることで、配布クライアント1にデータベース管理プログラムを備える必要がなくなり、電子データ配布システム構築が、より容易になる。
記憶装置2に要求情報DB21を備えない実施形態においては、要求情報レコード210と同じデータ構成のレコードを記憶装置2ではなく、配布クライアント1の主記憶装置に記憶してもよい。この場合、各手段の動作は、要求情報レコード210を作成・更新・削除するのでなく、主記憶装置上のレコードを作成・更新・削除するという点を除き、これまで説明した動作と同じである。
記憶装置2に要求情報DB21を備えない実施形態において、要求情報レコードを1レコードだけ主記憶装置に記憶することも可能である。この場合、これまで説明した各手段の動作が、下記の点で異なる。
配布情報要求手段11は、図5において、受信したメッセージから要求情報を作成する(S504)際、受信したメッセージに含まれている配布物ID421、算出した配布要求日時および失敗回数(値として0を設定)を、配布クライアント1の主記憶装置に記憶する。すなわち、要求情報レコード210を作成しない。
配布情報送信手段32は、図6において、配布物43を、配布クライアント1への配布対象と判定した場合(S603)、配布情報を送信する(S604)と、次の配布情報レコード420は参照しない。すなわち、1つでも配布対象の配布情報レコード420を見つけた場合には、他の配布情報レコード420の参照は行わず、S602〜S605の繰り返し処理を終了する。このとき、配布情報レコード420を例えば、配布開始日時427Aまたは配布開始日427Bの昇順(日時等の古い順)に参照することで、より早く配布すべき配布情報レコード420から順に配布対象とすることが可能になる。
配布要求手段12は、図7において、配布サーバ3に、配布物を要求するメッセージを送信する(S701)際、要求情報DB21の全ての要求情報レコード210を参照せず、処理時点での配布クライアント1のシステム年月日時刻と主記憶装置に記憶した配布要求日時を比較する。そして、システム年月日時刻が配布要求日時以降であれば、主記憶装置に記憶した配布物IDを含む配布物要求メッセージを作成して、配布サーバ3に送信する。また、要求情報レコード210を削除するのでなく、配布要求日時等を主記憶装置から消去する等の方法により、配布要求日時等が主記憶装置に記憶されていない状態に戻す(S705)。また、要求情報レコード210の失敗回数213ではなく、主記憶装置に記憶した失敗回数に1を加算する(S706)。
以上のように、要求情報DB21を備えないようにした場合、例えば、配布クライアント1のシステムを停止させ、電源を切ると、主記憶装置に記憶した配布物ID等の情報は失われる。しかしながら、前述したように、配布クライアント1が配布サーバ3にログインするたびに、配布情報要求手段11が起動されるようにすれば、その際に再び配布物ID等を取得することができるので、実施形態1においては特に問題はない。
実施形態2および、実施形態3において配布方法426に「複数日に分けて配布」が設定されている場合については、次のようにすればよい。
配布情報送信手段32は、S603において、当該配布クライアント1の配布状況425が「未送信」の場合だけでなく「計画済」の場合にも、当該配布クライアント1を配布物43の配布対象と判定する(S603)。
配布状況425が「計画済」の場合、S604において、配布状況425が「未送信」の場合と同様に処理を行ってもよい。その場合、配布要求日時が再度算出されることになる。一方、例えば、「未送信」が設定された配布状況425に「計画済」を設定する際に、算出した配布要求日時も配布情報レコード420に設定する。そして、S604において、配布状況425に既に「計画済」が設定されている場合には、配布要求日時を算出するのでなく、配布情報レコード420に設定されている配布要求日時を含むメッセージ(配布情報)を作成して、配布クライアント1に送信すればよい。このようにすることで、既に配布情報を送信済みの場合には、配布要求日時を再度算出するのでなく、送信済みの配布要求日時を再度送信することができる。
本発明による第1の実施形態における電子データ配布システムのシステム構成図である。 本発明による要求情報DBのデータ構成図である。 本発明による配布情報DBのデータ構成図である。 本発明による配布物作成手段の動作を示すフローチャートである。 本発明による配布情報要求手段の動作を示すフローチャートである。 本発明による配布情報送信手段の動作を示すフローチャートである。 本発明による配布要求手段の動作を示すフローチャートである。 本発明による配布手段の動作を示すフローチャートである。 本発明による第2の実施形態における電子データ配布システムのシステム構成図である。 本発明による第3の実施形態における電子データ配布システムのシステム構成図である。
