JP5117571B2 - 硬貨包装装置 - Google Patents

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Description

本発明は、重積硬貨をロール状の包装紙を用いて包装する硬貨包装装置に関し、特に、包装対象となる硬貨の金種が変化した場合および包装紙の種類や残量が変化した場合であっても無駄な電力消費を抑制することができる硬貨包装装置に関するものである。
従来、金融機関などにおいては、硬貨を所定枚数(たとえば、50枚)単位で積層した重積硬貨を紙やポリエチレンで巻き付けて棒状にする硬貨包装装置が用いられている。この硬貨包装装置を用いることで、棒状に包装した硬貨(棒金)を短時間で生成することができる。
かかる棒金は、たとえば、重積硬貨の円周まわりに重積硬貨の高さよりも幅が広い硬貨包装紙を巻き付け、重積硬貨の重積方向からはみ出した硬貨包装紙部分(巻き代)を、上下の硬貨面に対してそれぞれ「かしめる」ことで生成される。
そして、このような包装工程においては、硬貨を包装する際に用いられる包装モータ、包装紙を重積硬貨に対して提供する際に用いられる給紙モータ、さらには硬貨を重積する際に硬貨を保持するための重積モータといった各種モータを駆動させる必要がある(たとえば、特許文献1参照)。
ここで、これらのモータに対する通電量は、硬貨包装装置にセットされる包装ロール紙の最大重量や、包装する際に最もトルクが必要な金種を前提として最大負荷を算出し、かかる最大負荷に対応するトルクを発生するようにあらかじめ決定されることが通常である。
特開平11−353519号公報
しかしながら、上記したように最大負荷に耐えうる値に通電量を固定化すると、動作負荷が低い場合には無駄な電力を消費してしまうことになり、消費電力がかさむという問題がある。
たとえば、硬貨包装紙は、重積硬貨を包装するたびに消費されて減少していくので、硬貨包装紙を提供する際の必要トルクは、初期状態で最大値をとりその後は減少していくはずである。したがって、初期状態の必要トルクにあわせて通電量を固定化すると、包装紙が消費されるに従って無駄な電力は増大していくことになる。
また、重積硬貨の金種が異なれば、重積硬貨の重量も異なるうえ硬貨径も異なるので、重積硬貨を保持する際に必要とされるトルクや、硬貨を包装する際に必要とされるトルクは異なるものとなるはずである。したがって、最もトルクが必要な金種にあわせて通電量を固定化すると、他の金種を包装する際には無駄な電力が消費されることになる。
これらのことから、包装対象となる硬貨の金種が変化した場合および包装紙の種類や残量が変化した場合であっても無駄な電力消費を抑制することができる硬貨包装装置をいかにして実現するかが大きな課題となっている。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、包装対象となる硬貨の金種が変化した場合および包装紙の種類や残量が変化した場合であっても無駄な電力消費を抑制することができる硬貨包装装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、重積硬貨をロール状の包装紙を用いて包装する硬貨包装装置であって、前記重積硬貨を包装する際に作動する機構を駆動させる駆動手段と、硬貨および/または前記包装紙の重量と前記駆動手段へ供給する通電量との関係が、前記重量が軽いほど前記通電量が減少するように定義された通電量情報を記憶部に記憶させる通電量情報記憶手段と、前記重量を取得する重量取得手段と、前記重量取得手段によって取得された前記重量および前記通電量情報記憶手段に記憶された前記通電量情報に基づいて前記駆動手段へ供給する前記通電量を決定する通電量決定手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記駆動手段は、前記重積硬貨に対して包装紙を巻回する際に作動する包装ローラを駆動させる包装モータであり、前記重量取得手段は、入力された金種に基づいて前記硬貨の重量を推定することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記駆動手段は、前記重積硬貨に対して包装紙を巻回する際に作動する包装ローラを駆動させる包装モータであり、前記重量取得手段は、入力された硬貨径および硬貨厚みに基づいて前記硬貨の重量を推定することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記駆動手段は、前記重積硬貨が所定枚数になるまで該重積硬貨を保持する硬貨集積部を駆動させる重積モータであり、前記重量取得手段は、入力された金種に基づいて前記硬貨の重量を推定することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記駆動手段は、前記重積硬貨が所定枚数になるまで該重積硬貨を保持する硬貨集積部を駆動させる重積モータであり、前記重量取得手段は、入力された硬貨径および硬貨厚みに基づいて前記硬貨の重量を推定することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記駆動手段は、前記重積硬貨に対して包装紙を供給する際に作動する給紙ローラを駆動させる給紙モータであり、前記重量取得手段は、入力された包装紙サイズに基づいて前記包装紙の初期重量を推定することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記重量取得手段は、計数された包装回数に基づいて前記包装紙の現重量を推定することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記重量取得手段は、前記重積硬貨の金種に対応する1回あたりの包装長さに基づいて前記包装紙の現重量を推定することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記駆動手段は、前記重積硬貨に対して包装紙を供給する際に作動する給紙ローラを駆動させる給紙モータであり、前記重量取得手段は、重量センサからの出力に基づいて前記包装紙の重量を取得することを特徴とする。
本発明によれば、重積硬貨を包装する際に作動する機構を駆動させる駆動手段と、硬貨および/または包装紙の重量と駆動手段へ供給する通電量との関係が、重量が軽いほど通電量が減少するように定義された通電量情報を記憶部に記憶させる通電量情報記憶手段と、重量を取得する重量取得手段と、重量取得手段によって取得された重量および通電量情報記憶手段に記憶された通電量情報に基づいて駆動手段へ供給する通電量を決定する通電量決定手段とを備えるように硬貨包装装置を構成したので、包装対象となる硬貨の金種が変化した場合および包装紙の種類や残量が変化した場合であっても無駄な電力消費を抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、駆動手段は、重積硬貨に対して包装紙を巻回する際に作動する包装ローラを駆動させる包装モータであり、重量取得手段は、入力された金種に基づいて硬貨の重量を推定することとしたので、既知硬貨の硬貨重量に適した通電量を包装モータへ供給することで、包装対象となる金種が変更された場合であっても無駄な電力消費を抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、駆動手段は、重積硬貨に対して包装紙を巻回する際に作動する包装ローラを駆動させる包装モータであり、重量取得手段は、入力された硬貨径および硬貨厚みに基づいて硬貨の重量を推定することとしたので、包装対象となる硬貨が未知硬貨である場合であっても無駄な電力消費を抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、駆動手段は、重積硬貨が所定枚数になるまで重積硬貨を保持する硬貨集積部を駆動させる重積モータであり、重量取得手段は、入力された金種に基づいて硬貨の重量を推定することとしたので、既知硬貨の硬貨重量に適した通電量を重積モータへ供給することで、重積対象となる金種が変更された場合であっても無駄な電力消費を抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、駆動手段は、重積硬貨が所定枚数になるまで重積硬貨を保持する硬貨集積部を駆動させる重積モータであり、重量取得手段は、入力された硬貨径および硬貨厚みに基づいて硬貨の重量を推定することとしたので、重積対象となる硬貨が未知硬貨である場合であっても無駄な電力消費を抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、駆動手段は、重積硬貨に対して包装紙を供給する際に作動する給紙ローラを駆動させる給紙モータであり、重量取得手段は、入力された包装紙サイズに基づいて包装紙の初期重量を推定することとしたので、格納された包装紙に適した通電量を給紙モータへ供給することで、格納された包装紙のサイズや種別が変更された場合であっても無駄な電力消費を抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、重量取得手段は、計数された包装回数に基づいて包装紙の現重量を推定することとしたので、硬貨包装によって減少する包装紙の現重量を推定して包装紙の現残量に適した通電量を給紙モータへ供給することで、包装紙の残量が変化した場合であっても無駄な電力消費を抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、重量取得手段は、重積硬貨の金種に対応する1回あたりの包装長さに基づいて包装紙の現重量を推定することとしたので、硬貨包装によって減少する包装紙の現重量をさらに正確に推定して包装紙の現残量に適した通電量を給紙モータへ供給することで、包装紙の残量が変化した場合であっても無駄な電力消費を抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、駆動手段は、重積硬貨に対して包装紙を供給する際に作動する給紙ローラを駆動させる給紙モータであり、重量取得手段は、重量センサからの出力に基づいて包装紙の重量を取得することとしたので、包装紙の現重量を重量センサ経由で取得することで、包装紙のサイズや種別、残量が変化した場合であっても無駄な電力消費を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係る硬貨包装手法の概要を示す図である。 図2は、硬貨包装装置の構成を示すブロック図である。 図3は、硬貨集積部、包装紙供給部および硬貨包装部の構成例を示す図である。 図4は、包装紙のサイズを示す図である。 図5は、既知硬貨の硬貨重量を推定する場合に用いられる通電量情報の例を示す図である。 図6は、未知硬貨の硬貨重量を推定する場合および包装紙残重量を推定する場合に用いられる通電量情報の例を示す図である。 図7は、回転数制御の一例を示す図である。 図8は、硬貨包装装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。 図9は、変形例に係る硬貨包装装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 包装紙
2 重積硬貨
3 棒金
10、10a 硬貨包装装置
11 硬貨集積部
11a ベルト
11b 突起
12 包装紙供給部
12a 供紙ローラ
12b カッタ
12c 給紙モータ
13 硬貨包装部
13a 包装ローラ
13b 巻込鉤
13c 包装モータ
14 入力部
15 制御部
15a 包装計数部
15b 通電量制御部
16 記憶部
16a 通電量情報
17 重量センサ
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る硬貨包装装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係る硬貨包装手法の概要について図1を用いて説明した後に、本発明に係る硬貨包装手法を適用した硬貨包装装置の実施例について説明することとする。
まず、本発明に係る硬貨包装手法の概要について図1を用いて説明する。図1は、本発明に係る硬貨包装手法の概要を示す図である。同図に示すように、本発明に係る硬貨包装手法では、ロール状の包装紙1を、重積硬貨2の円周方向に巻き付ける(巻回する)ことで棒金3を生成する。
ここで、包装紙1を重積硬貨2に対して繰り出す機構を駆動させる給紙モータや、重積硬貨2に対して包装紙1を巻き付ける機構を駆動させる包装モータ、また、包装前の硬貨を重積する際に重積硬貨2を保持する機構を駆動させる重積モータは、供給された電力量に基づいてトルクを発生させる。しかし、従来は、それぞれのモータへ供給される電力量が固定されており、無駄な電力を消費してしまうという問題があった。
たとえば、包装対象となる硬貨のうち最も硬貨径が大きい硬貨や重量が最も重い硬貨を包装することができるように、また、重積硬貨を保持することができるように、必要トルクをあらかじめ決定し、決定した必要トルクを常時発生させる電力量を供給することとしていた。このため、硬貨径が小さい硬貨や重量が軽い硬貨を包装したり重積したりする際には、余剰トルクが発生し、無駄な電力が消費されていた。
また、包装紙1は、包装対象となる硬貨の金種によって異なるサイズや材質のものが用いられるうえ、硬貨の包装を行うと残量が減少していくので、包装紙1を繰り出すための必要トルクは変動する。
しかし、従来は、最も繰り出し負荷がかかる包装紙1にあわせて必要トルクが定められており、繰り出し負荷が少ない包装紙1や、残量が減った状態の包装紙1を繰り出す際には、余剰トルクが発生し、無駄な電力が消費されていた。
そこで、本発明に係る硬貨包装手法では、硬貨1枚あたりの重量を示す硬貨重量および包装紙1の残重量を示す包装紙残重量を推定し(同図の(1)参照)、推定した各重量に基づいて包装機構を駆動するモータへの通電量を制御することとした(同図の(2)参照)。
すなわち、本発明に係る硬貨包装手法によれば、包装対象となる硬貨の金種が変更された場合や、異なるサイズや材質の包装紙1が用いられる場合、さらには、包装紙1の残量が変化した場合であっても、適正な駆動トルクとなるようにモータへの通電量を変更することができる。
したがって、硬貨の金種が変化した場合および包装紙の種類や残量が変化した場合であっても無駄な電力消費を抑制することができる。以下では、上記した本発明に係る硬貨包装手法を適用した硬貨包装装置の実施例について説明する。
図2は、本実施例に係る硬貨包装装置10の構成を示すブロック図である。なお、同図では、硬貨包装装置10の特徴を説明するために必要な構成要素のみを示しており、包装対象となる硬貨の投入機構や搬送機構といった一般的な構成要素については記載を省略している。
同図に示すように、硬貨包装装置10は、硬貨集積部11と、包装紙供給部12と、硬貨包装部13と、入力部14と、制御部15と、記憶部16とを備えている。また、制御部15は、包装計数部15aと、通電量制御部15bとをさらに備えており、記憶部16は、通電量情報16aを記憶する。
硬貨集積部11は、同一金種の硬貨を所定枚数(たとえば、25枚や50枚)ごとに、硬貨面同士が重なるように積み上げる機構であり、重積された硬貨、すなわち、重積硬貨2を硬貨包装部13へ提供する。また、硬貨集積部11は、機構を駆動させる重積モータ11c(後述する図3参照)を有しており、重積モータ11cには、制御部15の通電量制御部15bが決定した通電量が供給される。
包装紙供給部12は、包装用紙をロール状に巻き込んだロール紙(包装紙1)を格納するとともに、包装紙1を繰り出して硬貨包装部13へ供給する機構である。ここで、包装紙1のロール径や幅は、包装対象となる金種にあわせて変更されることがあるものとする。また、包装紙供給部12は、機構を駆動させる給紙モータ12c(後述する図3参照)を有しており、給紙モータ12cには、制御部15の通電量制御部15bが決定した通電量が供給される。
硬貨包装部13は、硬貨集積部11から提供された重積硬貨2に対して包装紙供給部12から供給された包装紙1を所定回数だけ巻回し、後続の包装紙1を切断したうえで、重積硬貨2の重積方向にはみ出した包装紙1の両部分を「かしめる」ことで、棒金3を生成する機構である。
また、硬貨包装部13は、制御部15の通電量制御部15bから金種ごとの巻回回数についての指示を受け取り、受け取った指示に応じて巻回回数を変更することで硬貨を包装する。なお、硬貨包装部13は、機構を駆動させる包装モータ13c(後述する図3参照)を有しており、包装モータ13cには、制御部15の通電量制御部15bが決定した通電量が供給される。
ここで、硬貨集積部11、包装紙供給部12および硬貨包装部13の構成例について図3を用いて説明しておく。図3は、硬貨集積部11、包装紙供給部12および硬貨包装部13の構成例を示す図である。
同図に示すように、硬貨集積部11は、対向配置された一対のベルト11a間に硬貨を導入して突起11bで支えるとともに、重積モータ11cを駆動させて硬貨が導入されるたびに突起11bの位置を下降させていくことで、一対のベルト11a間に所定枚数の重積硬貨2を集積する。
包装紙供給部12は、ロール状の包装紙1を、給紙ローラ12aで硬貨包装部13に向けて繰り出すとともに、カッタ12bで所定の長さに切断する。ここで、カッタ12bは、包装紙1の幅方向に対して「く」の字型の形状を有しており、繰り出される包装紙1を、両端部分よりも中央部分が凸状となる「く」の字型になるように切断する。また、給紙ローラ12aは、ベルトなどの伝達機構によって給紙モータ12cに接続されている。
硬貨包装部13は、硬貨集積部11から受け取った重積硬貨2を、図示しない案内機構によって複数本の包装ローラ13a間に導き、各包装ローラ13aで重積硬貨2を挟み込んで回転させながら、包装紙供給部12から供給された包装紙1を重積硬貨2の周面に巻き付ける。
そして、上下の巻込鉤13bで包装紙1の上下縁を巻き込んで「かしめる」ことで棒金3を生成する。また、包装ローラ13aは、ベルトなどの伝達機構によって包装モータ13cに接続されている。
なお、硬貨包装部13は、棒金3を生成するたびに所定の信号(たとえば、包装が完了した旨の信号)を制御部15の包装計数部15aへ出力するものとする。かかる信号を受け取った包装計数部15aは、包装回数を計数していくことになる。
図2の説明に戻り、入力部14について説明する。入力部14は、タッチパネルディスプレイやテンキーなどの入力デバイスで構成され、包装対象となる硬貨の金種、硬貨径、硬貨厚みといった硬貨情報、包装紙1のサイズや材質(厚み)といった包装紙情報、重積させる硬貨枚数(たとえば、25枚や50枚)を入力させる処理を行う。また、入力部14は、入力された各情報を制御部15の通電量制御部15bへ通知する処理を併せて行う。
制御部15は、硬貨包装部13から受け取った信号、入力部14から受け取った入力情報および記憶部16の通電量情報16aに基づき、硬貨包装を行う際に作動する機構を駆動させるモータに対する通電量を動的に変更する処理を行う処理部である。
たとえば、制御部15は、硬貨集積部11の重積モータ11cや、包装紙供給部12の給紙モータ12c、あるいは、硬貨包装部13の包装モータ13cに対する通電量を制御対象とする。なお、本実施例では、重積モータ11c、給紙モータ12cおよび包装モータ13cを制御対象のモータとして例示しているが、他のモータに対する通電量制御についても同様に行うことができる。
包装計数部15aは、硬貨包装部13から受け取った信号に基づき、包装回数を計数する処理を行うとともに、計数した包装回数を通電量制御部15bへ渡す処理を行う処理部である。なお、包装計数部15aによって計数された包装回数は、包装紙1の残重量の推定に用いられる。また、硬貨の金種ごとに定まる1回あたりの包装紙1の消費量を包装回数とともに通電量制御部15bへ通知することとしてもよい。
通電量制御部15bは、包装計数部15aから受け取った包装回数、入力部14から受け取った硬貨情報や包装紙情報といった入力情報、記憶部16の通電量情報16aに基づき、各モータに対する通電量を動的に変更する処理を行う処理部である。なお、通電量制御部15bが行う処理の詳細については、図5〜図8を用いて後述することとする。
記憶部16は、メモリやハードディスクドライブといった記憶デバイスで構成される記憶部であり、通電量情報16aを記憶する。通電量情報16aは、硬貨重量と通電量との関係や包装紙重量と通電量との関係を定義した情報である。なお、通電量情報16aの例については、図5および図6を用いて後述することとする。
次に、包装紙供給部12に格納される包装紙1のサイズについて図4を用いて説明する。図4は、包装紙1のサイズを示す図である。同図に示すように、包装紙1のロール幅を「D」、紙幅を「W」、1回あたりの包装に用いられる紙片の長さを「L」、重積硬貨2の高さを「T」とする。
包装紙1のロール幅Dおよび紙幅Wは、入力部14経由で入力され、包装紙1の初期重量の推定に用いられる。また、1回あたりの包装に用いられる紙片の長さLは、包装対象となる硬貨の金種ごとに定められており、通電量制御部15bにおける包装紙1の残重量の推定に用いられる。
なお、包装紙1の紙幅Wは、重積硬貨2の高さTよりも大きいものが用いられ、重積硬貨3の重積方向にはみ出した包装紙1の両部分は、図3に示した巻込鉤13bでかしめられることで棒金3(図1参照)が生成される。
次に、図2に示した通電量情報16aの例について図5および図6を用いて説明する。図5は、既知硬貨の硬貨重量を推定する場合に用いられる通電量情報16aの例を示す図であり、図6は、未知硬貨の硬貨重量を推定する場合に用いられる通電量情報16aおよび包装紙残重量を推定する場合に用いられる通電量情報16aの例を示す図である。
図5に示すように、既知硬貨の硬貨重量を推定する場合には、「金種」項目、「枚数」項目および「通電量」項目を含んだテーブル形式の通電量情報16aを用いる。たとえば、入力部14経由で、金種が「1円」であり、重積硬貨2の枚数が「50(枚)」である旨が入力された場合には、通電量として「20(mA)」が通電量制御部15bによって選択されることになる。また、金種が「5円」であり、重積硬貨2の枚数が「25(枚)」である旨が入力された場合には、通電量として「15(mA)」が選択されることになる。
ここで、「通電量」項目に設定される値は、硬貨1枚あたりの重量を示す硬貨重量に応じてあらかじめ定められた値である。なお、図5には、テーブル形式の通電量情報16aを示したが、重積硬貨2の枚数および金種と、通電量との関係を所定の計算式で定義することとしてもよい。
図6の(A)に示したのは、未知硬貨の硬貨重量を推定する場合に用いられる通電量情報16aの例である。なお、図6の(A)に示したグラフの縦軸は通電量であり、横軸は硬貨径に硬貨厚みを乗じた値(径×厚み)である。なお、「径×厚み」の値は、硬貨の材質によって若干の差異があるものの、硬貨重量と略比例の関係にあるといえる。
同図の61に示したように、「通電量」と「径×厚み」との関係は、正の傾きを有する直線であらわされ、「径×厚み」の増加に伴って「通電量」も増加する。なお、同図の61に示した線は、所定の計算式に変換されたうえで通電量情報16aに格納されるものとする。
たとえば、入力部14経由で、硬貨径および硬貨厚みが入力された場合には、通電量制御部15bは、「径×厚み」を算出したうえで、同図の61に示した線に対応する計算式で、通電量を算出する。
図6の(B)に示したのは、包装紙残重量を推定する場合に用いられる通電量情報16aの例である。なお、図6の(B)に示したグラフの縦軸は通電量であり、横軸は包装回数である。なお、「包装回数」は、包装紙残重量と略比例の関係にあるといえる。
同図の62に示したように、「通電量」と「包装回数」との関係は、負の傾きを有する直線であらわされ、「包装回数」の増加に伴って「通電量」は減少する。なお、同図の62に示した線は、所定の計算式に変換されたうえで通電量情報16aに格納されるものとする。
たとえば、包装計数部15a経由で包装回数が取得された場合には、通電量制御部15bは、同図の62に示した線に対応する計算式で、通電量を算出することで通電量を決定する。
次に、各モータに対する回転数制御の例について図7を用いて説明する。図7は、回転数制御の一例を示す図である。なお、同図の(A)には、従来技術に係る回転数制御の概要を示しており、同図の(B)には、本実施例に係る硬貨包装装置10が行う回転数制御の概要を示している。また、同図の(A)および(B)に示した各グラフの縦軸はモータの回転数であり、横軸は通電量である。
まず、図7の(A)について説明する。同図の71に示したのは、所定の通電量が供給された場合における実際の回転数特性である。このように、モータの回転数特性が線形性に乏しいものである場合に、従来は、所定の2点(同図のA1およびA2参照)において回転数を実測し、2点を結んだ一次近似式(同図の72参照)を用いて回転数制御を行っていた。
しかし、2点を実測する従来手法には、所定の通電量を供給した場合の実際の回転数と、一次近似式で算出した回転数との間の誤差が大きくなるという問題があった。たとえば、同図に示すように、通電量がαである場合には、実際の回転数(同図の71とαとの交点を参照)と、一次近似式によって算出した回転数(同図の72とαとの交点を参照)との間に、誤差が発生する。
そこで、本実施例に係る硬貨包装装置10では、実測値を取得する点の数を増やすことで、回転数制御の精度を高めることとした。具体的には、同図の(B)に示したように、B1〜B10の10個の点において回転数を実測し、隣接する2点を結んだ一次近似式をそれぞれ用いて回転数制御を行うこととした。なお、隣接する2点を結んだ各一次近似式は、実際の回転数特性(同図の71参照)とほぼ重なるため、同図には示していない。
このように、実測値を取得する点を増加させることで、モータの回転数特性が線形性に乏しいものである場合であっても、精度の高い回転数制御を行うことができる。なお、同図の(B)では、実測値を取得する点が10個である場合について示したが、他の個数とすることとしてもよい。また、図7の(B)に示した手法は、通電量制御部15bが各モータに対する通電量を決定する際に用いられる。
次に、硬貨包装装置10が実行する処理手順について図8を用いて説明する。図8は、硬貨包装装置10が実行する処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、通電量制御部15bは、入力部14経由で入力された硬貨径および硬貨厚みに基づいて硬貨重量を推定するとともに(ステップS101)、入力部14経由で入力された包装紙サイズおよび種別に基づいて包装紙初期重量を推定する(ステップS102)。
そして、各モータへ供給する通電量を決定する(ステップS103)。つづいて、硬貨が重積されて所定枚数の重積硬貨2が重積された後に棒金3が生成されたか否かを判定し(ステップS104)、棒金3が生成された場合には(ステップS104,Yes)、包装計数部15aから受け取った情報に基づいて包装紙残重量を推定し(ステップS105)、各モータへ供給する通電量を決定したうえで(ステップS106)、ステップS104以降の処理を繰り返す。なお、ステップS104の判定条件を満たさなかった場合には(ステップS104,No)、ステップS104の判定処理を繰り返す。
ところで、これまでは、包装紙1の残重量を包装計数部15aからの情報等に基づいて推定する場合について説明してきたが、重量センサを用いて包装紙1の重量を実測することとしてもよい。そこで、以下では、包装紙1の重量を実測する場合の硬貨包装装置10aの構成について説明する。
図9は、変形例に係る硬貨包装装置10aの構成を示すブロック図である。なお、同図では、図2に示した硬貨包装装置10と同一の構成要素に同一の符号を付しており、以下では、同一の構成要素についての説明を省略することとする。
図9に示すように、変形例に係る硬貨包装装置10aは、包装計数部15aの代わりに重量センサ17を備える点で図2に示した硬貨包装装置10とは異なる。重量センサ17は、包装紙供給部12に格納された包装紙1の重量を実測するセンサであり、硬貨包装を行うにつれて初期重量から減少していく包装紙1の重量を実測する。
そして、重量センサ17は、測定した重量を通電量制御部15bへ通知し、重量を通知された通電量制御部15bは、通知された重量および通電量情報16aを用いて通電量を決定することになる。
上述してきたように、本実施例では、重積硬貨を包装する際に作動する機構を駆動させるモータを備えており、硬貨および/または包装紙の重量とモータへ供給する通電量との関係が、重量が軽いほど通電量が減少するように定義された通電量情報を記憶部に記憶させたうえで、通電量制御部が硬貨重量および包装紙重量を推定することで取得し、取得された重量および記憶された通電量情報に基づいてモータへ供給する通電量を決定するように硬貨包装装置を構成した。したがって、包装対象となる硬貨の金種が変化した場合および包装紙の種類や残量が変化した場合であっても無駄な電力消費を抑制することができる。
以上のように、本発明に係る硬貨包装装置は、包装対象となる硬貨の金種が変化した場合および包装紙の種類や残量が変化した場合であっても無駄な電力消費を抑制したい場合に有用である。

Claims (9)

  1. 重積硬貨をロール状の包装紙を用いて包装する硬貨包装装置であって、
    前記重積硬貨を包装する際に作動する機構を駆動させる駆動手段と、
    硬貨および/または前記包装紙の重量と前記駆動手段へ供給する通電量との関係が、前記重量が軽いほど前記通電量が減少するように定義された通電量情報を記憶部に記憶させる通電量情報記憶手段と、
    前記重量を取得する重量取得手段と、
    前記重量取得手段によって取得された前記重量および前記通電量情報記憶手段に記憶された前記通電量情報に基づいて前記駆動手段へ供給する前記通電量を決定する通電量決定手段と
    を備えたことを特徴とする硬貨包装装置。
  2. 前記駆動手段は、
    前記重積硬貨に対して包装紙を巻回する際に作動する包装ローラを駆動させる包装モータであり、
    前記重量取得手段は、
    入力された金種に基づいて前記硬貨の重量を推定することを特徴とする請求項1に記載の硬貨包装装置。
  3. 前記駆動手段は、
    前記重積硬貨に対して包装紙を巻回する際に作動する包装ローラを駆動させる包装モータであり、
    前記重量取得手段は、
    入力された硬貨径および硬貨厚みに基づいて前記硬貨の重量を推定することを特徴とする請求項1に記載の硬貨包装装置。
  4. 前記駆動手段は、
    前記重積硬貨が所定枚数になるまで該重積硬貨を保持する硬貨集積部を駆動させる重積モータであり、
    前記重量取得手段は、
    入力された金種に基づいて前記硬貨の重量を推定することを特徴とする請求項1に記載の硬貨包装装置。
  5. 前記駆動手段は、
    前記重積硬貨が所定枚数になるまで該重積硬貨を保持する硬貨集積部を駆動させる重積モータであり、
    前記重量取得手段は、
    入力された硬貨径および硬貨厚みに基づいて前記硬貨の重量を推定することを特徴とする請求項1に記載の硬貨包装装置。
  6. 前記駆動手段は、
    前記重積硬貨に対して包装紙を供給する際に作動する給紙ローラを駆動させる給紙モータであり、
    前記重量取得手段は、
    入力された包装紙サイズに基づいて前記包装紙の初期重量を推定することを特徴とする請求項1に記載の硬貨包装装置。
  7. 前記重量取得手段は、
    計数された包装回数に基づいて前記包装紙の現重量を推定することを特徴とする請求項6に記載の硬貨包装装置。
  8. 前記重量取得手段は、
    前記重積硬貨の金種に対応する1回あたりの包装長さに基づいて前記包装紙の現重量を推定することを特徴とする請求項6または7に記載の硬貨包装装置。
  9. 前記駆動手段は、
    前記重積硬貨に対して包装紙を供給する際に作動する給紙ローラを駆動させる給紙モータであり、
    前記重量取得手段は、
    重量センサからの出力に基づいて前記包装紙の重量を取得することを特徴とする請求項1に記載の硬貨包装装置。
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