JP5108615B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明はコネクタに関し、特に、フレキシブル配線板を挿入した後に、カムによりコネクタの端子を配線板の電極に所要圧力で接触させるコネクタに関する。
FPC(Flexible Printed Circuit)やFFC(Flexible Flat Cable)などのフレキシブル配線板は、その柔軟性が故に、この先端部をコネクタに挿入して両者を電気的に接続させる際、配線板が撓まないようにコネクタへの挿入力を実質的にゼロとすることが必要とされる。この点、下記特許文献1に記載されたFPC用コネクタでは、FPCをコネクタに挿入した後、アクチュエータ(レバー)によりカムを回動させ、該カムによりコネクタの端子をFPCの電極に加圧接触させるようにしている。すなわち、FPC挿入時には、FPCと当該端子とが接触せず、カムの回動のより端子を押し下げることで接触させる。これにより、FPC挿入時にはFPCと端子とが接触しないため、FPC挿入力ゼロとなる。具体的に特許文献1において、同FPC用コネクタは、保持固定部、及びそこから3段の梁状に略一方向に延びる上段梁、中段梁、下段梁が一体的に形成された端子を備えており、中段梁及び下段梁の間にFPCが挿入されるとともに、上段梁及び中段梁の間には断面楕円状のカムが配置されている。そして、カムがアクチュエータにより回動され、カムにより中段梁が下段梁の方向に押下される。これにより中段梁の先端に形成された接触部がFPCに形成された電極に加圧接触するようになっている。
特開2002−93504号公報
ところで、中段梁の接触部の位置が前後に離間した2種類の端子を交互に並べて配置することにより、両種類の端子の接触部がFPCに接触する位置を千鳥状に配置させることができる。こうすることで、FPC表面の利用効率を上げて、コネクタの小型化を図ることが可能となる。
ところが、上記特許文献1に記載されたFPC用コネクタでは、中段梁の先端に接触部が形成されるとともに、カムは該接触部よりも基端側に配置されている。この構成だけでは、中段梁の接触部とFPCとの接触位置を千鳥状に配置させるためには、一方の種類の端子の接触位置を変更するために中段梁を延長せざるを得ず、コネクタの大型化を招いてしまうという問題がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、コネクタを大型化させることなく、配線板との接触位置を変更できるコネクタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るコネクタは、共通基部から3段に延びる上段梁、中段梁並びに下段梁を一体的に備える端子と、前記上段梁及び前記中段梁の間に位置し、前記上段梁と前記中段梁との間を押し広げて前記中段梁を前記下段梁側に押圧する押圧位置と、前記押圧を解除する解除位置と、の間を回動可能に設けられるカムと、を備え、前記中段梁には、前記中段梁及び前記下段梁の間に配置される配線板の上面に形成される電極と接触する接触部が、前記カムの押圧位置よりも基端側に形成される。本発明によると、中段梁の接触部がカムの押圧位置よりも基端側に形成されるので、配線板との接触位置を共通基部側に設けることが容易となる。この結果、コネクタを大型化させることなく、配線板との接触位置を変更できる。
また、本発明では、前記中段梁は、その先端部が基端側に折り返されて前記上段梁側に位置し、前記カムは、前記中段梁の前記折り返された先端部を前記下段梁側に押圧する。この態様によると、前記折り返された先端部を下段梁側に押圧しても、中段梁の曲折部分が下段梁側に下がり難い。このため、カムを押圧位置に移動させて中段梁を下段梁側に押圧した場合にも、中段梁の接触部以外の部分が配線板の上面に接触することを防止できる。
また、本発明の一態様では、前記中段梁には、前記カムが前記上段梁及び前記中段梁の間を移動するのを規制する中段移動規制部が形成される。こうすれば、カムの脱落を抑制できる。この場合、前記中段移動規制部は、前記カムよりも前記中段梁の基端から離れた位置において前記中段梁と前記上段梁との間隔を前記カムの最小径よりも狭める部分を含んでよい。こうすれば、当該狭められた箇所によりカムが脱落しないようにできる。
また、本発明の一態様では、前記上段梁には、前記カムが前記上段梁及び前記中段梁の間を移動するのを規制する上段移動規制部が形成される。こうしても、カムの脱落を抑制できる。
また、本発明の一態様では、共通基部から3段に延びる上段梁、中段梁並びに下段梁を一体的に備える他の端子をさらに備え、前記カムは、前記他の端子の前記上段梁及び前記中段梁の間にも位置し、前記押圧位置において、前記他の端子の前記上段梁及び前記中段梁との間を押し広げて該中段梁を前記他の端子の前記下段梁側に押圧し、前記他の端子の前記中段梁には、前記他の端子の前記中段梁及び前記下段梁の間に配置される前記配線板の上面に形成される他の電極と接触する接触部が、前記カムの押圧位置よりも先端側に形成される。こうすれば、カムの押圧位置よりも先端側に配線板との接触位置をさらに設けることができ、千鳥上に配置させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るアクチュエータ14が解除位置にある状態のコネクタ10の外観斜視図、図2は、アクチュエータ14が解除位置にある状態のコネクタ10を第1端子18の位置で切断した断面図であり、図3は、配線板24が挿入され、且つアクチュエータ14が押圧位置にある状態のコネクタ10を第1端子18の位置で切断した断面図である。また、図4は、アクチュエータ14が解除位置にある状態のコネクタ10を第2端子20の位置で切断した断面図であり、図5は、配線板24が挿入され、且つアクチュエータ14が押圧位置にある状態のコネクタ10を第2端子20の位置で切断した断面図である。さらに、図6は、コネクタ10を支持金具16の位置で切断した断面図である。
これらの図に示すように、コネクタ10は絶縁性を有する樹脂材料により成型された概略箱状の筐体12を有しており、この筐体12の内部には、平らな導電性の金属薄板を三又形状に打ち抜いて形成された複数の第1端子18及び複数の第2端子20が収容され、それらは所定間隔で互いに平行且つ交互に配置されている。筐体12の前面には配線板挿入口22が位置しており、そこに配線板24が挿入される。配線板24は、FPCやFFCなど、上面端部に千鳥状に電極群が形成された柔軟性を有する平型の配線部材であり、電極群が上を向くようにして配線板挿入口22に挿入される。
アクチュエータ14は、絶縁性を有する樹脂材料により筐体12とは別体に成型された横長板状の部材であり、コネクタ10の上面前側において左右に延びるよう設けられている。アクチュエータ14には、その一方の長辺に沿って櫛状にスリット14a及び14bが形成され、それらスリット14a,14bの先端部は断面非円形のカム14cにより互いに連結されている。また、他方の長辺は使用者がアクチュエータ14を指で回動操作させるための操作部14dとされている。このコネクタ10では、配線挿入口22に配線板24を挿入し、使用者が操作部14dによりアクチュエータ14を回動操作して、図1,2,4,6に示される、上方に起立した解除位置から、図3,5に示される、筐体12の上面前方に形成された窪みに収まるよう倒される押圧位置に移動させることで、第1及び第2端子18,20の接触部18e,20eをそれぞれ、配線板24に形成された対応電極に加圧接触させることができるようになっている。
図2及び図3に示すように、第1端子18には、筐体12内において後部に固定され、上下方向に延びる共通基部18k、該共通基部18kから前方にそれぞれ片持ち状に延びて3段に配置される上段梁18c、中段梁18b及び下段梁18aが形成されている。第1端子18は筐体12の前方から内部に挿入され、共通基部18kの上縁に形成された爪部18jが筐体12の内壁に食い込むことで抜け止めされている。そして、筐体12内において、カム14cの回動に応じて、中段梁18bは下方に弾性変形し、また上段梁18cは、筐体12の上面に形成されたスリット12a側に弾性変形するようになっている。
下段梁18aの先端部には筐体12の前方から下方に延びる基板接続部18dが形成されており、この基板接続部18dは図示しない回路基板の上面に千鳥状に配置された電極群の1つに半田づけされる。配線板挿入口22から挿入された配線板24は、下段梁18a及び中段梁18bの間にその端部が位置する。中段梁18bの中途部には下方に突出する接触部18eが形成されており、図3に示すように、アクチュエータ14、すなわちカム14cが押圧位置に移動し、中段梁18bが下方に押下される場合に、接触部18eが配線板24の上面に形成された対応電極に加圧接触する。中段梁18bの先端部18gは上側(上段梁18c側)に折り返されおり、共通基部18k側に延びている。従って、中段梁18bの最前部には約180度に折れ曲がる曲折部18iが位置している。
