JP2009276949A - 検索装置及び検索プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複合施設に含まれる各施設等のデータを効率的に記憶及び更新する。
【解決手段】デパートなどの複合施設において、各施設や複合施設に共通する住所や電話番号等について、各施設毎にデータを保存するのではなく、複合施設を代表する代表施設の施設情報にデータを保存する。非代表の施設には、当該施設固有のデータだけを保存し、共通するデータ(例えば、住所や座標値など)は代表施設の施設情報へのポインタを設定する。当該施設に対して、共通データを使用する場合には、ポインタで指定されている代表施設の施設情報に保存されているデータを使用し、複合施設の住所などの共通データに変更が生じた場合には、代表施設への更新データのみを作成し、代表データのみを更新する。これにより、複合施設を構成する各施設の施設情報に対する、保存データ容量を削減すると共に施設情報更新時の更新データ量の削減及び更新時間が短縮される。
【選択図】図2

Description

本発明は、検索装置及び検索プログラムに関し、例えば、入力文字に対応する施設等の地物を対象とした検索に関する。
読み等の文字列を入力することで、その入力文字列に対応した文字列を含む対象を検索する検索装置が携帯電話やナビゲーション装置などの各種分野で使用されている。
例えば、ナビゲーション装置の場合、特許文献1で提案されているように、目的地の地名・施設名などを検索する場合に、その名称の読みや、住所、電話番号等をタッチパネルから入力することで、候補地点を絞り込むようになっている。
そして、読みの入力やジャンルによる検索が完了すると、絞り込んだ候補地点を表示画面にリスト表示し、表示したリストの中に所望の施設が存在すればリストから選択し、存在しなければ1つ又はページ単位でスクロールさせることで所望の施設を探して選択するようになっている。
このような施設等の地物を対象とする検索装置では、検索対象となっている地物等についての読み、名称、住所、座標(緯度、経度)等の各種情報を対象データ(目的地データ)として記憶している。
特開平11−271084号公報
しかし、従来検索対象となる地物等の対象データとしては、各対象毎にデータが保存されている。このため、アウトレットモールやショッピングモール、デパートなどの複合施設において所在する住所や座標が同じ場合でも、その複合施設に含まれる各施設毎に、その読みや名称と共に住所や座標等の情報も保存している。
例えば、デパートA内に存在するa、b、…等の各店舗は、それぞれ別個独立した検索対象であるとして、各店舗a、b、…毎に、その名称、読み、住所、座標、電話番号等の情報が保存されている。
このように複合施設内の各施設に対して、共通する同一の情報を別々に重複して保存しているため、データ格納容量が大きくなっていた。
また、同一の情報を更新するために更新情報として同じ情報(対象となる施設自体は異なるが)を格納する必要があり、更新を指示する指示データ容量も大きくなり、更新処理においても前記データを全て更新する必要があり更新処理が増大していた。
そこで本願発明は、複合施設に含まれる各施設等のデータを効率的に記憶及び更新することを目的とする。
(1)請求項1記載の発明では、少なくとも検索キー、名称、住所、位置座標を含む項目を記憶対象とする複数の施設情報を記憶する情報記憶手段であり、複合施設を構成する各施設に対して、固有の情報を個別に記憶し、各施設に共通する情報を共通情報として当該施設と関連つけて記憶する情報記憶手段と、文字を入力する文字入力手段と、前記入力された文字を検索キーとして、前記記憶手段に記憶された施設を候補施設として絞り込む絞り込み手段と、前記絞り込まれた候補施設が複合施設を構成する施設である場合には関連つけられた共通情報と当該施設固有の情報を読み出すことで施設情報を設定する施設情報設定手段と、前記設定された施設情報に基づいて前記絞り込まれた候補施設を表示する表示手段と、を具備したことを特徴とする検索装置を提供する。
(2)請求項2記載の発明では、前記複合施設は、当該複合施設を代表する1つの代表施設と、当該代表施設以外の非代表施設から構成され、前記記憶手段は、代表施設は複合施設の共通情報及び該代表施設固有の情報を記憶し、非代表施設は共通情報を除く固有の情報を記憶すると共に代表施設情報へのリンク情報を記憶し、前記施設情報設定手段は、非代表施設の共通情報をリンク情報でリンクされた代表施設情報から読み出すことを特徴とする請求項1に記載の検索装置を提供する。
(3)請求項3記載の発明では、施設情報の更新情報を取得する更新情報取得手段と、前記取得した更新情報に対応する施設の施設情報を更新する更新手段とを備え、前記更新手段は、複合施設の各施設の施設情報は固有情報を更新対象し、各施設に共通する情報は共通情報を更新する、ことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の検索装置を提供する。
(4)請求項4記載の発明では、少なくとも検索キー、名称、住所、位置座標を含む項目を記憶対象とする複数の施設情報を情報記憶手段に記憶する情報記憶機能であり、複合施設を構成する各施設に対して、固有の情報を個別に記憶し、各施設に共通する情報を共通情報として当該施設と関連つけて記憶する情報記憶機能と、文字を入力する文字入力機能と、前記入力された文字を検索キーとして、前記情報記憶手段に記憶された施設を候補施設として絞り込む絞り込み機能と、前記絞り込まれた候補施設が複合施設を構成する施設である場合には関連つけられた共通情報と当該施設固有の情報を読み出すことで施設情報を設定する施設情報設定機能と、前記設定された施設情報に基づいて前記絞り込まれた候補施設を表示する表示機能と、をコンピュータに実現させるための検索プログラムを提供する。
本願発明では、複合施設を構成する各施設に対して、各施設に共通する情報を共通情報として当該施設と関連つけて記憶し、絞り込まれた候補施設が複合施設を構成する施設である場合には関連つけられた共通情報と当該施設固有の情報を読み出すことで施設情報を設定するので、複合施設に含まれる各施設等のデータを効率的に記憶及び更新することができる。
以下、本発明の検索装置及び検索プログラムにおける好適な実施の形態について、図1から図5を参照して詳細に説明する。
(1)実施形態の概要
本実施形態の検索装置及び検索プログラムでは、所定の領域や建物内に複数の施設が存在し、全体として1つの纏まりとして機能している、例えば、アウトレットモールやショッピングモール、デパートなどの複合施設において、各施設や複合施設に共通する住所や電話番号等について、各施設毎にデータを保存するのではなく、複合施設を代表する代表施設の施設情報にデータを保存する。
非代表の施設には、当該施設固有のデータだけを保存し、共通するデータ(例えば、住所や座標値など)は代表施設の施設情報へのポインタを設定する。当該施設に対して、共通データを使用する場合には、ポインタで指定されている代表施設の施設情報に保存されているデータを使用する。
複合施設において個別の住所体系を持つ場合(ビルやフロア毎に名称がある場合など)には、個別の住所体系のみを非代表の施設に設定する。
複合施設の住所などの共通データに変更が生じた場合には、代表施設への更新データのみを作成し、代表データのみを更新する。
これにより、複合施設を構成する各施設の施設情報に対する、保存データ容量を削減すると共に施設情報更新時の更新データ量の削減及び更新時間が短縮される。
また、代表施設の施設情報を正確に整備することで非代表の施設情報も必然的に向上する。このことから、データ整備に必要となる費用の低減も可能である。
(2)実施形態の詳細
図1は本実施形態が適用されるナビゲーション装置のシステム構成図である。
このナビゲーション装置は、車両に搭載され、この図1に示すように、現在位置検出装置10、情報処理制御装置20、入出力装置40及び情報記憶装置50とを備えている。
まず、現在位置検出装置10は、以下のような構成を有している。絶対方位センサ11は、例えば、磁石に基づいてN方向の検出から、車両がいずれの方向に位置するかを検出する地磁気センサであり、絶対方位を検出する手段であればよい。
相対方位センサ12は、例えば交差点を曲がったか否かを検出するものであり、ハンドルの回転部に取り付けた光学的な回転センサや回転型の抵抗ボリューム或いは車輪部に取り付ける角度センサでもよい。
また、角速度を利用して角度の変化を検出するジャイロセンサを用いてもよい。つまり、基準角度(絶対方位)に対して、相対的に変化した角度を検出することができる手段であればよい。
距離センサ13は、例えば、車輪の回転を検出して計数するものや、加速度を検出して2回積分するものでもよい。つまり、車両の移動距離を計測できる手段であればよい。
GPS(グローバル・ポジショニング・システム)受信装置14は、人工衛星からの信号を受信する装置であり、信号の発信時刻、受信装置の位置情報、受信装置の移動速度、受信装置の進行方向など様々な情報を得ることができる。
ビーコン受信装置15は、特定の地点に設置された送信装置より発信された信号を受信する装置である。特に、VICS情報を入手することができ、渋滞情報、現在位置情報、駐車場情報等車両の走行に関する情報を入手することができる。
データ送受信装置16は、電話回線や電波を利用して車両外部と通信をし、情報の交換を行うための装置である。
例えば、自動車電話、ATIS、VICS、GPS補正、車両間通信など様々な利用方法があり、走行に関する情報を入出力することが可能である。
データ送受信装置16は、また、本実施形態における目的地データファイル56の施設情報が更新される場合を含め、情報記憶装置50に保存されている各種データを更新するための更新データを無線通信により外部の情報センタから受信する。
次に、情報処理制御装置20は、現在位置検出装置10、入出力装置40から入力される情報及び情報記憶装置50に格納された情報に基づいて演算及び制御を行うとともに、演算結果をディスプレイ42、プリンタ43またはスピーカ44等の出力手段に出力するように制御する手段である。
この情報処理制御装置20は、以下のような構成を有している。
中央処理装置(CPU)21は、ナビゲーション装置全体の総括的な演算及び制御を行う。
第1ROM22はナビゲーションに関するプログラム、特に、現在位置の検出、経路の探索、表示案内などに関するナビゲーションプログラムを格納している。
入力インターフェイス23は、現在位置検出装置10からの情報を受け取る手段である。
RAM24は、後述する入力装置41により入力された目的地の情報、通過地点の情報等の利用者が入力した情報を記憶すると共に、利用者の入力情報に基づいてCPU21により演算された結果や、経路探索された結果、または情報記憶装置50から読み込まれた地図情報を格納するための記憶手段である。
通信インタフェース25は、現在位置検出装置10からの情報、特に外部から得られる情報を入出力するための手段である。
第2ROM26は、ナビゲーションに関するプログラム、特に、音声案内に関するナビゲーションプログラムを格納している。なお、第1ROM22と第2ROM26を共通する1のROMで構成するようにしてもよい。
画像プロセッサ27は、CPU21で処理されたベクトル情報を画像情報に処理するための処理手段である。
時計28は、時刻を刻む。
画像メモリ29は、画像プロセッサにより処理された画像情報を格納する手段である。
音声プロセッサ30は、情報記憶装置50から読み込まれた音声情報を処理し、スピーカ44に出力する。
入出力装置40は、利用者により目的地、通過地点、探索条件等のデータを入力する入力装置41、画像を表示するディスプレイ42、情報を印刷するプリンタ43、音声を出力するスピーカ44より構成される。入力装置41は、例えば、タッチパネル、タッチスイッチ、ジョイスティック、キースイッチ等で構成される。
ディスプレイ42には、現在地周辺の地図や、目的地までの走行経路が表示される。
情報記憶装置50は、伝送路45を介して情報処理制御装置20に接続される。
情報記憶装置50は、地図データファイル51、交差点データファイル52、ノードデータファイル53、道路データファイル54、写真データファイル55、目的地データファイル56、案内地点データファイル57、詳細目的地データファイル58、目的地読みデータファイル59、その他のデータファイル60を格納している。
この情報記憶装置50は、一般的には、光学的記憶媒体であるDVD−ROM、CD−ROMや磁気的記憶媒体であるハードディスクなどで構成されるが、光磁気ディスク、各種半導体メモリなどの各種情報記憶媒体で構成してもよい。
なお、書き換えが必要な情報については、書き換え可能なハードディスク、フラッシュメモリなどで構成し、その他の固定的な情報についてはCD−ROM、DVD−ROMなどのROMを使用するようにしてもよい。
地図データファイル51には、全国道路地図、各地域の道路地図または住宅地図等の地図データが記憶されている。道路地図は、主要幹線道路、高速道路、細街路等の各道路と地上目標物(施設等)から構成される。住宅地図は、地上建造物等の外形を表す図形及び、道路名称等が表示される市街図である。細街路とは、例えば、国道、県道以下の道幅が所定値以下の比較的狭い道路で、「一方通行」等の交通規制情報が付加されていない道路である。
索に利用される各ノードの地理座標データ等が、道路データファイル54には道路の位置と種類及び車線数及び各道路間の接続関係等の道路に関するデータが、写真データファイル55には各種施設や観光地、または主要な交差点等の視覚的表示が要求される場所を写した写真の画像データが、それぞれ記憶されている。
目的地データファイル56には、主要観光地や建物、電話帳に記載されている企業・事業所等の目的地として、また表示対象として検索の対象となる可能性の高い場所や施設等の施設データが記憶されている。
案内地点データファイル57には、道路に設置されている案内表示板の内容や分岐点の案内等、案内が必要とされる地点の案内データが記憶されている。
詳細目的地データファイル58には、上記目的地データファイル56に記憶されている目的地に関する詳細なデータが記憶されている。
図2は目的地データファイルに保存される施設情報を例示したものである。
この図2に示されるように、施設情報には、施設IDと、施設名、住所、電話番号、代表施設ID、施設座標、案内点座標等のデータが保存されている。なお、図2には表示していないが、各施設を検索するために使用される、施設名の読みも保存されている。
保存対象であるデータのうち、施設IDは各施設を区別するためのID番号である。
代表施設IDは、代表施設の施設情報を関連付けるポインタとして機能し、複合施設の非代表施設に対して、代表施設の施設ID番号が保存される。
施設座標は、緯度、経度からなる座標値である。
案内店座標は、その施設を案内するための座標で、例えば、駐車場の入口等の座標(緯度、経度)が、施設座標と別に保存される。
この図2に示されるように、施設「ジャズ夢中島」、「ジャズ夢中島 REGOダブルクリック店」及び「ジャズ夢中島 内勤シューズ店」のグループが、ジャズ夢中島を代表施設とする複合施設として保存されている。
そして、代表施設である「ジャズ夢中島」の施設情報には、代表施設IDを除いた、住所、電話番号、…が保存されている。
一方、非代表施設である「ジャズ夢中島 REGOダブルクリック店」と「ジャズ夢中島 内勤シューズ店」の両施設情報には、代表施設の施設ID番号である2が保存される。また、この非代表施設の場合には、代表施設と共通していない電話番号が、固有のデータとして保存されている。
一方、代表施設と共通する住所、施設座標、案内店座標…は保存されない(図面上、(該当せず)と表示)。
また、施設「同郷一番凱」と「REGOダブルクリック同郷一番凱店」のグループも複合施設を構成する施設として保存されている。この複合施設の「同郷一番凱」が代表施設となっている。
この代表施設「同郷一番凱」の施設情報には、代表施設IDを除いた、住所、電話番号、…が保存されている。
非代表施設である「REGOダブルクリック同郷一番凱店」の施設情報には、代表施設の施設ID番号5と、代表施設と一部異なっている住所の末尾、及び電話番号が保存され、共通データである他のデータは保存されない。
この非代表施設「REGOダブルクリック同郷一番凱店」の住所については、複合施設が個別の住所体系(ビルやフロア毎に名称がある場合など)を持つ場合の例であり、住所の末尾部分が保存されている。
なお、代表施設ID欄が(該当せず)となっている施設は、複合施設以外の通常の施設、又は代表施設のいずれかである。
複合施設の代表施設の決定については、以下の順に決定する。
(a)3Dランドマーク対象施設
(b)施設検索対象施設
(c)施設名称に次の文字列を含む施設
「インフォメーション」、「案内書」
(d)施設名称が一番短い施設
このように構成されたナビゲーション装置では、次のようにして経路案内が行われる。
ナビゲーション装置は、現在位置検出装置10で現在位置を検出し、情報記憶装置50の地図データファイル51から現在位置周辺の地図情報を読み込みディスプレイ42に表示する。
そして、目的地の設定処理において、入力装置41から検索用の文字が入力されると、情報処理制御装置20により、入力文字に対応する検索対象(目的地となる施設)の候補が絞り込まれ、絞り込んだ各施設に対して、後述する施設情報の読み込み処理が実行され、各施設に対する施設情報が共通データを含めて読み込まれる。
そして、各目的地候補となった施設はディスプレイ42にリスト表示され、ユーザにより所望の施設が選択されると、選択された施設が目的地として設定される。
そして、目的地が設定されると、情報処理制御装置20は、現在位置から目的地に至る走行経路の候補を複数探索(演算)し、ディスプレイ42に表示した地図上に表示し、運転者がいずれかの走行経路を選択すると、選択した走行経路をRAM24に格納することで、走行経路を取得する(走行経路取得手段)。
なお、情報処理制御装置20は、情報処理センタに車両現在位置(又は入力された出発地)と目的地を送信し、情報処理センタで探索された目的地までの走行経路を受信することにより走行経路を取得するようにしてもよい。この場合、目的地や走行経路の通信は通信インターフェイス25を介して、無線通信により行う。
また、自宅等のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を使用して、出発地から目的地までの走行経路を探索し、USBメモリ等の記憶媒体に格納し、該記憶媒体読取り装置を介して取得するようにしてもよい。この場合の記憶媒体読み取り装置は伝送路45を介して情報処理制御装置20に接続される。
車両が走行すると、現在位置検出装置10によって検出された現在位置を追跡することにより、経路案内を行う。
経路案内は、探索した走行経路に対応する道路データと現在位置検出装置10で検出される現在位置とのマップマッチングにより、地図上の車両位置を特定し、車両現在位置周辺の地図をディスプレイ42に表示すると共に、探索した走行経路と現在位置とを地図上に表示する。
また、探索した走行経路と現在位置との関係から、案内の必要性、すなわち直進が所定距離以上続く場合、所定の進路変更地点等の走行経路の案内、及び方面案内が必要か否か等について判断し、必要である場合にはディスプレイ42の表示及び音声による案内を実行する。
次に、目的地設定処理において絞り込まれた候補施設の読み込み処理について説明する。
図3は、施設情報の読み込み処理の処理内容を表したフローチャートである。
情報処理制御装置20は、表示対象施設、すなわちユーザの入力文字に対応して絞り込んだ目的地候補から1つを取得する(ステップ11)。取得順は、施設IDが小さい順でも50音順でもよい。
情報処理制御装置20は、取得した表示施設に対して代表施設情報があるか否かを確認する。すなわち、情報処理制御装置20は、当該施設の施設情報の代表施設ID欄に施設ID番号が保存されているか否かを確認し、保存されている場合には当該ID番号の施設を代表施設とする代表施設情報があると判断する(ステップ12)。
代表施設情報が有る場合(ステップ12;Y)、取得した施設情報は非代表施設であるので、情報処理制御装置20は、代表施設の施設IDから、代表施設情報を読み込んでRAM24に保存する(ステップ13)。
そして、当該非代表施設の施設情報(非代表施設情報)に住所情報が保存されているか否か、すなわち、当該非代表施設に固有の住所情報が保存されているか否かを判断し(ステップ14)、ある場合(;Y)には、非代表施設情報に基づいて住所情報を生成する(ステップ15)。
この住所情報の生成では、非代表施設情報に全住所情報が保存されている場合にはその住所情報を設定する。
一方、図2で例示した非代表施設「REGOダブルクリック同郷一番凱店」のように、住所の一部が保存されている場合には、保存が省略されている共通部分を、ステップ12で読み込んだ代表施設情報から読み込み、当該共通部分を合成することで住所情報を設定する。
当該非代表施設情報に住所情報が存在しない場合(ステップ14;N)、ステップ12で読み込んだ代表施設情報に基づいて情報情報を設定する(ステップ16)。
住所情報の生成又は設定(ステップ15、16)により、当該非代表施設用の住所情報としてRAM24に保存される。
また、情報処理制御装置20は、当該非代表施設情報に電話情報が保存されているか否かを判断し(ステップ17)、保存されていれば(ステップ17;Y)当該非第表施設情報の電話情報を設定し(ステップ18)、保存されていなければ(ステップ17;N)代表施設の電話番号を設定する(ステップ19)。
同様に、情報処理制御装置20は、当該非代表施設情報に案内座標が保存されているか否かを判断し(ステップ20)、保存されていれば(ステップ20;Y)当該非第表施設情報の案内座標を設定し(ステップ21)、保存されていなければ(ステップ20;N)代表施設の電話番号を設定する(ステップ22)。
更に、情報処理制御装置20は、当該非代表施設情報に施設座標が保存されているか否かを判断し(ステップ23)、保存されていれば(ステップ23;Y)当該非第表施設情報の施設座標を設定し(ステップ24)、保存されていなければ(ステップ23;N)代表施設の電話番号を設定する(ステップ25)。
次いで、情報処理制御装置20は、表示対象施設の全てに対して施設情報の読み込み、設定が終了したか否か判断し(ステップ11)、終了している場合(ステップ11;Y)には処理を終了し、終了していず他の代表施設があれば(ステップ11;N)、ステップ11に戻って次の代表施設を取得する。
なお、非代表施設についての施設情報を生成、設定する処理(ステップ14〜25)について、住所、電話、案内座標、施設座標について説明したが、他の情報項目が施設情報として保存されている場合には、その全てに対して保存確認と、同様に判断し生成、設定を行うようにしてもよい。
また、非代表施設に対して、各情報項目の保存確認と、生成、設定については、全情報項目に対して行うようにしても、その代表的な情報項目に限定して行うようにしてもよい。
一方、ステップ12において、取得した表示対象施設に代表施設情報が保存されていない(代表施設の施設IDが保存さていない)場合(ステップ12;N)、複合施設以外の通常の施設、又は複合施設の代表施設のいずれかであるので、そのまま施設情報を読み込みRAM24に格納して(ステップ27)、ステップ26に移行する。
このように、複合施設の非代表施設について、その非代表施設に固有の情報はそれを設定し、共通する情報は施設IDで関連付けられている代表施設の情報を読み込むことで、複合施設の各施設毎に重複して情報を保存している場合と同様に、容易に各施設の施設情報を読み込むことができる。
次に、各施設情報の更新について説明する。
施設情報が更新されている場合、情報処理部11は、DVDやCD−ROM等の外部記憶装置から更新情報を読み込むことにより、また、データ送受信装置16を介して外部の情報センタ等から更新情報を受信することにより、更新を行う。
施設情報の更新は、各施設IDに対応する施設情報の追加、変更、削除による。
図4は、複合施設に関する更新情報の内容を例示したものである。
この図4の例は、複合施設「ジャズ夢中島」が拡張して、住所、施設、案内座標が変更になった場合の更新情報である。
複合施設の各施設毎に全ての施設情報を保存していた従来では、図4に示されるように、「ジャズ夢中島」に含まれる施設ID2〜4の全施設に対して重複した更新情報が必用であった。
これに対して本実施形態によれば、代表施設である施設ID2の「ジャズ夢中島」についての更新情報だけとなり、施設ID3と4の非代表施設に対する共通データ(図4の例では、住所、施設座標、案内座標)については不要となる。
このため、対象となる更新情報の量が少なくなり、特に情報センタから通信により更新情報を受信する場合には通信データ量を削減することにもなる。
また、更新情報量が少なくなることに伴い、情報処理部11による更新処理の時間を短縮すると共に処理負荷を低下させることができる。
以上、本発明の検索装置及び検索プログラムにおける1実施形態について説明したが、本発明は説明した実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲において各種の変形を行うことが可能である。
