JP5123754B2 - 描画装置及び荷電粒子ビームの焦点合わせ方法 - Google Patents

描画装置及び荷電粒子ビームの焦点合わせ方法 Download PDF

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Description

本発明は、描画装置及び荷電粒子ビームの焦点合わせ方法に係り、例えば、第1と第2のアパーチャ部材を用いた可変成形型の電子ビーム描画装置及びその電子ビームの焦点合わせ方法に関する。
半導体デバイスの微細化の進展を担うリソグラフィ技術は半導体製造プロセスのなかでも唯一パターンを生成する極めて重要なプロセスである。近年、LSIの高集積化に伴い、半導体デバイスに要求される回路線幅は年々微細化されてきている。これらの半導体デバイスへ所望の回路パターンを形成するためには、高精度の原画パターン(レチクル或いはマスクともいう。)が必要となる。ここで、電子線(電子ビーム)描画技術は本質的に優れた解像性を有しており、高精度の原画パターンの生産に用いられる。
図9は、従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
可変成形型電子線(EB:Electron beam)描画装置は、以下のように動作する。第1のアパーチャ410には、電子線330を成形するための矩形例えば長方形の開口411が形成されている。また、第2のアパーチャ420には、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330を所望の矩形形状に成形するための可変成形開口421が形成されている。荷電粒子ソース430から照射され、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330は、偏向器により偏向され、第2のアパーチャ420の可変成形開口421の一部を通過して、所定の一方向(例えば、X方向とする)に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340に照射される。すなわち、第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過できる矩形形状が、X方向に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340の描画領域に描画される(例えば、特許文献1参照)。第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過させ、任意形状を作成する方式を可変成形方式という。
可変成形型の描画装置では、上述したように、第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過させることで描画すべきビームの成形をおこなっている。そのため、高精度な成形を行なうために、第1のアパーチャ像が第2のアパーチャ上に焦点を結ぶことが求められる。しかし、第1と第2のアパーチャ間での結像系における焦点合わせ方法については、十分な精度で焦点合わせを行なう手法が確立されていなかった。
特開2007−043083号公報
上述したように、第1と第2のアパーチャ間での十分な精度で焦点合わせを行なう手法が確立されていなかった。
そこで、本発明は、上述した問題点を克服し、第1と第2のアパーチャ間での焦点合わせを行なう方法およびその装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の描画装置は、
荷電粒子ビームを照射する照射部と、
荷電粒子ビームを成形する第1と第2のアパーチャ部材と、
照射部と第1のアパーチャ部材との間に配置され、荷電粒子ビームを一旦偏向した後に向きを変えて第1のアパーチャ部材を通過する位置に偏向する第1と第2のコイルと、
第1と第2のアパーチャ部材の間に配置され、第1のアパーチャ部材を通過した荷電粒子ビームの焦点を調整するレンズと、
レンズにより調整される荷電粒子ビームの焦点位置と第1と第2のコイルによる荷電粒子ビームの偏向量との組合せを変化させた際の同じ焦点位置で異なる偏向量間での第2のアパーチャ部材上での荷電粒子ビームの位置の差を演算する演算部と、
を備えたことを特徴とする。
