JP5118406B2 - 進捗状況表示装置、進捗状況表示方法および進捗状況表示プログラム - Google Patents

進捗状況表示装置、進捗状況表示方法および進捗状況表示プログラム Download PDF

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Description

本発明は、相異なる複数の既存の進捗管理システムにより管理されている複数の業務についての進捗を集約して同一画面上に表示させる進捗状況表示装置、これを実現するための進捗状況表示方法および進捗状況表示プログラムに関する。
企業の業務活動における業務ごとの進捗管理を行うためのシステムとして、たとえば、下記特許文献1に記載の進捗管理システムが存在する。下記特許文献1に記載の進捗管理システムは、ワークフロー方式を用いた進捗管理システムであって、特に、製品の生産や物流等に対して各種の指示を行うとともにその進捗管理を行うことを目的としている。
一般に、企業における各業務は、その工程が異なるため、業務毎に進捗管理システムを設けて個別に管理されている。たとえば、製造業であれば、設計、製造、物流、経理など各業務単位で進捗管理システムを設け個別に管理されている。一方、このような個別に管理されているシステムにおいては、業務ごとに個別の進捗管理はできるものの、異なるシステムを統轄して、業務全体の進捗管理を把握することは出来ていない。
同様に、会計事務所における業務管理では、業務毎に(たとえば、監査業務、決算業務、月次業務、税務申告業務などの単位で、)進捗管理システムを設け個別に管理している。たとえば、会計業務で従来から利用されている業務毎の進捗管理システムの一つである決算進捗管理システムでは、図14に示したような進捗確認画面を表示することにより各顧問先(企業)についての決算業務の進捗をユーザに通知する。また、図15は、会計ファイル受付進捗管理システムでの進捗確認画面の一例を示しており、このシステムでは、各顧問先からファイルを受信したかどうか(いつ受信したか)、受け取ったファイルについての登録作業が終了したかどうか(いつ終了したか)、などの進捗状況をユーザに通知する。
特開2001−134668号公報
会計業務では、各業務は一見独立しているように見えるが、一つの顧問先の業務は連動、並列で進行することが多く、各業務個別での進捗管理システムによる管理方式では、進捗確認のたびに各業務の進捗管理システムを起動して進捗を確認する必要があり、非常に煩雑であった。また、並列で進行している各業務の進捗状況を比較する場合には、各システムにより提供される進捗状況の表示画面を切り替えながら確認する必要があった。すなわち、確認のための操作が煩雑であることに加えて、各業務の進捗を比較するのが難しい、という問題があった。
また、たとえば、図15に例示した従来の進捗管理システムでは、進捗確認画面において、顧問先、担当者、ファイルの受信日、登録作業の完了日、ファイルの返信日などの詳細な情報を表示するため、各案件についての詳細な進捗状況が確認可能である。しかしながら、一連の処理が完了している(図15の例ではファイル返信が終了している)件数だけを確認するなど、簡単な進捗確認を行ないたい場合には、余計な情報まで表示されているため確認作業が煩雑であった。すなわち、不必要な情報も同じ画面上に表示されてしまうため、表示されている情報の中から必要な情報を抽出して確認する必要があり、作業者(確認者)に負担がかかる、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、相異なる複数の進捗管理システムを利用し、互いに関連のある複数の業務についての進捗管理を行っている場合において、各進捗管理システムにより管理されている進捗を集約し、業務全体の進捗を容易に把握できるように、必要な情報を抽出して表示する進捗状況表示装置、進捗状況表示方法および進捗状況表示プログラムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、特定業務の進捗を管理する複数の進捗管理システムに接続され、当該複数の進捗管理システムにより進捗が管理されているすべての業務または一部の業務についての進捗状況を集約して表示する進捗状況表示装置であって、業務毎の表示フォーマットおよび業務毎の表示の必要性の有無を示す設定情報を保持しておく設定情報記憶手段と、前記設定情報記憶手段から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報に基づいて進捗状況を集約して表示する対象の業務を特定し、当該特定した対象業務の進捗を管理している進捗管理システムから当該対象業務の進捗データを取得する進捗データ取得手段と、前記設定情報記憶手段から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報および前記進捗データ取得手段により取得された進捗データに基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる進捗状況表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
つぎの発明にかかる進捗状況表示装置において、前記設定情報は、前記表示フォーマットとして、集約表示する場合に現在の進捗状況のみを表示するのか過去の進捗状況と現在の進捗状況を比較表示するのかを表す表示形式情報を含み、前記進捗データ取得手段は、前記特定した対象業務の進捗を管理している進捗管理システムが保持している当該対象業務の進捗データの中から、実際に取得する進捗データを前記表示形式情報に基づいて決定することを特徴とする。
つぎの発明にかかる進捗状況表示装置において、前記設定情報は、前記表示フォーマットとして、出来高のみを進捗状況として表示するのか目標値に対する達成度を進捗状況として表示するのかを表す集計形式情報、集約表示する場合に現在の進捗状況のみを表示するのか過去の進捗状況と現在の進捗状況を比較表示するのかを表す表示形式情報、および進捗状況表示で使用するグラフの種類を表す表現形式情報を含み、前記進捗状況表示制御手段は、前記集計形式情報に基づいて、前記対象業務ごとに、目標値に対する達成度を算出すると決定した対象業務について、達成度を前記進捗データに基づいて算出し、一方、達成度を算出しない対象業務についてはその出来高を前記進捗データに基づいて算出し、当該算出した各対象業務の達成度または出来高を集約して統轄データを生成する統轄データ生成部と、前記統轄データ生成部により生成された統轄データと、前記表示形式情報および表現形式情報に基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする。
つぎの発明にかかる進捗状況表示装置において、前記表示制御部は、現在の進捗状況および過去の進捗状況を比較表示させる場合、これらの進捗状況を並べて表示させることを特徴とする。
つぎの発明にかかる進捗状況表示装置においては、さらに、前記設定情報の変更依頼をユーザから受けた場合に、当該ユーザから変更後の設定情報を取得し、当該取得した設定情報を前記設定情報記憶手段へ格納する設定情報取得手段、を備えることを特徴とする。
つぎの発明にかかる進捗状況表示装置においては、さらに、前記表示部へ前記対象業務の進捗状況を集約して表示している状態において、当該表示部の特定の領域がユーザにより選択され、かつ当該選択された領域が前記複数の進捗管理システムのいずれか一つと関連付けられている場合に、当該関連付けられている進捗管理システムに対して、現在表示されている進捗状況よりもさらに詳しい進捗状況を表示するように指示を行う進捗表示指示手段、を備えることを特徴とする。
つぎの発明にかかる進捗状況表示装置においては、さらに、新たな特定業務を管理する進捗管理システムが、後から追加された場合に、追加された業務の表示フォーマットおよび業務の表示の必要性の有無を示す設定情報を当該追加された進捗管理システムから取得し、当該取得した設定情報を前記設定情報記憶手段へ格納する追加設定情報取得手段、を備えることを特徴とする。
つぎの発明にかかる進捗状況表示方法は、特定業務の進捗を管理する複数の進捗管理システムに接続された進捗状況表示装置が、当該複数の進捗管理システムにより進捗が管理されているすべての業務または一部の業務についての進捗状況を集約して表示する場合の進捗状況表示方法であって、業務毎の表示フォーマットおよび業務毎の表示の必要性の有無を示す設定情報を保持しておく設定情報記憶部から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報に基づいて、進捗状況を集約して表示する対象の業務を特定し、当該特定した対象業務の進捗を管理している進捗管理システムから当該対象業務の進捗データを取得する進捗データ取得ステップと、前記設定情報記憶部から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報および前記進捗データ取得ステップで取得された進捗データに基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる進捗状況表示制御ステップと、を含むことを特徴とする。
つぎの発明にかかる進捗状況表示方法において、前記設定情報は、前記表示フォーマットとして、集約表示する場合に現在の進捗状況のみを表示するのか過去の進捗状況と現在の進捗状況を比較表示するのかを表す表示形式情報を含み、前記進捗データ取得ステップでは、前記特定した対象業務の進捗を管理している進捗管理システムが保持している当該対象業務の進捗データの中から、実際に取得する進捗データを前記表示形式情報に基づいて決定することを特徴とする。
つぎの発明にかかる進捗状況表示方法において、前記設定情報は、前記表示フォーマットとして、出来高のみを進捗状況として表示するのか目標値に対する達成度を進捗状況として表示するのかを表す集計形式情報、集約表示する場合に現在の進捗状況のみを表示するのか過去の進捗状況と現在の進捗状況を比較表示するのかを表す表示形式情報、および進捗状況表示で使用するグラフの種類を表す表現形式情報を含み、前記進捗状況表示制御ステップは、前記集計形式情報に基づいて、前記対象業務ごとに、目標値に対する達成度を算出すると決定した対象業務について、達成度を前記進捗データに基づいて算出し、一方、達成度を算出しない対象業務についてはその出来高を前記進捗データに基づいて算出し、当該算出した各対象業務の達成度または出来高を集約して統轄データを生成する統轄データ生成ステップと、前記統轄データ生成部により生成された統轄データと、前記表示形式情報および表現形式情報に基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる表示制御ステップと、を含むことを特徴とする。
つぎの発明にかかる進捗状況表示方法において、前記表示制御ステップでは、現在の進捗状況および過去の進捗状況を比較表示させる場合、これらの進捗状況を並べて表示させることを特徴とする。
つぎの発明にかかる進捗状況表示方法においては、さらに、前記設定情報の変更依頼をユーザから受けた場合に、当該ユーザから変更後の設定情報を取得し、当該取得した設定情報を前記設定情報記憶部へ格納する設定情報取得ステップ、を含むことを特徴とする。
つぎの発明にかかる進捗状況表示方法においては、さらに、前記表示部へ前記対象業務の進捗状況を集約して表示している状態において、当該表示部の特定の領域がユーザにより選択され、かつ当該選択された領域が前記複数の進捗管理システムのいずれか一つと関連付けられている場合に、当該関連付けられている進捗管理システムに対して、現在表示されている進捗状況よりもさらに詳しい進捗状況を表示するように指示を行う進捗表示指示ステップ、を含むことを特徴とする。
つぎの発明にかかる進捗状況表示方法においては、さらに、新たな特定業務を管理する進捗管理システムが、後から追加された場合に、追加された業務の表示フォーマットおよび業務の表示の必要性の有無を示す設定情報を当該追加された進捗管理システムから取得し、当該取得した設定情報を前記設定情報記憶部へ格納する追加設定情報取得ステップ、を含むことを特徴とする。
つぎの発明にかかる進捗状況表示プログラムは、請求項8〜14のいずれか一つに記載の進捗状況表示方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明にかかる進捗状況表示装置は、複数の進捗管理システムにより個別に管理されている業務毎の進捗の情報を各進捗管理システムから取得し、当該取得した進捗情報に基づいて複数の業務についての進捗を集約して同一画面上に表示するようにしたので、ユーザは、複数存在している進捗管理システムを個別に確認することなく複数業務(業務全体)の進捗を容易に把握できる、という効果を奏する。
また、ユーザにより指定された条件に従い特定された業務の進捗を指定されたフォーマットで表示するようにしたので、進捗確認作業時のユーザの負担を軽減させることができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる進捗状況表示装置、進捗状況表示方法および進捗状況表示プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明にかかる進捗状況表示装置としての機能を備え、本発明にかかる進捗状況表示プログラムを実行可能な計算機システムの構成例を示す図である。この計算機システムは、制御部1と記憶部2と表示部3と入力部4と通信部5とを備える。
図1において、制御部1は、本発明にかかる進捗状況表示プログラムを実行する。記憶部2は、RAM,ROMなどの各種メモリを含み、上記制御部1が実行するプログラム,処理の過程で得られた必要なデータ,などを記憶する。表示部3は、CRT,LCD(液晶表示パネル)などで構成され、計算機システムのユーザに対して各種画面を表示する。入力部4は、たとえばキーボード41やマウス42などで構成され、計算機システムのユーザが、各種情報の入力などを行うために使用する。また、この計算機システムは、通信部5を介してネットワークと接続することによりネットワークに接続された他の計算機システムとの間で各種情報をやりとりすることが可能である。
ここで、本発明にかかる進捗状況表示プログラムが実行可能な状態になるまでの計算機システムの動作例について説明する。上述した構成をとる計算機システムには、たとえば、CD−ROMドライブユニット(図示せず)にセットされたCD−ROMから、進捗状況表示プログラムがディスクユニット(図示せず)にインストールされる。そして、進捗状況表示プログラムの実行時に、ディスクユニットから読み出された進捗状況表示プログラムが記憶部2の所定の場所に格納される。この状態で、制御部1は、記憶部2に格納されたプログラムに従って、進捗状況表示処理を実行する。
なお、本実施例においては、CD−ROMを記録媒体として、上記進捗状況表示処理を記述したプログラムを提供しているが、これに限らず、計算機システムの構成、提供するプログラムの容量などに応じて、他の記録媒体を用いることも可能である。また、電子メール,インターネットなどの伝送媒体を使用して提供することもしてもよい。
図2は、本発明にかかる進捗状況表示装置の構成例および進捗状況表示装置が利用する進捗管理システムとの接続関係の一例を示す図である。この進捗管理表示装置は、制御部1内のデータ取得部11、統轄データ生成部12、表示制御部13および設定情報取得部14と、記憶部2内の進捗データ記憶部21、統轄データ記憶部22および設定情報記憶部23と、表示部3と、を含んでいる。なお、制御部1、記憶部2および表示部3は、図1で示した制御部1、記憶部2および表示部3に対応している。また、統轄データ生成部12および表示制御部13が進捗状況表示制御手段を構成する。また、データ取得部11が追加設定情報取得手段を構成する。
また、本発明にかかる進捗状況表示装置は、進捗状況表示プログラムがインストールされる際に、各進捗管理システムから必要なデータを取得できるように設定される。これは、たとえば、各進捗管理システムから、それぞれの進捗管理システムで管理されるデータの詳細情報(名称、種類、格納先アドレス、など)を取得・保持しておくことにより実現する。データの詳細情報は、必要なデータが何処に存在しているかを特定するために使用される。このような設定は、進捗状況表示装置と各進捗管理システムのベンダが同じであれば容易に実現できる。また、進捗状況表示装置は、進捗状況表示プログラムがインストールされ、各進捗管理システムから必要なデータを取得できるように設定された後において、新たな進捗管理システムが追加された際は、新たな進捗管理システムで管理されるデータの詳細情報(名称、種類、格納先アドレス、など)を取得・保持できるようにしてもよい。このとき、各進捗管理システムで管理されるデータの詳細情報(名称、種類、格納先アドレス、など)は手動で設定できるようにしておいてもよい。また、データの詳細情報を予め取得し、保持しておくのではなく、進捗状況表示装置が必要なデータの提供を各進捗管理システムへ要求するための手順および当該要求に対する応答手順を決定しておき、データを取得する際にはこの手順に従い各進捗状況管理システムから必要なデータを取得するようにしてもよい。なお、各進捗管理システムで管理されるデータは、進捗状況表示装置が実現されている計算機システムに存在していてもよいし、ネットワークを介して当該計算機システムへ接続された他の計算機システムに存在していてもよい。
データ取得部11は、設定情報記憶部23が保持している設定情報に従い、各進捗管理システムが管理している進捗を集約して表示する処理で使用する進捗データを各進捗管理システムから取得する。
統轄データ生成部12は、データ取得部11により取得された上記進捗データを用いて、後述する表示制御動作で使用する統轄データを生成する。
表示制御部13は、統轄データ生成部12により生成された統轄データを用いて、各進捗管理システムが管理している業務の進捗をユーザにより指定されたフォーマットで表示するように表示部3を制御する。
設定情報取得部14は、ユーザにより指定された、進捗状況を表示する際の表示フォーマットの設定情報を図示していない入力部から取得する。
進捗データ記憶部21は、データ取得部11が各進捗管理システムから取得した進捗データを受け取り、記憶する。
統轄データ記憶部22は、統轄データ生成部12により生成された統轄データを受け取り、記憶する。
設定情報記憶部23は、設定情報取得部14が取得した設定情報を受け取り、記憶する。
つづいて、上記構成の進捗状況表示装置が、各進捗管理システムが管理している進捗をユーザに指定されたフォーマットで表示部3へ同時に表示する場合の動作について、図3を用いて説明する。なお、図3は、進捗状況表示装置が進捗状況を表示する動作の一例を示すフローチャートである。また、ここでは、設定情報取得部14がユーザから設定情報を取得し、それを設定情報記憶部23が既に記憶している状態において進捗状況を表示する場合の動作例について説明する。
進捗状況表示装置が動作中は、データ取得部11がデータ取得開始条件を満足するかどうかを定期的に確認する(ステップS1)。データ取得部11は、たとえば、前回実行したデータ取得動作から所定時間が経過した場合や、ユーザからデータ取得動作開始指示を受けた場合に、データ取得開始条件を満足したと判断する。
ステップS1での確認の結果、データ取得開始条件を満足していないと判断した場合(ステップS1,No)、データ取得部11は、データ取得開始条件を満足するかどうかの確認動作を継続する。一方、データ取得開始条件を満足していると判断した場合には(ステップS1,Yes)、予めユーザから指定されていた進捗管理システムから、そのシステムが管理している業務の進捗に関するデータ(進捗データ)を取得する(ステップS2)。なお、複数の進捗管理システムが指定されていた場合、それぞれのシステムから進捗データを取得する。また、データ取得部11は、各システムから取得した進捗データを進捗データ記憶部21へ格納する。
ここで、図4および図5を用いて、上記ステップS2で実行する進捗データの取得動作を詳細に説明する。なお、図4は、進捗データ取得動作の一例を示すフローチャートであり、図5は、設定情報記憶部23が保持している設定情報の一例を示す図である。図5の「システム」項目(システム情報)に記載された会計ファイル受付(システム),決算進捗(システム)は、それぞれ、上記図15の進捗確認画面を表示する会計ファイル受付進捗管理システム,図14の進捗確認画面を表示する決算進捗管理システムに相当する。
進捗データ取得動作を開始後、データ取得部11は、まず設定情報記憶部23にアクセスし、進捗データを取得する必要がある進捗管理システムの決定および当該決定したシステムから取得する必要があるデータを確認する(ステップS21)。具体的には、設定情報記憶部23が保持している設定情報(図5参照)の中の「表示」項目(表示情報)が○となっているシステム(進捗データを取得する必要があるシステム)を確認し、さらに、進捗データを取得する必要があるシステムに対応する(図5に示した同一行に位置している)表示形式情報(「表示形式」項目)を確認する。そして、どのシステムから過去何期分の進捗データを取得する必要があるかを判断する。たとえば、「表示形式」項目が“担当者別”または“現在年”の場合、最新の1期分の進捗データを取得する必要があると判断する。また、“前年比較”の場合は最新の2期分(過去2年分)の進捗データを、“三期比較”の場合は最新の3期分(過去3年分)の進捗データを取得する必要があると判断する。なお、設定情報が図5に例示した内容と同じ場合、データ取得部11は、月次進捗管理システムおよび会計ファイル受付進捗管理システムから最新1期分の進捗データを取得し、決算進捗管理システムから最新3期分の進捗データを取得する必要があると認識する。
データ取得部11は、つぎに、データ取得対象の進捗管理システムにアクセスし、必要な進捗データを取得し(ステップS22)、さらに、取得した進捗データを進捗データ記憶部21へ格納する(ステップS23)。具体的には、上記ステップS21で情報を取得する必要があると認識したシステムのそれぞれに順番にアクセスし、上記「表示形式」項目の内容から判断した結果(何期分のデータを取得する必要があるかの判断結果)に従い進捗データを取得する。そして、取得した進捗データを進捗データ記憶部21へ格納する。
一例として、決算進捗管理システムから最新3期分の進捗データを取得する場合、データ取得部11は、図14に示した各項目の中の固定データ(各商号名およびこれに対応する決算、中間申告期限、確定申告期限など)と、期毎に変動するデータ(中間申告、決算修正、勘定科目内訳書の作成、決算書類の作成、…、など)の最新3期分のデータを取得する。なお、図14は進捗を確認するための画面表示例であるため、中間申告などの結果表示として単に「済」と表示されているが、該当項目の作業進捗の詳細情報(たとえば、作業者、作業開始日、作業終了日、などの情報)が決算進捗管理システムにより管理されている場合、その情報を取得する。これにより、過去の特定の時点における進捗がどの程度であったかを認識できる。決算進捗管理システム以外の進捗管理システムから進捗データを取得する場合も同様である。
図6に進捗データ記憶部21へ格納されているデータの一例を示す。図6では、月次進捗管理システムから最新2期分の進捗データを取得し、会計ファイル受付進捗システムから最新1期分の進捗データを取得し、決算進捗システムから最新3期分の進捗データを取得した場合の進捗データ記憶部21へ格納されている進捗データの構成例を示している。
図3に示した動作の説明に戻り、上記ステップS2の進捗データ取得処理が完了すると、その旨がデータ取得部11から統轄データ生成部12へ通知され、統轄データ生成部12は、進捗データ記憶部21が保持している進捗データの中から必要なデータを取得し、取得したデータを加工して進捗状況表示で使用する統轄データを生成する(ステップS3)。
ここで、図7を用いて、上記ステップS3で実行する統轄データの生成動作を詳細に説明する。なお、図7は、統轄データ生成動作の一例を示すフローチャートである。
統轄データ生成動作では、統轄データ生成部12は、まず設定情報記憶部23にアクセスし、保持されている設定情報(図5参照)の中で「表示」項目が○となっている各進捗管理システムに対応する集計形式および表示形式の情報を取得する(ステップS31)。
統轄データ生成部12は、つぎに、取得した集計形式および表示形式の情報に基づいて、進捗状況表示を行うために必要なデータを進捗データ記憶部21から取得し(ステップS32)、さらに、取得したデータを用いて所定の演算を実行し、進捗状況を表示する際に使用する統轄データを生成する(ステップS33)。
たとえば、ある進捗管理システムに対応する集計形式と表示形式の組合せが“件数”と“担当者別”の場合、この進捗管理システムから取得して保持しておいた今期(最新の1期分)の進捗データを進捗データ記憶部21から取得し、さらに、担当者毎に、特定の処理(顧問先からの仕事の依頼受付、依頼内容に対する処理の実行、など)が終了した案件の数をカウントし、その総数(担当者毎の出来高)を当該システムについての演算処理結果とする。また、組合せが“進捗率”と“担当者別”の場合、今期の進捗データを取得し、さらに、担当者毎に、特定の処理についての進捗率(顧問先から受けた仕事の依頼件数(目標値)に対する特定処理の終了件数の割合である特定処理の達成度)を算出し、その結果を当該システムについての演算処理結果とする。進捗率の具体例については後述する。また、組合せが“進捗率”と“前年比較”の場合、今期および前期(最新の2期分)の進捗データを取得し、さらに、担当者を区別せずに、進捗管理システムが管理している、顧問先から依頼された仕事の全件を対象にした特定処理の今年度および前年度についての進捗率を算出し、その結果を当該システムについての演算処理結果とする。
統轄データ生成部12は、以上のような演算処理を上記設定情報(図5参照)の中の「表示」項目が○となっているシステムのすべてを対象として実行し、その結果得られた演算処理結果を集約して統轄データを生成する。
図3に示した動作の説明に戻り、上記ステップS3の統轄データ生成処理が完了すると、その旨が統轄データ生成部12から表示制御部13へ通知され、表示制御部13は、設定情報記憶部23が保持している設定情報に従い、統轄データ記憶部22内の統轄データに基づいた進捗状況を表示部3へ表示させる(ステップS4)。なお、図8は、本発明にかかる進捗状況表示装置により表示された進捗状況表示の一例を示す図である。
図8では、進捗状況表示の対象(上記ステップS22で進捗データ取得対象とした進捗管理システム)を、(1)承認申請進捗管理システム、(2)会計ファイル受付進捗管理システム、(3)給与ファイル受付進捗管理システム、(4)依頼受付進捗管理システム、(5)書類送付進捗管理システム、(6)月次進捗管理システム、(7)決算進捗管理システム、(8)確定申告進捗管理システム、(9)年末調整進捗管理システム、とした場合の例を示しており、さらに詳しくは、集計形式、表示形式および表現形式の組合せを“件数”、“担当者別”および“棒グラフ”として上記(1)で管理されている進捗を表示し、組合せを“件数”、“現在年”および“棒グラフ”として上記(2)〜(5)で管理されている進捗を表示し、組合せを“進捗率”、“現在年”および“円グラフ”として上記(6)〜(9)で管理されている進捗を表示した場合の例を示している。
なお、集計形式が“進捗率”の場合、処理すべき案件の件数と実際に処理が終了している件数とを異なる色などを用いて表現することにより進捗率を直感的(簡単に)に把握できるようにしている。
また、図8に示した例では進捗状況を棒グラフで表現する場合、処理が途中の案件の件数が特定のしきい値に達している場合、他の部分と異なる色でグラフを表現するなどして注意を喚起するようにしている(担当者A,Dの承認受け件数を参照)。しきい値は各担当者の経験やスキルなどに応じて、担当者毎に個別に設定できるようにしてもよい。
図8に代表される進捗状況表示では、集計形式、表示形式および表現形式の組合せに関係なく横軸を時間として表現している。また、進捗の種類によっては、右に進むほど一連の処理(たとえば決算のために必要な、進捗を示すグラフ表示に対応した各処理)が終わりに近くなることを示す。図8の例では、(6)月次進捗管理システム,(7)決算進捗管理システム,(8)確定申告進捗管理システム,(9)年末調整進捗管理システムにより進捗が管理されている各業務の、特定処理の進捗率は右に表示されたものほど低くなる。
上記ステップS4の処理を実行して進捗状況を表示した後、進捗状況表示装置(データ取得部11)は、上記ステップS1で示した、データ取得開始条件を満足するかどうか、の確認を行い、データ取得開始条件を満足した場合には、上述したステップS2〜S4の処理を再度実行し、表示部3へ行っている進捗状況表示を更新する。
また、図8に例示したような進捗状況表示は、複数の進捗管理システムで個別に管理されている業務を統括して表示させ、たとえば会計事務所全体が抱えている業務の全体を容易に把握可能とすることを目的としている。そのため、各業務の進捗を、各進捗管理システムを用いて確認する場合同程度に詳細に確認することはできない。たとえば、図8の会計ファイル受付の進捗状況表示からは、全体の受付件数、登録件数および返信件数を把握することはできるが、どの顧問先から受け付けたのか、どの顧問先に対して何時返信を行ったのか、などの詳細ついては把握できない。したがって、特定の業務についてのより詳細な進捗を確認するためには、その業務に特化した個別の進捗管理システムを利用する必要がある。
このような状況を考慮して、本発明にかかる進捗状況表示装置では、ユーザがより詳細な進捗の確認を必要とする場合を想定して、進捗状況を表示した状態から簡単な操作で所望の進捗管理システムを起動できるようにしている。具体例を示すと、図8のような進捗状況表示を行っている場合、上記(1)〜(9)のシステムに対応した進捗を表示している特定の領域が(クリックするなどして)ユーザに選択された場合、対応する進捗状況管理システムを起動する。たとえば、図8の“会計ファイル受付”と表示された進捗状況表示領域(棒グラフや右向き矢印が表示された領域)が選択された場合には、会計ファイル受付進捗管理システムを起動する。その結果、図15に示したような会計ファイル受付進捗管理システムでの進捗管理画面が表示されることとなる。以上により、ユーザは、進捗状況表示装置による進捗状況表示でマクロの視点で進捗を確認し、必要に応じて、簡単な操作で対応する進捗管理システムを起動させてミクロの視点で(詳細に)進捗を確認できる。
上述した特定の領域がユーザに選択されたかどうかの判断は、たとえば表示制御部13が行う。すなわち、表示制御部13は、進捗状況を表示している状態において、進捗状況画面内の特定の領域が選択されたどうかを監視し、特定領域が選択された場合には、その領域に表示された業務のより詳細な進捗確認をユーザが望んでいると判断する。そして、対応する進捗管理システムに対して、進捗管理画面を表示するように指示を行う。このような機能を有する場合、表示制御部13が進捗表示指示手段を構成することとなる。なお、表示制御部13が上記機能を有するのではなく、図2に示した進捗状況表示装置の他の構成要素が同様の機能を有するようにしてもよい。また、上記機能の実現に特化した新たな構成要素(上記機能を有する構成要素)を進捗状況表示装置が備えるようにしてもよい。
以上のように、本発明にかかる進捗状況表示装置では、ユーザにより予め取得しておいた設定情報に基づいて、各進捗管理システムからの必要なデータを取得し、取得したデータを用いて上記統轄データの生成および進捗状況の表示を行うようにした。これにより、各進捗管理システムにより管理されている進捗を集約し、必要な情報を抽出して表示するようにしたので、ユーザは、複数存在している進捗管理システムを個別に確認することなく業務全体の進捗を容易に把握できる。
なお、上記説明では、ユーザにより予め取得しておいた設定情報に基づいて、進捗データの取得、統轄データの生成、などを行う場合について説明を行ったが、ユーザから設定情報を取得していない状態で進捗状況を表示する場合には、デフォルトの設定状態(設定情報)に基づいて各種処理を実行する。
つづいて、進捗状況を表示する際に参照する設定情報をユーザから取得し、取得した設定情報に従い進捗状況の表示内容を更新する場合の動作を、図9を用いて説明する。図9は、進捗状況表示装置の設定情報取得部14(図2参照)が設定情報をユーザから取得する場合の動作の一例を示す図である。
進捗状況表示装置の設定情報取得部14は、設定情報の変更開始指示をユーザから受けた場合、その時点で保持している設定情報に対応する設定状態を表示し、動作を開始する(ステップS51)。図10は設定状態の表示画面の一例を示す図であり、ユーザは、この画面で設定状態を確認しつつ、必要に応じて各項目の設定を変更する。設定は、予め決定されている複数種類の設定内容の中からいずれか一つを選択することにより変更する。
図10に示した表示例において、「表示」項目(表示情報)は、対応する進捗管理システムにより管理されている進捗を進捗状況表示画面(図8参照)で表示させるかどうかを示す項目であり、“○”または“×”を選択可能である。“○”が選択された場合、進捗状況表示装置は対応する進捗を表示させ、“×”が選択された場合には表示させない。「システム」項目(システム情報)は、既存の進捗管理システムの名称を表示する項目であり、設定変更は不可能である。
「集計形式」項目(集計形式情報)は、各進捗管理システムから取得した進捗データを用いて統轄データを生成する際に参照する第1の項目であり、ユーザによる設定変更が可能である。この項目では、“件数”、“進捗率”などが選択可能であり、“件数”の場合、業務(たとえば決算業務)を構成する工程毎に、その処理が終了している案件の数の合計値を生成し、“進捗率”の場合には、工程毎に、処理する必要がある案件の総数に対して、その工程が終了している案件がどの程度存在しているかを算出する。たとえば図8に示したように月次進捗には、資料預り,データ入力,監査,試算表,資金繰表,月次分析書、といった工程が含まれているが、案件の総数(顧問先件数)66に対して、仮に資料預りが終了している顧問先が10であれば、この資料預り工程の進捗率は、約15%(=10÷66×100)となる。
「表示形式」項目(表示形式情報)は、各進捗管理システムから取得した進捗データを用いて統轄データを生成する際に参照する第2の項目であり、ユーザによる設定変更が可能である。この項目では、“担当者別”、“現在年”、“前年比較”、“N期比較”(N=3,4,…),“担当者別前年比較”などが選択可能であり、“担当者別”の場合、上記の「集計形式」に対応する統轄データを担当者毎に生成する。“現在年”の場合、担当者を区別することなく上記の「集計形式」に対応する統轄データを生成する。すなわち、会計事務所の業務を管理している場合には、会計事務所全体を対象とした統轄データ(全体の統轄データ)を生成する。“前年比較”の場合、今年度および前年度についての全体の統轄データを生成する。“N期比較”の場合、最新のN期についての全体の統轄データを生成する。“担当者別前年比較”の場合、今年度および前年度についての統轄データを担当者毎に生成する。
「表現形式」項目(表現形式情報)は、各進捗管理システムにより管理されている業務の進捗を集約して表示する際のグラフの形式を示す項目であり、“棒グラフ”、“円グラフ”などが選択可能である。
なお、各項目を変更する場合の詳細な手順については特に規定しないが、たとえば、各項目が表示されている領域が選択された(クリックされた)場合に設定値の変更(選択)画面を表示させて、設定値変更動作を開始する。
上記ステップS51を実行後、設定情報取得部14は、設定変更に関連する操作が行われたかどうかを監視する(ステップS52)。操作が行われた場合(ステップS52,Yes)、さらに、その操作が設定変更動作の終了を指示する操作かどうかを確認する(ステップS53)。確認の結果、終了を指示する操作ではなく、設定項目の変更操作であると判断した場合(ステップS53,No)、操作内容(設定変更内容)を所定の記憶領域へ一時的に格納し、当該変更内容に基づいて設定状態の画面表示(上記ステップS51で表示させた画面表示)を更新し(ステップS54)、上記ステップS52へ遷移する。これに対して、設定変更動作の終了を指示する操作が行われたと判断した場合(ステップS53,Yes)、すなわち、図10に示した「設定終了」ボタンが押下(クリック)された場合、設定情報取得部14は、それまでに受け付けた変更内容を反映させた設定情報を設定情報記憶部23へ格納し(ステップS55)、設定情報の変更動作を終了する。
設定情報の変更動作が終了すると、設定情報取得部14は、その旨をデータ取得部11へ通知する。そして、データ取得部11、統轄データ生成部12および表示制御部13は、上述したステップS2〜S4の処理を再度実行し、進捗状況の表示を、設定情報記憶部23に格納された最新の設定情報に従い更新する(ステップS56)。なお、ステップS56を省略してステップS55を最後のステップとしてもよい。これは、設定情報の変更動作が終了後、データ取得部11は上述したステップS1を実行し、データ取得開始条件を満足したと判断した場合、それに続くステップS2〜S4が実行されるので、設定情報が変更されてからその変更内容が反映されるまでに多少の時間を要するものの、最終的には変更内容に従った進捗状況が表示されるためである。
なお、図10に示した設定画面内の各項目は一例であり、設定画面に表示させる項目の種類、設定変更可能な項目の組合せをこれらに限定するものではない。
ここで、上記図8で示した進捗状況の表示例には含まれていない、業務の進捗表示例について説明する。ここでは、設定情報記憶部23に記憶されている集計形式、表示形式および表現形式の組合せが(A)進捗率、前年比較および円グラフの場合、(B)件数、2ヶ月比較および棒グラフの場合、(C)進捗率、2ヶ月差分表示および円グラフの場合の例について説明する。
図11は、上記組合せ(A)の場合の月次進捗表示例を示す図であり、進捗状況表示装置は、今年度および前年度の各工程(資料預り、データ入力、監査、…)についての進捗率を算出し、それらを上下に並べて表示させる(比較表示する)ことにより前年度の実績と今年度の実績とを容易に比較できるようにしている。これを実現するために、データ取得部11が月次進捗管理システムから最新2期分(今年度および前年度)の進捗データを取得し、統轄データ生成部12が各工程についての今年度および前年度の進捗率を算出して統轄データを生成し、この統轄データを用いて表示制御部13が図11のフォーマットで月次進捗を表示する。なお、今年度の進捗率とは、現時点(進捗率の算出処理を開始した時点)の進捗率であり、前年度の進捗率とは、現時点の1年前の時点での進捗率である。仮に現時点が2007年2月1日の12:00であれば前年度の進捗率は2006年2月1日の12:00時点の進捗率となる。また、ここでは2期の実績を比較表示する場合の例を示したが、3期以上の実績を比較表示する場合も同様である。また、今年度と前年度の進捗を比較表示する場合の例を示したが、比較表示を行う年度をユーザが選択できるようにして、選択された年度の進捗同士を比較表示するようにしてもよい。
図12は、上記組合せ(B)の場合の承認申請進捗表示例を示す図であり、進捗状況表示装置は、今月と先月の各工程(受付、審査、承認)についての処理件数の合計値を算出し、それらを横に並べて表示させることにより今月(現時点)の実績と先月(1ヶ月前)の実績とを容易に比較できるようにしている。これを実現するために、データ取得部11が承認申請進捗管理システムから最新2ヶ月分(今月および先月)の進捗データを取得し、統轄データ生成部12が各工程についての先月と今月の処理件数の合計値を算出して統轄データを生成し、この統轄データを用いて表示制御部13が図12のフォーマットで承認申請進捗を表示する。なお、ここでは2ヶ月の実績を比較表示する場合の例を示したが、3ヶ月以上の実績を比較表示する場合も同様である。また、今月と先月の進捗を比較表示する場合の例を示したが、比較表示を行う月をユーザが選択できるようにして、選択された月の進捗同士を比較表示するようにしてもよい。
図13は、上記組合せ(C)の場合の決算進捗表示例を示す図であり、進捗状況表示装置は、今月(現時点)と先月(1ヶ月前)の各工程(中間申告、決算修正、内訳書作成、…)についての進捗率の差分を算出し、それらを表示させることにより先月から今月にかけて、各工程の作業がどの程度進んだかを容易に把握できるようにしている。これを実現するために、データ取得部11が決算進捗管理システムから最新2ヶ月分(今月および先月)の進捗データを取得し、統轄データ生成部12が各工程についての先月と今月の進捗率を算出し、さらに、今月と先月の進捗率の差分を算出して統轄データを生成し、この統轄データを用いて表示制御部13が図13のフォーマットで決算進捗を表示する。なお、ここでは2ヶ月の実績を比較する場合の例を示したが、3ヶ月以上の実績を比較する場合も同様である。また、今月と先月の進捗を比較する場合の例を示したが、比較を行う月をユーザが選択できるようにして、選択された月の進捗同士を比較表示する(差分を表示する)ようにしてもよい。
以上のように、本発明にかかる進捗状況表示装置は、異なる進捗状況管理システムにより進捗が管理されている、複数種類の業務についての進捗状況を同時に確認する場合に有用であり、特に、会計事務所における財務・会計業務など、互いに関連がありかつ並列に進行する複数の業務を同時に確認する場合に適している。
本発明にかかる進捗状況表示方法を実現するための進捗状況表示装置としての機能を備え、本発明にかかる進捗状況表示プログラムを実行可能な計算機システムの構成例を示す図である。 本発明にかかる進捗状況表示装置の構成例および進捗状況表示装置が利用する進捗管理システムとの接続関係の一例を示す図である。 進捗状況表示装置が進捗状況を表示する動作の一例を示すフローチャートである。 進捗データ取得動作の一例を示すフローチャートである。 設定情報記憶部が保持している設定情報の一例を示す図である。 進捗データ記憶部へ格納されているデータの一例を示す図である。 統轄データ生成動作の一例を示すフローチャートである。 本発明にかかる進捗状況表示装置により表示された進捗状況表示の一例を示す図である。 設定情報取得部が設定情報を取得する動作の一例を示す図である。 設定状態の表示画面の一例を示す図である。 月次進捗表示の一例を示す図である。 承認申請進捗表示の一例を示す図である。 決算進捗表示の一例を示す図である。 決算進捗管理システムでの進捗状況表示の一例を示す図である。 会計ファイル受付進捗管理システムでの進捗状況表示の一例を示す図である。
符号の説明
1 制御部
2 記憶部
3 表示部
4 入力部
5 通信部
11 データ取得部
12 統轄データ生成部
13 表示制御部
14 設定情報取得部
21 進捗データ記憶部
22 統轄データ記憶部
23 設定情報記憶部
41 キーボード
42 マウス

Claims (15)

  1. 特定業務の進捗を管理する複数の進捗管理システムに接続され、当該複数の進捗管理システムにより進捗が管理されているすべての業務または一部の業務についての進捗状況を集約して表示する進捗状況表示装置であって、
    業務毎の表示フォーマットおよび業務毎の表示の必要性の有無を示す設定情報を保持しておく設定情報記憶手段と、
    前記設定情報記憶手段から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報に基づいて進捗状況を集約して表示する対象の業務を特定し、当該特定した対象業務の進捗を管理している進捗管理システムから当該対象業務の進捗データを取得する進捗データ取得手段と、
    前記設定情報記憶手段から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報および前記進捗データ取得手段により取得された進捗データに基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる進捗状況表示制御手段と、
    前記表示部へ前記対象業務の進捗状況を集約して表示させている状態において、当該表示部の特定の領域がユーザにより選択され、かつ当該選択された領域が前記複数の進捗管理システムのいずれか一つと関連付けられている場合に、当該関連付けられている進捗管理システムに対して、現在表示されている進捗状況よりもさらに詳しい進捗状況を表示するように指示を行う進捗表示指示手段
    を備えることを特徴とする進捗状況表示装置。
  2. 特定業務の進捗を管理する複数の進捗管理システムに接続され、当該複数の進捗管理システムにより進捗が管理されているすべての業務または一部の業務についての進捗状況を集約して表示する進捗状況表示装置であって、
    業務毎の表示フォーマットおよび業務毎の表示の必要性の有無を示す設定情報を保持しておく設定情報記憶手段と、
    前記設定情報記憶手段から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報に基づいて進捗状況を集約して表示する対象の業務を特定し、当該特定した対象業務の進捗を管理している進捗管理システムから当該対象業務の進捗データを取得する進捗データ取得手段と、
    前記設定情報記憶手段から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報および前記進捗データ取得手段により取得された進捗データに基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる進捗状況表示制御手段と、
    新たな特定業務を管理する進捗管理システムが、後から追加された場合に、追加された業務の表示フォーマットおよび業務の表示の必要性の有無を示す設定情報を当該追加された進捗管理システムから取得し、当該取得した設定情報を前記設定情報記憶手段へ格納する追加設定情報取得手段
    を備えることを特徴とする進捗状況表示装置。
  3. 特定業務の進捗を管理する複数の進捗管理システムに接続され、当該複数の進捗管理システムにより進捗が管理されているすべての業務または一部の業務についての進捗状況を集約して表示する進捗状況表示装置であって、
    業務毎の表示フォーマットおよび業務毎の表示の必要性の有無を示す設定情報を保持しておく設定情報記憶手段と、
    前記設定情報記憶手段から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報に基づいて進捗状況を集約して表示する対象の業務を特定し、当該特定した対象業務の進捗を管理している進捗管理システムから当該対象業務の進捗データを取得する進捗データ取得手段と、
    前記設定情報記憶手段から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報および前記進捗データ取得手段により取得された進捗データに基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる進捗状況表示制御手段と、
    を備え、
    前記設定情報は、前記表示フォーマットとして、集約表示する場合に現在の進捗状況のみを表示するのか過去の進捗状況と現在の進捗状況を比較表示するのかを表す表示形式情報を含み、
    前記進捗データ取得手段は、前記特定した対象業務の進捗を管理している進捗管理システムが保持している当該対象業務の進捗データの中から、実際に取得する進捗データを前記表示形式情報に基づいて決定することを特徴とする進捗状況表示装置。
  4. 特定業務の進捗を管理する複数の進捗管理システムに接続され、当該複数の進捗管理システムにより進捗が管理されているすべての業務または一部の業務についての進捗状況を集約して表示する進捗状況表示装置であって、
    業務毎の表示フォーマットおよび業務毎の表示の必要性の有無を示す設定情報を保持しておく設定情報記憶手段と、
    前記設定情報記憶手段から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報に基づいて進捗状況を集約して表示する対象の業務を特定し、当該特定した対象業務の進捗を管理している進捗管理システムから当該対象業務の進捗データを取得する進捗データ取得手段と、
    前記設定情報記憶手段から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報および前記進捗データ取得手段により取得された進捗データに基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる進捗状況表示制御手段と、
    を備え、
    前記設定情報は、前記表示フォーマットとして、出来高のみを進捗状況として表示するのか目標値に対する達成度を進捗状況として表示するのかを表す集計形式情報、集約表示する場合に現在の進捗状況のみを表示するのか過去の進捗状況と現在の進捗状況を比較表示するのかを表す表示形式情報、および進捗状況表示で使用するグラフの種類を表す表現形式情報を含み、
    前記進捗状況表示制御手段は、
    前記集計形式情報に基づいて、前記対象業務ごとに、目標値に対する達成度を算出すると決定した対象業務について、達成度を前記進捗データに基づいて算出し、一方、達成度を算出しない対象業務についてはその出来高を前記進捗データに基づいて算出し、当該算出した各対象業務の達成度または出来高を集約して統轄データを生成する統轄データ生成部と、
    前記統轄データ生成部により生成された統轄データと、前記表示形式情報および表現形式情報に基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる表示制御部と、
    を備えることを特徴とする進捗状況表示装置。
  5. 前記表示制御部は、現在の進捗状況および過去の進捗状況を比較表示させる場合、これらの進捗状況を並べて表示させることを特徴とする請求項に記載の進捗状況表示装置。
  6. さらに、
    前記設定情報の変更依頼をユーザから受けた場合に、当該ユーザから変更後の設定情報を取得し、当該取得した設定情報を前記設定情報記憶手段へ格納する設定情報取得手段、
    を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の進捗状況表示装置。
  7. 特定業務の進捗を管理する複数の進捗管理システムに接続され、当該複数の進捗管理システムにより進捗が管理されているすべての業務または一部の業務についての進捗状況を集約して表示する進捗状況表示装置であって、
    業務毎の表示フォーマットおよび業務毎の表示の必要性の有無を示す設定情報を保持しておく設定情報記憶手段と、
    前記設定情報記憶手段から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報に基づいて進捗状況を集約して表示する対象の業務を特定し、当該特定した対象業務の進捗を管理している進捗管理システムから当該対象業務の進捗データを取得する進捗データ取得手段と、
    前記設定情報記憶手段から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報および前記進捗データ取得手段により取得された進捗データに基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる進捗状況表示制御手段と、
    を備え、
    前記設定情報は、前記表示フォーマットとして、出来高のみを進捗状況として表示するのか目標値に対する達成度を進捗状況として表示するのかを表す集計形式情報、および進捗状況表示で使用するグラフの種類を表す表現形式情報を含み、
    前記進捗状況表示制御手段は、
    前記集計形式情報に基づいて、前記対象業務ごとに、目標値に対する達成度を算出すると決定した対象業務について、達成度を前記進捗データに基づいて算出し、一方、達成度を算出しない対象業務についてはその出来高を前記進捗データに基づいて算出し、当該算出した各対象業務の達成度または出来高を集約して統轄データを生成する統轄データ生成部と、
    前記統轄データ生成部により生成された統轄データと、前記表現形式情報に基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる表示制御部と、
    を備えることを特徴とする進捗状況表示装置。
  8. 特定業務の進捗を管理する複数の進捗管理システムに接続された進捗状況表示装置が、当該複数の進捗管理システムにより進捗が管理されているすべての業務または一部の業務についての進捗状況を集約して表示する場合の進捗状況表示方法であって、
    業務毎の表示フォーマットおよび業務毎の表示の必要性の有無を示す設定情報を保持しておく設定情報記憶部から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報に基づいて、進捗状況を集約して表示する対象の業務を特定し、当該特定した対象業務の進捗を管理している進捗管理システムから当該対象業務の進捗データを取得する進捗データ取得ステップと、
    前記設定情報記憶部から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報および前記進捗データ取得ステップで取得された進捗データに基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる進捗状況表示制御ステップと、
    前記表示部へ前記対象業務の進捗状況を集約して表示している状態において、当該表示部の特定の領域がユーザにより選択され、かつ当該選択された領域が前記複数の進捗管理システムのいずれか一つと関連付けられている場合に、当該関連付けられている進捗管理システムに対して、現在表示されている進捗状況よりもさらに詳しい進捗状況を表示するように指示を行う進捗表示指示ステップ
    を含むことを特徴とする進捗状況表示方法。
  9. 特定業務の進捗を管理する複数の進捗管理システムに接続された進捗状況表示装置が、当該複数の進捗管理システムにより進捗が管理されているすべての業務または一部の業務についての進捗状況を集約して表示する場合の進捗状況表示方法であって、
    業務毎の表示フォーマットおよび業務毎の表示の必要性の有無を示す設定情報を保持しておく設定情報記憶部から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報に基づいて、進捗状況を集約して表示する対象の業務を特定し、当該特定した対象業務の進捗を管理している進捗管理システムから当該対象業務の進捗データを取得する進捗データ取得ステップと、
    前記設定情報記憶部から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報および前記進捗データ取得ステップで取得された進捗データに基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる進捗状況表示制御ステップと、
    新たな特定業務を管理する進捗管理システムが、後から追加された場合に、追加された業務の表示フォーマットおよび業務の表示の必要性の有無を示す設定情報を当該追加された進捗管理システムから取得し、当該取得した設定情報を前記設定情報記憶部へ格納する追加設定情報取得ステップ
    を含むことを特徴とする進捗状況表示方法。
  10. 特定業務の進捗を管理する複数の進捗管理システムに接続された進捗状況表示装置が、当該複数の進捗管理システムにより進捗が管理されているすべての業務または一部の業務についての進捗状況を集約して表示する場合の進捗状況表示方法であって、
    業務毎の表示フォーマットおよび業務毎の表示の必要性の有無を示す設定情報を保持しておく設定情報記憶部から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報に基づいて、進捗状況を集約して表示する対象の業務を特定し、当該特定した対象業務の進捗を管理している進捗管理システムから当該対象業務の進捗データを取得する進捗データ取得ステップと、
    前記設定情報記憶部から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報および前記進捗データ取得ステップで取得された進捗データに基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる進捗状況表示制御ステップと、
    を含み、
    前記設定情報は、前記表示フォーマットとして、集約表示する場合に現在の進捗状況のみを表示するのか過去の進捗状況と現在の進捗状況を比較表示するのかを表す表示形式情報を含み、
    前記進捗データ取得ステップでは、前記特定した対象業務の進捗を管理している進捗管理システムが保持している当該対象業務の進捗データの中から、実際に取得する進捗データを前記表示形式情報に基づいて決定することを特徴とする進捗状況表示方法。
  11. 特定業務の進捗を管理する複数の進捗管理システムに接続された進捗状況表示装置が、当該複数の進捗管理システムにより進捗が管理されているすべての業務または一部の業務についての進捗状況を集約して表示する場合の進捗状況表示方法であって、
    業務毎の表示フォーマットおよび業務毎の表示の必要性の有無を示す設定情報を保持しておく設定情報記憶部から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報に基づいて、進捗状況を集約して表示する対象の業務を特定し、当該特定した対象業務の進捗を管理している進捗管理システムから当該対象業務の進捗データを取得する進捗データ取得ステップと、
    前記設定情報記憶部から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報および前記進捗データ取得ステップで取得された進捗データに基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる進捗状況表示制御ステップと、
    を含み、
    前記設定情報は、前記表示フォーマットとして、出来高のみを進捗状況として表示するのか目標値に対する達成度を進捗状況として表示するのかを表す集計形式情報、集約表示する場合に現在の進捗状況のみを表示するのか過去の進捗状況と現在の進捗状況を比較表示するのかを表す表示形式情報、および進捗状況表示で使用するグラフの種類を表す表現形式情報を含み、
    前記進捗状況表示制御ステップは、
    前記集計形式情報に基づいて、前記対象業務ごとに、目標値に対する達成度を算出すると決定した対象業務について、達成度を前記進捗データに基づいて算出し、一方、達成度を算出しない対象業務についてはその出来高を前記進捗データに基づいて算出し、当該算出した各対象業務の達成度または出来高を集約して統轄データを生成する統轄データ生成ステップと、
    前記統轄データ生成ステップにより生成された統轄データと、前記表示形式情報および表現形式情報に基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる表示制御ステップと、
    を含むことを特徴とする進捗状況表示方法。
  12. 前記表示制御ステップでは、現在の進捗状況および過去の進捗状況を比較表示させる場合、これらの進捗状況を並べて表示させることを特徴とする請求項11に記載の進捗状況表示方法。
  13. さらに、
    前記設定情報の変更依頼をユーザから受けた場合に、当該ユーザから変更後の設定情報を取得し、当該取得した設定情報を前記設定情報記憶部へ格納する設定情報取得ステップ、
    を含むことを特徴とする請求項8〜12のいずれか一つに記載の進捗状況表示方法。
  14. 特定業務の進捗を管理する複数の進捗管理システムに接続された進捗状況表示装置が、当該複数の進捗管理システムにより進捗が管理されているすべての業務または一部の業務についての進捗状況を集約して表示する場合の進捗状況表示方法であって、
    業務毎の表示フォーマットおよび業務毎の表示の必要性の有無を示す設定情報を保持しておく設定情報記憶部から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報に基づいて、進捗状況を集約して表示する対象の業務を特定し、当該特定した対象業務の進捗を管理している進捗管理システムから当該対象業務の進捗データを取得する進捗データ取得ステップと、
    前記設定情報記憶部から設定情報を読み出し、当該読み出した設定情報および前記進捗データ取得ステップで取得された進捗データに基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる進捗状況表示制御ステップと、
    を含み、
    前記設定情報は、前記表示フォーマットとして、出来高のみを進捗状況として表示するのか目標値に対する達成度を進捗状況として表示するのかを表す集計形式情報、および進捗状況表示で使用するグラフの種類を表す表現形式情報を含み、
    前記進捗状況表示制御ステップは、
    前記集計形式情報に基づいて、前記対象業務ごとに、目標値に対する達成度を算出すると決定した対象業務について、達成度を前記進捗データに基づいて算出し、一方、達成度を算出しない対象業務についてはその出来高を前記進捗データに基づいて算出し、当該算出した各対象業務の達成度または出来高を集約して統轄データを生成する統轄データ生成ステップと、
    前記統轄データ生成ステップにより生成された統轄データと、前記表現形式情報に基づいて表示部の制御を行い、当該表示部へ前記対象業務についての進捗状況を集約して表示させる表示制御ステップと、
    を含むことを特徴とする進捗状況表示方法。
  15. 請求項8〜14のいずれか一つに記載の進捗状況表示方法をコンピュータに実行させることを特徴とする進捗状況表示プログラム。
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