JP2009289109A - 検索装置及び検索プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】絞り込んだ候補対象を、入力条件を考慮した順番でリスト表示する。
【解決手段】検索の対象である各目的情報は、検索キーとして使用される名称、住所、ジャンルが規定され、住所とジャンルについては階層化されている。例えば、住所では、都道府県(第1レベル)、市区町村(第2レベル)…に、ジャンルでは食べる・飲む(第1レベル)、ファーストフード(第2レベル)…に階層化されている。検索キーと属性、及び論理演算式が確定すると、最終的な演算式に従い候補施設を絞り込み、絞り込んだ候補施設をリスト表示する際の表示順を、各属性の階層レベルの深さに基づいて決定する。例えば、住所属性における検索キーの階層レベルよりも、ジャンル属性における検索キーの階層レベルの方が深ければジャンル毎とし、逆に浅ければ地域毎、又は、距離順とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、検索装置及び検索プログラムに関し、例えば、入力文字に対応する施設等の対象を検索する技術に関する。
読み等の文字列を入力することで、その入力文字列に対応した文字列を含む対象を検索する検索装置が携帯電話やナビゲーション装置などの各種分野で使用されている。
例えば、ナビゲーション装置の場合、特許文献1で提案されているように、目的地の地名・施設名などを検索する場合に、その名称の読みや、住所、電話番号等をタッチパネルから入力することで、候補地点を絞り込むようになっている。
そして、読みの入力やジャンルによる検索が完了すると、絞り込んだ候補地点を表示画面にリスト表示し、表示したリストの中に所望の施設が存在すればリストから選択し、存在しなければ1つ又はページ単位でスクロールさせることで所望の施設を探して選択するようになっている。
特開平11−271084号公報
従来の検索装置により検索結果のリスト表示は、50音順などの予め決められたリスト表示順に固定されており、入力した条件により変更されるものではなかった。
このため、ユーザが所望する施設をリスト表示のなかから探すのに手間がかかるという問題があった。
そこで本発明は、絞り込んだ候補対象を、入力条件を考慮した順番でリスト表示することが可能な検索装置を提供することを目的とする。
(1)前記目的を達成するために請求項1記載の発明では、階層化されている複数の検索項目が規定された施設情報を記憶する記憶手段と、文字を入力する入力手段と、前記入力された文字に対応する検索項目を取得する検索項目取得手段と、前記取得した検索項目を対象とし、前記入力された文字を検索キーとして、候補施設を前記記憶手段から絞り込む絞り込み手段と、前記取得した複数の検索項目の階層を比較する比較手段と、前記絞り込まれた候補施設を、前記比較手段の比較結果に応じて決定した順番でリスト表示する表示手段と、を具備したことを特徴とする検索装置。
(2)請求項2記載の発明では、前記記憶手段は、検索項目として住所とジャンルが階層化されている、ことを特徴とする請求項1に記載の検索装置を提供する。
(3)請求項3記載の発明では、前記表示手段は、前記取得した検索項目における前記検索キーの階層レベルが深い方の検索項目に応じて順番を決定する、ことを特徴とする請求項1に記載の検索装置を提供する。
(4)請求項4記載の発明では、前記比較手段は、前記検索項目取得手段により取得したジャンル及び住所の階層を比較し、ジャンルの階層レベルの方が深い場合にはジャンル毎に、住所の階層レベルの方が深い場合には地域毎に又は現在位置からの距離順に、順番を決定する、ことを特徴とする請求項2に記載の検索装置を提供する。
(5)請求項5記載の発明では、階層化されている複数の検索項目が規定された施設情報を記憶手段に記憶する記憶機能と、文字を入力する入力機能と、前記入力された文字に対応する検索項目を取得する検索項目取得機能と、前記取得した検索項目を対象とし、前記入力された文字を検索キーとして、候補施設を前記記憶手段から絞り込む絞り込み機能と、前記取得した複数の検索項目の階層を比較する比較機能と、前記絞り込まれた候補施設を、前記比較機能の比較結果に応じて決定した順番でリスト表示する表示機能と、をコンピュータに実現させるための検索プログラムを提供する。
本発明によれば、階層化されている複数の検索項目が規定された施設情報を記憶し、取得した検索項目を対象とし、入力された文字を検索キーとして、候補施設を前記記憶手段から絞り込み、取得した複数の検索項目の階層を比較し、絞り込まれた候補施設を、階層の比較結果に応じて決定した順番でリスト表示するので、入力条件を考慮した順番でリスト表示することが可能となり、よりユーザが所望の対象を探し易くなる。
以下、本発明の検索装置及び検索プログラムにおける好適な実施の形態について、図1から図6を参照して詳細に説明する。
(1)実施形態の概要
検索対象である各目的情報(施設情報)は、検索キーとして使用される複数の属性(検索項目)、すなわち名称、住所、ジャンルが規定される。
この属性のうち、住所とジャンルについては階層化されている。例えば、住所では、都道府県(第1レベル)、市区町村(第2レベル)…に階層化され、ジャンルでは食べる・飲む(第1レベル)、ファーストフード(第2レベル)…に階層化されている。
ユーザは、属性の指定と、文字列による検索キーの入力、及び各検索キー間の論理演算式(アンド、オア)の指定を行うことで、検索式を入力する。
ただし、論理演算式は指定された属性に応じて装置が自動的に決定するようにしてもよい。
例えば、異なる属性間の検索キーに対しては論理積(アンド)を決定する。一方、同じ属性に属する検索キーに対しては、従属関係があれば論理積、無ければ論理和(オア)を決定する。こように、属性に基づいて適切な論理演算子を決定することでユーザの操作負担を軽減することができる。
検索キーと属性、及び論理演算式が確定すると、最終的な演算式に従い候補施設を絞り込み、絞り込んだ候補施設をリスト表示する際の表示順を、各属性の階層レベルの深さに基づいて決定する。
例えば、指定された属性における検索キーの階層レベルの深さが同じであれば、名称順とする。また、住所属性における検索キーの階層レベルよりも、ジャンル属性における検索キーの階層レベルの方が深ければジャンル毎とし、逆に浅ければ地域毎、又は、距離順とする。
ジャンル毎、地域毎の場合には、その検索キーに対応する階層レベルの1つ下層レベルのジャンル毎、地域毎のリスト順とし、同一ジャンル、地域内では50音順とする。
但し、ユーザが最下層の検索キーを入力した場合には、その下層が存在しないので、多能の属性から決定する。
このように、入力条件によって、より深い階層の検索キーを入力している場合に、その検索キーの属性に従ってリスト表示の順番、単位を決定するので、ユーザがその検索キーについて詳しい情報を求めていると考えられる属性により合致した表示を行うことができる。すなわち、絞り込んだ地点候補を、ユーザの希望により合致した順番でリスト表示することができる。
(2)実施形態の詳細
図1は本実施形態が適用されるナビゲーション装置のシステム構成図である。
このナビゲーション装置は、車両に搭載され、この図1に示すように、現在位置検出装置10、情報処理制御装置20、入出力装置40及び情報記憶装置50とを具えている。
まず、現在位置検出装置10は、以下のような構成を有している。絶対方位センサ11は、例えば、磁石に基づいてN方向の検出から、車両がいずれの方向に位置するかを検出する地磁気センサであり、絶対方向を検出する手段であればよい。
相対方位センサ12は、例えば交差点を曲がったか否かを検出するものであり、ハンドルの回転部に取り付けた光学的な回転センサや回転型の抵抗ボリューム或いは車輪部に取り付ける角度センサでもよい。
また、角速度を利用して角度の変化を検出するジャイロセンサを用いてもよい。つまり、基準角度(絶対方位)に対して、相対的に変化した角度を検出することができる手段であればよい。
距離センサ13は、例えば、車輪の回転を検出して計数するものや、加速度を検出して2回積分するものでもよい。つまり、車両の移動距離を計測できる手段であればよい。
GPS(グローバル・ポジショニング・システム)受信装置14は、人工衛星からの信号を受信する装置であり、信号の発信時刻、受信装置の位置情報、受信装置の移動速度、受信装置の進行方向など様々な情報を得ることができる。
ビーコン受信装置15は、特定の地点に設置された送信装置より発信された信号を受信する装置である。特に、VICS情報を入手することができ、渋滞情報、現在位置情報、駐車場情報等車両の走行に関する情報を入手することができる。
データ送受信装置16は、電話回線や電波を利用して車両外部と通信をし、情報の交換を行うための装置である。
例えば、自動車電話、ATIS、VICS、GPS補正、車両間通信など様々な利用方法があり、走行に関する情報を入出力することが可能である。
次に、情報処理制御装置20は、現在位置検出装置10、入出力装置40から入力される情報及び情報記憶装置50に格納された情報にもとづいて演算及び制御を行うとともに、演算結果をディスプレイ42、プリンタ43またはスピーカ44等の出力手段に出力するように制御する手段である。
この情報処理制御装置20は、以下のような構成を有している。
中央処理装置(CPU)21は、ナビゲーション装置全体の総括的な演算及び制御を行う。
第1のROM22はナビゲーションに関するプログラム、特に、現在位置の検出、経路の探索、表示案内などに関するナビゲーションプログラムを格納している。
入力インターフェイス23は、現在位置検出装置10からの情報を受け取る手段である。
RAM24は、後述する入力装置により入力された目的地の情報、通過地点の情報等の利用者が入力した情報を記憶すると共に、利用者の入力情報に基づいてCPU21により演算された結果や、経路探索された結果、または記憶情報装置50から読み込まれた地図情報を格納するための記憶手段である。
通信インタフェース25は、現在位置検出手段10からの情報、特に外部から得られる情報を入出力するための手段である。
第2のROM26は、ナビゲーションに関するプログラム、特に、音声案内に関するナビゲーションプログラムを格納している。
画像プロセッサ27は、CPUで処理されたベクトル情報を画像情報に処理するための処理手段である。
時計28は、時刻を刻む。
画像メモリ19は、画像プロセッサにより処理された画像情報を格納する手段である。
音声プロセッサ30は、情報記憶装置から読み込まれた音声情報を処理し、スピーカに出力する。
入出力装置40は、利用者により目的地、通過地点、探索条件等のデータを入力する入力装置41、画像を表示するディスプレイ42、情報を印刷するプリンタ43、音声を出力するスピーカ44より構成される。入力装置41は、例えば、ディスプレイ42の表面に配置されたタッチパネル、タッチスイッチ、ジョイスティック、キースイッチ等で構成される。
ディスプレイ42には、現在地周辺の地図や、各種操作画面、目的地までの走行経路が表示される。
情報記憶装置50は、伝送路45を介して情報処理制御装置20に接続される。
情報記憶装置50は、地図データファイル51、交差点データファイル52、ノードデータファイル53、道路データファイル54、写真データファイル55、目的地データファイル56、案内地点データファイル57、詳細目的地データファイル58、その他のデータファイル59を格納している。
この情報記憶装置50は、一般的には、光学的記憶媒体であるDVD−ROM、CD−ROMや磁気的記憶媒体であるハードディスクなどで構成されるが、光磁気ディスク、半導体メモリなどの各種情報記憶媒体で構成してもよい。
地図データファイル51には、全国道路地図、各地域の道路地図または住宅地図等の地図データが記憶されている。道路地図は、主要幹線道路、高速道路、細街路等の各道路と地上目標物(施設等)から構成される。住宅地図は、地上建造物等の外形を表す図形及び、道路名称等が表示される市街図である。細街路とは、例えば、国道、県道以下の道幅が所定値以下の比較的狭い道路で、「一方通行」等の交通規制情報が付加されていない道路である。
交差点データファイル52には交差点の地理的位置座標や名称等の交差点に関するデータが、ノードデータファイル53には地図上において経路探索に利用される各ノードの地理座標データ等が、道路データファイル54には道路の位置と種類及び車線数及び各道路間の接続関係等の道路に関するデータが、写真データファイル55には各種施設や観光地、または主要な交差点等の視覚的表示が要求される場所を写した写真の画像データが、案内地点データファイル57には道路に設置されている案内表示板の内容や分岐点の案内等、案内が必要とされる地点の案内データが、それぞれ記憶されている。
目的地データファイル56には、主要観光地や建物、電話帳に記載されている企業・事業所等の目的地として選択可能な場所や施設等、目的地検索の対象についてのデータが記憶されている。
図2は、目的地データファイル56に記憶される目的地データ(施設情報)の内容について概念的に表したものである。
図2に示されるように、目的地データとしては、目的地ID、検索キーとしての名称、地点名称、座標、電話番号、付加情報、及び、検索キーとしての住所とジャンルが記憶される。
本実施形態では、地点名称の読み、住所、及びジャンルの3属性のデータが検索キーとして使用される。
目的地IDは、各目的地データを区別するためのID番号である。
検索キーとしての名称は、地点名称の読みである。この検索キーは、入力装置(本実施形態ではタッチパネルの50音キー)に対応しており、カタカナで表記されているが、ひらがなでもよい(他の検索キーも同じ)。
座標は目的地の緯度、経度から成るx、y座標情報である。
付加情報は目的地に関する詳細なデータが記憶されている。
本実施形態における検索キーとしての3属性のうち、住所とジャンルについて、階層化されている。
図3は、階層化された住所とジャンルの各階層レベルを例示したものである。
住所については、図3(a)に示すように、第1レベルの「都道府県」、第2レベルの「市区町村」…に階層化されている。
一方、ジャンルについては、例えば、第1レベルとして「食べる・飲む」、その下層の第2レベルとして「ファーストフード」、更にその下層「マクトナルヒコ」に階層化されている。
ジャンルについての他の例として、第1レベルの「買う・借りる」、その下層の第2レベルに「コンビニ」や「スーパー」、更に「コンビニ」の下層の第3レベルに「エイトイレブン」というように階層化されている。
なお、住所とジャンルの階層化した内容については、図2に示した目的地データの該当箇所に保存するようにしてもよく、属性階層化データとして別個保存するようにしてもよい。別個保存する場合には、各々施設IDを保存することで、目的地データと関連付けるようにする。
図1において、詳細目的地データファイル58には、上記目的地データファイル56に記憶されている目的地に関する詳細なデータが記憶されている。
次に、本実施形態による目的地設定処理について説明する。
図4は、入力装置41及びディスプレイ42について表したものである。
図4に示されるように、ディスプレイ42には、目的地の設定画面や現在地周辺の地図画面など各種メニュー画面を表示すると共に、表示画面(ディスプレイ)に、指で直接触れることで入力することができるタッチパネルが設けられている。
ディスプレイ42の外周縁には、入力装置41の固定枠が配置され、固定枠の上部領域には、物理的に存在する押しボタン(ハードキー)によって構成された目的地設定キー411と、現在地周辺の地図画面を表示させるための地図キー412が設けられている。
目的地設定キー411は、目的地や経由地点など(以下、目的地とする)を設定する目的地設定画面を表示させるためのキーである。
この目的地設定キー411が選択されると、本実施形態による目的地設定処理が行われる。なお、本実施形態による目的地設定処理により設定される目的地は、経路探索に使用されるほか、決定した目的地や、現在地周辺の候補目的地を地図画面上に表示する場合に使用される。
図4のディスプレイ42は、目的地設定画面が表示された状態の画面について表示されている。
この目的地設定画面では、名称ボタン421a、住所ボタン421b、ジャンルボタン421c、入力キーボード422、入力文字欄423、候補件数欄424、修正キー425、戻るキー426、完了キー427、オアキー428、アンドキー429が表示される。
名称ボタン421a、住所ボタン421b、ジャンルボタン421cは、目的データを検索(絞り込む際)に使用する検索キーの属性を指定するためのもので、検索項目取得手段として機能する。本実施形態では、地点名称の読み(名称)、住所、及びジャンルの3属性に対応している。
これら各ボタン421a〜421cは、属性指定手段として機能する。
本実施形態では、検索キーとなる文字列を入力している間、すなわち、最初の1文字から、完了キー427、オアキー428、アンドキー429のいずれかを選択するまでの間に、名称ボタン421a、住所ボタン421b、ジャンルボタン421c(以下、これらを総称して属性ボタン421と呼ぶ)を選択する。
属性ボタン421が選択されるまでの間、又は選択されない場合には、デフォルトの属性として名称が選択されたものとして処理される。
入力キーボード422は、50音を入力するための各キーから構成されている。なお、テンキーや機能キーを表示するようにしてもよい。
入力文字欄423は、入力キーボード422による入力文字や、オアキー428、アンドキー429が選択された場合の論理演算式「OR」、「AND」が表示される。入力文字欄423に表示される文字は検索キーとして確定している状態と、入力途中とでは区別可能に表示される。本実施形態では、確定した検索キーは枠で囲い、入力途中の文字列はそのまま表示することで区別される。
図4の入力文字欄423には、アンドボタン429の選択により検索キーとして確定した文字列「とうきょう」が枠内に表示され、選択したアンドボタン429に対応する論理演算式「AND」が表示され、更に、入力中で未確定の文字列「まくとなるひこ」が表示されている。
この状態で、アンドキー429又はオアキー428が選択されると、入力中の文字列「まくとなるひこ」が検索キーとして確定して枠内に表示され、その後ろ側(画面右側)に選択された論理演算式が表示される。
一方、完了キー427が選択された場合には、入力中の文字列が検索キーとして確定すると共に、全体の検索キーによる論理演算式が確定して、絞り込まれた目的地候補がリスト表示される。このリスト表示は、後述するように、各検索キーに対応して指定されている属性における当該検索キーの階層レベルにより表示表示の順番が決定される。
候補件数欄424には、入力文字欄に表示される検索キーや文字列により絞り込まれた候補地点(目的地データ)の件数が表示される。
修正キー425は、入力中の文字や検索キーを修正する場合のキーである。
戻るキー426は、最後の操作の前の状態に戻すためのキーである。
完了キー427は、検索キーによる検索用の演算式を確定させて、検索キーにより絞り込まれた目的地の候補地点をリスト表示するためのキーである。
なお、図4に示すように目的地設定画面では、左上に「フリーワード」と表示されており、この表示は、目的地の名称の読みだけでなく、住所やジャンルによる検索キーを自由に組み合わせた検索式の入力が可能であることを意味している。
図5は、目的地設定処理の内容を表したフローチャートである。
なお、図5のフローチャートでは、目的地を設定する場合の操作として修正キー425や戻るキー426が押下された場合は含まれていない。両キー425、426の押下は、完了キー427が押下されるまでのどの時点においても押下可能であり、修正キー425が押下されると修正処理が、戻るキー426が押下されると1つ前の操作に戻る処理が実行される。この処理は別ルーチンとしてもよい。
情報処理制御装置20は、目的値設定キー411がユーザにより押下(選択)されたか否かを監視している(ステップ11)。目的地設定キー411の押下を検出すると(ステップ11;Y)、情報処理制御装置20は、図4に示す目的地設定画面を表示し(ステップ12)、入力キーボード422から文字が入力されたか否かを監視する(ステップ13)。
文字が入力された場合(ステップ13;Y)、情報処理制御装置20は、入力された文字を入力文字欄423に表示する(ステップ14)。
次いで情報処理制御装置20は、入力文字欄に表示されている未確定の入力文字により目的地候補(候補地点)を絞り込んでRAM24に保存する(ステップ15)。また、絞り込んだ目的地候補の数を候補件数欄424に表示する。
ここで、表示する目的候補の数は、確定済みの検索キーがあればそれの検索キーで絞り込んだ目的地候補と、未確定の入力文字から絞り込んだ目的地候補との論理式(未確定の文字入力が開始される直前に入力されたオアキー428、又はアンドキー429による)により算出する。
また、未確定の入力文字による絞り込みは、現在入力中の文字列に対する属性が属性ボタン421の選択によって指定されて絞り込み対象が特定(ステップ17)いる場合には、その属性を対象として絞り込み、指定されていない場合には、デフォルトの属性である名称を対象として、図2の目的地データにおける検索キー(名称)から絞り込みを行う。
力キーボード422からの入力が文字でない場合(ステップ13;Y)、又は入力文字による絞り込み(ステップ15)の後、情報処理制御装置20は、ボタンが属性ボタン421、アンドボタン429、オアボタン428、完了キー427のいずれが選択されたかを判断する(ステップ16、ステップ18、ステップ20)。
属性ボタン421が選択されていれば(ステップ16;Y)、情報処理制御装置20は、選択された属性ボタン421に対応する属性(名称、住所、ジャンル)を、入力中の文字列を検索キーとした場合の絞り込み対象として特定し(ステップ17)、ステップ13に戻って次の入力を監視する。
属性ボタン421ではなく(ステップ16;N)、アンドボタン429又はオアボタン428である場合(ステップ18)、情報処理制御装置20は、未確定であった入力済みの文字列を検索キーとして確定すると共に、ステップ15で絞り込んである目的地候補を当該検索キーに対応する目的地候補として確定させ、入力文字欄423の表示を変更する(ステップ19)。
ここで、入力文字欄423の表示変更は、確定させた検索キーを枠表示すると共に、選択したアンドボタン429又はオアボタン428に対応する論理演算表示「AND」「OR」を表示する。
一方、完了キー427でもない場合には(ステップ16;N、ステップ18;N、ステップ20;N)、情報処理制御装置20は、ステップ13に戻って次の選択を監視する。
完了キー427である場合(ステップ20;Y)、情報処理制御装置20は、入力された検索式(検索キー、属性、論理演算式による)から絞り込んだ目的地候補のリスト順を決定する(ステップ21)。
図6は、入力された検索キーの階層レベルの深さに基づいて目的地候補のリスト順を決定する規則について表したものである。
この規則については、プログラム中に規定するようにしてもよく、別途規則として情報記憶装置50に保存しておき参照しながらリスト順を決定するようにしてもよい。
図6に示されるように、ジャンル属性に対応して入力された検索キーの階層レベル(ジャンルレベル)と、住所属性に対応して入力された検索キーの階層レベル(住所レベル)とを比較し(比較手段)、両者レベルが同じであれば、リスト順として名称順とする。
例えば、指定したジャンル属性に対応する検索キーが「ファーストフード」で、住所属性に対応する検索キーが「名古屋市」であれば、ともに属性の階層レベルがレベル2なので、絞り込んだ目的地候補の表示を名称順とする。
ジャンルレベルの方が住所レベルよりも浅い場合には、地域毎、又は現在位置からの距離順とする。
例えば、指定したジャンル属性に対応する検索キーが階層レベル1の「飲む・食べる」で、住所属性に対応する検索キーが階層レベル2の「名古屋市」であれば、ジャンルレベルの方が浅いので、1レベル下層の地域毎、又は距離順となる。地域毎、距離順のいずれにするかはいずれか一方をデフォルトとして設定しておき、ユーザが他方に変更できるようにしておくのが好ましい。
ここで、地域毎に決定する場合、同一地域内での表示順は名称の50音順とする。
一方、ジャンルレベルの方が住所レベルよりも深い場合には、1レベル下層のジャンル毎に纏めて表示する。ジャンル毎の場合には、同一ジャンル内では名称の50音順とする。
例えば、指定したジャンル属性に対応する検索キーが階層レベル2の「コンビニ」で、住所属性に対応する検索キーが階層レベル1の「東京」であれば、ジャンルレベルの方が深いので、ジャンル毎の表示となる。
このように、住所とジャンルのいずれか階層レベルが深い方を選択し、その更に1レベル下層の地域毎又はジャンル毎にリスト順を決定する。1レベル下層の地域(住所)、ジャンル自体の順番、及び、各地域やジャンル内での目的地候補の順番は50音順とする。但し、地域の場合には、地域自体、地域内の目的地候補の順番として、自車位置からの距離によってもよい。
但し、深い方の階層レベルが最下層のレベルである場合には、更に下の層が存在竹刀ので、この場合には、他方(浅い方)を選択する。
例えば、住所がレベルn−1で、ジャンルがn(最下層)である場合には、住所の1つ下層であるレベルn毎に分類し、名称の50音順にリスト順を決定する。
図5に戻って、情報処理制御装置20は、決定した目的地候補のリスト順に従って、目的地候補をディスプレイ42にリスト表示する(ステップ22)。
そして、情報処理制御装置20は、表示した目的地候補のうちユーザが選択した目的地候補を最終的な目的地として設定し(ステップ23)、RAM24の所定領域に格納して処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態の検索装置を適用したナビゲーション装置によれば、属性を指定した検索キーが複数入力された場合に、その属性における検索キーの階層レベルの深さによって、検索結果のリスト表示の方法(表示順や表示単位)が変更されるので、より、ユーザの入力操作に併せたリスト表示とすることができる。
以上、本発明の検索装置及び検索プログラムにおける1実施形態について説明したが、本発明は説明した実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲において各種の変形を行うことが可能である。
例えば、説明した実施形態では、ジャンルと住所について、その読みを入力し、入力された読みの文字列を含むジャンル、住所と一致(部分一致を含む)する目的地候補が絞り込むと共に、一致する入力文字列の階層レベルを決定(図3参照)する場合について説明した。
これに対して、ジャンル、住所の入力は、対応する読みの入力ではなく、各階層化毎の項目を順次表示するようにしてもよい。
この場合、例えば、ジャンルボタン421cが選択されると、表示画面にはジャンルの第1レベル「食べる・飲む」「買う・借りる」…が表示され、この表示から「食べる・飲む」が選択されるとその下層である第2レベル「ファーストフード」「レストラン」…、と言うように順次選択するようにしてもよい。
また、住所とジャンルの少なくとも一方が所定の階層レベルmよりも深い場合に、図6の規則を適用し、そうでない場合には名称順としてもよい。
更に、ジャンルと住所の階層レベルが同じ場合には、名称順としたが、ジャンルで絞り込んだ目的地候補の件数と、住所で絞り込んだ目的地候補の件数に応じてリスト順を決定するようにしてもよい。
例えば、ジャンルの検索キーで絞り込んだ目的地候補の件数が100件で、住所の検索キーで絞り込んだ目的地候補の件数が1300件であれば、件数が多い住所単位の表示とする。この場合も、入力された検索キーの住所の階層レベルに対して、1つ下階層レベルの単位で表示する。
