JP5119409B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料に水と空気とを混合した混合燃料を内燃機関に供給する燃料供給装置に関する。
従来より、特許文献1にあるように、燃料に水と空気とを混合した混合燃料を内燃機関に供給して、燃焼効率の向上を図ったものが知られている。
この装置では、供給される燃料、水、空気をミキサーにより混合して、空気混入の油水エマルジョン燃料を生成し、チャンバにこの空気混入の油水エマルジョン燃料を貯留するようにしている。そして、チャンバから内燃機関に供給配管を介して空気混入の油水エマルジョン燃料を供給し、内燃機関で余った空気混入の油水エマルジョン燃料を戻し配管を介してチャンバに戻すようにしている。
特開昭59−77067号公報
しかしながら、こうした従来の装置では、燃料と水とが分離しやすく、空気はより分離しやすい。燃料と水との分離を抑制するために乳化剤を添加すると、乳化剤を添加するための機構が必要となり、装置が複雑になると共に、添加する乳化剤を必要とするという問題があった。また、空気混入の油水エマルジョン燃料を、チャンバ、供給配管、内燃機関、戻り配管、チャンバの間で循環させるようにしているので、燃料と水とが分離するだけでなく、空気も分離してしまうという問題があった。
本発明の課題は、簡単な構造で、燃料、水、空気を混合した混合燃料を内燃機関に連続供給できる燃料供給装置を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本願発明は、燃料に水と空気とを混合した混合燃料を内燃機関に供給する燃料供給装置に関する。
その本願発明の燃料供給装置は、前記混合燃料を貯留する混合タンクと、前記混合タンク内の前記混合燃料を前記内燃機関に供給する燃料ポンプと、前記内燃機関から戻された前記混合燃料を攪拌すると共に再度前記空気を混合して前記混合タンク内に吐出する混合器と、燃料タンク内に前記混合タンクを設け、更に、前記燃料タンク内の前記燃料を供給する第2燃料ポンプからの前記燃料に前記燃料タンク内の前記水を混合すると共に前記空気を混合して前記混合タンク内に吐出する第2混合器とを備えることを特徴としている。
予め前記混合タンクに前記燃料と前記水とを貯留し、前記混合器は前記内燃機関から戻された前記燃料に前記混合タンク内の前記水を混合すると共に前記空気を混合して前記混合タンク内に吐出してもよい。
本発明の燃料供給装置は、混合器が内燃機関から戻された混合燃料を攪拌すると共に再度空気を混合して混合タンク内に吐出するので、水や空気が分離しても、再度、攪拌・混合し、簡単な構造で、燃料、水、空気を混合した混合燃料を内燃機関に連続供給できるという効果を奏する。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、1は内燃機関で、本第1実施形態では4気筒のガソリン機関を用いているが、4気筒に限らず、それ以外の気筒数のものでもよい。また、ガソリン機関に限らず、ディーゼル機関でもよい。
内燃機関1は、図示しない各気筒毎に燃料噴射弁2が設けられており、各燃料噴射弁2から各気筒に燃料を噴射する。各燃料噴射弁2には、各燃料噴射弁2に燃料を導く供給管4が接続されている。
供給管4には、混合タンク6が接続されており、混合タンク6には燃料8と水10とが貯留されている。燃料8よりも重い水10は、図1に破線で示すように、混合タンク6の底側に貯留される。尚、本第1実施形態では、車両に搭載される燃料タンクそのものを混合タンク6として用いている。
混合タンク6には、燃料8のレベルを検出する燃料レベルセンサ12と、水10のレベルを検出する水レベルセンサ14とが設けられている。燃料レベルセンサ12は燃料8の表面に浮くフロート12aの上下動に応じて燃料8のレベルを出力するものである。水レベルセンサ14は燃料8と水10との境界線(図1に示す破線)上に浮くフロート14aの上下動に応じて水10のレベルを出力するものである。
混合タンク6の内部には、燃料ポンプ16が配置されており、燃料ポンプ16はフィルタ18を介して混合タンク6内の燃料8や後述する混合燃料を吸入し、吐出管20に吐出するように構成されている。吐出管20は供給管4に接続されている。尚、本第1実施形態では、フィルタ18には燃料8と水10との境界線(図1に示す破線)上に浮くフロート21が取り付けられており、燃料8と水10との境界線の上下動にかかわらず、燃料ポンプ16には境界線より上の燃料8を吸入できるように構成されている。
供給管4にはリリーフバルブ22が取り付けられており、リリーフバルブ22には戻り管24が接続されている。リリーフバルブ22は供給管4内の圧力が設定圧力を越えると、戻り管24に燃料8を逃がすバルブである。
戻り管24は、混合タンク6の内部に配置された混合器26に接続されており、本第1実施形態では、混合器26は混合タンク6の燃料8と水10との境界線よりも下の底面側に配置されている。
混合器26は、図2に示すように、戻り管24が接続される燃料接続部28を備え、
戻り管24は混合器本体30内に形成された渦流室32に連通されている。渦流室32は円柱状に形成されると共に、渦流室32には、円筒部34が同心上に形成されている。混合器本体30には、円筒部34内に連通し、混合タンク6内に開口した吐出孔46が形成されている。
渦流室32には、円筒部34と同芯上に形成されたテーパ孔42が接続されており、テーパ孔42は渦流室32側が大径で、渦流室32から遠ざかるにしたがって徐々に縮径するように形成されている。テーパ孔42の小径側には、オリフィス44が接続されており、更に、オリフィス44には水接続部36が接続されており、水接続部36には、図1に示すように、水吸入管38が接続されている。水吸入管38は混合タンク6の底側に配置されたフィルタ40に接続されている。
混合器本体30に形成された空気接続部48には、空気吸入管50が接続されており(図1参照)、空気吸入管50は混合タンク6内の燃料8よりも上方に開口配置されている。空気接続部48は小径孔52を介してオリフィス44に接続されており、小径孔52は例えば直径0.5mm程度の小さな直径の孔である。この小径孔52の直径を適宜選択することにより、後述する気泡の大きさを調整できる。また、水接続部36の内径等を適宜選択することにより、オリフィス44を通過する水量を調整できる。
次に、前述した本実施形態の燃料供給装置の作動について説明する。
まず、内燃機関1の始動時には、混合タンク6内では、燃料8と水10とは分離した状態にあり、燃料ポンプ16が駆動されると、燃料ポンプ16はフィルタ18を介して燃料8を吸入し、吐出管20を介して供給管4に燃料8を供給する。尚、混合タンク6には、予め燃料8と水10とが一定割合で貯留される。
供給された燃料8は、各燃料噴射弁2から各気筒に噴射されて内燃機関1が始動される。余った燃料8は、リリーフバルブ22、戻り管24を介して混合器26に流入する。混合器26では、燃料8が戻り管24、燃料接続部28を介して渦流室32に流入し、渦流室32で円筒部34の外周の廻りに燃料8の渦流が生成される。渦流となった燃料8は、テーパ孔42に流入し、渦流効果により、フィルタ40、水吸入管38、水接続部36、オリフィス44を介して、テーパ孔42内に混合タンク6内の水10を吸入する。
テーパ孔42内に流入した水10は、テーパ孔42内の燃料8の渦流により、燃料8と水10とが混合され、エマルジョン燃料が生成される。また、水がオリフィス44を通る際に、水の流れが絞られ、オリフィス効果により、空気吸入管50、空気接続部48、小径孔52を介してオリフィス44内に空気が吸入される。空気は小径孔52から吸入されるので、微少な気泡となって吸入され、テーパ孔42内の渦流により混合されて、微少な気泡が混合されたエマルジョン燃料である混合燃料が生成される。この混合燃料がテーパ孔42から円筒部34内を通り、吐出孔46から混合タンク6内に吐出される。
空気は、微少な直径の小径孔52から吸入されるので、空気は微少な直径の気泡、本実施形態では、マイクロサイズあるいはナノサイズの気泡に生成されている。燃料8と水10と空気との混合割合は、適宜決定すればよく、例えば、燃料8に対して、水10が5%から55%程度、空気が数%から数十%程度とすればよい。
燃料ポンプ16の駆動により、燃料8が送られ、混合器26により燃料8に水10と空気とが混合された混合燃料が生成されて、混合タンク6内が混合燃料となると、燃料ポンプ16は混合燃料を吸入して、吐出管20を介して供給管4に混合燃料を供給する。
そして、供給された混合燃料は、各燃料噴射弁2から各気筒に噴射されて内燃機関1の運転が継続される。気筒内への混合燃料の噴射により、混合燃料中の微粒子化された空気が燃料8の燃焼を促進すると共に、水10は微爆発等をおこす。燃焼効率の改善により燃費が向上すると共に、燃焼が低温で行われるので、窒素酸化物が低減され、エミッションが改善される。
従来のガソリン機関を搭載した車両と、本第1実施形態の燃料供給装置を適用したガソリン機関を搭載した車両とにより、排気ガス成分を比較した。下記表1に示すように、本第1実施形態を適用した場合、二酸化炭素は30%減少し、一酸化炭素、窒素酸化物は零レベルとなり、エミッションが著しく改善された。尚、比較したガソリン機関は、4気筒、2400ccであり、アイドル状態での比較である。
Figure 0005119409
混合器26で生成された混合燃料は、燃料ポンプ16により、吐出管20を介して供給管4に供給され、余った混合燃料が再び混合器26に供給される。供給管4に供給された混合燃料のうち、6〜7割が混合器26に戻されるように設定するとよい。
微粒子化された水や気泡は数分〜十数分で分離するが、混合器26に混合燃料が戻されて、燃料接続部28を介して渦流室32に流入し、渦流室32で円筒部34の外周の廻りに混合燃料の渦流が生成される。渦流室32からテーパ孔42に流入する渦流により混合燃料が撹拌されて、燃料8と水10と空気とが混合されて、水10の分離を抑制する。また、撹拌により、再度微粒子化した気泡とエマルジョン燃料との混合が行われる。
一方、フィルタ40、水吸入管38、水接続部36、オリフィス44を介して、テーパ孔42内に混合タンク6内の混合燃料を吸入する。混合燃料がオリフィス44を通る際に、混合燃料の流れが絞られ、小径孔52を介してオリフィス44内に空気が吸入される。空気は小径孔52から吸入され、微少な気泡となって吸入され、混合燃料の渦流により混合される。
尚、混合タンク6の底に水10が残っている場合には、残っている水10が、あるいは、混合タンク6の底に混合燃料から分離した水10が溜まった場合には、その分離した水10が、フィルタ40、水吸入管38、水接続部36、オリフィス44を介して、テーパ孔42内に吸入され、混合される。
混合タンク6内に貯留された混合燃料から、一部の気泡が分離しても、混合器26により混合燃料に再度気泡が混合されて補給され、運転の継続により、分離する気泡と補給される気泡との平衡により、一定割合の気泡が混合燃料に混合された定常状態となる。
混合器26で混合が行われて混合タンク6に吐出される循環が行われる。混合器26に戻るまでの間に、エマルジョン燃料から気泡が分離しても、混合器26により再度被粒子化された気泡がエマルジョン燃料に混合されて、吐出孔46から混合タンク6内に吐出される。これにより、混合タンク6内には燃料8に水10と空気とが混合された混合燃料が常に貯留される。
混合器26が内燃機関1から戻された混合燃料を攪拌すると共に再度空気を混合して混合タンク6内に吐出するので、水10や空気が分離しても、再度、攪拌・混合し、簡単な構造で、燃料8、水10、空気を混合した混合燃料を内燃機関1に連続供給できる。
尚、必要に応じて、吐出管20と供給管4との間に補助混合器54を設けて、混合を促進するようにしてもよい。また、本実施形態では、始動時には混合前の燃料8を燃料噴射弁2から噴射するようにしたが、これに限らず、燃料ポンプ16を駆動して、混合タンク6内に混合燃料を貯留してから、燃料噴射弁2から噴射して内燃機関1を始動するようにしてもよい。
