JP5123478B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、パンティーライナー、生理用ナプキン、おむつ等の吸収性物品に関する。
従来から、パンティーライナー、生理用ナプキン、おむつ等の吸収性物品として、着用者の肌側に配置される液透過性のトップシートと、着衣側に配置される液不透過性のバックシートと、これらトップシートとバックシートとの間に介在する吸収体とを備える構成が知られている。
そして、体液を迅速に吸収体へ移行させる吸収性能や、着用者の肌に当接する面が柔軟で、肌に与える刺激が小さいといった表面特性を向上させるために、トップシート、バックシート、吸収体等の構造や材質についての研究がなされている。
例えば、特許文献1には、肌側に配置される第1層と吸収体側に配置される第2層とが積層され、これら第1層及び第2層が全域に亘って接触し、且つ、部分的に接合されているトップシートが開示されている。
このトップシートにおいて、第1層の見かけ厚みは第2層の見かけ厚みに対して50%以上80%以下である。また、第2層の密度は、第1層の密度よりも高い。
第1層の見かけ厚みが第2層の見かけ厚みに対して小さすぎると、第1層が充分に形成されないから、剛直な肌触り感を着用者に与える。一方、第1層の見かけ厚みが第2層の見かけ厚みに対して大きすぎると、肌当接面から第2層への距離が大きくなるため、体液の第2層への移行が迅速に行われず、肌当接面に残留した体液が着用者に不快感を与える。
そこで、このトップシートによれば、第1層の見かけ厚みを第2層の見かけ厚みに対して50%以上としたので、第1層が充分に形成されるから、柔軟な肌触り感を着用者に与えることができる。また、80%以下としたので、第2層に密構造が充分に形成されるから、毛細管現象により、体液を第2層へ迅速に取り込むことができる。
更に、第2層の密度を第1層の密度よりも高い構成としたので、毛細管現象により、体液を迅速に第2層へ移行できる。
特許第3611838号公報
しかしながら、上述した特許文献1では、吸収体の構造等が特に限定されていない。このため、特許文献1記載のトップシートを吸収性物品に適用しても、優れた表面特性を得ることはできても、例えば、第2層に移行された体液の吸収体への移行の促進や、吸収体に移行された体液の肌側への逆戻りの抑制を充分に行うことができないので、優れた吸収性能が得られない。
そこで、本発明は、優れた表面特性を備え且つ吸収性能が向上された吸収性物品を提供することを目的とする。
本発明者は、具体的には、以下のようなものを提供する。
(1) 着用者の肌側に配置される液透過性のトップシートと、着衣側に配置される液不透過性のバックシートと、これらトップシートとバックシートとの間に介在する吸収体と、を備える吸収性物品において、前記トップシートの見かけ厚み(t2)は、前記吸収性物品の見かけ厚み(t1)に対して、70%以上95%以下であり、前記吸収体のクレム吸水高さ(h2)は、前記トップシートのクレム吸水高さ(h1)より高いことを特徴とする吸収性物品。
吸収性物品の見かけ厚み(t1)に対して、トップシートの見かけ厚み(t2)が小さすぎると、肌当接面と吸収体との間の距離が小さいので、体液を吸収した吸収体により肌当接面の湿度が大きく上昇し、また、トップシートが充分に形成されていないので、着用者から吸収体に負荷される圧力が減少・分散されないから、吸収体に吸収された体液が肌側へ逆戻りする。
そこで、(1)の発明によれば、t2をt1に対して70%以上とした。このため、肌当接面と吸収体とが充分に離隔されるので、体液を吸収した吸収体による肌当接面の湿度上昇を抑制できる。また、充分に形成されたトップシートにより、着用者から吸収体に負荷される圧力が減少・分散されるので、吸収体に吸収された体液の肌側への逆戻りを抑制できる。
一方、吸収性物品の見かけ厚み(t1)に対して、トップシートの見かけ厚み(t2)が大きすぎると、トップシート以外の部材(吸収体やバックシート等)を充分に設けることができないため、体液の吸収量や着衣側への体液遮蔽性等が不充分となる場合がある。
