JP5109648B2 - 層状炭素構造体の製造方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents

層状炭素構造体の製造方法および半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5109648B2
JP5109648B2 JP2007335941A JP2007335941A JP5109648B2 JP 5109648 B2 JP5109648 B2 JP 5109648B2 JP 2007335941 A JP2007335941 A JP 2007335941A JP 2007335941 A JP2007335941 A JP 2007335941A JP 5109648 B2 JP5109648 B2 JP 5109648B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
graphene
film
carbon structure
layered carbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007335941A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009155168A (ja
Inventor
信太郎 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2007335941A priority Critical patent/JP5109648B2/ja
Publication of JP2009155168A publication Critical patent/JP2009155168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5109648B2 publication Critical patent/JP5109648B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Description

本発明は層状炭素構造体の製造方法および半導体装置の製造方法に関し、特に、オフ基板上に形成される層状炭素構造体および、層状炭素構造体を用いた半導体装置の製造方法に関する。
半導体技術はムーア(Moore)の法則に則って微細化が進められ性能向上が図られている。しかし、半導体技術の微細化は限界が見えてきており、更なる微細化を進めるために、トランジスタにおけるシリコン(Si)や配線に用いられる銅(Cu)などの代替材料の探求や研究が行われている。
代替材料の1つとして、カーボンナノチューブ(CNT:Carbon NanoTube)を構成するグラフェン(Graphene)の利用が提案されている。グラフェンは、層状の結晶であるグラファイト(Graphite)の1層であって、炭素(C)原子が六角形に結合した理想的な2次元結晶である。グラフェンが自然界に安定的に存在するのかは長い間未知であったが、近年それが確認された。そして、グラフェンは非常に高い移動度(例えば、非特許文献1参照)とともに、高い熱伝導性を有する。
例えば、グラファイト結晶から剥離したグラフェンを基板に貼り付けてチャネルとしたトランジスタの動作が実際に確認されている。また、基板上に直接グラフェンを作製する他の方法として、ニッケル(Ni)などの金属薄膜を成膜した基板を加熱しながら炭化水素系のガスを導入してグラフェンを作製する方法や、炭化シリコン(SiC)を加熱し、Siを昇華させてグラフェンを作製する方法などが提案されている。
K. S. Novoselov, et al., "Electric Field Effect in Atomically Thin Carbon Films", Science, 306, 2004, P.666
しかし、上述のようにグラファイトからグラフェンを剥離して、それを基板に貼り合わせる方法を実際のトランジスタの製造プロセスに組み込むことは困難であるという問題点があった。
また、金属薄膜を成膜した基板を加熱しながらグラフェンを作製する方法は、グラフェン生成後に、金属薄膜の除去方法が確立していないという問題点があった。
また、SiCの加熱によりグラフェンを作製する方法は、作製されるグラフェンの結晶サイズが小さく、分布も疎らであるという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、結晶性や形状、作製場所が制御された層状炭素構造体の製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、層状炭素構造体の結晶性や形状、作製場所が制御された半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すように、階段状に加工された、炭化シリコンであるオフ基板11に、50nm〜2000nmの間隔でマスク膜12を形成し、マスク膜12が形成されたオフ基板11を加熱し、オフ基板11上に層状炭素構造体13であるグラフェンを形成することを特徴とする層状炭素構造体13の製造方法が提供される。
