JP5120711B2 - ナビゲーション装置、車両、及びナビゲーションプログラム - Google Patents

ナビゲーション装置、車両、及びナビゲーションプログラム Download PDF

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ナビゲーション装置、車両、及びナビゲーションプログラムに関し、例えば、ユーザが設定した検索語を学習するものに関する。
近年、ナビゲーション装置によって車両等の移動体を誘導することが盛んに行われている。
ナビゲーション装置は、出発地から目的地までの経路を探索する機能、GPS(Global Positioning System)衛星やジャイロなどのセンサを用いて自車両の位置を検出する機能、及び目的地までの経路と自車両の現在位置を地図上に表示する機能などを備えている。
ナビゲーション装置には、例えば、特許文献1の「車両用ナビゲーション装置及び記憶媒体」のように、ユーザから検索語の入力を受け付け、当該検索語に該当する地点名称(施設名称)などを検索することにより目的地を設定させるものがある。
特開平11−271084号公報
また、ユーザの検索語入力を支援するため、例えば、入力文字「み」に対して「みえれいんぼーらんど」などのキーワードを予め用意して表示し、ユーザがキーワードを選択すると当該キーワードを検索語設定欄に設定する、キーワード入力機能を有するナビゲーション装置も開発されている。
ところで、本願の発明者は、未公開の技術として、ユーザが入力した検索語をキーワードとして学習し、当該学習したキーワードを表示・選択可能とする技術を開発している。
これによって、ナビゲーション装置の提供元が用意したキーワードを学習したキーワードで拡張することができる。
なお、以下では、ナビゲーション装置の提供元が用意したキーワードを通常キーワードと呼び、学習したキーワードを学習キーワードと呼ぶことにする。
上記のようにキーワードの学習機能を有するナビゲーション装置では、学習したキーワードを操作履歴に従って優先的に提示するようになっている。
そのため、ユーザを目的地に案内した後にユーザが次の目的地を設定しようとした場合、前回目的地として設定した地点情報(施設)のキーワードが優先的に表示されるため、他の目的地を設定したい場合に不便であるという問題があった。
そこで、本発明は、案内履歴に基づいてキーワードの表示を制御することを目的とする。
(1)前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、案内対象の地点情報を記憶する地点情報記憶手段と、キーワードを記憶するキーワード記憶手段と、文字の入力を受け付ける文字入力手段と、前記入力した文字に対応するキーワードを前記記憶したキーワードから取得して表示するキーワード表示手段と、前記表示したキーワードの選択を受け付けるキーワード選択手段と、前記入力を受け付けた文字又は前記選択を受け付けたキーワードを用いて前記記憶した地点情報を検索する地点情報検索手段と、前記検索した地点まで移動体を案内する案内手段と、前記案内した地点から前記移動体が移動したか否かを判断する判断手段と、を具備し、前記キーワード表示手段は、前記移動体が移動していないと前記判断手段が判断し、かつ、前記案内した地点の地点情報を検索するキーワードが単数の地点情報を検索する場合には、当該キーワードを表示しないことを特徴とするナビゲーション装置を提供する。
(2)請求項2記載の発明では、案内対象の地点情報を記憶する地点情報記憶手段と、キーワードを記憶するキーワード記憶手段と、文字の入力を受け付ける文字入力手段と、前記入力した文字に対応するキーワードを前記記憶したキーワードから取得して表示するキーワード表示手段と、前記表示したキーワードの選択を受け付けるキーワード選択手段と、前記入力を受け付けた文字又は前記選択を受け付けたキーワードを用いて前記記憶した地点情報を検索する地点情報検索手段と、前記検索した地点まで移動体を案内する案内手段と、前記案内した地点から前記移動体が移動したか否かを判断する判断手段と、前記案内した地点に前記移動体が停止している時間を計測する時間計測手段と、を具備し、前記キーワード表示手段は、前記移動体が移動していないと前記判断手段が判断し、かつ、前記計測した時間が所定時間以上であり、かつ、前記案内した地点の地点情報を検索するキーワードが単数の地点情報を検索する場合には、当該キーワードを表示しないことを特徴とするナビゲーション装置を提供する。
(3)請求項記載の発明では、前記検索した複数の地点情報をリスト表示するリスト表示手段と、前記表示した地点情報の選択を受け付ける地点情報受付手段と、前記選択を受け付けた地点情報を案内対象に設定する案内対象設定手段と、を具備し、前記リスト表示手段は、前記移動体が移動していないと前記判断手段が判断した場合、前記案内した地点の地点情報の表示を規制することを特徴とする請求項1、又は請求項に記載のナビゲーション装置を提供する。
(4)請求項記載の発明では、前記表示の規制は、前記案内した地点の地点情報の優先度を下げて表示することにより行うことを特徴とする請求項に記載のナビゲーション装置を提供する。
(5)請求項記載の発明では、請求項1から請求項までのうちの何れか1の請求項に記載のナビゲーション装置を備えた車両を提供する。
(6)請求項記載の発明では、案内対象の地点情報を記憶する地点情報記憶手段と、キーワードを記憶するキーワード記憶手段と、を備えたコンピュータにおいて、文字の入力を受け付ける文字入力機能と、前記入力した文字に対応するキーワードを前記記憶したキーワードから取得して表示するキーワード表示機能と、前記表示したキーワードの選択を受け付けるキーワード選択機能と、前記入力を受け付けた文字又は前記選択を受け付けたキーワードを用いて前記記憶した地点情報を検索する地点情報検索機能と、前記検索した地点まで移動体を案内する案内機能と、前記案内した地点から前記移動体が移動したか否かを判断する判断機能と、を実現するナビゲーションプログラムであって、前記キーワード表示機能は、前記移動体が移動していないと前記判断機能が判断し、かつ、前記案内した地点の地点情報を検索するキーワードが単数の地点情報を検索する場合には、当該キーワードを表示しないことを特徴とするナビゲーションプログラムを提供する。
(7)請求項7記載の発明では、案内対象の地点情報を記憶する地点情報記憶手段と、キーワードを記憶するキーワード記憶手段と、を備えたコンピュータにおいて、文字の入力を受け付ける文字入力機能と、前記入力した文字に対応するキーワードを前記記憶したキーワードから取得して表示するキーワード表示機能と、前記表示したキーワードの選択を受け付けるキーワード選択機能と、前記入力を受け付けた文字又は前記選択を受け付けたキーワードを用いて前記記憶した地点情報を検索する地点情報検索機能と、前記検索した地点まで移動体を案内する案内機能と、前記案内した地点から前記移動体が移動したか否かを判断する判断機能と、前記案内した地点に前記移動体が停止している時間を計測する時間計測機能と、を実現するナビゲーションプログラムであって、前記キーワード表示機能は、前記移動体が移動していないと前記判断機能が判断し、かつ、前記計測した時間が所定時間以上であり、かつ、前記案内した地点の地点情報を検索するキーワードが単数の地点情報を検索する場合には、当該キーワードを表示しないことを特徴とするナビゲーションプログラムを提供する。
(1)請求項1、請求項2に記載の発明によれば、移動体を案内した後、移動体が案内地点から移動していない場合に、当該案内地点を検索するキーワードの表示を制御することができる。
(2)請求項に記載の発明によれば、当該キーワードが当該案内地点以外の地点情報を検索しないものである場合に、当該キーワードを表示しないようにすることができる。
(3)請求項に記載の発明によれば、移動体が案内地点に停止していた時間を更にキーワード表示の条件とすることができる。
(4)請求項に記載の発明によれば、移動体が案内地点から移動していない場合で、検索した地点情報が当該案内地点を示す場合に、当該地点情報のリスト表示を規制することができる。
(5)請求項に記載の発明によれば、リスト表示の際に、前回目的地に設定した地点情報の優先度を下げることができる。
(6)請求項に記載の発明によれば、請求項1から請求項までのうちの何れか1の請求項に記載のナビゲーション装置を搭載した車両を提供することができる。
(7)請求項に記載の発明によれば、請求項1のナビゲーション装置の機能をコンピュータで発揮するナビゲーションプログラムを提供することができる。
(8)請求項7に記載の発明によれば、請求項2のナビゲーション装置の機能をコンピュータで発揮するナビゲーションプログラムを提供することができる。
(1)実施の形態の概要
ナビゲーション装置1は、車両を目的地に案内した後、車両が当該目的地から移動したか否か(即ち、当該目的地に停車しているか否か)を判断することができる。
ユーザが検索語入力画面100で文字を入力するとナビゲーション装置1は、当該文字に対応するキーワードをキーワードボタン104などに表示するが、その際に、車両が前回目的地から移動していないか判断し、車両が前回目的地から移動していない場合、当該目的地の地点情報を検索し、当該地点情報を検索し、かつ、他の地点情報を検索しないキーワードを表示しないようにする。
これによって、ナビゲーション装置1は、現在停車している地点の地点情報を選択することになるキーワードを表示せず、キーワードによる検索語入力の利便性を高めることができる。
(2)実施の形態の詳細
まず、図1を用いてナビゲーション装置が目的地候補の絞り込みを支援する仕組みについて説明する。
ナビゲーション装置は、学習キーワードデータファイル60や通常キーワードデータファイル58などを用いて検索語入力画面100を構成して検索語の設定を支援し、目的地データファイル56を用いて検索結果画面200を構成して検索語にヒットする目的地をユーザに選択させる。
この支援処理は、図中に括弧で示した英小文字の順に従って行われる。
まず、ナビゲーション装置は、検索語入力画面100を表示し、ユーザから文字ボタン群やキーワードボタンからの入力を受け付け、検索語を検索語設定欄101に設定する。
文字ボタン群では、「あ」「い」、・・・など、個別の1文字を入力できるようになっており、キーワードボタンでは、「えき」、「りぞーと」、・・・などと、ユーザが入力すると思われる一連の文字列を入力できるようになっている。
(a)ナビゲーション装置は、検索語設定欄101に入力された文字を用いてキーワードボタンに表示するキーワードを学習キーワードデータファイル60で検索してキーワードボタンに表示する。
(b)次いで、ナビゲーション装置は、同様に通常キーワードデータファイル58でキーワードを検索してキーワードボタンに表示する。
学習キーワードデータファイル60は、ユーザが過去に入力した検索語をキーワード化して記憶しており、通常キーワードデータファイル58は、予め用意されたキーワードを記憶している。
そして、ナビゲーション装置は、キーワードボタンを表示するに際して、上記(a)、(b)のように、学習キーワードデータファイル60を通常キーワードデータファイル58に優先して使用する。
(c)ナビゲーション装置は、完了ボタン107が選択されるか監視しており、ユーザが完了ボタン107をタッチするとこれを認識する。
(d)完了ボタン107が選択されると、ナビゲーション装置は、検索語設定欄101に入力された検索語を確定し、これを学習キーワードデータファイル60に格納して、新たな学習キーワードとする。
なお、キーワードボタンの表示が7文字単位であるため、ナビゲーション装置は、確定した検索語を7文字単位に区分してから学習キーワードデータファイル60に格納する。
(e)ナビゲーション装置は、検索語を学習キーワードデータファイル60に格納すると共に、検索語を目的地データファイル56で検索して、検索語にヒットする地点情報の地点名称(施設名称)を検索結果画面200の検索結果表示欄201に表示する。目的地データファイル56には、検索語に対応させて地点情報が記憶されている。
次いで、ナビゲーション装置は、ユーザが検索結果表示欄201に表示された地点名称を選択すると、当該地点を目的地に設定する。
なお、上の例では、ユーザが完了ボタン107を選択した後に目的地データファイル56での地点情報の絞り込みを開始したが、ナビゲーション装置は、ユーザが検索語設定欄101に検索語を入力する過程で、これと並行して地点情報を絞り込むことにより、絞り込み処理を高速化することもできる。
このように、ナビゲーション装置は、学習キーワードデータファイル60と通常キーワードデータファイル58を用いてユーザの検索語入力を支援しながら、地点情報を検索するようになっており、ユーザが入力した検索語を学習キーワードデータファイル60に追加することにより、ユーザが入力した検索語を学習するようになっている。
図2は、本実施形態が適用されるナビゲーション装置1のシステム構成図である。
このナビゲーション装置1は、車両に搭載され、この図2に示すように、現在位置検出装置10、情報処理制御装置20、入出力装置40及び情報記憶装置50とを備えている。ここで、車両は移動体として機能している。
まず、現在位置検出装置10は、以下のような構成を有している。絶対方位センサ11は、例えば、磁石に基づいてN方向の検出から、車両が何れの方向に位置するかを検出する地磁気センサであり、絶対方位を検出する手段であればよい。
相対方位センサ12は、例えば交差点を曲がったか否かを検出するものであり、ハンドルの回転部に取り付けた光学的な回転センサや回転型の抵抗ボリューム或いは車輪部に取り付ける角度センサでもよい。
また、角速度を利用して角度の変化を検出するジャイロセンサを用いてもよい。つまり、基準角度(絶対方位)に対して、相対的に変化した角度を検出することができる手段であればよい。
距離センサ13は、例えば、車輪の回転を検出して計数するものや、加速度を検出して2回積分するものでもよい。つまり、車両の移動距離を計測できる手段であればよい。
GPS(グローバル・ポジショニング・システム)受信装置14は、人工衛星からの信号を受信する装置であり、信号の発信時刻、受信装置の位置情報、受信装置の移動速度、受信装置の進行方向など様々な情報を得ることができる。
ビーコン受信装置15は、特定の地点に設置された送信装置より発信された信号を受信する装置である。特に、VICS情報を入手することができ、渋滞情報、現在位置情報、駐車場情報等車両の走行に関する情報を入手することができる。
データ送受信装置16は、電話回線や電波を利用して車両外部と通信をし、情報の交換を行うための装置である。
例えば、自動車電話、ATIS、VICS、GPS補正、車両間通信など様々な利用方法があり、走行に関する情報を入出力することが可能である。
また、図示しないが、車両は、車速を計測する車速センサ、加速度を計測する加速度センサ、アクセルの踏み量を計測するアクセルセンサ、ブレーキの踏量を計測するブレーキセンサなどを備えている。
次に、情報処理制御装置20は、現在位置検出装置10、入出力装置40から入力される情報及び情報記憶装置50に格納された情報に基づいて演算及び制御を行うとともに、演算結果をディスプレイ42、プリンタ43又はスピーカ44等の出力手段に出力するように制御する手段である。
この情報処理制御装置20は、以下のような構成を有している。
中央処理装置(CPU)21は、ナビゲーション装置1全体の総括的な演算及び制御を行う。
本実施の形態では、キーワードを用いるなどしてユーザから目的地の設定を受け付けて経路探索し、車両を目的地まで案内したり、当該案内処理に係る案内履歴を案内履歴データファイル61に記録したり、案内語に車両が目的地から移動したか否かを判断して、当該判断に基づいてキーワードの表示処理を制御したりする。