そこで、(1)の発明によれば、t2をt1に対して95%以下とした。このため、吸収体やバックシート等も充分に設けることができるので、例えば、体液を充分に吸収でき、着衣側への体液の浸潤を遮蔽できる。
また、吸収体のクレム吸水高さ(h2)がトップシートのクレム吸水高さ(h1)より高い構成とした。このため、トップシートに排出された体液が吸収体側に引き込まれるから、肌当接面に残留する体液が着用者に与える不快感を抑制できる。また、吸収体に引き込まれた体液が吸収体内に保持されるから、より多くの体液を吸収・保持できる。
このように、(1)記載の吸収性物品は、優れた表面特性及び吸収性能を備える。
(2) 前記吸収性物品の見かけ厚み(t1)は、0.5mm以上5mm以下である(1)記載の吸収性物品。
吸収性物品の見かけ厚み(t1)が小さすぎると、各構成部材(トップシート、吸収体、バックシート等)を充分に設けることができないので、例えば、体液を充分に吸収できない。一方、t1が大きすぎると、着用者に大きな違和感を与える。
そこで、(2)の発明によれば、吸収性物品の見かけ厚み(t1)を0.5mm以上としたので、各構成部材をより充分に設けることができるから、例えば、体液を充分に吸収できる(吸収性能に優れる)。また、t1を5mm以下としたので、着用者に与える違和感を軽減できる。
従って、(2)記載の吸収性物品は、パンティーライナー等の薄型吸収性物品に好ましく適用できる。
(3) 前記トップシートには、複数の凹部が設けられている(1)又は(2)記載の吸収性物品。
(3)の発明によれば、トップシートに複数の凹部を設けた。これら凹部が設けられたことによりトップシートの肌側表面と吸収体とが近接した部位を通じて、排出された体液は迅速に吸収体に移行される。このため、肌当接面に残留する体液が着用者に与える不快感を、迅速に抑制できる。
このように、(3)記載の吸収性物品は、より優れた表面特性及び吸収性能を備える。
(4) 前記凹部の深さは、前記トップシートの見かけ厚み(t2)に対して、50%以上95%以下である(3)記載の吸収性物品。
トップシートの見かけ厚み(t2)に対して凹部の深さが小さすぎると、肌当接面と吸収体との間の距離が充分に減少されないから、排出された体液の吸収体への移行が迅速に行われない場合がある。
そこで、(4)の発明によれば、t2に対して凹部の深さを50%以上としたので、これら凹部が設けられた部位において、トップシート肌側表面と吸収体とが近接する。このため、これらの部位を通じて、排出された体液が迅速に吸収体に移行されるので、肌当接面に残留する体液が着用者に与える不快感を、迅速に抑制できる。
一方、t2に対して凹部の深さが大きすぎると、凹部が設けられた部位におけるトップシートの厚みが小さいので、この部位を通じて、吸収体に吸収された体液が肌側へ逆戻りする。
そこで、(4)の発明によれば、t2に対して凹部の深さを95%以下としたので、凹部が設けられた部位におけるトップシートの厚みは充分に形成される。このため、これらの部位を通じて、吸収体に吸収された体液が肌側へ逆戻りすることを抑制できる。
このように、(4)記載の吸収性物品は、より優れた表面特性及び吸収性能を備える。
(5) 前記凹部は、前記トップシートに設けられたエンボス圧縮部により形成されている(3)又は(4)記載の吸収性物品。
(5)の発明によれば、エンボス圧縮部により凹部を形成したので、トップシートのエンボス圧縮部設置部位には、密度が相対的に高い高密度領域が形成される。排出された体液は、密度勾配に従った毛細管力により、高密度領域であるエンボス圧縮部に引き込まれる。このため、体液がより迅速に吸収体へ移行されるので、肌当接面に残留する体液が着用者に与える不快感を、より迅速に抑制できる。
このように、(5)記載の吸収性物品は、より優れた表面特性及び吸収性能を備える。
本発明の吸収性物品によれば、次のような効果が得られる。
