JP5124305B2 - 制水体設置装置 - Google Patents
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Description
水密に密封した筐体内において、金属製の既設流体管の所定箇所を管切除手段により不断水状態で切除し、前記既設流体管の切断面側に配置されるフランジを備えた制水体を前記所定箇所に設置するとともに、前記既設流体管の切断面を防錆して、前記制水体と前記既設流体管との間を、継手リングにより水密に接続する制水体設置装置であって、
前記制水体のフランジとの間に介在し管軸方向に弾性変形する第1のシール部材と、前記継手リングとの間に介在する第2のシール部材と、前記既設流体管の切断面を防錆する防錆材と、を備えた防錆フランジが前記制水体のフランジに対し接続された状態で、前記制水体が前記所定箇所に設置され、
該所定箇所に設置された防錆フランジは、前記制水体のフランジから取外されるとともに前記継手リングに対し接続され、前記第2のシール部材により水密性を維持した状態で、前記第1のシール部材の弾性変形範囲内で前記継手リングとともに前記切断面方向に移動して、前記第1のシール部材が水密性を維持した状態のまま、前記防錆材が前記切断面に当接し防錆するように成っていることを特徴としている。
この特徴によれば、筐体内において、管切除手段により切除した既設流体管の所定箇所に制水体を設置するときに、制水体のフランジと防錆フランジとの間に介在する第1のシール部材、継手リングと防錆フランジとの間に介在する第2のシール部材、及び防錆材を備えた防錆フランジを介在させ、制水体の設置前後で制水体のフランジと防錆フランジの接続から防錆フランジと継手リングの接続に切替えて、第1のシール部材の弾性変形範囲内で継手リングとともに防錆フランジを切断面方向に移動するだけで、制水体のフランジを備えた制水体で、既設流体管の切断面の防錆と、制水体と既設流体管との間の継手リングによる水密な接続とができることに成る。
前記防錆フランジは、前記制水体のフランジに形成されたボルト孔と前記継手リングに形成されたボルト孔とに略同軸に貫通した雌ネジ孔を有しており、
前記防錆フランジと前記制水体のフランジ若しくは前記継手リングとを接続する接続手段は、いずれかの前記ボルト孔に挿通されるとともに前記雌ネジ孔に螺挿される着脱可能なボルトであることを特徴としている。
この特徴によれば、同一の接続手段である汎用性を有するボルトを用い、制水体のフランジ若しくは継手リングに形成されたボルト孔にボルトを挿通し、これらに略同軸の雌ネジ孔に螺挿するだけで、防錆フランジを、部品点数を抑え且つ安価に制水体のフランジ若しくは継手リングに対し着脱可能に接続することができる。
前記防錆フランジは、前記制水体のフランジに形成されたボルト孔と前記継手リングに形成されたボルト孔とに略同軸に貫通したボルト孔を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、制水体を設置した後において、制水体のフランジのボルト孔と防錆フランジのボルト孔、及び継手リングのボルト孔に、略同軸にボルトを一体的に螺挿するだけで、制水体のフランジ及び継手リングに防錆フランジを取り付けるための加工を別途施すことがなく、制水体のフランジ及び継手リングの既存のボルト孔を利用して、防錆フランジを介して制水体と継手リングとを容易に接続することができる。
前記防錆フランジ若しくは前記継手リングの少なくともいずれか一方に、前記制水体を反力として前記防錆フランジを前記切断面方向に移動させる反力利用手段が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、制水体を設置した後に、防錆フランジと継手リングとを水密に接続した状態で、防錆フランジ若しくは継手リングの少なくともいずれか一方に設けられた反力利用手段により、制水体を反力として防錆フランジを切断面方向に移動させることを利用して、防錆材を確実に切断面に当接させることが出来る。
前記第1のシール部材は、管内方に向けて断面視略V字状に開口するリング状のリップシールから成り、前記リップシールが前記制水体のフランジ側と前記防錆フランジ側に向けて押圧していることを特徴としている。
この特徴によれば、断面視略V字状のリップシールが制水体のフランジ側と防錆フランジ側に向けて押圧していることで、防錆フランジが切断面方向に移動して制水体のフランジから離れてもシールが確保されるとともに、管内流体がV字状に開口したリップシールに流入することで、管内の流体圧を利用して制水体のフランジ側、及び防錆フランジ側に向けて更にリップシールが押圧され、水密性を高めることができる。
前記筐体内に、前記制水体を前記所定箇所に設置するまで案内する案内部が設けられており、
前記防錆フランジに、前記案内部により案内される被案内部を着脱可能に取り付ける取付部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、新たに設ける防錆フランジに、案内部により案内される被案内部を取り付ける取付部が設けられていることで、既存の制水体に被案内部を取り付ける必要がないばかりか、制水体の設置後、被案内部を取り外すことで、既設流体管の外周側に被案内部が残って邪魔になることがない。
2 制水体
7 筐体
7a 案内部
26a,26b 切断面
29 ボルト(接続手段)
30 継手リング
31 防錆フランジ
32 防錆材
33 被案内部
33a 取付部
41 ボルト孔
42 雌ネジ孔
43 ボルト孔
44 ボルト孔
45 第1のシール部材(リップシール)
46 第2のシール部材
48 ボルト孔
55 反力利用手段
59 ボルト孔
K 所定箇所
Fa フランジ
T フランジ面
Claims (6)
- 水密に密封した筐体内において、金属製の既設流体管の所定箇所を管切除手段により不断水状態で切除し、前記既設流体管の切断面側に配置されるフランジを備えた制水体を前記所定箇所に設置するとともに、前記既設流体管の切断面を防錆して、前記制水体と前記既設流体管との間を、継手リングにより水密に接続する制水体設置装置であって、
前記制水体のフランジとの間に介在し管軸方向に弾性変形する第1のシール部材と、前記継手リングとの間に介在する第2のシール部材と、前記既設流体管の切断面を防錆する防錆材と、を備えた防錆フランジが前記制水体のフランジに対し接続された状態で、前記制水体が前記所定箇所に設置され、
該所定箇所に設置された防錆フランジは、前記制水体のフランジから取外されるとともに前記継手リングに対し接続され、前記第2のシール部材により水密性を維持した状態で、前記第1のシール部材の弾性変形範囲内で前記継手リングとともに前記切断面方向に移動して、前記第1のシール部材が水密性を維持した状態のまま、前記防錆材が前記切断面に当接し防錆するように成っていることを特徴とする制水体設置装置。 - 前記防錆フランジは、前記制水体のフランジに形成されたボルト孔と前記継手リングに形成されたボルト孔とに略同軸に貫通した雌ネジ孔を有しており、
前記防錆フランジと前記制水体のフランジ若しくは前記継手リングとを接続する接続手段は、いずれかの前記ボルト孔に挿通されるとともに前記雌ネジ孔に螺挿される着脱可能なボルトであることを特徴とする請求項1に記載の制水体設置装置。 - 前記防錆フランジは、前記制水体のフランジに形成されたボルト孔と前記継手リングに形成されたボルト孔とに略同軸に貫通したボルト孔を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の制水体設置装置。
- 前記防錆フランジ若しくは前記継手リングの少なくともいずれか一方に、前記制水体を反力として前記防錆フランジを前記切断面方向に移動させる反力利用手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の制水体設置装置。
- 前記第1のシール部材は、管内方に向けて断面視略V字状に開口するリング状のリップシールから成り、前記リップシールが前記制水体のフランジ側と前記防錆フランジ側に向けて押圧していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の制水体設置装置。
- 前記筐体内に、前記制水体を前記所定箇所に設置するまで案内する案内部が設けられており、
前記防錆フランジに、前記案内部により案内される被案内部を着脱可能に取り付ける取付部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の制水体設置装置。
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