かかる構成により、レンズにより調整される荷電粒子ビームの焦点位置が同じ条件で、第1と第2のコイルによる荷電粒子ビームの偏向量が異なる条件での第2のアパーチャ部材上での荷電粒子ビームの位置の差を演算する。そして、設定された焦点位置が第2のアパーチャ部材上にあれば、その差は理想的には0(ゼロ)になる。よって、荷電粒子ビームの焦点位置を可変にして、上記差が最も小さくなる荷電粒子ビームの焦点位置を見つければよい。
演算部は、レンズにより調整される荷電粒子ビームの焦点位置毎に第1と第2のコイルによる荷電粒子ビームの偏向量を変化させた際の荷電粒子ビームの位置の差を演算すると好適である。
或いは、演算部は、第1と第2のコイルにより調整される荷電粒子ビームの偏向量毎にレンズにより調整される荷電粒子ビームの焦点位置を変化させた際の荷電粒子ビームの位置の差を演算しても好適である。
また、描画装置は、第1と第2のアパーチャ部材の間に配置され、第1のアパーチャ部材を通過した荷電粒子ビームを偏向する偏向器と、
レンズにより調整される荷電粒子ビームの焦点位置毎に第1と第2のコイルによる荷電粒子ビームの偏向量を変化させた際の第2のアパーチャ部材を通過した荷電粒子ビームの電流を検出する検出器と、
をさらに備え、
演算部は、検出された荷電粒子ビームの電流値と偏向器による荷電粒子ビームの偏向量とを用いて、荷電粒子ビームの位置の差を演算すると好適である。
本発明の一態様の荷電粒子ビームの焦点合わせ方法は、
荷電粒子ビームを照射する工程と、
荷電粒子ビームを第1のコイルで一旦偏向した後に、第2のコイルで第1のアパーチャ部材を通過する位置に偏向する工程と、
第1と第2のアパーチャ部材の間に配置されたレンズにより調整される荷電粒子ビームの焦点位置と第1と第2のコイルによる荷電粒子ビームの偏向量との組合せを変化させた際の各組み合わせでの第2のアパーチャ部材上での荷電粒子ビームの位置を測定する工程と、
同じ焦点位置で異なる偏向量間での荷電粒子ビームの位置の差或いは第2のアパーチャ部材上の2次元方向における各方向の上述した差の2乗和がより小さい焦点位置に荷電粒子ビームの焦点を調整する工程と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、第1と第2のアパーチャ間での焦点合わせを行なうことができる。
以下、各実施の形態では、荷電粒子ビームの一例として、電子ビームを用いた構成について説明する。但し、荷電粒子ビームは、電子ビームに限るものではなく、イオンビーム等の荷電粒子を用いたビームでも構わない。また、荷電粒子ビーム描画装置の一例として、特に、可変成形型の電子ビーム描画装置について説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。図1において、描画装置100は、描画部150と制御部160を備えている。描画装置100は、荷電粒子ビーム描画装置の一例である。描画装置100は、試料101に所定のパターンを描画する。描画部150は、描画室103と描画室103の上部に配置された電子鏡筒102を備えている。電子鏡筒102内には、電子銃201、照明レンズ202、第1のアパーチャ部材203、投影レンズ204、成形偏向器205、第2のアパーチャ部材206、対物レンズ207、偏向器208、アライメントコイル212,214,216、結像レンズ218、及び検出器220を有している。そして、描画室103内には、XYステージ105が配置され、XYステージ105上に描画対象となる試料101とファラデーカップ106が配置される。試料101として、例えば、半導体装置が形成されるウェハにパターンを転写する露光用のマスクが含まれる。また、このマスクは、例えば、まだ何もパターンが形成されていないマスクブランクスが含まれる。図1では、本実施の形態1を説明する上で必要な構成部分以外については記載を省略している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれても構わない。