トップシートの見かけ厚み(t2)を吸収性物品の見かけ厚み(t1)に対して70%以上とした。このため、肌当接面と吸収体とが充分に離隔されるので、体液を吸収した吸収体による肌当接面の湿度上昇を抑制でき、また、トップシートが充分に設けられ、このトップシートにより、着用者から吸収体に負荷される圧力が減少・分散されるので、吸収体に吸収された体液の肌側への逆戻りを抑制できる。
t2をt1に対して95%以下とした。このため、吸収体やバックシート等も充分に設けることができるので、例えば、体液を充分に吸収し、着衣側への体液を遮蔽できる。
また、吸収体のクレム吸水高さ(h2)がトップシートのクレム吸水高さ(h1)より高い構成とした。このため、トップシートに排出された体液が吸収体側に引き込まれるから、肌当接面に残留する体液が着用者に与える不快感を抑制できる。また、吸収体に引き込まれた体液が吸収体内に保持されるから、より多くの体液を吸収・保持できる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
[吸収性物品の全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係るパンティーライナー1の肌側表面を示す平面図である。図2は、図1のIII−III線断面図である。図3は、図2の部分拡大図である。
以下においては、パンティーライナー1を構成する各要素の2つの表面のうち、着用者の身体に向く表面を「肌側表面」と呼び、反対側の表面を「着衣側表面」と呼ぶ。各要素の寸法は、特に明記しない限り、長手方向に測定した寸法を「長さ寸法」と呼び、短手方向に測定した寸法を「幅寸法」と呼ぶ。
パンティーライナー1(吸収性物品の一例)は、液透過性のトップシート10と液不透過性のバックシート20との間に、液保持性の吸収体30を備えている。
トップシート10には、エンボス圧縮部40(凹部の一例)が複数設けられている。これらエンボス圧縮部40を介して、トップシート10と吸収体30とは接合されている。
また、使用中におけるパンティーライナー1の分解を防ぐため、パンティーライナー1の周縁から延出する部分において、トップシート10及び吸収体30は、更に、パンティーライナー1の周縁に設けられた接合部42を介して、接合されている。この接合部42は、熱シール、超音波シール等の公知の手段により形成できる。
なお、接合部42は、パンティーライナー1の最縁部に限らず、最縁部より内側に配置してもよく、最縁部からの距離が一定でなくてもよい。
バックシート20は、吸収体30と、粘着剤(例えば、熱融着粘着剤)、粘着テープ、熱エンボス、超音波エンボス等の手段によって、全体的あるいは部分的に接合されている。
また、バックシート20には、この着衣側表面に、パンティーライナー1を下着に固着させるための感圧接着剤層21が設けられている(塗布量は、例えば35g/m)。
〔形状、寸法等〕
パンティーライナー1は、曲線形状の前縁部2と、同様に曲線形状の後縁部3と、を有す略矩形状である。例えば、長手方向中心線Oyでの長さ寸法は140mmであり、幅寸法は44mm以上54.5mm以下である。
吸収体30も略矩形状であり、前縁部2よりもやや後方に位置する曲線形状の前端部及び、後縁部3よりもやや前方に位置する曲線形状の後端部を有している。吸収体30の左右両側端部は、長手方向中心線Oyと平行な略直線形状である。
吸収体30は、上述したパンティーライナー1と略同じ寸法で、パンティーライナー1の略中央部に設けられている。
なお、吸収体30の形状は、本実施形態では略矩形状としたが、これに限らず、シート状、繊維状等でもよい。
感圧接着剤層21は、長手方向中心線Oyの左右両側において長手方向中心線Oyと略平行に形成されている。例えば、長さ寸法が115mm、幅寸法が2mmの感圧接着剤層の9本が、長手方向中心線Oyを対称軸として、幅方向に2.5mmの間隔をもって設けられている。
[トップシート]