第1ROM22はナビゲーションに関するプログラム、特に、現在位置の検出、経路の探索、表示案内などに関するナビゲーションプログラムを格納している。
CPU21は、ナビゲーションに関するプログラムに従って動作することにより、上記の案内処理やキーワード表示処理などを行うことができる。
入力インターフェイス23は、現在位置検出装置10からの情報を受け取る手段である。
RAM24は、CPU21が情報処理を行うためのワーキングメモリを提供し、例えば、CPU21が各種画面を表示するためのデータや各種センサの出力値やユーザが入力した情報などを記憶する。
より詳細には、後述する入力装置41により入力された目的地の情報、通過地点の情報等の利用者が入力した情報を記憶すると共に、利用者の入力情報に基づいてCPU21により演算された結果や、経路探索された結果、又は情報記憶装置50から読み込まれた地図情報を格納するための記憶手段である。
通信インターフェイス25は、現在位置検出装置10からの情報、特に外部から得られる情報を入出力するための手段である。
第2ROM26は、ナビゲーションに関するプログラム、特に、音声案内に関するナビゲーションプログラムを格納している。なお、第1ROM22と第2ROM26を共通する1のROMで構成するようにしてもよい。
画像プロセッサ27は、CPU21で処理されたベクトル情報を画像情報に処理するための処理手段である。
時計28は、時刻を刻む。本実施の形態では、例えば、目的地に到達してから経過した時間をCPU21が計測するのに用いられる。
画像メモリ29は、画像プロセッサ27により処理された画像情報を格納する手段である。
音声プロセッサ30は、情報記憶装置50から読み込まれた音声情報を処理し、スピーカ44に出力する。
入出力装置40は、利用者により目的地、通過地点、探索条件等のデータを入力する入力装置41、画像を表示するディスプレイ42、情報を印刷するプリンタ43、音声を出力するスピーカ44より構成される。入力装置41は、例えば、タッチパネル、タッチスイッチ、ジョイスティック、キースイッチ等で構成される。
ディスプレイ42には、現在地周辺の地図や、目的地までの走行経路が表示される。
情報記憶装置50は、伝送路45を介して情報処理制御装置20に接続される。
情報記憶装置50は、地図データファイル51、交差点データファイル52、ノードデータファイル53、道路データファイル54、写真データファイル55、目的地データファイル56、案内地点データファイル57、通常キーワードデータファイル58、オフセットデータファイル59、学習キーワードデータファイル60、案内履歴データファイル61、及び図示しないその他のデータファイルを格納している。
この情報記憶装置50は、一般的には、光学的記憶媒体であるDVD−ROM、CD−ROMや磁気的記憶媒体であるハードディスクなどで構成されるが、光磁気ディスク、各種半導体メモリなどの各種情報記憶媒体で構成してもよい。
なお、書き換えが必要な情報については、書き換え可能なハードディスク、フラッシュメモリなどで構成し、その他の固定的な情報についてはCD−ROM、DVD−ROMなどのROMを使用するようにしてもよい。
地図データファイル51には、全国道路地図、各地域の道路地図又は住宅地図等の地図データが記憶されている。道路地図は、主要幹線道路、高速道路、細街路等の各道路と地上目標物(施設等)から構成される。住宅地図は、地上建造物等の外形を表す図形及び、道路名称等が表示される市街図である。細街路とは、例えば、国道、県道以下の道幅が所定値以下の比較的狭い道路で、「一方通行」等の交通規制情報が付加されていない道路である。
交差点データファイル52には交差点の地理的位置座標や名称等の交差点に関するデータが、ノードデータファイル53には地図上において経路探索に利用される各ノードの地理座標データ等が、道路データファイル54には道路の位置と種類及び車線数及び各道路間の接続関係等の道路に関するデータが、写真データファイル55には各種施設や観光地、又は主要な交差点等の視覚的表示が要求される場所を写した写真の画像データが、それぞれ記憶されている。
目的地データファイル56には、主要観光地や建物、電話帳に記載されている企業・事業所等の目的地になる可能性の高い場所や施設等の位置と名称等のデータからなる地点情報が記憶されている。
このように、情報記憶装置50は、目的地データファイル56を記憶しており、案内対象の地点情報を記憶する地点情報記憶手段として機能している。
案内地点データファイル57には、道路に設置されている案内表示板の内容や分岐点の案内等、案内が必要とされる地点の案内データが記憶されている。
通常キーワードデータファイル58には、キーワードボタンに表示するキーワードが記憶されている。
オフセットデータファイル59には、通常キーワードデータファイル58のキーワードが選択された場合に、更に、それに続くキーワードをキーワードボタンに表示するためのオフセットキーワードが記憶されている。
学習キーワードデータファイル60には、ユーザが確定した検索語を学習した学習キーワードが記憶されている。
このように、情報記憶装置50は、通常キーワードデータファイル58、オフセットデータファイル59、学習キーワードデータファイル60を記憶しており、キーワードを記憶するキーワード記憶手段として機能している。
なお、ナビゲーション装置1でキーワードの学習機能を発揮するのは学習キーワードデータファイル60であるため、以下では、学習キーワードデータファイル60を対象に処理を行う場合について説明するが、通常キーワードデータファイル58やオフセットデータファイル59に対しても同様の処理を行うことが可能である。
案内履歴データファイル61には、車両を案内した履歴が記憶されている。本実施の形態では、例えば、前回目的地に設定した地点情報のIDなど、少なくとも前回に設定した目的地を特定するのに必要な情報が記憶されており、CPU21がキーワードの表示を制御する際に用いられる。
なお、ナビゲーション装置1は、前回目的地を記憶しておき、これを現在位置と比較して車両が案内後に移動したか否かを判断するが、必ずしも前回目的地を記憶しておかなくても同様の判断を行うことが可能である。
例えば、車両を目的地に案内したという事実を記憶しておき、その後エンジンが駆動していないとか、車輪が回転していないといった車両状態を用いて、車両が前回目的地から移動していないことを判断することも可能である。
また、情報記憶装置50には、図示しないその他のデータファイルも記憶されている。
このように構成されたナビゲーション装置1では、次のようにして経路案内が行われる。
ナビゲーション装置1は、現在位置検出装置10で現在位置を検出し、情報記憶装置50の地図データファイル51から現在位置周辺の地図情報を読み込みディスプレイ42に表示する。
そして、ナビゲーション装置1は、ディスプレイ42に検索語入力画面100や検索結果画面200などを表示し、入力装置41から目的地の入力を受け付ける。
入力装置41は、ディスプレイ42上に配置されたタッチパネルを備えており、ユーザがディスプレイ42に表示された操作ボタンをタッチすると、当該操作ボタンの選択を検出し、ユーザから目的地の設定を受け付けるようになっている。
そして、入力装置41から目的地が入力されると、情報処理制御装置20は、現在位置から目的地に至る走行経路の候補を複数探索(演算)し、ディスプレイ42に表示した地図上に表示し、運転者が何れかの走行経路を選択すると、選択した走行経路をRAM24に格納することで、走行経路を取得する(走行経路取得手段)。
なお、情報処理制御装置20は、情報処理センタに車両現在位置(又は入力された出発地)と目的地を送信し、情報処理センタで探索された目的地までの走行経路を受信することにより走行経路を取得するようにしてもよい。この場合、目的地や走行経路の通信は通信インターフェイス25を介して、無線通信により行う。
