JP5122734B2 - 請求明細括り装置、請求明細括り方法、および請求明細括りプログラム - Google Patents

請求明細括り装置、請求明細括り方法、および請求明細括りプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の請求明細(明細データ)のうち同じ「まとめ単位」を持つ請求明細を一括りにする請求明細括り装置、請求明細括り方法、および請求明細括りプログラムに関する。
本件出願人らは、請求に関連した各種システムを提供するに至っており、その中には、請求明細ごとに請求を行う(都度請求)システムがある。しかしながら、例えば、日本においては「複数の請求明細のうち同じ「まとめ単位」を持つ請求明細を一括りにして請求を行いたい」という要望がある。
また、現在、請求に関連した技術が多くの文献に開示されている。例えば、店舗や販売員により販売された商品の履歴とネットワークを介して販売された商品の履歴とを記憶する。そして、その記憶内容に基づいて、店舗や販売員により販売された商品とネットワークを介して販売された商品について一括して請求書を発行する、というものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−282049号公報
ところが、本件出願人らは上記の要望(複数の請求明細のうち同じ「まとめ単位」を持つ請求明細を一括りにして請求を行いたい)に応える機能を有するシステムを提供するに至っていない。また、上記の特許文献1では、同一人の請求を一括して請求することにとどまっており、上記の要望に応えるには不十分であると考える。そして、本件出願人らが上記要望に応えるシステムを提供すれば、システムのユーザから「請求明細の括りを変更したい」などの要望が出てくるものと考えられる。
そこで、本発明は、複数の請求明細を括る元になる「まとめ単位」の内容を変更して請求明細の括りを変更可能とする請求明細括り装置、請求明細括り方法、および請求明細括りプログラムを提供することを目的とする。
本発明の請求明細括り装置は、複数の項目を有する明細データを複数記憶する明細データ記憶手段(13)と、明細データの複数の項目の一部の項目を明細データを括るまとめ単位とし、前記明細データ記憶手段に記憶されている前記明細データのまとめ単位の前記一部の項目の何れかの項目の内容を変更する明細データ変更手段(19)と、前記明細データ記憶手段に記憶されている前記明細データを前記まとめ単位の前記一部の項目が同じ明細データの組に分け、組の夫々に1つのまとめ明細番号を採番し、夫々の明細データに当該明細データを含む組に採番されたまとめ明細番号を付与する明細括り手段(15、16)と、を備えたことを特徴とする。
上記請求明細括り装置において、前記明細データ変更手段により変更される項目が、明細データの請求の締日であることを特徴とする。
本発明の請求明細括り方法は、明細データの複数の項目の一部の項目を明細データを括るまとめ単位とし、複数の明細データを記憶する明細データ記憶手段(13)に記憶されている前記明細データのまとめ単位の前記一部の項目の何れかの項目の内容を変更する明細データ変更手順(S321〜S327)と、前記明細データ記憶手段に記憶されている前記明細データを前記まとめ単位の前記一部の項目が同じ明細データの組に分け、組の夫々に1つのまとめ明細番号を採番し、夫々の明細データに当該明細データを含む組に採番されたまとめ明細番号を付与する明細括り手順(S201〜S202、S203〜S204)と、を有することを特徴とする。
上記請求明細括り方法において、前記明細データ変更手順において変更される項目が、明細データの請求の締日であることを特徴とする。
本発明の請求明細括りプログラムは、コンピュータ(1)に、明細データの複数の項目の一部の項目を明細データを括るまとめ単位とし、複数の明細データを記憶する明細データ記憶手段(13)に記憶されている前記明細データのまとめ単位の前記一部の項目の何れかの項目の内容を変更する明細データ変更手順(S321〜S327)と、前記明細データ記憶手段に記憶されている前記明細データを前記まとめ単位の前記一部の項目が同じ明細データの組に分け、組の夫々に1つのまとめ明細番号を採番し、夫々の明細データに当該明細データを含む組に採番されたまとめ明細番号を付与する明細括り手順(S201〜S202、S203〜S204)と、を実行させることを特徴とする。
上記請求明細括りプログラムにおいて、前記明細データ変更手順において変更される項目が、明細データの請求の締日であることを特徴とする。
なお、本欄において参照している「(符号)」は、後述する欄(発明を実施するための最良の形態)において対応する構成を例示するのみで、何ら特許請求の範囲の各請求項の解釈を限定するものではない。
本発明によれば、複数の請求明細(明細データ)のうち同じ「まとめ単位」を持つ請求明細を一括りにすることができるとともに、一括りにする請求明細(明細データ)を変更することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明の実施の形態における同じ「月次まとめ単位」を持つ請求明細に月次請求書番号を採番して付与することによって複数の請求明細のうち同じ「月次まとめ単位」を持つ請求明細を括る処理(以下、月次採番処理という。)の概要、及び同じ「合計まとめ単位」を持つ請求明細に合計請求書番号を付与することによって同じ「合計まとめ単位」を持つ請求明細を括る処理(以下、合計採番処理という。)の概要について図1〜図3を参照しつつ説明する。図1〜図3は本実施の形態における月次採番処理および合計採番処理の概要を説明するための図である。なお、合計採番処理は、月次採番処理によって「月次まとめ単位」で括られた請求明細の組を、さらに「合計まとめ単位」で括る処理である。
「月次まとめ単位」は、請求明細の項目の一部の項目よりなる。ただし、本実施の形態において、「月次まとめ単位」は、請求元の“会社”、代金を支払う支払人の“締日”、代金を支払う“支払人”、一括で支払うかや現金で支払うか手形で支払うかなどの“支払条件”、代金が請求される“請求先”、“通貨”、および“月次請求採番単位項目”である。ここで、月次請求採番単位項目は、請求元が所望する括りで請求明細を一括りにして月次請求書を作成することができるように用意されたものであり、請求元が請求明細に含まれる項目から任意に選択して設定することができる。また、月次請求採番単位項目は、「月次まとめ単位」で括られる請求明細を調整するためにも利用される(図6〜図7参照)。本実施の形態では、販売組織(製品を販売する組織)と流通チャネル(製品が流通する経路)と製品部門(製品を製造する部門)とを組み合わせたものとする。
月次採番処理では、複数の請求明細の中から、会社、締日、支払人、支払条件、請求先、通貨、および月次請求採番単位項目の全てが同じ請求明細がまとめられて月次請求書が作成される。
「合計まとめ単位」は、「月次まとめ単位」である請求明細の項目の一部のさらにその一部の項目よりなる。ただし、本実施の形態において、「合計まとめ単位」は、“締日”、“支払人”、“通貨”、および“合計請求採番単位項目”である。合計請求採番単位項目は、請求元が所望する括りで請求明細を一括りにして合計請求書を作成することができるように用意されたものであり、請求元が「月次まとめ単位」である請求明細の項目(月次請求採番単位項目に選択され設定される項目を含む)から任意に選択して選定することができる。また、合計請求採番単位項目は、「合計まとめ単位」で括られる請求明細を調整するためにも利用される(図8〜図9参照)。本実施の形態では、販売組織とする。
合計採番処理では、複数の請求明細の中から、締日、支払人、通貨、および合計請求採番単位項目の全てが同じ請求明細がまとめられて合計請求書が作成される。
なお、請求元は、月次請求採番単位項目および合計請求採番単位項目の一方、或いは、双方を設定しなくてもよい。
図1は、代金が請求され、代金を支払う側の会社の構造の一例を示す図である。図1において下記のように仮定する。
