JP5234408B2 - 検索装置及び検索プログラム - Google Patents

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本発明は、検索装置及び検索プログラムに関し、例えば、入力文字に対応する施設等の地物を対象とした検索に関する。
読み等の文字列を入力することで、その入力文字列に対応した文字列を含む対象を検索する検索装置が携帯電話やナビゲーション装置などの各種分野で使用されている。
例えば、ナビゲーション装置の場合、特許文献1で提案されているように、目的地の地名・施設名などを検索する場合に、その名称の読みや、住所、電話番号等をタッチパネルから入力することで、候補地点を絞り込むようになっている。
特開平11−271084号公報
例えばナビゲーション装置で使用される検索装置では、ユーザの入力操作利便性や記憶が不正確である場合などを考慮して、濁音や半濁音等の入力の有無にかかわらず施設情報が検索され、候補としてリスト表示されるようになっている。
そのため、検索用の施設名称の読みに含まれる濁音や半濁音を清音に置き換えた検索キーを使用するようにしている。例えば、上記「ダプリン渋谷」の検索キーとして「たふりんしふや」としている。
そして、入力された文字に濁音等が含まれる場合には清音に置き換えて検索をしている。例えば、実際の入力文字「だふりんしぶや」を「たふりんしふや」に置き換えて検索をしている。
これにより施設「ダプリン渋谷」は、その読みが正確に「だぷりんしぶや」と入力された場合だけでなく、「たぷりんしぶや」や、「だふりんしふや」と入力された場合であっても検索されるようになっている。
しかし、ユーザが濁音や半濁音等の特定文字をすべて考慮せずに検索し、検索結果をリスト表示していた。
このため、ユーザが敢えて濁音等の特定文字を入力している場合、その特定文字の入力操作が無駄になったり、入力した特定文字を含む所望の施設がリストの下位に表示される場合もあった。
そこで、本発明は、入力文字に対応して絞り込まれた候補対象を、特定文字を考慮した優先順位でリスト表示を行うことを目的とする。
(1)請求項1記載の発明では、複数の施設情報を記憶する施設情報記憶手段と、文字を入力する入力手段と、前記入力された文字に基づいて、候補施設を前記施設情報記憶手段から絞り込む絞り込み手段と、前記絞り込まれた候補施設を表示する表示手段と、を備え、前記表示手段は、前記候補施設と前記入力された文字列との、少なくとも濁音、半濁音を含む特定文字の一致率が高い順に候補施設を表示することを特徴とする検索装置を提供する。
(2)請求項2に記載の発明では、前記絞り込み手段は、前記入力された文字を濁音及び半濁音を清音に置き換えた検索キーに基づいて候補施設を絞り込む、ことを特徴とする請求項1に記載の検索装置を提供する。
(3)請求項3に記載の発明では、前記絞り込み手段は、前記入力された文字が長音であるとき、長音を直前の文字の母音に置き換えた検索キーに基づいて候補施設を絞り込む、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の検索装置を提供する。
(4)請求項4に記載の発明では、前記表示手段は、更に長音、拗音、促音を含めた特定文字の一致率が高い順に候補施設を表示する、ことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の検索装置を提供する。
(5)請求項5に記載の発明では、前記表示手段は、一致率が同一である候補施設は、先頭文字から連続して一致する特定文字の数が多い順に表示する、ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1の請求項に記載の検索装置を提供する。
(6)請求項6に記載の発明では、複数の施設情報を記憶する施設情報記憶機能と、文字を入力する入力機能と、前記入力された文字に基づいて、候補施設を前記施設情報記憶機能から絞り込む絞り込み機能と、前記絞り込まれた候補施設を表示する表示機能と、をコンピュータに実現させるための検索プログラムであって、前記表示機能は、前記候補施設と前記入力された文字列との、少なくとも濁音、半濁音を含む特定文字の一致率が高い順に候補施設を表示することを特徴とする検索プログラムを提供する。
