JP5973191B2 - 定期売上管理プログラム、定期売上管理装置、および定期売上計上処理方法 - Google Patents

定期売上管理プログラム、定期売上管理装置、および定期売上計上処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、定期的に売上げが発生する定期売上を管理する定期売上管理プログラムおよび定期売上管理装置、並びに、定期売上を計上処理する定期売上計上処理方法に関する。
従来より例えばノート型パーソナルコンピュータ(以下、「ノートPC」と称する)にプログラムをインストールし、そのノートPC上で売上管理や計上処理を行なうシステムが多用されている。
このようなシステムでは演算処理自体はノートPCが行なうものの、人間により指示が与えられるため、指示ミスや指示洩れ等が発生するおそれがあり、指示ミスや指示洩れに強いシステム、すなわち、指示ミスや指示洩れがあったときに、それに気づかせるシステムあるいは、自動修復するシステムが求められている。
例えば、特許文献1には、検証の指示を行なうことによって、仕訳の計上漏れや重複があるかどうかを検証することが開示されている。
また、特許文献2には、ファンクションキーを押下すると、得意先別に計上日が表示され、計上洩れや二重計上をユーザがチェックすることが開示されている。
特開2007−11782号公報 特開平7−129675号公報
上記の特許文献1、2のいずれの場合も、ユーザが検証を行なう意思を持ってはじめて検証が行われる。このため、例えば計上洩れが生じているかも知れないという意識がないときには、検証が行われずに計上洩れが見過ごされるおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑み、定期売上に関しユーザに計上洩れチェックの意識を持たせる必要なしに、計上洩れを防止することのできる定期売上管理プログラム、定期売上管理装置、および定期売上計上処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の定期売上管理プログラムは、
コンピュータ内で実行され、そのコンピュータを、
複数の契約元のうちのいずれかの契約元との間で定期的に売上げを発生させる定期売上契約を締結している各契約先に関する、定期売上契約を特定する情報および定期売上予定日を記述した定期売上パターンを管理する定期売上パターン管理部と、
ユーザによる操作に応じて、複数の契約元のうちの1つの契約元を選択する契約元選択部と、
契約元選択部による契約元の選択を受けて、選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する未計上の売上げが発生している定期売上パターンを探索して、未計上の売上げが発生している定期売上パターンの未計上の売上日ごとの項目からなる一覧をユーザに向けて提示する第1の未計上パターン探索部と、
第1の未計上パターン探索部により提示された一覧の中からユーザによる操作により計上すべき項目の選択を受け、選択された項目について計上処理を実行することにより請求書発行の基になる売上データを作成する計上処理部と
定期売上パターンが、定期売上パターンどうしを相互に識別するID番号を有し、ユーザ操作により売上日の範囲および上記ID番号の範囲の指定を受けて、契約元選択部により選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する、指定を受けた範囲内のID番号を持つ定期売上パターンであって、さらに指定を受けた売上日の範囲に含まれる未計上の売上日が存在する定期売上パターンを探索し、未計上の売上日が存在する定期売上パターンの未計上の売上日ごとの項目からなる一覧をユーザに向けて提示する第2の未計上パターン探索部と
を有する定期売上管理装置であって、
計上処理部がさらに、第2の未計上パターン探索部により提示された上記一覧の中からユーザによる操作により計上すべき項目の選択を受けた場合にも、選択された項目について計上処理を実行して売上データを作成する定期売上管理装置として動作させることを特徴とする。
本発明の定期売上管理プログラムによれば、ある契約元について何らかの処理を行なおうとしてその契約元を選択すると、その契約元に関する未計上の定期売上の存在の有無が探索され未計上のものがあったときはその未計上の一覧が提示される。このためユーザは、計上洩れをチェックしようという意識を持たなくても計上洩れのまま残ることが防止される。
また、本発明の定期売上管理プログラムによれば、上記の第2の未計上パターン探索部を上記の第1の未計上パターン探索部のほかに持つことにより、例えば来月分について予め計上処理を行なっておくことなど、柔軟な計上処理が可能となる。
ここで、本発明の定期売上管理プログラムは、上記コンピュータをさらに、上記第1の未計上パターン探索部が、契約元選択部により選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する定期売上パターンに基づいて、各契約先ごとかつ各売上日ごとの、売上データ作成の基になる計上仮データを作成し、計上仮データと計上処理部により作成された売上データとを対照することにより、上記の一覧を作成する定期売上管理装置として動作させることが好ましい。
例えば、このような処理により、未計上の定期売上パターンの有無を確実にチェックすることができる。
また、本発明の定期売上管理プログラムにおいて、上記第2の未計上パターン探索部を持つ構成の場合に、コンピュータをさらに、ユーザ操作により、第1の未計上パターン探索部の動作の可否を契約元ごとに設定する動作可否設定部を有する定期売上管理装置であって、
第1の未計上パターン探索部が、契約元選択部により契約元が選択されたとき、動作可否設定部により当該選択された契約元について第1の未計上パターン探索部の動作が許可されている場合にのみ動作する定期売上管理装置として動作させることが好ましい。
第2の未計上パターン探索部は、ユーザが積極的に操作して計上処理を行なうものであり、これを適正に操作すれば第1の未計上パターン探索部が無くても計上処理を行なうことができる。そこで、上記の動作可否設定部を設け、契約者ごとに第1の未計上パターン探索部の動作の可否を設定することにより、そのユーザにさらに適合したシステムが構築される。
また、上記目的を達成する本発明の定期売上管理装置は、
複数の契約元のうちのいずれかの契約元との間で定期的に売上げを発生させる定期売上契約を締結している各契約先に関する、定期売上契約を特定する情報および定期売上予定日を記述した定期売上パターンを管理する定期売上パターン管理部と、
ユーザによる操作に応じて、複数の契約元のうちの1つの契約元を選択する契約元選択部と、
契約元選択部による契約元の選択を受けて、選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する未計上の売上げが発生している定期売上パターンを探索して、未計上の売上げが発生している定期売上パターンの未計上の売上日ごとの項目からなる一覧をユーザに向けて提示する第1の未計上パターン探索部と、
未計上パターン探索部により提示された一覧の中からユーザによる操作により計上すべき項目の選択を受け、選択された項目について計上処理を実行することにより請求書発行の基になる売上データを作成する計上処理部と、
定期売上パターンが、定期売上パターンどうしを相互に識別するID番号を有し、ユーザ操作により売上日の範囲および上記ID番号の範囲の指定を受けて、契約元選択部により選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する、指定を受けた範囲内のID番号を持つ定期売上パターンであって、さらに指定を受けた売上日の範囲に含まれる未計上の売上日が存在する定期売上パターンを探索し、未計上の売上日が存在する定期売上パターンの未計上の売上日ごとの項目からなる一覧をユーザに向けて提示する第2の未計上パターン探索部とを有し、
計上処理部がさらに、第2の未計上パターン探索部により提示された上記一覧の中からユーザによる操作により計上すべき項目の選択を受けた場合にも、選択された項目について計上処理を実行して売上データを作成することを特徴とする。
さらに、上記目的を達成する本発明の定期売上計上処理方法は、
コンピュータ内でのプログラムの動作によりそのコンピュータ内で実行される定期売上計上処理方法であって、
複数の契約元のうちのいずれかの契約元との間で定期的に売上げを発生させる定期売上契約を締結している各契約先に関する、定期売上契約を特定する情報および定期売上予定日を記述した定期売上パターンを管理しておき、
ユーザによる操作に応じて、複数の契約元のうちの1つの契約元を選択し、
選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する未計上の売上げが発生している定期売上パターンを探索し、
未計上の売上げが発生している定期売上パターンの未計上の売上日ごとの項目からなる一覧をユーザに向けて提示し、
提示された一覧の中からユーザによる操作により計上すべき項目の選択を受け、選択された項目について計上処理を実行することにより請求書発行の基になる売上データを作成する定期売上計上処理方法であり、さらに、
定期売上パターンが、定期売上パターンどうしを相互に識別するID番号を有し、ユーザ操作により売上日の範囲および上記ID番号の範囲の指定を受けて、ユーザ操作により選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する、指定を受けた範囲内のID番号を持つ定期売上パターンであって、さらに指定を受けた売上日の範囲に含まれる未計上の売上日が存在する定期売上パターンを探索して未計上の売上日が存在する定期売上パターンの未計上の売上日ごとの項目からなる一覧をユーザに向けて提示し、
提示された上記一覧の中からユーザによる操作により計上すべき項目の選択を受けた場合にも、選択された項目について計上処理を実行して売上データを作成することを特徴とする。

上記の通り、本発明によれば、ユーザが計上洩れがあるかどうかチェックするという意識を持つことなしに計上洩れのないシステムを提供することができる。
本発明の定期売上管理装置の一実施形態として動作するノートPCの外観斜視図である。 図1に外観を示すノートPCの内部構成図である。 本発明の第1の実施形態としての定期売上管理プログラムの概念図である。 本発明の第2実施形態としての定期売上管理装置の概念図である。 本発明の第3実施形態としての定期売上計上方法を表わしたフローチャートである。 会社作成時の画面の流れを示した図である。 会社作成処理を示したフローチャートである。 会社作成処理中に表示される画面を示した図である。 会社データファイル内の会社データを示す図である。 メニュー画面が表示された状態を示した図である。 会社選択画面を示した図である。 メニュー画面が表示された状態を示した図である。 定期売上自動計上設定画面を示した図である。 メニュー画面が表示された状態を示した図である。 定期売上パターン登録画面を示した図である。 定期売上パターンデータファイルを示した図である。 メニュー画面が表示された状態を示した図である。 定期売上計上処理のフローチャートである。 計上条件指定画面を示した図である。 計上予定データファイルとそこに記録された計上仮データを示した図である。 売上データファイルとその売上データファイルに格納されている売上データを示した図である。 計上予定データファイルと計上予定データを示した図である。 定期売上計上処理画面を示す図である。 チェックボックスの1つを外した状態の定期売上計上処理画面を示した図である。 定期売上計上処理中および終了を表わす各画面を示した図である。 会社選択時に実行される処理のフローチャートである。 定期売上計上処理実行中であることを表わす画面である。 計上仮データと売上データとの間のマッチング処理の概念図である。 計上予定データが存在したときに表示される画面を表わした図である。 定期売上計上処理実行中に表示される画面を表わした図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の定期売上管理装置の一実施形態として動作するノートPCの外観斜視図である。
このノートPC10は、本体ユニット20とその本体ユニット20に開閉自在にヒンジ接続された表示ユニット30とを有する。
本体ユニット20には、その上面に、電源ボタン21、複数のファンクションボタン22、キーボード23、およびタッチパッド24を有する。また、この本体ユニット20には、プログラムを実行するCPUや大容量の記憶装置であるハードディスク装置等が内蔵されている。また、この本体ユニット20には、マウス40が接続されている。
また、表示ユニット30は表示画面31を有する。この表示画面31には、本体ユニット20での処理結果に基づく様々な画像が表示される。
図2は、図1に外観を示すノートPCの内部構成図である。尚、この図2には、図1に示すノートPCの構成要素のうちの、以下に説明する実施形態の説明に必要な一部の要素について示されている。
ここには、図1にも示すキーボード23、タッチパッド24、表示画面31、マウス40のほか、CPU221、主メモリ222、ハードディスク装置223,CD/DVDドライブ224、およびUSBインタフェース(USBI/F)225が示されており、これらは、バス220で相互に接続されている。ただし、マウス40はUSBI/F225を介してバス220に接続されている。
ここで、ハードディスク装置223は、各種のプログラムやデータが記憶される大容量の記憶装置であり、ここには、以下において説明する定期売上管理プログラムが格納される。
主メモリ222は、ハードディスク装置223に格納されたプログラムがCPU221での実行のために展開されるメモリである。またこの主メモリ222はプログラム実行時の作業領域としても使用される。
CPU221は、主メモリ222上に展開されたプログラムを実行する中央演算処理装置である。
表示画面31は、表示ユニット30(図1参照)に備えられており、CPU221での処理結果に応じた各種画像が表示される。
キーボード23は、ユーザ操作により各種のデータや指示を入力する操作デバイスである。
タッチパッド24は、表示画面31上の任意の位置を指定し、その位置に表示されているアイコン等を提示するポインティングデバイスの一種である。
CD/DVDドライブ224は、CD(Cpmpact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)(以下、まとめて「CD/DVD」と称する)が装填されて、装填されたCD/DVD50をアクセスするデバイスである。
USBインタフェース(USBI/F)225は、USB(Universal Serial Bus)の規格に準拠したインタフェースである。ここでは、マウス40もUSB規格に準拠したインタフェースを持ち、USBI/F225を介して接続されている。
マウス40も、タッチパッド24と同様の作用を成す、ポインティングデバイスの一種である。タッチパッド24でも用を成すものの、ここでは操作性の向上のためにマウス40が接続されている。
図3は、本発明の第1の実施形態としての定期売上管理プログラムの概念図である。
この定期売上管理プログラム100は、例えば、図2に示すCD/DVD50に書き込まれた状態で販売され、購入者により、そのCD/DVD50がCD/DVDドライブ224に装填されこのノートPC10にインストールされ、ハードディスク装置223に格納される。このハードディスク装置223に格納された定期売上管理プログラム100は、このノートPC10のユーザの操作により起動されて主メモリ222上に展開され、CPU221で実行される。
図3に示す定期売上管理プログラム100は、定期売上パターン管理部101、契約元選択部102、第1の未計上パターン探索部103、計上処理部104、第2の未計上パターン探索部105、動作可否設定部106を有する。
これらの各部101〜106の作用は、以下に説明する第2実施形態の説明の際に合わせて説明する。
図4は、本発明の第2実施形態としての定期売上管理装置の概念図である。
この図4に示す定期売上管理装置200は、図1,図2に示すノートPC10で図3に示す定期売上管理プログラム100が実行されることにより、そのノートPC10内に構築されるものである。
この図4に示す定期売上管理装置200は、定期売上パターン管理部201、契約元選択部202、第1の未計上パターン探索部203、計上処理部204、第2の未計上パターン探索部205、動作可否設定部206から構成されている。
ここで、図4に示す定期売上管理装置200の各部201〜206は、図3に示す定期売上管理プログラム100の各部101〜106と同一の名称を用いているが、定期売上管理プログラム100の各部101〜106は、プログラム部品であるのに対し、定期売上管理装置200の各部201〜206は、プログラム部品としての各部101〜106と、ノートPCのハードウェアとの複合により実現する機能を指している。
以下、図4の定期売上管理装置200の各部201〜206の作用を説明することで、図3の定期売上管理プログラム100の各部101〜106の作用の説明を兼ねるものとする。
尚、ここでは、各部の概要を説明するにとどめ、詳細については、後述する別の実施形態において説明する。
定期売上パターン管理部201は、複数の契約元のうちのいずれかの契約元との間で定期売上契約を締結している各契約先に関する、定期売上契約を特定する情報および定期売上予定日を記述した定期売上パターンを管理する。
ここで、定期売上契約とは、例えば、メンテナンス料金が月々発生する、装置のメンテナンス契約など、定期的に売上げを発生させる契約をいう。また定期売上契約を特定する情報としては、例えば、その定期売上契約を特定するID番号などをいう。その他、その定期売上契約の名称や契約日、契約先の名称などの情報によってその定期売上契約を特定する構成としてもよい。
また、契約元選択部202は、ユーザによる操作に応じて、複数の契約元のうちの1つの契約元を選択する。
第1の未計上パターン探索部203は、契約元選択部202による契約元の選択を受けて、その選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する未計上の売上げが発生している定期売上パターンを探索して、未計上の売上げが発生している定期売上パターンの未計上の売上日ごとの項目からなる一覧をユーザに向けて提示する。
ここで、本実施形態では、この第1の未計上パターン探索部203は、契約元選択部202により選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する定期売上パターンに基づいて、各契約先ごとかつ各売上日ごとの、売上データ作成の基になる計上仮データを作成し、計上仮データと計上処理部204により作成された売上データとを対照することにより、上記の一覧を作成する。
さらに、計上処理部204は、第1の未計上パターン探索部203により提示された一覧の中からユーザによる操作により計上すべき項目の選択を受け、選択された項目について計上処理を実行することにより請求書発行の基になる売上データを作成する。
ここで、本実施形態の定期売上管理装置は、定期売上パターンどうしを相互に識別するID番号を有する定期売上パターンを取り扱う装置であって、第2の未計上パターン探索部205は、ユーザ操作により売上日の範囲およびID番号の範囲の指定を受けて、契約元選択部202により選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する、指定を受けた範囲内のID番号を持つ定期売上パターンであって、さらに指定を受けた売上日の範囲に含まれる未計上の売上日が存在する定期売上パターンを探索し、未計上の売上日が存在する定期売上パターンの未計上の売上日ごとの項目からなる一覧をユーザに向けて提示する。
計上処理部204は、第2の未計上パターン探索部205により提示された一覧の中からユーザによる操作により計上すべき項目の選択を受けた場合にも、選択された項目について計上処理を実行して売上データを作成する。
また、動作可否設定部206は、ユーザ操作により、第1の未計上パターン探索部203の動作の可否を契約元ごとに設定する。
第1の未計上パターン探索部203は、契約元選択部202により契約元が選択されたとき、動作可否設定部206により選択された契約元について第1の未計上パターン探索部203の動作が許可されている場合にのみ動作する。
図5は、本発明の第3実施形態としての定期売上計上方法の各ステップを表わしたフローチャートである。
この図5に示す定期売上計上方法は、図1,図2に示すノートPC10内での、図3に示す定期売上管理プログラムの実行により、このノートPC10内で実行される方法である。この定期売上計上方法は、定期売上パターン管理ステップ(S1)、契約元選択ステップ(S2)、定期売上パターン探索ステップ(S3)、一覧提示ステップ(S4)、計上処理ステップ(S5)から構成されている。
尚、この第3実施形態としての定期売上計上方法についても、各ステップの概要を説明するにとどめ、詳細は後の実施形態の説明に譲る。
定期売上パターン管理ステップ(S1)は、複数の契約元のうちのいずれかの契約元との間で定期的に売上げを発生させる定期売上契約を締結している各契約先に関する、定期売上契約を特定する情報および定期売上予定日を記述した定期売上パターンを管理しておくステップである。
また、契約元選択ステップ(S2)は、ユーザによる操作に応じて、複数の契約元のうちの1つの契約元を選択するステップである。
定期売上パターン探索ステップ(S3)は、選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する未計上の売上げが発生している定期売上パターンを探索するステップである。
一覧提示ステップ(S4)は、未計上の売上げが発生している定期売上パターンの未計上の売上日ごとの項目からなる一覧をユーザに向けて提示するステップである。
さらに、計上処理ステップ(S5)は、提示された一覧の中からユーザによる操作により計上すべき項目の選択を受けて、選択された項目について計上処理を実行することにより請求書発行の基になる売上データを作成するステップである。
以上では、定期売上管理プログラム、定期売上管理装置、および定期売上計上処理方法のそれぞれについて概要を述べたが、以下では、第4実施形態について詳細に説明する。
以下に説明する第4実施形態も、図1,図2を参照して説明したノートPCに、この第4実施形態を構成する定期売上管理プログラムがインストールされて実行されることにより、そのノートPC内で実現する機能である。
本実施形態では、ノートPC10にインストールされている定期売上管理プログラムを起動するにあたっては、表示ユニット30の表示画面31上に表示されている定期売上プログラム起動用のアイコンをクリックすることから開始される。
(会社作成)
図6は、会社作成時の画面の流れを示した図である。また、図7は、会社作成処理を示したフローチャートである。
表示画面31上の「定期売上計上システム」と書かれたアイコン300をマウスクリックすると、「定期売上計上システム」というタイトルのメニュー画面301が表示される。この「定期売上計上システム」は、この1台で、例えば親会社と子会社、あるいは定期売上計上処理を請け負うアウトソーシング先における、処理を依頼している複数の会社など、複数の会社の定期売上計上処理を取り扱うシステムである。
尚、この第4実施形態における「会社」は、第1〜第3実施形態および本発明にいう「契約元」の一例に相当する。また、第1〜第3実施形態および本発明にいう「契約先」は、この第4実施形態では「得意先」と称している。各会社(各契約元)は自分の会社の得意先(契約先)との間で定期売上契約を含む様々な契約を締結している。ここでは定期売上契約を取り上げて説明する。