α得意先A支社は自身(α得意先A支社)とその下位組織(不図示)で購入した商品の代金の請求先であるとする。α得意先B支社は自身(α得意先B支社)とその下位組織(不図示)で購入した商品の代金の請求先であるとする。α得意先A支社が請求先となっている請求明細とα得意先B支社が請求先となっている請求明細の代金の支払人はα得意先本社であるとする。
また、α得意先a営業所は自身(α得意先a営業所)とその下位組織(不図示)で購入した商品の代金の請求先であるとする。α得意先b営業所は自身(α得意先b営業所)とその下位組織(不図示)で購入した商品の代金の請求先であるとする。α得意先c営業所は自身(α得意先c営業所)とその下位組織(不図示)で購入した商品の代金の請求先であるとする。α得意先a営業所が請求先となっている請求明細とα得意先b営業所が請求先となっている請求明細とα得意先c営業所が請求先となっている請求明細の代金の支払人はα得意先C支社であるとする。
このように、本実施の形態では、代金が請求される組織(例えば、支社、営業所)と代金を支払う組織(例えば、支社、営業所)とが異なる場合もある。
図2には、月次採番処理および合計採番処理の説明に必要な項目(会社、締日、支払人、支払条件、請求先、通貨、月次請求採番単位項目、合計請求採番単位項目)の内容を記した9つの請求明細を示している。
以下、月次採番処理の概要を示す。
9つの請求明細のうち、明細番号「0001」〜「0003」の各請求明細は、同じ「月次まとめ単位」(会社、締日、支払人、支払条件、請求先、通貨、月次請求採番単位項目)を有しているが、明細番号「0004」〜「0009」の各請求明細とは「月次まとめ単位」が異なっている。従って、図2、図3に示すように、明細番号「0001」〜「0003」の各請求明細に月次請求書の請求書番号「M1000」を採番して付与する。この請求書番号「M1000」により、明細番号「0001」〜「0003」の各請求明細を一括りにすることができる。
9つの請求明細のうち、明細番号「0004」〜「0006」の各請求明細は、同じ「月次まとめ単位」を有しているが、明細番号「0001」〜「0003」、「0007」〜「0009」の各請求明細とは「月次まとめ単位」が異なっている。従って、図2、図3に示すように、明細番号「0004」〜「0006」の各請求明細に月次請求書の請求書番号「M1001」を採番して付与する。この請求書番号「M1001」により、明細番号「0004」〜「0006」の各請求明細を一括りにすることができる。
9つの請求明細のうち、明細番号「0007」〜「0009」の各請求明細は、同じ「月次まとめ単位」を有しているが、明細番号「0001」〜「0006」の各請求明細とは「月次まとめ単位」が異なっている。従って、図2、図3に示すように、明細番号「0007」〜「0009」の各請求明細に月次請求書の請求書番号「M1002」を採番して付与する。この請求書番号「M1002」により、明細番号「0007」〜「0009」の各請求明細を一括りにすることができる。
以上が月次採番処理の概要である。
以下、合計採番処理の概要を示す。
9つの請求明細のうち、明細番号「0001」〜「0006」の各請求明細は、同じ「合計まとめ単位」(締日、支払人、通貨、合計請求採番単位項目)を有しているが、明細番号「0007」〜「0009」の各請求明細とは「合計まとめ単位」が異なっている。従って、図2、図3に示すように、明細番号「0001」〜「0006」の各請求明細に合計請求書の請求書番号「T100」を採番して付与する。この請求書番号「T100」により、明細番号「0001」〜「0006」の各請求明細を一括りにすることができる。
9つの請求明細のうち、明細番号「0007」〜「0009」の各請求明細は、同じ「合計まとめ単位」を有しているが、明細番号「0001」〜「0006」の各請求明細とは「合計まとめ単位」が異なっている。従って、図2、図3に示すように、明細番号「0007」〜「0009」の各請求明細に合計請求書の請求書番号「T101」を採番して付与する。この請求書番号「T101」により、明細番号「0007」〜「0009」の各請求明細を一括りにすることができる。
以上が合計採番処理の概要である。
次に、本発明の実施の形態における括る請求明細を調整する処理(以下、括り調整処理という。)の概要について説明する。本実施の形態においては、請求明細の一部を次回の請求に廻すことによって一括りにする請求明細を調整する場合(請求明細の締日が変更される)、1つの月次請求書とされた複数の請求明細の一部を別の月次請求書の請求明細とすることによって一括りにする請求明細を調整する場合(月次請求採番単位項目が変更される)、1つの合計請求書とされた複数の請求明細の一部を別の合計請求書の請求明細とすることによって一括りにする請求明細を調整する場合(合計請求採番単位項目が変更される)の3通りがある。
括り調整処理のうち、請求明細の一部を次回の請求に廻すことによって一括りにする請求明細を調整する場合の処理の概要について図4、図5を参照しつつ説明する。図4〜図5は本実施の形態における括り調整処理の概要を説明するための図である。
図2に示した9つの請求明細のうち、明細番号「0006」の請求明細を次回の請求に廻す場合、合計請求書番号「T100」の取り消しが指定され(これにより、合計請求書番号「T100」が付与された各請求明細において、それらの請求明細の合計請求書番号が取り消され)、さらに、月次請求書番号「M1001」の取り消しが指定され(これにより、月次請求書番号「M1001」が付与された各請求明細において、それらの請求明細の月次請求書番号が取り消され)、明細番号「0006」の請求明細がユーザによって次回の請求に廻すことが指定され、図4に示すように、明細番号「0006」の請求明細の締日を変更する。
図2の場合には、明細番号「0004」〜「0006」の各請求明細は同じ「月次まとめ単位」を有するため、明細番号「0004」〜「0006」の各請求明細は一括りにされて同じ月次請求書番号が付与されて1つの月次請求書に括られる。図4に示すように、この月次請求書に含まれる明細番号「0006」の請求明細の締日が変更されると、明細番号「0006」の請求明細は、明細番号「0004」、「0005」の各請求明細と「月次まとめ単位」が異なることとなる。この結果、図4、図5に示すように、明細番号「0006」の請求明細は、明細番号「0004」、「0005」の各請求明細を含む月次請求書から除かれる。
また、図2の場合には、明細番号「0001」〜「0006」の各請求明細は同じ「合計まとめ単位」を有するため、明細番号「0001」〜「0006」の各請求明細は一括りにされて同じ合計請求書番号が付与されて1つの合計請求書に括られる。図4に示すように、この合計請求書に含まれる明細番号「0006」の請求明細の締日が変更されると、明細番号「0006」の請求明細は、明細番号「0001」〜「0005」の各請求明細と「合計まとめ単位」が異なることとなる。この結果、図4、図5に示すように、明細番号「0006」の請求明細は、明細番号「0001」〜「0005」の各請求明細を含む合計請求書から除かれる。
括り調整処理のうち、請求明細の1つの月次請求書とされた複数の請求明細の一部を別の月次請求書の請求明細とすることによって一括りにする請求明細を調整する場合(月次請求書を分割することによって一括りにする請求明細を調整する場合)の処理の概要について図6、図7を参照しつつ説明する。図6〜図7は本実施の形態における括り調整処理の概要を説明するための図である。
図2に示した9つの請求明細のうち、明細番号「0006」の請求明細を現時点において含まれる月次請求書とは別の月次請求書に含めるように調整する場合、月次請求書番号「M1001」の取り消しが指定され(これにより、月次請求書番号「M1001」が付与された各請求明細において、それらの請求明細の月次請求書番号が取り消され)、明細番号「0006」の請求明細がユーザによって別の月次請求書に含めることが指定され、図6に示すように、明細番号「0006」の請求明細の月次請求採番単位項目を変更する。
