JP5109395B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、より詳しくは、不揮発性記憶素子等に用いられる強誘電体キャパシタを備えた半導体装置及びその製造方法に関する。
揮発性記憶素子であるDRAM(Dynamic Random Access memory)、SRAM、不揮発性記憶素子であるFLASHメモリが種々の分野で使用されている。
一方、DRAMが持つ高速で低電圧動作という性質と、FLASHメモリが持つ不揮発性という性質の双方を兼ね備えたメモリとしてFeRAM(Ferro-electric Random Access Memory)、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)、PRAM(phase change Random Access Memory)等が有望視され研究開発がすすみ、一部については量産化がされている。
それらのうちFeRAMは、強誘電体層を下部電極と上部電極により挟んだ構造の強誘電体キャパシタを基板上に有し、強誘電体材料が持つ分極電荷量と電圧の関係におけるヒステリシス特性を利用して情報を書き込み、読み出しする素子である。
そのような強誘電体キャパシタは、その下部電極とトランジスタの接続構造の違いによってプレーナ型とスタック型に分けられる。プレーナ型は、下部電極の上面に接続される配線を介してトランジスタのソース/ドレインの一方に電気的に接続される構造であり、また、スタック型は、下部電極の下面に接続される導電プラグを介してトランジスタのソース/ドレインの一方に電気的に接続される構造である。
スタック型の強誘電体キャパシタは、図17に示すような工程により形成されることが例えば下記の特許文献1に記載されている。
図17(a)において、FeRAMを構成するトランジスタtrはシリコン基板(シリコンウェハ)101に形成されている。このトランジスタtrは、シリコン基板101上にゲート絶縁膜102を介して形成されるゲート電極103と、ゲート電極103の両側でシリコン基板101内に形成されたソース/ドレイン不純物拡散領域104a,104bとを有し、それらの上には層間絶縁膜105が形成されている。そして、トランジスタtrの一方のソース/ドレイン不純物拡散層104a上では層間絶縁膜105にコンタクトホール106が形成され、さらにコンタクトホール106内にはポリシリコンよりなる導電プラグ107a、107bが形成されている。
このような状態で、層間絶縁膜105及び導電プラグ107a,107bの上に、バリアメタル層108、Ir下部電極層109、TiOx核付け層110a、非晶質PZT層110bを形成した後に、図17(b)に示すように、酸素含有雰囲気中でアニールすることによってTiOx核付け層110a及び非晶質PZT層110bをPZT結晶層110とする。
さらに、図17(c)に示すようにPZT結晶層110の上にIr上部電極層111を形成した後に、Ir上部電極層111上にマスク(不図示)を形成してから、Ir上部電極層111からバリアメタル層108までを連続してエッチングし、マスクの下に残されたIr上部電極層111からバリアメタル層108までをキャパシタ112とする。
Ir下部電極層109の下に形成されるバリアメタル層108は、導電プラグ107a,107bとIr下部電極層108の反応を防止するために形成されていて、その材料として特許文献1にはTiN、RuO2が記載され、その他にTiAlNが使用されている。TiAlNは、耐酸化性にも優れており、薄い膜厚で酸素バリア層として機能する。
特開平10−12832号公報
ところで、FeRAMは、略円形状のシリコンウェハ上に複数作成された後に、シリコンウェハの分割によりチップ状にされる。
一方、FeRAMを構成するIr下部電極層109は、シャドウリング(不図示)を使用することにより、図18(a)に示すように、シリコンウェハ101の外周縁部上で形成されないように調整される。また、Ir下部電極層109は、シリコンウェハ101の外周縁部上で薄くなるように調整され、外周縁部での膜剥がれ防止のためにエッチングにより除去されることもある。
これにより、シリコンウェハ101の外周縁部上にIr下部電極層109が存在せず、且つ、バリアメタル層108としてTiAlN層を形成する場合には、図18(b)に示すように、シリコンウェハ101の外周縁部上でPZT結晶層110とバリアメタル層108が接触することになる。
しかし、TiAlNのバリアメタル層108とPZT結晶層110は密着性が悪く、PZT結晶層110が部分的に浮いたり、剥がれたりする。これは、PZT結晶層110の結晶化時の温度で、TiAlNのバリアメタル層108がPZT結晶層110内のPbと反応して膨張することに起因すると考えられる。
このようにPZT結晶層110がシリコンウェハ101の外周縁部上から剥がれると、その後の工程での汚染源となって半導体記憶素子の歩留まり低下の原因となる。
本発明の目的は、半導体ウェハの外周縁部上における強誘電体層の浮きや剥がれを防止することができる半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
上記の課題を解決するための本発明に係る半導体装置に従えば、半導体ウェハの外周縁部を含む領域上で絶縁膜上に形成されて金属を含有する酸素バリア層と、半導体ウェハの外周縁部上にエッジカットを有し且つ酸素バリア層上に形成されたキャパシタ下部電極層と、半導体ウェハの外周縁部上でキャパシタ下部電極層の下から側方にはみ出している酸素バリア層上に形成された金属酸化物層と、キャパシタ下部電極層上と金属酸化物層上に形成された強誘電体層と、強誘電体層上に形成されたキャパシタ上部電極層とを有している。これにより、酸素バリア層と強誘電体層は金属酸化物層により直接に接触することが回避される。
その酸素バリア層と強誘電体層の間に金属酸化物層を形成する方法としては、例えば、半導体ウェハの外周縁部上でキャパシタ下部電極層の下から側方にはみ出した酸素バリア層の表面を酸化して金属酸化物層を形成する第1の方法と、酸素バリア層上に形成された金属層を半導体ウェハの外周縁部上で下部電極層の下から側方にはみ出させた状態で金属層を酸化して金属酸化物層を形成する第2の方法と、酸素バリア層上に形成された薄い金属酸化物層を半導体ウェハの外周縁部上でキャパシタ下部電極層の下から側方にからはみ出させる第3の方法がある。また、キャパシタ下部電極層からはみ出した酸素バリア層又は金属層を酸化する際に、キャパシタ下部電極層の上を酸化防止膜で覆った状態にしてもよい。
本発明によれば、半導体ウェハのうち半導体メモリセルが形成されない外周縁部の上で、酸素バリア層と強誘電体層の間に金属酸化物層を介在して酸素バリア層と強誘電体層が直接に接触することを回避している。そして、金属酸化物層として、酸素バリア層と強誘電体層の双方に密着性の良い材料を選択することにより、外周縁部の上で強誘電体層が酸素バリア層から浮いたり剥がれたりすることを防止できる。
これにより、外周縁部上からの強誘電体層の剥がれを防止して、その剥がれによる半導体ウェハの汚染源の発生を防止できる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図5は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造工程における半導体ウェハのメモリセル領域を示す断面図、図6、図7は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造工程におけるシリコンウェハの外周縁部を示す断面図である。
まず、図1(a)、(b)を参照してシリコン(半導体)ウェハの一面にメモリセルトランジスタを形成するまでの工程を説明する。
図1(a)に示すように、素子分離領域に形成された溝内に二酸化シリコンを埋め込んだ構造のシャロートレンチアイソレーション2をシリコン基板(シリコンウェハ)1内に形成する。なお、シャロートレンチアイソレーション2の代わりに、LOCOS法により素子分離絶縁膜を形成してもよい。
さらに、シリコン基板1のうちシャロートレンチアイソレーション2に囲まれたトランジスタ形成領域に、例えばボロンをイオン注入してPウェル3を形成する。なお、シリコン基板1には、特に図示しないが、砒素、リン等のイオン注入により形成されるNウェルも存在する。
続いて、熱酸化法によりシリコン基板1の表面を酸化することにより、トランジスタ形成領域上にシリコン酸化膜よりなるゲート絶縁膜4を形成する。さらに、ゲート絶縁膜4上に、例えば化学気相成長(CVD)法により、多結晶シリコン膜5とシリコン窒化膜6とを堆積する。多結晶シリコン膜5は、不純物がドープにより導電性を有している。
続いて、シリコン窒化膜6及び多結晶シリコン膜5を同一形状にパターニングすることにより、上面がシリコン窒化膜6に覆われた多結晶シリコン膜5よりなるゲート電極7を形成する。なお、1つのPウェル3上には、間隔をおいて2つのゲート電極7が形成されている。
次に、ゲート電極7及びシリコン窒化膜6をマスクにしてPウェル3にn型ドーパント、例えば砒素又はリンをイオン注入することにより、ゲート電極7の両側にn型不純物拡散領域8aを形成する。
次いで、全面に例えばCVD法によりシリコン窒化膜を堆積した後、このシリコン窒化膜をエッチバックすることにより、図1(b)に示すように、シリコン窒化膜をサイドウォール絶縁膜9としてゲート電極7及びシリコン窒化膜6の側壁に残す。
さらに、ゲート電極7及びサイドウォール絶縁膜9をマスクとしてシリコン基板1にn型ドーパントイオンを注入し、ゲート電極10の両側のPウェル3内に浅いn型不純物拡散領域8bを形成する。これにより、LDD構造のn型不純物拡散領域8a,8bよりなるソース/ドレイン領域8を形成する。
以上の工程により、ゲート電極7及びソース/ドレイン領域8を有するメモリセルトランジスタTが形成される。
次に、図1(c)を参照してソース/ドレイン領域8上にプラグを形成する工程を説明する。
まず、メモリセルトランジスタTが形成されたシリコン基板1上に、第1の層間絶縁膜13として、プラズマCVD法により、膜厚20nmのシリコン窒化膜11と、膜厚700nmのシリコン酸化膜12とを成長する。シリコン酸化膜12のソースガスとして例えば、シラン(SiH4)又はTEOS(tetra-ethoxy-silane)等を使用する。続いて、化学機械研磨(CMP)法によりシリコン酸化膜12の表面を平坦化する。
次いで、フォトレジストとドライエッチングを用いるリソグラフィーにより第1の層間絶縁膜13をパターニングして、Pウェル3内の3つのソース/ドレイン領域8のそれぞれに達する複数のコンタクトホール14を第1の層間絶縁膜13に形成する。
さらに、コンタクトホール14内と第1の層間絶縁膜13の上面全面に、例えば膜厚20nmのチタン(Ti)膜と、膜厚10nmの窒化チタン(TiN)膜と、膜厚300nmのタングステン(W)膜とを順に成長する。Ti膜、TiN膜は例えばスパッタ又はCVD法により形成され、W膜は六フッ化タングステン(WF6)を用いるCVD法により成長される。
さらに、CMP法により、第1の層間絶縁膜13の上面が露出するまでタングステン膜、窒化チタン膜、チタン膜を研磨し、コンタクトホール14に埋め込まれたW/TiN/Ti構造の積層構造よりなる第1のプラグ15を形成する。
次に、強誘電体キャパシタの形成工程を説明する。
まず、図2(a)に示すように、第1の層間絶縁膜13上にTi層を20nmの厚さにスパッタにより形成した後に、650℃の窒素(N2)雰囲気中でTi層を高速アニール(RTA(Rapid Thermal Annealing))により加熱してTiN層16を形成する。TiN層16は、その上に形成される層の結晶の配向性を向上するために形成される。
続いて、TiN層16上に、厚さ100nmのTiAlNからなる酸素バリア層17をスパッタ法により形成する。さらに、厚さ100nmのIrの下部電極層18をスパッタにより順に形成する。なお、酸素バリア層17は、窒化物であり、或いは金属を含有する材料から構成される。
この状態では、図6(a)に示すように、シリコンウェハ1のうちFeRAMが形成されない外周縁部1aでは、TiN層16、TiAlN酸素バリア層17、下部電極層18が順に積層されている。
この場合、下部電極層18の形成時においてシリコンウェハ1の外周縁部1a上にシャドウリング(不図示)が配置されて、外周縁部1aの上で下部電極層18にエッジカットが生じている。
従って、シリコンウェハ1の外周縁から中心に向けた4mm以内、例えば3.5mmの幅で縁取られた外周縁部1a上では、それより内側の領域に比べて薄くなる条件で下部電極層18が形成される。
その外周縁部1a上で薄くなる下部電極層18は、ウェハ内側領域に比べて剥がれ易い場合には、外周縁部1a上から除去されることがある。その除去の工程を次のようである。
即ち、図2(a)、図6(a)に示すように、下部電極層18の形成に続いてその上にアルミナ層(Al23)19をスパッタにより20nmの厚さに形成する。
続いて、アルミナ層19の上にレジストを塗布し、これを露光、現像することにより、図6(b)に示すように、シリコンウェハ1の外周縁部1a上にあるアルミナ層19を露出させるレジストパターン20を形成する。
さらに、レジストパターン20をマスクにして、外周縁部1a上に存在するアルミナ層19をエッチングして除去する。その後に、外周縁部1a上で部分的にエッチングされたアルミナ層19をハードマスクに使用して、ハードマスクに覆われない外周縁部1a上の下部電極層18を反応性イオンエッチング(RIE)法により除去する。この場合、RIE装置の減圧されたチャンバ内にはエッチングガスとして塩素含有ガスが導入される。
これにより、図6(c)に示すように、シリコンウェハ1の外周縁部1a上からはTiAlN酸素バリア層17が露出する。また、外周縁部1a上において下部電極層18に極めて薄い部分があれば、そこでTiAlN酸素バリア層17もエッチングされてTiN層16の一部が露出することもある。パターニングを終えたレジストパターン20はエッチング後に除去される。
なお、外周縁部1a上の下部電極層18のエッジカット部分に剥がれが生じるおそれがない場合には、エッチングを省略してもよく、この場合には図6(a)の状態を経ずに初めから図6(c)に示すような状態となる。
次に、外周縁部1a上で露出されたTiAlN酸素バリア層17を例えば550℃の酸素雰囲気中に40分間曝す。これにより、図7(a)に示すように、TiAlN酸素バリア層17の表層ではその構成元素であるTiとAlがそれぞれ酸素と結合して酸化物層21が形成される。なお、シリコンウェハ1の外周縁部1a上では、TiAlN酸素バリア層17の下のTiN層16が部分的に露出することもあるが、この場合でも、TiN層16を構成するTiが酸素と結合してその一部が酸化物層21の一部となる。
この酸化処理では下部電極層18を構成するIr層の酸化はアルミナ層19によって阻止されるので、下部電極層18の結晶配向の劣化は防止される。
続いて、シリコンウェハ1の外周縁部1a上の酸化物層21をフォトレジスト(不図示)で覆いながら、図7(b)に示すようにアルミナ層19をエッチングして除去する。この場合のエッチング法として反応性イオンエッチング(RIE)法を使用し、RIE装置の減圧されたチャンバ内には、エッチングガスとして例えばC48とO2とArの混合ガスが導入される。
なお、薄いフッ酸溶液を用いて、チタンとアルミニウムの酸化物層21が残るようにアルミナ層19のみを除去してもよい。この場合、シリコンウェハ1の外周縁部1aをフォトレジスト覆わなくてもよい。
さらに、シリコンウェハ1の外周縁部1a上では、フォトレジストの除去により酸化物層21が露出し、さらにそれよりもウェハ内側の領域では下部電極層18が露出する。
次に、図2(b)、図7(c)に示すように、下部電極層18と酸化物層21の上に、強誘電体材料であるPb(Zr,Ti)O3からなる一層目のPZT層22を有機金属成長(MOCVD)法により5nmの厚さに成長した後に、一層目のPZT層22の上に連続して強誘電体材料であるPb(Zr,Ti)O3からなる二層目のPZT層23をMOCVD法により115nmの厚さに成長する。MOCVD法では、基板温度は例えば620℃に設定され、その成長雰囲気の圧力は約666Paに設定される。一層目、二層目のPZT層22、23は強誘電体層である。
この状態では、図7(c)に示すように、シリコンウェハ1の外周縁部1a上において、酸化物層21上に一層目のPZT層22が直に形成され、その上にさらに二層目のPZT層23が積層される。
次に、図2(c)に示すように、二層目のPZT層23上に、厚さ150nmのIrO2層24aと厚さ50nmのIr層24bを順にスパッタにより形成し、これらの層24a,24bを上部電極層24とする。
その後に、上部電極層24の成膜によりPZT層22、23が受けた結晶のダメージを元の結晶状態に回復するための回復アニールを施す。回復アニールとして、例えば、アニール炉内の常圧、酸素が導入される550℃の雰囲気にシリコンウェハ1を入れて60分間加熱する方法が採用される。
次いで、図3(a)に示すように、上部電極層24の強誘電体キャパシタ領域上にマスク25を形成する。強誘電体キャパシタ領域は、Pウェル3上に形成された3つの第1のプラグ15のうち両側寄りの2つの第1のプラグ15及びその周辺の領域である。また、マスク25として、例えば、Ti層と二酸化シリコン層をパターニングしたハード膜が使用される。
そして、マスク25から露出した上部電極層24、PZT層22,23、下部電極層18、TiAlN酸素バリア層17、TiN層16を連続してエッチングする。そのエッチングとして、例えばプラズマエッチング法が使用される。この場合のエッチングガスは、HBr、O2、CF4の混合ガスを使用する。
これによりパターニングされた、上部電極24、PZT層22,23及び下部電極層18は、図3(b)に示すように、強誘電体キャパシタ26となり、そのうち下部電極層18は、パターニングされたTiAlN酸素バリア層17、TiN層16、第1のプラグ15を介してソース/ドレイン領域8に電気的に接続される。
なお、シリコンウェハ1の外周縁部1a上に形成された上部電極層24、PZT層22,23、下部電極層18、TiAlN酸素バリア層17、TiN層16はエッチングされても良いし、残されてもよい。
次いで、図3(c)に示すように、第1の層間絶縁膜13と強誘電体キャパシタ26の全面を覆うように、例えばスパッタ法により、キャパシタ保護膜27を形成する。キャパシタ保護膜27として、アルミナ層、PZT層等が例えば40nm程度の厚さに形成される。
続いて、図4(a)に示すように、キャパシタ保護膜27上に、SiH4,O2,Arの混合ガスを使用して高密度プラズマ(High Density Plasma:HDP)CVDによりに、膜厚11500nmの酸化シリコンよりなる第2の層間絶縁膜28を形成する。さらに、CMP法により第2の層間絶縁膜28の表面を研磨して平坦化する。その平坦化では、強誘電体キャパシタ26の上で第2の層間絶縁膜28の厚さが例えば300nm程度となるように、研磨条件が設定される。
次に、第2の層間絶縁膜28上にレジストパターン(不図示)を形成し、Pウェル3中央の第1のプラグ15と強誘電体キャパシタ26のそれぞれの上の第2の層間絶縁膜28及びキャパシタ保護膜27を部分的にエッチングすることにより、図4(b)に示すように、第1、第2のビアホール29,31を形成する。
続いて、第2の層間絶縁膜28上と第1、第2のビアホール29、31内に、膜厚30nmのTi層と、膜厚20nmのTiN層と、膜厚300nmのW層とを順に形成する。
さらに、図5(a)に示すように、CMP法により、第2の層間絶縁膜28の表面が露出するまでW層、TiN層、Ti層を研磨し第1、2のビアホール29、31内にそれぞれ残されたW/TiN /Ti構造を第2、第3のプラグ30,32とする。
次に、第2の層間絶縁膜28の全面に、スパッタ法により、例えば膜厚60nmのTi層と、膜厚30nmのTiN層と、膜厚400nmのアルミニウム銅(AlCu)層と、膜厚5nmのTi層と、膜厚70nmのTiN層とを順次堆積する。
そして、第2の層間絶縁膜28上のそれらの導電膜をパターニングすることにより、図5(b)に示すように、Pウェル3中央の第1のプラグ15とその上の第2のプラグ30を介してその下のソース/ドレイン不純物拡散領域8に電気的に接続される第1の配線33と、強誘電体キャパシタ26の上部電極層24に第3のプラグ32を介して電気的に接続される第2の配線34と、その他の配線(不図示)とを形成する。この後に多層配線が形成され、さらにシリコンウェハ1は、スクライブラインに沿って複数のFeRAMに分割される。
こうして、1つのセル領域に2つのトランジスタTと2つのキャパシタ26を有する1T1C型の強誘電体メモリが製造される。
以上述べたように本実施形態によれば、シリコンウェハ1の外周縁部1a上においてIrの下部電極層18をエッチングして除去することなどによって、PZT層22,23の形成時にはTiAlN酸素バリア層17が露出している。
しかし、TiAlN酸素バリア層17の露出面には酸化処理によって酸化物層21が形成されるので、その後に形成されるPZT層22,23は酸化物層21によりTiAlN酸素バリア層17に接することが妨げられる。しかも、酸化物層21は、TiAlN酸素バリア層17を構成する元素を酸化して形成されるので、TiAlN酸素バリア層17との密着性は良好であり、さらに、同じ酸素を含むPZT層22,23とも密着性は良好である。
従って、下部電極層18が除去されたシリコンウェハ1の外周縁部1a上でPZT層22,23の剥がれは阻止され、膜剥がれによるウェハ汚染源の発生は防止される。
ところで、従来技術に従って、TiAlN層の上に直接にPZT層を形成したところ、図8(a)、(b)のようになり、PZT層の浮きや剥がれが発生した。図8(a)は、そのPZT層の表面を金属顕微鏡により観察した写真に基づいて描かられた上面図で、大きな丸の部分は膜の浮きや剥がれが生じた状態を示している。また、図8(b)は、図8(a)の波線で囲んだ部分のSEM写真に基づいて描かれた図で、▽で示した部分では膜の浮きや剥がれが生じている。
これに対し、本実施形態のように、TiAlN層の表面を酸化して薄い酸化物層を形成し、その上にPZT層を形成したところ、図9(a)、(b)のようになり、PZT層の浮きや剥がれは生じなかった。図9(a)は、PZT層の表面を撮影した金属顕微鏡写真に基づいて描かられた図であり、小さな丸に示すように膜の凹凸は生じているが、膜の浮きや剥がれは観察されなかった。また、図9(b)は、SEM写真に基づいて描かれた図で、PZT層の表面に凹凸は生じているものの、浮きや剥がれは見られなかった。なお、TiAlN層の表面に形成される酸化物層は極めて薄いために、SEM写真では観察されなかった。
(第2の実施の形態)
図10、図11は、本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造工程におけるウェハのメモリセル形成領域を示す断面図、図12は、本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造工程におけるシリコンウェハの外周縁部を示す断面図である。なお、図10〜図12において、図1〜図7と同じ符号は同じ要素を示している。
まず、第1実施形態と同様な工程によって、シリコン基板1にトランジスタTを形成し、さらに、トランジスタを覆う第1の層間絶縁膜13を形成した後に、トランジスタTのソース/ドレイン不純物拡散領域8に接続される第1のプラグ15を第1の層間絶縁膜13内に形成する。
次に、図10(a)に示すように、第1実施形態と同様な条件及び方法により、第1の層間絶縁膜13上にTiN層16、TiAlN酸素バリア層17を形成する。
続いて、アルミナ層、酸化チタン層、チタンアルミニウム酸化物等の酸化物層35を約10nmの厚さにスパッタ等により形成する。さらに、厚さ100nmのIrの下部電極層18をスパッタにより順に形成する。この状態では、酸化物層35は極めて薄く形成されているので、下部電極層18とTiAlN酸素バリア層17の間では電荷は酸化物層35をトンネルで通過できる状態となる。
これにより、図12(a)に示すように、シリコンウェハ1のうちFeRAMが形成されない外周縁部1a上では、TiN層16、TiAlN酸素バリア層17、酸化物層35、下部電極層18が順に積層された状態となる。また、シリコンウェハ1の外周縁から中心に向けた4mm以内の領域にある外周縁部1a上では、第1実施形態と同様に下部電極層18にエッジカットが発生している。
そして、外周縁部1a上で下部電極層18に剥がれが生じ易い膜厚分布となっている場合には、下部電極層18が外周縁部1a上から除去される必要がある。その除去の方法として、フォトレジストパターン(不図示)を用いて外周縁部1a上において下部電極層18をRIE法により除去する。この場合、RIE装置の減圧されたチャンバ内にはエッチングガスとして塩素含有ガスが導入される。
なお、外周縁部1a上でエッジカットのある下部電極層18が剥がれるおそれがない場合には、下部電極層18のエッチングはなされない。
これにより、図12(b)に示すように、シリコンウェハ1の外周縁部1a上では下部電極層18の下の酸化物層35が露出した状態となる。
次に、図10(b)に示すように、第1実施形態と同様な方法によりPb(Zr,Ti)O3からなるPZT層22、23を形成して、PZT層22,23により下部電極層18と酸化物層35を覆う。この状態では、図12(c)に示すように、シリコンウェハ1の外周縁部1a上では、酸化物層35上に一層目のPZT層22が直に形成され、その上にさらに二層目のPZT層23が積層されている。
次に、図10(c)に示すように、二層目のPZT層23上に、第1実施形態と同様な方法により、IrO2層24aとIr層24bを順に形成し、これらの層24a,24bを上部電極層24とする。
その後に、第1実施形態と同様な方法により、上部電極層24の成膜によりPZT層22、23が受けた結晶のダメージを元の結晶状態に回復するための回復アニールを施す。
次いで、第1実施形態と同様な方法により、上部電極層24、PZT層22,23、下部電極層18、酸化物層35、TiAlN酸素バリア層17、TiN層16をパターニングして、図11(a)に示すような強誘電体キャパシタ36を形成する。そのうち下部電極層18は、酸化物層35、TiAlN酸素バリア層17、TiN層16、第1のプラグ15を介してPウェル3の両側寄りのソース/ドレイン不純物拡散領域8に電気的に接続される。
なお、シリコンウェハ1の外周縁部1a上に形成された上部電極層24、PZT層22,23、下部電極層18、酸化物層35、TiAlN酸素バリア層17、TiN層16はエッチングされても良いし、残されてもよい。
次に、図11(b)に示すように、第1実施形態と同様な方法によって、強誘電体キャパシタ36と第1の層間絶縁膜13の全面を覆うアルミナ層、PZT層等のキャパシタ保護膜27と、キャパシタ保護膜27を覆う第2の層間絶縁膜28を形成する。さらに、CMP法により第2の層間絶縁膜28の表面を研磨して平坦化した後に、第2の層間絶縁膜28及びキャパシタ保護膜27を部分的にエッチングすることにより、Pウェル3中央の第1のプラグ15の上と強誘電体キャパシタ6の上のそれぞれに第1、第2のビアホール29,31を形成する。
続いて、第1実施形態と同様な方法によって第1、第2のビアホール29、31内に第2、第3のプラグ30,32とする。さらに、Pウェル3中央の第1のプラグ15とその上の第2のプラグ30を介してその下のソース/ドレイン不純物拡散領域8に電気的に接続される第1の配線33と、強誘電体キャパシタ26の上部電極層24に第3のプラグ32を介して電気的に接続される第2の配線34と、その他の配線(不図示)とを形成する。この後に多層配線が形成され、さらにシリコンウェハ1は、スクライブラインに沿って複数のFeRAMに分割される。
以上述べたように本実施形態によれば、形成後であってIrの下部電極層18の形成前に、シリコンウェハ1の外周縁部1a上を含むTiAlN酸素バリア層17の全面をアルミナ、酸化チタン、酸化アルミニウムチタン等の酸化物層35により覆った後に、外周縁部1a上で酸化物層35を露出する領域にエッジカット部を有する下部電極18を形成している。
従って、酸化物層35によってPZT層22,23はTiAlN酸素バリア層17に接しない状態となる。しかも、酸化物層35は、TiAlN酸素バリア層17との密着性は良好であり、さらに、PZT層22,23とも密着性は良好である。特に、酸化物層35の材料として、TiAlN酸素バリア層17を構成する元素を酸化した材料、例えば酸化アルミ、酸化チタン等を含む材料を選択すると、酸化物層35はTiAlN酸素バリア層17との密着性もさらに向上する。
これにより、下部電極層18が除去されたシリコンウェハ1の外周縁部1a上でPZT層22,23の剥がれが阻止され、膜剥がれによるウェハ汚染源の発生は防止される。
ところで、本実施形態のように、TiAlN層の上に薄い酸化物層を形成し、その上にPZT層を形成したところ、図13(a)、(b)のようになり、PZT層の浮きや剥がれは生じなかった。図13(a)は、PZT層の表面を撮影した金属顕微鏡写真に基づいて描かられた図であり、極めて平坦であった。また、図13(b)は、SEM写真に基づいて描かれた図で、PZT層の表面は平坦で且つ浮きや剥がれは見られなかった。
(第3の実施の形態)
図14、図15は、本発明の第3実施形態に係る半導体装置の製造工程におけるウェハのメモリセル領域を示す断面図、図16は、本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造工程におけるシリコンウェハの外周縁部を示す断面図である。なお、図14〜図16において、図1〜図7と同じ符号は同じ要素を示している。
まず、第1実施形態と同様な工程によって、シリコン基板1にトランジスタTを形成し、さらに、トランジスタを覆う第1の層間絶縁膜13を形成した後に、トランジスタTのソース/ドレイン不純物拡散領域8に接続される第1のプラグ15を第1の層間絶縁膜13内に形成する。
次に、図14(a)に示すように、第1実施形態と同様な条件及び方法により、第1の層間絶縁膜13上にTiN層16、TiAlN酸素バリア層17を形成する。
続いて、アルミニウム層、チタン層、チタンアルミニウム合金等の酸化され易い金属層40を約20nmの厚さにスパッタ等により形成する。さらに、厚さ100nmのIrの下部電極層18をスパッタにより順に形成する。
下部電極層18は、図16(a)に示すように、シリコンウェハ1の外周縁から中心に向けた4mm以内の領域にある外周縁部1a上では、第1、第2実施形態と同様にエッジカットが発生している。
そして、外周縁部1a上で下部電極層18に剥がれが生じ易い膜厚分布となっている場合には、下部電極層18が外周縁部1a上から除去される必要がある。その除去の方法として、第2実施形態と同様に、フォトレジストパターン(不図示)を用いて外周縁部1a上にある下部電極層18をRIE法により除去する。
なお、外周縁部1a上でエッジカットのある下部電極層18が剥がれるおそれがない場合には、下部電極層18のエッチングはなされない。
これにより、図16(b)に示すように、シリコンウェハ1の外周縁部1a上では、下部電極層18の下の金属層40が露出した状態となる。
次に、シリコンウェハ1をO2雰囲気の加熱炉内に置いて下部電極層18から露出している金属層40を例えば温度350℃、時間40分の条件で酸化し、これにより図16(c)に示すように、金属層40の露出部分を酸化して酸化物層40aを形成する。金属層40がアルミニウムの場合には酸化物層40aはアルミナであり、チタンの場合には酸化物層40aは酸化チタンであり、アルミニウムチタンの場合には酸化物層40aは酸化アルミニウムチタンとなる。
金属層40は、例えば350℃程度の低い温度で酸化されるため、この時に下部電極層18を構成するIrは殆ど酸化されず、その面配向は殆ど変化しない。また、金属層40のうち下部電極層18に覆われた部分も酸化されない。
次に、図14(b)に示すように、第1実施形態と同様な方法によりPb(Zr,Ti)O3からなるPZT層22、23を形成して、PZT層22,23により下部電極層18と酸化物層35を覆う。この状態では、図16(d)に示すように、シリコンウェハ1の外周縁部1a上において酸化物層40上に一層目のPZT層22が直に形成され、その上にさらに二層目のPZT層23が積層されている。
次に、図14(c)に示すように、二層目のPZT層23上に、第1実施形態と同様な方法により、IrO2層24aとIr層24bを順に形成し、これらの層24a,24bを上部電極層24とする。
その後に、第1実施形態と同様な方法により、上部電極層24の成膜によりPZT層22、23が受けた結晶のダメージを元の結晶状態に回復するための回復アニールを施す。回復アニールとして、例えば、アニール炉内の常圧、酸素が導入される550℃の雰囲気にシリコンウェハ1を入れて60分間加熱する方法が採用される。
この条件では、下部電極層18の下の薄い金属層40はTiAlN酸素バリア層17と相互拡散して一体化して殆ど残らない。
次いで、第1実施形態と同様な方法により、上部電極層24、PZT層22,23、下部電極層18、金属層40、TiAlN酸素バリア層17、TiN層16をパターニングして、図15(a)に示すような強誘電体キャパシタ41を形成する。そのうち下部電極層18は、金属層40、TiAlN酸素バリア層17、TiN層16、第1のプラグ15を介してPウェル3の両側寄りのソース/ドレイン不純物拡散領域8に電気的に接続される。
なお、シリコンウェハ1の外周縁部1a上に形成された上部電極層24、PZT層22,23、下部電極層18、酸化物層40a、TiAlN酸素バリア層17、TiN層16はエッチングされても良いし、残されてもよい。
次に、図15(b)に示すように、第1実施形態と同様な方法によって、強誘電体キャパシタ41と第1の層間絶縁膜13の全面を覆うアルミナ層、PZT層等のキャパシタ保護膜27と、キャパシタ保護膜27を覆う第2の層間絶縁膜28を形成する。さらに、CMP法により第2の層間絶縁膜28の表面を研磨して平坦化した後に、第2の層間絶縁膜28及びキャパシタ保護膜27を部分的にエッチングすることにより、Pウェル3中央の第1のプラグ15の上と強誘電体キャパシタ26の上のそれぞれに第1、第2のビアホール29,31を形成する。
続いて、第1実施形態と同様な方法によって第1、第2のビアホール29、31内に第2、第3のプラグ30,32とする。さらに、Pウェル3中央の第1のプラグ15とその上の第2のプラグ30を介してその下のソース/ドレイン不純物拡散領域8に電気的に接続される第1の配線33と、強誘電体キャパシタ26の上部電極層24に第3のプラグ32を介して電気的に接続される第2の配線34と、その他の配線(不図示)とを形成する。この後に多層配線が形成され、さらにシリコンウェハ1は、スクライブラインに沿って複数のFeRAMに分割される。
以上述べたように本実施形態によれば、Irからなる下部電極層18の形成前に、シリコンウェハ1の外周縁部1a上の領域を含むTiAlN酸素バリア層17の全面をアルミニウム、チタン、アルミニウムチタン等のように酸化され易い金属層40により覆っている。そして、シリコンウェハ1の外周縁部1aにおいて下部電極層18から露出される金属層40を酸化して酸化物層40aを形成している。
従って、酸化物層40によってPZT層22,23はTiAlN酸素バリア層17に接しない状態となる。しかも、酸化物層40aは、TiAlN酸素バリア層17との密着性は良好であり、さらに、PZT層22,23とも密着性は良好である。特に、酸化物層40aの材料として、TiAlN酸素バリア層17を構成する元素を酸化した材料、例えば酸化アルミ、酸化チタン等を含む材料を選択すると、酸化物層40aはTiAlN酸素バリア層17との密着性もさらに向上する。
従って、下部電極層18が除去されたシリコンウェハ1の外周縁部1a上でPZT層22,23の剥がれが阻止され、膜剥がれによるウェハ汚染源の発生は防止される。
なお、上記の実施形態では、スタック型の強誘電体キャパシタについて説明したが、プレーナ型の強誘電体キャパシタの場合でも、強誘電体キャパシタとその下の層間絶縁膜の間にAlTiN層やTiN層を形成する場合にも、シリコンウェハの外周縁部上で下部電極層にエッジカットを生じさせて、下部電極層から露出するAlTiN層又はTiN層の上に酸化物層を形成するようにしてもよい。
また、上記した各実施形態における強誘電体膜の形成方法は、その他に、MOCVDに限られるものではなく、ゾル・ゲル法、スパッタ法、MOD(metal organic deposition)法、などがある。また、強誘電体膜の材料としては、PZTの他に、PLCSZT、PLZTのような他のPZT系材料や、SrBi2Ta2O9、SrBi2(Ta,Nb)2O9 等のBi層状構造化合物材料、その他の金属酸化物強誘電体であってもよい。また、高誘電体キャパシタを形成しようとする場合には、強誘電体の代わりに、Baz Sr1-x TiO3、SrTiO3、PLZTなどの高誘電体酸化膜が形成される。
(付記1)半導体ウェハ上に形成された絶縁膜と、前記半導体ウェハの外周縁部を含む領域上で前記絶縁膜上に形成されて金属を含有するバリア層と、前記半導体ウェハの前記外周縁部上にエッジカットを有し且つ前記バリア層上に形成されたキャパシタ下部電極層と、前記外周縁部上で前記下部電極層からはみ出している前記バリア層上に形成された酸化物層と、前記下部電極層上と前記酸化物層上に形成された強誘電体層と、前記強誘電体層上に形成されたキャパシタ上部電極層とを有することを特徴とする半導体装置。
(付記2)前記強誘電体層は酸素を含み、前記酸化物層は前記バリア層を構成する前記金属を含むことを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記3)前記強誘電体層は、PZTであることを特徴とする付記1又は付記2に記載の半導体装置。
(付記4)前記酸化物層は、アルミニウム酸化物、チタン酸化物、アルミニウムチタン酸化物のいずれかの層であることを特徴とする付記1乃至付記3のいずれかに記載の半導体装置。
(付記5)前記バリア層は、チタンアルミニウム窒化物であることを特徴とする付記1乃至付記4のいずれかに記載の半導体装置。
(付記6)前記バリア層と前記絶縁膜の間には、結晶配向の基礎となる下地層が形成されていることを特徴とする付記1乃至付記5のいずれか1つに記載の半導体装置。
(付記7)前記バリア層はチタンアルミニウム窒化物であり、前記下地層はチタン窒化物層であることを特徴とする付記6に記載の半導体装置。
(付記8)前記酸化物層は、電荷が通過する厚さで前記キャパシタ下部電極層と前記バリア層の間にも形成されていることを特徴とする付記1乃至付記7のいずれかに記載の半導体装置。
(付記9)前記酸化物層はアルミニウム酸化物層であり前記厚さは10nm以下であることを特徴とする付記1乃至付記8のいずれかに記載の半導体装置。
(付記10)半導体ウェハ上に絶縁膜を形成する工程と、前記半導体ウェハの外周縁部を含む領域上で前記絶縁膜上に金属を含有するバリア層を形成する工程と、前記半導体ウェハの前記外周縁部上でエッジカットを有するキャパシタ下部電極層を前記バリア層上に形成する工程と、前記キャパシタ下部電極層を形成する前と後のいずれかに、前記キャパシタ下部電極層からはみ出す前記バリア層の上に酸化物層を形成する工程と、前記キャパシタ下部電極層及び前記酸化物層の上に強誘電体層を形成する工程と、前記強誘電体層上にキャパシタ上部電極層を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記11)前記強誘電体層は酸素を含み、前記酸化物層は前記バリア層を構成する前記金属を含むことを特徴とする付記10に記載の半導体装置の製造方法。
(付記12)前記キャパシタ下部電極層を形成した後に、前記外周縁部内で前記キャパシタ下部電極層からはみ出た前記バリア層を酸化することにより前記酸化物層を形成する工程を有することを特徴とする付記10又は付記11に記載の半導体装置の製造方法。
(付記13)前記バリア層を酸化する前に、前記キャパシタ下部電極層の上に酸化防止層を形成する工程を有することを特徴とする付記12に記載の半導体装置の製造方法。
(付記14)前記外周縁部上において前記キャパシタ下部電極層を露出するハードマスクとして前記酸化防止層をパターニングする工程と、前記ハードマスクからはみ出した前記キャパシタ下部電極層をエッチングにより除去して前記エッジカットを形成する工程とを有することを特徴とする付記13に記載の半導体装置の製造方法。
(付記15)前記キャパシタ下部電極層の前記エッジカットは、前記キャパシタ下部電極層を形成すると同時に形成されることを特徴とする付記14に記載の半導体装置の製造方法。
(付記16)前記酸化物層は、前記キャパシタ下部電極層を形成する前に、前記外周縁部を含む領域上で前記バリア層の上に形成されることを特徴とする付記10又は付記11に記載の半導体装置の製造方法。
(付記17)前記酸化物層は、前記キャパシタ下部電極層と前記バリア層の間で電荷が通過する厚さを有していることを特徴とする付記16に記載の半導体装置の製造方法。
(付記18)前記酸化物層はアルミニウム酸化物層であり前記厚さは10nm以下であることを特徴とする付記16又は付記17に記載の半導体装置の製造方法。
(付記19)前記外周縁部上で前記キャパシタ下部電極層からはみ出され且つ前記外周縁部から内側の領域で前記バリア層と前記キャパシタ下部電極層に挟まれる金属層を前記バリア層上に形成する工程と、前記キャパシタ下部電極層からはみ出た前記金属層を酸化して前記酸化物層を形成する工程とをさらに有することを特徴とする付記10又は付記11に記載の半導体装置の製造方法。
(付記20)前記金属層は、前記バリア層を構成する前記金属から構成されるか、前記バリア層を構成する前記金属を含む材料から構成されることを特徴とする付記19に記載の半導体装置の製造方法。
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図(その1)である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図(その2)である。 図3は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図(その3)である。 図4は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図(その4)である。 図5は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図(その5)である。 図6は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造工程におけるシリコンウェハの外周縁部を示す断面図(その1)である。 図7は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造工程におけるシリコンウェハの外周縁部を示す断面図(その2)である。 図8は、従来技術に係るシリコンウェハの外周縁部の複数層の積層状態を金属顕微鏡、SEMにより観察した写真に基づいて描かれた図である。 図9は、本発明の第1実施形態に係るシリコンウェハの外周縁部の複数層の積層状態を金属顕微鏡、SEMにより観察した写真に基づいて描かれた図である。 図10は、本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図(その1)である。 図11は、本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図(その2)である。 図12は、本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造工程におけるシリコンウェハの外周縁部を示す断面図である。 図13は、本発明の第2実施形態に係るシリコンウェハの外周縁部の複数層の積層状態を金属顕微鏡、SEMにより観察した写真に基づいて描かれた図である。 図14は、本発明の第3実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図(その1)である。 図15は、本発明の第3実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図(その2)である。 図16は、本発明の第3実施形態に係る半導体装置の製造工程におけるシリコンウェハの外周縁部を示す断面図である。 図17は、従来技術に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図18は、従来技術に係る半導体装置の製造工程におけるシリコンウェハの外周縁部を示す断面図である。
符号の説明
1 シリコン基板(シリコンウェハ)
1a 外周縁部、
2 シャロートレンチアイソレーション、
3 Pウェル、
4 ゲート絶縁膜、
5 ポリシリコン、
6 シリコン窒化膜、
7 ゲート電極、
8 ソース/ドレイン拡散領域、
9 サイドウォール、
T メモリセルトランジスタ、
13 層間絶縁膜、
14 コンタクトホール、
15 プラグ、
16 TiN層、
17 TiAlN酸素バリア層、
18 下部電極層、
19 アルミナ層、
20 レジストパターン、
21 酸化物層、
22,23 PZT層、
24 上部電極層、25…マスク、
26 強誘電体キャパシタ、
27 キャパシタ保護膜、
28 層間絶縁膜、
29,31 ビアホール、
30,32 プラグ、
33,34 配線、
35 酸化物層、
36 強誘電体キャパシタ

Claims (10)

  1. 半導体ウェハ上に形成された絶縁膜と、
    前記半導体ウェハの外周縁部を含む領域上で前記絶縁膜上に形成されて金属を含有する酸素バリア層と、
    前記半導体ウェハの前記外周縁部上にエッジカットを有し且つ前記酸素バリア層上に形成されたキャパシタ下部電極層と、
    前記外周縁部上で前記キャパシタ下部電極層からはみ出している前記酸素バリア層上に形成された金属酸化物層と、
    前記キャパシタ下部電極層上と前記金属酸化物層上に形成された強誘電体層と、
    前記強誘電体層上に形成されたキャパシタ上部電極層と
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記酸素バリア層と前記絶縁膜の間には、結晶配向の基礎となる下地層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記金属酸化物層は、電荷が通過する厚さで前記キャパシタ下部電極層と前記酸素バリア層の間にも形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
  4. 半導体ウェハ上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記半導体ウェハの外周縁部を含む領域上で前記絶縁膜上に金属を含有する酸素バリア層を形成する工程と、
    前記半導体ウェハの前記外周縁部上でエッジカットを有するキャパシタ下部電極層を前記酸素バリア層上に形成する工程と、
    前記キャパシタ下部電極層を形成する前と後のいずれかに、前記キャパシタ下部電極層からはみ出す前記酸素バリア層の上に金属酸化物層を形成する工程と、
    前記キャパシタ下部電極層及び前記金属酸化物層の上に強誘電体層を形成する工程と、
    前記強誘電体層上にキャパシタ上部電極層を形成する工程と
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 前記強誘電体層は酸素を含み、前記金属酸化物層は前記酸素バリア層を構成する前記金属を含むことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記キャパシタ下部電極層を形成した後に、前記外周縁部内で前記キャパシタ下部電極層からはみ出た前記酸素バリア層を酸化することにより前記金属酸化物層を形成する工程を有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記酸素バリア層を酸化する前に、前記キャパシタ下部電極層の上に酸化防止層を形成する工程を有することを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記外周縁部上において前記キャパシタ下部電極層を露出するハードマスクとして前記酸化防止層をパターニングする工程と、前記ハードマスクからはみ出した前記キャパシタ下部電極層をエッチングにより除去して前記エッジカットを形成する工程と
    を有することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記金属酸化物層は、前記キャパシタ下部電極層を形成する前に、前記外周縁部を含む領域上で前記酸素バリア層の上に形成されることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記外周縁部上で前記キャパシタ下部電極層からはみ出され且つ前記外周縁部から内側の領域で前記酸素バリア層と前記キャパシタ下部電極層に挟まれる金属層を前記酸素バリア層上に形成する工程と、
    前記キャパシタ下部電極層からはみ出た前記金属層を酸化して前記金属酸化物層を形成する工程と
    をさらに有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
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