JP5116518B2 - 電子機器のインターフェースケーブル保持構造、画像形成装置 - Google Patents

電子機器のインターフェースケーブル保持構造、画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子機器のインターフェースケーブル保持構造及びこれを備える画像形成装置に関する。
従来、スキャナユニットは機器の最上部に配置されることが多いので、画像形成装置本体側の制御基板との距離が長くなり、それに伴いインターフェースケーブルも長くなる。インターフェースケーブルは電波の発信源になるため、インターフェースケーブルが長くなると外部基板へ与えるノイズが大きくなる。そのため、インターフェースケーブルを長くすることは好ましくない。また、インターフェースケーブルに圧着端子などの中継を入れると、転送される画像情報にノイズが乗り画像情報が劣化するため、中継を入れることは好ましくない。
画像形成装置本体の制御基板は、EMI対策として制御基板などを収納する電装ボックス内に収納されることが多い。そして、電装ボックスの裏側に配置したユニットのメンテナンス性を確保するため、電装ボックス自体を回動させて装置内部を開放することが一般的に行われている(例えば、特許文献1参照)。
このような機器に対して、電装ボックスの回動支点側を通過するようにインターフェースケーブルを取り回すと、インターフェースケーブルを迂回させて取り回すことになり、インターフェースケーブルが長くなるという問題がある。
一方、インターフェースケーブルを迂回させずにケーブルを取り回すと、電装ボックスを開放させる際に毎回インターフェースケーブルを電装ボックスから取り外す作業が必要となりメンテナンス性が低下する。このメンテナンス性向上のため、インターフェースケーブルをスリットに挿入することでインターフェースケーブルを保持することができるエッジサドルなどの部品が用いられている(例えば、特許文献2参照)。しかし、エッジサドルを別途取り付けると、部品点数が増加する上、エッジサドル取付用の穴を形成したり、ネジを取り付けたり必要がある。
特開2007−148067号公報 特開平5−13965号公報
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、インターフェースケーブルの全長を必要最小限に抑えつつメンテナンス性に優れた電子機器のインターフェースケーブル保持構造及びこれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する手段である本発明の特徴を以下に挙げる。
本発明の電子機器のインターフェースケーブル保持構造は、電子機器の動作を制御する制御回路が設けられた第1の制御基板と、電子機器の動作を制御する制御回路が設けられた第2の制御基板と、第1の制御基板と第2の制御基板とを接続するインターフェースケーブルと、第1の制御基板が設けられている空間と第2の制御基板が設けられている空間とを仕切る仕切板と、を備える電子機器のインターフェースケーブル保持構造において、前記第1の制御基板又は前記第2の制御基板が電装ボックス内に収納されており、前記仕切板は、前記電装ボックスのいずれかの面であって板金製であり、前記仕切板の一部分は打ち抜かれて湾曲状のケーブル保持部が形成されており、この湾曲状のケーブル保持部の口部は絞り形状にされ、前記インターフェースケーブルがキャプタイヤケーブルであり、前記湾曲状のケーブル保持部の口部の開口幅は、前記キャプタイヤケーブルの直径より小さく、前記キャプタイヤケーブルに対して、バネ性を有する導電性部材をキャプタイヤケーブル内部の導電部に接触するように取り付け、キャプタイヤケーブルを前記ケーブル保持部に保持させたときに、前記導電性部材と前記ケーブル保持部とが接触し、前記導電性部材が前記仕切板に接地され、前記電装ボックスは、その一端を回動支点として回動し、前記仕切板は、前記電装ボックスの前記回転支点を有する面以外の面にあることを特徴とする。
本発明の電子機器のインターフェースケーブル保持構造は、さらに、前記湾曲状のケーブル保持部のケーブル挿入経路はJ字形状であることを特徴とする。
本発明の電子機器のインターフェースケーブル保持構造は、さらに、前記ケーブル保持部のケーブル挿入用縁部の形状は部分的に差異があることを特徴とする。
本発明の電子機器のインターフェースケーブル保持構造は、さらに、前記ケーブル保持部のケーブル挿入用縁部には、インターフェースケーブル挿入時にインターフェースケーブルに傷が付かないように、折曲加工が施されていることを特徴とする。
本発明の電子機器のインターフェースケーブル保持構造は、さらに、前記仕切板には、インターフェースケーブルの移動を規制するための抜止め防止部材が設けられていることを特徴とする。
本発明の電子機器のインターフェースケーブル保持構造は、さらに、前記仕切板のケーブル保持部には、段曲げ加工によって段差が形成されていることを特徴とする。
本発明の電子機器のインターフェースケーブル保持構造は、さらに、原稿用紙に作像を行う画像形成装置本体と、該画像形成装置本体に設けられるスキャナユニットと、を備え、前記インターフェースケーブルは、前記画像形成装置本体と前記スキャナユニットとを接続していることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記電子機器のインターフェースケーブル保持構造が設けられていることを特徴とする。
上記解決する手段としての電子機器のインターフェースケーブル保持構造では、以下の作用効果を奏する。
本発明では、仕切板が板金製であり、仕切板の一部分は打ち抜かれて湾曲状のケーブル保持部が形成されており、この湾曲状のケーブル保持部の口部は絞り形状にされている。そのため、電装ボックスなどの部品の一面を利用して仕切板でケーブルを保持することができるので、エッジサドルなどのインターフェースケーブル用の保持・保護部材を用いる必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。ひいては、コストダウンを図ることができ、また、画像形成装置の組立時の作業量を減らすことができる。
本発明では、湾曲状のケーブル保持部のケーブル挿入経路はJ字形状であるので、ケーブル保持部からインターフェースケーブルが離脱することを抑止することができる。
本発明では、インターフェースケーブルがキャプタイヤケーブルであるので、表面の保護被覆が弾力性を有しており、ケーブル保持部にインターフェースケーブルを挿入し易い。また、ケーブル及びケーブル保持部が剛体であると仮定した場合、ケーブルをケーブル保持部に嵌め込むには非常に大きな力が必要であるが、本発明ではケーブルの表面が樹脂であり柔軟性があるのでケーブル保持部でインターフェースケーブルを保持する際に大きな力を必要としない上、確実にインターフェースケーブルを保持することができる。
本発明では、湾曲状のケーブル保持部の口部の開口幅は、キャプタイヤケーブルの直径よりも小さいので、ケーブル表面の保護被覆を変形させながらケーブル保持部の先端部に向けてインターフェースケーブルを挿入することができる。
本発明では、前記ケーブル保持部のケーブル挿入用縁部の形状は部分的に差異があるので、例えば、ケーブル保持部の先端部の剛性を他の部分より弱くして、適度な力でインターフェースケーブルを保持することができる。
本発明では、ケーブル保持部のケーブル挿入用縁部は、インターフェースケーブル挿入時にインターフェースケーブルに傷が付かないように、折曲加工が施されている。この折り曲げにより、局所的に保護被覆に力が加わらないので保護被覆に傷が付かないだけでなく、スムーズにケーブルを挿入することができる。
本発明では、キャプタイヤケーブルに対して、バネ性を有する導電性部材をキャプタイヤケーブル内部の導電部に接触するように取り付け、キャプタイヤケーブルをケーブル保持部に保持させたときに、導電性部材とケーブル保持部とが接触し、導電性部材が仕切板に接地されるので、ネジ止めを追加せずにケーブルを接地させることが可能となり、組立性及びメンテナンス性を向上させることができる。
本発明では、制御基板が電装ボックス内に収納されており、仕切板は、前記電装ボックスのいずれかの面であるので、EMI対策として制御基板を電装ボックス内に収納する機器に対して、低コストで組立時の作業量を減らしたインターフェースケーブル保持構造を提供することができる。
本発明では、電装ボックスは、その一端を回動支点として回動するので、電装ボックスの裏側に配置したユニットを簡易に且つ低コストでメンテナンスすることができる。
本発明では、仕切板は、電装ボックスの回転支点を有する面以外の面にあるので、電装ボックスを回動させる際に毎回ハーネスを電装ボックスから取り外す必要があるが、その際にエッジサドルなどを使用しているときよりもハーネスの脱着を簡易に行うことができる。
本発明では、仕切板には、インターフェースケーブルの移動を規制するための抜止め防止部材が設けられているので、組立時にインターフェースケーブルが引っ張られた際に、インターフェースコネクタの破損を防ぐことができる。
本発明では、仕切板のケーブル保持部には、段曲げ加工によって段差が形成されているので、ケーブル保持部からのインターフェースケーブルの離脱を抑止することができる。
本発明では、スキャナユニットは機器の最上部に配置されるので、電装ボックスとの距離が長くなり易く、本発明のインターフェースケーブル保持構造を好適に用いることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものであり、以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
以下に、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の電子機器のインターフェースケーブル保持構造の第1実施形態を含む画像形成装置の筐体構造を示している。この構造体1は、略立方体形状をしている。画像形成装置本体を構成する筐体2の上面側には、スキャナユニット3が設けられている。スキャナユニット3からのインターフェースケーブル4は、本発明のインターフェースケーブル保持構造5を通って、電装ボックス6内の制御基板と接続される。より具体的には、図2に示すように、スキャナユニット3にはスキャナの動作を制御する制御回路が設けられた第1の制御基板31が設けられ、電装ボックス6には画像形成装置本体の動作を制御する制御回路が設けられた第2の制御基板61が設けられている。そして、インターフェースケーブル4によって第1の制御基板31と第2の制御基板61とが接続されている。電装ボックス6のいずれかの面、本実施形態では上面の仕切板62、が第1の制御基板31が設けられている空間S1と第2の制御基板61が設けられている空間S2とを仕切っている。勿論、空間S1と空間S2との間には、多数の仕切板が存在することがあるが、本発明はその仕切板のうちの少なくとも1枚に適用される。
電装ボックス6は、図3に示すように、薄型の直方体形状であり、本発明の電子機器のインターフェースケーブル保持構造5は、ボックス上面に設けられている。電装ボックス6の図中、左端側には一対の突起部からなるヒンジ部63が設けられており、このヒンジ部63を回動支点として電装ボックス6は回動する。電装ボックス6を回動させると、電装ボックス6の裏側の部品が外部に露出するので、部品の交換や修理を行うことができる。前記仕切板62は、電装ボックス6の上面にあり、この回動支点を有する面以外の面にあるため、電装ボックス6を回動させる度にインターフェースケーブル4を取り外す必要があるが、その反面、インターフェースケーブル4の全長を短くすることができる。
電装ボックス6には背面カバー64が設けられている。この背面カバー64の隅部に設けられた複数のネジを取り外すと、背面カバー64を取り外すことができる。電装ボックス6の背面カバー64を取り外すと、図4に示すようになる。図に示すように、電装ボックス6内には、電装ボックス背面の半分以上の面積を有する第2の制御基板61が設けられており、この第2の制御基板61の角部には、インターフェースケーブル4(図2記載)を接続するためのインターフェースコネクタ65が設けられている。このインターフェースコネクタ65の近傍にインターフェースケーブル4を保持するケーブル保持部62aが設けられている。なお、インターフェースコネクタ65は一般にリセプタクル側であるので、インターフェースケーブル4の端部にはプラグ側のコネクタが設けられる。仮に、インターフェースコネクタ65をプラグ側とした場合、インターフェースケーブル4の端部にはリセプタクル側のコネクタが設けられる。そのため、インターフェースケーブル4の先端側をケーブル保持部62aに挿通させることはできず、ケーブルを横方向にスライドさせてケーブル保持部62aに嵌め込むことになる。
ケーブル保持部62aは、図5及び図6に示すように、板金製の仕切板62の一部分を曲げ加工して形成されている。ケーブル保持部62aは、湾曲状にされており、この湾曲状のケーブル保持部62aの口部62a1は絞り形状にされている。また、ケーブル保持部62aのケーブル挿入用縁部は、折曲加工が施されている。より具体的には、ケーブル保持部62aのケーブル挿入用縁部には、いわゆるヘミング加工が施されている。そのため、ケーブル挿入時に保護被覆を傷付けることがない。なお、ケーブル挿入用縁部には所々切欠きが形成され、折り曲げ易くされている。
このように仕切板62にケーブル保持部62aを形成すると、エッジサドルなどのケーブル保持・保護部材を用いる場合に比べて部品点数を削減することができるため、コストダウンを図ることができ、且つ、画像形成装置の組立時の作業量を減らすことができる。
また、湾曲状のケーブル保持部62aのケーブル挿入経路はJ字形状にされている。そのため、ケーブル保持部62aに挿入されたインターフェースケーブル4が脱離する可能性を低減することができる。より具体的には、ケーブル保持部62aの先端部62a2に圧入されたインターフェースケーブル4に水平方向に何らかの力が加わり先端部62a2から離脱しても、一方向への力ではインターフェースケーブル4はケーブル保持部62aから抜け出すことはないので、確実にケーブル保持部62aのケーブル挿入経路にインターフェースケーブル4を止めておくことができる。
インターフェースケーブル4としては、各種のケーブルを用いることができるが、本実施形態では、キャプタイヤケーブルが用いられている。キャプタイヤケーブルとは、より線からなる導線に樹脂絶縁材を被覆したものである。
湾曲状のケーブル保持部62aの口部62a1の開口幅は、キャプタイヤケーブルの直径よりも小さくされている。しかし、キャプタイヤケーブルの保護被覆が変形するため、ケーブル保持部62aへのインターフェースケーブル4の挿入には問題はない。また、開口幅が狭くなることで、インターフェースケーブル4のケーブル保持部62aからの意図せぬ離脱を確実に防止することができる。
また、インターフェースケーブル4のケーブル保持部62aにより保持される部分には、図7に示すように、環状のバネ性を有する導電性部材7が取り付けられている。この導電性部材7は、割スリーブであり、インターフェースケーブル4をバネ力で押圧した状態で包み込む。この導電性部材7が取り付けられている部分のインターフェースケーブル4の保護被覆は剥がされており、導電性部材7とケーブルの導線とが直接接触している。勿論、ケーブルの保護被覆を剥がすことなく、導電性部材7に歯を形成してケーブルの導線に食い込むようにしてもよい。導電性部材7とケーブルの導線とを接触させると、ケーブル保持部62aが導電性部材7と接触するので、導線を仕切板62と同電位にすることができる。この構成は、例えば、図8及び図9に示すように、網状のシールド線が設けられた同軸ケーブルに好適に用いることができる。この同軸ケーブルは、芯線41の周囲に絶縁層42が形成され、この上にシールド線43が設けられている。シールド線43の上には保護被覆が設けられるが、図8では保護被覆が剥がされているので、シールド線43上に導電性部材7が設けられている。
シールド線43はケーブル長手方向に沿って網状に形成され、このシールド線43が接地されると、芯線41中の信号にノイズが乗ることを抑止することができる。また、インターフェースケーブル4を組み付けたときに、同時に接地が行われるので、作業性に優れている。なお、導電性部材7の材質には、銅合金などの金属を好適に用いることができるが、導電性を有すれば金属以外であってもよい。又は、プラスチックの表面に金属メッキを施したものであってもよい。要するに、インターフェースケーブル4内の少なくとも1本の線を接地することができればよい。
〔第2実施形態〕
図10は、本発明の電子機器のインターフェースケーブル保持構造の第2実施形態に用いられるインターフェースケーブル4を示している。この第2実施形態は、インターフェースケーブル4の形態のみ第1実施形態と異なる。そのため、同一の部材には同一の符号を付し、説明は省略する。
この第2実施形態のインターフェースケーブル保持構造では、インターフェースケーブル4に2本のリング状の抜止め防止部材8が設けられている。この抜止め防止部材8はインターフェースケーブル4の移動を規制するためのものであり、この2本のリング間にケーブル保持部62aが配置されることになる。このように抜止め防止部材8を設けると、画像形成装置の組立時にインターフェースケーブル4が引っ張られても、どちらか一方の抜止め防止部材8がケーブル保持部62aに当接するので第2の制御基板61上のインターフェースコネクタ65の破損を防止したり、インターフェースケーブル4の端部がインターフェースコネクタ65から抜けることを抑止することができる。
〔第3実施形態〕
図11は、本発明の電子機器のインターフェースケーブル保持構造の第3実施形態に用いられるケーブル保持部62aを示している。この第4実施形態は、ケーブル保持部62aの形態のみ第1実施形態と異なる。そのため、同一の部材には同一の符号を付し、説明は省略する。
ケーブル保持部62aは段曲げ加工によって段差が形成されている、このように段差を設けると、インターフェースケーブル4の挿入と離脱が容易になり、また、先端部62a2では十分な保持力でインターフェースケーブル4を保持することができる。
上述した実施形態では、第1の制御基板31がスキャナユニット3に設けられ第2の制御基板61が電装ボックス6に設けられた例について説明したが、第1の制御基板31が電装ボックス6に設けられ第2の制御基板61がスキャナユニット3に設けられるようにしてもよい。また、インターフェースケーブル4を介して電装ボックス6と接続される機器はスキャナユニット3でなくてもよい。
また、上述した実施形態では、ケーブル保持部62aのケーブル挿入用縁部がヘミング加工された例について説明したが、ケーブル保持部62aのケーブル挿入用縁部の形状は部分的に差異を持たせてもよい。図12に示すように、カール加工やL字状の折曲加工を施してもよい。ケーブル保持部62aの先端部62a2をL字状に折り曲げるとインターフェースケーブル4を十分な接触面積を持って適度な力で保持することができる。
図1は、本発明の電子機器のインターフェースケーブル保持構造の第1実施形態を含む画像形成装置の筐体構造を示す説明図である。 図2は、スキャナユニットと電装ボックスとの接続構造を示す説明図である。 図3は、電装ボックスの外観を示す説明図である。 図4は、電装ボックスの背面カバーを取り外した形態を示す説明図である。 図5は、本発明の要部であるケーブル保持部を含む電装ボックスを示す説明図である。 図6は、本発明の要部であるケーブル保持部の詳細を示す説明図である。なお、ケーブル保持部の内縁部にはヘミング加工が施されている。 図7は、インターフェースケーブルに導電性部材が取り付けられた形態を示す説明図である。 図8は、図7の導電性部材が取り付けられた部分の断面図である。 図9は、図7の導電性部材がケーブル保持部に保持されている形態を示す説明図である。 図10は、本発明の電子機器のインターフェースケーブル保持構造の第2実施形態に用いられるインターフェースケーブルを示す説明図である。 図11は、本発明の電子機器のインターフェースケーブル保持構造の第3実施形態に用いられるケーブル保持部を示す説明図である。 図12は、図6のケーブル保持部の変形例を示す説明図である。
符号の説明
1 構造体
2 筐体
3 スキャナユニット
31 第1の制御基板
4 インターフェースケーブル
5 インターフェースケーブル保持構造
6 電装ボックス
61 第2の制御基板
62 仕切板
62a ケーブル保持部
62a1 口部
62a2 先端部
63 ヒンジ部
64 背面カバー
65 インターフェースコネクタ
7 導電性部材
8 抜止め防止部材
S1,S2 空間

Claims (8)

  1. 電子機器の動作を制御する制御回路が設けられた第1の制御基板と、
    電子機器の動作を制御する制御回路が設けられた第2の制御基板と、
    第1の制御基板と第2の制御基板とを接続するインターフェースケーブルと、
    第1の制御基板が設けられている空間と第2の制御基板が設けられている空間とを仕切る仕切板と、
    を備える電子機器のインターフェースケーブル保持構造において、
    前記第1の制御基板又は前記第2の制御基板が電装ボックス内に収納されており、
    前記仕切板は、前記電装ボックスのいずれかの面であって板金製であり、
    前記仕切板の一部分は打ち抜かれて湾曲状のケーブル保持部が形成されており、この湾曲状のケーブル保持部の口部は絞り形状にされ、
    前記インターフェースケーブルがキャプタイヤケーブルであり、
    前記湾曲状のケーブル保持部の口部の開口幅は、前記キャプタイヤケーブルの直径より小さく、
    前記キャプタイヤケーブルに対して、バネ性を有する導電性部材をキャプタイヤケーブル内部の導電部に接触するように取り付け、キャプタイヤケーブルを前記ケーブル保持部に保持させたときに、前記導電性部材と前記ケーブル保持部とが接触し、前記導電性部材が前記仕切板に接地され、
    前記電装ボックスは、その一端を回動支点として回動し、
    前記仕切板は、前記電装ボックスの前記回転支点を有する面以外の面にある
    ことを特徴とする電子機器のインターフェースケーブル保持構造。
  2. 請求項1に記載の電子機器のインターフェースケーブル保持構造において、
    前記湾曲状のケーブル保持部のケーブル挿入経路はJ字形状である
    ことを特徴とする電子機器のインターフェースケーブル保持構造。
  3. 請求項1に記載の電子機器のインターフェースケーブル保持構造において、
    前記ケーブル保持部のケーブル挿入用縁部の形状は部分的に差異がある
    ことを特徴とする電子機器のインターフェースケーブル保持構造。
  4. 請求項1に記載の電子機器のインターフェースケーブル保持構造において、
    前記ケーブル保持部のケーブル挿入用縁部には、インターフェースケーブル挿入時にインターフェースケーブルに傷が付かないように、折曲加工が施されている
    ことを特徴とする電子機器のインターフェースケーブル保持構造。
  5. 請求項1に記載の電子機器のインターフェースケーブル保持構造において、
    前記仕切板には、インターフェースケーブルの移動を規制するための抜止め防止部材が設けられている
    ことを特徴とする電子機器のインターフェースケーブル保持構造。
  6. 請求項1に記載の電子機器のインターフェースケーブル保持構造において、
    前記仕切板のケーブル保持部には、段曲げ加工によって段差が形成されている
    ことを特徴とする電子機器のインターフェースケーブル保持構造。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の電子機器のインターフェースケーブル保持構造において、
    原稿用紙に作像を行う画像形成装置本体と、
    該画像形成装置本体に設けられるスキャナユニットと、
    を備え、
    前記インターフェースケーブルは、前記画像形成装置本体と前記スキャナユニットとを接続している
    ことを特徴とする電子機器のインターフェースケーブル保持構造。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の電子機器のインターフェースケーブル保持構造が設けられている
    ことを特徴とする画像形成装置。
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