トップシート10は、液透過性であり、一般的に液親水性である。また、着用者の肌に当接するので、柔軟性に富み、風合いのよい素材が好ましく用いられる。具体的には、化学繊維、合成繊維、天然繊維等の素材がスルーエア法、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブロン法、ニードルパンチ法の適宜の方法によって加工された不織布、ポリプロピレン等の合成樹脂からなる液透過性のフィルムを、トップシート10として使用できる。また、感触及び嵩高性を向上させる点から、トップシート10は、これらの不織布等が複数枚重ねられて構成されていることが好ましい。トップシート10の嵩高化は、熱処理を施す又は坪量を増加させることにより行うことができる。
トップシート10は、例えば、芯部がポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂で鞘部がポリエチレン(PE)樹脂の芯鞘型複合合成繊維(繊維径2.2dtex、繊維長45mm)からなる第1層と、芯部がポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂で鞘部がポリエチレン(PE)樹脂の芯鞘型複合合成繊維(繊維径2.2dtex、繊維長45mm)及びポリエチレン(PE)樹脂で鞘部がポリプロピレン(PP)樹脂の芯鞘型複合合成繊維(繊維径2.2dtex、繊維長45mm)からなる第2層と、が積層されてなる。この積層された構造は、第1層及び第2層をカードにて解繊し、ウェブした状態で重ね、熱風処理を施すことにより形成できる。
そして、トップシート10の坪量は、第1層が7g/m以上93g/m以下(例えば、20g/m)であり、第2層が7g/m以上93g/m以下(例えば、15g/m)であり、全体として14g/m以上100g/m以下(例えば、35g/m)である。
なお、トップシート10は、上述したような2層構造に限らず、単層構造、3層以上の構造であってもよいが、いずれの場合も、1枚の不織布で使用される。
[バックシート]
バックシート20は、一般的に、非通気性又は通気液不透過性である。具体的には、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、エチレンビニルアセテート等を単独で若しくは複合して得られるプラスチックフィルム、樹脂フィルムが貼り合わされた不織布、プラスチックフィルムに不織布が積層されたラミネート材、ポリプロピレンを主原料としたSMS(スパンボンド、メルトブロン、スパンボンド)不織布、SMS/MB(メルトブロン)/SMS不織布等の高耐水性の不織布等で構成できる。
バックシート20は、例えば、ポリプロピレンからなる非通気性プラスチックフィルムであり、その坪量が15g/m以上60g/m以下(例えば、23g/m)である。
[吸収体]
吸収体30は、一般的に、液吸収性、液保持性に優れていることが好ましい。吸収体30は、粉砕パルプを液透過性の紙やセルロースシートで包んだもの、高吸収性ポリマーを混合したもの等で構成できる。具体的には、化学繊維、合成繊維、天然繊維等がスパンレース法、スパンボンド法、ニードルパンチ法等の適宜の方法によって加工された不織布、ポリエチレン等の合成樹脂からなるフィルムが挙げられる。また、吸収体30は、これらの不織布等が複数枚重ねられた構成でもよい。
また、吸収体30は、体液の吸収性及び保持性を向上させる点で、セルロース系繊維を50%以上含むことが好ましい。このセルロース系繊維としては、コットン繊維、レーヨン繊維、パルプ繊維等が挙げられる。
吸収体30は、例えば、レーヨン繊維及びポリエチレンテレフタレート繊維を、レーヨン:ポリエチレンテレフタレート=9:1の比率で混合し、スパンレース法により作製した不織布であり、その坪量が18g/m以上50g/m以下(例えば、25g/m)である。
[凹部]
凹部として作用するエンボス圧縮部40は、粘着剤、粘着テープ、熱エンボス、超音波エンボス等のいずれか、あるいは複数の手段によって形成されている。
なお、本実施形態においては、略矩形状のエンボス圧縮部40の各々を千鳥状に配置したが、これに限らない。例えば、エンボス圧縮部40は、各々を散点状に配置してもよいし、単一又は複数の直線状、曲線状(例えば、連続波形)、格子状、ジグザグ形状等で構成してもよい。また、エンボス圧縮部40を散点状に配置する場合のエンボス圧縮部40の各々の形状は、円形状、三角形状、四角形状等、任意の形状とすることができる。
[感圧接着剤層]
感圧接着剤層21は、例えば、ゴム系ホットメルト型接着剤、オレフィン系ホットメルト型接着剤、メカニカルファスナー、スチレンゴム系の滑り止め材で、構成できる。そして、感圧接着剤層21は、図示しない離形剤処理された剥離紙で被覆されている。
[見かけ厚み]
ここでいう「見かけ厚み」とは、無荷重下で撮影した断面の厚み値を指す。
パンティーライナー1の見かけ厚み(t1)は、0.5mm以上5.0mm以下(例えば、1.49mm)である。また、トップシート10の見かけ厚み(t2)は、0.35mm以上5.0mm未満(例えば、1.30mm)である。この結果、t2は、t1の70%以上100%未満となっている。
エンボス圧縮部40が設けられている部位における肌当接面と吸収体30との距離は、エンボス圧縮部40が設けられていない部位における距離の5〜50%である。換言すれば、エンボス圧縮部40の深さ(図3中、fで示す)は、t2に対して、50%以上95%以下である。
例えば、エンボス圧縮部40が設けられていない部位におけるトップシート10の見かけ厚みは1.5mmであり、エンボス圧縮部40が設けられている部位におけるトップシート10の見かけ厚みは0.5mmである。換言すれば、t2は1.5mmであり、エンボス圧縮部40の深さは1.0mmである。
ここで、パンティーライナー1及びトップシート10の見かけ厚みは、以下のようにして測定される。
即ち、まず、パンティーライナー1から、縦横の長さが30mm×30mmの試験片を切り出す。次に、縦方向に略平行な切断面を作り、ハイスコープ「SZH10」(オリンパス社製)により、この切断面の拡大写真を得る。この拡大写真のスケールを合わせて、パンティーライナー1の最大厚みを求め、これをパンティーライナー1の見かけ厚み(t1)とする。更に、このパンティーライナー1の最大厚み測定部位において、トップシート10の厚みを測定し、これをトップシート10の見かけ厚み(t2)とする。
[クレム吸水高さ]
吸収体30のクレム吸水高さ(h2)は、トップシート10のクレム吸水高さ(h1)よりも高い。ここで、h2は、h1の2倍以上(例えば、繊維配向方向では7.7倍、繊維配向に直交する方向では6.4倍)であることが好ましい。
このように構成する方法は、特に限定されないが、例えば、吸収体30の密度をトップシート10の密度より高くすることで、吸収体30とトップシート10との毛管力の差を設ければよい。また、吸収体30の繊維に親水化油剤を塗布することにより、吸収体30の親水度を相対的に高くする、あるいは、吸収体30にセルロース系繊維を多く配合する等によって、h2を高めることもできる。
液移行の円滑性を維持する点で、トップシート10のクレム吸水高さは、嵩が減少されているエンボス圧縮部40の周辺部位においても、吸収体30のクレム吸水高さより高いことが好ましい。
ここで、トップシート10及び吸収体30のクレム吸水高さは、JIS P8141に基づいて測定される。試験は、JIS P8111の条件に一致する大気中(20℃、65%RH)で行う。容器に入れる水は蒸留水を用い、水温を15〜20℃とする。
即ち、まず、トップシート10及び吸収体30から、長さ120mm×幅15mmの帯状の試験片を切り出す。次に、これらの試験片を、短辺と平行な標線をこの短辺から5mm離れた位置に引いた後、鉛直に保持しながら、この標線まで素早く水の中に入れる。その状態で10分間放置した後、標線からの水の上昇した高さを、試験片の幅方向の中央位置において読み取り、クレム吸水高さとする。
なお、クレム吸水高さの測定は、対象が不織布であることに鑑み、不織布の繊維配向を考慮して、繊維配向方向及びこれに直交する方向について別々に測定し、各々の方向について平均値を算出する。
[密度]
前述したように、吸収体30の密度をトップシート10の密度より高くすることで、吸収体30のクレム吸水高さ(h2)を、トップシート10のクレム吸水高さ(h1)よりも高くできる。例えば、トップシート10の密度(d1)は0.0125g/cm以上0.150g/cm以下(例えば、0.027g/cm)、吸収体30の密度(d2)は0.05g/cm以上0.25g/cm以下(例えば、0.16g/cm)である。
ここで、トップシート10及び吸収体30の密度は、以下のようにして測定される。
即ち、まず、トップシート10から、縦横の長さが30mm×30mmの試験片を切り出す。トップシート10の密度については、この試験片の縦方向〔トップシート10を構成する不織布(繊維集合体)の繊維配向方向(不織布製造時の流れ方向)〕に略平行な切断面を作る。この切断面より、上述した見かけ厚みの測定と同様にして、トップシート10の見かけ厚みt2を測定する。
次に、収縮前(トップシート10と吸収体30との接合前)に予め測定したトップシート10の面積(a1×b1)と、トップシート10を吸収体30に接合させ収縮させた後に測定したトップシート10の面積(a2×b2)とから、式〔収縮面積率A=((a1×b1−a2×b2)÷(a1×b1))×100〕により試験片の収縮面積率A(%)を求める。
更に、この収縮面積率A(%)と、収縮前(トップシート10と吸収体30の接合前)に予め測定したトップシート10の坪量P1(g/m)とから、式〔トップシート10の坪量P2=P1×100/(100−A)〕によりトップシート10の坪量P2(g/m)を求める。
そして、トップシート10の密度d1(g/cm)を、式〔d1=P2×(1/1000)×(1/t1)〕により求める。
吸収体30の密度は、トップシート10の密度と同様にして求めることができる。この際、吸収体30の見かけ厚みは、上述した見かけ厚みと同様にして測定し、この値を用いて密度d2を算出する。
本実施形態によれば、以下のような作用効果が得られる。
(A)トップシート10の見かけ厚み(t2)をパンティーライナー1の見かけ厚み(t1)に対して70%以上とした。このため、肌当接面と吸収体30とが充分に離隔されるので、体液を吸収した吸収体30による肌当接面の湿度上昇を抑制でき、また、トップシート10が充分に設けられ、このトップシート10により、着用者から吸収体30に負荷される圧力が減少・分散されるので、吸収体30に吸収された体液の肌側への逆戻りを抑制できる。
(B)トップシート10の見かけ厚み(t2)をパンティーライナー1の見かけ厚み(t1)に対して95%以下とした。このため、吸収体30やバックシート20等も充分に設けることができるので、例えば、体液を充分に吸収し、着衣側への体液の浸潤を遮蔽できる。
(C)吸収体30のクレム吸水高さ(h2)がトップシート10のクレム吸水高さ(h1)より高い構成とした。このため、トップシート10に排出された体液が吸収体30側に引き込まれるから、肌当接面に残留する体液が着用者に与える不快感を抑制できる。また、吸収体30に引き込まれた体液が吸収体30内に保持されるから、より多くの体液を吸収・保持できる。
(D)パンティーライナー1の見かけ厚み(t1)を0.5mm以上としたので、各構成部材をより充分に設けることができるから、体液を充分に吸収でき、5mm以下としたので、着用者に与える違和感を軽減できる。従って、パンティーライナー1は、薄型の吸収性物品として好ましく使用できる。
(E)トップシート10に複数のエンボス圧縮部40を設けた。これらエンボス圧縮部40が設けられたことによりトップシート10の肌側表面と吸収体30とが近接した部位を通じて、排出された体液は迅速に吸収体30に移行される。このため、肌当接面に残留する体液が着用者に与える不快感を、迅速に抑制できる。
(F)トップシート10の見かけ厚み(t2)に対してエンボス圧縮部40の深さを50%以上としたので、これらエンボス圧縮部40が設けられた部位において、トップシート10の肌側表面と吸収体30とが近接する。このため、これらの部位を通じて、排出された体液が迅速に吸収体30に移行されるので、肌当接面に残留する体液が着用者に与える不快感を、迅速に抑制できる。
(G)トップシート10の見かけ厚み(t2)に対してエンボス圧縮部40の深さを95%以下としたので、エンボス圧縮部40が設けられた部位におけるトップシート10の厚みは充分に形成される。このため、これらの部位を通じて、吸収体30に吸収された体液が肌側へ逆戻りすることを抑制できる。
(H)エンボス圧縮部40により凹部を形成したので、トップシート10のエンボス圧縮部40設置部位には、密度が相対的に高い高密度領域が形成される。排出された体液は、密度勾配に従った毛細管力により、高密度領域であるエンボス圧縮部40に引き込まれる。このため、体液がより迅速に吸収体30へ移行されるので、肌当接面に残留する体液が着用者に与える不快感を、より迅速に抑制できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、パンティーライナー1の外形は、前述した実施形態においては、略矩形状としたが、円形、長方形、ボーン型、オーバル型等としてもよい。
<実施例>
[トップシート]
芯部がポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂で鞘部がポリエチレン(PE)樹脂の芯鞘型複合合成繊維(繊維径2.2dtex、繊維長45mm)からなる第1層と、芯部がポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂で鞘部がポリエチレン(PE)樹脂の芯鞘型複合合成繊維(繊維径2.2dtex、繊維長45mm)及びポリエチレン(PE)樹脂で鞘部がポリプロピレン(PP)樹脂の芯鞘型複合合成繊維(繊維径2.2dtex、繊維長45mm)からなる第2層と、をカードにて解繊し、ウェブした状態で重ね、熱風処理を施すことで、複層構造を形成した。
そして、トップシートの坪量は、第1層が20g/mであり、第2層が15g/mであり、全体として35g/mであった。
[バックシート]
坪量が23g/mのポリプロピレンからなる非通気性プラスチックフィルムをバックシートとして適用した。
[吸収体]
レーヨン繊維及びポリエチレンテレフタレート繊維を、レーヨン:ポリエチレンテレフタレート=9:1の比率で混合し、スパンレース法により作製した、坪量が25g/mである不織布を吸収体として適用した。
[パンティーライナーの作製]
上述した各部材を、肌側から、トップシート、吸収体の順に配置し、熱融着粘着剤によって部分的に接合した。次に、高さ3mmの矩形状のピンが千鳥状に設けられたエンボス板で押圧することにより、深さ1.00mmのエンボス圧縮部を複数設けた。
そして、吸収体のトップシートが接合されていない側の面に、バックシートを配置し、熱融着粘着剤によって部分的に接合することで、パンティーライナーを作製した。
なお、本実施例では高さ3mmのピンを使用したが、エンボス板に設けられたピンは、トップシート及び吸収体の接合体の厚みより高ければよく、通常は、0.6mm以上5.5mm以下の範囲であればよい。
<比較例1〜5>
各部材の厚みを変更した点及びエンボス圧縮部を設けなかった点を除き、実施例と同じ部材を用いて、同様の方法でパンティーライナーを作製した。変更した点については、表1に示す通りである。
<クレム吸水高さの測定>
JIS P8111の条件に一致する大気中(20℃、65%RH)で行った。容器に入れる水は蒸留水を用い、水温を18℃とした。
まず、実施例及び比較例1〜5で作製したパンティーライナーのトップシート及び吸収体から、長さ120mm×幅15mmの帯状の試験片を切り出した。次に、これらの試験片を、短辺と平行な標線をこの短辺から5mm離れた位置に引いた後、鉛直に保持しながら、この標線まで素早く水の中に入れた。その状態で10分間放置した後、標線からの水の上昇した高さを、試験片の幅方向の中央位置において読み取り、クレム吸水高さとした。クレム吸水高さの測定は、対象が不織布であることに鑑み、不織布の繊維配向を考慮して、繊維配向方向及びこれに直交する方向について別々に測定し、各々の方向について平均値を算出した。この結果を表1に示す。
<表面特性評価>
実施例及び比較例1〜5で作製したパンティーライナーの各々について、17人の女性モニターにより、肌当接面の柔軟性に関する評価を行った。17人のモニターのうち、各々のパンティーライナーについて、着用時の表面の肌触りが柔らかい(表面特性が優れている)と評価した人数を表1に示す。
<吸収性能評価>
実施例及び比較例1〜5で作製したパンティーライナーの各々について、17人の女性モニターにより、トップシートの肌当接面に経血が残留するか否か(経血隠蔽性)に関する評価を行った。17人のモニターのうち、各々のパンティーライナーについて、経血隠蔽性(吸収性能)が優れていると評価した人数を表1に示す。
Figure 0005123478
表1に示されるように、実施例のパンティーライナーは、トップシートの見かけ厚みが、パンティーライナー全体の見かけ厚みに対して87.0%(換言すれば、70%以上95%以下)であり、吸収体のクレム吸水高さがトップシートのクレム吸水高さより高かった。
また、実施例のパンティーライナーについては、モニター17人全員が、吸収性能に優れると評価した。
これに対し、比較例1〜5では、吸収性能に優れると評価したモニターは0人〜9人であった。
更に、実施例のパンティーライナーについては、モニター17人全員が、表面の肌触りが柔らかいと評価した。
これに対し、比較例1〜5では、表面の肌触りが柔らかいと評価したモニターは2人〜14人であった。
以上の結果から、本発明のパンティーライナーは、着用者の肌に当接する面が柔軟で肌への刺激が少ない(クッション性に富んだふんわりした肌触りが得られる)という優れた表面特性を備え、且つ、排出された体液を迅速に吸収体へ移行させる吸収性能にも優れていることが分かる。
本発明の一実施形態に係る吸収性物品の肌側表面を示す平面図である。 図1のIII−III線断面図である。 図2の部分拡大図である。
符号の説明
1 パンティーライナー(吸収性物品)
10 トップシート
20 バックシート
30 吸収体
40 エンボス圧縮部(凹部)

Claims (4)

  1. 着用者の肌側に配置される液透過性のトップシートと、着衣側に配置される液不透過性のバックシートと、これらトップシートとバックシートとの間に介在する吸収体と、を備える吸収性物品において、
    前記トップシートの見かけ厚み(t2)は、前記吸収性物品の見かけ厚み(t1)に対して、70%以上95%以下であり、
    前記吸収体のクレム吸水高さ(h2)は、前記トップシートのクレム吸水高さ(h1)より高く、
    前記トップシートには、複数の凹部が設けられ、
    前記トップシートと前記吸収体とは、前記凹部が設けられている部位において当接し、前記凹部が設けられていない部位において離間しており、
    前記トップシートの見かけ厚みは、前記吸収体の厚みよりも大きく、
    前記吸収性物品の厚み方向における前記吸収体から前記トップシートの前記凹部が設けられている部位の肌側表面までの距離は、前記吸収性物品の厚み方向における前記トップシートの前記凹部が設けられていない部位における前記吸収体の表面から前記トップシートの前記吸収体側の面までの距離よりも大きいことを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記吸収性物品の見かけ厚み(t1)は、0.5mm以上5mm以下である請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記凹部の深さは、前記トップシートの見かけ厚み(t2)に対して、50%以上95%以下である請求項1又は2記載の吸収性物品。
  4. 前記凹部は、前記トップシートに設けられたエンボス圧縮部により形成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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