このような層状炭素構造体の製造方法によれば、階段状に加工された、炭化シリコンであるオフ基板に、50nm〜2000nmの間隔でマスク膜が形成されて、マスク膜が形成されたオフ基板が加熱されて、オフ基板上に層状炭素構造体であるグラフェン形成されるようになる。
また、上記課題を解決するために、階段状に加工された、炭化シリコンであるオフ基板に、50nm〜2000nmの間隔でマスク膜を形成する工程と、マスク膜が形成された前記オフ基板を加熱し、前記オフ基板上に層状炭素構造体であるグラフェンを形成する工程と、前記層状炭素構造体の両側にソース・ドレイン電極部を形成する工程と、層状炭素構造体上にゲート電極部を形成する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
このような半導体装置の製造方法によれば、階段状に加工された、炭化シリコンであるオフ基板に、50nm〜2000nmの間隔でマスク膜が形成されて、マスク膜が形成されたオフ基板が加熱されて、オフ基板上に層状炭素構造体であるグラフェンが形成され、層状炭素構造体の両側にソース・ドレイン電極部が形成され、層状炭素構造体上にゲート電極部が形成されて、半導体装置が製造されるようになる。
本発明では、階段状に加工された、炭化シリコンであるオフ基板に、50nm〜2000nmの間隔でマスク膜を形成して、マスク膜が形成されたオフ基板を加熱して、オフ基板上に層状炭素構造体であるグラフェン形成するようにした。これにより、層状炭素構造体の結晶性や形状、作製場所を制御することができるようになる。
以下、実施の形態の概要を説明し、その後に、その概要を踏まえた実施の形態について説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
まず、実施の形態の概要について説明する。
図1は、実施の形態の概要を説明するものであって、(A)はオフ基板の平面模式図、(B)はマスク膜が成膜されたオフ基板の平面模式図、(C)は層状炭素構造体が作製されたオフ基板の平面模式図である。
それでは、層状炭素構造体13の製造方法について、図1の各図に従って説明する。
まず、オフ基板11の作製について、図1(A)を参照しながら説明する。
例えば、六方晶のSiCから[0001]方向に対して数度の角度(オフ角)をつけてSiC層(図示を省略)を切り出す。続いて、切り出したSiC層の表面を階段状に加工して、階段状の平面部に相当するテラス部11aと階段状の高さに相当するステップ部11bとを形成して階段状のオフ基板11が構成される。以上、図1(A)に示す構成が得られる。
次いで、オフ基板11上での層状炭素構造体13の作製について説明する。
テラス部11aおよびステップ部11bが加工されたオフ基板11を加熱すると、各テラス部11a上に帯状の層状炭素構造体として例えばグラフェンの作製が期待される。ところが、上述のように、作製されるグラフェンは結晶サイズが制御できず、分布も疎らで、ステップ部11bに垂直な方向にランダムにグレイン境界が生成されてしまう。
そこで、以下のような方法によってオフ基板11上に層状炭素構造体13を作製する。
まず、図1(B)を参照しながら説明する。テラス部11aとステップ部11bとが形成されたオフ基板11に、マスク膜12を、互いに間隔を開けて形成する。したがって、マスク膜12間にはオフ基板11が露出する。以上、図1(B)に示す構成が得られる。
最後に、図1(C)を参照しながら説明する。マスク膜12が形成されたオフ基板11を加熱する。すると、露出したオフ基板11のSi原子が昇華して、ステップ部11bとマスク膜12とで囲まれたテラス部11aに層状炭素構造体13が作製される。以上、図1(C)に示すように、オフ基板11上に層状炭素構造体13を作製することができる。
このように、オフ角をつけて切り出し、テラス部11aとステップ部11bとが形成されたオフ基板11に、マスク膜12を形成して、加熱することによって、ステップ部11bとマスク膜12とで囲まれるテラス部11aに層状炭素構造体13を作製することができる。このように作製した層状炭素構造体13は領域が限定されているため単結晶になりやすく、グレイン境界をランダムに持つ膜に比較して高い移動度を持つ。
この層状炭素構造体13およびオフ基板11から、必要に応じて切り出した層状炭素構造体13に対して、例えば、ソース・ドレイン電極部(図示を省略)およびゲート電極部(図示を省略)を形成することによって、チャネルに層状炭素構造体13が用いられた半導体装置(図示を省略)を作製することができる。そして、層状炭素構造体13がチャネルに用いられることによって、半導体装置の動作を高速化することが可能となる。
次に、実施の形態について説明する。
実施の形態では、上記概要を踏まえた半導体装置の製造方法について説明する。
まず、層状炭素構造体としてグラフェンの作製について図面を参照しながら説明する。
図2は、実施の形態におけるオフ基板であって、(A)は平面模式図、(B)は側面模式図である。以下、図2を参照しながら説明する。