次に、前述した実施形態と異なる参考例の燃料供給装置について、図3によって説明する。尚、前述した実施形態と同じ部材については同一番号を付して詳細な説明を省略する。以下同様。
参考例では、前述した混合タンク6に代えて、混合燃料生成用の混合タンク101と、燃料を貯留する燃料用タンク102と、水を貯留する水用タンク104とを別々に備えている。
混合タンク101内には、前述した混合タンク6と同様に、燃料レベルセンサ12、水レベルセンサ14、燃料ポンプ16、フィルタ18、混合器26、フィルタ40が配置されている。燃料ポンプ16に接続された吐出管20は補助混合器54を介して供給管4に接続されている。また、供給管4は開閉バルブ106、リリーフバルブ22、戻り管24を介して混合器26に接続されている。
燃料用タンク102内には、燃料レベルセンサ108が設けられると共に、燃料供給ポンプ110が設けられている。燃料供給ポンプ110は、フィルタ112を介して燃料用タンク102内の燃料8を吸入し、燃料8を補給管114に吐出する。補給管114は開閉バルブ116を介して補助混合器54に接続されると共に、開閉バルブ118を介して混合タンク101に接続されている。
水用タンク104内には、水レベルセンサ120が設けられると共に、水供給ポンプ122が設けられている。水供給ポンプ122は、フィルタ124を介して水用タンク104内の水10を補給管126を介して混合タンク101に補給する。
内燃機関1の始動時には、燃料供給ポンプ110を駆動すると共に、開閉バルブ116,106を開弁し、開閉バルブ118を閉弁する。燃料8は、燃料供給ポンプ110の駆動により、燃料用タンク102から、補給管114、開閉バルブ116、補助混合器54を介して供給管4に供給され、各燃料噴射弁2から各気筒に噴射される。また、余った燃料8が開閉バルブ106、リリーフバルブ22、戻り管24を介して混合器26に供給されて、混合器26により、燃料8に水10が混合されると共に、空気が混合されて、混合タンク101内に混合燃料が吐出され、混合タンク101内に混合燃料が貯えられる。
内燃機関1が始動した際には、開閉バルブ116を閉弁すると共に、開閉バルブ118を閉弁し、また、燃料ポンプ16を駆動して、混合タンク101内の混合燃料を補助混合器54を介して供給管4に供給し、混合燃料が各燃料噴射弁2から各気筒に噴射される。
このように、本参考例でも、混合タンク101、燃料ポンプ16、吐出管20、補助混合器54、供給管4、開閉バルブ106、リリーフバルブ22、戻り管24、混合器26により、混合燃料の循環が行われ、循環中に分離しても、再度、混合器26により混合が行われて、燃料8に水10と空気とを混合した混合燃料が燃料噴射弁2に供給される。
参考例の場合でも、混合器26が内燃機関1から戻された混合燃料を攪拌すると共に再度空気を混合して混合タンク101内に吐出するので、水や空気が分離しても、再度、攪拌・混合し、簡単な構造で、燃料、水、空気を混合した混合燃料を内燃機関1に連続供給できる。
次に、第2実施形態の燃料供給装置について、図4によって説明する。
第2実施形態では、燃料タンク200にベースプレート201を取り付け、このベースプレート201に取り付けた燃料ポンプ16を燃料タンク200内に垂下している。また、ベースプレート201に箱状の混合タンク202を取り付けて、同じく、燃料タンク200内に垂下している。
燃料ポンプ16は、混合タンク202内の混合燃料をフィルタ18を介して吸入し、吐出管20に吐出する。また、供給管4から余った混合燃料がリリーフバルブ22、戻り管24を介して混合器26に流入し、混合器26は混合燃料を攪拌すると共に、混合タンク202の底の分離した水や、混合燃料をフィルタ40、水吸入管38、水接続部36、オリフィス44を介して、テーパ孔42内に吸入し、混合燃料と混合して混合タンク202内に吐出する。また、空気を空気吸入管50を介して吸入し、混合燃料に微粒子化した気泡を混合して混合タンク202内に吐出するように、混合タンク202に取り付けられている。
更に、混合タンク202には、混合燃料を混合タンク202内に吐出するように、第2混合器204が取り付けられている。第2混合器204には、燃料タンク200内に設けられた第2燃料ポンプ206から燃料が供給されるように接続されており、第2燃料ポンプ206は燃料タンク200内の燃料8をフィルタ208を介して第2混合器204に供給する。
第2混合器204は混合器26と同じ構造であり、第2混合器204は第2燃料ポンプ206から供給された燃料8に、燃料タンク200内の水10をフィルタ210、水吸入管212を介して吸入して、第2燃料ポンプ206から供給された燃料8に混合すると共に、空気吸入管214を介して吸入した空気を微粒子化して混合し、混合燃料を混合タンク202内に吐出する。
第2実施形態では、第2燃料ポンプ206を駆動して、第2混合器204から混合タンク202内に混合燃料を吐出して貯える。そして、燃料ポンプ16を駆動して、この混合燃料を吸引して、供給管4に供給し、燃料噴射弁2から噴射する。余った混合燃料は、混合器26に供給されて、混合器26により余った混合燃料に再度水と空気を混合して、燃料ポンプ16により、供給管4に供給する。混合タンク202、燃料ポンプ16、吐出管20、供給管4、リリーフバルブ22、戻り管24、混合器26により、混合燃料の循環が行われる。
このような構成とすることにより、既存の車両の燃料タンク等を改造して、本第2実施形態の燃料供給装置を容易に搭載できる。また、本第2実施形態の場合でも、混合器26が内燃機関1から戻された混合燃料を攪拌すると共に再度水と空気を混合して混合タンク202内に吐出するので、水や空気が分離しても、再度、攪拌・混合し、簡単な構造で、燃料、水、空気を混合した混合燃料を内燃機関1に連続供給できる。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
本発明の第1実施形態としての燃料供給装置の概略構成図である。 本第1実施形態の混合器の拡大断面図である。 本発明の参考例としての燃料供給装置の概略構成図である。 本発明の第実施形態としての燃料供給装置の概略構成図である。
符号の説明
1…内燃機関 2…燃料噴射弁
4…供給管 6,101,202…混合タンク
8…燃料 10…水
12…燃料レベルセンサ 14…水レベルセンサ
16…燃料ポンプ 20…吐出管
22…リリーフバルブ 24…戻り管
26…混合器 32…渦流室
34…円筒部 42…テーパ孔
44…オリフィス 46…吐出孔
50,214…空気吸入管 52…小径孔
54…補助混合器 102…燃料用タンク
104…水用タンク 110…燃料供給ポンプ
122…水供給ポンプ 200…燃料タンク
201…ベースプレート 204…第2混合器
206…第2燃料ポンプ

Claims (2)

  1. 燃料に水と空気とを混合した混合燃料を内燃機関に供給する燃料供給装置において、
    前記混合燃料を貯留する混合タンクと、
    前記混合タンク内の前記混合燃料を前記内燃機関に供給する燃料ポンプと、
    前記内燃機関から戻された前記混合燃料を攪拌すると共に再度前記空気を混合して前記混合タンク内に吐出する混合器と
    燃料タンク内に前記混合タンクを設け、更に、前記燃料タンク内の前記燃料を供給する第2燃料ポンプからの前記燃料に前記燃料タンク内の前記水を混合すると共に前記空気を混合して前記混合タンク内に吐出する第2混合器とを備えた
    ことを特徴とする燃料供給装置。
  2. 予め前記混合タンクに前記燃料と前記水とを貯留し、前記混合器は前記内燃機関から戻された前記燃料に前記混合タンク内の前記水を混合すると共に前記空気を混合して前記混合タンク内に吐出することを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
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