本発明によれば、候補施設と入力文字列との、濁音、半濁音を含む特定文字の一致率が高い順に候補施設を表示することで、特定文字を考慮した優先順位でリスト表示を行うことができる。
以下、本発明の検索装置及び検索プログラムにおける好適な実施の形態について、図1から図8を参照して詳細に説明する。
(1)実施形態の概要
本実施形態の検索装置及び検索プログラムでは、入力された濁音等に限定されずに広く対象を絞り込み、候補施設をリスト表示する際に、入力された特定文字を踏まえてリスト表示順を決定する。すなわち、入力された特定文字と、候補施設の特定文字の一致率を算出し、一致率が高い順にリスト表示する。
そのため、検索対象である施設情報には、施設名の読みから特定文字を清音、直音に変換した文字列を検索キーとして保存する。
また、施設の読みに対応する特定文字、通常文字(特定文字以外の文字)の配列を、検索キーの補完情報として保存する。
そして、ユーザにより検索用の文字列が入力されると、入力された濁音等の特定文字を清音や直音に変換したうえで、対象の絞り込みを行う。
候補文字をリスト表示する場合、入力文字列から特定文字、通常文字の配列を作成し、補完情報との一致率を算出し、高い順に表示する。
ここで、特定文字は、濁音符「゛」(濁点)、半濁音符「゜」(半濁点)、長音「ー」、拗音を表記する小文字「ゃ、ゅ、ょ、ゎ、ぁ、ぃ、ぅ、ぇ、ぉ」、及び促音「っ」をいう。
なお、必要な濁音、半濁音、長音が入力されている場合には優位としてより上位に表示し、不要な濁音、半濁音、長音が入力されている場合には劣位として下位に表示する。
以上により、正しく濁音、半濁音、長音を入力すれば目的とする施設が上位に表示され、不適切な施設が上位に表示されることを回避するための操作が不要になる。
(2)実施形態の詳細
図1は本実施形態が適用されるナビゲーション装置のシステム構成図である。
このナビゲーション装置は、車両に搭載され、この図1に示すように、現在位置検出装置10、情報処理制御装置20、入出力装置40及び情報記憶装置50とを備えている。
まず、現在位置検出装置10は、以下のような構成を有している。絶対方位センサ11は、例えば、磁石に基づいてN方向の検出から、車両がいずれの方向に位置するかを検出する地磁気センサであり、絶対方位を検出する手段であればよい。
相対方位センサ12は、例えば交差点を曲がったか否かを検出するものであり、ハンドルの回転部に取り付けた光学的な回転センサや回転型の抵抗ボリューム或いは車輪部に取り付ける角度センサでもよい。
また、角速度を利用して角度の変化を検出するジャイロセンサを用いてもよい。つまり、基準角度(絶対方位)に対して、相対的に変化した角度を検出することができる手段であればよい。
距離センサ13は、例えば、車輪の回転を検出して計数するものや、加速度を検出して2回積分するものでもよい。つまり、車両の移動距離を計測できる手段であればよい。
GPS(グローバル・ポジショニング・システム)受信装置14は、人工衛星からの信号を受信する装置であり、信号の発信時刻、受信装置の位置情報、受信装置の移動速度、受信装置の進行方向など様々な情報を得ることができる。
ビーコン受信装置15は、特定の地点に設置された送信装置より発信された信号を受信する装置である。特に、VICS情報を入手することができ、渋滞情報、現在位置情報、駐車場情報等車両の走行に関する情報を入手することができる。
データ送受信装置16は、電話回線や電波を利用して車両外部と通信をし、情報の交換を行うための装置である。
例えば、自動車電話、ATIS、VICS、GPS補正、車両間通信など様々な利用方法があり、走行に関する情報を入出力することが可能である。
次に、情報処理制御装置20は、現在位置検出装置10、入出力装置40から入力される情報及び情報記憶装置50に格納された情報に基づいて演算及び制御を行うとともに、演算結果をディスプレイ42、プリンタ43またはスピーカ44等の出力手段に出力するように制御する手段である。
この情報処理制御装置20は、以下のような構成を有している。