図2の場合には、明細番号「0004」〜「0006」の各請求明細は同じ「月次まとめ単位」を有するため、明細番号「0004」〜「0006」の各請求明細は一括りにされて同じ月次請求書番号が付与されて1つの月次請求書に括られる。図6に示すように、この月次請求書に含まれる明細番号「0006」の請求明細の月次請求採番単位項目が変更されると、明細番号「0006」の請求明細は、明細番号「0004」、「0005」の各請求明細と「月次まとめ単位」が異なることとなる。この結果、図6、図7に示すように、明細番号「0004」、「0005」の各請求明細は1つの月次請求書に含まれ、明細番号「0006」の請求明細は明細番号「0004」、「0005」の各請求明細とは異なる月次請求書に含まれることとなる。
なお、この場合、明細番号「0006」の請求明細は「合計まとめ単位」に変更がないため、合計請求書の括りに変更は生じない。
括り調整処理のうち、請求明細の1つの合計請求書とされた複数の請求明細の一部を別の合計請求書の請求明細とすることによって一括りにする請求明細を調整する場合(合計請求書を分割することによって一括りにする請求明細を調整する場合)の処理の概要について図8、図9を参照しつつ説明する。図8〜図9は本実施の形態における括り調整処理の概要を説明するための図である。
図2に示した9つの請求明細のうち、明細番号「0004」〜「0006」の請求明細を現時点において含まれる合計請求書とは別の合計請求書に含めるように調整する場合、合計請求書番号「T100」の取り消しが指定され(これにより、合計請求書番号「T100」が付与された各請求明細において、それらの請求明細の合計請求書番号が取り消され)、明細番号「0004」〜「0006」の請求明細がユーザによって別の合計請求書に含めることが指定され、図8に示すように、明細番号「0004」〜「0006」の請求明細の合計請求採番単位項目を変更する。
図2の場合には、明細番号「0001」〜「0006」の各請求明細は同じ「合計まとめ単位」を有するため、明細番号「0001」〜「0006」の各請求明細は一括りにされて同じ合計請求書番号が付与されて1つの合計請求書に括られる。図8に示すように、この合計請求書に含まれる明細番号「0004」〜「0006」の各請求明細の合計請求採番単位項目が変更されると、明細番号「0004」〜「0006」の各請求明細は、明細番号「0001」〜「0003」の各請求明細と「合計まとめ単位」が異なることとなる。この結果、図8、図9に示すように、明細番号「0001」〜「0003」の各請求明細は1つの合計請求書に含まれ、明細番号「0004」〜「0006」の各請求明細は明細番号「0001」〜「0003」の各請求明細とは異なる合計請求書に含まれることとなる。
なお、この場合、明細番号「0004」〜「0006」の各請求明細は「月次まとめ単位」に変更がないため、月次請求書の括りに変更は生じない。
上記に概要を示した月次採番処理、合計採番処理および括り調整処理を実現する機能を有する請求明細括り装置について図10を参照しつつ説明する。図10は本実施の形態における請求明細括り装置の機能を示す機能ブロック図である。
図10に示す請求明細括り装置1は、伝票テーブル記憶部11、親子マスタデータベース12、請求明細テーブル記憶部13、請求データ処理部14、月次請求書番号採番処理部15、合計請求書番号採番処理部16、請求明細表示部17、請求明細指定部18、および請求明細内容変更部19として機能する各部を有している。
伝票テーブル記憶部11は、会計伝票の情報(伝票データ)を記憶しており、その一例を図11に示す。図11は伝票テーブル記憶部11の記憶内容の一例を示す図である。図11に示す伝票テーブル記憶部11に格納されている伝票テーブルの項目として、「会社」、「会計年度」、「会計伝票番号」、「請求明細番号」、「販売組織」、「流通チャネル」、「製品部門」、「支払人」、「支払条件」、「請求先」、「請求日付」、「品目」、「正味額(伝票通貨)」、「税額(伝票通貨)」、および「通貨」がある。
項目「会社」には会計伝票の請求元が格納され、項目「会計年度」には会計年度が格納され、項目「会計伝票番号」には会計伝票の番号が格納され、項目「請求明細番号」には明細の番号(1つの会計伝票で複数の品目の商品を購入した場合の各品目に対して付与する番号)が格納される。
項目「販売組織」には、明細の品目を販売した請求元の会社内の部門を示す情報が格納され、項目「流通チャネル」には、明細の品目が市場において流通する経路を示す情報が格納され、項目「製品部門」には、明細の品目を製造した請求元の会社内の部門を示す情報が格納される。
項目「支払人」には、会計伝票の代金を支払う支払人の情報が格納され、項目「支払条件」には、代金を支払う条件(例えば、現金で支払うか、手形で支払うかなど)が格納され、項目「請求先」には、代金が請求される請求先の情報が格納され、項目「請求日付」には、会計伝票の請求を行う日付が格納される。
項目「品目」には、明細の購入した商品の品目が格納され、項目「正味額(伝票通貨)」には、明細の品目の商品の購入に要した税額を除いた代金が格納され、項目「税額(伝票通貨)」には、明細の品目の商品の購入に要した代金にかかる税額が格納され、項目「通貨」には、明細の伝票通貨が格納される。
親子マスタデータベース12は、支払人と請求先との組ごとに各期間(有効開始日から有効終了日まで)の締日を記憶しており、その一例を図12に示す。図12は親子マスタデータベース12の記憶内容の一例を示す図である。図12に示す例では、支払人「α得意先本社」の請求先「α得意先A支社」における期間「2004/01/01〜2004/12/31」の締日が「5、15、25」である。ただし、締日は複数設定可能である。
請求明細テーブル記憶部13は、月次採番処理および合計採番処理により括る対象である請求明細の情報(請求明細データ)を記憶しており、その一例を図13に示す。図13は請求明細テーブル記憶部13の記憶内容の一例を示す図である。図13に示す請求明細テーブル記憶部13に格納された請求明細テーブルの項目として、「会社」、「会計年度」、「会計伝票番号」、「請求明細番号」、「支払人」、「支払条件」、「請求先」、「品目」、「正味額(伝票通貨)」、「税額(伝票通貨)」、「通貨」、「月次請求採番単位項目」、「合計請求採番単位項目」、「締日」、「月次請求書番号」、「合計請求書番号」がある。
請求明細テーブルの項目「会社」、「会計年度」、「会計伝票番号」、「請求明細番号」、「支払人」、「支払条件」、「請求先」、「品目」、「正味額(伝票通貨)」、「税額(伝票通貨)」、および「通貨」には、夫々、伝票テーブル記憶部11に記憶された請求明細データの元になる伝票データの会社、会計年度、会計伝票番号、請求明細番号、支払人、支払条件、請求先、品目、正味額(伝票通貨)、税額(伝票通貨)、および通貨が格納される。
項目「月次請求採番単位項目」には、請求明細データの元になる伝票データの販売組織、流通チャネル、製品部門を結合したもの(月次請求書の分割が行われる場合には請求明細内容変更部19により変更される値)が格納される。また、項目「合計請求採番単位項目」には、請求明細データの元になる伝票データの販売組織(合計請求書の分割が行われる場合には請求明細内容変更部19により変更される値)が格納される。項目「締日」には、請求明細データの支払人と請求先と請求日付を利用して親子マスタデータベース12から抽出される締日(次回廻しにされることが指定された請求明細データの場合には請求明細内容変更部19により変更される締日)が格納される。項目「月次請求書番号」には、月次採番処理により請求明細データに対して採番されて付与される月次請求書番号が格納される。項目「合計請求書番号」には、合計採番処理により請求明細データに対して採番されて付与される合計請求書番号が格納される。
請求データ処理部14は、伝票テーブル記憶部11に記憶されている伝票データを順番に取り出す。請求データ処理部14は、支払人と請求先と請求日付を利用して、親子マスタデータベース12に記憶されている、取り出した伝票データに含まれる支払人と請求先とに一致し、取り出した伝票データに含まれる請求日付を有効期間(有効開始日から有効終了日まで)に含むデータから、締日を取り出す。さらに、請求データ処理部14は、取り出した締日の中から、取り出した伝票データの請求日付の直後の締日を選定する。なお、図12の例において、請求日付の直後の締日は、請求日付が10日なら15日で、27日なら5日である。
請求データ処理部14は、取り出した伝票データの内容および選定した締日を利用して、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに新規の請求明細データを格納する。
詳しくは、請求データ処理部14は、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルの項目「会社」、「会計年度」、「会計伝票番号」、および「請求明細番号」の夫々に、取り出した伝票データの会社、会計年度、会計伝票番号、および請求明細番号を格納する。また、請求データ処理部14は、請求明細テーブルの項目「支払人」、「支払条件」、および「請求先」の夫々に、取り出した伝票データの支払人、支払条件、および請求先を格納する。さらに、請求データ処理部14は、請求明細テーブルの項目「品目」、「正味額(伝票通貨)」、「税額(伝票通貨)」、および「通貨」の夫々に、取り出した伝票データの品目、正味額(伝票通貨)、税額(伝票通貨)、および通貨を格納する。
さらに、請求データ処理部14は、取り出した伝票データの販売組織と流通チャネルと製品部門とを連結し、請求明細テーブルの項目「月次請求採番単位項目」に連結した情報を格納する。例えば、販売組織が“A1”、流通チャネルが“B1”、製造部門が“C1”であれば、請求データ処理部14は、請求明細テーブルの項目「月次請求採番単位項目」に連結した情報である“A1B1C1”を格納する。
さらに、請求データ処理部14は、請求明細テーブルの項目「合計請求採番単位項目」に、取り出した伝票データの販売組織を格納する。
さらに、請求データ処理部14は、請求明細テーブルの項目「締日」には親子マスタデータベース12から取り出し選定した締日を格納する。
月次請求書番号採番処理部15は、「月次まとめ単位」に基づき、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データ(月次請求書番号が付与されていない、或いは、月次請求書番号が取り消された請求明細データ)を、同じ「月次まとめ単位」を持つ請求明細データに組み分けする。つまり、月次請求書番号採番処理部15は、請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データ(月次請求書番号が付与されていない、或いは、月次請求書番号が取り消された請求明細データ)を、会社、締日、支払人、支払条件、請求先、通貨、および月次請求採番単位項目の夫々が同じ請求明細データに組み分けする。
月次請求書番号採番処理部15は、組み分けされた各組に対して月次請求書番号(同じ「月次まとめ単位」を持つ各請求明細データに対して同じ値の番号が付与され、この番号を調べることによって「月次まとめ単位」に基づいて一括りにされた請求明細データの把握を可能にする)を採番する。なお、月次請求書番号の採番の方法として、例えば、不図示の記憶部に直前に採番した月次請求書番号を記憶しておき、記憶している月次請求書番号を1カウントアップした値を今回の月次請求書番号とするとともに、不図示の記憶部に記憶している月次請求書番号をカウントアップ後の値に更新する。
月次請求書番号採番処理部15は、請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データの月次請求書番号をその請求明細データが含まれる組に採番された月次請求書番号にし、請求明細データを更新する。
合計請求書番号採番処理部16は、「合計まとめ単位」に基づき、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データ(合計請求書番号が付与されていない、或いは、合計請求書番号が取り消された請求明細データ)を、同じ「合計まとめ単位」を持つ請求明細データに組み分けする。つまり、合計請求書番号採番処理部16は、請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データ(合計請求書番号が付与されていない、或いは、合計請求書番号が取り消された請求明細データ)を、締日、支払人、通貨、および合計請求採番単位項目の夫々が同じ請求明細データに組み分けする。
合計請求書番号採番処理部16は、組み分けされた各組に対して合計請求書番号(同じ「合計まとめ単位」を持つ各請求明細データに対して同じ値の番号が付与され、この番号を調べることによって「合計まとめ単位」に基づいて一括りにされた請求明細データの把握を可能にする)を採番する。なお、合計請求書番号の採番の方法として、例えば、不図示の記憶部に直前に採番した合計請求書番号を記憶しておき、記憶している合計請求書番号を1カウントアップした値を今回の合計請求書番号とするとともに、不図示の記憶部に記憶している合計請求書番号をカウントアップ後の値に更新する。
合計請求書番号採番処理部16は、請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データの合計請求書番号をその請求明細データが含まれている組に採番された合計請求書番号にし、請求明細データを更新する。
請求明細表示部17は、ユーザによって不図示の入力部を利用して請求明細の表示に関する操作が行われると、不図示の入力部から請求明細表示指示信号が入力される。請求明細表示部17は、請求明細表示指示信号が入力されると、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データを、合計請求書番号を利用して同じ合計請求書番号を持つ請求明細データをまとめ、さらに、月次請求書番号を利用して同じ月次請求書番号を持つ請求明細データをまとめて表示するとともに、合計請求書番号および月次請求書番号の付与されていない請求明細データを表示する。その表示例の一例を図14に示す。図14は、請求明細表示部17の表示例である。
図14の表示例に示すように、同じ合計請求書番号を持つ請求明細データ単位に、さらに、それを同じ月次請求書番号を持つ請求明細データ単位にまとめて表示する。なお、図14の表示例では、図示していないが、合計請求書番号および月次請求書番号の付与されていない請求明細データも表示される。そして、合計請求書番号を取り消す請求明細データを選択するためのチェックボックスが各合計請求書番号に対して設けられ、月次請求書番号を取り消す請求明細データを選択するためのチェックボックスが各月次請求書番号に対して設けられ、締日、月次請求採番単位項目、合計請求採番単位項目を変更する請求明細データを選択するためのチェックボックスが各請求明細データに対して設けられている。なお、図14中の明細番号は、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブル(図13参照)の項目「請求明細番号」に対応する。
また、チェックボックスにチェックされた月次請求書番号が付与された請求明細データにおいてその付与された月次請求書番号を取り消す際に押下される「月次取消」ボタン、およびチェックボックスにチェックされた合計請求書番号が付与された請求明細データにおいてその付与された合計請求書番号を取り消す際に押下される「合計取消」ボタンが設けられているとともに、チェックボックスにチェックされた請求明細データの内容を変更するためのページに遷移する際に押下される「変更」ボタンが設けられている。
ただし、本実施の形態においては、括り調整処理として、「締日の変更により一括りにする請求明細データを調整する処理」、「月次請求採番単位項目の変更により一括りにする請求明細データを調整する処理」、および「合計請求採番単位項目の変更により一括りにする請求明細データを調整する処理」の3種類を対象としている。「締日の変更により一括りにする請求明細データを調整する処理」の場合、「合計取消」ボタン、「月次取消」ボタンの順で押下されて、合計請求書番号、月次請求書番号の順で取り消される。「合計請求採番単位項目の変更により一括りにする請求明細データを調整する処理」の場合、「合計取消」ボタンが押下されて、合計請求書番号が取り消される。「月次請求採番単位項目の変更により一括りにする請求明細データを調整する処理」の場合、「月次取消」ボタンが押下されて、月次請求書番号が取り消される。
請求明細表示部17は、「変更」ボタンが押下されたことを示す押下信号が後述の請求明細指定部18から入力されると、チェックボックスにチェックを入れられた請求明細データの内容を変更するためのページを表示する。このページには、チェックボックスにチェックが入れられた請求明細データ毎に、請求明細データの明細番号(請求明細番号)に対応付けて締日を入力するための入力欄、月次請求採番単位項目を入力するための入力欄、合計請求採番単位項目を入力するための入力欄が設けられているとともに、請求明細データの内容の更新を行う際に押下される「実行」ボタンが設けられている。なお、ユーザは、月次請求書番号および合計請求書番号の双方の取消の対象とされた請求明細データの場合には締日を入力するための入力欄に締日を入力することとなる。ユーザは、月次請求書番号のみ取消の対象とされた請求明細データの場合には月次請求採番単位項目を入力するための入力欄に月次請求採番単位項目を入力することとなる。ユーザは、合計請求書番号のみ取消の対象とされた請求明細データの場合には合計請求採番単位項目を入力するための入力欄に合計請求採番単位項目を入力することとなる。ユーザは、もともと月次請求書番号および合計請求書番号が採番されていなかった請求明細データの場合には締日を入力するための入力欄に締日、月次請求採番単位項目を入力するための入力欄に月次請求採番単位項目、および合計請求単位項目を入力するための入力欄に合計請求単位項目を任意に入力することになる。
請求明細指定部18は、マウスなどのポインティングデバイスなどで構成されている。請求明細指定部18は、ユーザが、請求明細表示部17の表示に対して、取消対象の合計請求書番号に対応するチェックボックスにチェックを入れ、取消項目(合計請求書番号)に対応する「合計取消」ボタンを押下するのに利用される。また、請求明細指定部18は、ユーザが、請求明細表示部17の表示に対して、取消対象の月次請求書番号に対応するチェックボックスにチェックを入れ、取消項目(月次請求書番号)に対応する「月次取消」ボタンを押下するのに利用される。さらに、請求明細指定部18は、ユーザが、請求明細表示部17の表示に対して、締日などの変更対象の請求明細データに対応するチェックボックスにチェックを入れるとともに、「変更」ボタンを押下するのに利用される。また、請求明細指定部18は、ユーザがチェックボックスにチェックが入れられた各請求明細データの締日、月次請求採番単位項目、合計請求採番単位項目を入力するための各入力欄に対して変更する締日、月次請求採番単位項目、合計請求採番単位項目を入力するのに利用されるとともに、「実行」ボタンを押下するのに利用される。
請求明細内容変更部19は、請求明細指定部18を利用してユーザによって入力された内容(取消項目、取消対象の合計請求書番号、取消対象の月次請求書番号、締日、月次請求採番単位項目、合計請求採番単位項目、変更対象の請求明細データ)に従って、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている請求明細データのうち、チェックボックスにチェックの入れられた合計請求書番号が付与された請求明細データの合計請求書番号の取り消し、チェックボックスにチェックの入れられた月次請求書番号が付与された請求明細データの月次請求書番号の取り消し、チェックボックスにチェックの入れられた請求明細データの締日、月次請求採番単位項目、合計請求採番単位項目の内容を更新する。
詳しくは、請求明細内容変更部19は、「月次取消」ボタンが押下されたと判断した場合、請求明細テーブルに記憶されている請求明細データの中から、チェックボックスにチェックが入れられた月次請求書番号が付与されている請求明細データを検索し、検索して見つけた各請求明細データの項目「月次請求書番号」の値を取り消す(例えば月次請求書番号が付与されていないことを示す値に置き換える)。また、請求明細内容変更部19は、「合計取消」ボタンが押下されたと判断した場合、請求明細テーブルに記憶されている請求明細データの中から、チェックボックスにチェックが入れられた合計請求書番号が付与されている請求明細データを検索し、検索して見つけた各請求明細データの項目「合計請求書番号」の値を取り消す(例えば合計請求書番号が付与されていないことを示す値に置き換える)。
請求明細内容変更部19は、「実行」ボタンが押下されたと判断した場合、チェックボックスにチェックを入れられた請求明細データの明細番号(請求明細番号に対応)を利用して、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている請求明細テーブルの中から、チェックボックスにチェックの入れられた請求明細データを検索して見つける。そして、請求明細内容変更部19は、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている、検索して見つけたチェックボックスにチェックが入れられた各請求明細データの項目「締日」の値をその請求明細データの締日の入力欄に入力された締日に変更する。請求明細内容変更部19は、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている、チェックボックスにチェックが入れられた各請求明細データの項目「月次請求採番単位項目」の値をその請求明細データの月次請求採番単位項目の入力欄に入力された月次請求採番単位項目に変更する。請求明細内容変更部19は、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている、チェックボックスにチェックが入れられた各請求明細データの項目「合計請求採番単位項目」の値をその請求明細データの合計請求採番単位項目の入力欄に入力された合計請求採番単位項目に変更する。
以下、図10から図14を参照しつつ機能を説明した請求明細括り装置1により行われる請求明細データの登録処理について図15を参照しつつ説明する。図15は、請求明細括り装置1が実行する請求明細データの登録処理の流れを示すフローチャートである。
まず、請求データ処理部14は、伝票テーブル記憶部11内の伝票テーブルの最初のレコードに注目する(ステップS101)。
請求データ処理部14は、注目しているレコードに伝票データが格納されているか否かを判断する(ステップS102)。注目しているレコードに伝票データが格納されていると判断した場合には(S102:YES)、ステップS103の処理へ進む。一方、注目しているレコードに伝票データが格納されていないと判断した場合には(S102:NO)、伝票テーブルに格納されている伝票データの全てに対して請求明細データを作成したこととなり、図15の処理を終了する。
請求データ処理部14は、伝票データの支払人と請求先と請求日付を利用して、親子マスタデータベース12に記憶されている、注目しているレコードの伝票データに含まれる支払人と請求先とに一致し、注目しているレコードの伝票データに含まれる請求日付を有効期間(有効開始日から有効終了日まで)に含むデータから、締日を取り出し、取り出した締日の中から、注目しているレコードの伝票データの請求日付の直後の締日を選定する(ステップS103)。
続いて、請求データ処理部14は、注目しているレコードの伝票データの内容および選定した締日を利用して、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに新規の請求明細データを格納し(ステップS104)、ステップS105の処理へ進む。請求データ処理部15は、伝票テーブル記憶部11内の伝票テーブルの次のレコードに注目し(ステップS105)、ステップS102の処理へ戻る。
