JP5121810B2 - 文字入力のためのストロークベースの入力システム - Google Patents

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Description

(背景)
(分野)
本明細書で開示され請求される概念は、概して、ハンドヘルド電子デバイスに関し、より具体的には、ストロークベースの入力システムのためのディスプレイを有するハンドヘルド電子デバイスに関し、ここでストロークは多くの文字の区分のうちの1つを表し、複数の標準的な文字の区分は文字を構成するために使用され、ストロークはディスプレイの出力部分に隣接するディスプレイのアクティブ部分上に入力されることにより、ユーザはデバイスディスプレイへの集中を維持し得る。
(関連技術の説明)
非常に多くのタイプのハンドヘルド電子デバイスが公知である。このようなハンドヘルド電子デバイスの例は、例えば、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルドコンピュータ、双方向ページャ、セルラ電話などを含む。多くのハンドヘルド電子デバイスは、また、ワイヤレス通信能力を特徴とするが、多くのこのようなハンドヘルド電子デバイスは、他のデバイスと通信することなく機能するスタンドアロンデバイスである。このようなデバイスは、典型的に、キーベースの入力デバイス(例えば、フルQWERTYキーボードまたは低減型QWERTYキーボードあるいは電話のキーパッドなどを含むがこれらに限定されない)を有し、このキーベースの入力デバイスは、典型的に、マルチタップタイプ入力を必要とするか、または曖昧さ回避(disambiguation)ソフトウェアに依存する。このような入力デバイスは、概して、より長い単語を形成するために、限られた数の文字を用いる言語に対して許容可能である。しかしながら、アジアの言語は、典型的に、表意文字、すなわち、単語全体または他の言語要素を表す個々の記号を利用する。このような言語は、典型的に、数千の共通文字を有する。そのようなものとして、東洋言語の非常に多くの表意文字を表すキーボードまたはキーパッドを有することは実践的ではない。
ハンドヘルドデバイス上でアジアの言語を利用することに対するこの障害を克服するために、表意文字を生成する際に用いられる別々のストロークが別々のキーによって表される方法および関連するデバイスが開発されてきた。従って、個別のストロークは意味を有しないが、ストロークキーは西洋言語における文字と類似した態様で使用され得る。すなわち、単語を形成するために複数の文字が使用されるように、表意文字を形成するために複数のストロークキーが使用され得る。さらに、曖昧さ回避ソフトウェアおよび予測ソフトウェアが西洋の単語の入力を手助けするために使用され得るように、類似の曖昧さ回避ソフトウェアおよび予測ソフトウェアが意図された表意文字を選択することを手助けするために使用され得る。
ストロークキーの様々なスキームまたはレイアウトが使用されてきている。例えば、1つのスキームは電話のキーパッドの角に直角のまたは「角の」ストロークキーを配置する。他のスキームは、中国情報産業部によって識別された順序で選択されたストロークを配置する。すなわち、中国政府は、ドレミの音階と異ならない周知の順序で5個の共通ストロークを識別し、1つの順序を提供した。これらのストロークは、heng(水平方向のストローク)、shu(垂直方向のストローク)、pie(左から右への下向きの傾斜)、na(右から左への下向きの傾斜)、およびzhe(左から右への水平線と、その後に続く下向きの線を有する直角ストローク)を含む。従って、例えば、12個のキーのキーパッド(標準的な電話の上の3個のキー×4個のキー)において、「1」キーは、文字を含まずhengストロークを含み得、「2」キーは、文字「ABC」とshuストロークとを含み、他も同様である。従って、中国情報産業部の順序に慣れている人々は、所望のストロークキーを素早く見出すことが可能である。さらなるキーは、「ドット」または全角スペースなどの他の共通ストロークを有し得る。
この方法は、ユーザが多くの表意文字に近接することを可能にするが、類似のストロークを有し、特定の順序を有しないストロークキーの入力である多くの種類の表意文字は、意図された表意文字を識別するために、典型的には曖昧さ回避ソフトウェアおよび予測ソフトウェアが必要とされることを意味する。実際には、このようなキーベースの入力方法のユーザは、一般に、部分的な表意文字を生成するために、少なくとも2つのストロークを入力する。ストロークが入力されると、ユーザは、曖昧さ回避ソフトウェアおよび/または予測ソフトウェアが所望の表意文字であるとして示唆する多くの表意文字を表示するリストを提示される。所望の表意文字が最初のリストにない場合には、ユーザは追加のストロークを入力する。それぞれのストロークが入力された後、曖昧さ回避ソフトウェアおよび/または予測ソフトウェアが新たに入力されたストロークに基づいて新しい表意文字を示唆し得る。
不幸にも、キーベースの入力システムは、ユーザが、キーパッドとスクリーンとの間で焦点を常にシフトすることを必要とする。すなわち、ユーザが一連のストロークキーを入力するとき、ユーザは、曖昧さ回避ソフトウェアおよび/または予測ソフトウェアが所望の表意文字を提示したか否かを判断するために、各キー入力の間にディスプレイに集中する、すなわち一瞥しなければならない
本明細書で開示され請求される概念の完全な理解は、添付の図面と共に読まれる場合に以下の説明から得られ得る。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
ハンドヘルド電子デバイス(4)であって、
メモリ(40)と多くのルーチン(44)とを含むプロセッサ装置(16)と、
該プロセッサ装置(16)と電子的に通信し、該プロセッサ装置(16)に入力を提供するように構成された入力装置(8)と、
該プロセッサ装置(16)と電子的に通信し、該プロセッサ装置(16)から出力を受信するように構成されたディスプレイを含む出力装置(12)と
を備え、
該多くのルーチン(44)は、少なくとも1つのユーザインターフェースルーチン(60)を含み、
該少なくとも1つのユーザインターフェースルーチン(60)は、ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)を含み、
該プロセッサ装置(16)は、該ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)を実行するように構成され、
該ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、ディスプレイの出力部分(50)と、ディスプレイのアクティブ部分(52)と、ディスプレイのフィルタ部分(54)とを、該ディスプレイ上に提示するように構成され、
該ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、修正されたストローク(90)の形式でストロークベースの入力を受信し、該修正されたストロークを標準ストローク(80)と相関させるように構成されている、ハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目2)
上記入力装置(8)は、トラックボール(24)を含み、
上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、該トラックボール(24)からストロークベースの入力を受信するように構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目3)
上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、上記ユーザが上記ストロークを入力し、その後、該ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン(62)がその入力を標準ストロークと相関させた後、該標準ストローク(80)を提示するように上記ディスプレイのアクティブ部分(52)を更新するとき、該ディスプレイのアクティブ部分(52)に上記修正されたストローク(90)を提示するように構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目4)
上記ストロークベースの入力デバイス(22)はトラックボールデバイス(24)である、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目5)
上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、修正されたhengストローク、修正されたshuストローク(93)、修正されたpieストローク(94)、修正されたnaストローク(95)および修正されたzheストローク(96)からなる群から選択されるストロークを認識するように構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目6)
上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、認識可能なストロークの表示(110)を、上記ディスプレイのアクティブ部分(52)に隣接して提示するように構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目7)
上記多くのルーチン(44)は少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)を含み、
上記メモリ(40)は、多くの表意言語オブジェクト(46)と、多くの頻度オブジェクト(48)とを含み、
該表意言語オブジェクト(46)のうちの少なくとも一部が、該多くの頻度オブジェクトからの関連する頻度オブジェクト(48)を有し、
上記プロセッサ装置(16)は、該少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)を実行するように適合され、該少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、1つ以上の標準ストローク(80)に基づいて曖昧なストロークベースの入力を検出し、該曖昧なストロークベースの入力を1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)と相関させるように構成され、
該少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、該1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)を、該頻度オブジェクト(48)によって表される該1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)の頻度に従ってさらにソートし、該可能性のある表意言語オブジェクト(170)の少なくとも一部のリストを、上記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成され、
入力アセンブリは、該可能性のある表意言語オブジェクト(170)のうちの1つを選択するために使用され得、いったん選択されると、該ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、該選択された表意言語オブジェクト(170)を該ディスプレイの出力部分(50)に提示するようにさらに構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目8)
