JP5116689B2 - ナノスケールの故障分離及び測定システム - Google Patents

ナノスケールの故障分離及び測定システム Download PDF

Info

Publication number
JP5116689B2
JP5116689B2 JP2008542732A JP2008542732A JP5116689B2 JP 5116689 B2 JP5116689 B2 JP 5116689B2 JP 2008542732 A JP2008542732 A JP 2008542732A JP 2008542732 A JP2008542732 A JP 2008542732A JP 5116689 B2 JP5116689 B2 JP 5116689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrical
predetermined area
instruments
holder
processor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008542732A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010510474A (ja
Inventor
バレット、デービッド、ポール
レビン、セオドア
カシュバ、フィリップ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JP2010510474A publication Critical patent/JP2010510474A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5116689B2 publication Critical patent/JP5116689B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/26Testing of individual semiconductor devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/06Measuring leads; Measuring probes
    • G01R1/067Measuring probes
    • G01R1/06705Apparatus for holding or moving single probes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/04Housings; Supporting members; Arrangements of terminals
    • G01R1/0408Test fixtures or contact fields; Connectors or connecting adaptors; Test clips; Test sockets
    • G01R1/0433Sockets for IC's or transistors
    • G01R1/0441Details
    • G01R1/0466Details concerning contact pieces or mechanical details, e.g. hinges or cams; Shielding
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2832Specific tests of electronic circuits not provided for elsewhere
    • G01R31/2836Fault-finding or characterising
    • G01R31/2844Fault-finding or characterising using test interfaces, e.g. adapters, test boxes, switches, PIN drivers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2886Features relating to contacting the IC under test, e.g. probe heads; chucks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y35/00Methods or apparatus for measurement or analysis of nanostructures

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Description

本発明は、一般的には、ナノスケールのデバイス又は材料を測定及び検査するためのシステム及び方法に関する。より具体的には、本発明は、ナノスケールの電気的及び物理的測定を行うため、又はナノスケールの故障を分離するための、共通プラットフォーム上の種々のセンサ又はエネルギー源による近接場走査を可能にするシステムに関する。
電気的性質を有する対象物(例えば、チップ、ダイ、集積回路、デバイス又は材料)を解析するため、及びその動作及び/又は状態に関する情報をできる限り提供するために、種々の電気的及び物理的測定技術を用いることができる(以下において、「及び/又は」は「いずれか少なくとも1つ」を意味する)。例えば、種々の集積回路(IC)の物理的故障分離(fault isolation)ツールは、レーザ走査型ツール(例えば、レーザ走査型顕微鏡検査法(LSM)又はレーザ補助デバイス変更法(Laser Assisted Device Alteration)(LADA))、熱画像ツール(例えば、熱誘導型電圧変更法(TIVA))、発光ツール(例えば、光誘導型電圧変更法(LIVA))、及び動作中の集積回路の電気的活性を測定するツール(例えば、電子ビーム・プロービング又は電子ビーム検査法(EBT)、レーザ電圧プロービング(LVP)、磁界又は磁力顕微鏡検査法、光子放出顕微鏡検査法(PEM)、時間分解放射法(TRE)、ピコ秒画像回路分析(PICA)等)を含む。しかしながら、これらの種々の物理的故障分離ツールに関連する技術は、一般的には、感度及び空間分解能に関して一定の限界に達している。具体的には、こうした物理的故障分離ツールは、100ナノメートル及びそれ以下のICデバイス又は材料にとっては、急速に陳腐化してきている。
走査型プローブ・システムはまた、様々なデバイス又は材料上で測定を行うためにも用いられる。しかしながら、外部の電気エネルギー又はバイアスが必要とされる場合には、このような走査型プローブ・システムは、はんだ付け又はワイヤ・ボンディングを行うのに十分な大きさの接続点を有する対象物での使用に限定される。これらは、また、対象物の表面に非常に近接して走査される必要があるプローブを物理的に妨害しないように目的領域から十分に離れた接続点を有する対象物での使用に限定される。更に、このような走査型プローブ・システムは、一度にこのような走査プローブ1つでの取得か、又は一度に1つの個別の機器での取得に限定されるので、最初のプローブ又は機器で取得されたデータは次のプローブ又は機器から取得されたデータと空間的に重ね合わせ及び位置合わせされないので、1つのセンサからの信号内に含まれる特徴を他のセンサからの信号内に含まれる特徴と正確に相関させることができない。
従って、異なる電気的及び物理的測定を可能とする多数の走査型プローブを有する、改善されたナノスケールの故障分離及び測定システムが必要とされる。改善されたシステムは、ナノスケールの回路ノードに電気的に接続されること可能であるべきであり、高い感度、及びナノスケールの空間分解能を有するべきである。最後に、改善されたシステムは、いずれのプローブにより取得されたデータも、他のいずれのプローブからのデータとも自動的に正確に空間的に重ね合わせ及び位置合わせされるように、共通プラットフォームから様々な異なる測定値を得ることを可能とすべきである。
前述のことがらを考慮すると、本発明の実施形態は、共通プラットフォーム上の複数の近接場(near-field)走査型の物理的故障分離及び測定技術を用いて、電気的性質(特性)を有する対象物(例えば、チップ、ダイ、集積回路、デバイス、材料等)の所定領域からデータを取得することを可能にする、ナノスケールの故障分離及び測定システム、並びに関連方法を提供する。システムは、所定領域に電気的バイアスを供給するように適合されたホルダと、所定領域内の同一の固定位置においてパラメータを検知する及び/又はエネルギー源を印加する複数の器具(implement)を用いて対象物を評価するように適合されたマルチ・プローブ組立体とを含むことができる。対象物ホルダは、対象物の所定領域が露出するように対象物を保持するために構成されることができる。ホルダは、更に、ホルダを通る電気的刺激により供給される電気的バイアスを所定領域に与えることができるように、所定領域内の異なる導電性構造体に容易に電気的に接続することができるように構成されることができる。例えば、ホルダは、隆起した縁部をもつ、剛直な絶縁の平面部を含むことができる。平面部は、対象物の側面が隆起縁部に当接し、且つ対象物の上面の所定領域は露出されたままになるように対象物を保持するために、構成されることができる。隆起縁部は、対象物を受け入れるために構成された水平な溝部を有することができる。隆起縁部は、対象物がホルダ内にあるときに対象物の上面に向かって下方へ延びる、テーパ付けされた上部面もまた有することができる。
複数の第1導体(例えば、リード線に接続するピン)が、隆起縁部を貫通して垂直に延びることができる。複数の第2導体が、第1導体に接続することができる。第2導体は、隆起縁部のテーパ付けされた上部面に沿って、第1導体から対象物の上面に向かって延びることができる。ホルダを通して伝導された電気的刺激を、所定領域に電気的にバイアスをかけるために用いることができるように、第2導体は、ホルダを通って伝導された電気的刺激を所定領域に電気的にバイアスをかけるために用いることができるように、局所的に堆積された別個の第3導体(例えば、集束イオン・ビーム堆積導体、レーザ堆積導体、導電性インク等)によって所定領域内の異なる導電性構造体(例えば、デバイス又は材料内の異なる内部回路ノード)にそれぞれ電気的に接続することができる。例えば、電源によりホルダ上のリード線に供給された電気的刺激は、第1導体、第2導体及び第3導体を通って、所定領域内の第1ノードに伝導されることができる。第3導体は、表面上に導電性インクを塗布することができる機器の走査プローブの1つを用いて堆積することができる。電流は、次に、所定領域内の第2ノードを通り、ホルダを逆に通って伝送されることができる(例えば、別の第3導体、別の第2導体、及び別の第1導体を通って)。同時に、第3導体が隆起縁部に近接して位置するノード又は構造体(例えば、ゲート、ソース/ドレイン領域等)上に堆積されている場合には、第3導体又はホルダによってあまり妨害されずに対象物の所定領域をプローブにより走査することができる。
更に、マルチ・プローブ組立体は、対象物内の所定領域を画像化するために用いることができる多数の物理的故障分離及び測定技術のための、共通プラットフォームを含むことができる。具体的には、マルチ・プローブ組立体は、支持構造体(例えば、シャフト、タレット等)と、共通基準点(例えば、支持構造体の中心)と、支持構造体に取り付けられ、そこから(例えば、半径方向に)延びる多数のアームとを有することができる。それぞれのアームは、対象物を評価するように適合された1つ又は複数の器具(例えば、異なる種類の故障分離のための異なるセンサ若しくはエネルギー源、又は他の種類のツール)を含むプローブを有することができる。より具体的には、それぞれの器具は、パラメータ(例えば、光、電界、磁界、温度、静電容量、トポグラフィ(形状)等)を検知すること、又は異なるエネルギー源(例えば、熱、光、電界、磁界等)を印加することのいずれかにより、対象物を評価するように適合されることができる。例えば、それぞれの器具は、1つ又は複数の、光センサ又はエネルギー源、磁気センサ又はエネルギー源、電界センサ又はエネルギー源、トポグラフィ・センサ、熱センサ又はエネルギー源、静電容量センサ又はエネルギー源等を含むことができる。それぞれのプローブは、支持構造体が移動する(例えば、回転する)か、又はアームが支持構造体に対して移動する(例えば、支持構造体の周囲を回転する)か、実施形態に応じてどちらの場合でも、各プローブの異なる器具のそれぞれが所定領域内の同一の固定位置で対象物を評価することができるように、共通基準点から既知の位置に配置されるべきである。それに加えて、マルチ・プローブ組立体は、異なる器具が所定領域内の多数の同一固定位置から対象物を評価することができるように所定領域を走査するように、適合されることができる。このようにして、異なる器具(例えば、センサ又はエネルギー源)により取得され又は付与されたそれぞれの信号は、互いに、空間的に重ね合わせすることができ、従って、位置合わせすることができる。
システムは、また、第1プロセッサ及び第2プロセッサを含むことができる。第1プロセッサ(即ち、信号プロセッサ)は、多数のプローブからの信号、並びに電気的刺激(例えば、電圧等)に関するデータを受信できるように、且つ必要に応じて信号を処理するように適合されることができる。必要とされる具体的な信号処理は、用いられている器具の種類、並びに用いられている物理的故障分離及び測定ツールの種類に応じて、多様であり得る。信号プロセッサにより処理された信号は、更なる処理のために第2プロセッサに送られる。
第2プロセッサは、第1プロセッサから受信したデータを解析するように、特に、各プローブからの信号に基づいて所定領域の複数の画像を形成するように、適合されることができる。例えば、異なるセンサ又はエネルギー源のそれぞれにより検知され又は印加される異なる性質のそれぞれに関して、所定領域の信号画像(例えば、ナノメートル・スケールの高分解能信号画像)を第2プロセッサにより形成することができる。
第2プロセッサは、また、ユーザが、取得された種々の信号を表す画像を表示画面上に表示し、層として重ねることができるように、適合されることもできる。信号は、所定領域内の同一の固定位置から得られるので、積層された画像の位置合わせは必要とされない。画像を表示画面上に表示して重ね合わせることにより、ユーザは、位置合わせされた画像それぞれにおける既知の点を視覚的に観察することができ、次に、位置合わせされた画像を用いて、画像内の特徴(フィーチャ)の予め知られていない位置(例えば、注目される点、故障等)を識別することができる。それに加えて、第2プロセッサは、所定領域内で故障を分離するか又は測定を行うために、これらの信号画像を対象物の意図される構造を示す外部から供給されたデータ(即ち、設計データ)と正確に相関させるように、適合されることができる。例えば、ユーザは、信号画像のうちの1つの中の既知の点を選択して、外部から供給された設計データ画像内の既知の点と手動で位置合わせすることができるので、残りの信号画像内の特徴を設計データ内の位置と相関させることができる。
共通プラットフォーム上の複数の近接場走査型物理的故障分離及び測定技術を用いることにより、電気的性質を有する対象物(例えば、チップ、ダイ、集積回路、デバイス、材料等)の所定領域からナノメートル・スケールのデータを取得する方法の実施形態は、最初にホルダ(例えば、上記で詳述したようなホルダ)を準備するステップを含む。対象物は、対象物の所定領域が露出するように、且つ、対象物の側部が隆起縁部に当接するように、ホルダの平面部に(例えば、接着材又はクランプにより)固定される。対象物がホルダにより保持されると、第2導体が所定領域内の異なる導電性構造体(例えば、内部回路ノード、デバイス、材料等)に電気的に接続するように、別個の第3導体が局所的に堆積される。次に、所定領域に電気的にバイアスをかけるために、電源により供給される電気的刺激が、ホルダに印加され、対象物内へと伝導される。
所定領域に電気的にバイアスがかけられているときに、上述のような、多数の物理的故障分離及び測定技術のための共通プラットフォームを含むマルチ・プローブ組立体を用いて、所定領域を走査することができ、所定領域内の1つ又は複数の同一の固定位置において、異なるパラメータ(例えば、光、電界、磁界、トポグラフィ、熱、静電容量等)を検知すること、又は異なるエネルギー源(例えば、光、電界、磁界、熱等)を印加することのいずれかによって対象物を評価することができる。例えば、組立体の各アーム上のそれぞれのプローブは、パラメータを検知すること、又はエネルギー源を印加することのいずれかによって対象物を評価するように適合された器具を含むことができる。それぞれの器具は、所定領域内の固定位置に位置決めされることができ、その固定位置において対象物を評価することができる。次に、組立体(例えば、支持構造体自体、又は支持構造体周囲のアームのいずれか)を、異なる器具のそれぞれが同一の固定位置から対象物を評価することができるように、周期的に回転させることができる。1つの固定位置における1サイクルを完了した後、マルチ・プローブ組立体は、器具のそれぞれが別の同一の固定位置で対象物を再び評価することができるように、(例えば、マルチ・プローブ組立体とホルダとの相対的な位置決めを変更することにより)所定領域を走査することができる。
器具のそれぞれが対象物を評価するときに(即ち、異なる特性の各々が、異なるセンサ又はエネルギー源の各々により、それぞれ、検知されるか、又は印加されるときに)、信号は、マルチ・プローブ組立体上のプローブから、又はセンサから、第1プロセッサ(即ち、信号プロセッサ)へと伝送され、解析のために第2プロセッサ(例えば、コンピュータ)上に伝送される。信号プロセッサによる処理は、用いられている故障分離ツールの種類に応じて変わることになる。第2プロセッサは、次に、各器具から受け取った信号に基づいて複数の画像を提供するために、デジタル信号を処理する。例えば、それぞれの信号画像(例えば、ナノメートル・スケールの高分解能信号画像)は、異なる器具のそれぞれにより検知され又は印加された、異なる性質を表すことができ、且つ所定領域の全部又は一部に対応することができる。種々の信号が同一の固定位置から取得されるので、信号画像は、第2プロセッサによって位置合わせされた層として配置されることができ、表示画面上に表示されることができる。積層された信号画像は、次に、故障を検出して分離するか、又は測定を行うために、解析されることができる。それに加えて、位置合わせされた信号画像を表示画面上に表示することにより、ユーザは、信号画像内の特徴(例えば、故障)の予め知られていない位置を設計データ内の既知の特徴と相関させるために、外部から供給された設計データ内の既知の共通位置合わせ点を、信号画像内の既知の共通位置合わせ点とを、更に重ね合わせ、視覚的に位置合わせすることができる。
本発明の実施形態は、図面を参照して以下の詳細な説明からより理解されるであろう。
上述の通り、現在利用可能な物理的故障分離ツールは、要求される感度及び空間分解能を達成することができないので、100ナノメートル及びそれ以下のデバイス又は材料にとっては、急速に陳腐化してきている。物理的故障分離及び測定技術における近年の進歩において、近接場において(即ち、目的とする回路の数ナノメートル上方で信号を収集することにより)上述の測定技術(例えば、走査型プローブ顕微鏡検査法及び走査型磁気顕微鏡検査法)を用いることにより、感度及び分解能の両方を向上させることを試みてきた。しかしながら、これらの進歩は、部分的で限定的な解決法を提供するだけである。例えば、走査型プローブ顕微鏡は、いわゆる「内部回路」、及び、電気的刺激を必要とし、且つ、比較的大きいパッドを通じて、ワイヤ・ボンディング、はんだ付け、又は他の方法で接続されることができない、個々のデバイス又は材料を測定する能力に欠ける。走査型プローブ顕微鏡はまた、デバイス、材料、又は回路全体を分析するときに必要とされるような大きな領域を走査する能力にも欠ける。近接場走査型磁気顕微鏡は、例えば、磁気信号をトポグラフィ画像に相関させるための十分な位置合わせ能力に欠ける。これらの解決法は両方共、高分解能のトポグラフィ画像を通じて実際の試料に正確に位置合わせする、デバイス又は材料設計のデータが組み込まれていない。これらの解決法は両方共、光子放出測定、或いは光子又は熱走査型顕微鏡検査法を可能にする、近接場光走査能にも欠ける。最後に、これらの解決法は、種々の電気的バイアス配置を必要とする別個のプラットフォーム上に含まれ、機器間での試料の取り扱いが重要であり、そして最も重要なことには、個別に取得された測定値の重ね合わせ又は位置合わせの能力がない。
従って、図1を参照すると、ナノスケールのデバイス又は材料のような通電された対象物から高分解能及び高感度の信号を取得するためのシステム100及び方法がここで開示され、これは、信号内の特徴を処理して、対象物のトポグラフィ又は設計データ内の既知の特徴と空間的に相関させることができるように、互いに正確に位置合わせ及び重ね合わせされる。システム100及び方法は、特徴づけ、診断試験、故障分離、測定、又は解析のために用いることができる。システム100及び方法は、電気的デバイス又は材料のような対象物(例えば、集積回路、チップ、ダイ、ナノ電子デバイス又は材料等)に適用することができ、同様に、近接場走査型プローブを用いて測定又は印加されることができる信号を生成するか、又はそれに応答するような電気的性質を有する他のいかなる対象物(例えば、ナノ材料、ナノ結晶、自己組織化材料、量子ドット、ナノワイヤ、分子デバイス又は材料、トンネル接合、ジョセフソン接合等)にも、適用することができる。
より具体的には、共通プラットフォーム上で多数の近接場走査型の物理的故障分離及び測定技術を提供する、ナノスケールの物理的故障分離及び測定システム100がここで開示される。ナノスケールの物理的故障分離及び測定システム100は、電気的性質を有する対象物210(例えば、上述のような、チップ、ダイ、集積回路、電子デバイス又は材料、ナノ材料、ナノ結晶等)を保持するための、且つ、対象物210の所定領域内に位置する、異なる導電性構造体(例えば、回路ノード、デバイス、材料等)に電気的バイアスを供給するための、特殊なキャリア102(即ち、ホルダ)の使用を含む。
システム100は、更に、支持構造体(例えば、シャフト、タレット等)と、共通基準点(例えば、支持構造体の中心)と、共通基準点の周囲で支持構造体上に取り付けられた多数のアームとを有する、マルチ・プローブ組立体104の使用を含む。各アームは、異なる物理的故障分離及び測定技術と協同して使用するための器具を含む、プローブを有する。支持構造体及び/又はホルダは、プローブが対象物の所定領域を走査して、所定領域内の様々な固定位置から測定値を取得することができるように、その相対的位置決めを変更することができるように構成される。支持構造体及び/又はアームのための取付け部はまた、各プローブが複数の同一の固定位置から測定値を取得することができるように回転するように、構成される。加えて、システムは、ナノメートル・スケールの高分解能画像126が形成され、表示116されることができるように、各プローブを用いて取得されたデータを分析するため、及び分析されたデータを設計CADレイアウト114に正確に相関させるための、信号プロセッサ106及び別のプロセッサ112の使用を含む。
より具体的には、本発明の実施形態は、共通プラットフォーム上で複数の近接場走査型物理的故障分離及び測定技術を用いることによって、対象物210の所定領域からデータを取得することを可能にする、ナノスケールの故障分離及び測定システム100並びに関連方法を提供する。システム100は、対象物210の所定領域に電気的バイアスを供給するように適合されたホルダ102と、異なるパラメータを検知することにより、又は所定領域内の固定位置に異なるエネルギー源を印加することにより、対象物、特に所定領域を評価するように適合された、マルチ・プローブ組立体とを含むことができる。ホルダ102は、対象物210を所定領域が露出されるように保持するために、構成することができる。ホルダ102は、また、ホルダ102を通る電気的刺激により供給される電気的バイアスを所定領域に与えることができるように、所定領域内の多数の異なる導電性構造体に簡単に電気的に接続することができるように構成することができる。
図2及び図3は、対象物210がホルダ102内に固定される前と後の例示的なホルダ102をそれぞれ示す。ホルダ102は、隆起縁部203を有する平面部202を含むことができる。ホルダ102は、プリント回路板又は配線板を形成するために用いられるような剛直な絶縁材料で形成することができる。平面部202は、対象物210の側面211が隆起縁部203に当接することができるように、且つ、対象物210の上面213の所定領域220を露出されたままにすることができるように対象物210を保持するために、構成することができる。対象物210は、例えば、接着剤又はクランプによってホルダ102内の所定の位置に固定されることができる。隆起縁部203は、(上述のように)対象物210を受けるように構成され、平面部202に直接隣接して位置する水平な溝部215を含むことができる。例えば、溝部215は、対象物210を受けて所定の位置に固定するポケットを形成することができる。隆起縁部203は、(図3に示されるように)対象物210がホルダ102内に固定されたときに、対象物210の上面213に向かって下方へ延びる、テーパ付けされた上部面204を含むこともできる。
複数の第1導体205(例えば、リード線に接続するピン205)は、隆起縁部203を貫通して垂直に延びることができる。複数の第2導体206は、第1導体205に接続することができる。第2導体206は、第1導体205から対象物210の上面213に向かって、隆起縁部203のテーパ付けされた上部面204に沿って延びることができる。第2導体206は、局所的に堆積された別個の第3導体310によって、所定領域内の異なる内部回路ノード又は異なる内部回路デバイス若しくは材料といった2つ以上の異なる導電性構造体322、321に、それぞれ電気的に接続することができる。例えば、図4に示されるように、1つの第2導体206は、第3導体310により、所定領域220内のゲート322に電気的に接続することができ、別の第2導体206は、別の第3導体310により、所定領域内のドレイン領域321に接続することができる。別個の第3導体310は、例えば、集束イオン・ビーム堆積又はレーザ堆積により、或いは導電性インク塗布により局所的に堆積することができるので、ホルダ102を通って伝導される電気的刺激108を、所定領域220に電気的にバイアスをかけるために用いることができる。
例えば、電源110によりホルダ102上のリード線に供給された電気的刺激108は、第1導体205、第2導体206及び第3導体310を通じて、所定領域220内のゲート322に伝導されることができる。電流108は、次に、所定領域220を通ってドレイン領域321に伝送され、ホルダ102を逆に通って(例えば、別の第3導体310、別の第2導体206及び別の第1導体205を通って)、接地へと伝送されることができる。同時に、対象物210の所定領域220は、マルチ・プローブ組立体104を用いて走査されることができる。具体的には、図3に示されるように、第3導体310が、隆起縁部203とは反対側の所定領域の第2端部332に近接して配置された構造体ではなく、隆起縁部203に最も近い所定領域220の第1端部331に近接して配置された構造体321及び322(例えば、ゲート、ソース/ドレイン領域等)の上に堆積されている場合、下記に説明される組立体のプローブは、第3導体310によってあまり妨害されることなく、所定領域220を走査することができる。
図4を参照すると、マルチ・プローブ組立体104は、対象物210内の所定領域220を画像化するために用いることができる多数の物理的故障分離及び測定技術のための共通プラットフォームを含むことができる。具体的には、マルチ・プローブ組立体104は、シャフト、タレット等のような支持構造体460と、支持構造体460の中心といった共通基準点461と、支持構造体460に取り付けられ、そこから(例えば、半径方向に)延びる多数のアーム410とを含むことができる。各アーム410は、異なる種類の故障分離又は他の種類のツール(例えば、導電性又はトポグラフィ・マッピング)と協同して用いるための(図5の(A)に示されるような)異なる器具(計器)412又は(図5の(B)に示されるような)多数の異なる器具412a−bを含む、プローブ411を有することができる。従って、それぞれのプローブ411の異なる器具412は、異なるパラメータ(例えば、光、電界、磁界、温度、静電容量、トポグラフィ等)を検知することによって、或いは1つ又は複数の異なるエネルギー源(例えば、光、電界、磁界、温度等)を対象物に印加することによって対象物を評価するように適合されることができる。例えば、それぞれの器具412は、1つ又は複数の、光センサ又はエネルギー源、磁気センサ又はエネルギー源、電界センサ又はエネルギー源、トポグラフィ・センサ、熱センサ又はエネルギー源、静電容量センサ等を含むことができる。より具体的には、支持構造体460上に取り付けられた各アーム410は、走査型熱顕微鏡検査法(SThM)のための熱プローブ、原子間力顕微鏡検査法(AFM)のためのトポグラフィ・プローブ、LIVAのための光ファイバ光プローブ、磁気抵抗(MR)又は磁気力(MFM)の磁気プローブ、静電容量プローブ等を含むことができる。支持構造体460自体を回転させるか、又はアーム410が(例えば、回転取付け部上で)支持構造体460の周囲を回転するかのいずれかの場合に、異なる器具412のそれぞれが(例えば、所与のパラメータを検知することにより、又は所与のエネルギー源を印加することにより)所定領域220内の同一の固定位置451から対象物を評価することができるように、プローブ411のそれぞれは、共通基準点461から既知の位置に配置されるべきである。
更に、図6を参照すると、マルチ・プローブ組立体104は、異なる器具412が所定領域220内の多数の同一の固定位置451a−cから上述のように対象物を評価することができるように、所定領域220を走査するように適合されることができる。例えば、支持構造体460(したがって、共通基準点461)は、アーム410上のプローブ411が所定領域220内の異なる固定位置へと(例えば、451aから451bへと)移動するように、同じ水平面内でホルダ102に対して異なる位置へと(例えば、前後、左右、斜めに、等)移動することができる。それぞれの新しい固定位置で、支持構造体460又はアーム410は、上述のように、各器具412(例えば、センサ又はエネルギー源)からデータを取得するために回転させることができる。
再び図1を参照すると、ホルダ102及びマルチ・プローブ組立体104に加えて、システム100は、第1プロセッサ106及び第2プロセッサ112もまた含むことができる。第1プロセッサ106(即ち、信号プロセッサ)は、マルチ・プローブ組立体104上のプローブの異なる器具(例えばセンサ、エネルギー源等)412からの信号121、並びに、対象物210に印加される電気的刺激108(例えば、電圧等)に関するデータ122を受信するように適合され、且つ、必要に応じて信号121を処理するように適合されている。当業者であれば、必要とされる特定の信号処理は、マルチ・プローブ組立体104で用いられる器具の種類、並びに用いられている物理的故障分離及び測定技術によって様々であるということを認識するであろう。例えば、第1プロセッサ106は、検知された(例えば、光ファイバ・センサ由来の、又は光などの適用された属性で励起されたときのデバイス若しくは材料由来の)アナログ信号を増幅するための増幅器、及び増幅された信号をデジタル領域に変換するためのアナログ−デジタル変換器を含むことができる。信号が、信号プロセッサ106によって処理されてデジタル信号123(即ち、デジタル・データ)に変換されると、それらは、第2プロセッサ112(例えば、コンピュータ処理ユニット)へ送られ、更に処理される。
第2プロセッサ112は、第1プロセッサ106から受け取ったデジタル信号データ123を解析するように適合されることができ、特に、信号121に基づいて、所定領域220の複数の信号画像126を形成するように適合されることができる。所定領域の信号画像126は、所定領域全体又はその一部を含むことができる。従って、検知された異なる性質のそれぞれに関して、又は印加された各エネルギー源に関して、所定領域の信号画像126(例えば、ナノメートル・スケールの高分解能信号画像)を第2プロセッサ112によって形成することができる。例えば、図7の(A)及び図7の(B)は、所定領域220内の同じ固定位置から得られたトンネル電流信号画像700、及びトポグラフィ信号画像710をそれぞれ示す。図7の(C)の重ね合わされた画像720により示されるように、第2プロセッサ112は、ユーザが種々の信号画像(例えば、画像700及び710)を表示画面116上に表示して重ね合わせることが可能なように、更に適合されることができる。信号121は所定領域220内の同一の固定位置から取得されるので、積層された画像700及び710の視覚的位置合わせは必要とされない。画像700及び710を表示画面116上に表示すること及び重ね合わせることにより、ユーザは、積層された、位置合わせされた画像700、710のそれぞれにおける既知の点701−703を視覚的に観察することができ、次に、既知の点701−703に基づいて積層された画像を解析して、予め知られていない故障位置704又は注目される他の点の位置を識別することができ、且つ、所定領域内で測定を行うことができる。
所定領域内で故障を分離し、又は測定を行うために、第2プロセッサ112は、積層されているか又は個別であるかいずれかの信号画像126を、対象物(例えば、チップ、ダイ、集積回路、デバイス、材料等)の意図される構造、特に、対象物の所定領域の意図される構造を示す、外部から供給されたデータ114(即ち、設計データ)由来の設計画像128と正確に相関させるように、更に適合されることができる。例えば、図8の(A)−図8の(C)に示されるように、ユーザは、図8に示されるような、静電容量画像などの信号画像800内の既知の点801−803を選択することができ、それらの既知の点801−803を(図8の(B)に示されるような)外部から供給された設計データ画像810内の同じ既知の点801−803に手動で位置合わせして、(図8の(C)に示されるような)重ね合わされた画像820を形成することができる。これらの既知の位置801−803に基づいて、この重ね合わされた画像820は、信号画像800内の付加的な特徴804(例えば、故障又は他の注目される点)を識別して位置を求めるために、及び所定領域内で測定を行うために、解析されることができる。
図9を図1−図8と共に参照すると、上記で詳述されるように、共通プラットフォーム上で複数の近接場走査型物理的故障分離及び測定技術を用いることにより電気的性質を有する対象物210の所定領域からナノメートル・スケールのデータを取得する方法の実施形態は、最初に、対象物210を対象物の所定領域220が露出されるように保持することができるホルダ102を準備するステップを含む(902、図2−図3を参照のこと)。これに加えて、ホルダ102は、電源110からホルダ102を通る電気的刺激108により供給される電気的バイアスを所定領域220に印加することができるように、所定領域220内の多数の異なる導電性構造体321−322に対して容易に電気的接続するように構成されるべきである(例えば、上記のホルダ102の詳細な記述を参照のこと)。
対象物210は、対象物210の所定領域220が露出され、且つ対象物210の側部211が隆起縁部203に当接するように、(例えば、接着剤又はクランプにより)ホルダ102の平面部202に固定される。対象物210がホルダ102により保持されると、ホルダの第2導体206が所定領域内部の異なる導電性構造体322、321(例えば、内部回路ノード、又はデバイス若しくは材料)に電気的に接続するように、多数の別個の第3導体310がホルダ102及び対象物210の上に局所的に堆積される(904)。別個の第3導体310は、例えば、集束イオン・ビーム堆積、レーザ堆積、又は導電性インク塗布により局所的に堆積されることができるので、ホルダ102を通って伝導される電気的刺激108は、所定領域220に電気的にバイアスをかけるために用いられることができる。
電気的刺激108は、電源110によりホルダ102に供給される。例えば、電気的刺激108は、ホルダ102の隆起縁部203内の第1導体205に接続されたリード線に印加することができる(906)。電気的刺激108は、所定領域220に電気的にバイアスをかけるために、ホルダ102から対象物内の異なる導電性構造体322、321を通って伝導することができる(908)。
(プロセス908において)所定領域に電気的にバイアスがかけられているときに、上記で詳述するような、多数の物理的故障分離及び測定技術のための共通プラットフォームを含むマルチ・プローブ組立体104を用いて、所定領域を走査することができ、所定領域内部の1つ又は複数の同じ固定位置において、異なるパラメータ(例えば、光、電界、磁界、トポグラフィ、熱、静電容量等)を検知すること、又は異なるエネルギー源(例えば、光、電界、磁界、熱等)を印加することのいずれかによって対象物を評価することができる(910−912)。例えば、(図4−図5に示されるように)、組立体のプローブ411のうちの1つは、所定領域220内の固定位置(例えば、固定位置451a)に位置決めすることができる。プローブ411の器具412(例えば、上記で詳述したようなセンサ又はエネルギー源)は、固定位置451aで対象物を評価することができる。次に、隣接するアーム上の異なる器具412が所定領域220内の同一の固定位置451aで対象物を評価することができるように、支持構造体460、又は組立体のアーム410のいずれかを回転させることができ、以下同様である(910)。(プロセス910における)1つの固定位置451aでのサイクルが完了した後に、マルチ・プローブ組立体104は、異なる器具412のそれぞれが所定領域220内の別の同じ固定位置451bで対象物を評価するために再び用いられることができるように、(例えば、同じ水平面においてマルチ・プローブ組立体104及びホルダ102の相対的位置決めを変更することにより)所定領域220を走査することができ、以下同様である(912)。
器具412のそれぞれが対象物を評価しているときに、信号121は、マルチ・プローブ組立体104から第1プロセッサ106(即ち、信号プロセッサ)へと伝送され、解析のために第2プロセッサ112(例えば、コンピュータ処理ユニット)上に送られる。信号プロセッサ106による処理は、用いられている故障分離ツールの種類に応じて変わることになり、アナログ信号をデジタル信号に変換するステップを含むことができる。第2プロセッサ112は、次に、異なる信号121のそれぞれについて、所定領域の全体又は一部の画像(例えば、ナノメートル・スケールの高分解能画像)を提供するために、デジタル信号123を処理する(914)。
信号画像は、表示画面116上で表示され、重ね合わされることができる(916−918)。信号121は、所定領域220内部の同一の固定位置から取得されるので、積層された画像の位置合わせは必要とされない。表示画面116上で画像を表示して重ね合わせることにより、既知の点は位置合わせされ、積層され、位置合わせされた画像のそれぞれにおいて視覚的に観察することができる。これらの既知の位置合わせされた点に基づいて、積層された画像は、所定領域内で予め知られていない故障位置を識別するか、又は測定を行うために解析されることができる。
更に、積層されているか又は個別であるかいずれかの信号画像は、所定領域内で故障を分離するか又は測定を行うために、対象物(例えば、チップ、ダイ、集積回路、デバイス、材料等)の意図される構造、特に、対象物の所定領域の意図される構造を示す外部から供給されたデータ114(即ち、設計データ)由来の設計画像128と相関させることができる。例えば、信号画像内の既知の点を、外部から供給された設計データ画像内の同じ既知の点と手動で位置合わせすることができる(920)。これらの既知の点が位置合わせされると、位置合わせされた画像は、他の特徴(例えば、故障又は他の注目される点)の位置を識別するために、及び所定領域内で測定を行うために、解析されることができる(922)。
従って、共通プラットフォーム上の多数の近接場走査型物理的故障分離及び測定技術を提供するナノスケールの物理的故障分離及び測定システムが、上記で開示される。具体的には、電気的性質を有する対象物を保持するため、及び対象物の所定領域に電気的バイアスを供給するための特殊キャリアの使用を含む、ナノスケールの物理的故障分離及び測定システムが開示される。システムは、更に、対象物を評価するためのマルチ・プローブ組立体の使用を含む。マルチ・プローブ組立体は、共通基準点の周囲で支持構造体に取り付けられた複数のアームを含む。各アームは、異なる種類の物理的故障分離及び測定ツールのための器具を含む、プローブを有する。支持構造体及び/又はアームは、各プローブが同一の固定位置から測定値を取得することができるように移動するように、構成される。支持構造体及び/又はホルダは、対象物の所定領域内の多数の同一の固定位置から測定値を取得するためにその相対的位置決めを変更することができるように、構成される。更に、システムは、信号プロセッサ、及び信号を分析するための別のプロセッサの使用を含む。具体的には、測定を行うか、又は障害位置を分離するために、各信号に関連する画像が形成され、設計データと正確に位置合わせされ、且つ他の信号画像と積層される。