以上の処理により、伝票テーブル記憶部11内の伝票テーブルの伝票データの夫々に対する請求明細データが作成され、作成された請求明細データが請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに格納される。
さらに、図10から図14を参照しつつ機能を説明した請求明細括り装置1により行われる請求括り処理(月次採番処理および合計採番処理)について図16を参照しつつ説明する。図16は、請求明細括り装置1が実行する請求括り処理(月次採番処理および合計採番処理)の流れを示すフローチャートである。
月次請求書番号採番処理部15は、「月次まとめ単位」に基づき、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データ(月次請求書番号のない請求明細データ)を、同じ「月次まとめ単位」(会社、締日、支払人、支払条件、請求先、通貨、月次請求採番単位項目)を持つ請求明細データに組み分けし、組み分けされた各組に対して月次請求書番号を採番する(ステップS201)。なお、請求明細テーブルに記憶されている請求明細データには既に月次請求書番号が付与された請求明細データ(後述の図18により月次請求書番号が取り消された請求明細データを除く)があるので、ステップS201において月次請求書番号を採番する対象となる請求明細データは、月次請求書番号のない請求明細データ(後述の図18により月次請求書番号が取り消された請求明細データを含む)となる。
例えば、会社、締日、支払人、支払条件、請求先、通貨、月次請求採番単位項目、および月次請求書番号を格納する月次組み分けテーブルを用意する。月次請求書番号採番処理部15は、請求明細テーブルのレコードを順次参照し、参照しているレコードに格納されている請求明細データに月次請求書番号があるかを判断し、月次請求書番号がなければ対象の請求明細データの会社、締日、支払人、支払条件、請求先、通貨、および月次請求採番単位項目の組が月次組み分けテーブルに既にあるかを検索し、なかった場合のみ、新たに月次請求書番号を採番し、対象の請求明細データの会社、締日、支払人、支払条件、請求先、通貨、および月次請求採番単位項目、並びに、採番した月次請求書番号を月次組み分けテーブルに新規に格納する。
月次請求書番号採番処理部15は、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データの月次請求書番号に、ステップS201においてその請求明細データを含む組に対して採番された月次請求書番号を格納する(ステップS202)。
例えば、月次請求書番号採番処理部15は、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルのレコードを順次注目し、注目しているレコードに格納されている請求明細データに月次請求書番号があるかを判断し、月次請求書番号がなければ、上記の月次組み分けテーブルを検索して、注目しているレコードに格納されている請求明細データの会社、締日、支払人、支払条件、請求先、通貨、および月次請求採番単位項目を持つデータを見つけ、その見つけたデータから月次請求書番号を取り出す。そして、月次請求書番号採番処理部15は、注目しているレコードの請求明細データの月次請求書番号に、月次組み分けテーブルから取り出した月次請求書番号を格納する。
以上のステップS201およびステップS202が月次採番処理に関する処理ステップである。
合計請求書番号採番処理部16は、「合計まとめ単位」に基づき、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データ(合計請求書番号のない請求明細データ)を、同じ「合計まとめ単位」(締日、支払人、通貨、合計請求書採番単位項目)を持つ請求明細データに組み分けし、組み分けされた各組に対して合計請求書番号を採番する(ステップS203)。なお、請求明細テーブルに記憶されている請求明細データには既に合計請求書番号が付与された請求明細データ(後述の図17により合計請求書番号が取り消された請求明細データを除く)があるので、ステップS203において合計請求書番号を採番する対象となる請求明細データは、合計請求書番号のない請求明細データ(後述の図17により合計請求書番号が取り消された請求明細データを含む)となる。
例えば、締日、支払人、通貨、合計請求採番単位項目、合計請求書番号を格納する合計組み分けテーブルを用意する。合計請求書番号採番処理部16は、請求明細テーブルのレコードを順次参照し、参照しているレコードに格納されている請求明細データに合計請求書番号があるかを判断し、合計請求書番号がなければ対象の請求明細データの締日、支払人、通貨、および合計請求採番単位項目の組が合計組み分けテーブルに既にあるかを検索し、なかった場合のみ、新たに合計請求書番号を採番し、対象の請求明細データの締日、支払人、通貨、および合計請求採番単位項目、並びに採番した合計請求書番号を合計組み分けテーブルに新規に格納する。
合計請求書番号採番処理部16は、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データの合計請求書番号を、ステップS203においてその請求明細データを含む組に対して採番した合計請求書番号にし、請求明細データを更新する(ステップS204)。
例えば、合計請求書番号採番処理部16は、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルのレコードを順次注目し、注目しているレコードに格納されている請求明細データに合計請求書番号があるかを判断し、合計請求書番号がなければ、上記の合計組み分けテーブルを検索して、注目しているレコードに格納されている請求明細データの締日、支払人、通貨、および合計請求採番単位項目を持つデータを見つけ、その見つけたデータから合計請求書番号を取り出す。そして、合計請求書番号採番処理部16は、注目しているレコードの請求明細データの合計請求書番号を合計組み分けテーブルから取り出した合計請求書番号にし、請求明細データを更新する。
以上のステップS203およびステップS204が合計採番処理に関する処理ステップである。
なお、実際に請求を行う際には、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データを利用し、同じ月次請求書番号を持つ請求明細データを一括りにして月次請求書として請求を行う。また、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データを利用し、同じ合計請求書番号を持つ請求明細データを一括りにして合計請求書として請求を行う。
以下、図10から図14を参照しつつ機能を説明した請求明細括り装置1により行われる請求明細データの変更処理について図17〜図19を参照しつつ説明する。
図17は、請求明細括り装置1が実行する請求明細データの変更処理の流れ(合計請求書番号の取り消し)を示すフローチャートである。
まず、請求明細表示部17は、ユーザによって不図示の入力部を利用して請求明細の表示に関する操作が行われると、不図示の入力部から請求明細表示指示信号が入力される。請求明細表示部17は、請求明細表示指示信号が入力されると、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データを、合計請求書番号を利用して同じ合計請求書番号を持つ請求明細データをまとめ、さらに、月次請求書番号を利用して同じ月次請求書番号を持つ請求明細データをまとめて表示するとともに、合計請求書番号および月次請求書番号の付与されていない請求明細データを表示する(図14参照)。
請求明細内容変更部19は、請求明細データの合計請求書番号を取り消す処理を行うか否かを、請求明細指定部18から入力される押下信号を基に押下されたボタンが「合計取消」ボタンであるか否かにより判断する(ステップS301)。押下されたボタンが「合計取消」ボタンであった場合には合計請求書番号を取り消すと判断し(S301:YES)ステップS302の処理へ進む。一方、押下されたボタンがそれ以外のボタンであった場合には合計請求書番号を取り消さないと判断し(S301:NO)、図17の処理を終了する。
請求明細内容変更部19は、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている請求明細データの中から、チェックボックスにチェックが入れられた合計請求書番号が付与されている請求明細データを検索して、チェックボックスにチェックの入れられた合計請求書番号が付与されている請求明細データ(1又は複数)を特定する(ステップS302)。
請求明細内容変更部19は、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている、ステップS302で特定した請求明細データの合計請求書番号を取り消し(ステップS303)、図17の処理を終了する。
ステップS302およびステップS303の処理は、チェックボックスにチェックが入れられた合計請求書番号の夫々に対して行われる。
図18は、請求明細括り装置1が実行する請求明細データの変更処理の流れ(月次請求書番号の取り消し)を示すフローチャートである。
請求明細内容変更部19は、請求明細データの月次請求書番号を取り消す処理を行うか否かを、請求明細指定部18から入力される押下信号を基に押下されたボタンが「月次取消」ボタンであるか否かにより判断する(ステップS311)。押下されたボタンが「月次取消」ボタンであった場合には月次請求書番号を取り消すと判断し(S311:YES)ステップS312の処理へ進む。一方、押下されたボタンがそれ以外のボタンであった場合には月次請求書番号を取り消さないと判断し(S311:NO)、図18の処理を終了する。
請求明細内容変更部19は、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている請求明細データの中から、チェックボックスにチェックが入れられた月次請求書番号が付与されている請求明細データを検索して、チェックボックスにチェックの入れられた月次請求書番号が付与されている請求明細データ(1又は複数)を特定する(ステップS312)。
請求明細内容変更部19は、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている、ステップS312で特定した請求明細データの月次請求書番号を取り消し(ステップS313)、図18の処理を終了する。
ステップS312およびステップS313の処理は、チェックボックスにチェックが入れられた月次請求書番号の夫々に対して行われる。
図19は、請求明細括り装置1が実行する請求明細データの変更処理の流れ(締日、月次請求書番号、合計請求書番号の変更)を示すフローチャートである。
請求明細表示部17は、請求明細指定部18から入力される押下信号を基に請求明細データの締日などを変更する際に押下される「変更」ボタンが押下されたと判断すると、その表示内容を、チェックボックスにチェックを入れられた各請求明細データの内容(締日、月次請求採番単位項目、合計請求採番単位項目)を入力するためのページに切り替える。ユーザは請求明細指定部18を利用して、各請求明細データの変更する項目の入力欄に変更内容を入力し、その後、「実行」ボタンを押下する。
請求明細内容変更部19は、チェックボックスにチェックの入れられた全ての請求明細データに対して、請求明細テーブル記憶部13内の記憶内容を更新したか否かを判断する(ステップS321)。全てに対して行っていないと判断すると(S321:NO)ステップS322の処理へ進む。一方、全てに対して行ったと判断すると(S321:YES)、図19の処理を終了する。
請求明細内容変更部19は、対象の請求明細データの締日を変更するか否かを、その請求明細データに対応して設けられた締日を入力するための入力欄に締日が入力されたかを基に判断する(ステップS322)。締日が入力されていたと判断すると(S322:YES)ステップS323の処理へ進む。一方、締日が入力されていないと判断すると(S322:NO)ステップS324の処理へ進む。
請求明細内容変更部19は、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている、対象の請求明細データの締日をその請求明細データに対応して設けられた入力欄に入力された締日に変更し(ステップS323)、ステップS324の処理へ進む。
請求明細内容変更部19は、対象の請求明細データの月次請求採番単位項目を変更するか否かを、その請求明細データに対応して設けられた月次請求採番単位項目を入力するための入力欄に月次請求採番単位項目が入力されたかを基に判断する(ステップS324)。月次請求採番単位項目が入力されていたと判断すると(S324:YES)ステップS325の処理へ進む。一方、月次請求採番単位項目が入力されていないと判断すると(S324:NO)ステップS326の処理へ進む。
請求明細内容変更部19は、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている、対象の請求明細データの月次請求採番単位項目をその請求明細データに対応して設けられた入力欄に入力された月次請求採番単位項目に変更し(ステップS325)、ステップS326の処理へ進む。
請求明細内容変更部19は、対象の請求明細データの合計請求採番単位項目を変更するか否かを、その請求明細データに対応して設けられた合計請求採番単位項目を入力するための入力欄に合計請求採番単位項目が入力されたかを基に判断する(ステップS326)。合計請求採番単位項目が入力されていたと判断すると(S326:YES)ステップS327の処理へ進む。一方、合計請求採番単位項目が入力されていないと判断すると(S326:NO)ステップS321の処理へ戻る。
請求明細内容変更部19は、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている、対象の請求明細データの合計請求採番単位項目をその請求明細データに対応して設けられた入力欄に入力された合計請求採番単位項目に変更し(ステップS327)、ステップS321の処理へ戻る。
以上説明したように、本実施の形態によれば、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データを、同じ「月次まとめ単位」を持つ請求明細データの組に分け、組単位で月次請求書番号を採番する。そして、請求明細テーブルに記憶されている請求明細データの月次請求書番号をその請求明細データを含む組に対して採番された月次請求書番号とする。これにより、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データの月次請求書番号を利用することによって、同じ「月次まとめ単位」を持つ複数の請求明細データを一括りにして請求を行うことが可能になる。
そして、「月次まとめ単位」を構成する締日や月次請求採番単位項目を変更することができるため、「月次まとめ単位」に基づいて一括りにする請求明細(明細データ)を変更することができる。
また、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データを、同じ「合計まとめ単位」を持つ請求明細データの組に分け、組単位で合計請求書番号を採番する。そして、請求明細テーブルに記憶されている請求明細データの合計請求書番号をその請求明細データを含む組に対して採番された合計請求書番号とする。これにより、請求明細テーブル記憶部13内の請求明細テーブルに記憶されている各請求明細データの合計請求書番号を利用することによって、同じ「合計まとめ単位」を持つ複数の請求明細データを一括りにして請求を行うことが可能になる。