図6に示すメニュー画面301上で「会社作成」を選択すると、図7に示す会社作成処理フローが動作し、表示画面上にその図6に示す会社作成画面302が表示される(図7ステップ(S11))。この会社作成処理は、この1台の「定期売上計上システム」で取り扱う会社(「契約元」)をこの「定期売上計上システム」に登録する処理である。
表示された会社作成画面302上に「会社コード」および「会社名」が入力され、「作成」ボタンがクリックされると会社データが作成されて、その会社データがこの「定期売上計上システム」上に登録される(図7ステップ(S12))。「作成」ボタンをクリックせずに「キャンセル」ボタンをクリックすると、会社データの作成は行なわずに、メニュー画面301に戻る。
図8は、会社作成処理中に表示される画面を示した図である。
図6の会社作成画面302に「会社コード」と「会社名」を入力して「作成」ボタンを押すと、作成状況を表わす作成状況通知画面303が表示され、会社作成処理が終了してこの「定期売上計上システム」にその「会社」を表わす会社データが登録されると、作成確認画面304が表示される。
作成確認画面304上で「OK」ボタンがクリックされると、図6に示すメニュー画面301に戻る。このメニュー画面301上で「終了」ボタンをクリックすると、この「定期売上計上システム」が終了する。
図9は会社データファイル内の会社データを示す図である。
会社データファイル500内の会社データ500aには、今回の会社データ作成前は、(A)に示すように、「株式会社XYG興産」「株式会社A」「株式会社B」が登録されていたものとする。今回、図6〜図8を参照して説明した会社データ作成処理を行なった結果、(B)に示すように、「株式会社○○商事」が追加されている。会社データ500a中の「定期売上自動計上」の欄には初期値としては「1」が記入される。この「定期売上自動計上」についての説明は後に譲る。
以上の会社作成処理により、会社データファイル500内には、現在、図9(B)の会社データ500aが登録されているものとする。
(会社選択)
図10は、メニュー画面が表示された状態を示した図、図11は、会社選択画面を示した図である。
前述の通り、表示画面31上のアイコン300をクリックしてこの「定期売上計上システム」を立ち上げると、メニュー画面301が表示される。ここでは、このメニュー画面301上で「会社選択」が選択される。すると、図11に示す、会社選択画面305が表示される。この会社選択画面305には、会社データファイル500(図9参照)に現在登録されている会社データ(図9(B)参照)中の会社名と会社コードの一覧が表示される。この一覧の中から所望の会社名をクリックすると、そのクリックされた会社名の会社データが選択欄305aに表示される。「OK」ボタンをクリックすると、その選択欄305aに表示されている会社の選択が確定し、これ以降、その選択された会社についての処理が行われる。会社選択画面305上の「キャンセル」ボタンをクリックすると、会社は新たには選択されずに、すなわち、直前に選択された会社が引き続き選択されているものとして、図10に示すメニュー画面301に戻る。
(定期売上自動計上設定)
図12は、図10と同様、メニュー画面が表示された状態を示した図、図13は、定期売上自動計上設定画面を示した図である。
前述の通り、表示画面31(図1参照)上のアイコン300をクリックしてこの「定期売上計上システム」を立ち上げると、メニュー画面301が表示される。ここでは、このメニュー画面301上で「定期売上自動計上設定」が選択される。すると、図13に示す、定期売上自動計上設定画面306が表示される。この定期売上自動計上設定画面306上で「会社選択時」又は「自動計上しない」のいずれかが選択されて「OK」ボタンがクリックされる。図12に示すメニュー画面301上で「定期売上自動計上設定」が選択されるときには、それ以前に会社選択が行われており、図13の定期売上自動計上設定画面306上で「OK」ボタンがクリックされると、図9に示す会社データファイル中の、その既に選択されている会社の「定期売上自動計上」の欄にデータが記録される。ここでは、図13の定期売上自動計上設定画面306上で「会社選択時」が選択されて「OK」ボタンがクリックされたときは、図9の「定期売上自動計上」の欄には、「1」が記録され、図13の定期売上自動計上設定画面306上で「自動計上しない」が選択されて「OK」ボタンが押されたときは、図9の「定期売上自動計上」の欄には「9」が記録される。図13の定期売上自動計上設定画面306上で「OK」ボタンがクリックされると、「1」又は「9」が記録された後、図12のメニュー画面301に戻る。定期売上自動計上処理については後述する。
図14は、図10,図12と同様、メニュー画面が表示された状態を示した図、図15は、定期売上パターン登録画面を示した図、図16は、定期売上パターンデータファイルを示した図である。
これまでにも述べてきた通り、表示画面31(図1参照)上のアイコン300をクリックしてこの「定期売上計上システム」を立ち上げると、メニュー画面301が表示される。
ここでは、このメニュー画面301上で「定期売上パターン登録」が選択される。すると、図15に示す、定期売上パターン登録画面307が空欄の状態で表示される。
この定期売上パターン登録画面307は、定期的に売上げが発生する定期売上契約の契約内容をこの「定期売上計上システム」に登録するための画面である。ここでは、定期売上契約1つ分の契約内容を表わすデータを、定期売上パターンと称する。
図14に示すメニュー画面301上で「定期売上パターン登録」が選択されるときには、それ以前に会社選択が行われており、定期売上パターン登録画面307には、その選択されている会社との間で契約されている契約内容が入力される。この定期売上パターン登録画面307には、定期売上契約1つ分の契約内容が入力されるため、異なる複数の定期売上契約を登録するときは、この定期売上パターン登録画面307を、登録しようとしている定期売上契約の数だけ順次立ち上げることになる。
この図15の定期売上パターン登録画面307には、定期売上パターンを構成するデータである、「パターン」、「得意先」、「運用期間」、「スケジュール」、「商品」、「売上金額」、および「売上合計」が入力される。
「パターン」は、この定期売上パターンを特定するためのパターンコードとパターン名称とからなる。この図15に示す定期売上パターン登録画面307には、パターンコードとして「000100」が記入され、パターン名称として「複合機メンテナンス契約」が記入されている。
ここで、このパターンコードは、本発明にいう、定期売上パターンどうしを相互に識別するID番号の一例である。
また、「得意先」は、選択されている「会社」(「契約元」)との間で定期売上契約を締結している相手方の会社等であり、前述の通り、本発明にいう「契約先」に相当する。
この「得意先」は「得意先コード」と「得意先名」とからなり、図15に示す定期売上パターン登録画面307では、得意先コード「0000000030」、得意先名「株式会社旭興産」が入力されている。
「運用期間」は、この定期売上契約の始期と終期をあらわしている。この図15では、「H23/04/01」〜「H24/03/31」が入力されている。
「スケジュール」は、売上げが発生するスケジュールを表わしている。この図15では、「毎月20日」が入力されている。これは、「H23/04/01」〜「H24/03/31」の期間中、毎月20日に売上げが発生することを意味している。
「商品」は「商品コード」と「商品名」からなり、ここには、2行に渡って明細が記入されており、行番号「1」の行には、商品コード「0000002000」、商品名「ハードウェアメンテナンス」、行番号「2」の行には、商品コード「0000002100」、商品名「ハードウェアメンテナンス出張費」が記入されている。「行追加」ボタンがクリックされるとこの定期売上パターン登録画面307上に行が追加されてさらに別の明細を記入することができる。またマウス操作でいずれかの行が選択され、さらに「行削除」ボタンがクリックされるとその選択された行が削除される。
「売上金額」は、その商品の対価であり、1行目の商品については5,000円、2行目の商品については4,500円が記入されている。
「売上合計」は、商品の対価の合計金額であり、ここでは9,500円が記入されている。
図14に示すメニュー画面301で「定期売上パターン登録」が選択され、図15に示す定期売上パターン登録画面307上に記入して「作成」ボタンがクリックされると、その記入された定期売上パターンが、図16に示す、定期売上パターンデータファイル501に登録される。
この定期売上パターンデータファイル501に登録されている個々の定期売上パターンデータ501aは、この図16に示されている各項目で構成されている。
「パターン」は、この定期売上パターンのコードと名称である。図15に記入されている定期売上パターンの例では、コードは「000100」、名称は「複合機メンテナンス契約」である。
「得意先」は、定期売上を契約した得意先のコードと名称であり、図15の例では、「0000000030」と「株式会社旭興産」である。
「適用期間」は、定期売上データを作成する期間であり、図15の「運用期間」に相当する。図15の例では、「H23/04/01」〜「H24/03/31」である。
「スケジュール」は、定期売上データの計上スケジュールであり、図15の「スケジュール」に相当し、図15の例では「毎月20日」である。
「行」は、明細の行番号であって、図15に示す「行」に相当する。
「商品」は、売上げ対象となる商品のコードと名称である。
「売上金額」はその商品の対価であって定期売上で計上する金額である。
これら「行」、「商品」、「売上金額」は、組となって必要に応じて繰り返される。図15の例では、「行」、「商品」、「売上金額」は2組存在し、ひと組目は、行は「1」、商品は「0000002000」および「ハードウェアメンテナンス」、売上金額は「5,000」であり、ふた組目は、行は「2」、商品は「0000002100」および「ハードウェアメンテンス出張費」、売上金額は「4,500」である。
「売上合計」は、売上金額の合計額であり、図15の例では「9,500」である。
定期売上パターンデータファイル501には、この図16に表で示す形式の定期売上パターンデータ501aが、その定期売上パターンデータ501a中の「得意先」(「契約先」)との間で定期売上契約を締結している契約元の「会社」(「契約元」)に対応づけられて、多数格納されている。
(定期売上計上処理)
図17は、図12などこれまで提示したいくつかの図と同様、メニュー画面が表示された状態を示した図、図18は、定期売上計上処理のフローチャートである。
表示画面31(図1参照)上の、図17に示すアイコン300をクリックして、この「定期売上計上システム」を立ち上げると、メニュー画面301が表示される。ここでは、このメニュー画面301上で「定期売上計上処理」が選択される。すると、図18にフローチャートを示す、「定期売上計上処理」が起動される。この「定期売上計上処理」では、先ず、計上条件指定処理(ステップ(S21))が行われる。
図19は、計上条件指定画面を示した図である。
図18のステップ(S21)の、計上条件指定処理では、図19に示す計上条件指定画面308が空欄の状態で表示される。この計上条件指定画面308には、ユーザ操作により、「計上予定日」および「パターン」が記入される。
「計上予定日」は、計上予定の期間を記入する欄であり、この図19に示す例では、「H23/06/01」〜「H23/09/30」が記入されている。
また、「パターン」は、パターンコードの範囲を記入する欄である。この図19に示す例ではパターンコード「000100」〜「000100」の範囲、すなわちここでは、パターンコード「000100」のみが指定されている。この「パターン」の欄に、例えば「000100」〜「000300」と指定すれば、このパターンコードの範囲内に含まれる全てのパターンコードが対象となる。パターンコードが入力されると、図16に示す定期売上パターンデータファイル501が参照され、図19に示す計上条件指定画面308上に、その入力されたパターンコードに対応するパターン名称(ここでは「複合機メンテナンス契約」)が表示される。
この図19の計上条件指定画面308上に「計上予定日」および「パターン」を記入して「OK」ボタンをクリックすると、図16に示す定期売上パターンデータファイル501が参照され、図19の計上条件指定画面308上に記入した「計上予定日」の範囲内および「パターン」の範囲内の定期売上パターンデータについて計上仮データが作成される。この計上仮データは、後述する計上予定データを作成する途中のデータであり、図18のステップ(S22)の中で行なわれる。図17のメニュー画面301上で「定期売上計上処理」を選択するにあたっては、それ以前に「会社選択」が行なわれており、したがって図16に示す定期売上パターンデータファイル501の検索にあたっては、現在選択されている会社に対応づけられている定期売上パターンデータのみが検索対象となる。
尚、図19に示す計上条件指定画面308上の「キャンセル」ボタンがクリックされると、図18に示す定期売上計上処理が終了し、図17のメニュー画面301に戻る。
図20は、計上予定データファイルとそこに記録された計上仮データを示した図である。
図16に示す定期売上パターンデータは、図15に示す定期売上パターン登録画面307を使って入力された1つの定期売上契約に対応している。これに対し、図20に示す計上仮データは1つの定期売上契約の中の、さらに1つの計上予定日ごとに作成される。図19に示す計上条件指定画面308では、「パターン」として、「000100」の「複合機メンテナンス契約」のみが指定されている。これは、図15に示す定期売上パターン登録画面307上に例示した定期売上パターンと一致している。図19に示す計上条件指定画面308では、「計上予定日」として「H23/06/01」〜「H23/09/30」が指定されており、図15に示す定期売上パターン登録画面307の「スケジュール」は「毎月20日」である。したがって、図20に示す計上仮データとして、「計上予定日」が「H23/06/20」、「H23/07/20」、「H23/08/20」、「H23/09/20」の4つの計上仮データがそれぞれ作成される。図20の計上仮データ502a中の、「計上予定日」を除く、「パターン」、「得意先」、「スケジュール」、「行」、「商品」、「売上金額」、「売上合計」は、図16の定期売上パターンデータ501aの同一項目からのコピーである。ここでは重複説明は省略する。
ここで作成された計上仮データ502aは、既に計上処理が済んでいるか否かという点については考慮されていない。すなわちこの計上仮データは、図16に示す定期売上パターンデータファイル501に基づいて、図19に示す計上条件指定画面308で指定した「計上予定日」および「パターン」の範囲内に含まれるデータを計上予定日ごとに作成したものである。したがって、この作成された計上仮データの中には計上処理が既に済んでいるデータが含まれている可能性がある。そこで、ここでは、図20に示す計上仮データ502aを作成した後、それらの計上仮データの中に、計上処理が済んでいるデータがないか調べられ、計上処理が済んでいる計上仮データは破棄される。
図21は、売上データファイルとその売上データファイルに格納されている売上データを示した図である。
この売上データ503aは、計上処理により売上データファイル503内に作成されるデータである。
この売上データ503a中の「売上日」は、図20の計上仮データ502aにおける「計上予定日」に対応するものであり、計上処理後であるから、ここでは「売上日」という名称になっている。この売上データ503a中の、「売上日」を除く他の項目は、図20の同一名称の各項目に対応している。
図20の計上仮データ502aの作成が終了すると、次に、図21に示す売上データファイル503が参照され、作成された計上仮データ502aと売上データ503aとのマッチング処理が行われる。すなわち、計上仮データ502aに対応する売上データ503aが存在するときはその計上仮データ502aに関する計上処理は既に済んでいるため、その計上仮データ502aは、計上予定データファイル502から破棄される。
ここで説明している例に則して説明すると、計上仮データ502aとして、「パターン」が「000100」の「複合機メンテナンス契約」であって、「計上予定日」が「H23/06/20」、「H23/07/20」、「H23/08/20」、「H23/09/20」の4つのデータが存在する。ここでは、例えば図21に示す売上データファイル503の中に、「パターン」が「000100」の「複合機メンテナンス契約」であって、「売上日」が「H23/06/20」の売上データが存在していたとすると、「計上予定日」が「H23/06/20」の計上仮データが破棄される。ここでは、売上データファイル503内に、「パターン」が「000100」の「複合機メンテナンス契約」であって、「売上日」が「H23/07/20」、「H23/08/20」、および「H23/09/20」と一致する売上データは存在しなかったとする。この場合、「計上予定日」が「H23/06/20」の計上仮データのみが破棄され、「計上予定日」が「H23/07/20」、「H23/08/20」、および「H23/09/20」の計上仮データは、残ることになる。
図22は、計上予定データファイルと計上予定データを示した図である。
この図22に示す計上予定データ502bは、図20に示す計上仮データ502aと比べ、「チェックボックス」の項目が追加されている。この「チェックボックス」には、計上処理を行なうか否かを表わす計上要求フラグが格納される。この計上要求フラグは、「1」が計上処理を要求することを表わし、「9」が今回は計上処理を行なわないことを表わしている。
図20に示す計上仮データ502aを作成し上記のようにして計上処理が済んでいるデータについて破棄した後の残った計上仮データについて「チェックボックス」の項目が追加されることにより、図22に示す計上予定データ502bとなる。その「チェックボックス」には、計上処理を要求する「1」が初期設定される。
図23は、定期売上計上処理画面を示す図である。
上記の処理を経て、図22に示すチェックボックス付きの計上予定データ502bが作成されると、図18の計上処理データ指定処理(ステップ(S23))が実行される。この計上処理データ指定処理では、図23に示す定期売上計上処理画面309が表示される。前述の通り、ここで説明している例では、図20に示す段階の計上仮データ502aは「計上予定日」が「H23/06/20」、「H23/07/20」、「H23/08/20」、および「H23/09/20」の4つであるが、「H23/06/20」のデータは破棄され、図22に示す段階の計上予定データ502bは、「H23/07/20」、「H23/08/20」、「H23/09/20」の3つである。そこで、図23に示す定期売上計上処理画面309には、それら3つのデータの一覧が表示される。この一覧中の「計上」の欄は、計上処理を行なうか否かを指定するチェックボックスである。図22の計上予定データ502bのチェックボックスには初期設定として、計上を要求する「1」が記入されており、それに対応して、図23に示す定期売上計上処理画面309上の全てのチェックボックスに、計上処理を行なうことを表わすマークが記入されている。
また、この定期売上計上処理画面309の「計上日」は、図22の計上予定データ502bの「計上予定日」に対応しており、「得意先」は、図22の計上予定データ502bの「得意先」の中の得意先名称に対応しており、「売上金額」は、図22の計上予定データ502bの「売上合計」に対応している。また、図23の定期売上計上処理画面309の「パターン」および「スケジュール」は、図22の計上予定データ502bの「パターン」および「スケジュール」にそれぞれ対応している。
図24は、チェックボックスの1つを外した状態の定期売上計上処理画面を示した図である。
この図24に示す定期売上計上処理画面309では、「計上日」が「H23/09/20」の行のチェックボックスが外されている。
ここでは、何らかの理由で、「計上日」が「H23/09/20」の分については今回は計上処理を行なわないこととし、チェックボックスを図24のように外して「計上」ボタンをクリックしたものとする。尚、定期売上計上処理画面309上で「取消」ボタンがクリックされると、図18のフローチャートに示す通り、図19に示す計上条件指定画面308の表示に戻る。
図24に示す定期売上計上処理画面309上の「計上」ボタンがクリックされると、図18に示すフローチャート上の売上データ作成処理(ステップ(S24))が実行される。この売上データ作成処理は、図22に示す計上予定データのうち、チェックボックスの計上要求フラグが「1」になっているデータについて、そのデータに対応する、図21に示す売上データが作成される。ここに示す例では、図24に示す通り、「計上日」が「H23/09/20」の行についてはチェックボックスが外れているため、「計上日」が「H23/07/20」と「H23/08/20」の分について計上処理が行なわれて売上データが作成される。
図25は、定期売上計上処理中および終了を表わす各画面を示した図である。
図24に示す定期売上計上処理画面309の「計上」ボタンがクリックされると、表示画面上には、図25(A)に示す定期売上計上処理中であることを表わす画面310が表示され、定期売上計上処理が正常に終了すると、図25(B)に示す、定期売上計上処理が正常に終了したことを示す画面311が表示される。
この図25(B)の画面311の中の「OK」ボタンをクリックすると、図18のフローチャートに示す通り、定期売上計上処理が終了し、図17に示すメニュー画面301の表示に戻る。
(定期売上自動計上処理)
前述の「会社選択」の場面(図10,図11参照)の説明では、定期売上自動計上処理については説明は行なわずに後回しにしたが、ここで再度、会社選択の場面に戻り、自動計上処理について説明する。
図26は、会社選択時に実行される処理のフローチャートである。
図10に示すアイコン300をクリックすると、メニュー画面301が表示される。このメニュー画面301上で「会社選択」を選択すると、図26にフローチャートを示す処理が起動される。ここでは先ず、ステップ(S31)において、会社選択処理が行なわれる。この会社選択処理では、図11に示す会社選択画面305が表示され、一覧中のいずれかの会社を選択して「OK」ボタンをクリックすることにより、今から処理を行なうべき会社(契約元)が決定される。図11の会社選択画面305中の「キャンセル」ボタンをクリックすると、図26に示す処理が終了し、図10に示すメニュー画面301の表示に戻る。
会社選択処理(ステップ(S31))が終わると、次に定期売上自動計上処理(ステップ(S32)〜ステップ(S38))が行なわれる。
この定期売上自動計上処理では、先ず、図9に示す会社データファイル500が参照されて、会社データ中500aの、今回選択された会社の「定期売上自動計上」の欄に、自動計上を行なうことを表わす「1」が記入されているか否かがチェックされる(ステップ(S32))。そこに自動計上することを表わす「1」が記入されていたときは図26のステップ(S33)に進み、一方自動計上しないことを表わす「9」が記入されていたときは、図26の処理は終了して、図10のメニュー画面301に戻る。
図9に示す会社データ500aの「定期売上計上」の欄には、前述した通り、図12に示すメニュー画面301において「定期売上自動計上設定」を選択し、図13に示す定期売上自動計上設定画面306上で設定することにより、「1」又は「9」のいずれかが記入される。
図26のステップ(S33))では、図16に示す定期売上パターンデータファイル501が参照される。今回選択された会社に関し、この定期売上パターンデータファイル501に登録済の定期売上パターンデータ501aが存在するときは、ステップ(S34)の定期売上データ集計処理に進む。今回選択された会社に関し、登録済の定期売上パターンデータ501aが未だ1つも存在しないときは、図26の処理を終了し、図10のメニュー画面301に戻る。
本実施形態におけるステップ(S34)の定期売上データ集計処理では、今回選択された会社に関する、本日を含む、本日以前の日付の計上予定データが作成される。すなわち、この定期売上データ集計処理(ステップ(S34))は、その処理の対象が、今回選択された会社に関する、本日以前の日付のデータである点を除き、図18のステップ(S22)の計上予定データ作成処理におけるマッチング処理までの過程と同じ処理である。
すなわち、この定期売上データ集計処理(ステップ(S34))では、今回選択された会社の定期売上パターンデータ501a(図16参照)の全てについて計上仮データ502aが作成され、売上データ503aとの間でマッチング処理が行なわれて、計上予定データ502bの有無が判定される。
計上仮データ502aは、図16に示す定期売上パターンデータ501aを参照して作成された、図20に示すデータである。
また、売上データ503aは、売上データ作成処理(図18のステップ(S24)や図26のステップ(S38))で作成された、図21に示すデータである。
計上仮データ502aおよび売上データ503aの作成および構成については、説明済であり、ここでの重複説明は省略する。
図27は、定期売上計上処理実行中であることを表わす画面である。
この定期売上データ集計処理(ステップ(S34))の実行中は、図27に示す画面312が表示される。
計上仮データ502aと売上データ503aとのマッチング処理では、計上仮データ502a(図20)中の「パターン」の「コード」および「計上予定日」と、売上データ503a(図21)中の「パターン」の「コード」および「売上日」とを対比することにより、対応するデータが存在するか否かが判定される。
図28は、計上仮データと売上データとの間のマッチング処理の概念図である。
図28(A)は、計上仮データを略示している。ここに示した例は、図15に示す定期売上パターン登録画面307に記入された内容により作成された定期売上パターンデータに基づいて作成された計上仮データである。図15に示す「運用期間」(図16の定期売上パターンデータでは「適用期間」)は、「H23/04/01」〜「H24/03/31」であり、「スケジュール」は「毎月20日」である。ここでは、本日の日付がH23/12/20〜H24/01/19の範囲内にあるとする。この場合、計上仮データは、図28(A)に示す通り、H23/04/20のデータからH23/12/20のデータまでの9つとなる。
一方、図15に示す定期売上パターン登録画面307に記入されたデータに由来する売上データ503aとして、H23/04/20の売上データからH23/08/20の売上データまでと、H23/11/20およびH23/12/20の売上データが存在し、一方、H23/09/20およびH23/10/20の売上データが存在しなかったものとする。この場合、図26のステップ(S35)において、計上予定データありと判定される。
図29は、計上予定データが存在したときに表示される画面を表わした図である。
図26のステップ(S35)において、計上予定データありと判定されると、この図29に示す画面313が表示される(図26のステップ(S36))。この画面313上で「はい」ボタンをクリックすると、図26のステップ(S37)の定期売上計上処理が実行される。
ステップ(S37)の定期売上計上処理では、計上仮データが存在するにもかかわらずそれに対応する売上データが存在しない計上仮データから、その計上仮データに対応する計上予定データが作成される。この計上予定データ502bについては図22を参照して説明済であり、重複説明は省略する。
図30は、定期売上計上処理実行中に表示される画面を表わした図である。
計上予定データを作成している間は、図30に示す集計中であることを表わす画面314が表示され、計上予定データが作成されると、定期売上計上処理画面315が表示される。この定期売上計上処理画面315は、図23に示す定期売上計上処理画面309と同様のものであり、重複説明は省略する。
この図30の定期売上計上処理画面315上で一部のチェックボックスを外し、あるいはチェックボックスは外さずに、「計上」ボタンをクリックすると、売上データ作成処理(ステップ(S38)が実行される。この売上データ作成処理(ステップ(S38))の処理内容は、図18の定期売上計上処理中の売上データ作成処理(ステップ(S24))と同様であり、重複説明は省略する。
このように、本実施形態によれば、「会社選択」を行なうと、その選択された会社について、本日以前の日付の、計上すべき未計上の定期売上データを調べてユーザに通知するので、ユーザは、未計上のデータが存在するか否か問題意識を持って調べる操作を行なうことなく、すなわち、未計上のデータが存在するかも知れないということを全く意識することなく、計上洩れの発生が防止される。
尚、定期売上自動計上処理において、図29に示す画面が表示されたにもかかわらず、他の処理に関心があって「いいえ」ボタンをクリックした場合など、自動計上処理を行なわなかったときは、図18に示す定期売上計上処理で対処することになる。あるいは、次回に同一の会社が選択されると、未計上のデータが存在することが再度通知され、その時点で計上することも可能である。
本実施形態における会社選択時の定期売上計上処理は、本日以前の日付の分のみ計上処理を行なうものであり、明日以降の日付の分を前もって計上処理しておきたい場合は、図18に示す定期売上計上処理が有効である。さらに会社選択時に定期売上自動計上処理を行なう必要がなく、それよりは会社選択時の処理を早急に終らせて次の処理に移る方がよいと考えるユーザは、図12のメニュー画面301上での「定期売上自動計上設定」により「自動計上しない」(図13参照)を指定しておくことにより、会社選択時の定期売上自動計上処理は実行されない(図26のステップ(S32))。このように設定したユーザは、図17のメニュー画面301中の「定期売上計上処理」により計上処理を行なうことになる。
また、ここでは、計上仮データと売上データとのマッチング処理により未計上のデータを抽出しているが、例えば図16に示す定期売上パターンデータ内にその定期売上パターンデータに基づく計上処理を行なった履歴を記録しておいて、その記録された履歴を調べることなど、マッチング処理以外の方法で未計上のデータを抽出してもよい。
また、本実施形態では、定期売上自動計上処理において、本日以前の日付分について計上処理を行なうという例を説明したが、計上処理を行なう基準日は本日であることに必ずしも限定されるものではなく、例えば昨日以前の日付、あるいは先週以前の日付、先月以前の日付を基準としてもよい。あるいは、近未来を含め、本日が属する週の終わりの日付、本日が属する月の終わりの日付を基準としてもよい。あるいは、例えばこれら複数の日付の中から基準の日付を設定するようにシステムを構成してもよい。
尚、ここでは定期売上のみを取り上げて説明したが、本発明は定期売上のみ取り扱う単独のシステムにのみ適用されるものではなく、定期売上のほかに不定期の売上げや単発的な売上げについても取り扱うシステムの中に組み入れられたものであってもよい。
10 ノートPC
20 本体ユニット
21 電源ボタン
22 ファンクションボタン
23 キーボード
24 タッチパッド
30 表示ユニット
31 表示画面
40 マウス
50 CD/DVD
100 定期売上管理プログラム
101,201 定期売上パターン管理部
102,202 契約元選択部
103,203 第1の未計上パターン探索部
104,204 計上処理部
105,205 第2の未計上パターン探索部
106,206 動作可否設定部
310,311,312,313,314 画面
200 定期売上管理装置
220 バス
221 CPU
222 主メモリ
223 ハードディスク装置
224 CD/DVDドライブ
225 USBインタフェース(USBI/F)
300 アイコン
301 メニュー画面
302 会社作成画面
303 作成状況通知画面
304 作成確認画面
305 会社選択画面
305a 選択欄
306 定期売上自動計上設定画面
307 定期売上パターン登録画面
308 計上条件指定画面
309,315 定期売上計上処理画面
500 会社データファイル
500a 会社データ
501 定期売上パターンデータファイル
501a 定期売上パターンデータ
502 計上予定データファイル
502a 計上仮データ
502b 計上予定データ
503 売上データファイル
503a 売上データ

Claims (5)

  1. コンピュータ内で実行され、該コンピュータを、
    複数の契約元のうちのいずれかの契約元との間で定期的に売上げを発生させる定期売上契約を締結している各契約先に関する、該定期売上契約を特定する情報および定期売上予定日を記述した定期売上パターンを管理する定期売上パターン管理部と、
    ユーザによる操作に応じて、前記複数の契約元のうちの1つの契約元を選択する契約元選択部と、
    前記契約元選択部による契約元の選択を受けて、当該選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する未計上の売上げが発生している定期売上パターンを探索して、未計上の売上げが発生している定期売上パターンの未計上の売上日ごとの項目からなる一覧をユーザに向けて提示する第1の未計上パターン探索部と、
    前記未計上パターン探索部により提示された前記一覧の中からユーザによる操作により計上すべき項目の選択を受け、当該選択された項目について計上処理を実行することにより請求書発行の基になる売上データを作成する計上処理部と
    前記定期売上パターンが、該定期売上パターンどうしを相互に識別するID番号を有し、ユーザ操作により売上日の範囲および前記ID番号の範囲の指定を受けて、前記契約元選択部により選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する、指定を受けた範囲内のID番号を持つ定期売上パターンであって、さらに指定を受けた売上日の範囲に含まれる未計上の売上日が存在する定期売上パターンを探索し、未計上の売上日が存在する定期売上パターンの未計上の売上日ごとの項目からなる一覧をユーザに向けて提示する第2の未計上パターン探索部と
    を有する定期売上管理装置であって、
    前記計上処理部がさらに、前記第2の未計上パターン探索部により提示された前記一覧の中からユーザによる操作により計上すべき項目の選択を受けた場合にも、当該選択された項目について計上処理を実行して前記売上データを作成する定期売上管理装置として動作させることを特徴とする定期売上管理プログラム。
  2. 前記コンピュータをさらに、前記第1の未計上パターン探索部が、前記契約元選択部により選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する定期売上パターンに基づいて、各契約先ごとかつ各売上日ごとの、前記売上データ作成の基になる計上仮データを作成し、該計上仮データと前記計上処理部により作成された前記売上データとを対照することにより、前記一覧を作成する定期売上管理装置として動作させることを特徴とする請求項1記載の定期売上管理プログラム。
  3. 前記コンピュータをさらに、
    ユーザ操作により、前記第1の未計上パターン探索部の動作の可否を契約元ごとに設定する動作可否設定部を有する定期売上管理装置であって、
    前記第1の未計上パターン探索部が、前記契約元選択部により契約元が選択されたとき、前記動作可否設定部により当該選択された契約元について当該第1の未計上パターン探索部の動作が許可されている場合にのみ動作する定期売上管理装置として動作させることを特徴とする請求項1又は2記載の定期売上管理プログラム。
  4. 複数の契約元のうちのいずれかの契約元との間で定期的に売上げを発生させる定期売上契約を締結している各契約先に関する、該定期売上契約を特定する情報および定期売上予定日を記述した定期売上パターンを管理する定期売上パターン管理部と、
    ユーザによる操作に応じて、前記複数の契約元のうちの1つの契約元を選択する契約元選択部と、
    前記契約元選択部による契約元の選択を受けて、当該選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する未計上の売上げが発生している定期売上パターンを探索して、未計上の売上げが発生している定期売上パターンの未計上の売上日ごとの項目からなる一覧をユーザに向けて提示する第1の未計上パターン探索部と、
    前記未計上パターン探索部により提示された前記一覧の中からユーザによる操作により計上すべき項目の選択を受け、当該選択された項目について計上処理を実行することにより請求書発行の基になる売上データを作成する計上処理部と、
    前記定期売上パターンが、該定期売上パターンどうしを相互に識別するID番号を有し、ユーザ操作により売上日の範囲および前記ID番号の範囲の指定を受けて、前記契約元選択部により選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する、指定を受けた範囲内のID番号を持つ定期売上パターンであって、さらに指定を受けた売上日の範囲に含まれる未計上の売上日が存在する定期売上パターンを探索し、未計上の売上日が存在する定期売上パターンの未計上の売上日ごとの項目からなる一覧をユーザに向けて提示する第2の未計上パターン探索部とを有し、
    前記計上処理部がさらに、前記第2の未計上パターン探索部により提示された前記一覧の中からユーザによる操作により計上すべき項目の選択を受けた場合にも、当該選択された項目について計上処理を実行して前記売上データを作成することを特徴とする定期売上管理装置
  5. コンピュータ内でのプログラムの動作により該コンピュータ内で実行される定期売上計上処理方法であって、
    複数の契約元のうちのいずれかの契約元との間で定期的に売上げを発生させる定期売上契約を締結している各契約先に関する、該定期売上契約を特定する情報および定期売上予定日を記述した定期売上パターンを管理しておき、
    ユーザによる操作に応じて、前記複数の契約元のうちの1つの契約元を選択し、
    当該選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する未計上の売上げが発生している定期売上パターンを探索し、
    未計上の売上げが発生している定期売上パターンの未計上の売上日ごとの項目からなる一覧をユーザに向けて提示し、
    提示された前記一覧の中からユーザによる操作により計上すべき項目の選択を受け、当該選択された項目について計上処理を実行することにより請求書発行の基になる売上データを作成する定期売上計上処理方法であり、さらに、
    前記定期売上パターンが、該定期売上パターンどうしを相互に識別するID番号を有し、ユーザ操作により売上日の範囲および前記ID番号の範囲の指定を受けて、ユーザ操作により選択された契約元との間で定期売上契約を締結している契約先に関する、指定を受けた範囲内のID番号を持つ定期売上パターンであって、さらに指定を受けた売上日の範囲に含まれる未計上の売上日が存在する定期売上パターンを探索して未計上の売上日が存在する定期売上パターンの未計上の売上日ごとの項目からなる一覧をユーザに向けて提示し、
    提示された前記一覧の中からユーザによる操作により計上すべき項目の選択を受けた場合にも、当該選択された項目について計上処理を実行して前記売上データを作成することを特徴とする定期売上計上処理方法
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