試料101にパターンを描画する際には、以下のように動作する。電子銃201(照射部)から出た電子ビーム200は、照明レンズ202により矩形例えば長方形の穴を持つ第1の成形アパーチャ部材203全体を照明する。ここで、第1の成形アパーチャ部材203の開口を通過させることで電子ビーム200をまず矩形例えば長方形に成形する。そして、第1の成形アパーチャ部材203を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム200は、投影レンズ204により第2の成形アパーチャ部材206上に投影される。また、第1の成形アパーチャ部材203と第2のアパーチャ部材206の間に配置された結像レンズ218により第1のアパーチャ部材203を通過した電子ビーム200の焦点が調整される。これにより、第1のアパーチャ像は第2の成形アパーチャ部材206上に焦点を合わせられる。かかる第2の成形アパーチャ部材206上での第1のアパーチャ像の位置は、静電型の成形偏向器205によって偏向制御され、ビーム形状と寸法を変化させることができる。そして、第2の成形アパーチャ部材206を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム200は、対物レンズ207により焦点を合わせ、偏向器208によって偏向され、移動可能に配置されたXYステージ105上の試料101の所望する位置に照射される。
ここで、電子ビーム200が高精度に成形されるためには、結像レンズ218により第1の成形アパーチャ部材203を通過した第1のアパーチャ像の焦点が第2の成形アパーチャ部材206上に合うように調整されることが求められる。実施の形態1では、以下、かかる第1の成形アパーチャ部材203と第2の成形アパーチャ部材206間での結像系における焦点合わせ方法について説明する。
図2は、実施の形態1における電子ビームの焦点合わせ方法に用いる構成を抜き出した描画装置の一部を示す概念図である。図2において、図1の制御部160は、制御計算機110、メモリ111、磁気ディスク装置109、制御回路112,114,116,118,120、デジタル・アナログ変換器(DAC)122、及び検出アンプ124,126を有している。制御計算機110、メモリ111、磁気ディスク装置109、制御回路112,114,116,118,120、及び検出アンプ124,126は、図示しないバスにて互いに接続されている。制御回路112は、アライメントコイル212(第1のコイル)に接続され、アライメントコイル212に電子ビーム200を偏向するための電流を出力する。制御回路114は、アライメントコイル214(第2のコイル)に接続され、アライメントコイル214に電子ビーム200を偏向するための電流を出力する。制御回路116は、アライメントコイル216(第3のコイル)に接続され、アライメントコイル216に電子ビーム200を偏向するための電流を出力する。制御回路118は、結像レンズ218に接続され、結像レンズ218に電子ビーム200の焦点合わせを行うための電流を出力する。制御回路120は、DAC122に接続され、電子ビーム200を偏向するための偏向量を示すデジタル信号を出力する。DAC122は、デジタル信号をアナログの偏向電圧に変換し、図示しないアンプで増幅の上、成形偏向器205に印加する。制御計算機110は、制御回路112,114,116,118,120を制御し、また、検出アンプ124,126からの出力信号を入力し、演算に用いる。制御計算機110に入力される情報或いは演算処理中及び処理後の各情報はその都度メモリ111に記憶される。図2では、本実施の形態1における電子ビームの焦点合わせ方法を説明する上で必要な構成部分以外については記載を省略している。
アライメントコイル212は、電子銃201と第1のアパーチャ部材203との間に配置される。そして、アライメントコイル212は、電子銃201から照射された電子ビーム200を一点鎖線で示す光軸上から外側に向けて偏向する。アライメントコイル214は、アライメントコイル212と第1のアパーチャ部材203との間に配置される。そして、アライメントコイル214は、アライメントコイル212によって一旦外側に向けて偏向された電子ビーム200を第1のアパーチャ部材203の開口の中心を通過するように偏向する。言い換えれば、アライメントコイル212,214は、電子ビーム200を一旦偏向した後に向きを変えて第1のアパーチャ部材203の開口中心を通過する位置に偏向する。このように、一旦ビームを外側に振ってから第1のアパーチャ部材203の開口中心に振り戻す。このような偏向量の関係になるアライメントコイル212に流す電流値C1iとアライメントコイル214に流す電流値C2iとの組み合わせは、予め、求めておく。例えば、電流値C1iと電流値C2iとの連動比を算出しておくと好適である。一方の値が決まれば、連動比にその一方の値を乗じることで他方の値も決めることができる。