そして、「合計まとめ単位」を構成する締日や合計請求採番単位項目を変更することができるため、「合計まとめ単位」に基づいて一括りにする請求明細(明細データ)を変更することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
上記の実施の形態においては、必ず月次採番処理および合計採番処理の双方を実行する場合であるが、月次採番処理のみ実行、合計採番処理のみ実行、月次採番処理および合計採番処理の双方の実行、を請求元のオペレータが選択可能にし、オペレータにより選択された処理のみ実行するようにしてもよい。
さらに、「月次まとめ単位」の項目は上述の実施の形態以外の項目の組み合わせであってもよく、「合計まとめ単位」の項目は上述の実施の形態以外の項目の組み合わせであってもよいことはいうまでもない。
上述した各処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上記各種処理を行ってもよい。尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の請求明細括り処理(月次採番処理および合計採番処理)の概要を説明するための図。 本発明の請求明細括り処理(月次採番処理および合計採番処理)の概要を説明するための図。 本発明の請求明細括り処理(月次採番処理および合計採番処理)の概要を説明するための図。 本発明の括り調整処理の概要を説明するための図。 本発明の括り調整処理の概要を説明するための図。 本発明の括り調整処理の概要を説明するための図。 本発明の括り調整処理の概要を説明するための図。 本発明の括り調整処理の概要を説明するための図。 本発明の括り調整処理の概要を説明するための図。 本発明の実施の形態における請求明細括り装置の機能を示す機能ブロック図。 図10の伝票テーブル記憶部の一例を示す図。 図10親子マスタデータベースの一例を示す図。 図10の請求明細テーブル記憶部の一例を示す図。 図10の請求明細表示部の表示例。 図10の請求明細括り装置が行う請求明細データの登録処理の流れを示すフローチャート。 図10の請求明細括り装置が行う請求明細括り処理(月次採番処理および合計採番処理)の流れを示すフローチャート。 図10の請求明細括り装置が行う請求明細データの変更処理の流れを示すフローチャート。 図10の請求明細括り装置が行う請求明細データの変更処理の流れを示すフローチャート。 図10の請求明細括り装置が行う請求明細データの変更処理の流れを示すフローチャート。
符号の説明
1 請求明細括り装置
11 伝票テーブル記憶部
12 親子マスタデータベース
13 請求明細テーブル記憶部
14 請求データ処理部
15 月次請求書番号採番処理部
16 合計請求書番号採番処理部
17 請求明細表示部
18 請求明細指定部
19 請求明細内容変更部

Claims (6)

  1. 複数の項目を有する明細データを複数記憶する明細データ記憶手段と、
    明細データの複数の項目の一部の項目を明細データを括るまとめ単位とし、前記明細データ記憶手段に記憶されている前記明細データのまとめ単位の前記一部の項目の何れかの項目の内容を変更する明細データ変更手段と、
    前記明細データ記憶手段に記憶されている各前記明細データを参照し、参照している明細データの前記まとめ単位の前記一部の項目が、前記まとめ単位の前記一部の項目とまとめ明細番号とを格納するテーブルに既にあるかを検索し、なかった場合のみ、新たにまとめ明細番号を採番し、その明細データの前記まとめ単位の前記一部の項目と採番したまとめ明細番号とを前記テーブルに新規に格納することにより、前記明細データ記憶手段に記憶されている明細データを前記まとめ単位の前記一部の項目が同じ明細データの組に分け、組の夫々に1つのまとめ明細番号を採番し、前記明細データ記憶手段に記憶されている夫々の明細データに当該明細データを含む組に採番されたまとめ明細番号を付与する明細括り手段と、
    を備え
    前記まとめ単位は、第1及び第2のまとめ単位を含み、
    前記第1のまとめ単位は、第1の採番単位項目と、前記複数の項目のうち前記第1の採番単位項目以外の所定の一部の項目とを含み、
    前記第2のまとめ単位は、第2の採番単位項目と、前記複数の項目のうち前記第2の採番単位項目以外の所定の一部の項目とを含み、
    前記明細データ変更手段は、前記第1及び第2の採番単位項目の内容を変更することを特徴とする請求明細括り装置。
  2. 前記第1の採番単位項目又は、前記第2の採番単位項目が、明細データの請求の締日であることを特徴とする請求項1記載の請求明細括り装置。
  3. 明細データの複数の項目の一部の項目を明細データを括るまとめ単位とし、複数の明細データを記憶する明細データ記憶手段に記憶されている前記明細データのまとめ単位の前記一部の項目の何れかの項目の内容を変更する明細データ変更手順と、
    前記明細データ記憶手段に記憶されている各前記明細データを参照し、参照している明細データの前記まとめ単位の前記一部の項目が、前記まとめ単位の前記一部の項目とまとめ明細番号とを格納するテーブルに既にあるかを検索し、なかった場合のみ、新たにまとめ明細番号を採番し、その明細データの前記まとめ単位の前記一部の項目と採番したまとめ明細番号とを前記テーブルに新規に格納することにより、前記明細データ記憶手段に記憶されている明細データを前記まとめ単位の前記一部の項目が同じ明細データの組に分け、組の夫々に1つのまとめ明細番号を採番し、前記明細データ記憶手段に記憶されている夫々の明細データに当該明細データを含む組に採番されたまとめ明細番号を付与する明細括り手順と、
    を有し、
    前記まとめ単位は、第1及び第2のまとめ単位を含み、
    前記第1のまとめ単位は、第1の採番単位項目と、前記複数の項目のうち前記第1の採番単位項目以外の所定の一部の項目とを含み、
    前記第2のまとめ単位は、第2の採番単位項目と、前記複数の項目のうち前記第2の採番単位項目以外の所定の一部の項目とを含み、
    前記明細データ変更手順は、前記第1及び第2の採番単位項目の内容を変更することを特徴とする請求明細括り方法。
  4. 前記第1の採番単位項目又は、前記第2の採番単位項目が、明細データの請求の締日であることを特徴とする請求項3記載の請求明細括り方法。
  5. コンピュータに、
    明細データの複数の項目の一部の項目を明細データを括るまとめ単位とし、複数の明細データを記憶する明細データ記憶手段に記憶されている前記明細データのまとめ単位の前記一部の項目の何れかの項目の内容を変更する明細データ変更手順と、
    前記明細データ記憶手段に記憶されている各前記明細データを参照し、参照している明細データの前記まとめ単位の前記一部の項目が、前記まとめ単位の前記一部の項目とまとめ明細番号とを格納するテーブルに既にあるかを検索し、なかった場合のみ、新たにまとめ明細番号を採番し、その明細データの前記まとめ単位の前記一部の項目と採番したまとめ明細番号とを前記テーブルに新規に格納することにより、前記明細データ記憶手段に記憶されている明細データを前記まとめ単位の前記一部の項目が同じ明細データの組に分け、組の夫々に1つのまとめ明細番号を採番し、前記明細データ記憶手段に記憶されている夫々の明細データに当該明細データを含む組に採番されたまとめ明細番号を付与する明細括り手順と、
    を実行させ
    前記まとめ単位は、第1及び第2のまとめ単位を含み、
    前記第1のまとめ単位は、第1の採番単位項目と、前記複数の項目のうち前記第1の採番単位項目以外の所定の一部の項目とを含み、
    前記第2のまとめ単位は、第2の採番単位項目と、前記複数の項目のうち前記第2の採番単位項目以外の所定の一部の項目とを含み、
    前記明細データ変更手順は、前記第1及び第2の採番単位項目の内容を変更することを特徴とする請求明細括りプログラム。
  6. 前記第1の採番単位項目又は、前記第2の採番単位項目が、明細データの請求の締日であることを特徴とする請求項5記載の請求明細括りプログラム。
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