中央処理装置(CPU)21は、ナビゲーション装置全体の総括的な演算及び制御を行う。
第1ROM22はナビゲーションに関するプログラム、特に、現在位置の検出、経路の探索、表示案内などに関するナビゲーションプログラムを格納している。
入力インターフェイス23は、現在位置検出装置10からの情報を受け取る手段である。
RAM24は、後述する入力装置41により入力された目的地の情報、通過地点の情報等の利用者が入力した情報を記憶すると共に、利用者の入力情報に基づいてCPU21により演算された結果や、経路探索された結果、または情報記憶装置50から読み込まれた地図情報を格納するための記憶手段である。
通信インタフェース25は、現在位置検出装置10からの情報、特に外部から得られる情報を入出力するための手段である。
第2ROM26は、ナビゲーションに関するプログラム、特に、音声案内に関するナビゲーションプログラムを格納している。なお、第1ROM22と第2ROM26を共通する1のROMで構成するようにしてもよい。
画像プロセッサ27は、CPU21で処理されたベクトル情報を画像情報に処理するための処理手段である。
時計28は、時刻を刻む。
画像メモリ29は、画像プロセッサにより処理された画像情報を格納する手段である。
音声プロセッサ30は、情報記憶装置50から読み込まれた音声情報を処理し、スピーカ44に出力する。
入出力装置40は、利用者により目的地、通過地点、探索条件等のデータを入力する入力装置41、画像を表示するディスプレイ42、情報を印刷するプリンタ43、音声を出力するスピーカ44より構成される。入力装置41は、例えば、タッチパネル、タッチスイッチ、ジョイスティック、キースイッチ等で構成される。
ディスプレイ42には、現在地周辺の地図や、目的地までの走行経路が表示される。
情報記憶装置50は、伝送路45を介して情報処理制御装置20に接続される。
情報記憶装置50は、地図データファイル51、交差点データファイル52、ノードデータファイル53、道路データファイル54、写真データファイル55、目的地データファイル56、案内地点データファイル57、詳細目的地データファイル58、目的地読みデータファイル59、その他のデータファイル60を格納している。
この情報記憶装置50は、一般的には、光学的記憶媒体であるDVD−ROM、CD−ROMや磁気的記憶媒体であるハードディスクなどで構成されるが、光磁気ディスク、各種半導体メモリなどの各種情報記憶媒体で構成してもよい。
なお、書き換えが必要な情報については、書き換え可能なハードディスク、フラッシュメモリなどで構成し、その他の固定的な情報についてはCD−ROM、DVD−ROMなどのROMを使用するようにしてもよい。
地図データファイル51には、全国道路地図、各地域の道路地図または住宅地図等の地図データが記憶されている。道路地図は、主要幹線道路、高速道路、細街路等の各道路と地上目標物(施設等)から構成される。住宅地図は、地上建造物等の外形を表す図形及び、道路名称等が表示される市街図である。細街路とは、例えば、国道、県道以下の道幅が所定値以下の比較的狭い道路で、「一方通行」等の交通規制情報が付加されていない道路である。
ードデータファイル53には地図上において経路探索に利用される各ノードの地理座標データ等が、道路データファイル54には道路の位置と種類及び車線数及び各道路間の接続関係等の道路に関するデータが、写真データファイル55には各種施設や観光地、または主要な交差点等の視覚的表示が要求される場所を写した写真の画像データが、それぞれ記憶されている。
目的地データファイル56には、主要観光地や建物、電話帳に記載されている企業・事業所等の目的地や表示対象として検索の対象となる可能性の高い場所や施設等の施設情報が記憶されている。
案内地点データファイル57には、道路に設置されている案内表示板の内容や分岐点の案内等、案内が必要とされる地点の案内データが記憶されている。
詳細目的地データファイル58には、上記目的地データファイル56に記憶されている目的地に関する詳細なデータが記憶されている。
図2は目的地データファイルに保存される施設情報を例示したものである。
この図2に示されるように、施設情報には、施設IDと、施設名、検索キー情報、住所が保存され、更に図示しないが、電話番号、施設座標、案内点座標等のデータが保存されている。
保存対象であるデータのうち、施設IDは各施設を区別するためのID番号である。
施設座標は、緯度、経度からなる座標値である。
案内店座標は、その施設を案内するための座標で、例えば、駐車場の入口等の座標(緯度、経度)が、施設座標と別に保存される。
検索キー情報は、図2に示されるように、上段に表示した検索キーと、下段に表示した補完情報を備えている。
なお、図2の検索キーはカタカナで表記されているが、説明の都合上の表記であり、ひらがなであってもよい。実際には、カタカナ又はひらがなに対応するコード情報が保存される。
上段に表示した検索キーは、入力41からの入力文字列に対応して、施設情報を絞り込むための文字列であり、特定文字列(濁音、半濁音、長音、拗音、促音)を含まない通常文字列から構成されている。通常文字列は、直音でかつ清音を表す文字列である。
すなわち、施設名称に含まれる濁音と半濁音は、清音に置き換えられている。例えば、濁音「が」「だ」等は「カ」「タ」に、半濁音「ぱ」「ぴ」等は「ハ」「ヒ」に置き換えられている。
また拗音と促音を表記する小文字(以下、単に小文字という)は、直音に変換する。すなわち、拗音を構成する「ゃ」「ゅ」「ょ」「ゎ」「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」、及び促音「っ」は、それぞれ直音「ヤ」「ユ」「ヨ」「ワ」「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」及び「ツ」に置き換えられている。
更に、長音については、直前の単音をのばした母音に置き換えられている。例えば、「こーるせんたー」は「コオルセンタア」となる。
一方、検索キー情報の下段に表示した補完情報は、ユーザが入力した特定文字を考慮した表示順を決定するための情報である。この補完情報は、通常文字列に置き換えられた検索キーの各文字の原型を示すもので、特定文字、通常文字の配列順序を表している。
図2では、「濁」は原型が濁音であることを、「半」は原型が半濁音であることを、「小」は原型が小文字であることを、「長」は長音であることを表している。
また「−」は置き換えられていない原型のままの文字であることをあらわしている。
例えば、施設情報「ジャズ喫茶斉藤」の検索キー「シヤスキツササイトウ」は、その原型の文字列が「濁小濁−小−−−−−」の順序で配列されていることが表されている。
なお、施設情報欄に表示されている「×」は対応する検索キーの文字が存在しないことを表している。
このように構成された検索装置による候補の検索処理について説明する。
図3は、検索処理の際に、検索キーとしての文字列を入力するディスプレイ42の文字列入力画面を表したものである。
図3に示されるように、ディスプレイ42には、目的地の設定画面や現在地周辺の地図画面など各種メニュー画面を表示すると共に、表示画面(ディスプレイ)上には、指で直接触れることでポインティングすることができるタッチパネルが設けられている。ユーザがディスプレイ42の各画面に表示されているボタン等をタッチすると、当該ボタンに対応する情報がタッチパネルで検出されてナビゲーション装置1に入力することができるようになっている。
ディスプレイ42の外周縁には、図示しない目的地設定キーが配置され、この目的地設定キーの押下により図3に示す文字列入力画面が表示され、本実施形態における目的地を検索対象とした検索処理が実行される。
図3のディスプレイ42は、文字列入力画面が表示された状態の画面について表示されている。
この文字列入力画面では、入力キーボード84、入力文字欄81、修正キー82、戻るキー83、完了キー85が表示される。
入力キーボード84は、50音を入力するための各キーから構成されている。なお、テンキーや機能キーを表示するようにしてもよい。
入力キーボード84には、特殊文字を入力するためにの、濁音符84a、半濁音符84b、小文字84c、長音符84dが表示されている。
濁音、半濁音は1文字であるが、文字列入力画面からの入力では清音+濁音符/半濁音符の2入力による。
入力文字欄81は、入力キーボード84による入力文字が表示される。
修正キー82は入力文字を修正する場合のキー、戻るキー83は最後の操作の前の状態に戻すためのキーである。
完了キー85は、入力文字を検索キーとしてを確定させるためのキーである。
次に、図3の文字列入力画面で文字列が入力されることによる候補施設の絞り込み処理について説明する。
図4は絞り込み処理の内容を表したフローチャートである。
情報処理制御装置20は、文字入力画面から入力された文字を取得し(ステップ10)、取得した文字による検索キーと補完情報を作成する(ステップ11)。入力文字に対応した検索キーと補完情報の作成については後述する。
情報処理制御装置20は、次の入力として完了キー85が選択されたか否かを判断し、完了キーでなければ(ステップ12;N)、ステップ10に戻り、引き続き入力文字の取得(ステップ10)と、入力文字に対応する検索キー、補完情報を作成(ステップ11)を継続する。
一方、完了キー85が選択された場合(ステップ12;Y)、情報処理制御装置20は、ステップ11で作成済みの検索キーと、施設情報の検索キーとから候補施設を絞り込み、絞り込んだ候補施設をRAM24に保存して(ステップ13)、処理を終了する。
なお、本実施形態では、完了キー85が選択された時点で、作成済みの検索キーによる候補施設の絞り込みを行うが、候補施設の絞りは、1文字入力される毎に検索キーによる絞り込みを行うようにしてもよい。この場合の絞り込み対象となるファイルは、1文字目は目的地データファイル56の施設情報を対象として絞り込んでRAM24に保存し、2文字目からはRAM24に保存した絞り込み済みの候補施設を絞り込み対象とする。
ここでステップ11における、検索キーと補完情報の作成について説明する。
基本的に検索キーも補完情報も、目的地データファイル56に保存されている施設情報の検索キー、補完情報(図2参照)と同様に作成される。
ただし、濁音、半濁音を清音に置き換えるが、文字入力画面からの濁音「だ」の入力は、は「た」と「゛」の2入力となる。このため、最初の文字「た」が入力された段階では、通常文字の入力か濁音、半濁音かの区別がつかない。
そこで、通常文字が入力された時点では、検索キーにその通常文字を保存し、補完情報も通常文字を表す「−」を保存する。例えば、「た」が入力された場合には検索キー「タ」を保存する。
そして、次の入力が濁音符84a又は半濁音符84bであれば、直前の入力文字に対して保存した、補完情報「−」を「濁」又は「半」に変更する。なお、直前の入力文字に対応して保存した検索キーは変更しない。
次の入力が通常文字であれば、直前の入力文字に対して保存した補完情報と検索キーは確定する。
一方、入力文字が小文字84cの場合には、検索キーとして入力文字に対応する通常文字を保存し、補完情報として「小」を保存する。例えば、小文字「ゃ」が入力された場合には、検索キーとして通常文字「ヤ」を保存する。
また、入力文字が、長音符84d「ー」である場合には、検索キーとして直前の入力文字に対応する母音を保存し、補完情報として「長」を保存する。
図5は、入力文字「じゃずゆ」(「し」「゛」「ゃ」「す」「゛」「ゆ」)と入力された場合にステップ11で作成される検索キーと補完情報を表したものである。
検索キーは全て通常文字に置き換えられて「シヤスユ」となり、各検索キーに対応する補完情報としては「濁小濁−」となる。
なお、入力文字画面からの入力操作では、「し」「゛」「ゃ」「す」「゛」「ゆ」の順に入力され、図5に示した検索キーと補完情報が作成されるが、入力文字画面の入力文字欄81には、図3に例示されるように「じゃずゆ」と表示される。
次に、入力文字に対応して絞り込まれた候補施設の表示処理について説明する。
図6は、候補施設の表示処理の内容を表したフローチャートである。
情報処理制御装置20は、絞り込まれた候補施設から1の候補施設を表示対象とし、その補完情報を取得する(ステップ21)。
次に情報処理制御装置20は、取得した表示対象の補完情報と、入力文字列に対応してステップ11(図4参照)で作成した補完情報との一致率算出する(ステップ2)。
いま、入力文字列の補完情報と表示対象の補完情報とを先頭から順番に比較し、一致している数がm個で、入力文字列に対応して作成した補完情報の数(比較した個数)がn個である場合、一致率はm/nである。
情報処理制御装置20は、全表示対象についての一致率の算出が終了したか判断し(ステップ23)、終了していなければステップ21に戻って次の表示対象についての一致率を算出する。
全部終了していれば(ステップ23;Y)、情報処理制御装置20は、一致率が高い順に表示候補を並び替え(ステップ24)、各候補をディスプレイ42にリスト表示し(ステップ25)、処理を終了する。
図7は、表示処理において算出した一致率を例示したものである。
図7では、入力文字として「じゃずゆ」が入力され、その補完情報「濁小濁−」(補完情報数n=4)の場合について例示している。
この例では、入力文字に対応する検索キー「シヤスユ」から候補施設(表示対象)「しゃす湯本」「ジャ湯リラックス」「ジャズ夢中島」…が絞り込まれ、各候補施設の施設情報から読み込まれた補完情報と比較して算出した一致率が表示されている。
図7の表示候補は、図2の施設情報に示した50音順に表示しているが、算出した一致率は、「ジャズ夢中島」4/4、「ジャ湯リラックス」3/4、「しゃす湯本」2/4…の順となる。
図8は、入力文字列「じゃずゆ」に対応する候補施設のリスト表示画面を表したものである。
入力文字列「じゃずゆ」に対して、上述したように、絞り込まれた各候補施設に対する補完情報の一致率が高い順に、「ジャズ夢中島」、「ジャ湯リラックス」、「しゃす湯本」、「四安夢心地」…が検索結果表示欄66にリスト表示される。検索結果表示欄66には、各施設情報の施設名が表示される。
なお、補完情報の一致率が同じ検索候補は、50音順に表示される。
ただし、補完情報の一致率が同じ検索候補は、補完情報の先頭から連続して一致している数が多い順とし、連続一致している数も同一である場合に50音順とするようにしてもよい。
図8に示した候補施設のリスト表示画面において、詳細ボタン67は、各検索候補毎に表示され、ユーザが所望の検索候補の詳細ボタン67をタッチすると、ナビゲーション装置1は、当該地点名称に対応する地点情報を検索してディスプレイ42に表示する。
前ボタン74、次ボタン77は、それぞれ、検索結果表示欄66の候補施設を1件ずつスクロールダウン、スクロールアップするためのボタンである。
ページボタン75、76は、それぞれ、検索結果表示欄66の候補施設をページ単位でスクロールダウン、スクロールアップするためのボタンである。
スクロールバー71は、全検索結果のうち、現在表示している候補施設の位置を表すと共に、スクロールバー71をタッチしてドラッグすることにより、スクロールアップやスクロールダウンを行うことができる。
検索結果表示欄66は、タッチパネルの候補選択ボタンとして機能しており、ユーザは、表示されているいずれかの候補施設を押下することで選択することができるようになっている。
いずれかの候補施設が選択されると、ナビゲーション装置に適用されている本実施形態の情報処理制御装置20は、選択された候補施設を目的地として設定する。
このように構成されたナビゲーション装置では、次のようにして経路案内が行われる。
上述した絞り込み処理と表示処理により目的地が設定されると、情報処理制御装置20は、現在位置から目的地に至る走行経路の候補を複数探索(演算)し、ディスプレイ42に表示した地図上に表示し、運転者がいずれかの走行経路を選択すると、選択した走行経路をRAM24に格納することで、走行経路を取得する(走行経路取得手段)。
なお、情報処理制御装置20は、情報処理センタに車両現在位置(又は入力された出発地)と目的地を送信し、情報処理センタで探索された目的地までの走行経路を受信することにより走行経路を取得するようにしてもよい。この場合、目的地や走行経路の通信は通信インターフェイス25を介して、無線通信により行う。
また、自宅等のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を使用して、出発地から目的地までの走行経路を探索し、USBメモリ等の記憶媒体に格納し、該記憶媒体読取り装置を介して取得するようにしてもよい。この場合の記憶媒体読み取り装置は伝送路45を介して情報処理制御装置20に接続される。
車両が走行すると、現在位置検出装置10によって検出された現在位置を追跡することにより、経路案内を行う。
経路案内は、探索した走行経路に対応する道路データと現在位置検出装置10で検出される現在位置とのマップマッチングにより、地図上の車両位置を特定し、車両現在位置周辺の地図をディスプレイ42に表示すると共に、探索した走行経路と現在位置とを地図上に表示する。
また、探索した走行経路と現在位置との関係から、案内の必要性、すなわち直進が所定距離以上続く場合、所定の進路変更地点等の走行経路の案内、及び方面案内が必要か否か等について判断し、必要である場合にはディスプレイ42の表示及び音声による案内を実行する。
以上説明したように本実施形態の検索装置及び検索プログラムによれば、特定文字を清音文字等の通常文字に置き換えて絞り込み(検索)を行うので、従来と同様、特定文字の誤入力の場合であっても広く候補を検索することが可能である。
一方、特定文字や通常文字の配置順による、入力文字と施設情報との一致率から表示の優先順位を決定することで、ユーザが入力した特定文字の配列に近い候補を優先して表示することができる。
図1は本実施形態が適用されるナビゲーション装置のシステム構成図である。 目的地データファイルに保存される施設情報の説明図である。 文字列を入力する文字列入力画面を表した説明図である。 絞り込み処理の内容を表したフローチャートである。 入力文字と検索キーと補完情報についての説明図である。 候補施設の表示処理の内容を表したフローチャートである。 補完情報の一致率についての説明図である。 候補施設のリスト表示画面の説明図である。
符号の説明
10 現在位置検出装置
20 情報処理制御装置
40 入出力装置
41 入力装置
42 ディスプレイ
50 情報記憶装置

Claims (6)

  1. 複数の施設情報を記憶する施設情報記憶手段と、
    文字を入力する入力手段と、
    前記入力された文字に基づいて、候補施設を前記施設情報記憶手段から絞り込む絞り込み手段と、
    前記絞り込まれた候補施設を表示する表示手段と、を備え、
    前記表示手段は、前記候補施設と前記入力された文字列との、少なくとも濁音、半濁音を含む特定文字の一致率が高い順に候補施設を表示する
    ことを特徴とする検索装置。
  2. 前記絞り込み手段は、前記入力された文字を濁音及び半濁音を清音に置き換えた検索キーに基づいて候補施設を絞り込む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の検索装置。
  3. 前記絞り込み手段は、前記入力された文字が長音であるとき、長音を直前の文字の母音に置き換えた検索キーに基づいて候補施設を絞り込む、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の検索装置。
  4. 前記表示手段は、更に長音、拗音、促音を含めた特定文字の一致率が高い順に候補施設を表示する、
    ことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の検索装置。
  5. 前記表示手段は、一致率が同一である候補施設は、先頭文字から連続して一致する特定文字の数が多い順に表示する、ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1の請求項に記載の検索装置。
  6. 複数の施設情報を記憶する施設情報記憶機能と、
    文字を入力する入力機能と、
    前記入力された文字に基づいて、候補施設を前記施設情報記憶機能から絞り込む絞り込み機能と、
    前記絞り込まれた候補施設を表示する表示機能と、をコンピュータに実現させるための検索プログラムであって、
    前記表示機能は、前記候補施設と前記入力された文字列との、少なくとも濁音、半濁音を含む特定文字の一致率が高い順に候補施設を表示することを特徴とする検索プログラム。
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