JP5113437B2 - イベントデータレコーダ及び自動二輪車 - Google Patents
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Description
図1は本発明の第1実施形態に係る自動二輪車1の左側面図である。図1に示すように、自動二輪車1は前輪2と後輪3とを備え、前輪2は最前端に露出して設けられている。前輪2は略上下方向に延びるフロントフォーク4の下端部にて回転自在に支持され、該フロントフォーク4は、その上端部に設けられたアッパーブラケット(図示せず)と該アッパーブラケットの下方に設けられたアンダーブラケット(図示せず)とを介してステアリングシャフト(図示せず)に支持されている。該ステアリングシャフトはヘッドパイプ5によって回動自在に支持されている。該アッパーブラケットには左右へ延びるバー型のハンドル6が取り付けられている。即ち、運転者はハンドル6を回動操作することにより、前記ステアリングシャフトを回動軸として前輪2を所望の方向へ転向させることができる。
第2実施形態のイベントデータレコーダは、車両の転倒を判定する転倒判定装置を備え、制御装置が、前記転倒判定装置の判定に基づいて前記記録装置の記録動作を制御する構成である。図9は本発明の第2実施形態に係る自動二輪車に搭載されたイベントデータレコーダ70を説明するブロック図である。図9に示すように、イベントデータレコーダ70は、車体が左右方向に所定角度以上に傾倒したことを検知する転倒センサ71を備えている。転倒センサ71はECU72に接続されている。ECU72は、転倒センサ71の出力に基づいて自動二輪車が転倒したか否かを判定する転倒判定部73を有している。即ち、転倒センサ71と転倒判定部73とにより転倒判定装置が構成されている。トリガ生成部31は、転倒判定部73により自動二輪車が転倒したと判定された場合に、データ出力制御部32にトリガーを送信する。なお、他の構成は第1実施形態と同様であるため同一符号を付して説明を省略する。
図12は本発明の第3実施形態に係る自動二輪車90の正面図である。図13は図11に示す自動二輪車90に搭載された転倒センサ92を説明する正面からみた模式図である。図12に示すように、本実施形態の転倒センサ92は、MEMS技術によりチップ化されてECU91に組み込まれており、加速度検知方向を左右方向に向けた加速度センサが用いられている。詳しくは、図13に模式的に示すように、転倒センサ92は、固定部93と、固定部93に一端が接続されて伸縮方向が左右方向であるバネ部94と、バネ部94の他端に接続された錘部95と、固定部93との相対距離が不変となるように固定配置され、錘部95との左右方向の相対距離を検出する変位計96とを備えている。
第4実施形態のイベントデータレコーダは、運転者が車両から離れたことを判定する離脱判定装置を備え、制御装置が、前記離脱判定装置の判定に基づいて前記記録装置の記録動作を制御する構成である。図14は本発明の第4実施形態に係る自動二輪車に搭載されたイベントデータレコーダ100を説明するブロック図である。図14に示すように、イベントデータレコーダ100は、電子キーシステムを有する自動二輪車に適用されるものである。電子キーシステムは、電子キー101を所持したユーザが自動二輪車に近づくとエンジン始動が可能となるように自動的にアンロックがなされ、電子キー101を所持するユーザが自動二輪車から遠ざかるとエンジン始動が不可能となるように自動的にロックされるシステムである。具体的には、自動二輪車には、無線送受信部(図示せず)を有する電子キーECU102が搭載されており、ユーザはカード型の電子キー101をポケット等に入れて携帯している。
図15は本発明の第5実施形態に係る自動二輪車に搭載されたイベントデータレコーダ110を説明するブロック図である。図15に示すように、イベントデータレコーダ110は、運転者の身体に固定するアームバンド等のような体固定具111と、体固定具111に一端が固定された紐などの連結体113と、連結体113の他端の被コネクタ部(図示せず)が着脱可能に接続されるコネクタ112とを備えている。コネクタ112と連結体113の被コネクタ部(図示せず)とは走行中は互いに接続されており、体固定具111がコネクタ112から所定距離以上離れて連結体113に所定値以上の引張力が負荷されることで、連結体113の被コネクタ部(図示せず)がコネクタ112より離脱する構成となっている。
図16は本発明の第6実施形態に係る自動二輪車に搭載されたイベントデータレコーダ120を説明するブロック図である。図16に示すように、イベントデータレコーダ120は、運転者がシート14(図1)に着座していることを検出するシート感圧センサ121と、運転者がハンドル6(図1)のグリップを握っていることを検出するグリップ感圧センサ122とを備えている。シート感圧センサ121及びグリップ感圧センサ122はECU123に接続されている。また、自動二輪車が走行中であるか否かを検出する手段として自動二輪車の走行速度を検出する速度センサ103がECU123に接続されている。ECU123は、シート感圧センサ121、グリップ感圧センサ122及び速度センサ103の出力に基づいて運転者が自動二輪車から離れたか否かを判定する離脱判定部124を有している。即ち、シート感圧センサ121とグリップ感圧センサ122と離脱判定部124とにより離脱判定装置が構成されている。
2 前輪
20,70,100,110,120 イベントデータレコーダ
22 各種センサ(機器)
23 各種スイッチ(機器)
24 入力装置
25 記録装置
30 事故判定部
35 前輪タイヤ空気圧センサ
41 後輪タイヤ空気圧センサ
71,92 転倒センサ
73 転倒判定部
105,115,124 離脱判定部
E エンジン
Es シリンダ部
Claims (7)
- 車輪が車体から露出して設けられた自動二輪車に搭載された機器の出力を保存するための記録装置と、
前記車輪のタイヤ空気圧を検出するタイヤ空気圧センサと、
前記自動二輪車の走行中に前記タイヤ空気圧センサで検出されるタイヤ空気圧に所定の圧力上昇が発生した場合に、事故発生であると判定する事故判定装置と、
前記事故判定装置の判定に基づいて前記記録装置の記録動作を制御する制御装置と、を備えていることを特徴とするイベントデータレコーダ。 - 自動二輪車に搭載された機器の出力を保存するための記録装置と、
前記車輪のタイヤ空気圧を検出するタイヤ空気圧センサと、
前記自動二輪車の走行中に前記タイヤ空気圧センサで検出されるタイヤ空気圧が所定時間以上にわたって所定値以下となる圧力降下が発生した場合に、事故発生であると判定する事故判定装置と、
前記事故判定装置の判定に基づいて前記記録装置の記録動作を制御する制御装置と、を備えていることを特徴とするイベントデータレコーダ。 - 前記車輪は、前輪及び後輪を有し、
前記事故判定装置は、前記自動二輪車の走行中に前記前輪及び前記後輪の両方のタイヤ空気圧が所定時間以上にわたって所定値以下となる圧力降下が発生した場合に、事故発生であると判定する請求項2に記載のイベントデータレコーダ。 - 転倒判定装置を更に備え、
前記制御装置は、前記事故判定装置により事故発生と判定され、かつ、前記転倒判定装置により車体が転倒したと判定されると、前記記録装置の記録動作のためのトリガーを生成する請求項1乃至3のいずれかに記載のイベントデータレコーダ。 - 転倒判定装置を更に備え、
前記制御装置は、前記事故判定装置により事故発生と判定されるか、又は、前記転倒判定装置により車体が転倒したと判定されると、前記記録装置の記録動作のためのトリガーを生成する請求項1乃至3のいずれかに記載のイベントデータレコーダ。 - 少なくとも一部が車体から露出して設けられた車輪と、イベントデータレコーダと、を備え、
前記イベントデータレコーダは、前記車体に搭載された機器の出力を保存するための記録装置と、前記車輪のタイヤ空気圧を検出するタイヤ空気圧センサと、前記自動二輪車の走行中に前記タイヤ空気圧センサで検出されるタイヤ空気圧に所定の圧力上昇が発生した場合に、事故発生であると判定する事故判定装置と、前記事故判定装置の判定に基づいて前記記録装置の記録動作を制御する制御装置とを有していることを特徴とする自動二輪車。 - 車体から露出して設けられた車輪と、イベントデータレコーダと、を備え、
前記イベントデータレコーダは、前記車体に搭載された機器の出力を保存するための記録装置と、前記車輪のタイヤ空気圧を検出するタイヤ空気圧センサと、前記自動二輪車の走行中に前記タイヤ空気圧センサで検出されるタイヤ空気圧が所定時間以上にわたって所定値以下となる圧力降下が発生した場合に、事故発生であると判定する事故判定装置と、前記事故判定装置の判定に基づいて前記記録装置の記録動作を制御する制御装置とを有していることを特徴とする自動二輪車。
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