アクチュエータ14に形成されたカム14cの断面は、アクチュエータ14の厚さ方向が長手方向、幅方向が短手方向となる扁平形状を有している。スリット14a内には上段梁18cの先端が位置しており、カム14cの上方に上段梁18cの先端が位置している。また、中段梁18bの先端部18gはカム14cの下方に位置している。アクチュエータ14を起立させてカム14cを解除位置にした場合には、上段梁18c及び中段梁18bが自然形状にあり、アクチュエータ14を寝かせてカム14cを押圧位置にした場合には、上段梁18c及び中段梁18bを弾性的に変形させて、両者の間隔を押し広げるようになっている。
なお、上段梁18cには、先端部下縁に形成された窪みである移動規制部18hが設けられている。カム14cの上部は、この移動規制部18h内に位置しており、これによりカム14c、すなわちアクチュエータ14の前後方向の移動が規制されている。また、中段梁18bの先端部18gにも、カム14cの前側、すなわち中段梁18bの基端から遠い箇所に位置してカム14c、すなわちアクチュエータ14の前方への移動を規制する移動規制部18fが形成されている。具体的には、中段梁18bは、曲折部18iにおいて上側に折り返されており、折り返された部分は、曲折部18iよりも基端側の部分に対して略一定間隔をおいて延びる第1延伸部18m、及びそれよりも短い間隔をおいて延びる第2延伸部18nを含んでおり、この順で曲折部18iに連なる。上述の移動規制部18fは、第1延伸部18mと第2延伸部18nとの接続部分に形成される段差である。第1延伸部18mと上段梁18cの先端部との間隔はカム14cの断面の短手方向の長さ(カム14cの最小径)よりも短く(狭く)なっており、これによりカム14cが上段梁18cと中段梁18bとの間から容易に脱落しないようになっている。また、解除位置にあるカム14cの上下は移動規制部18h及び第2延伸部18nにより挟まれている。自然状態における移動規制部18hと第2延伸部18nの間隔は、カム14cの断面の短手方向の長さにほぼ等しく、これにより上段梁18cや中段梁18bを撓ませない限り、アクチュエータ14を倒すことができない。こうして、カム14cを解除位置で安定させるようにしている。
図4及び図5に示すように、第2端子20にも、筐体12内において後部に固定され、上下方向に延びる共通基部20k、該共通基部20kから前方にそれぞれ片持ち状に延びて3段に配置される上段梁20c、中段梁20b及び下段梁20aが形成されている。第2端子20は筐体12の後方から内部に挿入され、中段梁20bの基端部下縁に形成された爪部20jが筐体12の一部に食い込むことで抜け止めされている。そして、筐体12内において、カム14cの回動に応じて、中段梁20bは下方に弾性変形し、また上段梁20cは上方に弾性変形するようになっている。
共通基部20kの下縁には筐体12の後方から下方に延びる基板接続部20dが形成されており、この基板接続部20dは図示しない回路基板の上面に配置された電極群の1つに半田づけされる。上述のように基板接続部18dは筐体12の前側に設けられており、基板接続部20dは筐体12の後側に設けられている。このため、コネクタ10が搭載される回路基板の上面には、これらに接続される電極群が千鳥状に配置される。
カム14cは、上段梁20c及び中段梁20bの間に位置しており、上段梁20cには、カム14cの後側に位置してカム14c、すなわちアクチュエータ14の後方への移動を規制する移動規制部20gが形成されている。また、中段梁20bの中途部には、カム14cの側面が接触して下方に押圧される被押圧部20fが設けられている。この被押圧部20fは中段梁20bの他の部分よりも上方に位置しており、前後両端で先端側及び基端側に接続している。
配線板挿入口22から挿入された配線板24は、下段梁20a及び中段梁20bの間にその端部が位置する。中段梁20bの先端には下方に突出する接触部20eが形成されており、図5に示すように、アクチュエータ14、すなわちカム14cが押圧位置に移動し、中段梁20bが下方に押下される場合に、接触部20eが配線板24の上面に形成された対応電極に加圧接触する。なお、また接触部18eはカム14cの押圧位置よりも後方に位置しており、接触部20eはカム14cの押圧位置よりも前方に位置している。このため、接触部18e及び接触部20eは前後に離間しており、配線板24の上面の電極群は千鳥状に配置される。
図1及び図6に示すように、最も左側に位置する第1端子18のさらに左側、及び最も右側に位置する第1端子18のさらに右側には、金属薄板を打ち抜いて形成された支持金具16がそれぞれ配置されている。支持金具16は、一方向に延びる形状を有する筐体補強部16cを有しており、この筐体補強部16cが前方から筐体12内に挿入されることで、筐体12の変形(潰れ)を防止している。筐体補強部16cの上縁には上方に突出する爪部16bが形成され、この爪部16bが筐体12の内壁に食い込むことで抜け止めされている。また、筐体補強部16cの基端側には上方に延びる脱落阻止部16aが形成されており、該脱落阻止部16aはアクチュエータ14の前方に位置して、該アクチュエータ14が前方に脱落するのを阻止している。
本実施形態によると、筐体12内に第1端子18及び第2端子20が取り付けられ、その後、アクチュエータ14が取り付けられる。具体的には、アクチュエータ14を起立させた状態で、横向きに寝かせられたカム14cが、筐体12の前側から、第1端子18の上段梁18cと中段梁18bの間、及び第2端子20の上段梁20cと中段梁20bの間に押し込まれる。このとき、第1端子18の中段梁18bの第1延伸部18mは上段梁18cの先端よりも前方に迫り出しており、カム14cの底面で第1延伸部18mが下方に押圧され、これにより中段梁18bは下方に撓み、カム14cが上段梁18cと中段18bの間に進入するのが許容される。つまり、第1延伸部18mは、カム14cが上段梁18cと中段梁18bの間に滑り込むのを案内する機能を果たす。また、カム14cの進入に伴って、スリット14aには第1端子18の上段梁18cの先端部が進入し、スリット14bには第2端子20の上段梁20cの先端部が進入する。カム14cが、中段梁18bの第2延伸部18n及び上段梁18cの移動規制部18hに上下を挟まれる位置まで進入すると、中段梁18bは自然状態に戻り、これにより移動規制部18fがカム14cの前方へ位置し、その脱落を阻止する。こうして、カム14cが上段梁18c及び中段梁18bの間で横向きに寝た状態で、アクチュエータ14が安定的に支持されるようになっている。なお、図2に示すように、第1延伸部18m、第2延伸部18n間に段差があるため、カムが第1延伸部18mから第2延伸部18nに移動するとクリック間が生じる。そのため操作者は、アクチュエータが正常に支持される状態に移行したことを認識することができる。
また、使用時においては、配線挿入口22に配線板24を挿入し、アクチュエータ14を上方に起立させた解除位置から、前方に倒された押圧位置に回動させることで、第1及び第2端子18,20の接触部18e,20eをそれぞれ、配線板24に形成された対応電極に加圧接触させることができる。
本実施形態では、第1端子18の中段梁18bには、配線板24の上面に形成される電極群の1つと接触する接触部18eが、カム14cの押圧位置よりも基端側に形成されている。このため、配線板挿入口22の奥側に接触部18eを設けることが容易となる。また、第2端子20の中段梁20bには、配線板24の上面に形成される電極群の1つと接触する接触部20eが、カム14cの押圧位置よりも先端側に形成されている。そして、複数の第1端子18及び複数の第2端子20が、互いに平行に所定間隔で交互に配置されている。このため、接触部18e及び20eは千鳥配置をなし、また配線板24の上面にも電極群が千鳥状に配置される。こうして、配線板24の表面積を有効利用して、コネクタ10の小型化を図ることができる。
また、本実施形態では、第1端子18の中段梁18bの先端部18gを基端側に折り返し、上段梁18c側に位置させている。そして、カム14cは、折り返された先端部18gを下方に押圧する。図3に示すように、先端部18gをカム14cが下方に押圧するとき、中段梁18bの最前部には矢印Fに示す力が作用して、中段梁18bの最前部に位置する曲折部18iは先端部18g側に引っ張られる。このため、カム14cが押圧位置に移動して中段梁18bが下方に弾性変形する場合にも、その最前部にある曲折部18iが配線板24の上面に接触してしまうことを防止できる。
また、第1端子18の中段梁18bには移動規制部18fが形成されており、上段梁18cにも移動規制部18hが形成されている。さらに、第2端子20の上段梁20cにも移動規制部18hが形成されており、カム14cはこれらに囲まれ、容易に脱落しないようにしている。また、支持金具16が第1端子18及び第2端子20の配列の左右両側には支持金具16が設けられており、同支持金具16の一部に形成された脱落阻止部16aがカム14cの前方に位置して、カム14cの脱落防止をさらに確実化している。
また、第1延伸部と第2延伸部との間に段差があることから、カムが支持位置に移行するとクリック感が生じるので、カムが正常に移行したことを操作者が認識することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が当業者にとって可能であるのはもちろんである。
本発明の実施形態に係るコネクタの外観斜視図である。 カムが解除位置にある第1端子を示すコネクタの断面図である。 カムが押圧位置にある第1端子を示すコネクタの断面図である。 カムが解除位置にある第2端子を示すコネクタの断面図である。 カムが押圧位置にある第2端子を示すコネクタの断面図である。 支持金具を示すコネクタの断面図である。
符号の説明
10 コネクタ、12 筐体、12a スリット、14 アクチュエータ、14a,14b スリット、14c カム、14d 操作部、16 支持金具、16a 脱出阻止部、16b 爪部、16c 筐体補強部、18 第1端子、18a,20a 下段梁、18b,20a 中段梁、18c,20c 上段梁、18d,20d 基板接続部、18e,20e 配線接触部、18f,18h,20g 移動規制部、18i 曲折部、18g 先端部、18j,20j 爪部、18k,20k 共通基部、18m 第1延伸部、18n 第2延伸部、20 第2端子、20f 被押圧部、22 配線板挿入口、24 配線板。

Claims (5)

  1. 共通基部から3段に延びる上段梁、中段梁並びに下段梁を一体的に備える端子と、
    前記上段梁及び前記中段梁の間に位置し、前記上段梁と前記中段梁との間を押し広げて前記中段梁を前記下段梁側に押圧する押圧位置と、前記押圧を解除する解除位置と、の間を回動可能に設けられるカムと、を備え、
    前記中段梁には、前記中段梁及び前記下段梁の間に配置される配線板の上面に形成される電極と接触する接触部が、前記カムの押圧位置よりも基端側に形成され
    前記中段梁の先端部が基端側に折り返されて前記上段梁側に位置し、
    前記カムは、前記中段梁の前記折り返された先端部を前記下段梁側に押圧する
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタにおいて、
    前記中段梁には、前記カムが前記上段梁及び前記中段梁の間を移動するのを規制する中段移動規制部が形成される、
    ことを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項に記載のコネクタにおいて、
    前記中段移動規制部は、前記カムよりも前記中段梁の基端から離れた位置において前記中段梁と前記上段梁との間隔を前記カムの最小径よりも狭める部分を含む、
    ことを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載のコネクタにおいて、
    前記上段梁には、前記カムが前記上段梁及び前記中段梁の間を移動するのを規制する上段移動規制部が形成される、
    ことを特徴とするコネクタ。
  5. 請求項1乃至のいずれかに記載のコネクタにおいて、
    共通基部から3段に延びる上段梁、中段梁並びに下段梁を一体的に備える他の端子をさらに備え、
    前記カムは、前記他の端子の前記上段梁及び前記中段梁の間にも位置し、前記押圧位置において、前記他の端子の前記上段梁及び前記中段梁との間を押し広げて該中段梁を前記他の端子の前記下段梁側に押圧し、
    前記他の端子の前記中段梁には、前記他の端子の前記中段梁及び前記下段梁の間に配置される前記配線板の上面に形成される他の電極と接触する接触部が、前記カムの押圧位置よりも先端側に形成される、
    ことを特徴とするコネクタ。
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