上記入力アセンブリは、キーベースの入力デバイス(70)をさらに含み、
該キーベース入力デバイス(70)は、あるパターンで配置された多くのハイライトされたキー(27)を有し、該それぞれのハイライトされたキー(27)は、該キー(27)上に配置された1つ以上の文字のインディシアを有し、
上記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、上記可能性のある表意言語オブジェクト(170)の少なくとも一部の上記リストを、該ハイライトされたキー(27)の該パターンに対応するパターンで提示するように構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目9)
上記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、各ハイライトされたキー(27)上に示される上記文字インディシアのうちの少なくとも1つを、上記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成されている、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目10)
上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、上記キーベースの入力デバイス(70)からの入力を受信するように構成され、上記ハイライトされたキー(27)は、上記ディスプレイのフィルタ部分(54)上に示されるような可能性のある表意言語オブジェクト(170)に対応し、ハイライトされたキー(27)が作動されるとき、該作動されたハイライトされたキー(27)に対応する表意言語オブジェクト(46)が、上記ディスプレイの出力部分(50)に表示される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目11)
上記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、可能性のある表意言語オブジェクト(170)の縦列リスト(180)を、上記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成されている、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目12)
カーソル(72)が可能性のある表意言語オブジェクト(170)上に配置され、選択入力が作動されるとき、該カーソル(72)がその上に配置されている該可能性のある表意言語オブジェクト(170)に対応する上記表意言語オブジェクト(46)は、上記ディスプレイの出力部分(50)に表示される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目13)
上記多くのルーチン(44)は少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)を含み、
上記メモリ(40)は、多くの表意言語オブジェクト(46)と、多くの頻度オブジェクト(48)とを含み、
上記表意言語オブジェクト(46)のうちの少なくとも一部は、該多くの頻度オブジェクト(48)からの関連する頻度オブジェクト(48)を有し、
上記プロセッサ装置(16)は、上記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)を実行するように適合され、該少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、標準ストローク(80)に基づいて曖昧なストロークベースの入力を検出し、該曖昧なストロークベースの入力を1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)と相関させるように構成され、
該少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、関連する頻度オブジェクト(48)によって表されるような該1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)の頻度に従って、該1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)をさらにソートし、該可能性のある表意言語オブジェクト(170)のうちの少なくとも一部のリストを上記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成され、
入力アセンブリは、上記可能性のある表意言語オブジェクト(170)のうちの1つを選択するために使用され得、いったん選択されると、上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、該選択された表意言語オブジェクト(46)を上記ディスプレイの出力部分(50)に提示するようにさらに構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目14)
上記入力アセンブリは、キーベースの入力デバイス(70)をさらに含み、
該キーベースの入力デバイス(70)は、あるパターンで配置された多くのハイライトされたキー(27)を有し、それぞれの該ハイライトされたキー(27)は、キーに配置された1つ以上の文字インディシアを有し、
上記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、該ハイライトされたキー(27)の該パターンに対応するパターンで、上記可能性のある表意言語オブジェクト(170)の少なくとも一部の上記リストを提示するように構成されている、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目15)
上記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、それぞれのハイライトされたキー(27)上に示される文字インディシアのうちの少なくとも1つを上記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目16)
上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、上記キーベースの入力デバイス(70)から入力を受信するように構成され、ハイライトされたキー(27)は、上記ディスプレイのフィルタ部分(54)上に示されるような可能性のある表意言語オブジェクト(170)に対応し、ハイライトされたキー(27)が作動されるとき、該作動されたハイライトキー(27)に対応する表意言語オブジェクト(46)が、上記ディスプレイの出力部分(50)に表示される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目17)
上記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチンは、可能性のある表意言語オブジェクト(170)の縦列リスト(180)を上記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目18)
上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、カーソル(72)が提示されるカーソルモードと、ストロークベースの入力モードとを含み、上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、以下のモード切り替えイベントに従ってモードを切り替えるように構成され、
該カーソル(72)が可能性のある表意言語オブジェクト(170)上に配置され、選択入力が作動されるとき、該カーソル(72)がその上に配置される該可能性のある表意言語オブジェクト(170)に対応する上記表意言語オブジェクト(46)が、上記ディスプレイの出力部分(50)に表示される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目19)
上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、修正されたhengストローク(92)、修正されたshuストローク(93)、修正されたpieストローク(94)、修正されたnaストローク(95)および修正されたzheストローク(96)からなる群から選択されるストロークを認識するように構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
例えば、本発明は以下の項目も提供する。
(項目1a)
ハンドヘルド電子デバイス(4)であって、
メモリ(40)と多くのルーチン(44)とを含むプロセッサ装置(16)と、
該プロセッサ装置(16)と電子的に通信し、該プロセッサ装置(16)に入力を提供するように構成された入力装置(8)と、
該プロセッサ装置(16)と電子的に通信し、該プロセッサ装置(16)から出力を受信するように構成されたディスプレイを含む出力装置(12)と
を備え、
該多くのルーチン(44)は、少なくとも1つのユーザインターフェースルーチン(60)を含み、
該少なくとも1つのユーザインターフェースルーチン(60)は、ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)を含み、
該プロセッサ装置(16)は、該ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)を実行するように構成され、
該ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、ディスプレイの出力部分(50)と、ディスプレイのアクティブ部分(52)と、ディスプレイのフィルタ部分(54)とを、該ディスプレイ上に提示するように構成されている、ハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目2a)
上記入力装置(8)は、トラックボール(24)を含み、
前記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、該トラックボール(24)からストロークベースの入力を受信するように構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目3a)
上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、修正されたストローク(90)の形式でストロークベースの入力を受信し、該修正されたストローク(90)を標準ストローク(80)と相関させるように構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目4a)
上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、上記ユーザが上記ストロークを入力し、その後、該ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン(62)がその入力を標準ストロークと相関させた後、該標準ストローク(80)を提示するように上記ディスプレイのアクティブ部分(52)を更新するとき、該ディスプレイのアクティブ部分(52)に上記修正されたストローク(90)を提示するように構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目5a)