また、自宅等のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を使用して、出発地から目的地までの走行経路を探索し、USBメモリ等の記憶媒体に格納し、該記憶媒体読取装置を介して取得するようにしてもよい。この場合の記憶媒体読取装置は伝送路45を介して情報処理制御装置20に接続される。
車両が走行すると、現在位置検出装置10によって検出された現在位置を追跡することにより、経路案内を行う。
経路案内は、探索した走行経路に対応する道路データと現在位置検出装置10で検出される現在位置とのマップマッチングにより、地図上の車両位置を特定し、車両現在位置周辺の地図をディスプレイ42に表示すると共に、探索した走行経路と現在位置とを地図上に表示する。
また、探索した走行経路と現在位置との関係から、案内の必要性、即ち直進が所定距離以上続く場合、所定の進路変更地点等の走行経路の案内、及び方面案内が必要か否か等について判断し、必要である場合にはディスプレイ42の表示及び音声による案内を実行する。
図3は、目的地データファイル56の論理的な構成の一例を示した図である。
目的地データファイル56は、経路案内対象である地点に関する地点情報を記憶したデータベースであり、「検索キー」、「地点名称」、「座標」、「電話番号」などの項目から構成されている。
また、図示しないが、各地点情報には、CPU21がこれを一意に識別するためのIDを付与することも可能である。
項目「検索キー」は、地点名称を仮名表記した検索キーが格納されており、例えば、「せぎわーるど/おかざきてん」などと意味単位で区分されている。なお、意味単位の区分は、一例として「/」で表してある。
検索キーは、ユーザが検索語入力画面100で入力した検索語を検索するキーとして使用され、例えば、意味単位による一致により検索語をヒットさせることができる。
例えば、検索語が「せぎわーるど」の場合、最初の意味単位の一致による「せぎわーるど/おかざきてん」のほか、2番目の意味単位の一致による「ゆのまち/せぎわーるど」をヒットさせることができる。
ナビゲーション装置1は、検索語によって検索キーがヒットすることにより、検索語に対応する地点情報を特定することができる。
なお、検索語の「せぎわ」に対して、意味単位における前方一致により、「せぎわーるど/おかざきてん」や「ゆのまち/せぎわーるど」などをヒットさせるように構成することもできる。
また、意味単位ではなく、検索語に該当する文字列を含む検索キーがヒットするように構成することもできる。この場合、例えば、検索語が「せぎわ」の場合、「いせぎわかやま」は文字列「せぎわ」を含むため、これをヒットさせることができる。
項目「座標」は、地点情報に係る施設が所在する地点の緯度経度である。なお、地点を特定できる情報であれば、緯度経度以外の情報を用いてもよい。
項目「電話番号」は、地点情報に係る施設の電話番号である。
この他、目的地データファイル56は、地点情報に係る施設の住所や、例えば、「関東地方」といったエリア情報や「レストラン」といったジャンル情報などを格納するように構成することができる。
図4(a)は、通常キーワードデータファイル58の論理的な構成の一例を示した図である。
通常キーワードは、意味単位で7文字以下(キーワードボタンの最大文字数が7文字であるため)の文字列に区分されており、ここでは、最初の区分を前方キーワードと呼び、これに続く区分をオフセットキーワードと呼んでいる。
通常キーワードデータファイル58は、「前方キーワード」、「関連項目数」、「関連項目」などの各項目から構成されている。
項目「前方キーワード」は、通常キーワードの最初の区分に該当する文字列である。
項目「関連項目数」は、前方キーワードに後続するオフセットキーワードの個数である。
例えば、前方キーワード「みえれいんぼー」に対して、オフセットキーワードは、「らんど」、「しー」、「すとあ」の3つがあり、前方キーワード「みえれいんぼー」の関連項目数は3となっている。
項目「関連項目」は、後続するオフセットキーワードのオフセット番号であり、オフセットキーワードに対応して「オフセット1」、「オフセット2」、・・・なるサブ項目が形成されている。
そして、オフセットデータファイル59でのオフセットキーワードのアドレスとして機能している。
例えば、前方キーワード「みえれいんぼー」に対しては、「オフセット1」〜「オフセット3」が存在し、それぞれ、オフセット番号が「25」〜「27」となっている。
次に説明する、オフセットデータファイル59で、オフセット番号「25」〜「27」のオフセットキーワードは、それぞれ「らんど」、「しー」、「すとあ」となっており、前方キーワードとオフセットキーワードを結合して、「みえれいんぼーらんど」、「みえれいんぼーしー」、「みえれいんぼーすとあ」なるキーワードが形成される。
このように、項目「関連項目」によって前方キーワードとオフセットキーワードが関連づけられているため、例えば、ユーザがキーワードボタンで「みえれいんぼー」を選択した場合、引き続きキーワードボタンに「らんど」、「しー」、「すとあ」と表示することができる。
図4(b)は、オフセットデータファイル59の論理的な構成の一例を示した図である。
オフセットデータファイル59には、前方キーワードに後続する文字列が格納されている。
項目「オフセット番号」は、オフセットキーワードのオフセット番号である。
項目「オフセットキーワード」は、前方キーワードに後続するオフセットキーワードであり、7文字以内の文字列となっている。
項目「構成レベル」は、前方キーワードから数えて何番目のオフセットキーワードであるかを示している。
例えば、キーワード「いせゆにばーさるすたじおとうきょう」は、前方キーワードが「いせゆにばーさ」であり、オフセットキーワードは、意味の区切りが分かり易い「る」、「すたじお」、「とうきょう」に設定されており、「る」は前方キーワードから数えて2番目、「すたじお」は3番目となる。
項目「関連項目数」は、オフセットキーワードに更に後続するオフセットキーワードの数である。
例えば、キーワード「みえれいんぼーらんど」のオフセットキーワード「らんど」には、後続するオフセットキーワードがないため0となり、キーワード「いせゆにばーさるすたじおとうきょう」のオフセットキーワード「る」には、後続するオフセットキーワードである「すたじお」が存在するため1となっている。
項目「関連項目」は、オフセットキーワードに後続するオフセットキーワードが存在する場合に、当該後続するオフセットキーワードのオフセット番号を記録したものである。 例えば、オフセット番号「156」の「る」には、オフセット番号「157」の「すたじお」が後続し、「すたじお」には、更にオフセット番号「158」の「とうきょう」が後続する。
このため、前記キーワードで「いせゆにばーさ」を選択すると、オフセットキーワード「る」、「すたじお」、「とうきょう」が得られ、キーワード「いせゆにばーさるすたじおとうきょう」が形成される。
図5は、学習キーワードデータファイル60の論理的な構成の一例を示した図である。
学習キーワードデータファイル60は、ユーザが検索語入力画面100で新たな検索語を入力した場合に、ナビゲーション装置1がこれを学習キーワードとして格納したものである。
学習キーワードデータファイル60には、例えば、300件の学習キーワードを格納することができ、入力数が300件を越えた場合、ナビゲーション装置1は、最も古い学習キーワードを上書きすることにより新たな学習キーワードを格納する。又は、最も使用頻度が低いものを上書きしてもよい。
ナビゲーション装置1は、学習キーワードを学習キーワードデータファイル60に格納する際に、キーワードボタンの最大文字数に合わせて、これを前方から7文字単位に区分する。
例えば、学習キーワードが「すきやばしこうさてんしょうてんかい」の場合、ナビゲーション装置1は、これを「すきやばしこう/さてんしょう/てんかい」に区分する。
このようにして、ナビゲーション装置1は、キーワードボタンに「すきやばしこう」を表示し、ユーザがこれを選択した場合に、引き続きキーワードボタンに「さてんしょう」を表示することができる。
なお、単純に7文字単位で区分すると分かりにくくなる場合があるため、例えば、区分後の文字列の先頭文字が「ん」である場合、「っ」といった小文字である場合、「ー」といった長音記号である場合には、6文字で区分して、これらの文字が先頭に位置しないようにする。
この場合、「あさくさにしに/っぽり」の場合には、2番目の区分の先頭の文字が「っ」と小文字になるため、「あさくさにし/にっぽり」と前方の文字列を6文字で区分する。
次に、検索語入力画面100について説明する。
図6(a)は、ディスプレイ42に表示された検索語入力画面100の態様の一例を示した図である。
ディスプレイ42の表面には、入力装置41(図2)を構成するタッチパネルが形成されており、ユーザがディスプレイ42に表示されたボタンなどをタッチして選択すると、当該ボタンに対応する情報をナビゲーション装置1に入力することができるようになっている。
検索語入力画面100は、検索語設定欄101、修正ボタン102、戻るボタン103、文字ボタン108、キーワードボタン104〜106、及び完了ボタン107などから構成されている。
検索語設定欄101は、ユーザが入力した検索語を表示する欄であり、入力済みの文字(仮名)の後に入力を催促するアンダースコアが表示される。
修正ボタン102は、検索語設定欄101の入力を修正するボタンであり、例えば、検索語設定欄101が選択されると、ナビゲーション装置1は、検索語設定欄101に表示されている検索語を消去する。
戻るボタン103は、検索語入力画面100に遷移する前の画面に戻るボタンである。
文字ボタン108は、50音文字や記号、濁音文字を入力するためのボタンであり、ナビゲーション装置1は、ユーザが選択した文字を検索語設定欄101に表示する。
キーワードボタン104〜106は、通常キーワードや学習キーワードを検索語設定欄101に入力するためのボタンである。
キーワードボタン104〜106は、最大7文字表示することができる。
ナビゲーション装置1は、検索語設定欄101に文字が入力されると、これに対応するキーワードを表示する。
例えば、ユーザが検索語設定欄101に「せ」と入力すると、ナビゲーション装置1は、先頭の文字が「せ」であるキーワードを学習キーワードデータファイル60と通常キーワードデータファイル58から検索し、キーワードボタン104〜106に表示する。
この際、ナビゲーション装置1は、学習キーワードデータファイル60を通常キーワードデータファイル58に優先して検索し、優先して検索された順にキーワードボタン104〜106に表示する。
図6(a)の例では、ユーザが検索語設定欄101に入力した文字「せ」に対して、ナビゲーション装置1は、まず、学習キーワードデータファイル60で学習キーワード「せそみすとりー」を検索し、次いで、通常キーワードデータファイル58で通常キーワード「せぎわーるど」、「せちがらいよ」を検索し、これらをキーワードボタン104〜106に表示している。
完了ボタン107は、検索語設定欄101に入力した検索語を確定するためのボタンである。
ナビゲーション装置1は、完了ボタン107が選択されると、検索語設定欄101に入力された検索語を目的地データファイル56で検索すると共に、当該検索語を7文字単位に区分して学習キーワードデータファイル60に格納する。
なお、目的地データファイル56の検索は、完了ボタン107が選択される前であっても、検索語設定欄101で検索語の文字が入力されるたびに、これと並行して目的地データファイル56の地点情報を絞り込むように構成してもよい。
図6(b)は、図6(a)の検索語入力画面100でユーザがキーワードボタン105の「せぎわーるど」を選択した場合に表示される検索語入力画面100である。
検索語設定欄101に入力された文字「せ」に対して、ユーザがキーワードボタン105の「せぎわーるど」を選択すると、ナビゲーション装置1は、文字「せ」をキーワードの「せぎわーるど」に置換する。
このため、ユーザは、1回の選択操作で「せぎわーるど」なる文字列を入力することができる。
また、ナビゲーション装置1は、ユーザがキーワードボタン105を選択すると、「せぎわーるど」に続くオフセットキーワード「ほんてん」、「おかざきてん」、「ききんぞく」をキーワードボタン104〜106に表示する。
なお、例えば、学習キーワード「せそみすとりー」が選択されると、ナビゲーション装置1は、これに続く「と」をキーワードボタンに表示する。
このように、ナビゲーション装置1は、キーワードボタンで通常キーワードが選択された場合には、これに続くオフセットキーワードを引き続いてキーワードボタンに表示し、学習キーワードが選択された場合には、これに続く次の区分の文字列を引き続いてキーワードボタンに表示する。
図7は、図6(b)の検索語入力画面100でユーザがキーワードボタン104の「ほんてん」を選択した場合に表示される検索語入力画面100である。
検索語設定欄101には、先に入力されていた「せぎわーるど」に続いて「ほんてん」がキーワード入力され、「せぎわーるどほんてん」が入力される。
キーワードボタン104〜106には、「ほんてん」に続くオフセットキーワード「えき」、「まえ」、「みなみ」が表示される。
この状態で、ユーザが完了ボタン107を選択すると、ナビゲーション装置1は、「せぎわーるどほんてん」を検索語として確定し、これを地点情報の検索を行うと共に、「せぎわーるどほんてん」なる文字列を7文字単位で区分して「せぎわーるどほ/んてん」とするが、第2区分が「ん」で始まるため、「せぎわーるど/ほんてん」とし、これを学習キーワードデータファイル60に格納する。
このようにして、ナビゲーション装置1は、ユーザが入力した検索語を学習することができる。
図8は、検索結果画面200の一例を示した図であり、検索語入力画面100で入力された「せぎわーるど」を検索した結果を示している。
検索結果表示欄201は、検索された地点名称を地点名称ボタンで一覧表示するための欄である。
図の例では、一度に5件まで表示することができ、「瀬木ワールド岡崎店」、「瀬木ワールド新宿店」など、検索上位5件の地点名称ボタンが検索順位順に表示される。各地点名称ボタンには、施設の内容が直感的に分かるようにアイコンが設定されている。
ここで、ユーザが「瀬木ワールド岡崎店」を選択すると、ナビゲーション装置1は、「瀬木ワールド岡崎店」に関する座標値などの情報を情報記憶装置50で検索して目的地に設定し、現在位置検出装置10などを用いて車両を目的地「瀬木ワールド岡崎店」に案内する。
エリアボタン204は、検索結果表示欄201に表示される地点名称ボタンをエリアで絞り込むためのボタンである。この図では、全エリアに設定されている。
ジャンルボタン203は、検索結果表示欄201に表示される地点名称ボタンをジャンルで絞り込むためのボタンである。この図では、全ジャンルに設定されている。
詳細ボタン202は、地点名称ごとに表示され、ユーザが所望の地点名称の詳細ボタン202をタッチすると、ナビゲーション装置1は、当該地点名称に対応する地点情報を検索してディスプレイ42に表示する。
前ボタン210、次ボタン214は、それぞれ、検索結果表示欄201の地点名称を1件ずつスクロールダウン、スクロールアップするためのボタンである。
前ページボタン211、次ページボタン213は、それぞれ、検索結果表示欄201の地点名称をページ単位でスクロールアップ、スクロールダウンするためのボタンである。
スクロールバー217は、全検索結果のうち、現在表示している結果の位置を表すと共に、スクロールバー217をタッチしてドラッグすることにより、スクロールアップやスクロールダウンを行うことができる。
図9は、ナビゲーション装置1が行う検索処理を説明するためのフローチャートである。
この処理、及び以下に説明する他の処理は、CPU21が所定のプログラムに従って行うものである。
CPU21は、ディスプレイ42に検索語入力画面100を表示し、文字ボタン108やキーワードボタン104〜106からの入力を受け付けて、完了ボタン107の選択により検索語の入力処理を行い、検索語をRAM24(他の記憶媒体でもよい、以下同様)に記憶する(ステップ5)。
次に、CPU21は、RAM24に記憶した検索語を目的地データファイル56に記憶した地点情報の検索キーとマッチングし、当該検索語に対応する地点情報を検索し(ステップ10)、検索結果をRAM24に記憶する。
次に、CPU21は、RAM24に記憶した地点情報を所定のアルゴリズムに従って順位づけし、当該順位をRAM24に記憶する。
次いで、CPU21は、RAM24に記憶した順位を用いて、検索結果画面200の画面データを生成し、これをディスプレイ42に表示する。これにより、CPU21は、上位5番目までの地点情報を検索結果画面200の検索結果表示欄201にリスト表示する(ステップ15)。
次に、CPU21は、ユーザが検索結果表示欄201の何れかを選択すると、これを入力装置41のタッチパネルにより検知し、ユーザが選択した地点情報を特定することにより、ユーザから地点情報の選択を受け付ける(ステップ20)。
すると、CPU21は、ユーザが選択した地点情報の施設を目的地に設定すると共に現在位置検出装置10を用いて自車両の現在位置を検出する。
そして、CPU21は、現在位置から目的地に至る経路を複数探索し、探索した経路をユーザに提示する。
ユーザが経路を選択すると、CPU21は、当該経路を案内経路として確定し、現在位置検出装置10で車両の現在位置を検知しながら、車両を目的地まで誘導する案内処理を行う(ステップ25)。
このように、ナビゲーション装置1は、検索した地点に車両(移動体)を案内する案内手段を備えている。
CPU21は、現在位置検出装置10で検知される現在位置が目的地から所定距離以内となると「目的地付近です。案内を終了します」と音声案内するなどして、案内の終了を通知し、案内処理を終了する(ステップ30)。
そして、CPU21は、案内履歴を案内履歴データファイル61に記憶する(ステップ35)。
図10は、図9のステップ5の検索語入力処理を説明するためのフローチャートである。
CPU21は、画面データを作成して検索語入力画面100をディスプレイ42に表示した後、入力装置41のタッチパネルを用いてユーザが文字ボタン108にタッチしたことを検知し、これによって検索語設定欄101への入力文字を受け付ける(ステップ50)。
このように、ナビゲーション装置1は、文字の入力を受け付ける文字入力手段を備えている。
CPU21は、文字の入力を受け付けるとこれをRAM24に記憶し、当該記憶した文字を検索語設定欄101に表示する(ステップ55)。
次に、CPU21は、RAM24に記憶した文字に対応する学習キーワードを学習キーワードデータファイル60で検索し、ヒットしたものをRAM24に記憶する(ステップ60)。
CPU21は、通常キーワードに関しても同様に目的地データファイル56を検索し、ヒットしたものをRAM24に記憶する。
次に、CPU21は、前回の案内履歴を案内履歴データファイル61から読み出してRAM24に記憶し(ステップ65)、前回設定した目的地から車両が移動したか否かを判断する(ステップ70)。
このように、ナビゲーション装置1は、前回案内した地点から車両が移動したか否かを判断する判断手段を備えている。
CPU21は、この判断のために、現在位置検出装置10で現在位置を検出し、これを前回目的地(RAM24に記憶した案内履歴に記録されている)の地点から所定距離以内であるか否かにより判断する。
なお、この判断方法は一例であり、各種の方法が可能である。例えば、前回案内の終了を通知してから車両が停車(即ち、停止)し、それ以来、当該停車した地点を動いていない場合に移動していないと判断することができる。
この場合、案内履歴を用いなくても、車両が案内終了後に目的地から移動したか否かを判断することができる。
前回設定した目的地から車両が移動したと判断した場合(ステップ70;Y)、CPU21は、ステップ85に移動し、RAM24に記憶した学習キーワードと通常キーワードを通常通りにキーワードボタン104〜106に表示する(ステップ85)。
このように、ナビゲーション装置1は、入力した文字に対応するキーワードを学習キーワードデータファイル60に記憶したキーワードから取得して表示するキーワード表示手段を備えている。
一方、前回設定した目的地から車両が移動していないと判断した場合(ステップ70;N)、CPU21は、ステップ60でRAM24に記憶した学習キーワードにて、前回目的地(移動していないので現在位置)の地点情報以外の地点情報が目的地データファイル56で検索されるか目的地データファイル56を検索して確認する(ステップ75)。
前回目的地以外の地点情報が検索される場合(ステップ75;Y)、ユーザが当該地点情報を検索する可能性があるため、CPU21は、ステップ85に移行し、当該学習キーワードも含めて通常通りにキーワードボタン104〜106を表示する(ステップ85)。
一方、前回目的地以外の地点情報が検索されない場合(ステップ75;N)、当該学習キーワードを用いて検索されるのは、現在車両が位置する施設の地点情報であるため、CPU21は、当該学習キーワードを非表示に設定してキーワードボタンの表示対象から除外し(ステップ80)、RAM24に記憶したこれ以外の学習キーワードと通常キーワードをキーワードボタン104〜106に表示する。
ステップ75の処理の目的は、案内によって到着した施設に車両が停車している場合に、当該施設を検索し、他の施設を検索しないキーワードの表示を規制するものであるため、この目的に適合するものであれば、他の形態の処理を採用することができる。
例えば、前回目的地に設定した地点情報をヒットさせる学習キーワードを特定し、当該キーワードが当該地点情報以外の地点情報を目的地データファイル56で検索するか否かを確認する。
そして、当該地点情報以外の地点情報を検索しない場合には、当該学習キーワードを非表示に設定し、当該地点情報以外の地点情報を検索する場合には、当該学習キーワードを非表示に設定しないように処理することもできる。
以上のようにしてCPU21は、キーワードボタン104〜106を表示した後(ステップ85)、ユーザから文字ボタン108やキーワードボタン104〜106、完了ボタン107などから入力されるのを監視する。
そして、ユーザから入力されると(ステップ90)、CPU21は、当該入力内容を判断する(ステップ95)。
入力内容が文字ボタン108で入力された文字や、キーワードボタン104〜106で入力されたキーワードである場合(ステップ95;文字、キーワード)、CPU21は、ステップ55に戻り、検索語の入力処理を続行する。
このように、ナビゲーション装置1は、表示したキーワードの選択を受け付けるキーワード選択手段を備えている。
この場合、CPU21は、RAM24に既に記憶している文字・文字列に新たに入力された文字・文字列を追加して検索語を更新する。
例えば、先にRAM24に「せぎわーるど」が記憶されており、次に「おかざき」がキーワード入力された場合、CPU21は、RAM24に記憶した「せぎわーるど」を「せぎわーるどおかざき」に更新する。
そして、ステップ75の判断は、当該連結した文字列で前回目的地以外の地点情報が検索されるか否かを判断する。
例えば、先に「せぎわーるど」とキーワード入力し、次に、「おかざき」とキーワード入力した場合、CPU21は、これらを連結した「せぎわーるどおかざき」なるキーワードで前回目的地以外の地点情報が検索されるか否かを確認する。
一方、ユーザが完了ボタン107を選択し、入力内容が完了であった場合(ステップ95;完了)、CPU21は、RAM24に記憶している文字列を地点情報検索用の検索語として確定すると共に、これを学習キーワードデータファイル60に記憶して当該検索語を学習キーワードとして記憶することによりこれを学習する(ステップ100)。
このように、ナビゲーション装置1は、入力を受け付けた文字又は選択を受け付けたキーワードを用いて目的地データファイル56に記憶した地点情報を検索する地点情報検索手段を備えている。
このように、ナビゲーション装置1は、判断手段の判断結果に応じてキーワードを表示し、より具体的には、車両が移動していないと判断手段が判断し、かつ、当該案内した地点の地点情報を検索するキーワードが単数の地点情報を検索する場合には、当該キーワードを表示しない。
ここで、当該案内した地点の地点情報を検索するキーワードが単数の地点情報を検索する場合とは、当該キーワードが当該地点情報のみにヒットする場合ということである。
以上のように、ナビゲーション装置1は、学習キーワードを表示する際に車両が前回目的地として設定した施設から移動していない場合には、当該学習キーワードを表示対象から除外する。
そのため、ユーザが目的地に到達し、そこに入るにもかかわらず、当該目的地を設定するためのキーワードが表示されるのを防止することができ、ユーザの利便性を高めることができる。
図11は、他の検索語入力処理を説明するためのフローチャートである。
この処理は、図10のフローチャートにステップ110を追加したものである。
即ち、ステップ75において、ステップ60でRAM24に記憶した学習キーワードで前回目的地以外の地点情報が検索されない場合(ステップ75;N)、図10の処理では、当該学習キーワードを表示対象から除外したが、この例では、更に、車両が目的地に到達して当該目的地に留まっている時間を考慮する。
そして、CPU21は、車両が当該目的地に所定時間以上滞在している場合には(ステップ110;Y)、当該学習キーワードを表示対象から除外し(ステップ80)、所定時間未満の場合には(ステップ110;N)、ステップ85に移行し、当該学習キーワードを表示する。
なお、CPU21は、車両が目的地に到着したと判断すると、時計28(図2)を用いて滞在時間の計測を開始する。これによってCPU21は滞在時間を得ることができる。
このように、ナビゲーション装置1は、案内した地点に車両が停車している時間を計測する時間計測手段を備えている。
ここで、目的地での滞在時間が所定時間未満の場合に、現在車両が停車している施設のみを検索するキーワードを表示するようにしたのは、次の理由による。
即ち、車両が所定時間以上案内先の地点に停車している場合、ユーザは当該地点で、例えば、食事をするなど、用事を済ませたと考えられ、当該地点を検索する必要はないが、停車時間が所定時間未満の場合には、目的地の施設が認識できずに再度入力する場合などがあるためである。
このように、ナビゲーション装置1は、車両が移動していないと判断手段が判断し、かつ、計測した時間が所定時間以上であり、かつ、案内した地点の地点情報を検索するキーワードが単数の地点情報を検索する場合には、当該キーワードを表示しない。
図12は、更に他の検索語入力処理を説明するためのフローチャートである。
この処理は、図11のフローチャートからステップ75を除いたものである。
この例は、ステップ60でRAM24に記憶した学習キーワードで前回目的地以外の地点の地点情報が検索されるか否かにかかわらず、車両が目的地に到達して当該目的地に留まっている時間によって学習キーワードを表示するか否かを判断する。
このように、この例では、前回目的地として設定した施設において所定の時間以下しか滞在していない場合には、学習キーワードの非表示設定を行わない。
車両が所定時間以上、当該目的地に滞在している場合(ステップ110;Y)、CPU21は、当該学習キーワードを表示対象から除外し、車両の滞在時間が所定時間未満である場合(ステップ110;N)、CPU21は、当該学習キーワードを表示対象とする。
このように、ナビゲーション装置1は、計測した時間が所定時間以上であり、かつ、案内した地点の地点情報を検索するキーワードが単数の地点情報を検索する場合には、当該キーワードを表示しない。
次に、地点情報のリスト表示処理について図13のフローチャートを用いて説明する。
この処理は、車両が前回目的地に停車している場合に、前回目的地の地点情報を検索結果表示欄201で非表示にするものである。
例えば、車両を「瀬木ワールド岡崎店」に案内した後、ユーザが瀬木ワールド岡崎店にて学習キーワード「せぎわーるど」で地点情報の検索を行った場合、「瀬木ワールド岡崎店」、「瀬木ワールド新宿店」、・・・などが検索されるが、前回目的地である「瀬木ワールド岡崎店」(現在車両は瀬木ワールド岡崎店に停車している)は、検索結果表示欄201に表示しないようにする。
まず、CPU21は、ユーザが検索語入力画面100で完了ボタン107を選択すると、これによって検索語を確定する。そして、当該確定した検索語を用いて目的地データファイル56で地点情報を検索し、検索結果をRAM24に記憶する(ステップ150)。通常、地点情報は複数検索される。
次に、CPU21は、車両が前回目的地から移動したか否かを判断する(ステップ155)。
車両が前回目的地から移動した場合(ステップ155;Y)、CPU21は、RAM24に記憶した地点情報を用いてリストを作成し(ステップ170)、検索結果画面200にてこれをリスト表示する(ステップ175)。
このように、ナビゲーション装置1は、検索した複数の地点情報をリスト表示するリスト表示手段を備えている。
一方、車両が前回目的地から移動していない場合(ステップ155;N)、CPU21は、RAM24に記憶した地点情報を確認することにより、前回目的地の地点情報が検索されたか否かを判断する(ステップ160)。
そして、前回目的地の地点情報が検索されていない場合(ステップ160;N)、CPU21はステップ170に移行する。
前回目的地の地点情報が検索された場合(ステップ160;Y)、CPU21は、当該地点情報を非表示に設定する(ステップ165)。
そして、CPU21は、RAM24に記憶した地点情報のうち、非表示に設定したものを除いてリストを作成し(ステップ170)、リスト表示する(ステップ175)。
この後、ユーザがリスト表示した地点情報を選択すると、ナビゲーション装置1は、地点情報を目的地に設定し、車両を案内する。
このように、ナビゲーション装置1は、リスト表示した地点情報の選択を受け付ける地点情報受付手段と、選択を受け付けた地点情報を案内対象に設定する案内対象設定手段を備えている。
以上のようにして、ナビゲーション装置1は、ユーザが案内地点にいるにもかかわらず、当該案内地点を案内対象として検索結果表示欄201にリスト表示するのを防ぐことができる。
なお、以上の例では、前回目的地の地点情報を非表示としたが、非表示とせず、当該地点情報をリスト表示する優先度を下位に設定して(下げて)表示するように構成することもできる。
このように、ナビゲーション装置1は、車両が移動していないと判断手段が判断した場合、案内した地点の地点情報の表示を非表示にしたり、優先度を下げたりして規制することができる。
更に、ナビゲーション装置1は、車両用として説明したが、例えば、歩行者用のナビゲーション装置に適用することも可能である。
また、説明した実施形態では、日本国内で使用されることを想定したナビゲーション装置1(検索装置)について説明した。即ち、文字を入力する入力装置41を日本語の入力単位である50音キーで構成し、目的地データファイル56、案内地点データファイル57、などに、日本国内の目的地検索に関するデータを記憶した日本仕様のナビゲーション装置1について説明した。
しかしながら、ナビゲーション装置1が用いられる環境は、日本国内に限定されるものではない。入力装置41や各データの仕様を地域に対応させることにより、上述した画面表示を諸外国において使用することができる。
例えば、日本国外向けのナビゲーション装置1(目的地入力装置)の一例として、英語(英字)入力に対応したアルファベットキーを備えた装置としてもよい。
更に、ドイツ語、スペイン語、フランス語、アラビア語、中国語、韓国語、ロシア語など任意の言語入力に対応した装置とするようにしてもよい。例えば、中国語入力に対応したナビゲーション装置1の場合、入力装置41は、中国語のピンイン入力に対応した入力キーボードを備える。
入力対象となる言語は、必ずしもナビゲーション装置1の使用対象となる国(地域)に対応させる必要はない。例えば、ドイツ語入力対応のナビゲーション装置1をフランス国内で使用できるようにしてもよい。この場合、目的地データファイル56などにおける、目的地検索を行う際に検索対象となるデータ、即ち、入力文字と比較されるデータ(例えば、目的地の名称、キーワード、住所など)には、入力言語に対応したデータを記憶する。
なお、検索対象となるデータには、入力言語の他に、使用対象となる国(地域)の言語に対応したデータを記憶するようにしてもよい。
また、目的地検索を行う際に検索対象とならないデータ、例えば、付加情報のデータは、入力言語に対応したデータを記憶する必要はない。検索対象とならないデータには、例えば、入力言語に対応したデータを記憶しても、使用対象となる国(地域)の言語に対応したデータを記憶しても、また、入力言語と使用対象となる国(地域)の言語の両方の言語に対応したデータを記憶してもよい。
目的地候補の絞り込みを支援する仕組みを説明するための図である。 ナビゲーション装置のシステム構成図である。 目的地データファイルを説明するための図である。 通常キーワードデータファイルなどを説明するための図である。 学習キーワードデータファイルを説明するための図である。 検索語入力画面の一例を示した図である。 検索語入力画面の他の例を示した図である。 検索結果画面を説明するための図である。 検索処理を説明するためのフローチャートである。 検索語入力処理を説明するためのフローチャートである。 他の検索語入力処理を説明するためのフローチャートである。 更に他の検索語入力処理を説明するためのフローチャートである。 地点情報のリスト表示処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
10 現在位置検出装置
20 情報処理制御装置
40 入出力装置
41 入力装置
42 ディスプレイ
50 情報記憶装置
56 目的地データファイル
58 通常キーワードデータファイル
59 オフセットデータファイル
60 学習キーワードデータファイル
61 案内履歴データファイル

Claims (7)

  1. 案内対象の地点情報を記憶する地点情報記憶手段と、
    キーワードを記憶するキーワード記憶手段と、
    文字の入力を受け付ける文字入力手段と、
    前記入力した文字に対応するキーワードを前記記憶したキーワードから取得して表示するキーワード表示手段と、
    前記表示したキーワードの選択を受け付けるキーワード選択手段と、
    前記入力を受け付けた文字又は前記選択を受け付けたキーワードを用いて前記記憶した地点情報を検索する地点情報検索手段と、
    前記検索した地点まで移動体を案内する案内手段と、
    前記案内した地点から前記移動体が移動したか否かを判断する判断手段と、
    を具備し、
    前記キーワード表示手段は、前記移動体が移動していないと前記判断手段が判断し、かつ、前記案内した地点の地点情報を検索するキーワードが単数の地点情報を検索する場合には、当該キーワードを表示しないことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 案内対象の地点情報を記憶する地点情報記憶手段と、
    キーワードを記憶するキーワード記憶手段と、
    文字の入力を受け付ける文字入力手段と、
    前記入力した文字に対応するキーワードを前記記憶したキーワードから取得して表示するキーワード表示手段と、
    前記表示したキーワードの選択を受け付けるキーワード選択手段と、
    前記入力を受け付けた文字又は前記選択を受け付けたキーワードを用いて前記記憶した地点情報を検索する地点情報検索手段と、
    前記検索した地点まで移動体を案内する案内手段と、
    前記案内した地点から前記移動体が移動したか否かを判断する判断手段と、
    前記案内した地点に前記移動体が停止している時間を計測する時間計測手段と、
    を具備し、
    前記キーワード表示手段は、前記移動体が移動していないと前記判断手段が判断し、かつ、前記計測した時間が所定時間以上であり、かつ、前記案内した地点の地点情報を検索するキーワードが単数の地点情報を検索する場合には、当該キーワードを表示しないことを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 前記検索した複数の地点情報をリスト表示するリスト表示手段と、
    前記表示した地点情報の選択を受け付ける地点情報受付手段と、
    前記選択を受け付けた地点情報を案内対象に設定する案内対象設定手段と、
    を具備し、
    前記リスト表示手段は、前記移動体が移動していないと前記判断手段が判断した場合、前記案内した地点の地点情報の表示を規制することを特徴とする請求項1、又は請求項に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記表示の規制は、前記案内した地点の地点情報の優先度を下げて表示することにより行うことを特徴とする請求項に記載のナビゲーション装置。
  5. 請求項1から請求項までのうちの何れか1の請求項に記載のナビゲーション装置を備えた車両。
  6. 案内対象の地点情報を記憶する地点情報記憶手段と、キーワードを記憶するキーワード記憶手段と、を備えたコンピュータにおいて、
    文字の入力を受け付ける文字入力機能と、
    前記入力した文字に対応するキーワードを前記記憶したキーワードから取得して表示するキーワード表示機能と、
    前記表示したキーワードの選択を受け付けるキーワード選択機能と、
    前記入力を受け付けた文字又は前記選択を受け付けたキーワードを用いて前記記憶した地点情報を検索する地点情報検索機能と、
    前記検索した地点まで移動体を案内する案内機能と、
    前記案内した地点から前記移動体が移動したか否かを判断する判断機能と、
    を実現するナビゲーションプログラムであって、
    前記キーワード表示機能は、前記移動体が移動していないと前記判断機能が判断し、かつ、前記案内した地点の地点情報を検索するキーワードが単数の地点情報を検索する場合には、当該キーワードを表示しないことを特徴とするナビゲーションプログラム。
  7. 案内対象の地点情報を記憶する地点情報記憶手段と、キーワードを記憶するキーワード記憶手段と、を備えたコンピュータにおいて、
    文字の入力を受け付ける文字入力機能と、
    前記入力した文字に対応するキーワードを前記記憶したキーワードから取得して表示するキーワード表示機能と、
    前記表示したキーワードの選択を受け付けるキーワード選択機能と、
    前記入力を受け付けた文字又は前記選択を受け付けたキーワードを用いて前記記憶した地点情報を検索する地点情報検索機能と、
    前記検索した地点まで移動体を案内する案内機能と、
    前記案内した地点から前記移動体が移動したか否かを判断する判断機能と、
    前記案内した地点に前記移動体が停止している時間を計測する時間計測機能と、
    を実現するナビゲーションプログラムであって、
    前記キーワード表示機能は、前記移動体が移動していないと前記判断機能が判断し、かつ、前記計測した時間が所定時間以上であり、かつ、前記案内した地点の地点情報を検索するキーワードが単数の地点情報を検索する場合には、当該キーワードを表示しないことを特徴とするナビゲーションプログラム。
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