本発明の故障分離システムの実施形態の概略図を示す。 図1のシステムの例示的なデバイス又は材料ホルダの概略的な断面図を示す。 図1のシステムの例示的なデバイス又は材料ホルダの概略的な断面図を示す。 図1のシステムの、マルチ・プローブ組立体に対しての例示的なデバイス又は材料ホルダの概略的な平面図を示す。 図1のシステムの、マルチ・プローブ組立体の例示的なプローブの概略的な側面図を示す。 図1のシステムの、マルチ・プローブ組立体に対しての例示的なデバイス又は材料ホルダの概略的な平面図を示す。 (A)及び(B)に図1のシステムで取得された例示的な信号画像を示し、(A)及び(B)の信号画像の例示的な重ね合わせを(C)に示す。 (A)に図1のシステムで取得された例示的な信号画像を示し、(B)に例示的な設計画像を示し、(C)に(A)の信号画像と(B)の設計画像の例示的な重ね合わせを示す。 本発明の方法の実施形態を示す、概略的なフロー図である。
符号の説明
100:システム
102:ホルダ
104:マルチ・プローブ組立体
106:第1プロセッサ
108:電気的刺激
112:第2プロセッサ
114:設計データ
116:表示画面
203:隆起縁部
204:テーパ付けされた上面部
205:第1導体
206:第2導体
210:対象物
220:所定領域
310:第3導体
410:アーム
411:プローブ
412:器具
460:支持構造体
461:共通基準点

Claims (11)

  1. 電気的性質を有する対象物の所定領域からデータを取得するためのシステムであって、前記システムは、
    導体を有するホルダであって、前記導体に印加された電が前記所定領域に電気的にバイアスをかけるように、前記導体が前記対象物の前記所定領域内の多数の異なる導電性構造体に電気的に接続されたホルダと、
    マルチ・プローブ組立体と、
    を含み、
    前記マルチ・プローブ組立体は、
    支持構造体と、
    前記支持構造体から延びる複数のアームであって、前記アームのそれぞれは、電気的及び物理的測定のためのパラメータを検知すること、及び前記電気的及び物理的測定のためのエネルギー源を印加することのうちの1つによって前記電気的及び物理的測定をするように適合された器具を備えたプローブを含み、前記器具のそれぞれが前記所定領域内の同一の固定位置で前記電気的及び物理的測定をすることができるように、前記支持構造体及び前記複数のアームのうちの1つが移動するように適合されている、アームと、
    前記マルチ・プローブ組立体と通信する第1プロセッサと、
    前記第1プロセッサと通信する第2プロセッサと、
    を含み、前記第1プロセッサは、前記器具のそれぞれから信号を受信し、前記信号を処理し、処理した後に前記信号を前記第2プロセッサに送信するように適合されており、前記第2プロセッサは、前記器具のそれぞれからの前記第1プロセッサにより処理された前記信号に基づいて、前記所定領域の複数の画像を形成するように適合され、且つ前記所定領域の設計データを更に含み、前記画像を前記設計データと正確に相関させるように適合されている、
    システム。
  2. 前記プローブは複数の器具を含み、前記器具のそれぞれは、前記電気的及び物理的測定のためのパラメータを検知すること、及び前記電気的及び物理的測定のためのエネルギー源を印加することのうちの1つによって前記電気的及び物理的測定をするように適合されている、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記マルチ・プローブ組立体は、前記器具のそれぞれが複数の前記同一の固定位置で前記電気的及び物理的測定をすることができるように、前記所定領域を走査するように適合されている、請求項1又は請求項2に記載のシステム。
  4. 前記対象物は、デバイス、材料、集積回路、ダイ及びチップのうちの1つを含む、請求項1又は請求項2に記載のシステム。
  5. 前記異なる導電性構造体は、前記所定領域内の、内部回路ノード、内部回路デバイス、及び内部回路材料のうちの少なくとも1つを含む、請求項1又は請求項2に記載のシステム。
  6. 電気的性質を有する対象物の所定領域からデータを取得する方法であって、
    前記対象物の前記所定領域が露出されるように、前記対象物をホルダで保持するステップと、
    前記所定領域内の多数の異なる導電性構造体を、前記ホルダの導体に電気的に接続するステップと、
    前記導体に電を印加するステップと、
    前記所定領域に電バイアスをかけるために、前記電を、前記導体から前記多数の異なる導電性構造体を通して伝導するステップと、
    マルチ・プローブ組立体を用いることにより、前記所定領域内の同一の固定位置から電気的及び物理的測定をするステップと、
    前記電気的及び物理的測定をするための器具のそれぞれから信号を受信するステップと、
    前記信号に基づいて前記所定領域の複数の画像を提供するために前記信号を処理するステップと、
    前記所定領域内の故障を識別するために、前記画像を前記所定領域に関する設計データに相関させるステップと、
    を含む方法。
  7. 前記所定領域内の前記多数の異なる導電性構造体を前記ホルダの導体に接続する前記ステップは、
    隆起縁部を有する平面部と、前記隆起縁部を貫通して垂直に延びる複数の第1導体と、前記隆起縁部の上部面に配置され、前記複数の第1導体に接続される複数の第2導体とを備えた、前記ホルダを形成するステップと、
    前記対象物の側面が前記隆起縁部に当接するように、前記対象物を前記平面部上に置くステップと、
    前記第2導体のうちの少なくとも2つが前記多数の異なる導電性構造体のうちの少なくとも2つに電気的に接続されるように、多数の別個の第3導体を前記対象物及び前記隆起縁部上に局所的に堆積するステップと、
    を含む請求項に記載の方法。
  8. 前記電気的及び物理的測定をする前記ステップは、
    支持構造体と、前記支持構造体の共通基準点に取り付けられた複数のアームとを有するマルチ・プローブ組立体を準備するステップであって、前記アームのそれぞれは前記共通基準点から延び、少なくとも1つの器具を備えたプローブを含み、前記器具のそれぞれは、前記電気的及び物理的測定のためのパラメータを検知すること、及び、前記電気的及び物理的測定のためのエネルギー源を印加することのうちの1つによって前記電気的及び物理的測定をするように適合されているステップと、
    前記器具のそれぞれが前記所定領域内の前記同一の固定位置から前記電気的及び物理的測定をすることができるように、前記支持構造体及び前記複数のアームのうちの1つを回転させるステップと、を含む請求項に記載の方法。
  9. 前記器具のそれぞれが複数の前記同一の固定位置で前記電気的及び物理的測定をすることができるように、前記所定領域を走査するステップを更に含む、請求項に記載の方法。
  10. 前記画像を提供する前記ステップが、ナノメートル・スケールの高分解能画像を提供するステップを更に含む、請求項に記載の方法。
  11. 前記所定領域内の故障位置を識別すること、及び前記所定領域内で測定を行うことのうち少なくとも1つのために、表示画面上に前記画像を表示するステップと、前記画像を重ね合わせるステップと、前記画像を解析するステップと、を更に含む請求項に記載の方法。
JP2008542732A 2005-11-30 2006-11-23 ナノスケールの故障分離及び測定システム Expired - Fee Related JP5116689B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/164,654 US7511510B2 (en) 2005-11-30 2005-11-30 Nanoscale fault isolation and measurement system
PCT/EP2006/068833 WO2007063029A2 (en) 2005-11-30 2006-11-23 Nanoscale fault isolation and measurement system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010510474A JP2010510474A (ja) 2010-04-02
JP5116689B2 true JP5116689B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=37876002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008542732A Expired - Fee Related JP5116689B2 (ja) 2005-11-30 2006-11-23 ナノスケールの故障分離及び測定システム

Country Status (6)

Country Link
US (2) US7511510B2 (ja)
EP (1) EP1955086A2 (ja)
JP (1) JP5116689B2 (ja)
KR (1) KR20080080494A (ja)
CN (1) CN101322037B (ja)
WO (1) WO2007063029A2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7847575B2 (en) * 2008-07-28 2010-12-07 Globalfoundries Inc. Method and apparatus for nano probing a semiconductor chip
US7928748B2 (en) * 2008-08-22 2011-04-19 National Semiconductgor Method of locating failure site on semiconductor device under test
US9038269B2 (en) * 2013-04-02 2015-05-26 Xerox Corporation Printhead with nanotips for nanoscale printing and manufacturing
US20150331038A1 (en) * 2013-09-30 2015-11-19 Radiation Monitoring Devices, Inc. Analysis system
CN104316856B (zh) * 2014-10-29 2017-06-23 上海华力微电子有限公司 背面探测式光子辐射显微镜装置及测试方法
FR3098918B1 (fr) * 2019-07-16 2022-01-21 Paris Sciences Lettres Quartier Latin Microscope a force atomique

Family Cites Families (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2672532A (en) 1951-07-06 1954-03-16 Edward L Robinson Turret probe switch
US3316801A (en) 1964-01-17 1967-05-02 Raymond S Vogel Microscope in combination with a microspark probe including an unshielded electrode of small tip radius
US4480223A (en) * 1981-11-25 1984-10-30 Seiichiro Aigo Unitary probe assembly
US4613421A (en) 1984-01-25 1986-09-23 Fuji Photo Film Co., Ltd. Apparatus for measuring ionic activity
US5469064A (en) * 1992-01-14 1995-11-21 Hewlett-Packard Company Electrical assembly testing using robotic positioning of probes
US5478698A (en) 1993-08-12 1995-12-26 Lsi Logic Corporation Direct-write afocal electron-beam semiconductor lithography
US5679952A (en) 1994-05-23 1997-10-21 Hitachi, Ltd. Scanning probe microscope
DE19654404A1 (de) * 1996-12-24 1998-06-25 Hewlett Packard Co Adaptationsvorrichtung zum elektrischen Test von Leiterplatten
JP3524343B2 (ja) 1997-08-26 2004-05-10 キヤノン株式会社 微小開口の形成方法と微小開口を有する突起、及びそれらによるプローブまたはマルチプローブ、並びに該プローブを用いた表面観察装置、露光装置、情報処理装置
JPH11154479A (ja) * 1997-11-20 1999-06-08 Hitachi Ltd 2次電子画像検出方法及びその装置並びに集束荷電粒子ビームによる処理方法及びその装置
US5973590A (en) 1998-03-12 1999-10-26 Kulite Semiconductor Products, Inc. Ultra thin surface mount wafer sensor structures and methods for fabricating same
WO2000003252A2 (en) * 1998-07-08 2000-01-20 Capres Aps Multi-point probe
US6635311B1 (en) 1999-01-07 2003-10-21 Northwestern University Methods utilizing scanning probe microscope tips and products therefor or products thereby
US6366103B1 (en) * 1999-07-06 2002-04-02 David Cheng Multiple test probe system
DE69931778T2 (de) * 1999-09-15 2007-06-14 Capres A/S Mehrpunktesonde
JP2001091544A (ja) * 1999-09-27 2001-04-06 Hitachi Ltd 半導体検査装置の製造方法
JP4526626B2 (ja) 1999-12-20 2010-08-18 独立行政法人科学技術振興機構 電気特性評価装置
JP3942785B2 (ja) * 2000-01-26 2007-07-11 エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社 光ファイバープローブおよび微小開口付カンチレバーと、それらの開口形成方法
US6702186B1 (en) 2000-02-24 2004-03-09 Hitachi Global Storage Technologies, Netherlands B.V. Assembly comprising a plurality of media probes for writing/reading high density magnetic data
EP1261022B1 (en) * 2000-02-25 2009-11-04 Hitachi, Ltd. Apparatus for detecting defect in device and method of detecting defect
US20040195202A1 (en) 2000-04-28 2004-10-07 Alexander Pechenik Method for making a nano-stamp and for forming, with the stamp, nano-size elements on a substrate
US6483336B1 (en) 2000-05-03 2002-11-19 Cascade Microtech, Inc. Indexing rotatable chuck for a probe station
JP3486841B2 (ja) * 2000-08-09 2004-01-13 日本電子材料株式会社 垂直型プローブカード
DE10107796A1 (de) 2000-12-28 2002-07-11 Inst Physikalische Hochtech Ev Massverkörperungen und Kalibriernormale zur Erfassung lateraler Abmessungen an nanoskaligen Objekten für Mikroskopie und Längenmessung
US6815959B2 (en) * 2001-04-09 2004-11-09 Kla-Tencor Technologies Corp. Systems and methods for measuring properties of conductive layers
JP2002357630A (ja) * 2001-06-04 2002-12-13 Hioki Ee Corp プローブ装置および回路基板検査装置
JP4012705B2 (ja) * 2001-07-24 2007-11-21 株式会社日立製作所 試料ホルダ及びそれを用いた荷電粒子線装置
US6851096B2 (en) * 2001-08-22 2005-02-01 Solid State Measurements, Inc. Method and apparatus for testing semiconductor wafers
US7073938B2 (en) 2001-10-31 2006-07-11 The Regents Of The University Of Michigan Micromachined arrayed thermal probe apparatus, system for thermal scanning a sample in a contact mode and cantilevered reference probe for use therein
US6718821B1 (en) 2001-11-07 2004-04-13 Sandia Corporation Laser interferometry force-feedback sensor for an interfacial force microscope
JP4173306B2 (ja) * 2001-11-30 2008-10-29 東京エレクトロン株式会社 信頼性評価試験装置、信頼性評価試験システム及び信頼性評価試験方法
US7998528B2 (en) 2002-02-14 2011-08-16 Massachusetts Institute Of Technology Method for direct fabrication of nanostructures
US7002225B2 (en) * 2002-05-24 2006-02-21 Northrup Grumman Corporation Compliant component for supporting electrical interface component
CA2499370A1 (en) 2002-09-20 2004-06-05 The Trustees Of Boston College Nanotube cantilever probes for nanoscale magnetic microscopy
JP3958196B2 (ja) 2002-11-28 2007-08-15 康雄 長 誘電体記録再生ヘッド及び誘電体記録再生装置
JP2004219321A (ja) 2003-01-16 2004-08-05 Murata Mach Ltd 半導体磁気抵抗素子を用いた位置変位センサ
US6812460B1 (en) 2003-10-07 2004-11-02 Zyvex Corporation Nano-manipulation by gyration
JP4733959B2 (ja) * 2003-12-24 2011-07-27 株式会社日立ハイテクノロジーズ プローブ接触方法及び荷電粒子線装置
JP4842533B2 (ja) * 2004-10-27 2011-12-21 株式会社日立ハイテクノロジーズ 不良検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007063029A2 (en) 2007-06-07
WO2007063029B1 (en) 2007-09-20
WO2007063029A3 (en) 2007-08-02
KR20080080494A (ko) 2008-09-04
US20070222456A1 (en) 2007-09-27
EP1955086A2 (en) 2008-08-13
CN101322037B (zh) 2011-04-20
US7511510B2 (en) 2009-03-31
US20080238457A1 (en) 2008-10-02
US7671604B2 (en) 2010-03-02
JP2010510474A (ja) 2010-04-02
CN101322037A (zh) 2008-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6605951B1 (en) Interconnector and method of connecting probes to a die for functional analysis
JP5116689B2 (ja) ナノスケールの故障分離及び測定システム
US6518571B2 (en) Through-the-substrate investigation of flip-chip IC's
US9891280B2 (en) Probe-based data collection system with adaptive mode of probing controlled by local sample properties
US7710131B1 (en) Non-contact circuit analyzer
TWI716901B (zh) 半導體檢查裝置
JP6309697B2 (ja) 走査型プローブ顕微鏡を使用して特徴部分を画像化する方法
JP2011215112A (ja) 多探針afmナノプローバとそれを用いた測定方法
US6930502B2 (en) Method using conductive atomic force microscopy to measure contact leakage current
Kehayias et al. High-Resolution Short-Circuit Fault Localization in a Multilayer Integrated Circuit Using a Quantum Diamond Microscope
JP4090657B2 (ja) プローブ装置
JP2002313859A (ja) 非破壊検査方法および装置ならびに半導体チップ
JP4290316B2 (ja) 配線ショート箇所の検査方法及び検査装置
CN100465627C (zh) 扫描探针检查设备
JPH07134137A (ja) プローブ顕微鏡装置および探針間距離測定方法
JP2001027596A (ja) 走査型プローブによる表面特性・電気的特性の検出装置と検出方法、およびこれらにより構成されたマルチプローブによる表面特性・電気的特性の検出装置と検出方法、並びに観察装置と観察方法
JP6596341B2 (ja) 検査装置および検査方法
US6208151B1 (en) Method and apparatus for measurement of microscopic electrical characteristics
US7518391B2 (en) Probe card and a method for detecting defects using a probe card and an additional inspection
Knauss et al. Advances in magnetic-based current imaging for high resistance defects and sub-micron resolution
KR100553812B1 (ko) 전/후면 겸용 불량 위치 검출 장치 및 방법
JP2006003135A (ja) 半導体集積回路の不良診断方法
KR100531957B1 (ko) 전/후면 겸용 불량 위치 검출 장치 및 방법
CN113748350A (zh) 试验装置
Gaudestad et al. Advances in scanning magnetic microscopy for die-level, stacked die and package-level fault isolation

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120925

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees