JP5123156B2 - 窓装置 - Google Patents
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Description
窓開口部の高さ方向に複数段に設けた少なくとも2つの開閉体を備え、
第1開閉体は、窓開口部の少なくとも一方の竪枠に沿って上下動可能に設けた連結桿が第1の高さ位置と第2の高さ位置との間で上下動することに連動して開閉するように構成されており、
少なくとも1本の連結桿は、第1開閉体を越えて当該第1開閉体の上側あるいは下側に位置する第2開閉体に対応する位置まで延出しており、
前記第2開閉体は、前記連結桿が第1の高さ位置から第2の高さ位置にある間は、前記第2開閉体と前記連結桿とが係止状態にあって開放操作が規制されており、前記連結桿が第1の高さ位置から第2の高さ位置の間とは異なる第3の高さ位置まで移動した時に前記第2開閉体と前記連結桿との係止状態が解除され、
通常時には、移動規制手段によって、前記連結桿の第3の高さ位置への移動が規制されており、前記連結桿が第1の高さ位置と第2の高さ位置との間で上下動することで前記第1開閉体が開閉し、
前記移動規制手段を解除して、前記連結桿を第3の高さ位置に移動させることで、前記第2開閉体と前記連結桿との係止状態が解除されて、前記第2開閉体の開放が可能となる、窓装置、である。
後述する図示の態様では、第1開閉体は、第2開閉体に対して上側に位置しており、少なくとも1本の連結桿の下端側は、第1開閉体の下端を越えて下側に位置する第2開閉体に対応する位置まで延出しているが、第2開閉体が、第1開閉体に対して上側に位置する態様でもよい。後者の場合、連結桿の上端側は、第1開閉体の上端を越えて上側に位置する第2開閉体に対応する位置まで延出し、当該延出部位に後述する係止手段が設けられる。
後述する図示の態様では、1つの態様では、第1の高さ位置、第2の高さ位置、第3の高さ位置の関係は、第1の高さ位置が最も高く、その次に第2の高さ位置が高く、第3の高さ位置が最も低いが、これらの高さ位置の関係はこれには限定されない。例えば、第1開閉体の上側が回動するような場合には、第3の高さ位置が最も高く、その次に第2の高さ位置が高く、第1の高さ位置が最も低い態様もあり得る。
1つの態様では、前記係止手段(第1係止部材、第2係止部材)は、係止突起と係止溝からなり、すなわち、前記連結桿と前記第2開閉体のいずれか一方には係止突起、他方には係止突起を受け入れて上下に案内する係止溝が設けてあり、
前記連結桿が第1の高さ位置と第2の高さ位置との間で上下動する時には、前記係止突起が前記係止溝内に位置する係止状態にあり、
前記連結桿が第3の高さ位置に移動することで前記係止状態が解除される。
また、前記係止手段(第1係止部材、第2係止部材)を共に、高さ方向に延出する係止片から構成して、連結桿の係止片を第2開閉体の連結片よりも開放方向側に位置させて両係止片を接触ないし近接させ、両係止片が重なり合っている場合には係止状態が維持され、連結桿が第3の高さ位置まで移動すると両係止片の重なりがなくなって係止状態が解除されるようにしてもよい。
また、移動規制手段は、連結桿がある高さ位置から下方あるいは上方に移動することを規制することができ、かつ、移動規制状態と規制解除状態との間で切り替えが可能である手段であればよく、このような手段はストッパとストッパ受けの組み合わせに限定されないことが当業者に理解される。
尚、1本の連結桿を用いて係止手段、移動規制手段、操作部を構成するのではなく、左右の連結桿を共に下方に延出し、係止手段、移動規制手段、操作部を左右の連結桿に分散させて設けてもよい。
1つの態様では、第1の高さ位置は上側、第2の高さ位置は下側に位置している。また、この態様において、第3の高さ位置は第2の高さ位置よりもさらに下側に位置している。
したがって、典型的な態様では、第1開閉体は、1つあるいは複数の障子を備えた横すべり出し窓、あるいは、複数のルーバー片を備えたルーバーである。
尚、第1開閉体は横すべり出し窓、ルーバー窓に限定されるものではなく、例えば、連結桿の上下動に連動して、障子の下側を回動支点として上側が回動するものでもよい。
第2開閉体の種類は限定されないが、例えば、一方の竪框を戸尻側として回動する障子、上框あるいは下框を戸尻側として回動する障子、幅方向の中途部位に設けた鉛直軸を回動支点として回動する障子、高さ方向の中途部位に設けた水平軸を回動支点として回動する障子が例示される。また、第2開閉体の開閉の態様によって、前記係止手段や前記移動規制手段の態様に適宜変更がなされ得ることは当業者に理解される。
また、第2開閉体を開放姿勢とした後は、連結桿を移動させて第1開閉体のみを全閉状態に復帰させることができるため、第1開閉体の室外側面部の清掃を良好に行なうことができる。
また、連結桿を下方に延出させることによって、高所にある第1開閉体の操作部を、第1開閉体に対応する部位ではなく、操作し易いより下方の位置に設けることができ、また、高所に操作部を設置する必要がないので意匠性にも優れる。
6 第1障子
7 第2障子
8 ストッパ
9 ストッパ受け
10 操作つまみ
11 係止突起
12 係止溝
63A 連結桿
T1 第1位置にある連結桿の上端
B1 第1位置にある連結桿の下端
T2 第2位置にある連結桿の上端
B2 第2位置にある連結桿の下端
T3 第3位置にある連結桿の上端
B3 第3位置にある連結桿の下端
Claims (4)
- 窓開口部の高さ方向に複数段に設けた少なくとも2つの開閉体を備え、
第1開閉体は、窓開口部の少なくとも一方の竪枠に沿って上下動可能に設けた連結桿が第1の高さ位置と第2の高さ位置との間で上下動することに連動して開閉するように構成されており、
少なくとも1本の連結桿は、第1開閉体を越えて当該第1開閉体の上側あるいは下側に位置する第2開閉体に対応する位置まで延出しており、
前記第2開閉体は、前記連結桿が第1の高さ位置から第2の高さ位置にある間は、前記第2開閉体と前記連結桿とが係止状態にあって開放操作が規制されており、前記連結桿が第1の高さ位置と第2の高さ位置の間とは異なる第3の高さ位置まで移動した時に前記第2開閉体と前記連結桿との係止状態が解除され、
通常時には、移動規制手段によって、前記連結桿の第3の高さ位置への移動が規制されており、前記連結桿が第1の高さ位置と第2の高さ位置との間で上下動することで前記第1開閉体が開閉し、
前記移動規制手段を解除して、前記連結桿を第3の高さ位置に移動させることで、前記第2開閉体と前記連結桿との係止状態が解除されて、前記第2開閉体の開放が可能となる、
窓装置。 - 前記連結桿と前記第2開閉体のいずれか一方には係止突起、他方には係止突起を受け入れて上下に案内する係止溝が設けてあり、
前記連結桿が第1の高さ位置と第2の高さ位置との間で上下動する時には、前記係止突起が前記係止溝内に位置する係止状態にあり、
前記連結桿が第3の高さ位置に移動することで前記係止状態が解除される、
請求項1に記載の窓装置。 - 前記移動規制手段は、前記連結桿に設けたストッパと、室内側からの操作で出没可能なストッパ受けと、からなる、請求項1、2いずれかに記載の窓装置。
- 前記竪枠の第2開閉体に対応する下方部位の室内側には操作部が設けてあり、前記操作部と前記連結桿の第2開閉体に対応する下方部位とを伝動連結することで、前記操作部によって前記連結桿を上下動させる、請求項1乃至3いずれかに記載の窓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008323084A JP5123156B2 (ja) | 2008-12-19 | 2008-12-19 | 窓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008323084A JP5123156B2 (ja) | 2008-12-19 | 2008-12-19 | 窓装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010144436A JP2010144436A (ja) | 2010-07-01 |
JP5123156B2 true JP5123156B2 (ja) | 2013-01-16 |
Family
ID=42565140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008323084A Active JP5123156B2 (ja) | 2008-12-19 | 2008-12-19 | 窓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5123156B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018066145A (ja) * | 2016-10-18 | 2018-04-26 | 三協立山株式会社 | サッシ |
JP7010766B2 (ja) * | 2018-05-31 | 2022-01-26 | 三和シヤッター工業株式会社 | 窓装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2528171Y2 (ja) * | 1993-12-28 | 1997-03-05 | 株式会社中西エンジニアリング | 窓障子用控え装置 |
-
2008
- 2008-12-19 JP JP2008323084A patent/JP5123156B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010144436A (ja) | 2010-07-01 |
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