JP4882911B2 - ナビゲーション装置、及びナビゲーションプログラム - Google Patents

ナビゲーション装置、及びナビゲーションプログラム Download PDF

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本発明は、ナビゲーション装置、及びナビゲーションプログラムに関し、例えば、車両が走向している場合に画面からの入力を規制するものに関する。
近年、ナビゲーション装置によって車両を誘導することが盛んに行われている。
ナビゲーション装置は、出発地から目的地までの経路を探索する機能、GPS(Global Positioning System)衛星やジャイロなどのセンサを用いて自車両の位置を検出する機能、及び目的地までの経路と自車両の現在位置を地図上に表示する機能などを備えている。
ナビゲーション装置は、例えば、タッチパネルが表面に設置された表示画面を備えており、表示画面に表示された事項をユーザがタッチして操作することにより、目的地の設定などを受け付けることができる。
ナビゲーション装置は、運転者が走行中に操作すると集中の妨げとなる場合があるため、例えば、次の特許文献1のように、走行中には入力の受け付けを規制する機能を備えたものがある。
特開2007−10441公報
ところで、近年は、1つのディスプレイに複数の表示領域を設定し、それぞれの表示領域に異なる表示画像を表示することが行われている。
これら表示画像は、表示領域間で移動することができ、ユーザの利便性を更に高めている。
このように、複数の表示領域を設定する場合、入力画面などを表示する表示領域に対しては、走行中の入力受付を規制することが行われている。
しかし、従来のナビゲーション装置では、入力受付が規制された表示画像が運転者の直近に表示される場合があった。
当該表示画像が運転者側に設定されたとしても、入力が規制されているため運転者は操作を行うことができず、使い勝手がよくないという問題があった。
そこで、本発明は、運転者にとって便利なように入力が規制されている表示画像の位置を設定することである。
(1)請求項1に記載の発明では、車両に設置され、画像を画面に表示すると共に、前記画面上で前記画像に対する入力操作を受け付ける表示装置と、画面を横並びの複数の表示領域に区分し、当該表示領域ごとに画像を表示する表示手段と、所定の画像に対する入力操作の規制が必要か否かを判断する規制判断手段と、前記規制が必要と判断された画像への入力を規制する入力規制手段と、を具備し、前記表示手段は、入力が規制された画像を、運転席から遠い側の表示領域に表示することを特徴とするナビゲーション装置を提供する。
(2)請求項2に記載の発明では、表示領域に表示されている画像を、表示領域間で移動する移動手段を具備し、前記移動手段は、前記入力規制手段によって入力操作が規制されている画像以外の画像を移動することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置を提供する。
(3)請求項3に記載の発明では、車両の運転席の斜め前方に設置され、画像を画面に表示すると共に、前記画面上で前記画像に対する入力操作を受け付ける表示装置を備えたナビゲーション装置において、画面を横並びの複数の表示領域に区分し、当該表示領域ごとに画像を表示する表示機能と、所定の画像に対する入力操作の規制が必要か否かを判断する規制判断機能と、前記規制が必要と判断された画像への入力を規制する入力規制機能と、を発揮させ、前記表示機能は、入力が規制された画像を、前記運転席から遠い側に表示することを特徴とするナビゲーションプログラムを提供する。
請求項1に記載の発明では、入力が規制されている画像が運転席から遠い側に設定されている表示領域に表示されるため、運転者の利便性を高めることができる。
請求項2に記載の発明では、画像の移動に際して入力が規制されている画像を運転席から遠い側に固定するため、画像の移動によって入力画面が運転席側に移動されず、運転者の利便性を高めることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載のナビゲーション装置としての機能を発揮させるコンピュータプログラムを提供することができる。
(1)実施の形態の概要
図3(a)に示したように、ナビゲーション装置は、所謂ワイド画面のディスプレイ42を備えており、画面を第1表示領域71〜第4表示領域74に区分して、それぞれに異なる表示画像を表示することができる。
ナビゲーション装置1は、サイドブレーキが解除されているか、又は車速が一定値より大きい場合に走行規制が必要であると判断して入力画面への入力操作の受け付けを行わないようにすると共に、入力画面を運転席から遠い側の第4表示領域74に移動する。
また、ナビゲーション装置1は、走行規制中にユーザから表示画像の移動要求を受け付けた場合、入力画面を第4表示領域74に固定したまま、他の表示画像を移動する。
(2)実施の形態の詳細
図1は本実施形態が適用されるナビゲーション装置1のシステム構成図である。
ナビゲーション装置1は、車両に搭載され、この図に示すように、現在位置検出装置10、情報処理制御装置20、入出力装置40及び情報記憶装置50を備えている。
まず、現在位置検出装置10は、以下のような構成を有している。
絶対方位センサ11は、例えば、磁石に基づいてN方向の検出から、車両が何れの方向に位置するかを検出する地磁気センサであり、絶対方向を検出する手段であればよい。
相対方位センサ12は、例えば交差点を曲がったか否かを検出するものであり、ハンドルの回転部に取り付けた光学的な回転センサや回転型の抵抗ボリュームあるいは車輪部に取り付ける角度センサでもよい。また、角速度を利用して角度の変化を検出するジャイロセンサを用いてもよい。
つまり、基準角度(絶対方位)に対して、相対的に変化した角度を検出することができる手段であればよい。
距離センサ13は、例えば、車輪の回転を検出して計数するものや、加速度を検出して2回積分するものでもよい。つまり、車両の移動距離を計測できる手段であればよい。
GPS受信装置14は、人工衛星からの信号を受信する装置であり、信号の発信時刻、受信装置の位置情報、受信装置の移動速度、受信装置の進行方向など様々な情報を得ることができる。
ビーコン受信装置15は、特定の地点に設置された送信装置より発信された信号を受信する装置である。
特に、VICS情報を入手することができ、渋滞情報、現在位置情報、駐車場情報等車両の走行に関する情報を入手することができる。
このように、ナビゲーション装置1は、現在位置取得(検出)手段を備えている。
データ送受信装置16は、電話回線や電波を利用して車両外部と通信をし、情報の交換を行うための装置である。
例えば、自動車電話、ATIS、VICS、GPS補正、車両間通信など様々な利用方法があり、走行に関する情報を入出力することが可能である。
次に、情報処理制御装置20は、現在位置検出装置10、入出力装置40から入力される情報及び情報記憶装置50に格納された情報に基づいて演算及び制御を行うとともに、演算結果をディスプレイ42、プリンタ43又はスピーカ44等の出力手段に出力するように制御する手段である。
この情報処理制御装置20は、以下のような構成を有している。
中央処理装置(CPU)21は、ナビゲーション装置1全体の総括的な演算及び制御を行う。
第1ROM22は、ナビゲーションに関するプログラム、特に、目的地までの経路を案内するのに必要な地点情報の検索、及び検索した地点情報を画像表示や音声出力するためにRAM24などに出力したり、地点情報データファイル58などを用いて地点の名称を読みから検索したりするナビゲーションプログラムを格納している。
センサ入力インターフェイス23は、現在位置検出装置10からの情報を受け取る手段である。
RAM24は、目的地の情報、通過地点の情報等の利用者が入力した情報を記憶すると共に、利用者の入力情報に基づいてCPU21により演算された結果や、経路探索された結果、又は情報記憶装置50から読み込まれた地図情報(地点情報も含まれる)を格納するための記憶手段である。
通信インターフェイス25は、現在位置検出装置10からの情報、特に外部から得られる情報を入出力するための手段である。
第2ROM26は、ナビゲーションに関するプログラム、特に、音声案内に関するナビゲーションプログラムを格納している。
画像プロセッサ27は、CPU21で処理されたベクトル情報を画像情報に処理するための処理手段である。
時計28は、時刻を刻む。
画像メモリ29は、画像プロセッサ27により処理された画像情報を格納する手段である。
音声プロセッサ30は、情報記憶装置50から読み込まれた音声情報を処理し、スピーカ44に出力する。
入出力装置40は、利用者により目的地、通過地点、探索条件等のデータを入力する入力装置41、画像や案内情報などを表示するディスプレイ42、情報を印刷するプリンタ43、音声を出力するスピーカ44より構成される。
ディスプレイ42は、ワイド画面のディスプレイであって、水平方向が長手方向となるように、運転席と助手席の中央前方付近に運転席と助手席に対面するように設置されている。
ディスプレイ42は、車両の運転席の斜め前方に設置され、画像(表示画像)を画面に表示すると共に、(後述のタッチパネルにより)画面上で画像に対する入力操作を受け付ける表示装置として機能している。
入力装置41は、例えば、タッチパネル、タッチスイッチ、ジョイスティック、キースイッチ等で構成される。
タッチパネルはディスプレイ42の上に設置された透明電極などにより構成されており、ユーザがディスプレイ42をタッチした位置を検出できるようになっている。
情報記憶装置50は、伝送路45を介して情報処理制御装置20に接続される。
情報記憶装置50は、地図データファイル51、交差点データファイル52、ノードデータファイル53、道路データファイル54、写真データファイル55、目的地データファイル56、案内地点データファイル57、地点情報データファイル58、運転席位置データファイル59、その他のデータファイルを格納している。
この情報記憶装置50は、一般的には、書き換え可能な記憶媒体であるハードディスク、フラッシュメモリなどで構成されるが、CD−ROM、DVD−ROMなどのROMと併用してもよい。
地図データファイル51には、全国道路地図、任意地域の道路地図又は住宅地図等の地図データが記憶されている。
道路地図は、主要幹線道路、高速道路、細街路(比較的狭い道路)等の各道路と地上目標物(施設等)から構成される。住宅地図は、地上建造物等の外形を表す図形、及び道路名称等が表示される市街図である。
交差点データファイル52には、交差点の地理的位置座標や名称等の交差点に関するデータが記憶されている。
ノードデータファイル53には、地図上において経路探索に利用される各ノードの地理座標データ等が記憶される。
道路データファイル54には、道路の位置と種類及び車線数及び各道路間の接続関係等の道路に関するデータが記憶されている。
写真データファイル55には、各種施設や観光地、又は主要な交差点等の視覚的表示が要求される場所を写した写真の画像データやコンピュータグラフィックス画像データなどが記憶されている。
目的地データファイル56には、主要観光地や建物、電話帳に記載されている企業・事業所等の目的地になる可能性の高い場所や施設等の位置と名称等のデータが記憶されている。
案内地点データファイル57には、道路に設置されている案内表示板の内容や分岐点の案内等の案内が必要とされる地点の案内データが記憶されている。
地点情報データファイル58は、地点情報を格納したファイルである。地点情報は、POI(Point of Interest)情報とも呼ばれ、例えば、競技場、劇場、レストランやデパートなどの店舗、学校、行政施設、福祉施設、民間会社の本支社や営業所、観光地など、ユーザが経路案内などで興味を持つと考えられる地点の、地点の名称の表示文字列、表示文字列の読み、表示文字列と読みの対応情報、座標、住所、電話番号、その他の事項に関する情報である。地点情報は、検索の対象として機能している。
運転席位置データファイル59は、運転席位置データを記憶したファイルである。運転席位置データは、ユーザがディスプレイ42に対面して何れの側に位置しているのか(即ち、右ハンドル車か左ハンドル車か)を特定する情報である。
ナビゲーション装置1は、運転席位置データを用いてディスプレイ42において、運転席から近い側と遠い側を判断する。
後述するように、ナビゲーション装置1は、ディスプレイ42を複数の表示領域に区分して、各表示領域に異なる表示画像を表示する。
そして、例えば、入力画面を表示する表示領域など、ユーザからの入力を受け付ける表示画像が表示されている表示領域では、車両の状態によって入力を受け付けたり、入力の受け付けを制限したりする。
このように、ユーザからの入力受付機能を制限する機能は走行規制と呼ばれている。
どのような場合に走行規制を実施するかは、ナビゲーション装置1の設計によるが、本実施の形態では、サイドブレーキ(パーキングブレーキ)が解除されている場合、又は、車速が0より大きい場合は走行規制を実施し、サイドブレーキが掛けられており、車速が0の場合は走行規制を実施しないこととした。このため、例え車速が0であってもサイドブレーキが解除されている場合は、走行規制が実施される。
このように走行規制の必要性を判断するために、ナビゲーション装置1は、車速とサイドブレーキの動作状態を監視している。
図2(a)は、走行規制を行わない場合に、ディスプレイ42に表示される画面を示した図である。
ナビゲーション装置1は、ディスプレイ42に向かって右から第1表示領域71、第2表示領域72、第3表示領域73、第4表示領域74の4つの表示領域に区分して、表示画像を表示する。
なお、図2(a)の例は、右ハンドル車の場合であって、第1表示領域71の側に運転席が位置している。左ハンドル車の場合は、第4表示領域74の側に運転席が位置することになる。
このように、ナビゲーション装置1は、ディスプレイ42の画面を複数の表示領域(第1表示領域71〜第4表示領域74)に区分し、当該表示領域ごとに画像(表示画像)を表示する表示手段を備えている。
ナビゲーション装置1は、これら4つの表示領域に個別に表示画像を表示することができ、図2(a)の場合は、第1表示領域71に入力画面を表す表示画像が表示され、第2表示領域72には地図を表す表示画像が表示され、第3表示領域73には渋滞情報を表す表示画像が表示され、第4表示領域74には車両情報を表す表示画像が表示されている。
入力画面は、各種のボタンやキーパッドを表示することができ、ユーザがこれらをタッチすることにより入力を受け付けることができる。
ユーザは、入力画面を操作することにより、例えば、目的地を検索したり、あるいは、目的地を設定したりなど、各種の情報処理をナビゲーション装置1に行わせることができる。
地図は、現在位置周辺の地図、又は現在位置から目的地までの地図などであり、目的地までのルートを案内する。
渋滞情報は、目的地に至るまでに影響すると思われる渋滞に関する情報である。
車両情報は、車両の速度や、燃料残量など、車両に関する情報である。
これら各表示画像は、第1表示領域71〜第4表示領域74で移動可能であり、例えば、ユーザが図示しない表示画像入れ替えボタンを押下したり、あるいは、リモートコントロールで操作するなどして、ナビゲーション装置1に移動を命じることができる。
本実施の形態では、一例として、移動ボタンを押下すると、図中の点線で示したように、第1表示領域71の表示画像が第4表示領域74に移動し、第2表示領域72〜第4表示領域74の表示画像が、それぞれ右方向に1つずつ移動するものとする。
なお、これは一例であって、移動の仕方は任意でよい。
図2(b)は、図2(a)の状態で移動ボタンを1回押下した場合を示している。
移動により、第1表示領域71には地図が表示され、第2表示領域72には渋滞情報が表示され、第3表示領域73には車両情報が表示され、第4表示領域74には入力画面が表示されている。
更に、移動ボタンを押下すると、図2(c)のようになる。
即ち、第1表示領域71には渋滞情報が表示され、第2表示領域72には車両情報が表示され、第3表示領域73には入力画面が表示され、第4表示領域74には地図が表示される。
このように、走行規制が実施されていない場合、ナビゲーション装置1は、ディスプレイ42に表示されている各表示画像を移動対象とする。
図3(a)は、走行規制を実施した場合に、ディスプレイ42に表示される画面を示した図である。
ナビゲーション装置1は、サイドブレーキが解除されているか、又は、車速が0より大きい場合、走行規制が必要であると判断し、入力規制を実施する表示画像を運転席から遠い側に表示して入力規制を実施する。
図3(a)の例では、入力規制を行う表示画像は入力画面を表示した表示画像であり、また、運転席から遠い側の表示領域は第4表示領域74であるので、ナビゲーション装置1は、入力画面を第4表示領域74に表示する。
なお、図3(a)では、第4表示領域74が入力規制が実施されていることをユーザが認識できるように、表示状態を変化させてある。
また、入力規制を実施する画面がもう一つある場合は、第3表示領域73に表示される。
このようにして、ナビゲーション装置1は、入力規制を実施する表示画像が複数ある場合は、運転席に遠い側の表示領域から順にこれらの表示画像を割り当てていく。
このように、ディスプレイ42に入力規制が実施された表示領域がある場合、ナビゲーション装置1は、これを固定して、他の表示領域の表示画像を図中の点線で示したように移動する。
即ち、移動ボタンを押下すると、図中の点線で示したように、第1表示領域71の表示画像が第3表示領域73に移動し、第2表示領域72、第3表示領域73の表示画像が、それぞれ右方向に1つずつ移動する。
なお、これは一例であって、移動の仕方は任意でよい。
図3(b)は、図3(a)の状態で移動ボタンを1回押下した場合を示している。
移動により、第1表示領域71には渋滞情報が表示され、第2表示領域72には車両情報が表示され、第3表示領域73には地図が表示されている。
更に、移動ボタンを押下すると、図3(c)のようになる。
即ち、第1表示領域71には車両情報が表示され、第2表示領域72には地図が表示され、第3表示領域73には渋滞情報が表示される。
このように、ナビゲーション装置1は、地図、渋滞情報、車両情報など走行規制を実施していない表示画像に対しては移動することができるが、入力画面のように走行規制を実施している表示画像は、運転席から遠い側の表示領域に固定される。
また、表示画像には、操作可能であるが、走行規制が実施されないものもある。この場合、走行規制時には、運転者がなるべく操作しやすいように、このような表示画像を運転席側の表示領域に表示するように構成することもできる。
なお、走行規制が実施されている表示画像が複数存在することもあるが、その場合は規制対象の表示画像が全て運転席から遠い側、即ち助手席側の表示領域に移動すると共に、助手席から操作しやすいように助手席側の表示領域内で移動することが可能である。
更に、例えば、オーディオ操作画面において、走行規制を行わない場合は楽曲の選択と音量の調節が行え、走行規制時は、楽曲の選択は禁止されるが、音量の調節は可能であるといったように、一部の操作に対して走行規制を実施する表示画像も可能である。
このように、一部の操作が走行規制される表示画像の場合は、運転者が操作する可能性があるため、走行規制時には、運転席側の表示領域に表示するように構成することができる。
図4(a)は、表示画像の表示処理を行う手順を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、CPU21が所定のプログラムに従って行うものである。
まず、ナビゲーション装置1は、サイドブレーキの駆動状態と車速を確認し、走行規制が必要か否かによって走行規制が必要な表示があるか否かを判断する(ステップ5)。
このように、ナビゲーション装置1は、所定の画像に対する入力操作の規制が必要か否かを判断する規制判断手段を備えている。
走行規制が必要ないと判断した場合(ステップ5;N)、ナビゲーション装置1は、ディスプレイ42に通常の表示を行う(ステップ20)。
即ち、ナビゲーション装置1は、全ての表示画像を区別することなく、第1表示領域71〜第4表示領域74に表示する。
走行規制が必要であると判断した場合(ステップ5;Y)、ナビゲーション装置1は、規制が必要な画面を表示するための表示画像を第4表示領域74に表示し(ステップ10)、当該表示画像に対して走行規制を実施する(ステップ15)。
このように、ナビゲーション装置1は、規制(走行規制)が必要と判断された画像(表示画像)への入力を規制する入力規制手段を備え、入力が規制された画像を、運転席から遠い側の表示領域に表示する。
以上のようにして、走行規制の必要性の有無を判断し、走行規制が必要な場合は、走行規制を行う表示画像を運転席から遠い側の表示領域に表示して走行規制を実施する。
図4(b)は、表示画像の移動処理を行う手順を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、CPU21が所定のプログラムに従って行うものである。
まず、ナビゲーション装置1は、移動ボタンの押下などによってユーザから移動要求を受け付ける(ステップ50)。
すると、ナビゲーション装置1は、サイドブレーキの駆動状態や車速により走行規制中か否かを判断し、かつ、これによって走行規制が必要な画面があるか否かを判断する(ステップ55)。
走行規制中でなかった場合(ステップ55;N)、ナビゲーション装置1は、各表示領域に表示されている表示画像を特に区別することなく、通常の方法で移動を行う(ステップ70)。
一方、走行規制中であった場合(ステップ55;Y)、ナビゲーション装置1は、走行規制が必要な画面を表示する表示画像を第4表示領域74に固定し、他の表示画像を移動する(ステップ60)。
このように、ナビゲーション装置1は、表示領域(第1表示領域71〜第4表示領域74)に表示されている画像(表示画像)を、表示領域間で移動する移動手段を備え、当該移動手段は、入力操作が規制されている画像以外の画像を移動する。
以上説明した本実施の形態により次のような効果を得ることができる。
(1)ナビゲーション装置1は、車速検知やサイドブレーキの状態などにより走行規制が必要か否かを判断することができ、走行規制が必要な場合は、走行規制をする画面を表示する表示画像を運転席から遠い方の表示領域に移動することができる。
これによって、運転者が操作できない画面が運転者の直近にあることによる不便さを解消し、運転者の利便性を高めることができる。
(2)走行規制実施時に、ユーザから表示画像の移動を要求された場合、ナビゲーション装置1は、走行規制を実施している表示画像を運転席から遠い側の表示領域に固定したまま他の表示画像を移動することができる。
ナビゲーション装置のシステム構成図である。 走行規制を行わない場合の画面を示した図である。 走行規制を行う場合の画面を示した図である。 表示処理と移動処理の手順を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
10 現在位置検出装置
20 情報処理制御装置
21 CPU
40 入出力装置
41 入力装置
42 ディスプレイ
50 情報記憶装置
59 運転席位置データファイル
71 第1表示領域
72 第2表示領域
73 第3表示領域
74 第4表示領域

Claims (3)

  1. 車両に設置され、画像を画面に表示すると共に、前記画面上で前記画像に対する入力操作を受け付ける表示装置と、
    画面を横並びの複数の表示領域に区分し、当該表示領域ごとに画像を表示する表示手段と、
    所定の画像に対する入力操作の規制が必要か否かを判断する規制判断手段と、
    前記規制が必要と判断された画像への入力を規制する入力規制手段と、
    を具備し、
    前記表示手段は、入力が規制された画像を、運転席から遠い側の表示領域に表示することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 表示領域に表示されている画像を、表示領域間で移動する移動手段を具備し、
    前記移動手段は、前記入力規制手段によって入力操作が規制されている画像以外の画像を移動することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 車両の運転席の斜め前方に設置され、画像を画面に表示すると共に、前記画面上で前記画像に対する入力操作を受け付ける表示装置を備えたナビゲーション装置において、
    画面を横並びの複数の表示領域に区分し、当該表示領域ごとに画像を表示する表示機能と、
    所定の画像に対する入力操作の規制が必要か否かを判断する規制判断機能と、
    前記規制が必要と判断された画像への入力を規制する入力規制機能と、
    を発揮させ、
    前記表示機能は、入力が規制された画像を、前記運転席から遠い側に表示することを特徴とするナビゲーションプログラム。
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