電流値C1iと電流値C2iとの組み合わせにより電子ビーム200が第1のアパーチャ部材203の開口中心に振り戻されているかどうかは次のようにして確認することができる。まず、電流値C1iと電流値C2iとを適当に設定する。第1のアパーチャ部材203の開口を電子ビーム200が通過すると想定される値にまずは設定しておけばよい。ここで、後述するように成形偏向器205に電圧を印加しない状態では、第1のアパーチャ部材203を通過した電子ビーム200が第2のアパーチャ部材206の開口からずれた位置に照射されるように構成されている。その状態で、アライメントコイル216で電子ビーム200を走査し、第2のアパーチャ部材206で反射された反射電子を検出器220で検出する。そして、検出器220の出力信号を検出アンプ124で増幅して制御計算機110に出力する。制御計算機110では、検出された第1のアパーチャ像の位置を測定する。そして、第1のアパーチャ像が第1のアパーチャ部材203の開口中心に位置するように電流値C2iを調整する。このようにして電流値C2iが調整されれば、電流値C1iと電流値C2iとの組み合わせが決まる。そして、1つの組み合わせが決まれば、その比を連動比として取得することができる。以降は、電流値C1iを変化させても連動比に電流値C1iを乗じる(或いは連動比を電流値C1iで割る)ことで、電流値C2iを求めることができる。
図3は、実施の形態1における焦点位置が第2のアパーチャ部材上に位置する状態の一例を示す図である。図3において、第1のアパーチャ部材203の開口中心を通過した電子ビーム200の第1のアパーチャ像は、結像レンズ218に設定されるレンズ値(電流値)に従って、ある焦点位置に焦点を結ぶ。ここで、設定されたレンズ値によって結像レンズ218により理想的に第2のアパーチャ部材206上に電子ビーム200の焦点位置が位置する場合、アライメントコイル212,214に設定される電流値C1iと電流値C2iとの組み合わせを他の組み合わせに変更しても第2のアパーチャ部材206上の位置Pに焦点を結ぶので、ビームの位置は同じになる。図3では、電流値C11と電流値C21との組み合わせでの電子ビーム200aの軌道を実線で、電流値C12と電流値C22との組み合わせでの電子ビーム200bの軌道を点線で示す。このようにアライメントコイル212,214による電子ビーム200の振り幅を変えても焦点位置ではビームの位置が同じになる。そのため、焦点位置が第2のアパーチャ部材206上にあれば、第2のアパーチャ部材206上での電子ビーム200aと電子ビーム200bの位置は同じになる。これに対し、焦点位置が第2のアパーチャ部材206上に無い場合、つまり、焦点位置が合っていない場合、以下のようになる。
図4は、実施の形態1における焦点位置が第2のアパーチャ部材上からずれている状態の一例を示す図である。図4では、電子ビーム200の焦点位置がPから下側にずれたPである場合のビーム軌道を示している。アライメントコイル212,214による電子ビーム200の振り幅を変えるとビーム軌道は異なるが焦点位置でのビームの位置が同じになることは上述したとおりである。よって、電子ビーム200aと電子ビーム200bは、Pにおいて同じ位置となる。そのため、第2のアパーチャ部材206上では、互いに異なる位置になる。図4では、電子ビーム200aの第2のアパーチャ部材206上での位置をL、電子ビーム200bの第2のアパーチャ部材206上での位置をLで示している。その差はΔLとなる。
よって、アライメントコイル212,214による電子ビーム200の振り幅を変えた状態で、ΔLがより小さくなる結像レンズ218のレンズ値を取得し、そのレンズ値を結像レンズ218に設定すれば焦点合わせを行なうことができる。ビーム位置は、x方向とy方向で求まるが、ここでは、技術内容を理解し易くするために、一方の場合について示している。或いは、x方向のΔL成分をΔL、y方向のΔL成分をΔLとして、ΔL +ΔL が最小となる結像レンズ218のレンズ値を設定値としても好適である。上述した手法を具現化して、以下、フローチャートに沿って説明する。
図5は、実施の形態1における電子ビームの焦点合わせ方法の要部工程を示すフローチャート図である。
ステップ(S)102において、結像レンズ218にレンズ値(電流値)lを設定する。まずは、初期値lを設定しておく。