符号の説明
1 配布クライアント
2 記憶装置
3 配布サーバ
4 記憶装置
11 配布情報要求手段
12 配布要求手段
21 要求情報DB
31 配布物作成手段
32,32 配布情報送信手段
33 配布手段
41 電子データ
42 配布情報DB
43 配布物
210 要求情報レコード
211,421 配布物ID
212 配布要求日時
213 失敗回数
420 配布情報レコード
422 配布物記憶場所
423 配布台数
424 配布先
425 配布状況
427A 配布開始日時
427B 配布開始日
428A 分散期間
428B 配布開始・終了時刻
429B 最大配布台数

Claims (2)

  1. 電子データの配布物を送信する配布サーバと、配布物を受信する配布クライアントとが、通信自在に接続される電子データ配布システムであって、
    前記配布クライアントは、前記配布サーバに配布計画の少なくとも一部を送信するように要求する配布情報要求手段と、前記配布サーバに配布物を送信するように要求する配布要求手段とを備え、
    前記配布サーバは、配布対象とすべき電子データから電子データの配布物を作成する配布物作成手段と、
    前記配布サーバが備える配布情報データベースに記憶された配布計画である配布情報の少なくとも一部を前記配布クライアントに送信する配布情報送信手段と、
    送信要求された配布物を配布クライアントに送信する配布手段とを備え、
    前記配布物作成手段は、前記配布サーバの操作者が入力した配布クライアントを含む入力情報に基づき配布情報を取得する手段と、
    前記配布情報を参照し、前記配布サーバが備える記憶装置から電子データを取得して電子データの配布物を作成する手段と、
    前記配布情報を各データ項目に設定し、更に前記配布サーバの操作者によって入力され た情報を参照して配布開始日、配布開始・終了時刻、及び最大配布台数を設定して配布情報レコードを作成し、前記配布情報データベースに記憶する手段とを備え、
    前記配布情報要求手段は、前記配布サーバに、配布情報送信要求メッセージを送信する手段と、
    前記配布サーバから配布情報を受信すると、受信した配布情報に含まれている配布物I D及び配布要求日時を要求情報の配布要求日時に設定し、失敗回数を設定して要求情報レ コードを作成し、前記配布クライアントが備える要求情報データベースに記憶する手段とを備え、
    前記配布情報送信手段は、前記配布クライアントから配布情報送信要求メッセージを受信すると、前記配布情報データベースの全ての配布情報レコードを順に参照し、配布情報レコードの配布先として、配布情報送信要求メッセージを送信した配布クライアントが設定されているか判定する手段と、
    設定されている場合には、当該配布クライアントの配布情報レコードの配布状況が「未送信」であるか判定し、「未送信」の場合には、当該配布クライアントを配布物の配布対象と判定する手段と、
    当該配布クライアントを配布物の配布対象と判定したとき各配布要求日で配布対象と する配布クライアントの数が前記最大配布台数を超えないようにしつつ、各配布要求日の 配布開始・終了時刻において負荷分散が図れるように配布要求日時を算出し、配布情報レ コードの配布物ID及び当該算出した配布要求日時を含む配布情報を作成して当該配布クライアントに送信し、当該配布クライアントの配布状況に「計画済」を設定して配布情報 レコードを更新する手段とを備え、
    前記配布要求手段は、前記要求情報データベースの全ての要求情報レコードを順に参照し、処理時点での配布クライアントのシステム年月日時刻と配布要求日時を比較する手段と、
    システム年月日時刻が配布要求日時以降であれば、配布物要求メッセージを作成して、配布サーバに送信する手段と、
    配布サーバから配布メッセージを受信すると、配布メッセージに含まれている配布可否コードを参照する手段と、
    配布可否コードが「配布可」の場合は、配布メッセージに含まれている配布物を、前記配布クライアントが備える記憶装置に記憶する手段と、
    前記要求情報データベースの要求情報レコードのうち、配布物IDが配布メッセージに含まれている配布物IDと一致するレコードを削除する手段とを備え、
    前記配布手段は、前記配布サーバが前記配布クライアントから、配布物要求メッセージを受信すると、配布物要求メッセージを送信した配布クライアントが配布先に設定されて いる場合には、配布情報レコードの当該配布先の配布状況が「計画済」であるときに、処 理時点での配布サーバのシステム年月日時刻を配布開始日及び配布開始・終了時刻と比較 し、システム年月日が配布開始日以降であって、システム時刻が配布開始・終了時刻の開 始時刻以降あるいはシステム時刻が開始時刻より前の場合でもシステム時刻から開始時刻 までの時間間隔が所定値以下であり、かつ、システム時刻が終了時刻以前あるいはシステ ム時刻が終了時刻より後の場合でもシステム時刻から終了時刻までの時間間隔が所定値以 下の場合には、配布対象と判定する手段と、
    配布対象と判定した場合、前記配布物記憶場所を参照して配布物を取得し、「配布可」とした配布可否コード、配布物ID、及び配布物を含む配布メッセージを作成して、前記配布クライアントに送信する手段と、
    当該配布先の配布状況に「送信済」を設定して、前記配布情報レコードを更新する手段とを備える、
    ことを特徴とする電子データ配布システム。
  2. 前記配布物作成手段は、前記配布サーバの操作者によって入力された情報を参照し、前記配布情報レコードに配布方法を設定する手段と、
    配布方法が「一日で配布」の場合に、前記配布情報を各データ項目に設定し、更に前記 配布サーバの操作者によって入力された情報を参照して配布開始日時、及び分散期間を設定して配布情報レコードを作成し、前記配布情報データベースに記憶する手段と、
    配布方法が「複数日に分けて配布」の場合に、前記配布情報を各データ項目に設定し、 更に前記配布サーバの操作者によって入力された情報を参照して配布開始日、配布開始・終了時刻、及び最大配布台数を設定して配布情報レコードを作成し、前記配布情報データ ベースに記憶する手段とを備え、
    前記配布情報要求手段は、受信した配布情報に含まれている配布方法が「一日で配布」の場合に、前記配布サーバから配布情報を受信すると、受信した配布情報に含まれている分散期間を参照して配布要求日時を決定し、受信した配布情報に含まれている配布物ID及び当該決定された配布要求日時を設定し、失敗回数を設定して、要求情報レコードを作成する手段と、
    信した配布情報に含まれている配布方法が「複数日に分けて配布」の場合に、前記配 布サーバから配布情報を受信すると、受信した配布情報に含まれている配布物ID及び配布要求日時を設定し、失敗回数を設定して、要求情報レコードを作成する手段とを備え、
    前記配布情報送信手段は、配布情報レコードの配布方法が「一日で配布」の場合に、前 記配布クライアントを配布物の配布対象と判定したとき、前記配布情報レコードの配布物 ID及び分散期間を含む配布情報を作成し、前記配布クライアントに送信する手段と、
    配布方法が「複数日に分けて配布」の場合に、前記配布クライアントを配布物の配布対象と判定したとき、各配布要求日で配布対象とする配布クライアントの数が前記最大配布台数を超えないようにしつつ、各配布要求日の配布開始・終了時刻において負荷分散が図れるように配布要求日時を算出し、前記配布情報レコードの配布物ID及び当該算出した配布要求日時を含む配布情報を作成して前記配布クライアントに送信し、前記配布クライアントの配布状況に「計画済」を設定して前記配布情報レコードを更新する手段とを備え、
    前記配布手段は、配布情報レコードの配布方法が「一日で配布」の場合に、前記配布サ ーバが前記配布クライアントから、配布物要求メッセージを受信すると、配布物要求メッ セージを送信した配布クライアントが配布先に設定されているとき、配布情報レコードの 当該配布先の配布状況が「未送信」であるか判定し、「未送信」と判定した場合には、処 理時点での配布サーバのシステム年月日時刻を配布開始日時と比較し、システム年月日時 刻が配布開始日時以降あるいはシステム年月日時刻が配布開始日時より前の場合でもシス テム年月日時刻から配布開始日時までの時間間隔が所定値以下の場合には、配布対象と判 定する手段と、
    配布方法が「複数日に分けて配布」の場合に、前記配布サーバが前記配布クライアント から、配布物要求メッセージを受信すると、配布物要求メッセージを送信した配布クライ アントが配布先に設定されている場合には、配布情報レコードの当該配布先の配布状況が 「計画済」であるときに、処理時点での配布サーバのシステム年月日時刻を配布開始日及 び配布開始・終了時刻と比較し、システム年月日が配布開始日以降であって、システム時 刻が配布開始・終了時刻の開始時刻以降あるいはシステム時刻が開始時刻より前の場合で もシステム時刻から開始時刻までの時間間隔が所定値以下であり、かつ、システム時刻が 終了時刻以前あるいはシステム時刻が終了時刻より後の場合でもシステム時刻から終了時 刻までの時間間隔が所定値以下の場合には、配布対象と判定する手段とを備える、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子データ配布システム。
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