上記ストロークベースの入力デバイス(22)はトラックボールデバイス(24)である、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目6a)
上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、修正されたhengストローク、修正されたshuストローク(93)、修正されたpieストローク(94)、修正されたnaストローク(95)および修正されたzheストローク(96)からなる群から選択されるストロークを認識するように構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目7a)
上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、認識可能なストロークの表示(110)を、上記ディスプレイのアクティブ部分(52)に隣接して提示するように構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目8a)
上記多くのルーチン(44)は少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)を含み、
上記メモリ(40)は、多くの表意言語オブジェクト(46)と、多くの頻度オブジェクト(48)とを含み、
該表意言語オブジェクト(46)のうちの少なくとも一部が、該多くの頻度オブジェクトからの関連する頻度オブジェクト(48)を有し、
上記プロセッサ装置(16)は、該少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)を実行するように適合され、該少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、1つ以上の標準ストローク(80)に基づいて曖昧なストロークベースの入力を検出し、該曖昧なストロークベースの入力を1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)と相関させるように構成され、
該少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、該1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)を、該頻度オブジェクト(48)によって表される該1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)の頻度に従ってさらにソートし、該可能性のある表意言語オブジェクト(170)の少なくとも一部のリストを、上記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成され、
入力アセンブリは、該可能性のある表意言語オブジェクト(170)のうちの1つを選択するために使用され得、いったん選択されると、該ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、該選択された表意言語オブジェクト(170)を該ディスプレイの出力部分(50)に提示するようにさらに構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目9a)
上記入力アセンブリは、キーベースの入力デバイス(70)をさらに含み、
該キーベース入力デバイス(70)は、あるパターンで配置された多くのハイライトされたキー(27)を有し、該それぞれのハイライトされたキー(27)は、該キー(27)上に配置された1つ以上の文字のインディシアを有し、
上記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、上記可能性のある表意言語オブジェクト(170)の少なくとも一部の上記リストを、該ハイライトされたキー(27)の該パターンに対応するパターンで提示するように構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目10a)
上記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、各ハイライトされたキー(27)上に示される上記文字インディシアのうちの少なくとも1つを、上記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成されている、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目11a)
上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、上記キーベースの入力デバイス(70)からの入力を受信するように構成され、上記ハイライトされたキー(27)は、上記ディスプレイのフィルタ部分(54)上に示されるような可能性のある表意言語オブジェクト(170)に対応し、ハイライトされたキー(27)が作動されるとき、該作動されたハイライトされたキー(27)に対応する表意言語オブジェクト(46)が、上記ディスプレイの出力部分(50)に表示される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目12a)
上記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、可能性のある表意言語オブジェクト(170)の縦列リスト(180)を、上記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成されている、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目13a)
カーソル(72)が可能性のある表意言語オブジェクト(170)上に配置され、選択入力が作動されるとき、該カーソル(72)がその上に配置されている該可能性のある表意言語オブジェクト(170)に対応する上記表意言語オブジェクト(46)は、上記ディスプレイの出力部分(50)に表示される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目14a)
上記多くのルーチン(44)は少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)を含み、
上記メモリ(40)は、多くの表意言語オブジェクト(46)と、多くの頻度オブジェクト(48)とを含み、
上記表意言語オブジェクト(46)のうちの少なくとも一部は、該多くの頻度オブジェクト(48)からの関連する頻度オブジェクト(48)を有し、
上記プロセッサ装置(16)は、上記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)を実行するように適合され、該少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、標準ストローク(80)に基づいて曖昧なストロークベースの入力を検出し、該曖昧なストロークベースの入力を1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)と相関させるように構成され、
該少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、関連する頻度オブジェクト(48)によって表されるような該1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)の頻度に従って、該1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)をさらにソートし、該可能性のある表意言語オブジェクト(170)のうちの少なくとも一部のリストを上記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成され、
入力アセンブリは、上記可能性のある表意言語オブジェクト(170)のうちの1つを選択するために使用され得、いったん選択されると、上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、該選択された表意言語オブジェクト(46)を上記ディスプレイの出力部分(50)に提示するようにさらに構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目15a)
上記入力アセンブリは、キーベースの入力デバイス(70)をさらに含み、
該キーベースの入力デバイス(70)は、あるパターンで配置された多くのハイライトされたキー(27)を有し、それぞれの該ハイライトされたキー(27)は、キーに配置された1つ以上の文字インディシアを有し、
上記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、該ハイライトされたキー(27)の該パターンに対応するパターンで、上記可能性のある表意言語オブジェクト(170)の少なくとも一部の上記リストを提示するように構成されている、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目16a)
上記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、それぞれのハイライトされたキー(27)上に示される文字インディシアのうちの少なくとも1つを上記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目17a)
上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、上記キーベースの入力デバイス(70)から入力を受信するように構成され、ハイライトされたキー(27)は、上記ディスプレイのフィルタ部分(54)上に示されるような可能性のある表意言語オブジェクト(170)に対応し、ハイライトされたキー(27)が作動されるとき、該作動されたハイライトキー(27)に対応する表意言語オブジェクト(46)が、上記ディスプレイの出力部分(50)に表示される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目18a)
上記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチンは、可能性のある表意言語オブジェクト(170)の縦列リスト(180)を上記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目19a)
上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、カーソル(72)が提示されるカーソルモードと、ストロークベースの入力モードとを含み、上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、以下のモード切り替えイベントに従ってモードを切り替えるように構成され、
該カーソル(72)が可能性のある表意言語オブジェクト(170)上に配置され、選択入力が作動されるとき、該カーソル(72)がその上に配置される該可能性のある表意言語オブジェクト(170)に対応する上記表意言語オブジェクト(46)が、上記ディスプレイの出力部分(50)に表示される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(項目20a)
上記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、修正されたhengストローク(92)、修正されたshuストローク(93)、修正されたpieストローク(94)、修正されたnaストローク(95)および修正されたzheストローク(96)からなる群から選択されるストロークを認識するように構成される、上記項目のいずれかに記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
(摘要)
改善されたハンドヘルド電子デバイス(4)は、入力装置(8)(好適にはトラックボール(24))と、出力装置(12)(すなわちディスプレイ(74))と、プロセッサ装置(16)とを含む。プロセッサ装置(16)は、ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)を含む多くのルーチン(44)を実行するように構成されている。ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン(62)は、ディスプレイ(74)上にユーザインターフェースを提示するように構成されている。ユーザインターフェースは、アクティブ部分(52)と、フィルタ部分(54)と、出力部分(50)とを含む。
図1は、本明細書で開示され請求される概念に従う、例示的なハンドヘルド電子デバイスの前面正面図であり、この例示的なハンドヘルド電子デバイスにおいて、本明細書で開示され請求される概念に従う改善された方法が行われる。図1Aは、ユーザインターフェースのフィルタ部分の代替の表示である。図面に示されている表意文字は包括的なものであり、特定の言語を表していないことに留意されたい。 図1は、本明細書で開示され請求される概念に従う、例示的なハンドヘルド電子デバイスの前面正面図であり、この例示的なハンドヘルド電子デバイスにおいて、本明細書で開示され請求される概念に従う改善された方法が行われる。図1Aは、ユーザインターフェースのフィルタ部分の代替の表示である。図面に示されている表意文字は包括的なものであり、特定の言語を表していないことに留意されたい。 図1は、本明細書で開示され請求される概念に従う、例示的なハンドヘルド電子デバイスの前面正面図であり、この例示的なハンドヘルド電子デバイスにおいて、本明細書で開示され請求される概念に従う改善された方法が行われる。図1Aは、ユーザインターフェースのフィルタ部分の代替の表示である。図面に示されている表意文字は包括的なものであり、特定の言語を表していないことに留意されたい。 図2は、図1のハンドヘルド電子デバイスの概略図である。 図3は、標準的なストロークのリストである。 図4は、修正されたストロークのリストである。 図5A−5Eは、ストロークベースの入力中のディスプレイを示す。図5Aは、入力としての4つのストロークと、示唆された出力とを示す。図5Bは、ユーザが出力を選択したときのディスプレイを示す。図5Cは、ユーザが最初の選択から出力を選択した後のディスプレイを示す。図5Dは、入力としての2つのストロークと、最初の示唆された出力とを示す。図5Eは、入力としての2つのストロークと、代替の示唆された出力とを示す。 図5A−5Eは、ストロークベースの入力中のディスプレイを示す。図5Aは、入力としての4つのストロークと、示唆された出力とを示す。図5Bは、ユーザが出力を選択したときのディスプレイを示す。図5Cは、ユーザが最初の選択から出力を選択した後のディスプレイを示す。図5Dは、入力としての2つのストロークと、最初の示唆された出力とを示す。図5Eは、入力としての2つのストロークと、代替の示唆された出力とを示す。 図5A−5Eは、ストロークベースの入力中のディスプレイを示す。図5Aは、入力としての4つのストロークと、示唆された出力とを示す。図5Bは、ユーザが出力を選択したときのディスプレイを示す。図5Cは、ユーザが最初の選択から出力を選択した後のディスプレイを示す。図5Dは、入力としての2つのストロークと、最初の示唆された出力とを示す。図5Eは、入力としての2つのストロークと、代替の示唆された出力とを示す。 図5A−5Eは、ストロークベースの入力中のディスプレイを示す。図5Aは、入力としての4つのストロークと、示唆された出力とを示す。図5Bは、ユーザが出力を選択したときのディスプレイを示す。図5Cは、ユーザが最初の選択から出力を選択した後のディスプレイを示す。図5Dは、入力としての2つのストロークと、最初の示唆された出力とを示す。図5Eは、入力としての2つのストロークと、代替の示唆された出力とを示す。 図5A−5Eは、ストロークベースの入力中のディスプレイを示す。図5Aは、入力としての4つのストロークと、示唆された出力とを示す。図5Bは、ユーザが出力を選択したときのディスプレイを示す。図5Cは、ユーザが最初の選択から出力を選択した後のディスプレイを示す。図5Dは、入力としての2つのストロークと、最初の示唆された出力とを示す。図5Eは、入力としての2つのストロークと、代替の示唆された出力とを示す。
類似の参照番号は明細書全体にわたって類似の部分をさす。
(説明)
本明細書で使用される場合、単語「選択する」または「選択された」は、フィールド、要素、オブジェクトまたはアイコンが作動された後で、プロセッサ装置16が、その後関連する機能を実行することを意味する。公知のように、フィールド、要素、オブジェクトまたはアイコンは、フィールド、要素、オブジェクトまたはアイコン上にカーソルを配置することによって識別され得、その後入力機構によって作動され得る。例えば、トラックボールは、フィールド、要素、オブジェクトまたはアイコン上にカーソルを位置決定するために使用され得、トラックボールまたは別のキー/ボタンを押下することが入力機構であり得る。
本明細書で使用される場合、「提示する」およびその変化形は、プロセッサ装置内で実行されるルーチンによって生成され、ディスプレイに信号として伝送される電子構造物に関し、ディスプレイはこの信号を可視像に変換する。従って、ルーチンが任意の画像を「提示する」場合に、ルーチンはプロセッサ装置およびディスプレイを介して画像を「提示する」ことが理解される。
本明細書で使用される場合、「ストロークベースの入力」は、始点と終点とそれらの間の経路とを有する入力である。ストロークベースの入力デバイスは、ストロークベースの入力と、他の入力(例えば、アイコンまたはフィールド上にカーソルを配置して、ユーザがそのアイコンまたはフィールドを選択することを可能にすることによる入力などを含むがそれらに限定されない)とを提供し得ることに留意されたい。
本明細書で使用される場合、表現「多くの」およびその変化形は、任意のゼロでない量(1という量も含む)を広くいう。
本明細書で開示され請求される概念に従う、改善されたハンドヘルド電子デバイス4は、全体が図1に示され、図2に概略的に描かれる。一般的に、そして以下で詳細に論じられるように、ハンドヘルド電子デバイス4は、入力装置8(好適にはトラックボール24)と、出力装置12(すなわちディスプレイ74)と、プロセッサ装置16とを含む。プロセッサ装置16は、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62を含む、多くのルーチン44(以下で論じられる)を実行するように構成される。ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62は、ディスプレイ74上にユーザインターフェース32を提示するように構成される。ユーザインターフェース32は、アクティブ部分52と、フィルタ部分54と、出力部分50とを含む。デバイス4は、ディスプレイ74上に提示され、ディスプレイ74上を移動可能なカーソル72を生成するように構成されたカーソルルーチン44をさらに含む。ユーザは、ストロークを入力するためにストロークベースの入力デバイス22を利用し、ディスプレイのフィルタ部分54上で入力デバイスとしてカーソル72を使用し得る。ユーザは特定のキー26、キー26の組み合わせを選択することによって、またはカーソル72でアイコンを選択することによって、ストロークベースの入力モードに入力する。ストロークベースの入力モードが選択されると、トラックボール24の使用により、ディスプレイのアクティブ部分52に修正されたストローク90(図4)が生成される。多くのストロークが入力されると、曖昧さ回避ルーチン44Aが、ディスプレイのフィルタ部分54に提示される可能性のある表意言語オブジェクト170のリストを生成する。所望の表意言語オブジェクト46が提示される場合、ユーザは表意言語オブジェクト46を選択し得、選択された表意言語オブジェクト46はディスプレイの出力部分50に提示される。好適には、ディスプレイのフィルタ部分54は、一組のハイライトされたキー27に対応するパターンで、可能性のある表意言語オブジェクト170を提示する。そのパターン内の特定の位置においてハイライトされたキー27を押下することによって、ユーザはディスプレイのフィルタ部分54内の対応する位置において可能性のある表意言語オブジェクト170を選択する。所望の表意言語オブジェクト46が最初に提示されない場合には、ユーザは、カーソル72を用いてディスプレイのアクティブ部分52内に1つ以上の追加のストロークを入力する。ユーザがさらにストロークを入力する場合、曖昧さ回避ルーチン44Aはストロークを分析し、ユーザがリストから表意言語オブジェクト46を選択するまで、ディスプレイのフィルタ部分54に表示された可能性のある表意言語オブジェクト170のリストを継続的に更新する。ディスプレイのアクティブ部分52およびディスプレイのフィルタ部分54が互いに直に隣接して配置されているので、ユーザの集中はディスプレイ74から離れない。
改善されたハンドヘルド電子デバイス4はハウジング6を備え、入力装置8と出力装置12とハウジング6に配置されたプロセッサ装置16とをさらに備える。入力装置8は、プロセッサ装置16に入力を提供する。プロセッサ装置16は、出力信号を出力装置12に提供する。
入力装置8は、キーパッド20と、好適にはトラックボール24であるストロークベースの入力デバイス22とを備える。本明細書に描かれる例示的な実施形態におけるキーパッド20は、プロセッサ装置16に入力を提供するようにそれぞれ作動可能な多くのキー26を備える。好適には、キー26は、規則的なパターンで配置され、この規則的なパターンは、例えば、長方形グリッドであるがそれに限定されない。さらに、一群のキー26において、選択された番号は追加のインディシア(例えば、異なる色)を含むハイライトされたキー27であり得、この追加のインディシアがハイライトされたキー27を関連するキー26のセットとして識別可能にする。ハイライトされたキー27は、また、好適には規則的なパターンに配置される。複数のキー26の多くは、それぞれが、そのキーに割り当てられた多くの文字(すなわち言語要素)を有する。例えば、複数のキー26のうちの1つのキーが、文字「A」および「S」を割り当てられている。複数のキー26のうちの別のキーが、文字「Q」および「W」を割り当てられている。例示的なキーパッド20の文字は、低減型QWERTYキーボードの配列に存在する。さらに、ハイライトされたキー27は、割り当てられた番号を有する一群のキー26であり得る。
トラックボール24は、ナビゲーション入力および他の入力をプロセッサ装置16に提供するために回転可能であり、さらに、他の入力(例えば、選択入力)を提供するためにハンドヘルド電子デバイス4の内側に向く方向に並進可能である。トラックボール24はハウジング6上で自由に回転可能であり、結果として、垂直方向に(すなわち上下方向に)、水平方向に(すなわち左右方向に)、そしてこれらの組み合わせでナビゲーション入力を提供することが可能である。キー26およびトラックボール24は、プロセッサ装置
16に入力を提供するように作動可能な入力部材として作用する。
上述のストロークベースの入力デバイス22は公知であり、本発明の一部ではないと理解される。さらに、入力デバイス22の動作およびメカニクス(例えば、カーソル72の追跡および表示のためのルーチン、提供されたストロークの記録、提供されたストロークの開始/終了の検出、提供されるストロークの対応する表示の提供など)もまた、当該分野で公知であり、本発明の一部ではない。
例示的出力装置12は、ディスプレイ74を含んでいる。他の出力デバイスの例は、タッチ感応ディスプレイ、オーディオスピーカ等を含む。以下で議論されるように、ディスプレイ74は、プロセッサ装置16からの出力およびプロセッサ装置上で実行される選択されたルーチン44に応答して、画像を生成するように構成されている。ディスプレイ74の使用を必要とする選択されたルーチン44は、ユーザインターフェースルーチン60(以下で議論)を含んでいる。例として、1つのユーザインターフェースルーチン60および本明細書で議論されているユーザインターフェース32は、メッセージルーチン44Bの一部として、あるいはメッセージルーチン44Bに関連して、表され、eメールのようなメッセージを構成する。もちろん、開示されたユーザインターフェース32および開示された概念の他の局面は、ユーザが表意言語オブジェクト46を入力している他のルーチン44によって実現され得る。
プロセッサ装置16は、プロセッサ36およびメモリ40を含んでいる。プロセッサ36は、例えば、そして限定なしで、メモリ40をインターフェースで接続するマイクロプロセッサ(μP)であり得る。メモリ40は、限定なしで、RAM、ROM、EPROM(s)、EEPROM(s)、FLASH等の内部および/または外部格納媒体のうちの1つ以上の様々なタイプであり得、格納レジスタ、つまり、コンピュータの内部の格納領域のような手法でデータを格納する機械読み取り可能媒体を提供しており、揮発性メモリあるいは不揮発性メモリであり得る。メモリ40は、プロセッサ36上で実行可能な多くのルーチン44、多くの表意言語オブジェクト46および多くの頻度オブジェクト48をメモリ内部に格納する。多くのルーチン44は、少なくとも1つのユーザインターフェースルーチン60および少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン44Aを含んでいる。当該分野では公知のように、様々なルーチン44は入力装置8からのユーザ入力を受信し、その入力をプロセッサ装置16内で処理し、プロセッサ装置は代わりに出力装置12に出力信号を提供する。異なるルーチン44は異なるユーザインターフェースを有し得る、および実際にありそうだが、有する傾向であることに注意が必要である。つまり、例えば、ゲームルーチン44およびメッセージルーチン44Bは、非常に異なる方法で、入力装置8を頻繁に使用する。本発明の一部分である他のルーチン44は、以下で議論される。
少なくとも1つのユーザインターフェース60は、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62を含んでいる。ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62は、インターフェース入力ルーチン64およびインターフェース出力ルーチン66を含んでいる。以下に詳細が述べられるように、インターフェース入力ルーチン64は、キーパッド20からの入力を受信するように構成されているキーパッド入力ルーチン70に加えて、ストロークベースの入力デバイスルーチン68を含む、あるいはストロークベースの入力デバイスルーチン68とインターフェースし得る。さらに、当該分野で周知のように、キーパッド入力ルーチン70は、選択された入力を選択されたキー26に割り当てるか、あるいは関連させ、選択された入力は、通常そのキーに割り当てられている言語学的要素とは異なっている。
インターフェース出力ルーチン66は、ディスプレイ74上に画像を表示するように構成されており、出力装置12の任意の他の構成部品を使用し得る。ディスプレイ74上の画像は、ユーザインターフェース32である。インターフェース出力ルーチン66は、ディスプレイ74上に表示するように構成されており、従って、ユーザインターフェース32は、出力部分50、アクティブ部分52、およびフィルタ部分54を含んでいる。上記のように、本明細書での例として、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62はメッセージルーチン44Bに関連され、より特定的には、メッセージを構成するプロセスに関連する。このように、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62は、ディスプレイのアクティブ部分52を利用し、ユーザがストロークベースの入力を提供することを可能にする。ストロークベースの入力ユーザインターフェース62はディスプレイのフィルタ部分54を利用し、曖昧さ回避された出力のリストを提供する。ストロークベースの入力ユーザインターフェース62は、ディスプレイの出力部分50を利用し、送信されるべきメッセージを表示する。ディスプレイの出力部分50、ディスプレイのアクティブ部分52およびディスプレイのフィルタ部分54は、通常、互いに隣接して配置されている。当該分野で公知のように、ストロークベースの入力デバイスルーチン68は、可動のカーソル72をディスプレイ74上に表示する。カーソル72は、ディスプレイの出力部分50、ディスプレイのアクティブ部分52およびディスプレイのフィルタ部分54の間を自由に移動できる。
ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62が、どのようにストロークベースの入力を受信し処理するかを議論する前に、「標準ストローク80」および「修正されたストローク90」の議論が適切である。上述のように、表意言語オブジェクト46が一連のストロークから生成され、一連の標準ストローク80によって表示され得る。標準ストローク80は、多くのほぼまっすぐな線を含んでいる。しかしながら、いかにトラックボール24が使用されるかの不明確な特性が与えられた場合、提供されたストロークは標準ストローク80を正確にはなぞらない可能性がある。つまり、ユーザが「修正されたストローク」90を提供し、ストロークベースのユーザインターフェースルーチン62が、修正されたストローク90の形式でストロークベースの入力を受信し、修正されたストローク90を標準ストローク80に相関付けるように構成されている。
図3および図4に示されているように、修正されたストローク90は、通常、標準ストローク要素80に対応している。5つの標準ストロークがあり(図3)、それらは、heng82、shu83、pie84、na85およびzhe86である。従って、5つの対応する修正されたストロークがあり(図4)、それらは、heng92、shu93、pie94、na95およびzhe96である。水平ストロークheng92、垂直ストロークshu93、左から右への下向き傾斜pie94、および右から左への下向き傾斜na95である4つのほぼまっすぐな線の修正ストローク90は、許容範囲100を含んでいる。例えば、修正ストロークheng92は、ストロークに対する僅かの上向きあるいは下向きの角度を許容する。好ましくは、水平な線からの(heng92)、垂直線からの(shu93)、あるいは、垂直線に対して45度に延びる対角線(pie94およびna95)からの、修正heng92、shu93、pie94、na95ストロークに対する許容範囲100は、10度と20度との間であり、より好ましくは、それらの線から約15度である。標準ストロークzhe96は、左から右への水平線を有する直角のストロークであり、下向きの直線が続いている。トラックボール24を用いるとき、直角は生成するのが困難であるので、修正ストロークzhe96は角度範囲を含んでいる。つまり、修正ストロークzhe96は、2つのほぼまっすぐな線であり、30度と120度との間の角度を有しており、より好ましくは、約90度である。さらに、修正zheストローク96の直線部分は、また、関連している水平あるいは垂直線から、10度と20度との間の許容範囲100を含んでおり、より好ましくは、それらの線から約15度である。
ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62は、トラックボール24からの修正ストローク90のユーザのストロークベースの入力を、いくつかの標準ストローク80の1つへ相関するように構成されている。つまり、ユーザが、上で識別された許容範囲100内で修正ストローク90を入力するとき、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62は、入力を標準ストローク80に相関付ける。標準ストローク80は、その後、曖昧さ回避ルーチン44Aによって使用され、ありそうな表意言語オブジェクト170のリストを提供する。
典型的には、トラックボール24は、ディスプレイ74上に表示されているカーソル72に関連している。ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62は、ユーザが、通常の「カーソルモード」と、ストロークベースの入力を入力するための「ストロークベースの入力モード」との間で切り替えることを可能にするように構成されている。好ましい実施形態では、ユーザは、モード切り替えイベントに続いて、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62のストロークベースの入力モードに入る。好ましくは、モード切り替えイベントは、限定はされないが特定のキー26、キーの組み合わせ27あるいは、トラックボール24の上を内側方向に押すような他の入力を選択するようなユーザによるアクションである。この実施形態では、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62がストロークベースの入力モードにあるとき、カーソル72は表示されなく、トラックボール24のそれぞれ別個の動きは、以下に記述されるように、ストロークベースの入力として解釈される。「別個の」ストロークは、好ましくは、トラックボール24の動きの中の休止によって分離され、好ましくは、約0.5から2.0秒の間の休止である。このように、例えば、ユーザはトラックボール24を押し得、それによって、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62のストロークベースの入力モードに入り、上に記述されたように、一連の修正ストローク90を提供する。それぞれの修正ストローク90が入力され、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62が修正ストローク90のユーザのストロークベースの入力をいくつかの標準ストローク80に相関付けた後に、以下に記述されているように、標準ストローク80の表示がディスプレイのアクティブ部分52に表示され得る。このように、ユーザが一連の修正ストローク90を入力するとき、一連の標準ストローク80はディスプレイのアクティブ部分52に表示され得る。この実施形態では、一連のストロークの中の各ストロークは、好ましくは、例えば、図1Aに示されているように、ディスプレイのアクティブ部分52よりも実質的に小さいサイズを有する、標準ストローク80の比較的小さい表示として表示されることに注意が必要である。これは、複数の分離した標準ストローク80のはっきりした表示を可能にする。ありそうな表意言語オブジェクト170を表示するディスプレイのフィルタ部分54の動作が、以下に議論される。ユーザがありそうな表意言語オブジェクト170を選択した後、ディスプレイのアクティブ部分52はクリアされる。ユーザがストロークベースの入力を用いることを終了したとき、ユーザは、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62のストロークベースの入力モードから抜け出し、再び特定のキー26、キーの組合せ27あるいは、例えばトラックボール24の上を内側方向に押すような他の入力を選択することによって、カーソルモードに戻り得る。
ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62は、1つ以上の以前の事故的な/意図されない修正ストローク90を消去する「クリア」機能を含み得ることに注意が必要である。つまり、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62は、例えば、「del」キー26のような特定のキー26を識別し得、以前のストロークベースの入力を消去する機能を実行する。従って、ユーザが、意図した修正ストローク90の間で事故的にトラックボール24を動かしたとき、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62は、事故的な動きをストロークとして解釈し、ディスプレイのアクティブ部分52にストロークを表示する。これが起きたとき、ユーザは単に、クリア機能に対応するキー26を始動して、最後の修正ストローク90あるいは一連の修正ストローク90を消去する。
代替の実施形態において、カーソル72は一連の修正ストローク90を描くために使用され得る。この実施形態では、カーソル72がディスプレイのアクティブ部分52の上に配置されている場合、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62はユーザのストロークベースの入力をいくつかの標準ストローク要素80のうちの1つに変換するように構成されている。従来のように、ユーザは、モード切り替えイベントに続いて、カーソルモードと、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62のストロークベースの入力モードとの間を切り替え得る。好ましくは、モード切り替えイベントは、限定はされないが特定のキー26、キーの組み合わせ27あるいは、例えば、トラックボール24の上を内側方向に押すような他の入力を選択するようなユーザによるアクションである。さらに、この実施形態では、ユーザは、カーソル72がディスプレイのアクティブ部分52の上を約0.5から3.0秒の期間、漂うことを可能にすることによって、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62のストロークベースの入力モードに入り得る。さらに、ユーザは、カーソル72をディスプレイのアクティブ部分52から外に動かすことによって、ストロークベースの入力モードから抜け出得る。つまり、カーソル72がディスプレイのアクティブ部分52の上を漂うこと、あるいは、ディスプレイのアクティブ部分52から外れるカーソルの動きが、モード切り替えイベントとして働く。
上に注釈したように、ストロークを入力することは、少なくとも2つのステップを含んでおり、それらは、修正ストローク90を入力することと、修正ストローク90を標準ストローク80に相関付けることである。上にさらに注釈したように、当該分野で公知のように、ストロークベースの入力デバイスルーチン68がカーソル72を表示し追跡し、提供されたストロークの開始、提供されたストロークの経路、および提供されたストロークの終了を検出し、提供されたストロークを記録し、提供されたストロークの対応する画像を表示する、等をするように構成されている。この実施形態では、ユーザは、ストロークの間にカーソル72を再配置し得、従って、ストロークベースの入力デバイスルーチン68は、カーソル72のどの動きが修正ストローク90であり、カーソル72のどの動きが再配置する動きであるのかを判定するように構成されていることに注意が必要である。このように、ユーザはトラックボール24を使用して修正ストローク90に入るので、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62は、ディスプレイのアクティブ部分52に修正ストローク90を表示し得、その後、ストロークベース入力ユーザインターフェースルーチン62がその入力を標準ストローク80に相関付けした後、ディスプレイのアクティブ部分52を更新し、標準ストローク80を表示するように構成され得る。この実施形態では、図1に示されているように、標準ストローク80はディスプレイのアクティブ部分52に関して比較的大きく表示されることに注意が必要である。これは、さらなる修正ストローク90を入力する前に、表示されている標準ストローク80に関してユーザがカーソル72を再配置することを可能にする。
代わりに、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62は、ディスプレイのアクティブ部分52に修正ストローク90を表示しないように構成され得る。つまり、ストロークベースの入力インターフェースルーチン62は、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62がその入力を標準ストローク80に相関付けるまでは、ディスプレイのアクティブ部分52を空白のままにしておく、あるいは更新されないままにしておくように構成され得る。ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62が入力を標準ストローク80に相関付けた後で、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62は、ディスプレイのアクティブ部分52に標準ストローク80を表示するようにさらに構成され得る。
ストロークが入力され、相関付けされ、表示された後、ユーザは追加ストロークを入力し得る。好ましくは、前に入力されて表示された標準ストローク80は、新しい修正ストローク90が入力されるとき、ディスプレイのアクティブ部分52上に表示されたままで残っている。これは、ユーザが続く修正ストローク90を、近似的に所望の位置に配置することを可能にする。続きの修正ストローク90が入力された後、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62は入力を標準ストローク80に再び相関付ける。前に入力されて表示された標準ストローク80は、ディスプレイのアクティブ部分52上で、ユーザがストロークを生成した位置に配置されているので、ユーザは、曖昧さ回避ルーチン44Aに提供された入力に追加されている追加の標準ストローク80の進行を見ることができる。代わりに、ストロークベースの入力インターフェースルーチン62は、それぞれの標準ストローク80が表示された後、ディスプレイのアクティブ部分52をクリアあるいは空白にするように構成され得る。つまり、ユーザが新しい修正ストローク90を入力し始めるまでは、標準ストローク80はディスプレイのアクティブ部分52上に残る。この時点では、ディスプレイのアクティブ部分52は空白にされており、ユーザは、何の新しい標準ストローク80が入力されているかをはっきりと見ることができる。さらなる代替の実施形態では、第1の実施形態に関して上述され図1Aに示されているように、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62は、前に入力された標準ストローク80を続けて表示するように構成され得る。
さらに、ユーザインターフェース出力ルーチン66が、好ましくは、画像ディスプレイのアクティブ部分52に隣接して、あるいは画像ディスプレイのアクティブ部分52の中に、標準ストローク80の表示110を生成するように構成されている。標準ストローク80の表示110は、新しいユーザが、どの入力がストロークベースのユーザ入力インターフェースルーチン62によって使用され得るかを理解することを可能にする。一度、ユーザがどの修正ストローク90をストロークベースのユーザ入力インターフェースルーチン62が受け取るかを学習すると、標準ストローク80の表示110は消され得て、ディスプレイのアクティブ部分52に入力のための大きな領域を可能にする。
当該分野で周知のように、曖昧さ回避ルーチン44Aは、一般的には標準ストローク80である様々なストロークの形式の入力を受け取るように構成されている。曖昧さ回避ルーチン44Aは、標準ストローク80を、メモリ40に格納されている1つ以上の表意言語オブジェクト46に関連させる。曖昧さ回避ルーチン44Aは、それぞれの表意言語オブジェクトの頻度オブジェクト48にさらに関連している。曖昧さ回避ルーチン44Aは、より高い頻度オブジェクト48の表意言語オブジェクト46を、より低い頻度オブジェクト48の表意言語オブジェクトの表意言語オブジェクト46の前に、返す。個別の標準ストローク80は意味を有さないので、多くの異なる表示言語オブジェクト46は、標準ストローク80の所与の組に関係し得ることに、さらに注意が必要である。例えば、2つの垂直ストロークheng82および2つの水平ストロークshu83は、概略正方形の箱を含む様々な表意言語オブジェクト46に関係し得るか、あるいは、文字の右側近くの2つの垂直線、および文字の最上部の2つの水平線を有する表意言語オブジェクト46に関係し得る。さらに、多くの表意言語オブジェクト46は、更なるストロークを含む。本明細書で使用されているように、視覚的に関係した表意言語オブジェクト46は、ファミリーとして識別される。このように、例えば、表意言語オブジェクト46の1つのファミリーは、箱様の要素をすべて含み得、表意言語オブジェクト46の他のファミリーは、文字の右側に近い2つの垂直線および文字の最上部の2つの水平線をすべて含み得る。
曖昧さ回避ルーチン44Aからの結果、つまり、ありそうな表意言語オブジェクト170は、ディスプレイのフィルタ部分54に表示される。どのストロークが入力される前であっても、ディスプレイのフィルタ部分54は最も共通なありそうな表意言語オブジェクト170を表示し得ることに注意が必要である。ありそうな表意言語オブジェクト170は、縦列リスト180(図1B)として表示され得、頻度オブジェクト48に関連するありそうな表意言語オブジェクト170によってソートされ得る。カーソルルーチンが起動しているとき、ユーザは、カーソル72を所望の表意言語オブジェクト46の上に置き、その表意言語オブジェクト46を選択することによって、ありそうな表意言語オブジェクト170の1つを選択し得る。ユーザが、ありそうな表意言語オブジェクト170を選択するとき、その表意言語オブジェクト46がディスプレイの出力部分50に挿入される。つまり、アクティブルーチン44がメッセージルーチン44Bであるとき、選択されたありそうな表意言語オブジェクト170が起草されているメッセージに挿入され、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62、つまり、より特定的には、ユーザインターフェース出力ルーチン66は、選択された表意言語オブジェクト46をディスプレイの出力部分50に表示する。
カーソルルーチン44が起動されていない例示の実施形態においては、ありそうな表意言語オブジェクト170が、強調されたキー27のパターンに対応するパターン、つまり、グリッド182で表示される。ありそうな表意言語オブジェクト170が、強調されたキー27のパターンに対応するグリッド182で表示されているとき、キーパッド入力ルーチン70が強調されたキー27に関連する文字を一時的に再割当し、グリッド182上に示されたありそうな表意言語オブジェクト170に対応させる。つまり、電話器のキーパッド構成に配置されたアラビア数字を含むキーパッド20では、上左のキーは、一般に文字「1」に関連されている。しかしながら、曖昧さ回避ルーチン44Aの結果がグリッド182に示されているとき、グリッド182の上左での、上右のありそうな表意言語オブジェクト170は、「tai」(「安全」を意味する)であり得る。キーパッド入力ルーチン70は、上左の強調されたキー27を一時的に再割当し、ありそうな表意言語オブジェクト170「tai」に対応させる。このようにして、ユーザが上左の強調されたキー27を選択するとき、ありそうな表意言語オブジェクト170「tai」が、ディスプレイの出力部分50に挿入される。つまり、アクティブルーチン44がメッセージルーチン44Bである場合、ありそうな表意言語オブジェクト170「tai」が起草されているメッセージに挿入され、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62、あるいはより特定的には、ユーザインターフェース出力ルーチン66、は選択された表意言語オブジェクト46をディスプレイの出力部分50に表示する。グリッド182は、強調されたキー27のアラビア数字を含み得て、それによって、どの強調されたキー27がありそうな表意言語オブジェクト170に関連しているかを示していることにさらに注意が必要である。
多くの数の表意言語オブジェクト46が与えられた場合、所望の表意言語オブジェクト46がグリッド182に初めには表示されない実質的な機会がある。従って、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62および/または曖昧さ回避ルーチン44Aは、上述されているように、ユーザがストロークを入力し続けることを可能にする、つまり、ディスプレイのアクティブ部分52上にストロークを入力することを可能にする。ユーザがストロークを加える毎に、曖昧さ回避ルーチン44Aは、ユーザによって提供されたすべてのストロークを処理し、ディスプレイのフィルタ部分54を、ありそうな表意言語オブジェクト170の新しいリストで更新する。
他の実施形態では、曖昧さ回避ルーチン44Aは、表意言語オブジェクト46をディスプレイのフィルタ部分54に表示するようにさらに構成されており、表意言語オブジェクト46は、表示されている曖昧さ回避表意言語オブジェクト170と同一のファミリーである。例えば、グリッド182に表示されているありそうな表意言語オブジェクト170は、グリッド182の上左角に箱を有している表意言語オブジェクト46のファミリーからの表意言語オブジェクト46を含み得る。グリッド182の反対側の角、つまり、グリッド182の下右角は、表意言語オブジェクト46のファミリーからの表意言語オブジェクト46を表示し得て、表意言語オブジェクト46は、文字の右側近くに2つの垂直線および文字の最上部に2つの水平線を有している。ユーザが、グリッド182の上左角に箱を有している表意言語オブジェクト46を選択したとき、曖昧さ回避ルーチン44Aは、ユーザによって前に提供された入力に基づいて、グリッド182を表意言語オブジェクト46によって再配置する。このように、ユーザが、特定の表意言語オブジェクト46を作成するのに必要なすべてのストロークを入力した後に、所望の表意言語オブジェクト46は表示されなく、所望の表意言語オブジェクト46と同様な表意言語オブジェクト46が表示され、ユーザは、同様な表意言語オブジェクト46を選択し得、グリッド182が他の同様な表意言語オブジェクト46により再配置されて、同様な表意言語オブジェクト46は、希望的には、所望の表意言語オブジェクト46を含んでいる。所望の表意言語オブジェクト46が最初の選択の後では開示されない場合、ユーザは、プロセスを繰り返し得る。線を同様なしかし代替の表意言語オブジェクト46により再配置するこの方法は、また、縦列リスト180によっても使用され得ることに注意が必要である。
この実施形態では、ユーザが、表意言語オブジェクト46を「選択」し、グリッド182を再配置し、表意言語オブジェクト46を「選択」し、ディスプレイの出力部分50に組み込まなければならないことに注意が必要である。これは、当該分野で公知のように「クリック」および「ダブルクリック」の使用によって実行され得る。つまり、選択のシングルアクション、つまり、「クリック」は、曖昧さ回避ルーチン44Aがグリッド182を再配置するようにし、選択の2つのすぐに続くアクション、つまり、「ダブルクリック」は、表意言語オブジェクト46がディスプレイの出力部分50に組み込まれるようにする。好ましくは、ユーザが選択のシングルアクションを提供するとき、その表意言語オブジェクト46は、同一の位置のグリッド182上に留まる。
この方法およびユーザインターフェース32によって、ユーザは、選択された表意言語オブジェクト46を含むメッセージを生成し得る。一度、表意言語オブジェクト46が選択されると、ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン62、より特定的には、ストロークベースの入力ユーザインターフェース62および曖昧さ回避ルーチン44Aはリセットされ、つまり、ストロークベースの入力に関連するメモリ40がクリアされ、ユーザは、ディスプレイのアクティブ部分52を用いて、他の表意言語オブジェクト46を選択し得る。
従って、ストロークベースのユーザインターフェースルーチン62を有するユーザインターフェースルーチン60を実行するように構成されたハンドヘルド電子デバイス4は、上で識別された他のルーチン44も同様に、ストロークベースの入力を利用する方法を実行するように使用され得、次のステップを含んでいる。アクティブ部分52、フィルタ部分54および出力部分50を有するユーザインターフェースを表示200するステップと、ストロークベースの入力デバイス22を利用202して、アクティブ部分52内にストロークを入力するステップと、曖昧さ回避ルーチン44Aを利用204して、ディスプレイのフィルタ部分54に表示されるありそうな表意言語オブジェクト170のリストを生成するステップである。所望の表意言語オブジェクト46が表示された場合、ユーザは、表意言語オブジェクト45を選択206し得て、選択された表意言語オブジェクト46がディスプレイの出力部分50に表示208される。所望の表意言語オブジェクト46が初めには表示されない場合、ユーザは、ストロークベースの入力デバイス22を利用210して、追加のストロークをアクティブ部分52内に入力する。ユーザがより多くのストロークを入力すると、曖昧さ回避ルーチン44Aが再び利用204され、ユーザがリストから表意言語オブジェクトを選択206するまで、ユーザが表意言語オブジェクトストロークを分析し、連続的に、ディスプレイのフィルタ部分54に表示されるありそうな表意言語オブジェクト170のリストを更新212する。
開示され請求された概念の特定の実施形態が詳細に記述されて来たが、当業者は、これらの詳細への様々な修正および代替が、本開示の全体の教示に照らして開発され得ることを容易に理解するであろう。従って、特定の開示された構成は、例示のみであり、開示され請求された概念の範囲への制限ではないことを意味し、添付された特許請求範囲および任意およびすべてのそれらの同等物のすべての恩恵が与えられるべきである。
4 ハンドヘルド電子デバイス
8 入力装置
12 出力装置
16 プロセッサ装置
24 トラックボール
32 ユーザインターフェース
44 ルーチン
50 出力部分
52 アクティブ部分
54 フィルタ部分
62 ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン
74 ディスプレイ

Claims (19)

  1. ハンドヘルド電子デバイス(4)であって、
    メモリ(40)と所定数のルーチン(44)とを含むプロセッサ装置(16)と、
    該プロセッサ装置(16)と電子的に通信し、該プロセッサ装置(16)に入力を提供するように構成された入力装置(8)と、
    該プロセッサ装置(16)と電子的に通信し、該プロセッサ装置(16)から出力を受信するように構成された、ディスプレイを含む出力装置(12)と
    を備え、
    該所定数のルーチン(44)は、少なくとも1つのユーザインターフェースルーチン(60)を含み、
    該少なくとも1つのユーザインターフェースルーチン(60)は、ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)を含み、
    該プロセッサ装置(16)は、該ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)を実行するように構成され、
    該ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、送信されるべきメッセージを含むディスプレイの出力部分(50)と、標準ストロークの表現を含むディスプレイのアクティブ部分(52)と、曖昧さが回避された一組の表意言語オブジェクト出力を含むディスプレイのフィルタ部分(54)とを、該ディスプレイ上に提示するように構成され、該ディスプレイの出力部分(50)と該ディスプレイのアクティブ部分(52)と該ディスプレイのフィルタ部分(54)とは、該ディスプレイ上で、別々に、かつ、互いに隣接して配置されており、
    該ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、個々の修正されたストローク(90)の形式でストロークベースの入力を受信し、それぞれの個々の修正されたストロークを対応する標準ストローク(80)と相関させるように構成されている、ハンドヘルド電子デバイス(4)。
  2. 前記入力装置(8)は、トラックボール(24)を含み、
    前記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、該トラックボール(24)からストロークベースの入力を受信するように構成される、請求項1に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
  3. 前記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、前記ユーザが前記ストロークを入力し、その後、該ストロークベースの入力ユーザインターフェースルーチン(62)がその入力を標準ストロークと相関させた後、該標準ストローク(80)を提示するように前記ディスプレイのアクティブ部分(52)を更新するとき、該ディスプレイのアクティブ部分(52)に前記修正されたストローク(90)を提示するように構成される、請求項2に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
  4. 前記ストロークベースの入力デバイス(22)はトラックボールデバイス(24)である、請求項3に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
  5. 前記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、修正されたhengストローク、修正されたshuストローク(93)、修正されたpieストローク(94)、修正されたnaストローク(95)および修正されたzheストローク(96)からなる群から選択されるストロークを認識するように構成される、請求項4に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
  6. 前記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、認識可能なストロークの表示(110)を、前記ディスプレイのアクティブ部分(52)に隣接して提示するように構成される、請求項5に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
  7. 前記所定数のルーチン(44)は少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)を含み、
    前記メモリ(40)は、所定数の表意言語オブジェクト(46)と、所定数の頻度オブジェクト(48)とを含み、
    該表意言語オブジェクト(46)のうちの少なくとも一部が、該所定数の頻度オブジェクト(48)からの関連する頻度オブジェクト(48)を有し、
    前記プロセッサ装置(16)は、該少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)を実行するように適合され、該少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、1つ以上の標準ストローク(80)に基づいて曖昧なストロークベースの入力を検出し、該曖昧なストロークベースの入力を1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)と相関させるように構成され、
    該少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、該1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)を、該頻度オブジェクト(48)によって表される該1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)の頻度に従ってさらにソートし、該可能性のある表意言語オブジェクト(170)の少なくとも一部のリストを、前記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成され、
    入力アセンブリは、該可能性のある表意言語オブジェクト(170)のうちの1つを選択するために使用され得、いったん選択されると、該ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、該選択された表意言語オブジェクト(170)を該ディスプレイの出力部分(50)に提示するようにさらに構成される、請求項6に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
  8. 前記入力アセンブリは、キーベースの入力デバイス(70)をさらに含み、
    該キーベース入力デバイス(70)は、あるパターンで配置された所定数のハイライトされたキー(27)を有し、該それぞれのハイライトされたキー(27)は、該キー(27)上に配置された1つ以上の文字のインディシアを有し、
    前記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、前記可能性のある表意言語オブジェクト(170)の少なくとも一部の前記リストを、該ハイライトされたキー(27)の該パターンに対応するパターンで提示するように構成される、請求項7に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
  9. 前記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、各ハイライトされたキー(27)上に示される前記文字インディシアのうちの少なくとも1つを、前記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成されている、請求項8に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
  10. 前記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、前記キーベースの入力デバイス(70)からの入力を受信するように構成され、前記ハイライトされたキー(27)は、前記ディスプレイのフィルタ部分(54)上に示されるような可能性のある表意言語オブジェクト(170)に対応し、ハイライトされたキー(27)が作動されるとき、該作動されたハイライトされたキー(27)に対応する表意言語オブジェクト(46)が、前記ディスプレイの出力部分(50)に表示される、請求項9に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
  11. 前記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、可能性のある表意言語オブジェクト(170)の縦列リスト(180)を、前記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成されている、請求項6に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
  12. カーソル(72)が可能性のある表意言語オブジェクト(170)上に配置され、選択入力が作動されるとき、該カーソル(72)がその上に配置されている該可能性のある表意言語オブジェクト(170)に対応する前記表意言語オブジェクト(46)は、前記ディスプレイの出力部分(50)に表示される、請求項11に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
  13. 前記所定数のルーチン(44)は少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)を含み、
    前記メモリ(40)は、所定数の表意言語オブジェクト(46)と、所定数の頻度オブジェクト(48)とを含み、
    前記表意言語オブジェクト(46)のうちの少なくとも一部は、該所定数の頻度オブジェクト(48)からの関連する頻度オブジェクト(48)を有し、
    前記プロセッサ装置(16)は、前記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)を実行するように適合され、該少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、標準ストローク(80)に基づいて曖昧なストロークベースの入力を検出し、該曖昧なストロークベースの入力を1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)と相関させるように構成され、
    該少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、関連する頻度オブジェクト(48)によって表されるような該1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)の頻度に従って、該1つ以上の可能性のある表意言語オブジェクト(170)をさらにソートし、該可能性のある表意言語オブジェクト(170)のうちの少なくとも一部のリストを前記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成され、
    入力アセンブリは、前記可能性のある表意言語オブジェクト(170)のうちの1つを選択するために使用され得、いったん選択されると、前記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、該選択された表意言語オブジェクト(46)を前記ディスプレイの出力部分(50)に提示するようにさらに構成される、請求項2に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
  14. 前記入力アセンブリは、キーベースの入力デバイス(70)をさらに含み、
    該キーベースの入力デバイス(70)は、あるパターンで配置された所定数のハイライトされたキー(27)を有し、それぞれの該ハイライトされたキー(27)は、キーに配置された1つ以上の文字インディシアを有し、
    前記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、該ハイライトされたキー(27)の該パターンに対応するパターンで、前記可能性のある表意言語オブジェクト(170)の少なくとも一部の前記リストを提示するように構成されている、請求項13に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
  15. 前記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチン(150)は、それぞれのハイライトされたキー(27)上に示される文字インディシアのうちの少なくとも1つを前記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成される、請求項14に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
  16. 前記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、前記キーベースの入力デバイス(70)から入力を受信するように構成され、ハイライトされたキー(27)は、前記ディスプレイのフィルタ部分(54)上に示されるような可能性のある表意言語オブジェクト(170)に対応し、ハイライトされたキー(27)が作動されるとき、該作動されたハイライトキー(27)に対応する表意言語オブジェクト(46)が、前記ディスプレイの出力部分(50)に表示される、請求項15に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
  17. 前記少なくとも1つの曖昧さ回避ルーチンは、可能性のある表意言語オブジェクト(170)の縦列リスト(180)を前記ディスプレイのフィルタ部分(54)に提示するように構成される、請求項16に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
  18. 前記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、カーソル(72)が提示されるカーソルモードと、ストロークベースの入力モードとを含み、前記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、以下のモード切り替えイベントに従ってモードを切り替えるように構成され、
    該カーソル(72)が可能性のある表意言語オブジェクト(170)上に配置され、選択入力が作動されるとき、該カーソル(72)がその上に配置される該可能性のある表意言語オブジェクト(170)に対応する前記表意言語オブジェクト(46)が、前記ディスプレイの出力部分(50)に表示される、請求項17に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
  19. 前記ストロークベースのユーザインターフェースルーチン(62)は、修正されたhengストローク(92)、修正されたshuストローク(93)、修正されたpieストローク(94)、修正されたnaストローク(95)および修正されたzheストローク(96)からなる群から選択されるストロークを認識するように構成される、請求項2に記載のハンドヘルド電子デバイス(4)。
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