S104において、アライメントコイル212,214(コイル1,2)にコイル値(電流値)(C11,C21)を設定する。電流値C11と電流値C21に設定されることで、アライメントコイル212,214の各偏向量により、一旦電子ビーム200を外側に振ってから第1のアパーチャ部材203の開口中心に振り戻すことは言うまでもない。
S106において、第2のアパーチャ部材206上の電子ビーム200の位置を測定する。第1のアパーチャ部材203の開口中心を通過した電子ビーム200は、結像レンズ218によって、結像レンズ218に設定されたlで定まる焦点位置に焦点を結ぶ。第2のアパーチャ部材206上では、図4で示す位置Lに照射される。そこで、かかるビーム位置Lを測定する。ビーム位置の測定方法は、次のようにすると好適である。
図6は、実施の形態1における電子ビームの位置を測定する手法を説明するための概念図である。成形偏向器205に偏向電圧を印加しない状態では、第1のアパーチャ部材203の開口中心を通過した第1のアパーチャ像222が第2のアパーチャ部材206の開口226にかからない位置に照射されるように構成しておく。図6では、実線で示している。そして、第1のアパーチャ像222が開口226に向かうように成形偏向器205の偏向量を変化させていく。これに伴って、第1のアパーチャ像222が開口226に近づいていく。そして、第1のアパーチャ像222が開口226に重なり始めると第2のアパーチャ部材206を電子ビーム200が通過し始める。この第2のアパーチャ部材206を通過した電子ビーム200をファラデーカップ106(検出器)で受けて、電子ビーム200の電流を検出する。ファラデーカップ106の出力信号は、検出アンプ126で増幅され、制御計算機110に出力される。ここで、ファラデーカップ106が電子ビーム200を検出した時点での成形偏向器205へ印加した偏向電圧(偏向量)から第1のアパーチャ像222が開口226に重なり始めるまでの移動距離を求めることができる。制御計算機110は、かかる移動距離から第2のアパーチャ部材206上の電子ビーム200の位置Lを求める。このように、制御計算機110は、検出された電子ビームの電流値と成形偏向器205による電子ビーム200の偏向量とを用いて位置Lを求める。もちろん、制御計算機110は、ファラデーカップ106が電子ビーム200を検出した時点での成形偏向器205へ印加した偏向電圧(偏向量)から位置Lを求めても構わない。
S108において、アライメントコイル212,214(コイル1,2)にコイル値(C11,C21)とは異なる偏向量となるコイル値(C12,C22)を設定する。電流値C12と電流値C22に設定されることで、アライメントコイル212,214の各偏向量により、一旦電子ビーム200を外側に振ってから第1のアパーチャ部材203の開口中心に振り戻すことは言うまでもない。
S110において、第2のアパーチャ部材206上の電子ビーム200の位置を測定する。第1のアパーチャ部材203の開口中心を通過した電子ビーム200は、結像レンズ218によって、結像レンズ218に設定されたlで定まる焦点位置に焦点を結ぶ。第2のアパーチャ部材206上では、図4で示す位置Lに照射される。そこで、かかるビーム位置Lを測定する。ビーム位置の測定方法は、上述したとおりである。
S112において、制御計算機110は、結像レンズ218により調整される電子ビーム200の焦点位置とアライメントコイル212,214による電子ビーム200の偏向量との組合せを変化させた際の同じ焦点位置Pで異なる偏向量間での第2のアパーチャ部材206上での電子ビーム200の位置の差ΔLを演算する。具体的には、ΔL=|L−L|を演算する。そして、演算結果は、レンズ値(電流値)lと共に、磁気ディスク装置109に格納される。
実施の形態1では、結像レンズ218により調整される電子ビーム200の焦点位置毎にアライメントコイル212,214による電子ビーム200の偏向量を変化させた際の電子ビーム200の位置の差ΔLを求める。そこで、結像レンズ218により調整される電子ビーム200の焦点位置を変化させる。
S114において、制御計算機110は、設定されたレンズ値lが設定限界のlになったかどうかを判定する。l<l<lの範囲でlをlからlまで順に変化させる。レンズ値lが設定限界のlになっていない場合には、S116に進む。
S116において、制御計算機110は、レンズ値lのkに1を加算する。そして、S102に戻る。
そして、設定されたレンズ値lが設定限界のlになるまで、同様に、S102からS116までを繰り返す。このようにして、制御計算機110は、結像レンズ218により調整される電子ビーム200の焦点位置毎にアライメントコイル212,214による電子ビーム200の偏向量を変化させた際の電子ビーム200の位置の差ΔLを演算する。各焦点位置において、LとLは検出された電子ビームの電流値と成形偏向器205による電子ビーム200の偏向量とを用いて求められるので、結果的に、制御計算機110は、検出された電子ビームの電流値と成形偏向器205による電子ビーム200の偏向量とを用いて、第2のアパーチャ部材206上での電子ビーム200の位置の差ΔLを演算することにつながる。
S118において、制御計算機110は、磁気ディスク装置109から焦点位置毎に、言い換えれば、設定されたレンズ値l毎に求められた電子ビーム200の位置の差ΔLを読み出し、複数の差ΔLの中から最も小さいΔLminを選択する。ここで、上述したように、電子ビーム200の位置の差ΔLはx方向とy方向とが存在するので、x方向のΔLxとy方向のΔLyの2乗和が最も小さいものをΔLminとしても好適である。或いは、さらに高精度にΔLminを選択する場合には、以下のようにするとなお良い。
図7は、実施の形態1におけるΔLと焦点位置との関係の一例を示す図である。図7において、横軸は、レンズ値l、縦軸は、x方向のΔLxとy方向のΔLyの2乗和を示す。そして、制御計算機110は、磁気ディスク装置109から設定されたレンズ値l毎に求められた電子ビーム200の位置の差ΔLを読み出し、ΔLxとΔLyの2乗和を多項式F(x)で近似(フィッティング)する。そして、多項式F(x)が示す近似曲線の傾きが0となる点、すなわち、ΔLxとΔLyの2乗和の最小値をΔLminとする。このように近似曲線から求めることで、測定のばらつきから受ける影響を少なくすることができる。多項式F(x)は、例えば、2次関数(F(x)=ax+bx+c)を用いると好適である。もちろん、2次関数に限るものではなく近似される多項式であればよい。
S120において、制御計算機110は、ΔLminとなるレンズ値lを結像レンズ218に設定するように制御回路118に信号を出力する。制御回路118は、ΔLminとなるレンズ値lを結像レンズ218に設定する。このように、同じ焦点位置でアライメントコイル212,214による異なる偏向量間での電子ビーム200の位置の差がより小さい焦点位置に電子ビーム200の焦点を調整する。例えば、ΔLminを求める際に、図7に示したように2次関数(F(x)=ax+bx+c)でフィッティングした場合には、F(x)を微分したF(x)’=2ax+b=0となるx値に相当するレンズ値をΔLminとなるレンズ値lとすればよい。このように、測定された、同じ焦点位置で異なる偏向量間での電子ビームの位置の差を基に、その差がより小さくなる焦点位置に電子ビームの焦点を調整する。
以上のように構成することで、第1のアパーチャ部材203と第2のアパーチャ部材206間での電子ビーム200の焦点合わせを行うことができる。その結果、高精度な成形を行なうことができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、まず、レンズ値lを設定して、その中で、アライメントコイル212,214のコイル値(C1i,C2i)を変化させる構成について説明した。実施の形態2では、逆に、まず、コイル値(C1i,C2i)を設定して、その中で、レンズ値lを変化させる構成について説明する。描画装置100の構成は、図1と同様である。また、電子ビーム200の焦点合わせ方法に用いる構成についても図2と同様である。
図8は、実施の形態2における電子ビームの焦点合わせ方法の要部工程を示すフローチャート図である。
S202において、アライメントコイル212,214(コイル1,2)にコイル値(電流値)(C1i,C2i)を設定する。まずは、初期値(C11,C21)を設定しておく。電流値C1iと電流値C2iに設定されることで、アライメントコイル212,214の各偏向量により、一旦電子ビーム200を外側に振ってから第1のアパーチャ部材203の開口中心に振り戻すことは言うまでもない。
S204において、結像レンズ218にレンズ値(電流値)lを設定する。まずは、初期値lを設定しておく。
S206において、第2のアパーチャ部材206上の電子ビーム200の位置Lを測定する。ビーム位置の測定方法は、実施の形態1と同様である。
S208において、制御計算機110は、設定されたレンズ値lが設定限界のlになったかどうかを判定する。l<l<lの範囲でlをlからlまで順に変化させる。レンズ値lが設定限界のlになっていない場合には、S210に進む。レンズ値lが設定限界のlになっている場合には、S212に進む。
S210において、制御計算機110は、レンズ値lのkに1を加算する。そして、S204に戻る。
そして、設定されたレンズ値lが設定限界のlになるまで、同様に、S204からS210までを繰り返す。各レンズ値lで測定された電子ビーム200の位置Lは、磁気ディスク装置109に格納される。
S212において、制御計算機110は、設定されたコイル値(C1i,C2i)のiが、設定限界のimaxになったかどうかを判定する。1<i<imaxの範囲でiを1からimaxまで順に変化させる。コイル値(C1i,C2i)のiが、設定限界のimaxになっていない場合には、S214に進む。コイル値(C1i,C2i)のiが、設定限界のimaxになっている場合には、S216に進む。imax=2であれば十分である。
S214において、制御計算機110は、コイル値(C1i,C2i)のiに1を加算する。そして、S202に戻る。
そして、設定されたコイル値(C1i,C2i)が設定限界のコイル値(C1imax,C2imax)になるまで、同様に、S202からS214までを繰り返す。測定された電子ビーム200の位置Lは、磁気ディスク装置109に格納される。
以上のように、アライメントコイル212,214により調整される電子ビーム200の偏向量毎に結像レンズ218により調整される電子ビーム200の焦点位置を変化させた際の電子ビーム200の位置Lを測定する。
S216において、制御計算機110は、同じ焦点位置でアライメントコイル212,214による異なる偏向量間での第2のアパーチャ部材206上での電子ビーム200の位置の差ΔLを演算する。具体的には、ΔL=|L−L|を演算する。そして、演算結果は、レンズ値(電流値)lと共に、磁気ディスク装置109に格納される。
S218において、制御計算機110は、磁気ディスク装置109から電子ビーム200の位置の差ΔLを読み出し、複数の差ΔLの中から最も小さいΔLminを選択する。ここで、上述したように、電子ビーム200の位置の差ΔLはx方向とy方向とが存在するので、x方向のΔLxとy方向のΔLyの2乗和が最も小さいものをΔLminとしても好適である。或いは、図7において説明したように、ΔLxとΔLyの2乗和を多項式で近似(フィッティング)して、その多項式F(x)が示すグラフの傾きが0となる点、すなわち、ΔLxとΔLyの2乗和の最小値をΔLminとするとなお好適である。
S220において、制御計算機110は、ΔLminとなるレンズ値lを結像レンズ218に設定するように制御回路118に信号を出力する。制御回路118は、ΔLminとなるレンズ値lを結像レンズ218に設定する。このように、同じ焦点位置でアライメントコイル212,214による異なる偏向量間での電子ビーム200の位置の差がより小さい焦点位置に電子ビーム200の焦点を調整する。
以上のように実施の形態2では、アライメントコイル212,214により調整される電子ビーム200の偏向量毎に結像レンズ218により調整される電子ビーム200の焦点位置を変化させた際の電子ビーム200の位置の差ΔLを演算する。かかるフローで焦点を合わせても実施の形態1と同様に高精度な焦点合わせを行なうことができる。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、描画装置100を制御する制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての描画装置及び荷電粒子ビームの焦点合わせ方法は、本発明の範囲に包含される。
実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。 実施の形態1における電子ビームの焦点合わせ方法に用いる構成を抜き出した描画装置の一部を示す概念図である。 実施の形態1における焦点位置が第2のアパーチャ部材上に位置する状態の一例を示す図である。 実施の形態1における焦点位置が第2のアパーチャ部材上からずれている状態の一例を示す図である。 実施の形態1における電子ビームの焦点合わせ方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態1における電子ビームの位置を測定する手法を説明するための概念図である。 実施の形態1におけるΔLと焦点位置との関係の一例を示す図である。 実施の形態2における電子ビームの焦点合わせ方法の要部工程を示すフローチャート図である。 従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
符号の説明
100 描画装置
101,340 試料
102 電子鏡筒
103 描画室
105 XYステージ
106 ファラデーカップ
109 磁気ディスク装置
110 制御計算機
111 メモリ
112,114,116,118,120 制御回路
122 DAC
124,126 検出アンプ
150 描画部
160 制御部
200 電子ビーム
201 電子銃
202 照明レンズ
203 第1のアパーチャ部材
204 投影レンズ
205 成形偏向器
206 第2のアパーチャ部材
207 対物レンズ
208 偏向器
212,214,216 アライメントコイル
218 結像レンズ
220 検出器
222 第1のアパーチャ像
330 電子線
410 第1のアパーチャ
411 開口
420 第2のアパーチャ
421 可変成形開口
430 荷電粒子ソース

Claims (5)

  1. 荷電粒子ビームを照射する照射部と、
    前記荷電粒子ビームを成形する第1と第2のアパーチャ部材と、
    前記照射部と前記第1のアパーチャ部材との間に配置され、前記荷電粒子ビームを一旦偏向した後に向きを変えて前記第1のアパーチャ部材を通過する位置に偏向する第1と第2のコイルと、
    前記第1と第2のアパーチャ部材の間に配置され、前記第1のアパーチャ部材を通過した前記荷電粒子ビームの焦点を調整するレンズと、
    前記レンズにより調整される前記荷電粒子ビームの焦点位置と前記第1と第2のコイルによる前記荷電粒子ビームの偏向量との組合せを変化させた際の同じ焦点位置で異なる偏向量間での前記第2のアパーチャ部材上での前記荷電粒子ビームの位置の差を演算する演算部と、
    を備えたことを特徴とする描画装置。
  2. 前記演算部は、前記レンズにより調整される前記荷電粒子ビームの焦点位置毎に前記第1と第2のコイルによる前記荷電粒子ビームの偏向量を変化させた際の前記荷電粒子ビームの位置の差を演算することを特徴とする請求項1記載の描画装置。
  3. 前記演算部は、前記第1と第2のコイルにより調整される前記荷電粒子ビームの偏向量毎に前記レンズにより調整される前記荷電粒子ビームの焦点位置を変化させた際の前記荷電粒子ビームの位置の差を演算することを特徴とする請求項1記載の描画装置。
  4. 前記第1と第2のアパーチャ部材の間に配置され、前記第1のアパーチャ部材を通過した前記荷電粒子ビームを偏向する偏向器と、
    前記レンズにより調整される前記荷電粒子ビームの焦点位置毎に前記第1と第2のコイルによる前記荷電粒子ビームの偏向量を変化させた際の前記第2のアパーチャ部材を通過した前記荷電粒子ビームの電流を検出する検出器と、
    をさらに備え、
    前記演算部は、検出された前記荷電粒子ビームの電流値と前記偏向器による前記荷電粒子ビームの偏向量とを用いて、前記荷電粒子ビームの位置の差を演算することを特徴とする請求項1記載の描画装置。
  5. 荷電粒子ビームを照射する工程と、
    前記荷電粒子ビームを第1のコイルで一旦偏向した後に、第2のコイルで第1のアパーチャ部材を通過する位置に偏向する工程と、
    第1と第2のアパーチャ部材の間に配置されたレンズにより調整される前記荷電粒子ビームの焦点位置と前記第1と第2のコイルによる前記荷電粒子ビームの偏向量との組合せを変化させた際の各組み合わせでの第2のアパーチャ部材上での前記荷電粒子ビームの位置を測定する工程と、
    同じ焦点位置で異なる偏向量間での前記荷電粒子ビームの位置の差或いは前記第2のアパーチャ部材上の2次元方向における各方向の前記差の2乗和がより小さい焦点位置に前記荷電粒子ビームの焦点を調整する工程と、
    を備えたことを特徴とする荷電粒子ビームの焦点合わせ方法。
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