JP5120423B2 - 加湿機 - Google Patents
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Description
本発明の一実施形態に係る空気清浄機の全体構成の概要を図1及び図2に示す。図1は空気清浄機の正面に向かって右上方から見た斜視図であり、図2は空気清浄機の背面に向かって左上方から見た斜視図である。
(2−1)水タンク
空気清浄機10は、その外郭が本体ケーシング20で覆われている。空気清浄機10の左側部には、図4に示すように、水タンク30が収納されている。本体ケーシング20は、左側板21が取り外せるようになっており、左側板21に水タンク30が取り付けられている。図示を省略するが、水タンク30の下方には注水口が設けられている。
図4の状態から、左側板21と水タンク30と水トレイ40を取り除き、さらに、シロッコファンをファンケーシング70とともに取り除いた状態が図5に示す状態である。水トレイ40は、図5に示す外部空間Sp1から装着される。図5においてハニカム状の開口を有する正面側の部材がフィルタ支持部材80である。フィルタ支持部材80に、図3に示したプレフィルタ17AやHEPAフィルタ17Bや脱臭エレメント17Cが取り付けられる。フィルタ支持部材80には、背面側に段差部85が設けられている。この段差部85にも仕切板45の一部が重ね合わされる。そして、この段差部85については、仕切板45が重ねあわされる部分にシール部材90が貼り付けられている。シール部材90は、例えば貫通孔の無いスポンジのように柔らかな発泡プラスチックで形成される。
図6に示す加湿ロータ50は、リング状フレーム52に円盤状の多孔質の気化フィルタ51が取り付けられた構造を有する。加湿ロータ50は、この気化フィルタ51から水を気化させて加湿を行う。そのために、加湿ロータ50の回転に連れて、乾いた気化フィルタ51の下部がロータ浸漬部42の水に漬かるように設計されている。また、気化フィルタ51への給水を補助するために、水溜部53によってロータ浸漬部42から水を汲みあげる。水溜部53からリング状フレーム52の内周に続くリング状フレーム52の穴(図示省略)を通って、リング状フレーム52の内周の気化フィルタ51に水を供給することができるよう構成されている。図示を省略しているが、加湿ロータ50は加湿運転時にモータによって回転される。
図6の状態から加湿ロータ50及び軸受け44を取り除いた状態を図13に示す。加湿ロータ50を取り除くことにより、加湿ロータ50の下流側にあるシロッコファン16が見える。シロッコファン16へは、ハウジングの後壁74の開口部76から加湿された空気が供給される。
図11はファンケーシングの構造を示す斜視図である。ハウジングの下壁73は、ファンケーシング70の一部である。下壁73の平らな部分が、水トレイ40を支える支持面75である。この支持面75はスタンド25よりも高い位置に設けられている。この支持面75の上を水トレイ40の前方リブ40fが摺動する。そして、水トレイ40は、スタンド25から離れており、水トレイ40の被ロック部である下面側山形凸部40hがスタンド25の上面には擦れないようになっている。
(3−1)水トレイの装着
水トレイ40の装着を説明し易くするため、水トレイ40とともに装着される加湿ロータ50と軸受け44を除くとともに、本体ケーシング20とフィルタ支持部材80などを取り除いた状態を示す図11乃至図13を用いて説明する。また、図12の状態においてx−z平面で切断した断面を図14に示す。フィルタ支持部材80を取りつけた状態において、y−z平面で切断した断面の一部を拡大したものを図15に示す。また、図13の状態においてx−z平面で切断した断面を図16に示す。
装着が完了した状態の支持面側山形凸部75a及び下面側山形凸部40hの周囲の拡大断面を図17に示す。図17に示す断面においては、支持面側山形凸部75aが凹部40iに嵌まって、支持面側山形凸部75aの頂部が下面40eには接触しない状態となっている。そして、後方リブ40gの側は、凸面が平らな凸部40jが支持面75に接することによって支えられている。
図11乃至図17を用いて説明したように、水トレイ40は、前方リブ40fがファンケーシング70の支持面75に直接接触して摺動し、支持面75の本体側山形凸部75aの上を後方リブ40gが摺動しながら押し込まれて行く。そのため、上述のように、図11に示した状態から図12の状態を経て図13に示した状態になるまでに、水トレイ40の下面40eと支持面75との間の接触状態が変化する。しかし、上述の図だけでは水トレイ40の下面40eと支持面75との間の接触状態の変化が分かり難い。そこで、下面40eと支持面75との間の接触状態の変化を図18及び図19を用いて説明する。
(4−1)
加湿ロータ50(加湿エレメント)に水を供給する水トレイ40の下面40eとファンケーシング70(本体)の支持面75aとの状態は、下面40eの前方リブ40f、後方リブ40g、下面側山形凸部40h及び凸部40j(下面側突出部)と、支持面側山形凸部75a及び内部凸部75b(支持面側突出部)との接触状態によって変化する。プラスチックの射出成形などによって、これら後方リブ40g、下面側山形凸部40h、凸部40j、支持面側山形凸部75a及び内部凸部75bを形成するのは容易であり、安価に製造することができる。
図18(b)に示す状態(第2状態)と図19(b)に示す状態(第3状態)との間のロックの開始時点の図19(a)に示す状態(第5状態)では、第2接触領域C2がy軸方向(交差方向)に拡大する。y軸方向に第2接触領域C2が拡大することによって急激な摺動抵抗の増加があり、水トレイ40を挿入する者がロックの始まりを触覚で感じ取り易くなる。下面側山形凸部40h(幅広部)は、後方リブ40g(第2リブ)よりも幅が広く、そのため、下面側山形凸部40hと支持面側山形凸部75aの接触面積を、後方リブ40gと支持面側山形凸部75aの接触面積よりも大きくし易くなっている。
支持面側山形凸部75a(第1凸部)は、ファンケーシング70(本体)の外側から遠い方の内側斜面75amの傾斜(内側傾斜)が外側に近い方の外側斜面75anの傾斜(外側傾斜)よりも急になっており、下面側山形凸部40h(第2凸部)は、外側に近い方の外側斜面40hnの傾斜(外側傾斜)が外側から遠い方の内側斜面40hmの傾斜(内側傾斜)よりも急になっている。挿入時に下面側山形凸部40hが支持面側山形凸部75aを乗り越えるときよりも引き抜くときに乗り越える方が大きな力が必要になり、ロックし易くロックが外れ難くなる。
前方リブ40f(第1リブ)は、後方リブ40g(第2リブ)の高さと支持面側山形凸部75a(第1凸部)の高さとの和に等しい高さを持つよう設定されている。そのため、支持面75に平行に下面40eを摺動させることができ、装着時の安定性が良くなる。
(5−1)変形例1A
上記実施形態では、前方リブ40f、後方リブ40g、下面側山形凸部40h、凹部40i及び凸部40jが下面40eにあり、支持面側山形凸部75a及び内部凸部75bが支持面75にある場合について説明したが、前方リブ40f、後方リブ40g、下面側山形凸部40h、凹部40i及び凸部40jを支持面75に形成し、支持面側山形凸部75a及び内部凸部75bを下面40eに形成することもできる。
上記実施形態では、前方リブ40fや後方リブ40gが1本の場合について説明したが、複数本並列に設けられていてもよく、前方リブ40fは挿入方向に複数に分割されていてもよい。
上記実施形態では、加湿エレメントに加湿ロータ50を用いる気化加湿方式を例に挙げたが、加湿エレメントには加湿ロータ50を用いない、例えばヒータ加湿方式や超音波加湿方式などの他の加湿方式を用いることができる。
20 本体ケーシング
30 水タンク
40 水トレイ
50 加湿ロータ
70 ファンケーシング
80 フィルタ支持部材
Claims (8)
- 空気に湿気を与えるための加湿エレメント(50)と、
前記加湿エレメントに水を供給し、下面側突出部を持つ下面(40e)を有する水トレイ(40)と、
前記加湿エレメントが内部に配置され、前記水トレイが側方から挿入されて装着されるとともに、前記水トレイの前記下面を支持するための支持面側突出部を持つ支持面(75a)を有する本体(70)とを備え、
前記下面及び前記支持面は、前記水トレイの装着が完了するまでの間に前記下面側突出部及び前記支持面側突出部の接触状態に応じて第1状態、第2状態、第3状態及び第4状態の順に状態が変化し、
前記第1状態では、挿入方向に対して交差する交差方向に離隔した第1接触領域(C1)及び第2接触領域(C2)で接触し、
前記第2状態では、前記第1接触領域が前記挿入方向に拡大する一方、前記第2接触領域が拡大せず、
前記第3状態では、前記第2接触領域で前記水トレイの前記下面が前記支持面に押し上げられ、
前記第4状態では、前記第3状態で押し上げられた前記水トレイの前記下面が下がる
ように構成されている、加湿機。 - 前記下面及び前記支持面は、前記第2状態と前記第3状態との間のロックの開始時点で第5状態に変化し、
前記第5状態では、前記第2接触領域が前記交差方向に拡大する、
請求項1に記載の加湿機。 - 前記下面側突出部及び前記支持面側突出部のうちの一方は、
前記第1接触領域を形成するため前記挿入方向に長く延びた第1リブ(40f)と、
前記第2接触領域を形成するため前記第1リブに並行して前記挿入方向に長く延びた第2リブ(40g)とを含み、
前記下面側突出部及び前記支持面側突出部のうちの他方は、
前記第2リブと接触するように設けられ、前記交差方向に延びて前記第2リブよりも幅の広い第1凸部(75a)を含む、
請求項1又は請求項2に記載の加湿機。 - 前記下面側突出部及び前記支持面側突出部のうちの前記一方は、前記挿入方向に沿って前記第2リブに続くように設けられ、前記第2リブよりも前記交差方向に広い幅を持ち、前記第2リブよりも広い面積で前記第1凸部と接触する幅広部(40h)をさらに含む、
請求項3に記載の加湿機。 - 前記第1凸部は、前記交差方向に垂直な断面が略三角形状を持ち、
前記幅広部は、前記交差方向に延び、前記交差方向に垂直な断面が略三角形状であり、前記第2リブよりも突出している第2凸部を(40h)含む、
請求項4に記載の加湿機。 - 前記第1凸部は、前記本体の外側から遠い方の内側傾斜が外側に近い方の外側傾斜よりも急になっており、
前記第2凸部は、前記本体の外側に近い方の外側傾斜が外側から遠い方の内側傾斜よりも急になっている、
請求項5に記載の加湿機。 - 前記第1リブは、前記第2リブの高さと前記第1凸部の高さとの和に等しい高さを持つ、
請求項3から6のいずれか1項に記載の加湿機。 - 前記下面及び前記支持面は、前記第4状態では、前記水トレイの前記下面が下がった後の装着完了時点において、前記第1接触領域及び前記第2接触領域に加え、前記第1接触領域から前記交差方向に離隔するとともに前記第2接触領域から前記挿入方向に離隔した第3接触領域(C3)においても接触する、
請求項1から7のいずれか1項に記載の加湿機。
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