まず、六方晶のSiCにおいて、[0001]方向から、例えば、[01−10]方向に対して約0.6度のオフ角をつけたSiC層(図示を省略)を切り出す。続いて、このSiC層に対して、アセトン、メタノールなどの有機溶媒で超音波クリーニングを行う。続いて、超音波クリーニング後、例えば、50%のフッ酸(HF)溶液で、SiC層の表面の酸化膜を除去する。続いて、SiC層をコールドウォールの反応炉に入れて、水素(H)希釈の塩化水素(HCl)(0.3%)ガスで処理する。例えば、この時のSiC層の温度を約1300℃、圧力を大気圧、処理時間を約10分とする。そして、図2に示すように、切り出したSiC層の表面に、高さが約50nm以下、好ましくは、約1.0nm〜約2.0nmのステップ22、ステップ22間の幅が約2000nm以下、好ましくは、約100nm〜約200nmのテラス21が加工された階段状のオフ基板20が形成される。なお、本実施の形態におけるオフ基板20は、片側にオフ角がつけられた場合を例に挙げて説明しているが、その他、例えば、両側にオフ角をつけた形状など、オフ角を有し、ステップ22とテラス21とが形成された様々な形状が考えられる。また、ステップ22の高さやテラス21の幅は、オフ角や処理温度で異なり、上述の値に限定されるわけではない。
図3は、実施の形態におけるマスク膜およびレジスト膜が形成されたオフ基板の平面模式図である。以下、図3を参照しながら説明する。
テラス21およびステップ22が加工されたオフ基板20に対して、シラン(HSi)およびアンモニア(NH)を原料として、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法によって、厚さが約300nmの窒化シリコン(SiN)膜24を成膜する。続いて、図3に示すような、通常に行われる公知のフォトリソグラフィによってパターニングしたレジスト膜23を形成する。なお、レジスト膜23の間隔はここでは約50nm〜約2000nmとするが、その値に限定されるわけではない。
図4は、実施の形態におけるグラフェンが作製されたオフ基板の平面模式図である。以下、図4を参照しながら説明する。
図3に続いて、HF系のガスを利用したプラズマエッチングおよびレジスト膜23の除去によって、マスク膜としてSiN膜24aがオフ基板20上に形成される。したがって、SiN膜24aとステップ22とで囲まれるオフ基板20が露出する。なお、SiN膜24aの幅は数百nmとなる。続いて、SiN膜24aが形成されたオフ基板20をコールドウォールの反応炉に再び入れる。反応炉内の圧力が約1.0×10−4Torrになるまで排気して、基板温度を約1350℃として、約3分間、加熱する。図4に示すように、この加熱によって、露出されたオフ基板20のSiが昇華し、昇華した部分に単結晶のグラフェン25が選択的に形成される。
最後に、グラフェン25をレジスト膜(図示を省略)で覆って、SiN膜24aおよびレジスト膜をそれぞれ順に除去して、オフ基板20上に単結晶のグラフェン25のみが作製される。
なお、上述のようなグラフェン25の作製方法の他に、以下のような方法も考えられる。すなわち、図4に示すように、SiN膜24aとステップ22とで囲まれた領域にグラフェン25が作製された後、全面に絶縁膜(図示を省略)を成膜する。続いて、絶縁膜のグラフェン25の領域にレジスト膜(図示を省略)を成膜する。続いて、SiN膜24aおよび絶縁膜を同時に除去して、その後に、グラフェン25の領域のレジスト膜を除去する。このような方法によって、グラフェン25を作製すると、グラフェン25とレジスト膜とが直接触れることがないために、グラフェン25の劣化を防ぐことができる。また、グラフェン25上に成膜した絶縁膜は、後に半導体装置を製造する際のゲート絶縁膜として利用することができる。
以上のようにして作製したグラフェン25のサイズは、約100nm〜約200nm×約100nm〜約2000nmの大きさであるために、半導体装置のチャネルとして利用するには十分な大きさである。したがって、このグラフェン25を利用した半導体装置について以下に説明する。
<実施例1>
実施例1では、トップゲート型の半導体装置を例に挙げて説明する。
図5は、実施の形態におけるトップゲート型の半導体装置であって、(A)は斜視模式図、(B)は断面模式図である。
図5に示すように、トップゲート型の半導体装置30は、グラフェン25が作製されたオフ基板20およびグラフェン25aと、グラフェン25aの両側に形成されたチタン(Ti)膜31aおよび金(Au)膜31bから構成されるソース・ドレイン電極31と、グラフェン25aとソース・ドレイン電極31とに形成されたゲート絶縁膜32と、ゲート絶縁膜32上に形成されたTi膜33aおよびAu膜33bから構成されるゲート電極33とから構成されている。なお、これら電極材料は電導性が上記材料に限定されるわけではなく、その他の金属や、さらにはグラフェン、グラファイト、またはそれらの複合材料から形成することが可能である。
以下、チャネルにグラフェン25aを用いた半導体装置30の製造方法について説明する。
図6は、実施の形態におけるトップゲート型の半導体装置の製造方法であって、(A)はチャネルの、(B)はソース・ドレイン電極の、(C)は絶縁膜の製造工程の断面模式図である。
まず、図6(A)を参照しながら説明する。グラフェン25が作製されたオフ基板20にフォトレジストを塗布およびパターニングして、残したいグラフェン25aの領域のみにレジスト膜(図示を省略)を形成する。続いて、酸素(O)プラズマエッチングなどにより、レジスト膜が形成されずに露出されたグラフェン25aを除去して、図6(A)に示すような構成が得られる。なお、上述のグラフェン25の作製時のSiN膜24aを形成する際に、所望の形状のグラフェン25が得られるようにSiN膜24aを形成するようにしてもよい。例えば、より幅が狭いグラフェン25が必要であれば、SiN膜24aの間隔を狭くするなどすればよい。
次に、図6(B)を参照しながら説明する。再び、フォトリソグラフィによりパターニングして、ソース・ドレイン電極の形成予定領域のレジスト膜(図示を省略)を開口する。続いて、開口した部分に電極として金属を、例えば、Ti膜およびAu膜のそれぞれの厚さが約5nmおよび約50nmになるように成膜する。続いて、リフトオフにより不要な部分のTi膜およびAu膜を除去して、図6(B)に示すように、Ti膜31aおよびAu膜31bから構成されるソース・ドレイン電極31が形成される。
次に、図6(C)を参照しながら説明する。ソース・ドレイン電極31の形成後、ソース・ドレイン電極31およびグラフェン25a上に、ALD(Atomic Layer Deposition:原子層堆積)法により、図6(C)に示すように、膜厚が約5nmの絶縁膜32aを成膜する。なお、絶縁膜32aの構成材料としては、例えば、SiN膜、酸化シリコン(SiO)、酸化ハフニウム(HfO)または酸化アルミニウム(AlO)、などが挙げられる。
最後に、再び図5を参照しながら説明する。絶縁膜32aを成膜した後、ソース・ドレイン電極31と同様にして、絶縁膜32aを介したグラフェン25a上にTi膜33aおよびAu膜33bを成膜し、Ti膜33aおよびAu膜33bから構成されるゲート電極33を形成する。続いて、HFによって、ソース・ドレイン電極31上の絶縁膜32aを除去する。グラフェン25a上に残った絶縁膜32aはゲート絶縁膜32として機能する。
このような方法によって、チャネルにグラフェン25aが用いられたトップゲート型の半導体装置30を作製することができる。
<実施例2>
実施例2では、バッグゲート型の半導体装置を例に挙げて説明する。
図7は、実施の形態におけるバッグゲート型の半導体装置であって、(A)は斜視模式図、(B)は断面模式図である。なお、図7に示すバックゲート型の半導体装置30aの構成で図5の半導体装置30と同じ構成は同じ符号を付している。
バックゲート型の半導体装置30aも、実施例1と同様にグラフェン25が作製されたオフ基板20が用いられている。すなわち、半導体装置30aは、Si基板40a上に、ゲート絶縁膜32を介して形成したグラフェン25aと、グラフェン25aの両側に形成されたTi膜31aおよびAu膜31bからなるソース・ドレイン電極31と、グラフェン25a上に絶縁膜32aと、Si基板40aの裏面(グラフェン25aの形成面の反対面)に形成されたTi膜33aおよびAu膜33bからなるゲート電極33とから構成されている。
このように、実施例1と同様に、チャネルにグラフェン25aを用いて、バッグゲート型の半導体装置30aが実現される。
また、図示はしていないが、上述の半導体装置30,30aと同様に、埋め込みゲート構造の半導体装置などにも、グラフェン25aをチャネルに用いることができる。
このように、階段状に加工されたオフ基板を加熱することによって、オフ基板上にグラフェンを作製することができる。このような作製方法によって、結晶性や形状、作製場所が制御されたグラフェンを作製することが可能となる。そして、このようにして作製したグラフェンとオフ基板とを、実施の形態のようにチャネルとして利用することができる。なお、実施の形態は、オフ基板上に作製したグラフェンを利用した実施例にすぎず、その他、電気または熱の伝導体として利用することも可能である。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
実施の形態の概要を説明するものであって、(A)はオフ基板の平面模式図、(B)はマスク膜が成膜されたオフ基板の平面模式図、(C)は層状炭素構造体が作製されたオフ基板の平面模式図である。 実施の形態におけるオフ基板であって、(A)は平面模式図、(B)は側面模式図である。 実施の形態におけるマスク膜およびレジスト膜が形成されたオフ基板の平面模式図である。 実施の形態におけるグラフェンが作製されたオフ基板の平面模式図である。 実施の形態におけるトップゲート型の半導体装置であって、(A)は斜視模式図、(B)は断面模式図である。 実施の形態におけるトップゲート型の半導体装置の製造方法であって、(A)はチャネルの、(B)はソース・ドレイン電極の、(C)は絶縁膜の製造工程の断面模式図である。 実施の形態におけるバッグゲート型の半導体装置であって、(A)は斜視模式図、(B)は断面模式図である。
符号の説明
11 オフ基板
11a テラス部
11b ステップ部
12 マスク膜
13 層状炭素構造体

Claims (3)

  1. 階段状に加工された、炭化シリコンであるオフ基板に、50nm〜2000nmの間隔でマスク膜を形成し、
    前記マスク膜が形成された前記オフ基板を加熱し、前記オフ基板上に層状炭素構造体であるグラフェンを形成することを特徴とする層状炭素構造体の製造方法。
  2. 前記オフ基板は、[0001]方向に対してオフ角を有することを特徴とする請求項1記載の層状炭素構造体の製造方法。
  3. 階段状に加工された、炭化シリコンであるオフ基板に、50nm〜2000nmの間隔でマスク膜を形成する工程と、
    前記マスク膜が形成された前記オフ基板を加熱し、前記オフ基板上に層状炭素構造体であるグラフェンを形成する工程と、
    前記層状炭素構造体の両側にソース・ドレイン電極部を形成する工程と、
    前記層状炭素構造体上にゲート電極部を形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP2007335941A 2007-12-27 2007-12-27 層状炭素構造体の製造方法および半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP5109648B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007335941A JP5109648B2 (ja) 2007-12-27 2007-12-27 層状炭素構造体の製造方法および半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007335941A JP5109648B2 (ja) 2007-12-27 2007-12-27 層状炭素構造体の製造方法および半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009155168A JP2009155168A (ja) 2009-07-16
JP5109648B2 true JP5109648B2 (ja) 2012-12-26

Family

ID=40959573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007335941A Expired - Fee Related JP5109648B2 (ja) 2007-12-27 2007-12-27 層状炭素構造体の製造方法および半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5109648B2 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8865268B2 (en) * 2009-04-28 2014-10-21 Nokia Corporation Method and apparatus
KR101694877B1 (ko) * 2009-10-16 2017-01-11 삼성전자주식회사 그라핀 소자 및 그 제조 방법
US8614435B2 (en) * 2009-11-03 2013-12-24 International Business Machines Corporation Utilization of organic buffer layer to fabricate high performance carbon nanoelectronic devices
US8106383B2 (en) * 2009-11-13 2012-01-31 International Business Machines Corporation Self-aligned graphene transistor
JP5697069B2 (ja) * 2009-11-30 2015-04-08 独立行政法人物質・材料研究機構 グラフェントランジスタ
US8450779B2 (en) * 2010-03-08 2013-05-28 International Business Machines Corporation Graphene based three-dimensional integrated circuit device
US8293607B2 (en) * 2010-08-19 2012-10-23 International Business Machines Corporation Doped graphene films with reduced sheet resistance
JP5671896B2 (ja) * 2010-09-10 2015-02-18 富士通株式会社 半導体装置及びその製造方法
KR101736970B1 (ko) * 2010-12-17 2017-05-30 삼성전자주식회사 그래핀 전자 소자 및 제조방법
KR101813176B1 (ko) * 2011-04-07 2017-12-29 삼성전자주식회사 그래핀 전자 소자 및 제조방법
JP5910294B2 (ja) 2012-05-10 2016-04-27 富士通株式会社 電子装置及び積層構造体の製造方法
WO2013191347A1 (ko) * 2012-06-19 2013-12-27 에스 알 씨 주식회사 연속 그래핀 제조장치
JP5783609B2 (ja) * 2012-07-20 2015-09-24 日本電信電話株式会社 グラフェンの改質方法
JP6041346B2 (ja) * 2013-02-06 2016-12-07 国立大学法人名古屋大学 グラフェン/SiC複合材料の製造方法及びそれにより得られるグラフェン/SiC複合材料
JP6357951B2 (ja) * 2013-08-12 2018-07-18 株式会社デンソー グラファイト薄膜構造体の製造方法
US20150083046A1 (en) * 2013-09-26 2015-03-26 Applied Materials, Inc. Carbon fiber ring susceptor
JP6501538B2 (ja) * 2015-02-03 2019-04-17 学校法人早稲田大学 ナノカーボン基材の製造方法
US11772975B2 (en) * 2015-12-03 2023-10-03 Global Graphene Group, Inc. Chemical-free production of graphene materials
JP2017193157A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 住友電気工業株式会社 積層体および電子素子
WO2017188382A1 (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 学校法人関西学院 グラフェン前駆体付きSiC基板の製造方法及びSiC基板の表面処理方法
WO2023182001A1 (ja) * 2022-03-25 2023-09-28 ローム株式会社 グラフェンの製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5167479B2 (ja) * 2006-06-13 2013-03-21 国立大学法人北海道大学 グラフェン集積回路の製造方法
JP5137066B2 (ja) * 2007-09-10 2013-02-06 国立大学法人福井大学 グラフェンシートの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009155168A (ja) 2009-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5109648B2 (ja) 層状炭素構造体の製造方法および半導体装置の製造方法
JP5708493B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP5245385B2 (ja) グラフェンシートの製造方法、半導体装置の製造方法および半導体装置
TWI443839B (zh) 具有磊晶石墨烯通道層的微電子電晶體
JP6241318B2 (ja) グラフェン膜の製造方法及び半導体装置の製造方法
JP5256850B2 (ja) 電界効果トランジスタ及びその製造方法
JP6019640B2 (ja) 電子デバイス及びその製造方法
US8455862B2 (en) Self-aligned contacts in carbon devices
CN102810564B (zh) 一种射频器件及其制作方法
US9923086B2 (en) CMOS device having carbon nanotubes
JP2007335532A (ja) グラフェン集積回路
JP5590125B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2009515360A (ja) ストレッサ層に隣接する活性化領域を有するトランジスタ構造を含む電子デバイスおよび該電子デバイスを製造する方法
KR102072580B1 (ko) 헥사고날 보론 니트라이드 박막의 제조 방법 및 이를 이용한 다층 구조의 제조 방법 및 스위칭 소자의 제조 방법
JP2012160485A (ja) 半導体装置とその製造方法
US8658461B2 (en) Self aligned carbide source/drain FET
WO2014038243A1 (ja) グラフェン-cnt構造及びその製造方法
JP2013098396A (ja) グラフェン構造の製造方法及びこれを用いた半導体装置の製造方法
JP2016058450A (ja) 半導体装置
JP2013021149A (ja) グラフェンの合成方法並びに半導体装置及びその製造方法
WO2014038244A1 (ja) グラフェン構造及びその製造方法
US20230352296A1 (en) Structure and formation method of device with ferroelectric layer
Deligeorgis et al. Fabrication of graphene devices, issues and prospects
JP2012227520A (ja) 電界効果トランジスタ、製造用基板、およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120911

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120924

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees