JP5118968B2 - リピッドa類縁体の製造方法 - Google Patents

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本発明は、医薬として有用な、式(I)で表されるリピッドA類縁体E5564(B1287,Eritoranの名称でも知られる)の製造方法に関する。
Figure 0005118968
式(I)で表されるE5564(B1287,Eritoranの名称でも知られている)については、グラム陰性菌外膜に存在するリポ多糖類(LPS:Lipopolysaccharide)成分あるいはエンドトキシンが引き起こす致死率の高いグラム陰性菌血症、特にエンドトキシンショックの予防・治療等に優れた効果を有することが知られている。また、E5564は、ヒトにおいても優れた抗エンドトキシン作用が確認されており(非特許文献1)、また、細菌の菌体成分を認識する受容体のひとつであるTLR4(toll−like receptor 4)に対して拮抗作用を有することも知られている(特許文献1,非特許文献2)。それらの作用に基づいてE5564は、敗血症(sepsis)、内毒素症(endotoxemia)、冠動脈バイパス形成術の予後改善(CABG:prognosis of coronary−artery bypass graft surgeries)等の予防または治療剤として特に有用であることが報告されている(例えば、特許文献2、3、4参照)。
特許文献2には、式(I)で表されるE5564のフリー体、特許文献3には、式(I)で表されるE5564(B1287)が記載されている。さらに、特許文献5、6および7にはE5564の合成法が開示されている。
特許文献5,6および7に開示されている合成法によれば、E5564は2つの糖類(サッカライド)を結合した後、2本のアシル型側鎖を導入しているが、側鎖導入のための官能基変換に多くの工程が必要で、また、多くの工程においてジクロロメタンの使用が必要とされている。特許文献6、7には、1本のアシル型側鎖を予め導入後、2つの糖類を結合させる別合成法も開示されているが、残る2本目のアシル型側鎖の導入は低収率であり、また、ジクロロメタンの使用も回避されていない。さらに、特許文献3には予め2本のアシル型側鎖を導入後、2つの糖類を結合して式(I)で表されるリピッドA類縁体を製造する方法が記載されている。例えば、特許文献3の実施例5のステップ3(p123−124)には、本発明に係る式(VIII)の化合物が記載されている。しかし、ステップ3記載の方法によれば、式(VIII)の化合物を得るためには、ジクロロメタンを溶媒とし、爆発性を有するテトラゾールの存在下で亜リン酸基を導入後、反応温度−78℃にて高価なm−クロロ過安息香酸を酸化剤として投入することおよび生成物のカラムクロマトグラフィーによる精製が必要とされている。さらに、ステップ4(p124−125)には、本発明に係る式(II)の化合物とその4ナトリウム塩(B1287)の製造法が開示されているが、その製造法によればテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムの窒素充填グローブバッグを使用した反応容器への移送が必要である。また、本発明に係るリピッドA類縁体のβ−Dグルコピラノシル部分を構成する糖類の合成例として、例えば、実施例1ステップ3(p100−101)には、本発明に係る式(X)から式(III)の化合物の製造法が開示されているが、収率が極めて低い。
WO2004/071465 WO96/39411 WO2004/074303 US20050153929 US5750664 US5935938 US6417172 Lynn et al., J. Pharmacol. Exp. Ther. 308(1): 175−181, 2004) Mullarkey et al., J. Pharmacol. Exp. Ther. 304(3): 1093−1102, 2003)
E5564は、敗血症(sepsis)、内毒素症(endotoxemia)、冠動脈バイパス形成術の予後改善(CABG:prognosis of coronary−artery bypass graft surgeries)等の予防・治療剤として良好な作用を示すが、既存の製造法は医薬品の原薬としての商業的生産の観点から、工程数の多さ、原料原価、製造過程における安全性、操作性、再現性等に課題を有している。また、既存の製法によれば、E5564の合成過程では、例えば反応溶媒としてジクロロメタンの使用が必要であるが、該ジクロロメタンは人体への影響から、国連危険物分類(UN Hazard Class)によれば6.1[Toxic substances]に分類され、医薬品規制調和国際会議(ICH)品質ガイドラインQ3C [不純物に関するガイドライン:残留溶媒]によればクラス2[医薬品中の残留量を規制すべき溶媒]に分類され、また、日本においては大気汚染、水質汚濁に係る環境基準としての上限値が設定されている。
2本のアシル型側鎖を予め導入後、2つの糖類を結合する特許文献3記載の製法はトータル工程数の減少、特に糖類の結合後における工程改善の面で優れているが、毒性を有する試薬の大量使用、爆発性試薬の使用、製造過程における操作性、再現性等に課題を有し、またジクロロメタンの使用も回避されていない。
したがって、環境に優しく、安全性、操作性、再現性に優れたE5564の製造方法が求められている。
本発明者らは、鋭意研究した結果、式(I)で表されるE5564の新規製造法およびその合成中間体の環境に優しく、安全性、操作性、再現性に優れた新規製造法を見出し、以下の本発明を完成した。
<1> 求核剤の存在下、式(VIII)で表される化合物とパラジウム触媒とを反応させた後、ナトリウム源で処理して、式(I)で表される化合物を製造する方法。
Figure 0005118968
<2> 第1の芳香族炭化水素溶媒中、ピリジン−トリフルオロ酢酸存在下、式(VII)で表される化合物にジアリル N,N−ジイソプロピルホスホラミデートおよび酸化剤を順次反応させて、式(VIII)で表される化合物を得、次いで求核剤の存在下、式(VIII)で表される化合物とパラジウム触媒とを反応させた後、ナトリウム源で処理して、式(I)で表される化合物を製造する方法。
Figure 0005118968
<3> 式(VI)で表される化合物の1−プロペニル基を選択的に脱保護して、式(VII)で表される化合物を得、次いで、第1の芳香族炭化水素溶媒中、ピリジン−トリフルオロ酢酸存在下、式(VII)で表される化合物にジアリル N,N−ジイソプロピルホスホラミデートおよび酸化剤を順次反応させて、式(VIII)で表される化合物を得、次いで求核剤の存在下、式(VIII)で表される化合物とパラジウム触媒とを反応させた後、ナトリウム源で処理して、式(I)で表される化合物を製造する方法。
Figure 0005118968
Figure 0005118968
<4> 炭化水素類溶媒及び/又は第2の芳香族炭化水素溶媒を含んでなる第1の溶媒中、有機スルホン酸存在下、式(IV)で表される化合物と式(V)で表される化合物とを反応させて、式(VI)で表される化合物を得、次いで式(VI)で表される化合物の1−プロペニル基を選択的に脱保護して、式(VII)で表される化合物を得、次いで、第1の芳香族炭化水素溶媒中、ピリジン−トリフルオロ酢酸存在下、式(VII)で表される化合物にジアリル N,N−ジイソプロピルホスホラミデートおよび酸化剤を順次反応させて、式(VIII)で表される化合物を得、次いで求核剤の存在下、式(VIII)で表される化合物とパラジウム触媒とを反応させた後、ナトリウム源で処理して、式(I)で表される化合物を製造する方法。
Figure 0005118968
Figure 0005118968
<5> 上記<1>〜<4>のいずれかにおいて、第1の芳香族炭化水素溶媒がトルエン溶媒であるのがよい。
<6> 上記<4>又は<5>において、有機スルホン酸は、メタンスルホン酸又はエタンスルホン酸であるのがよい。
<7> 上記<4>〜<6>のいずれかにおいて、第1の溶媒は、トルエン−ヘプタン混合溶媒であるのがよい。
<8> 上記<4>〜<7>のいずれかにおいて、式(IV)で表される化合物は、酢酸エステル系溶媒と水との混合溶媒中、炭酸カリウム存在下、式(III)で表される化合物と、該式(III)で表される化合物1当量に対して1ないし10当量のトリクロロアセトニトリルとを反応させることにより得るのがよい。
Figure 0005118968
<9> 上記<4>〜<8>のいずれかにおいて、式(IV)で表される化合物は、式(X)で表される化合物の1−プロペニル基を選択的に脱保護して、式(III)で表される化合物を得、次いで酢酸エステル系溶媒と水との混合溶媒中、炭酸カリウム存在下、式(III)で表される化合物と、該式(III)で表される化合物1当量に対して1ないし10当量のトリクロロアセトニトリルとを反応させることにより得るのがよい。
Figure 0005118968
<10> 上記<4>〜<9>のいずれかにおいて、式(IV)で表される化合物は、ピリジン−トリフルオロ酢酸存在下、式(IX)で表される化合物にジアリル N,N−ジイソプロピルホスホラミデートおよび酸化剤を順次反応させて、式(X)で表される化合物を得、次いで式(X)で表される化合物の1−プロペニル基を選択的に脱保護して、式(III)で表される化合物を得、次いで酢酸エステル系溶媒と水との混合溶媒中、炭酸カリウム存在下、式(III)で表される化合物と、該式(III)で表される化合物1当量に対して1ないし10当量のトリクロロアセトニトリルとを反応させることにより得るのがよい。
Figure 0005118968
<11> 上記<8>〜<10>のいずれかにおいて、酢酸エステル系溶媒が酢酸メチルであるのがよい。
<12> 上記<8>〜<11>のいずれかにおいて、水の含量が混合溶媒中、1〜10%(容量/容量比)であるのがよい。
<13> 上記<1>〜<12>のいずれかにおいて、求核剤が環状有機酸エステル類または環状ケトン類であるのがよい。
<14> 上記<1>〜<13>のいずれかにおいて、求核剤がメルドラム酸またはジメドンであるのがよい。
<15> 上記<1>〜<14>のいずれかにおいて、パラジウム触媒がテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムであるのがよい。
<16> 上記<15>において、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムが酢酸パラジウムとトリフェニルホスフィンから系内で生成されるのがよい。
<A1> 求核剤の存在下、式(VIII)で表される化合物とパラジウム触媒とを反応させた後、ナトリウム源で処理して、式(I)で表される化合物を製造する方法。
Figure 0005118968
<A2> トルエン溶媒中、ピリジン−トリフルオロ酢酸存在下、式(VII)で表される化合物にジアリル N,N−ジイソプロピルホスホラミデートおよび酸化剤を順次反応させて、式(VIII)で表される化合物を得、次いで求核剤の存在下、式(VIII)で表される化合物とパラジウム触媒とを反応させた後、ナトリウム源で処理して、式(I)で表される化合物を製造する方法。
Figure 0005118968
<A3> 式(VI)で表される化合物の1−プロペニル基を選択的に脱保護して、式(VII)で表される化合物を得、次いで、トルエン溶媒中、ピリジン−トリフルオロ酢酸存在下、式(VII)で表される化合物にジアリル N,N−ジイソプロピルホスホラミデートおよび酸化剤を順次反応させて、式(VIII)で表される化合物を得、次いで求核剤の存在下、式(VIII)で表される化合物とパラジウム触媒とを反応させた後、ナトリウム源で処理して、式(I)で表される化合物を製造する方法。
Figure 0005118968
Figure 0005118968
<A4> トルエン−へプタン混合溶媒中、メタンスルホン酸存在下、式(IV)で表される化合物と式(V)で表される化合物とを反応させて、式(VI)で表される化合物を得、次いで式(VI)で表される化合物の1−プロペニル基を選択的に脱保護して、式(VII)で表される化合物を得、次いで、トルエン溶媒中、ピリジン−トリフルオロ酢酸存在下、式(VII)で表される化合物にジアリル N,N−ジイソプロピルホスホラミデートおよび酸化剤を順次反応させて、式(VIII)で表される化合物を得、次いで求核剤の存在下、式(VIII)で表される化合物とパラジウム触媒とを反応させた後、ナトリウム源で処理して、式(I)で表される化合物を製造する方法。
Figure 0005118968
Figure 0005118968
<A5> 上記<A4>において、式(IV)で表される化合物は、酢酸エステル系溶媒と水との混合溶媒中、炭酸カリウム存在下、式(III)で表される化合物と、該式(III)で表される化合物1当量に対して1ないし10当量のトリクロロアセトニトリルとを反応させることにより得るのがよい。
Figure 0005118968
<A6> 上記<A4>において、式(IV)で表される化合物は、式(X)で表される化合物の1−プロペニル基を選択的に脱保護して、式(III)で表される化合物を得、次いで酢酸エステル系溶媒と水との混合溶媒中、炭酸カリウム存在下、式(III)で表される化合物と、該式(III)で表される化合物1当量に対して1ないし10当量のトリクロロアセトニトリルとを反応させることにより得るのがよい。
Figure 0005118968
<A7> 上記<A4>において、式(IV)で表される化合物は、ピリジン−トリフルオロ酢酸存在下、式(IX)で表される化合物にジアリル N,N−ジイソプロピルホスホラミデートおよび酸化剤を順次反応させて、式(X)で表される化合物を得、次いで式(X)で表される化合物の1−プロペニル基を選択的に脱保護して、式(III)で表される化合物を得、次いで酢酸エステル系溶媒と水との混合溶媒中、炭酸カリウム存在下、式(III)で表される化合物と、該式(III)で表される化合物1当量に対して1ないし10当量のトリクロロアセトニトリルとを反応させることにより得るのがよい。
Figure 0005118968
<A8> 上記<A5>〜<A7>のいずれかにおいて、酢酸エステル系溶媒が酢酸メチルであるのがよい。
<A9> 上記<A5>〜<A8>のいずれかにおいて、水の含量が混合溶媒中、1〜10%(容量/容量比)であるのがよい。
<A10> 上記<A1>〜<A9>のいずれかにおいて、求核剤が環状有機酸エステル類または環状ケトン類であるのがよい。
<A11> 上記<A1>〜<A10>のいずれかにおいて、求核剤がメルドラム酸またはジメドンであるのがよい。
<A12> 上記<A1>〜<A11>のいずれかにおいて、パラジウム触媒がテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムであるのがよい。
<A13> 上記<A12>において、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムが酢酸パラジウムとトリフェニルホスフィンから系内で生成されるのがよい。
本発明によれば、グラム陰性菌外膜に存在するリポ多糖類(LPS:Lipopolysaccharide)成分あるいはエンドトキシンが引き起こす致死率の高いグラム陰性菌血症、特にエンドトキシンショックにおいて主要な役割を担うリピッドAに拮抗し、優れた抗エンドトキシン作用を示し、また、細菌の菌体成分を認識する受容体のひとつであるTLR4(toll−like receptor 4)に対して拮抗作用を示すことから、敗血症(sepsis)、内毒素症(endotoxemia)、冠動脈バイパス形成術の予後改善(CABG:prognosis of coronary−artery bypass graft surgeries)の予防または治療剤として特に有用である式(I)化合物(E5564)を医薬品の製造原体として生産することができる。
本明細書においては、次の略号を使用することがある。
DDP: ジアリル N,N−ジイソプロピルホスホラミデート;
Py: ピリジン;及び
TFA: トリフルオロ酢酸。
次に、本発明に係る式(I)の化合物の製造法を詳細に説明する。
式(I)の化合物は、以下の製造法により、製造することができる。
製造法
Figure 0005118968
Figure 0005118968
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本製造法の第1工程は、式(IX)の化合物に亜リン酸基を導入後、酸化反応を経て式(X)の化合物とする工程である。本工程で用いられる溶媒は、特に限定されないが、原料物質と容易に反応しない不活性溶媒が望ましく、例えばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、ジメトキシエタン等のエーテル類、例えばクロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、例えばヘキサン、へプタン等の炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、例えば酢酸エチル、酢酸メチル等の酢酸エステル類、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N−メチル−2−ピペリドン、ヘキサメチルホスホリルアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類およびそれらの混合溶媒等が挙げられ、中でも芳香族炭化水素溶媒が好ましく、特に例えばトルエンが好適である。
本工程は、ピリジンおよびトリフルオロ酢酸の存在下で行うことにより、緩和な条件で反応が進行する。本工程で使用するピリジンとトリフルオロ酢酸は、式(IX)の化合物に対して、等量ないし過剰に使用することができるが、反応を円滑に進め、精製処理等を考慮すると、それぞれ1.0〜3.0当量および1.0〜3.0当量が好ましく、中でもそれぞれ1.0〜2.0当量および1.0〜2.0当量が好適である。
本工程は、亜リン酸基を導入する工程と酸化工程の全2工程からなり、亜リン酸基を導入する工程で使用されるジアリル N,N−ジイソプロピルホスホラミデートは式(IX)の化合物に対し、当量ないし過剰量用いることができるが、好ましくは1.0〜2.0当量である。亜リン酸基導入工程の反応時間は0.5〜4時間であり、好ましくは1〜2時間である。反応温度は−78℃〜室温で、好ましくは−40〜0℃である。酸化工程で使用される酸化剤は、過酸化水素、m−クロロ過安息香酸、オクソン等が挙げられるが、過酸化水素が最も好適である。過酸化水素は式(IX)の化合物に対して、等量ないし過剰量用いることができるが、1.0〜3.0当量が好ましい。酸化工程の反応時間は、0.5〜6時間であり、好ましくは1〜4時間である。反応温度は−50〜0℃が好ましい。
本製造法の第2工程は、式(X)の化合物から酸加水分解により1−プロペニル基を選択的に脱保護し、式(III)の化合物を製造する工程である。本工程で用いられる溶媒は、特に限定されないが、原料物質と容易に反応しない不活性溶媒が望ましく、例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール、tert−ブタノール等のアルコール類、例えばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエトキシエタン、ジグライム等のエーテル類、例えばクロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、例えばヘキサン、へプタン等の炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、例えばアセトニトリル等のニトリル類、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピペリドン、ヘキサメチルホスホリルアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類があげられ、中でもアセトニトリル等のニトリル類が好適である。
本工程で使用される酸とは、一般的な有機酸および無機酸が挙げられ、有機酸としては、例えば酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、安息香酸等の一カルボン酸;シュウ酸等の二カルボン酸;メタンスルホン酸、トシル酸、トリフルオロメタンスルホン酸等の有機スルホン酸、無機酸としては、例えばリン酸、塩酸、硫酸、硝酸を使用することができ、塩酸、硫酸等の無機酸が好適である。
本工程で使用する酸は、式(X)の化合物に対して触媒量ないし過剰に使用することができるが、反応を円滑に進め、精製処理等を考慮すると、0.01〜1.5当量が好ましく、中でも0.1〜1.0当量が好適である。
反応時間は0.5〜12時間であり、好ましくは1〜6時間である。反応温度は0℃ないし加熱還流であり、好ましくは10〜60℃である。
なお、得られた式(III)の化合物は至適条件下で結晶を得ることにより純度の向上等の効果が得られる。
本製造法の第3工程は、式(III)の化合物に塩基の存在下、脱離基としてトリクロロエタンイミデート基を導入し、式(IV)の化合物を製造する工程である。本工程で使用されるトリクロロアセトニトリルは、式(III)の化合物に対して、等量ないし過剰に使用することができるが、反応を円滑に進め、精製処理等を考慮すると、1.0〜10.0当量が好ましく、中でも2.0〜5.0当量が好適である。
本工程で用いられる溶媒は、例えばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、ジメトキシエタン等のエーテル類、例えばクロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、例えば酢酸メチル、酢酸エチル等の酢酸エステル類、水、それらの混合溶媒等が挙げられ、中でも酢酸メチル、酢酸エチル等の酢酸エステル類と水の混合溶媒が好適であり、反応を再現性良く行うことができる。
溶媒として使用される酢酸エステル類と水の混合比は、水の割合として1〜10%(容量/容量比)が好ましく、中でも2〜5%が好適である。
本工程で使用される塩基とは、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等の炭酸塩、例えば炭酸水素ナトリウム等の炭酸水素塩、例えばナトリウムメトキシド、カリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属アルコキシド類があげられ、中でも、炭酸カリウム等の炭酸塩が好ましい。
本工程で使用する塩基は、式(III)の化合物に対して、等量ないし過剰に使用することができるが、反応を円滑に進め、精製処理等を考慮すると、0.5〜3.0当量が好ましく、中でも1.0〜1.3当量が好適である。
反応時間は0.5〜24時間であり、好ましくは1〜5時間である。反応温度は−20℃〜室温で行うことが好ましく、中でも−5〜10℃が好適である。
本製造法の第4工程は、式(IV)の化合物と式(V)の化合物をグリコシル結合して、式(VI)の化合物を製造する工程である。グリコシル化反応は酸触媒の存在下、進行することができる。本工程で使用される酸触媒としては、有機酸、ルイス酸をあげることができるが、有機酸としてのメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、カンファースルホン酸、p−トルエンスルホン酸等の有機スルホン酸が好ましく、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸が特に好適である。
本工程で用いられる溶媒(第1の溶媒)は、原料物質と容易に反応しない不活性溶媒が望ましく、例えばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、ジメトキシエタン等のエーテル類、例えばクロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ヘキサン、へプタン等の炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類(第2の芳香族炭化水素溶媒)、アセトニトリル等のニトリル類の溶媒またはこれらの混合物が挙げられる。中でも、ヘキサン、へプタン等の炭化水素類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類の溶媒(第2の芳香族炭化水素溶媒)またはその混合溶媒が好ましく、中でもヘプタンとトルエンの混合溶媒が好適である。反応温度は、0℃ないし加熱還流で行うことができ、10〜30℃が好ましい。反応時間は1時間〜7日間行うことができ、8時間〜3日間が好ましい。
本工程の第5工程は、式(VI)の化合物から酸加水分解により1−プロペニル基を選択的に脱保護し、式(VII)の化合物を製造する工程である。本工程で用いられる溶媒は、特に限定されないが、原料物質と容易に反応しない不活性溶媒が望ましく、例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール、tert−ブタノール等のアルコール類、例えばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエトキシエタン、ジグライム等のエーテル類、例えばクロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、例えばヘキサン、へプタン等の炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、例えばアセトニトリル等のニトリル類、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピペリドン、ヘキサメチルホスホリルアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類があげられ、中でもアセトニトリル等のニトリル類が好適である。
本工程で使用される酸とは、一般的な有機酸および無機酸が挙げられ、有機酸としては、例えば酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、安息香酸等の一カルボン酸;シュウ酸等の二カルボン酸;メタンスルホン酸、トシル酸、トリフルオロメタンスルホン酸等の有機スルホン酸、無機酸としては、例えばリン酸、塩酸、硫酸、硝酸を使用することができ、塩酸、硫酸等の無機酸が好適である。
本工程で使用する酸は、式(VI)の化合物に対して触媒量ないし過剰に使用することができるが、反応を円滑に進め、精製処理等を考慮すると、0.01〜1.5当量が好ましく、中でも0.1〜0.5当量が好適である。
反応時間は0.5〜12時間であり、好ましくは1〜6時間である。反応温度は0℃ないし加熱還流であり、好ましくは10〜60℃である。
なお、本工程は減圧下に反応、処理を行うことで収量の向上、操作性の改善、副生成物の減少等の効果が得られる。
本製造法の第6工程は、式(VII)の化合物に亜リン酸を導入後、酸化反応を経て式(VIII)の化合物とする工程である。本工程で用いられる溶媒は、特に限定されないが、原料物質と容易に反応しない不活性溶媒が望ましく、例えばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、ジメトキシエタン等のエーテル類、例えばクロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、例えばヘキサン、へプタン等の炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類(第1の芳香族炭化水素溶媒)、例えば酢酸エチル、酢酸メチル等の酢酸エステル類、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N−メチル−2−ピペリドン、ヘキサメチルホスホリルアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類およびそれらの混合溶媒等が挙げられ、中でも芳香族炭化水素溶媒(第1の芳香族炭化水素溶媒)が好ましく、特に例えばトルエンが好適である。
本工程は、ピリジンおよびトリフルオロ酢酸の存在下で行うことにより、緩和な条件で反応が進行する。本工程で使用するピリジンとトリフルオロ酢酸は、式(VII)の化合物に対して、等量ないし過剰に使用することができるが、反応を円滑に進め、精製処理等を考慮すると、それぞれ1.0〜3.0当量および1.0〜3.0当量が好ましく、中でもそれぞれ1.0〜2.0当量および1.0〜2.0当量が好適である。
本工程は、亜リン酸基を導入する工程と酸化工程の全2工程からなり、亜リン酸基を導入する工程で使用されるジアリル N,N−ジイソプロピルホスホラミデートは式(VII)の化合物に対し、当量ないし過剰量用いることができるが、好ましくは1.5〜3.0当量である。亜リン酸基導入工程の反応時間は0.5〜24時間であり、好ましくは0.5〜4時間である。反応温度は−78℃〜室温で、好ましくは−40〜0℃である。酸化工程で使用される酸化剤は、過酸化水素、m−クロロ過安息香酸、オクソン等が挙げられるが、過酸化水素が最も好適である。酸化工程の反応時間は、0.5〜6時間であり、好ましくは1〜3時間である。反応温度は−50〜0℃が好ましい。
本製造法の第7工程は、式(VIII)の化合物の2−プロペニル基を脱保護することにより、式(II)の化合物を製造する工程である。2−プロペニル基の除去は、文献記載の方法、例えば酸または塩基を用いる加水分解、パラジウム触媒等の金属触媒を用いる脱アリル化反応等により行うことができる。中でも、例えばパラジウム触媒等の金属触媒を用いる脱アリル化反応が好ましく、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム等の0価のパラジウム触媒の使用が特に好ましい。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム等の0価のパラジウム触媒は、市販の試薬を用いることもできるが、試薬の安定性から、系内で生成させる方法が好ましく、例えば2価のパラジウム試薬とトリフェニルホスフィン等の配位子との組み合わせが好適である。本工程で使用される2価のパラジウム試薬としては、酢酸パラジウム、塩化パラジウム、塩化ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)等をあげることができる。例えば酢酸パラジウムを2価のパラジウム試薬として使用する場合、酢酸パラジウムは、式(VIII)の化合物に対して、触媒量使用することができるが、反応を円滑に進め、精製処理等を考慮すると、0.01〜0.50当量が好ましく、0.05〜0.25当量が好適である。トリフェニルホスフィンは式(VIII)の化合物に対し、1.5〜10当量用いることができ、3.0〜5.0当量がより好ましい。本反応に使用される求核剤としては、分子内に活性メチレン構造を有する化合物が好ましく、例えばシアノ酢酸エチル等の鎖状有機酸エステル類、メルドラム酸(Isopropylidene malonate)等の環状有機酸エステル類、ジメドン(5,5−Dimethyl−1,3−cyclohexanedione)等の環状ケトン類があげられ、中でもメルドラム酸等の環状有機酸エステル類、ジメドン等の環状ケトン類が副生成物減少の点で好適である。
本工程で用いられる求核剤は、酢酸パラジウムに対し、等量ないし過剰量、好ましくは10〜100当量、より好ましくは20〜30当量程度用いる。反応時間は1〜12時間であり、好ましくは2〜6時間である。反応温度は10〜50℃の温度で、好ましくは20〜40℃である。
本工程で用いられる溶媒は、特に限定されないが、原料物質と容易に反応しない不活性溶媒が望ましく、例えばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、ジメトキシエタン等のエーテル類、例えばクロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ヘキサン、へプタン等の炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類の溶媒またはこれらの混合物が挙げられ、特にテトラヒドロフランが好適である。
本工程で使用されるパラジウム触媒に起因する残留パラジウムの除去には、特に限定されないが、トリメルカプトトリアジン、ジメチルジチオカルバメートナトリウム等の硫黄含有化合物、ダイヤイオン(登録商標)CR20等の樹脂固定型吸着剤、シリカゲルカラム等のカラムクロマトグラフィーの使用が好ましく、中でも、トリメルカプトトリアジン、ジメチルジチオカルバメートナトリウム等の硫黄含有化合物が好適である。
本製造法の第8工程は、式(II)の化合物にナトリウムイオンを加えることにより、式(I)の化合物を製造する工程である。
本工程で用いられるナトリウムイオンのナトリウム源としては、特に限定されないが、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム等があげられ、中でも、水酸化ナトリウムが好適である。
本工程で用いられる溶媒は、特に限定されないが、原料物質と容易に反応しない不活性溶媒が望ましく、例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール、tert−ブタノール等のアルコール類、例えばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、ジメトキシエタン等のエーテル類、例えば、酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸イソプロピル等の酢酸エステル類、例えばアセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、例えばアセトニトリル等のニトリル類、水またはそれらの混合溶媒等が挙げられ、中でもメタノール、エタノール、イソプロパノール、tert−ブタノール等のアルコール類が好ましい。
本発明の式(I)の化合物は、グラム陰性菌外膜に存在するリポ多糖類(LPS:Lipopolysaccharide)成分あるいはエンドトキシンが引き起こす致死率の高いグラム陰性菌血症、特にエンドトキシンショックにおいて主要な役割を担うリピッドAに拮抗し、優れた抗エンドトキシン作用を示し、また、細菌の菌体成分を認識する受容体のひとつであるTLR4(toll−like receptor 4)に対して拮抗作用を示すことから、敗血症(sepsis)、内毒素症(endotoxemia)、冠動脈バイパス形成術の予後改善(CABG:prognosis of coronary−artery bypass graft surgeries)の予防または治療剤として特に有用である。
(実施例)
以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、もとより本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
本発明に係る化合物の同定は、WO2004/074303(特許文献3)記載の製造法に従い合成された化合物を対照とし、HPLC法によって保持時間を比較することにより行った。化合物の定量は、WO2004/074303(特許文献3)記載の製造法に従い合成された化合物を対照として作成した検量線より、HPLC法によってUV検出器から得られる強度より算出した。
HPLC法において使用できる固定相は、特に限定されないが、C18(ODS)、C4、C8、C22、C30等の逆相カラムが好ましい。移動相は、特に限定されないが、アセトニトリル、メタノール、水等の溶媒あるいはそれらの混合溶媒が好ましく、所望により過塩素酸、トリフルオロ酢酸、酢酸、リン酸等の酸類およびそれらの塩類、トリエチルアミン、ジエチルアミン等のアミン類を添加することにより良好なピーク分離が得られる。また、カラムオーブン等でカラム温度を一定に保つことにより、ピーク分離、保持時間の再現性が向上する。
α−D−グルコピラノース, (1Z)−1−プロペニル 2−デオキシ−3―O―[(3R)−3−メトキシデシル]−6−O−メチル−2−[[(11Z)−1−オクソ−11−オクタデセニル]アミノ]−, 4−(ジ−2−プロペニル ホスフェート)
Figure 0005118968
2Lの4径フラスコにα−D−グルコース, (1Z)−1−プロペニル 2−デオキシ−3−O−[(3R)−3−メトキシデシル]−6−O−メチル−2−[[(11Z)−1−オクソ−11−オクタデセニル]アミノ]− [CAS登録番号: 748165−17−5]235gをトルエン 933mLに溶解した後、ジアリル N,N−ジイソプロピルホスホラミデート 129mL、ピリジン 39.4mL、トリフルオロ酢酸 36.3mLを順次室温にて滴下した。滴下終了1.5時間後、反応液を−20℃に冷却し、過酸化水素 47.5mLを含むアセトニトリル希釈溶液(933mL)を37分かけて滴下した。滴下終了40分かけて10℃まで昇温させた。3時間後、5%亜硫酸水素ナトリウム水溶液 940mLを加え反応をクエンチし、室温まで昇温した。酢酸エチルで抽出し、冷蔵保存した溶液を標題化合物の溶液として、そのまま次の反応に使用した。
α−D−グルコース, 2−デオキシ−3−O−[(3R)−3−メトキシデシル]−6−O−メチル−2−[[(11Z)−1−オクソ−11−オクタデセニル]アミノ]−, 4−(ジ−2−プロペニル ホスフェート)
Figure 0005118968
実施例1で得られたα−D−グルコピラノース, (1Z)−1−プロペニル 2−デオキシ−3―O―[(3R)−3−メトキシデシル]−6−O−メチル−2−[[(11Z)−1−オクソ−11−オクタデセニル]アミノ]−, 4−(ジ−2−プロペニル ホスフェート)溶液を1N塩酸水 699mLで洗浄し、5N 塩酸水 27.9mLを添加して、室温にて5時間攪拌した。5%重曹水 699mLで中和後、酢酸エチルで分液し、有機層を5%食塩水 699mLで洗浄した。無水硫酸マグネシウム 69.9gを加えて乾燥後、濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣にアセトン466mLを加え、再び減圧濃縮した。このアセトン処理を繰り返し、標題化合物の粗体 289.1g(含有率92.1%、含量266.3g)を得た。収率97%。
得られた粗体 289.1gにアセトニトリル 1065mLを加え、20℃で5分間攪拌後、4時間で0℃まで冷却し、さらに4時間攪拌した。析出した結晶を濾取し、減圧下室温にて終夜乾燥し、228.6g相当の標題化合物を得た。
α−D−グルコピラノース, 2−デオキシ−3―O―[(3R)−3−メトキシデシル]−6−O−メチル−2−[[(11Z)−1−オクソ−11−オクタデセニル]アミノ]−, 4−(ジ−2−プロペニル ホスフェート) 1−(2,2,2−トリクロロエタンイミデート)
Figure 0005118968
2Lの4径フラスコにα−D−グルコース, 2−デオキシ−3−O−[(3R)−3−メトキシデシル]−6−O−メチル−2−[[(11Z)−1−オクソ−11−オクタデセニル]アミノ]−, 4−(ジ−2−プロペニル ホスフェート) 280g、炭酸カリウム 46.8g、酢酸メチル 560mL、トリクロロアセトニトリル 170mL、水 8.4mLを加え、0℃で窒素雰囲気下2時間撹拌した。反応液をセライト濾過し40℃で減圧濃縮した。続いてヘプタン 560mLで3回共沸を行い、標題化合物 432g(含量63.9%、ヘプタン171.4mL含有)を得た。収率87.5%
α−D−グルコピラノシド, (1Z)−1−プロペニル 6−O−〔4−O−〔ビス(2−プロペニルオキシ)ホスフィニル〕−2−デオキシ−3−O−〔(3R)−3−メトキシデシル〕−6−O−メチル −2−〔〔(11Z)−1−オクソ−11−オクタデセニル〕アミノ〕−β−D−グルコピラノシル〕−3−O−デシル−2−デオキシ−2−〔(1,3−ジオクソテトラデシル)アミノ〕−, 4−(2−プロペニル カーボネート)
Figure 0005118968
2Lの4径フラスコにα−D−グルコピラノース, 2−デオキシ −3−O−〔(3R)−3−メトキシデシル〕−6−O−メチル−2−〔〔(11Z)−1−オクソ−11−オクタデセニル〕アミノ〕−, 4−(ジ−2−プロペニル ホスフェート) 1−(2,2,2−トリクロロエタンイミデート) 410.8gのヘプタン溶液(含量50.4%)、 ヘプタン 249.7mL、 α−D−グルコピラノシド, (1Z)−1−プロペニル 3−O−デシル−2−デオキシ−2−〔(1,3−ジオクソテトラデシル)アミノ〕−, 4−(2−プロペニル カーボネート) [CAS登録番号:185955−29−7]105.9g、トルエン 140mL、メタンスルホン酸 2.89mLを順次投入し、25℃で窒素雰囲気下15時間撹拌した。反応液に酢酸エチル 2000mL、水 1000mLを加え抽出、分液後、有機層を5%炭酸水素ナトリウム水溶液 1000mL、10%食塩水 1000mLで順次洗浄した。減圧下(温浴45〜50℃)濃縮した後、残渣にメタノール 800mLを加え濃縮し、さらに同様の操作を繰り返すことで標題化合物の粗体を得た。
得られた粗体にメタノール 1920mLを加え、不溶物をセライト濾過した。不溶物とセライトをメタノールで洗浄した。さらに、メタノール 1400mLを溶液に加えた後、17℃に冷却し水 375mLを滴下した。その後−20℃に冷却し45分間撹拌した後、濾過した。濾過物を事前に0℃に冷却した90%含水メタノール 400mLで洗浄、そのままヌッチェ上で減圧乾燥し 427.2gの湿体を得た。
10Lの4径フラスコに湿体 427.2gを入れ、メタノール 2400mLを加え溶解した。10℃に冷却後、水 180mLを滴下した。滴下終了後0℃に冷却し、50分間撹拌した後、濾過した。濾過物を事前に0℃に冷却した90%含水メタノール 400mLで洗浄後、35℃で減圧乾燥することにより標題化合物 199.5g(含量:92.2%)を得た。収率92.6%
α−D−グルコピラノース, 6−O−〔4−O−〔ビス(2−プロペニルオキシ)ホスフィニル〕−2−デオキシ−3−O−〔(3R)−3−メトキシデシル〕−6−O−メチル−2−〔〔(11Z)−1−オクソ−11−オクタデセニル〕アミノ〕−β−D−グルコピラノシル〕−3−O−デシル−2−デオキシ−2−〔(1,3−ジオクソテトラデシル)アミノ〕−, 4−(2−プロペニル カーボネート)
Figure 0005118968
10Lの4径フラスコにα−D−グルコピラノシド, (1Z)−1−プロペニル 6−O−〔4−O−〔ビス(2−プロペニルオキシ)ホスフィニル〕−2−デオキシ−3−O−〔(3R)−3−メトキシデシル〕−6−O−メチル−2−〔〔(11Z)−1−オクソ−11−オクタデセニル〕アミノ〕−β−D−グルコピラノシル〕−3−O−デシル−2−デオキシ−2−〔(1,3−ジオクソテトラデシル)アミノ〕−, 4−(2−プロペニル カーボネート) 199.0g(含量:92.2%)、アセトニトリル 1990mL、1N塩酸水 34.6mLを加え、真空度130hPa、30℃で2時間撹拌した。更に減圧度とジャケット温度を除々に上げ、最終的に真空度106hPaでアセトニトリルを容量約3/4位まで濃縮した。濃縮液に10%食塩水 995mL、酢酸エチル 1493mLを加え抽出した。この後有機層を5%炭酸水素ナトリウム水 995mL、10%食塩水 995mLの順に洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウム 60gで乾燥後、濾過した。濾液を濃縮し、残渣にトルエン 640mLを加え溶解し、標題化合物のトルエン溶液 778.1g(含量 155.6g相当)を得た。収率87.2%。
α−D−グルコピラノース, 6−O−〔4−O−〔ビス(2−プロペニルオキシ)ホスフィニル〕−2−デオキシ−3−O−〔(3R)−3−メトキデシル〕−6−O−メチル−2−〔〔(11Z)−1−オクソ−11−オクタデセニル〕アミノ〕−β−D−グルコピラノシル〕−3−O−デシル−2−デオキシ−2−〔(1,3−ジオクソテトラデシル)アミノ〕−, 1−(ジ−2−プロペニル ホスフェート) 4−(2−プロペニル カーボネート)
Figure 0005118968
α−D−グルコピラノース, 6−O−〔4−O−〔ビス(2−プロペニルオキシ)ホスフィニル〕−2−デオキシ−3−O−〔(3R)−3−メトキシデシル〕−6−O−メチル−2−〔〔(11Z)−1−オクソ−11−オクタデセニル〕アミノ〕−β−D−グルコピラノシル〕−3−O−デシル−2−デオキシ−2−〔(1,3−ジオクソテトラデシル)アミノ〕−, 4−(2−プロペニル カーボネート)のトルエン溶液 550.6g(含量110g相当)を、50℃で減圧濃縮した。残渣にトルエン 440mLを加え溶解した溶液を浴温45−50℃で減圧濃縮した。さらにトルエン 440mLを投入後窒素置換して、537.6g(含量109.13g)のトルエン溶液とした。この溶液を減圧濃縮した後、乾燥トルエン665mLを加え、窒素置換した。トリフルオロ酢酸 11.91mLを加え15時間攪拌後、ピリジン 12.50mLを加えた。−20℃に冷却後、ジアリル N,N−ジイソプロピルホスホラミデート 37.15mLを滴下した。滴下終了30分後に−30℃に冷却し、30%過酸化水素 15.17mLを滴下した。滴下終了6分後恒温槽を−20℃に設定した。1時間10分後、5%チオ硫酸ナトリウム水溶液 655mLを加え反応をクエンチした。酢酸エチル 655mLを加え抽出し、有機層を0.5N塩酸水 655mL、10%食塩水 655mL、5%重曹水 655mL、10%食塩水 655mLで順次洗浄し、無水硫酸マグネシウム 43.7gを加えて乾燥後、濾過した。濾液を減圧濃縮して、159.0gの標題化合物(含量101.6g)を得た。収率83.5%。
α−D−グルコピラノース, 3−O−デシル−2−デオキシ−6−O−(2−デオキシ−3−O−〔(3R)−3−メトキシデシル〕−6−O−メチル−2−〔〔(11Z)−1−オクソ−11−オクタデセニル〕アミノ〕−4−O−ホスホノ−β−D−グルコピラノシル)−2−〔(1,3−ジオクソテトラデシル)アミノ〕−, 1−(ジハイドロジェン ホスフェート),4ナトリウム塩
Figure 0005118968
3Lの4径フラスコに、メルドラム酸 70.49g、酢酸パラジウム 2.93g、トリフェニルホスフィン 51.3gを投入した。窒素置換後、テトラヒドロフラン 1321mLを加え、α−D−グルコピラノース, 6−O−[4−O−[ビス(2−プロペニルオキシ)ホスフィニル]−2−デオキシ−3−O−[(3R)−3−メトキシデシル]−6−O−メチル−2−[[(11Z)−1−オクソ−11−オクタデセニル]アミノ]−β−D−グルコピラノシル]−3−O−デシル−2−デオキシ−2−[(1,3−ジオクソテトラデシル)アミノ]−, 1−(ジ−2−プロペニル ホスフェート) 4−(2−プロペニル カーボネート)101.6gのテトラヒドロフラン溶液(203mL)を加え32℃で2時間攪拌後、30℃にてさらに4時間攪拌し、反応液に250mLのメタノールを加えて減圧濃縮し、残渣 466.7gを得た。これにメタノール 4570mLを加えて40℃に加温し溶解させた後、トリメルカプトトリアジン 5.55gを加え室温で終夜撹拌した。析出したトリメルカプトトリアジン−パラジウム錯体を濾別し、さらにメタノールで洗浄し、濾液4330gを得た。
このメタノール溶液3908.2mLを減圧下濃縮し、残渣440.9gを得た。残渣にアセトン450mLを加え、減圧下濃縮後、再びアセトン450mLを加え濃縮した。残渣を終夜冷蔵保存後、アセトン1800mLを加え40℃に加温し、1.5時間攪拌した。これを空冷し30℃以下で1.5時間攪拌後濾取した。濾過物をアセトン 750mLで洗浄後、取り出した固体を35〜40℃で減圧乾燥し、粗体として標題化合物のフリーリン酸体104.48g(含量74.2%)を定量的に得た。
得られたフリーリン酸体の粗体を0.1N水酸化ナトリウム水溶液で処理して、標題化合物を得た。

Claims (15)

  1. 第1の芳香族炭化水素溶媒中、ピリジン−トリフルオロ酢酸存在下、式(VII)で表される化合物にジアリル N,N−ジイソプロピルホスホラミデートおよび酸化剤を順次反応させて、式(VIII)で表される化合物を得、次いで求核剤の存在下、式(VIII)で表される化合物とパラジウム触媒とを反応させた後、ナトリウム源で処理して、式(I)で表される化合物を製造する方法。
    Figure 0005118968
  2. 式(VI)で表される化合物の1−プロペニル基を選択的に脱保護して、式(VII)で表される化合物を得、次いで、第1の芳香族炭化水素溶媒中、ピリジン−トリフルオロ酢酸存在下、式(VII)で表される化合物にジアリル N,N−ジイソプロピルホスホラミデートおよび酸化剤を順次反応させて、式(VIII)で表される化合物を得、次いで求核剤の存在下、式(VIII)で表される化合物とパラジウム触媒とを反応させた後、ナトリウム源で処理して、式(I)で表される化合物を製造する方法。
    Figure 0005118968
    Figure 0005118968
  3. 炭化水素類溶媒及び/又は第2の芳香族炭化水素溶媒を含んでなる第1の溶媒中、有機スルホン酸存在下、式(IV)で表される化合物と式(V)で表される化合物とを反応させて、式(VI)で表される化合物を得、次いで式(VI)で表される化合物の1−プロペニル基を選択的に脱保護して、式(VII)で表される化合物を得、次いで、第1の芳香族炭化水素溶媒中、ピリジン−トリフルオロ酢酸存在下、式(VII)で表される化合物にジアリル N,N−ジイソプロピルホスホラミデートおよび酸化剤を順次反応させて、式(VIII)で表される化合物を得、次いで求核剤の存在下、式(VIII)で表される化合物とパラジウム触媒とを反応させた後、ナトリウム源で処理して、式(I)で表される化合物を製造する方法。
    Figure 0005118968
    Figure 0005118968
  4. 前記第1の芳香族炭化水素溶媒がトルエン溶媒である請求項1〜のいずれか1項記載の方法。
  5. 前記有機スルホン酸は、メタンスルホン酸又はエタンスルホン酸である請求項又は記載の方法。
  6. 前記第1の溶媒は、トルエン−ヘプタン混合溶媒である請求項のいずれか1項記載の方法。
  7. 前記式(IV)で表される化合物は、酢酸エステル系溶媒と水との混合溶媒中、炭酸カリウム存在下、式(III)で表される化合物と、該式(III)で表される化合物1当量に対して1ないし10当量のトリクロロアセトニトリルとを反応させることにより得る請求項のいずれか1項記載の方法。
    Figure 0005118968
  8. 前記式(IV)で表される化合物は、式(X)で表される化合物の1−プロペニル基を選択的に脱保護して、式(III)で表される化合物を得、次いで酢酸エステル系溶媒と水との混合溶媒中、炭酸カリウム存在下、式(III)で表される化合物と、該式(III)で表される化合物1当量に対して1ないし10当量のトリクロロアセトニトリルとを反応させることにより得る請求項のいずれか1項記載の方法。
    Figure 0005118968
  9. 前記式(IV)で表される化合物は、ピリジン−トリフルオロ酢酸存在下、式(IX)で表される化合物にジアリル N,N−ジイソプロピルホスホラミデートおよび酸化剤を順次反応させて、式(X)で表される化合物を得、次いで式(X)で表される化合物の1−プロペニル基を選択的に脱保護して、式(III)で表される化合物を得、次いで酢酸エステル系溶媒と水との混合溶媒中、炭酸カリウム存在下、式(III)で表される化合物と、該式(III)で表される化合物1当量に対して1ないし10当量のトリクロロアセトニトリルとを反応させることにより得る請求項のいずれか1項記載の方法。
    Figure 0005118968
  10. 前記酢酸エステル系溶媒が酢酸メチルである請求項のいずれか1項記載の方法。
  11. 前記水の含量が混合溶媒中、1〜10%(容量/容量比)である請求項10のいずれか1項記載の製造方法。
  12. 前記求核剤が環状有機酸エステル類または環状ケトン類である請求項1〜11のいずれか1項記載の方法。
  13. 前記求核剤がメルドラム酸またはジメドンである請求項1〜12のいずれか1項記載の方法。
  14. 前記パラジウム触媒がテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムである請求項1〜13のいずれか1項記載の方法。
  15. 前記テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムが酢酸パラジウムとトリフェニルホスフィンから系内で生成される請求項14記載の方法。
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