JP5109535B2 - パルス生成装置、画像形成装置及びパルス生成方法 - Google Patents
パルス生成装置、画像形成装置及びパルス生成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5109535B2 JP5109535B2 JP2007222734A JP2007222734A JP5109535B2 JP 5109535 B2 JP5109535 B2 JP 5109535B2 JP 2007222734 A JP2007222734 A JP 2007222734A JP 2007222734 A JP2007222734 A JP 2007222734A JP 5109535 B2 JP5109535 B2 JP 5109535B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- speed
- encoder
- pulse
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J29/00—Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
- B41J29/38—Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
以下、本発明を具体化した第一実施形態を図1〜図10に従って説明する。
図1は、インクジェット式記録装置の模式平面図を示し、図2は、その側面図を示す。なお、図1において下側が用紙搬送方向上流側である。
搬送ベルト16の磁気記録層への着磁は、着磁装置を用いて行われる。着磁装置は、プリンタ11のベルト搬送装置12のものと基本的にほぼ同じ構成の駆動ローラと従動ローラ(図示省略)とを備え、搬送ベルト16を両ローラに巻き掛けた状態で着磁処理を行う。
図5に示すように、コントローラ23は、主制御部31と、この主制御部31の制御下において記録ヘッド19を制御駆動させる印刷制御部32と、磁気センサ21から入力したエンコーダ信号ESを基に印字基準パルスPTSを生成する信号生成回路33と、モータ駆動回路34とが設けられている。主制御部31は、MPU(Micro Processing Unit)で構成することができるが、所定の論理回路やアナログ回路などにより構成してもよい。主制御部31には、CPU35(中央処理装置)、メモリ36、入力回路37及び出力回路38が含まれる。CPU35はメモリ36に記憶されたプログラムを実行するものであり、メモリ36、入力回路37及び出力回路38と信号やデータのやり取りを行いながら各種処理を行う。また、メモリ36は、CPU35の演算結果を一時格納する機能も有している。
低速ベルト搬送時
Vth↑<A1max 且つ Vth↑<B1max …(1)
高速ベルト搬送時
Vth↑<A2max 且つ Vth↑>B2max …(2)
つまり、本実施形態の閾値電圧Vth↑は、低速ベルト搬送時におけるエンコーダ信号FSの振幅ピークA1max以下かつB1max以下であり(図9)、高速ベルト搬送時におけるエンコーダ信号FSの振幅ピークA2maxとB2maxの間のレベルになるように設定している。
磁気センサ21の出力端子は抵抗R1を介してオペアンプOP1の−側入力端子に接続されており、このオペアンプOP1の+側入力端子には参照電圧Vref1が入力されるように構成されている。オペアンプOP1はその出力端子と−側入力端子との間が抵抗R2を介して接続されており、その出力電圧Voutが−側入力端子に戻るように構成されている。このオペアンプOP1を含む反転増幅回路が信号増幅器41を構成している。また、コンデンサCが抵抗R2と並列に接続されている。つまり、反転増幅回路にコンデンサCを追加した構成となっており、これらコンデンサC及び抵抗R2によりローパスフィルタ42が構成される。
一方、図10に示す高速ベルト搬送時には、エンコーダ信号FSは振幅の大きな高強度振幅波FSaのみが閾値電圧Vth↑を超えるため、1周期おきに現れる高強度振幅波FSaを用いて印字基準パルスPTSが生成される。この結果、搬送ベルト16が2ピッチ(=2P)進む毎に印字基準パルスPTSのパルスが現れ、記録ヘッド19により低解像度の印刷が進められる。つまり、低速ベルト搬送時には解像度を上げて印刷し、高速ベルト搬送時には解像度を下げて印刷する。
(1)搬送ベルト16が着磁ピッチP進む毎に信号強度の強弱が交互に切り換わるエンコーダ信号ESを出力可能な構成の磁気式リニアエンコーダ22を採用した。そして、エンコーダ出力利得が低速ベルト搬送時よりも高速ベルト搬送時のときにより小さな値をとるように低速時と高速時の各エンコーダ信号ESの各周波数の境界付近に遮断周波数(カットオフ周波数)を有するローパスフィルタ42にエンコーダ信号ESを通すようにした。ローパスフィルタ42を通すことで、エンコーダ信号FSを低速ベルト搬送時の振幅よりも高速ベルト搬送時の振幅を小さくし、そのうえでエンコーダ信号FSが閾値電圧Vth↑を超えたらパルスを立ち上げることで印字基準パルスPTSを生成する構成とした。このため、低速ベルト搬送時には搬送ベルト16が1ピッチP進む毎に1パルス出力し、高速ベルト搬送時には搬送ベルト16が2ピッチ進む毎に1パルス出力するように解像度(分解能)の異なる印字基準パルスPTSを生成できる。例えば特許文献2に示された着磁ラインを複数本にして複数の磁気センサを設ける構成や、分周回路を用いる構成などに比べ、搬送速度に応じた異なる解像度で印刷できる印字基準パルスPTSを簡単な構成で得ることができる。よって、簡単な構成のパルス生成装置を用いて、高速印刷モードでは、用紙搬送速度を高速にして低解像度で印刷でき、高画質印刷モード(低速印刷モード)では、用紙搬送速度を低速にして高解像度で印刷できる。
本実施形態は、切換手段としてローパスフィルタ42を用いない構成で印字基準パルスの生成を実現する信号生成回路の例である。
(4)スイッチSWの開閉の切り換えにより、閾値電圧をVth↑とV2th↑との間で切り換える簡単な構成なので、分周回路を用いなくても、ベルト搬送速度に応じた解像度の印字基準パルスPTSを生成できる。
(変形例1)フィルタ手段はローパスフィルタ42に限定されない。例えばバンドパスフィルタやハイパスフィルタも採用できる。低速ベルト搬送時と高速ベルト搬送時とにおいてエンコーダ出力利得が異なるように遮断周波数が設定されていれば足りる。例えばバンドパスフィルタの場合は、低速ベルト搬送速度と高速ベルト搬送速度との間に相当する位置に遮断周波数を設定するとともに、高速側でエンコーダ出力利得がより小さな値をとる勾配の変化領域が得られるように回路定数を設定する。また、低速搬送時よりも高速搬送時に高解像度(高分解能)が要求される場合は、フィルタ手段としてハイパスフィルタを使用し、低速側でエンコーダ出力利得がより小さな値となる勾配が得られるように回路定数を設定する。
(1)請求項5において、前記閾値切換手段は、前記被駆動体が高速であるほど、前記閾値を超える信号波の数が減るような閾値に切り換えることを特徴とするパルス生成装置。
Claims (6)
- 被駆動体が単位駆動量駆動される毎の周期で信号波を出力するエンコーダの出力信号に基づきパルスを生成するパルス生成装置であって、
前記信号波の振幅が周期的に変化するように構成された前記エンコーダと、
前記エンコーダの出力信号を入力するとともに前記信号波の周波数に応じて信号波出力の利得が変化するように遮断周波数が設定されたフィルタ手段であり、該フィルタ手段が出力する信号の前記信号波の振幅を前記被駆動体の速度に応じて切り換えて、閾値を超える信号波の数を前記速度に応じて切り換える当該フィルタ手段と、
前記閾値を超えた信号波に基づき該信号波と同周期のパルスを生成するパルス生成手段と
を備えたことを特徴とするパルス生成装置。 - 前記フィルタ手段は、前記被駆動体の駆動速度に対して前記信号波出力の利得が徐々に変化する変化領域を有するように回路定数が設定されており、前記被駆動体の最低速度と最高速度のうち少なくとも一方が前記変化領域内に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のパルス生成装置。
- 前記フィルタ手段は、前記被駆動体の低速時の周波数より高速時の周波数の方が前記信号波出力の利得が大きくなるように遮断周波数が設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のパルス生成装置。
- 前記エンコーダは、磁界強度が周期的に変化する着磁パターンにて着磁された磁気スケールと、前記磁気スケールの磁気を検出して前記着磁パターンの磁界強度に応じた振幅の信号波を含むエンコーダ信号を出力する磁気センサとを備えた磁気エンコーダであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のパルス生成装置。
- ターゲットを搬送する搬送手段と、前記ターゲットに対して記録を施す記録手段とを備えた画像形成装置であって、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の前記パルス生成装置を備え、
前記パルス生成装置を構成するエンコーダは前記搬送手段の搬送又は前記記録手段の移動を検出可能に設けられ、
前記パルス生成装置から出力されたパルスを前記記録手段による記録タイミングを決める基準信号として用いることを特徴とする画像形成装置。 - 被駆動体が単位駆動量駆動される毎の周期で信号波を出力するエンコーダの出力信号に基づきパルスを生成するパルス生成方法であって、
エンコーダから信号波の振幅が周期的に変化する出力信号を入力する段階と、
前記信号波の周波数に応じて信号波出力の利得が変化するように遮断周波数が設定されたフィルタ手段に前記出力信号を通すことで、前記信号波の振幅を前記被駆動体の速度に応じて切り換えて、閾値を超える信号波の数を前記速度に応じて切り換える段階と、
前記閾値を超えた信号波に基づき該信号波と同周期のパルスを生成する段階とを備えたことを特徴とするパルス生成方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007222734A JP5109535B2 (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | パルス生成装置、画像形成装置及びパルス生成方法 |
US12/199,910 US20090058900A1 (en) | 2007-08-29 | 2008-08-28 | Pulse generation apparatus, image formation apparatus, and pulse generation method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007222734A JP5109535B2 (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | パルス生成装置、画像形成装置及びパルス生成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009051179A JP2009051179A (ja) | 2009-03-12 |
JP5109535B2 true JP5109535B2 (ja) | 2012-12-26 |
Family
ID=40406741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007222734A Expired - Fee Related JP5109535B2 (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | パルス生成装置、画像形成装置及びパルス生成方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20090058900A1 (ja) |
JP (1) | JP5109535B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010210347A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Brother Ind Ltd | エンコーダ信号処理装置、エンコーダ信号処理方法、及び搬送装置 |
JP5609201B2 (ja) * | 2010-03-25 | 2014-10-22 | セイコーエプソン株式会社 | シリアルプリンター |
WO2015141115A1 (ja) * | 2014-03-17 | 2015-09-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子機器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06135081A (ja) * | 1992-10-29 | 1994-05-17 | Canon Inc | 記録装置 |
DE19908701B4 (de) * | 1999-02-26 | 2005-04-14 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Verfahren und Vorrichtung zur Ermittlung des Notlaufzustandes eines Luftreifens |
JP5064106B2 (ja) * | 2007-05-08 | 2012-10-31 | シャープ株式会社 | 位置検出装置および電子機器 |
-
2007
- 2007-08-29 JP JP2007222734A patent/JP5109535B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2008
- 2008-08-28 US US12/199,910 patent/US20090058900A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009051179A (ja) | 2009-03-12 |
US20090058900A1 (en) | 2009-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5471325B2 (ja) | 液体噴射装置及び印刷装置及び手術具 | |
JP5256768B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
US8657398B2 (en) | Liquid ejecting apparatus and liquid ejecting method | |
JP4594902B2 (ja) | 液体吐出装置、及び液体吐出方法 | |
JPS62116157A (ja) | 記録装置 | |
JP2012196820A (ja) | 液体噴出装置及び液体噴出方法 | |
JP5109535B2 (ja) | パルス生成装置、画像形成装置及びパルス生成方法 | |
JP2009078376A (ja) | 画像形成装置及びパルス生成方法 | |
JP5163092B2 (ja) | インクジェットプリンタのリニアエンコーダ記録方法 | |
JP3815055B2 (ja) | プリント媒体搬送装置およびプリンタ | |
JP2009196121A (ja) | 液体吐出装置、及び液体吐出方法 | |
JP2006347039A (ja) | インクジェットプリンタ及びその制御装置 | |
JP2009196120A (ja) | 液体吐出装置、及び液体吐出方法 | |
EP3088190B1 (en) | Print unit activation by means of a clock unit | |
JP2004017505A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2008023778A (ja) | 画像記録装置およびプログラム | |
JP2007301741A (ja) | 液滴吐出装置 | |
JP2001113709A (ja) | 印刷装置におけるインク滴の吐出検査装置の調整 | |
JP2005007727A (ja) | 液体吐出装置、液体吐出方法、及び、印刷システム | |
JP4542303B2 (ja) | 液体吐出装置、及び、コンピュータシステム | |
JP2017222036A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JPH02299856A (ja) | 液体噴射記録装置 | |
JP6089611B2 (ja) | インクジェット装置、制御装置および制御方法 | |
JP3838171B2 (ja) | 液体吐出装置、及び、コンピュータシステム | |
JP4348922B2 (ja) | 液体吐出装置、及び、液体吐出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100804 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120515 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120711 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120911 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120924 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |