JP2006202606A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 コネクタに組み込まれるコンタクトの上側アームを長くし、弾性変形を大きくさせ、上側アームの接点の接続対象物への接触圧を一定に保たせる。
【解決手段】 絶縁ハウジング(2)の後方に開口部(6)を設け、この開口部(6)にアクチュエータ(5)を配す。第1コンタクト(3)は中空部(16)を有すU字状部(8)を有し、一方の壁部(10)の上部より上側アーム(11)を前方へ延在させる。中空部(16)へはアクチュエータ(5)のフランジ部(15)が挿入可能で、アクチュエータ(5)の閉のとき、上側アーム(11)の上向きの弾性変形を小とさせかつ下向きの弾性変形を大とさせ得る。
【選択図】 図1
【解決手段】 絶縁ハウジング(2)の後方に開口部(6)を設け、この開口部(6)にアクチュエータ(5)を配す。第1コンタクト(3)は中空部(16)を有すU字状部(8)を有し、一方の壁部(10)の上部より上側アーム(11)を前方へ延在させる。中空部(16)へはアクチュエータ(5)のフランジ部(15)が挿入可能で、アクチュエータ(5)の閉のとき、上側アーム(11)の上向きの弾性変形を小とさせかつ下向きの弾性変形を大とさせ得る。
【選択図】 図1
Description
本発明は、フレキシブルプリント基板(FPC)やフレキシブルフラットケーブル(FFC)等の接続対象物用コネクタに関する。
パーソナルコンピューターやテレビジョン受像器、ゲーム機器、携帯電話等の急速な普及に伴い、プリント配線板等にコネクタを半田付けし、このコネクタにフレキシブルプリント基板(FPC)やフレキシブルフラットケーブル(FFC)等の接続対象物を挿入し、コネクタ内の各コンタクトにFPCやFFC等の接続対象物の各ケーブルを電気的に導通状態となるよう圧接させている。各種機器の電気回路や多数の電子部品との電気的接続にはコネクタは必須部品となっている。
この種のコネクタは合成樹脂製のハウジング内に導電材からなるコンタクトを複数個並設して配した構成を有し、ハウジング内にFPC又はFFCを挿入した後、ハウジングに回動自在に支持されたアクチュエータを動作させ、各コンタクトの接触子を接続対象物の対応ケーブルに夫々圧接させて電気的導通関係を得ている。
このコネクタは、接続対象物の各ケーブルをプリント配線板等に直接半田付けする必要がなく多用されている。
このコネクタは、接続対象物の各ケーブルをプリント配線板等に直接半田付けする必要がなく多用されている。
従来のコネクタは、ターミナルの本体から略水平にアームを延在させその自由端を接点即ち接触子としている。接点の接続対象物への圧接はアームのもつ弾力に依存している。しかしながら、従来のコネクタは、ハウジングの前方に開口部を設け、この開口部にアクチュエータを配し、アクチュエータの下方にコンタクトのアームの自由端をもってくる構成とし、コンタクトの基部をハウジングの後方に配し、アームをできる限り長い片持ち梁タイプとしても限界があり、アームの弾性力は小さいものとなっている。
それ故に、本発明は前述した従来技術の不具合を解消させることを解決すべき課題とする。
本発明は、前述した課題を解決するために、基本的には、ハウジングの開口部を後方に配し、後方開口部にアクチュエータを設け、コンタクトのアームを前方へと延在させる構成とさせる。この構成により、アームは長くなりアームの弾性力を大とさせ得る。
本発明によれば、後方に開口部を有する絶縁ハウジングと、絶縁ハウジングの後方より絶縁ハウジング内に挿入される第1コンタクトと、絶縁ハウジングの前方より絶縁ハウジング内に挿入される第2コンタクトと、絶縁ハウジングの後方の開口部に位置しかつ開位置と閉位置とを選択的にとるアクチュエータとを有し、第1コンタクトがU字状部を有する基部と、U字状部の一方の側壁部の下部より延在しかつ絶縁ハウジング内に挿入される下側アームと、該一方の側壁部の上部より絶縁ハウジングの前方へと延在する上側アームとを有し、アクチュエータがカム部材と挿入部とを有し、アクチュエータが開位置をとるときカム部が上側アームの下部に接し、閉位置をとるとき挿入部がU字状部の対向する両側壁部間内に挿入されることを特徴とするコネクタが提供される。
好ましくは、第2コンタクトが接点を有する上側アームを有し、アクチュエータのカム部材が上側アームの上面に接しかつアクチュエータの閉時アクチュエータがハウジングの壁面に当接する。さらに、アクチュエータ開時、U字状部の一方の側壁部の下部を第1の支点とし、上側アームが弾性変形可能であり、かつアクチュエータ閉時、U字状部の一方の側壁部の上部を第2の支点とし、上側アームが弾性変形可能である。加えて、第2の支点がアクチュエータの挿入部と一方の側壁部との接触点よりなる。
アクチュエータが開のとき、カム部材が第1コンタクトの上側アームを第1の支点を中心に上方へ押し上げ、その自由端が接続対象物の挿入口を拡大させる。アクチュエータが閉のとき、第1コンタクトの基部のU字状部の開口にアクチュエータの一部が入りかつカム部材が上側アームから解放されるので、U字状部の一方の側壁部の上部、即ち第2の支点が上側アームの基点となり、上側アームの弾性力は大となる。
アクチュエータ開時、接続対象物のハウジング内への挿入は容易となる。即ち、上側アームの先端部の弾性変位量は大きく、接続対象物のハウジングへの挿入は容易となる。
アクチュエータ閉時、第2の支点が上側アームの弾性変形の基点となり、アームを単調なものとして処理するため、上側アームの先端部の上向き変位量は少なく、上側アームの接続対象物への弾性力を確保できる。
アクチュエータ開時、接続対象物のハウジング内への挿入は容易となる。即ち、上側アームの先端部の弾性変位量は大きく、接続対象物のハウジングへの挿入は容易となる。
アクチュエータ閉時、第2の支点が上側アームの弾性変形の基点となり、アームを単調なものとして処理するため、上側アームの先端部の上向き変位量は少なく、上側アームの接続対象物への弾性力を確保できる。
アクチュエータが閉のとき、第2コンタクトの基部がアクチュエータに接し、第2コンタクトの上側アームの長さを確保する。
図1を参照する。コネクタ1は、絶縁ハウジング2、第1と第2コンタクト3,4、アクチュエータ5よりなる。導電性の第1と第2コンタクト3,4はハウジング2内に離間して順次隣り合わせる形で配され、たとえば、第1コンタクト3が奇数極に第2コンタクト4が偶数極に配される。
絶縁ハウジング2は、後方開口部6、前方の接続対象物21の挿入口7を有するボックス形のものであり、第1コンタクト3が絶縁ハウジング2の後方より挿入される。
絶縁ハウジング2は、後方開口部6、前方の接続対象物21の挿入口7を有するボックス形のものであり、第1コンタクト3が絶縁ハウジング2の後方より挿入される。
第1コンタクト3は、U字状部8を有する基部9と、U字状部8の一方の壁部10の上部より前方へ延在する上側アーム11と、基部9より絶縁ハウジング2内へと延在する下側アーム12とよりなる。
上側アーム11の接点13は挿入口7の近くに位置する。基部9の下部は半田付け部となる。
アクチュエータ5が絶縁ハウジング2の両側に回動自在に枢支され、絶縁ハウジング2の後方開口部6に位置する。アクチュエータ5は図1に示す開位置と図2と図3に示す閉位置とを選択的にとることができる。アクチュエータ5はカム部材14を有し、図1に示す状態ではカム部材14が上側アーム11の下側と接し上側アーム11を上方へ押し上げ、接続対象物の挿入口7よりの挿入を容易にさせる。
上側アーム11の上方への押し上げは、第1の支点22を中心としてなされる。即ち、一方の壁部10の根元部を支点として上側アーム11の先端部の上方への弾性変形を可能にし、アームの長さを長くとることができることから、弾性変形量を大とさせ得る。
上側アーム11の接点13は挿入口7の近くに位置する。基部9の下部は半田付け部となる。
アクチュエータ5が絶縁ハウジング2の両側に回動自在に枢支され、絶縁ハウジング2の後方開口部6に位置する。アクチュエータ5は図1に示す開位置と図2と図3に示す閉位置とを選択的にとることができる。アクチュエータ5はカム部材14を有し、図1に示す状態ではカム部材14が上側アーム11の下側と接し上側アーム11を上方へ押し上げ、接続対象物の挿入口7よりの挿入を容易にさせる。
上側アーム11の上方への押し上げは、第1の支点22を中心としてなされる。即ち、一方の壁部10の根元部を支点として上側アーム11の先端部の上方への弾性変形を可能にし、アームの長さを長くとることができることから、弾性変形量を大とさせ得る。
アクチュエータ5は、U字状部8の中空部16へ挿入されるフランジ部15を有す。図2に示すように、接続対象物を挿入した後、アクチュエータ5を閉位置に移動させると、フランジ部15が中空部16内に入り、上側アーム11の曲部がフランジ部15の壁面に接し、上側アーム11の上向きの動きを規制する。このため、上側アーム11の先端部は第2の支点23を基点とする弾性変形となり、アームの長さは短く、上側アーム11の先端部の上向きの変位量は少ない。接点13の接続対象物21への押圧力を一定かつ大とさせ得る。この際、カム部材14は上側アーム11から解放され、上側アーム11の下向きの弾性力を阻害しない。
図2に示す状態では、接続対象物が接点13と接し、上側アーム11を上向きに押し返すが上側アーム11の曲部とフランジ部15との接触が上側アーム11のこの動きを規制する。かくして、接点13の接続対象物への適正な接触圧が保証される。
図2に示す状態では、接続対象物が接点13と接し、上側アーム11を上向きに押し返すが上側アーム11の曲部とフランジ部15との接触が上側アーム11のこの動きを規制する。かくして、接点13の接続対象物への適正な接触圧が保証される。
第2コンタクト4は、図3に示す如く、絶縁ハウジング2の前方より絶縁ハウジング2内に挿入され、その基板17の一部が絶縁ハウジング2内に支持され、上側アーム18が基板17の離間して平行する形で前方へ延在する。上側アーム18は接点19をその自由端部に有す。
図1に示すアクチュエータ5の開時、カム部材14が第2コンタクト4の基板17に接し、図3に示すアクチュエータ閉時、アクチュエータ5の下面20が基板17と絶縁ハウジング2に接し、アクチュエータ5の動きを規制する。
尚、図中0はアクチュエータ5の回転中心を示す。
図1に示すアクチュエータ5の開時、カム部材14が第2コンタクト4の基板17に接し、図3に示すアクチュエータ閉時、アクチュエータ5の下面20が基板17と絶縁ハウジング2に接し、アクチュエータ5の動きを規制する。
尚、図中0はアクチュエータ5の回転中心を示す。
1 コネクタ
2 ハウジング
3,4 コンタクト
5 アクチュエータ
6 後方開口部
7 挿入口
8 U字状部
9 基部
10 一方の壁部
11,12,18 アーム
14 カム部材
15 フランジ部
21 接続対象物
22 第1の支点
23 第2の支点
2 ハウジング
3,4 コンタクト
5 アクチュエータ
6 後方開口部
7 挿入口
8 U字状部
9 基部
10 一方の壁部
11,12,18 アーム
14 カム部材
15 フランジ部
21 接続対象物
22 第1の支点
23 第2の支点
Claims (4)
- 後方に開口部を有する絶縁ハウジングと、絶縁ハウジングの後方より絶縁ハウジング内に挿入される第1コンタクトと、第1コンタクトと並列に配される第2コンタクトと、絶縁ハウジングの後方の開口部に位置しかつ開位置と閉位置とを選択的にとるアクチュエータとを有し、第1コンタクトがU字状部を有する基部と、U字状部の一方の側壁部の下部より延在しかつ絶縁ハウジング内に挿入される下側アームと、該一方の側壁部の上部より絶縁ハウジングの前方へと延在する上側アームとを有し、アクチュエータがカム部材と挿入部とを有し、アクチュエータが開位置をとるときカム部が上側アームの下部に接し、閉位置をとるとき挿入部がU字状部の対向する両側壁部間内に挿入されることを特徴とするコネクタ。
- 第2コンタクトが接点を有する上側アームを有し、アクチュエータのカム部材が上側アームの上面に接しかつアクチュエータの閉時アクチュエータがハウジングの壁面に当接することを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- アクチュエータ開時、U字状部の一方の側壁部の下部を第1の支点とし、上側アームが弾性変形可能であり、かつアクチュエータ閉時、U字状部の一方の側壁部の上部を第2の支点とし、上側アームが弾性変形可能である請求項1記載のコネクタ。
- 第2の支点がアクチュエータの挿入部と一方の側壁部との接触点よりなる請求項3記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005012905A JP2006202606A (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005012905A Pending JP2006202606A (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | コネクタ |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008146935A (ja) * | 2006-12-07 | 2008-06-26 | Iriso Denshi Kogyo Kk | コネクタ |
JP2010244987A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-10-28 | Kyocera Elco Corp | コネクタ |
CN105490046A (zh) * | 2014-10-03 | 2016-04-13 | 第一精工株式会社 | 电连接器 |
-
2005
- 2005-01-20 JP JP2005012905A patent/JP2006202606A/ja active Pending
Cited By (6)
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JP2010244987A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-10-28 | Kyocera Elco Corp | コネクタ |
CN105490046A (zh) * | 2014-10-03 | 2016-04-13 | 第一精工株式会社 | 电连接器 |
JP2016076347A (ja) * | 2014-10-03 | 2016-05-12 | 第一精工株式会社 | 電気コネクタ |
KR101766534B1 (ko) | 2014-10-03 | 2017-08-08 | 다이-이치 세이코 가부시키가이샤 | 전기 커넥터 |
CN105490046B (zh) * | 2014-10-03 | 2018-01-19 | 第一精工株式会社 | 电连接器 |
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