また説明した実施形態では、住所とジャンルの2属性について階層化されている場合について説明したが、3以上の属性について階層化されている場合にも適用可能である。
この場合、最下層を除いて最も階層レベルが深い属性に基づいて、候補の表示順を決定する。最も深い属性が複数存在する場合には、候補数が多い順、又は予め決められた順番とする。
さらに、階層化されている属性が1つだけの場合についても可能である。
この場合、その属性の検索キーが入力された場合には常にその属性に基づいて候補の表示順を決定する。
また、予め設定された階層レベルpよりも深い階層の検索キーが入力された場合に、その属性に基づく候補の表示順を決定し、階層レベルp+1以上であればデフォルトの表示順(例えば、名称の50音順)に表示するようにしてもよい。
本実施形態が適用されるナビゲーション装置のシステム構成図である。 目的地データファイルに記憶される目的地データの内容について概念的に表した説明図である。 階層化された住所とジャンルの各階層レベルを例示した説明図である。 入力装置及びディスプレイについての説明図である。 目的地設定処理の内容を表したフローチャートである。 入力された検索キーの階層レベルの深さに基づいて目的地候補のリスト順を決定する規則について表した説明図である。
符号の説明
10 現在位置検出装置
20 情報処理制御装置
40 入出力装置
41 入力装置
42 ディスプレイ
50 情報記憶装置
71 タッチパネル

Claims (5)

  1. 階層化されている複数の検索項目が規定された施設情報を記憶する記憶手段と、
    文字を入力する入力手段と、
    前記入力された文字に対応する検索項目を取得する検索項目取得手段と、
    前記取得した検索項目を対象とし、前記入力された文字を検索キーとして、候補施設を前記記憶手段から絞り込む絞り込み手段と、
    前記取得した複数の検索項目の階層を比較する比較手段と、
    前記絞り込まれた候補施設を、前記比較手段の比較結果に応じて決定した順番でリスト表示する表示手段と、
    を具備したことを特徴とする検索装置。
  2. 前記記憶手段は、検索項目として住所とジャンルが階層化されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の検索装置。
  3. 前記表示手段は、前記取得した検索項目における前記検索キーの階層レベルが深い方の検索項目に応じて順番を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の検索装置。
  4. 前記比較手段は、前記検索項目取得手段により取得したジャンル及び住所の階層を比較し、ジャンルの階層レベルの方が深い場合にはジャンル毎に、住所の階層レベルの方が深い場合には地域毎に又は現在位置からの距離順に、順番を決定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の検索装置。
  5. 階層化されている複数の検索項目が規定された施設情報を記憶手段に記憶する記憶機能と、
    文字を入力する入力機能と、
    前記入力された文字に対応する検索項目を取得する検索項目取得機能と、
    前記取得した検索項目を対象とし、前記入力された文字を検索キーとして、候補施設を前記記憶手段から絞り込む絞り込み機能と、
    前記取得した複数の検索項目の階層を比較する比較機能と、
    前記絞り込まれた候補施設を、前記比較機能の比較結果に応じて決定した順番でリスト表示する表示機能と、
    をコンピュータに実現させるための検索プログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013047649A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Denso Corp 検索装置、及び、ナビゲーション装置
JP2015232802A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 日本電信電話株式会社 目的地抽出方法、目的地抽出装置及び目的地抽出プログラム
JP2017182174A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 株式会社トヨタマップマスター 検索システム、検索方法、検索プログラム、記憶媒体
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