例えば、説明した実施形態では、目的地データファイルに保存される施設情報として、図2に例示したように、複合施設以外の施設、代表施設及び非代表施設を同一ファイルに保存する場合について説明したが、複合施設の共通データを代表施設情報として別個保存するようにしてもよい。
図5は、共通データを代表施設情報として、別個保存する場合の施設情報と代表施設情報を例示したものである。
この図5に例示されるように、代表施設情報には、説明した実施形態と同様にして決定された代表施設の代表施設IDと、共通データが保存される。
一方、複合施設に含まれる施設の施設情報には、複合施設の代表施設、非代表施設の個別データと、代表施設IDが保存される。
なお、複合施設以外の施設については、説明した実施形態と同様に、その全ての情報が施設情報に保存される。
本実施形態が適用されるナビゲーション装置のシステム構成図である。 目的地データファイルに保存される施設情報を例示したものである。 施設情報の読み込み処理の処理内容を表したフローチャートである。 複合施設に関する更新情報の内容を例示したものである。 共通データを代表施設情報として、別個保存する場合の施設情報と代表施設情報を例示したものである。
符号の説明
10 現在位置検出装置
20 情報処理制御装置
40 入出力装置
41 入力装置
42 ディスプレイ
50 情報記憶装置

Claims (4)

  1. 少なくとも検索キー、名称、住所、位置座標を含む項目を記憶対象とする複数の施設情報を記憶する情報記憶手段であり、複合施設を構成する各施設に対して、固有の情報を個別に記憶し、各施設に共通する情報を共通情報として当該施設と関連つけて記憶する情報記憶手段と、
    文字を入力する文字入力手段と、
    前記入力された文字を検索キーとして、前記記憶手段に記憶された施設を候補施設として絞り込む絞り込み手段と、
    前記絞り込まれた候補施設が複合施設を構成する施設である場合には関連つけられた共通情報と当該施設固有の情報を読み出すことで施設情報を設定する施設情報設定手段と、
    前記設定された施設情報に基づいて前記絞り込まれた候補施設を表示する表示手段と、
    を具備したことを特徴とする検索装置。
  2. 前記複合施設は、当該複合施設を代表する1つの代表施設と、当該代表施設以外の非代表施設から構成され、
    前記記憶手段は、代表施設は複合施設の共通情報及び該代表施設固有の情報を記憶し、非代表施設は共通情報を除く固有の情報を記憶すると共に代表施設情報へのリンク情報を記憶し、
    前記施設情報設定手段は、非代表施設の共通情報をリンク情報でリンクされた代表施設情報から読み出すことを特徴とする請求項1に記載の検索装置。
  3. 施設情報の更新情報を取得する更新情報取得手段と、
    前記取得した更新情報に対応する施設の施設情報を更新する更新手段とを備え、
    前記更新手段は、複合施設の各施設の施設情報は固有情報を更新対象し、各施設に共通する情報は共通情報を更新する、
    ことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の検索装置。
  4. 少なくとも検索キー、名称、住所、位置座標を含む項目を記憶対象とする複数の施設情報を情報記憶手段に記憶する情報記憶機能であり、複合施設を構成する各施設に対して、固有の情報を個別に記憶し、各施設に共通する情報を共通情報として当該施設と関連つけて記憶する情報記憶機能と、
    文字を入力する文字入力機能と、
    前記入力された文字を検索キーとして、前記情報記憶手段に記憶された施設を候補施設として絞り込む絞り込み機能と、
    前記絞り込まれた候補施設が複合施設を構成する施設である場合には関連つけられた共通情報と当該施設固有の情報を読み出すことで施設情報を設定する施設情報設定機能と、
    前記設定された施設情報に基づいて前記絞り込まれた候補施設を表示する表示機能と、
    をコンピュータに実現させるための検索プログラム。
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