JP4391560B2 - 基板コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、基板コネクタに関するものである。
従来、ケーブル等の電線をプリント回路基板等の基板に接続するために基板コネクタが使用されている(例えば、特許文献1参照。)。このような基板コネクタは、基板に実装され、ケーブルの端部に接続された相手方コネクタと嵌(かん)合する。
図14は従来の基板コネクタのシェルの斜視図である。
図において、871は、従来の基板コネクタが有するシェルであり、金属板から成り、複数の導電端子を収容する矩(く)形状の絶縁性ハウジングの周囲を覆うように配設され、シールド機能を発揮する。そして、シェル871は開口部813を備え、該開口部813内には、前記絶縁性ハウジングの導電端子が収容されるとともに、図示されない相手方コネクタが前方(図における左下方)から挿入される。
また、シェル871の下面には、図示されない基板の表面に形成されたグランドパッドに接続される複数のグランド端子876が形成されている。さらに、隣接するグランド端子876の間には舌片875が形成され、該舌片875には開口部813内に挿入された相手方コネクタの金属製のシェルと接触する接触ばね874が形成されている。該接触ばね874は、後端が舌片875に接続され、前端が自由端として上下方向に弾性的に変位可能なカンチレバー状の部材であり、相手方コネクタの金属製のシェルと確実に接触することができる。なお、シェル871の側面には、基板の表面に形成された他のグランドパッドに接続される側方グランド端子878が形成されている。
特開2006−172824号公報
しかしながら、前記従来の基板コネクタにおいては、接触ばね874が相手方コネクタの挿抜方向に延在するカンチレバー状の片持ちばねとなっているので、相手方コネクタの金属製のシェルとの接触を確実にするために接触力を上げようとすると、接触ばね874を大型化する必要あり、その結果、シェル871及び絶縁性ハウジングが大型化してしまい、小型の電子機器に装着することが困難である。例えば、携帯電話機等の電子機器の基板に実装される基板コネクタの場合、近年では、その高さをより低くすることが要求されることがあり、このようなとき、前記従来の基板コネクタでは、対応することができなくなってしまう。
本発明は、前記従来の基板コネクタの問題点を解決して、相手方コネクタが挿入される差込口に配設されるシールド部材に、基板の導電ランドに接続される複数の脚部と、前記差込口の幅方向に延在し、脚部によって両端が支持されたばね部とを形成することにより、ばね部を薄くしても十分な接触力を得ることができ、また、その弾性により、接触を確実に維持することができ、脚部と基板の導電ランドとの接続を確実に維持することができ、高いシールド性を備え、低背化が可能な信頼性の高い基板コネクタを提供することを目的とする。
そのために、本発明の基板コネクタにおいては、天板、底板及び側壁によって周囲を画定され、相手方コネクタの挿入部が挿入される差込口を備えるハウジングと、少なくとも一部が前記底板の前方に配設され、前記相手方コネクタの挿入部の下面の少なくとも一部を覆う相手方コネクタの挿入部シールド部材と接触する差込口シールド部材を備えるとともに、前記ハウジングの周囲の少なくとも一部を覆うシールド部材とを有し、前記差込口シールド部材は、前記底板の下面に対向する基板の導電ランドに接続される複数の脚部、及び、前記差込口の幅方向に延在し、前記脚部によって両端が支持され、両持ちのばねとして機能するばね部を含み、該ばね部は、前記相手方コネクタの挿入部が前記差込口に挿入されると、前記相手方コネクタの挿入部シールド部材に接触する。
本発明の他の基板コネクタにおいては、さらに、前記脚部は、前記差込口シールド部材から突出する突出片を、下方に曲げて形成される。
本発明の更に他の基板コネクタにおいては、さらに、前記ばね部又は挿入部シールド部材は、表面に形成された突起を備える。
本発明の更に他の基板コネクタにおいては、さらに、前記ばね部は、前端から前方斜め下に延出する誘込み部を備える。
本発明の更に他の基板コネクタにおいては、さらに、前記ばね部は、前記挿入部が差込口に挿入されると、下方に弾性的に変位する。
本発明の更に他の基板コネクタにおいては、さらに、前記ばね部と基板との距離は、前記ばね部が下方に変位しても基板と接触しないように設定される。
本発明の更に他の基板コネクタにおいては、さらに、前記脚部は、前記差込口シールド部材の下方に位置し、基板の導電ランドに当接する接続脚部を含み、該接続脚部は、湾曲した側面形状を備え、前記差込口シールド部材に接続された基端側及び自由端側が折返されて形成される。
本発明によれば、基板コネクタは、相手方コネクタが挿入される差込口に配設されるシールド部材に、基板の導電ランドに接続される複数の脚部と、前記差込口の幅方向に延在し、脚部によって両端が支持されたばね部とを形成するようになっている。これにより、ばね部を薄くしても十分な接触力を得ることができ、また、その弾性により、接触を確実に維持することができ、脚部と基板の導電ランドとの接続を確実に維持することができ、高いシールド性を備え、低背化することができるとともに、接触信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態における基板コネクタ及び相手方コネクタを示す斜視図であり、嵌合前の状態を示す図、図2は本発明の実施の形態における相手方コネクタの四面図、図3は本発明の実施の形態における相手方コネクタの斜視図であり、下面を上に向けた状態を示す図である。なお、図2において、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は下面図、(d)は側面図である。
図において、1は、本実施の形態における第1のコネクタである基板コネクタとしてのレセプタクルコネクタであり、後述される基板91の表面に実装される。また、101は、本実施の形態における第2のコネクタである相手方コネクタとしてのプラグコネクタであり、複数の電線191を備えるケーブルの端部に接続され、前記レセプタクルコネクタ1と嵌合して該レセプタクルコネクタ1にケーブルを電気的に接続するために使用される。
なお、本実施の形態において、プラグコネクタ101は、図に示されるような断面円形の電線191を備えるケーブルを接続するためのものでなく、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)等の平板状可撓(とう)性ケーブル、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)、リジッド回路基板等を接続するためのものであってもよい。また、レセプタクルコネクタ1が実装される基板91は、例えば、電子機器が備えるプリント回路基板であるが、いかなる種類の基板であってもよい。さらに、前記電子機器は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Disital Assistant)、デジタルカメラ、ビデオカメラ、音楽プレーヤ、ゲーム機、車両用ナビゲーション装置等であるが、いかなる種類の機器であってもよい。
ここでは、前記レセプタクルコネクタ1が携帯電話機のような小型の電子機器が備える回路基板に実装されるものである場合を例に説明する。この場合、レセプタクルコネクタ1は、幅が約20〔mm〕、奥行きが約5.5〔mm〕、高さが1〔mm〕以下の外形寸法を備え、さらに、0.5〔mm〕以下のピッチで幅方向に配列された後述されるレセプタクル端子61を複数本備える小型低背型の基板コネクタであるものとして説明する。
なお、本実施の形態において、レセプタクルコネクタ1及びプラグコネクタ101の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、レセプタクルコネクタ1及びプラグコネクタ101が図に示される姿勢である場合に適切であるが、レセプタクルコネクタ1及びプラグコネクタ101の姿勢が変化した場合には、姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
ここで、前記プラグコネクタ101は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成された相手方ハウジングとしてのプラグハウジング111と、金属等の導電性材料から成り、該プラグハウジング111に装填(てん)された相手方端子としてのプラグ端子161と、金属等の導電性材料の薄板から成り、前記プラグハウジング111の周囲の少なくとも一部を覆う相手方シールド部材としてのプラグシールド部材171とを有する。
そして、前記プラグハウジング111は、レセプタクルコネクタ1の差込口13に挿入される板状の挿入部115を備える。該挿入部115は、プラグハウジング111の本体部112の前面から前方(図2(a)における下方)に延出する板状の部分であり、上面には複数のプラグ端子収容溝116が形成されている。そして、プラグ端子161は、各々の先端部が各プラグ端子収容溝116内に収容されて露出し、プラグコネクタ101の幅方向(図2(a)における横方向)に所定のピッチ(例えば、0.5〔mm〕以下)で並んで配列される。なお、各プラグ端子161の後端部は、プラグハウジング111の本体部112内において該本体部112によって保持されるとともに、後方(図2(a)における上方)から本体部112内に挿入された各電線191の導電線に接続される。
また、前記プラグシールド部材171は、プラグハウジング111の本体部112の上面の少なくとも一部を覆うプラグ上面シールド部材172、プラグハウジング111の本体部112の側面の少なくとも一部を覆うプラグ側面シールド部材173、プラグハウジング111の本体部112の下面の少なくとも一部を覆うプラグ下面シールド部材174、及び、プラグハウジング111の挿入部115の下面の少なくとも一部を覆う挿入部シールド部材175を備える。なお、前記プラグ上面シールド部材172、プラグ側面シールド部材173、プラグ下面シールド部材174及び挿入部シールド部材175は、互いに接続されて導通している。また、該挿入部シールド部材175には、下方に向けて突出する突起176が少なくとも1つ(図に示される例においては4つ)形成されている。
そして、前記挿入部115をレセプタクルコネクタ1の差込口13に挿入して、プラグコネクタ101とレセプタクルコネクタ1とを嵌合すると、前記プラグシールド部材171は、レセプタクルコネクタ1のレセプタクルハウジング11の周囲を覆うレセプタクルシールド部材71と接続されて導通する。具体的には、前記挿入部シールド部材175がレセプタクルシールド部材71の後述される差込口シールド部材75と接触する。
次に、前記レセプタクルコネクタ1の構成について詳細に説明する。
図4は本発明の実施の形態における基板コネクタの三面図、図5は本発明の実施の形態における基板コネクタの分解図、図6は本発明の実施の形態における基板コネクタの斜視図、図7は本発明の実施の形態における基板コネクタの部分破断図、図8は本発明の実施の形態における基板コネクタの部分拡大破断図であり、図7の要部拡大図、図9は本発明の実施の形態における基板コネクタの部分断面図である。なお、図4において、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図であり、図9において、(a)は図4のA−A矢視部分断面図、(b)は図4のB−B矢視部分断面図である。
本実施の形態において、レセプタクルコネクタ1は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されたハウジングである基板方ハウジングとしてのレセプタクルハウジング11と、金属等の導電性材料から成り、該レセプタクルハウジング11に装填された基板方端子としての複数のレセプタクル端子61と、金属等の導電性材料の薄板から成り、前記レセプタクルハウジング11の周囲の少なくとも一部を覆うシールド部材である基板方シールド部材としてのレセプタクルシールド部材71とを有する。
ここで、前記レセプタクル端子61は、例えば、金属板を打抜いて一体的に形成された部材であり、本体の下側から後方に延出し、基板91の表面に形成された信号端子としての信号パッドに、はんだ付等の手段によって接続されるテール部62、本体の上側から前方に延出する上腕部63、及び、本体の下側から前方に延出する下腕部64を備える。なお、前記上腕部63の先端近傍には下方に向けて突出する接触部65が形成されている。そして、前記レセプタクル端子61は、本体がレセプタクルハウジング11によって保持され、レセプタクルコネクタ1の幅方向(図4(a)における横方向)に所定のピッチ(例えば、0.5〔mm〕以下)で並んで配列される。
また、前記レセプタクルハウジング11は、レセプタクルコネクタ1の幅方向に延在し互いに平行な天板12及び底板14、並びに、レセプタクルコネクタ1の幅方向両端において高さ方向(図4(b)における縦方向)に延在し、前記天板12と底板14とを連結する側壁15を備える。そして、レセプタクルコネクタ1の幅方向に延在する細長いスロット状の差込口13は、前記天板12、底板14及び側壁15によって周囲を画定される。また、前記底板14の上面には、各レセプタクル端子61の下腕部64の少なくとも一部を収容する複数の腕部収容溝16が形成されている。図7及び8に示されるように、レセプタクル端子61の本体は、レセプタクルハウジング11の奥壁部11a内に保持され、下腕部64が奥壁部11aから前方に向けて差込口13内に延出する。
さらに、前記レセプタクルシールド部材71は、例えば、金属薄板に打抜き、折曲げ等の加工を施すことによって一体的に形成された部材であり、レセプタクルハウジング11の天板12の上面の少なくとも一部を覆うレセプタクル上部シールド部材としての上部シールド部材72、レセプタクルハウジング11の側壁15の側面の少なくとも一部を覆うレセプタクル側部シールド部材としての側部シールド部材73、少なくとも一部がレセプタクルハウジング11の底板14の前方に配設されるレセプタクル下部シールド部材としての差込口シールド部材75、及び、レセプタクルコネクタ1の幅方向両端において高さ方向に延在し、上部シールド部材72と差込口シールド部材75とを連結するレセプタクル連結シールド部材としての連結シールド部材74を備える。なお、前記上部シールド部材72、側部シールド部材73、差込口シールド部材75及び連結シールド部材74は、互いに接続されて導通している。
前記差込口シールド部材75は、レセプタクルコネクタ1の幅方向、すなわち、差込口13の幅方向に延在する細長い帯状の弾性を備える薄板部材であり、差込口13の前端(図4(a)における下端)において、底板14の前端縁の更に前側に位置し、両端が連結シールド部材74に接続されている。そして、前記差込口シールド部材75には、基板91の表面に形成された導電ランドとしての、例えば、グランドパッドに、はんだ付等の手段によって接続される脚部76と、前記差込口13の幅方向に延在し、隣接する脚部76によって両端が支持されたばね部77とが形成されている。前記脚部76の数は、2つ以上であれば、任意に設定することが可能であるが、図に示される例においては、図5に明確に示されるように、8つである。また、前記ばね部77の数も、1つ以上であれば、任意に設定することが可能であるが、図に示される例においては、図5に明確に示されるように、4つである。
なお、図に示される例においては、図7及び8に明確に示されるように、差込口シールド部材75の両端近傍に、後方に延出する補助接触部79が形成されている。該補助接触部79は、基端が差込口シールド部材75に接続されたカンチレバー状の部材であり、底板14の上面の一部を覆うように延在し、差込口13にプラグコネクタ101の挿入部115が挿入されると、押圧され、挿入部シールド部材175に接触する。また、前記補助接触部79は、不要であれば、適宜省略することができる。
前記脚部76は、その断面形状が図9(a)に示されるように、差込口シールド部材75の前端から更に前方に突出する突出片を、下方に曲げて形成された部分である。そして、前記脚部76は、差込口シールド部材75の下方に位置し基板91のグランドパッドに当接する接続脚部76aを備える。本実施の形態では、該接続脚部76aは、湾曲した側面形状を備えて折返され、差込口シールド部材75に接続された部分(前記突出片の基端側)及び自由端(前記突出片の先端側)では、基板91の表面から離れている。また、この湾曲した側面形状によって、接続脚部76aと差込口シールド部材75の下面とは、密着しておらずに離間しており、空隙部76bが形成されている。
脚部76をはんだ付によって基板91のグランドパッドに接続する場合、接続脚部76aの下面が基板91の表面から離れている部分に溶融はんだが進入してはんだフィレットが形成されるので、はんだ付の強度が増加する。また、接続脚部76aの上面と差込口シールド部材75の本体の下面とは、密着しておらずに離間しており、空隙部76bが形成されている。空隙部76bが存在することによって、はんだ上がりが防止され、はんだが差込口シールド部材75の上面やばね部77に直接付着してしまうことがない。
このように、本発明の実施の形態では、脚部76は、突出片が下方に曲げられ、先端が後方を向くように折返されて、差込口シールド部材75と基板91との間に位置するように形成された形状を示したが、この他、基板との所定の高さを維持するものであれば、先端が下方を向くように曲った形状でもよい。また、突出片は差込口シールド部材75の前端側からだけでなく後端側から接続されるよう形成してもよい。
また、前記ばね部77は、細長い帯状の薄板部材であり、両端が脚部76によって支持されることにより、両持ちの板ばねとして機能し、差込口13に挿入されたプラグコネクタ101の挿入部115の挿入部シールド部材175と接触する。前記ばね部77は、図9(b)に示されるように、下面が基板91の表面から離れているので、前記挿入部115が差込口13に挿入された際に挿入部シールド部材175によって下方に押されたときも、弾性的に変形して下方に変位することができる。そして、弾性的に変形することによって生じる反力により、前記ばね部77は、挿入部シールド部材175に押圧される。これにより、前記ばね部77と挿入部シールド部材175との接触が確実に維持されるので、差込口シールド部材75と挿入部シールド部材175との導通を確実に保つことができる。
なお、ばね部77の下面と基板91の表面との距離は、挿入部115が差込口13に挿入された際にばね部77が下方に変位しても、該ばね部77の下面が基板91の表面に当接しない程度に、後述の突起176の高さを調整するなどして、あらかじめ設定される。そのため、前記挿入部115が差込口13に挿入された際に、基板91の表面と当接してしまう、ということがない。
また、ばね部77の下面が基板91の表面に当接することがないので、該基板91の表面におけるばね部77の下面に対応する範囲に導電トレースを配線することができる。基板91が携帯電話機のような小型の電子機器の回路基板である場合、導電トレースの配線密度が極めて高く、導電トレースの配線可能な箇所を見出すことが困難であるが、本実施の形態においては、ばね部77の下面に対応する範囲に導電トレースを配線することができるので、レセプタクルコネクタ1の下を通過するような導電トレースを配線することができ、導電トレースの配線の自由度が高くなり、基板設計の自由度が高くなる。
前記ばね部77は、差込口13の奥行き方向でなく、比較的寸法の大きい幅方向に延在するので、弾性変形してばねとして機能することができる部分の長さ、すなわち、ばね長を長くすることができる。そして、必要に応じてばね長を長くすることによって、安定した接触状態を得ることができる。
また、ばね部77は、脚部76によって支持されることにより、両持ちの板ばねとして機能するので、一端のみが支持された片持ちの板ばねと比較して、弾性領域を確保しやすく、かつ、弾性変形した際の反力は強くなる。そのため、高い接触力を得るためにばね部77の板厚を厚くする必要がなく、薄板によって差込口シールド部材75を形成することができ、その結果、レセプタクルコネクタ1の高さを抑制することができる。また、ばね部77の変位量を大きくしなくても、十分に強い接触力を得ることができるので、ばね部77が上下方向、すなわち、レセプタクルコネクタ1の高さ方向に自由に変位可能な範囲を大きく設定する必要がなく、その結果、レセプタクルコネクタ1の高さを抑制することができる。
そして、脚部としての折返し部76を基板へはんだ付することによって、ばね部77は両端固定支持の梁(はり)状となり、更に強い接触力を得ることができる。
また、図に示される例において、ばね部77の前端には、前方斜め下に延出する誘込み部77aが接続されている。図9(b)に示されるように、該誘込み部77aの上面が前方斜め下に向けて傾斜した傾斜面となっているので、挿入部115が差込口13に挿入される際に、挿入部115の下端が前記傾斜面によってガイドされ、これにより、挿入部115がスムーズに差込口13に挿入される。
さらに、誘込み部77aが接続されることによって、該誘込み部77aを含むばね部77の断面形状は、図9(b)に示されるように、「へ」字状となる。これにより、ばね部77は曲げ方向(図9(b)における上下方向)に関して、誘込み部77aが接続されない場合と比べて撓(たわ)みにくくなり、ばね部77の接触力がより強くなるよう調節することができる。そのため、前述のように、ばね部77の板厚を厚くする必要がなく、かつ、ばね部77がレセプタクルコネクタ1の高さ方向に自由に変位可能な範囲を大きく設定する必要がないので、レセプタクルコネクタ1の高さを更に抑制することができる。
また、本実施の形態では、ばね部77の断面形状を「へ」字状としたが、他に、円弧形状としてもよい。
また、誘込み部77aとばね部77の両端を支持する脚部76の各々との間には、切欠部78が形成されている。切欠部78の大きさを調整することによって、ばね部77と脚部76との接続部分の寸法及び誘込み部77aの寸法を調整して、ばね部77の弾性を調整することができる。
なお、前記誘込み部77aの寸法及びばね部77に対する傾斜角度は、適宜設定することができる。例えば、誘込み部77aのばね部77に対する傾斜角度をより大きく設定することによってばね部77はより撓みにくくなり、相手方コネクタのシールド部材との接触力をが強くなるように調節することができる。さらに、前記誘込み部77aは、不要であれば、適宜省略することができる。
次に、前記プラグコネクタ101をレセプタクルコネクタ1に嵌合する動作について説明する。
図10は本発明の実施の形態における基板コネクタ及び相手方コネクタを示す上面図であり、嵌合前の状態を示す図、図11は本発明の実施の形態における基板コネクタ及び相手方コネクタを示す部分断面図であり、嵌合前の状態を示す図、図12は本発明の実施の形態における基板コネクタ及び相手方コネクタを示す上面図であり、嵌合した状態を示す図、図13は本発明の実施の形態における基板コネクタ及び相手方コネクタを示す部分断面図であり、嵌合した状態を示す図である。なお、図11において、(a)は図10のU−U矢視部分断面図、(b)は図10のV−V矢視部分断面図であり、図13において、(a)は図12のX−X矢視部分断面図、(b)は図12のY−Y矢視部分断面図である。
本実施の形態において、レセプタクルコネクタ1は、いわゆるライトアングルタイプのコネクタであり、図11に示されるように、基板91に対して横向きの状態で、レセプタクルハウジング11の底板14の下面が基板91の表面に対向するようにして実装される。そのため、差込口13は基板91に対して平行に延在し、差込口13の前面は、基板91に対してほぼ垂直となる。したがって、プラグコネクタ101をレセプタクルコネクタ1に嵌合する場合、プラグコネクタ101を基板91の表面に平行に移動させる。
まず、プラグコネクタ101をオペレータが手指等によって操作して、図10及び11に示されるように、プラグコネクタ101の挿入部115の前面がレセプタクルコネクタ1の差込口13の前面に向合うようにする。なお、プラグコネクタ101の姿勢は、プラグハウジング111の本体部112の下面が基板91の表面に対向し、かつ、平行となるようにする。
続いて、プラグコネクタ101を基板91の表面に平行に、かつ、レセプタクルコネクタ1の方向に移動させ、プラグコネクタ101の挿入部115をレセプタクルコネクタ1の差込口13内に挿入させる。この際、挿入部115の下端が差込口シールド部材75の誘い込み部77aの傾斜面によってガイドされるので、挿入部115をスムーズに差込口13に挿入することができる。
そして、プラグコネクタ101の挿入部115をレセプタクルコネクタ1の差込口13の奥にまで挿入することによって、図12及び13に示されるように、プラグコネクタ101とレセプタクルコネクタ1とが嵌合した状態となる。
この場合、図13(a)に示されるように、挿入部シールド部材175に形成された突起176が差込口シールド部材75のばね部77の上面に当接することによって、ばね部77を下方に変位させる。
なお、前記突起176は、各ばね部77における差込口13の幅方向に関する中央に対応する位置に形成されていることが望ましい。これにより、左右の両端が脚部76によって支持されたばね部77は、左右対称な形状となるように変位し、適切な弾性を発揮することができる。
また、図13(a)に示されるように、前記突起176と当接することによってばね部77が下方に変位しても、該ばね部77の下面が基板91の表面に当接することがない。そのため、ばね部77は、弾性的に変位することによって反力を発揮し、この力により、前記ばね部77は、挿入部シールド部材175に押圧される。これにより、前記ばね部77と挿入部シールド部材175との接触が確実に維持されるので、該差込口シールド部材75と挿入部シールド部材175との導通を確実に保つことができる。例えば、電線191を介してプラグコネクタ101に捩(ねじ)り等の外力が加えられた場合であっても、弾性変形しているためその変動に追従し、差込口シールド部材75と挿入部シールド部材175との導通を確実に保つことができる。
さらに、該挿入部シールド部材175におけるばね部77の接触部分が突起176という微小部分であるので、接触部分における単位面積あたりの接圧が高くなる。そのため、前記ばね部77と挿入部シールド部材175との接触時に、表面の汚れ等を取除くワイピング作用が働き、導通がより低い抵抗で確実に維持されるので、差込口シールド部材75と挿入部シールド部材175との導通をより確実に保つことができる。
なお、本実施の形態においては、挿入部シールド部材175に突起176を形成した場合について説明したが、該突起176は、挿入部シールド部材175でなく、差込口シールド部材75のばね部77の上面に上方に突出するように形成されてもよい。
さらに、前記ばね部77及び突起176は、複数ずつ(図に示される例においては4つずつ)形成されているので、差込口シールド部材75と挿入部シールド部材175とは複数箇所において接触して導通する。つまり、レセプタクルシールド部材71とプラグシールド部材171との間での多点接触が実現されるので、レセプタクルシールド部材71とプラグシールド部材171との間でのグランド接触抵抗を安定化させることができる。
また、前記ばね部77が上向きの力を発揮することによって、ばね部77の両端を支持する脚部76には、下向きの力が付与される。これにより、脚部76の接続脚部76aが基板91のグランドパッドに押圧されるので、接続脚部76aが基板91のグランドパッドとの間のはんだによる接続部の剥(は)がれを防止して、レセプタクルシールド部材71と基板91との間の導通を確実に保つことができる。例えば、電線191及びプラグコネクタ101を介してレセプタクルコネクタ1に捩り等の外力が加えられた場合であっても、レセプタクルシールド部材71と基板91との間の導通を確実に保つことができる。
さらに、脚部76も、複数(図に示される例においては8つ)形成されているので、レセプタクルシールド部材71と基板91とは複数箇所において接触して導通する。つまり、レセプタクルシールド部材71と基板91との間での多点接触が実現されるので、レセプタクルシールド部材71と基板91との間でのグランド接触を安定化させることができる。
このように、本実施の形態において、レセプタクルコネクタ1は、天板12、底板14及び側壁15によって周囲を画定され、プラグコネクタ101の挿入部115が挿入される差込口13を備えるレセプタクルハウジング11と、少なくとも一部が底板14の前方に配設され、挿入部115の下面の少なくとも一部を覆う挿入部シールド部材175と接触する差込口シールド部材75を備えるとともに、レセプタクルハウジング11の周囲の少なくとも一部を覆うレセプタクルシールド部材71とを有し、差込口シールド部材75は、底板14の下面に対向する基板91のグランドパッドに接続される複数の脚部76、差込口13の幅方向に延在し、脚部76によって両端が支持されたばね部77を含み、ばね部77は、挿入部115が差込口13に挿入されると、挿入部シールド部材175に接触する。
これにより、ばね部77を薄くしても十分な接触力を得ることができ、プラグコネクタ101の挿入部シールド部材175との接触を確実に維持することができる。また、脚部76と基板91のグランドパッドとの接続も確実に維持することができる。したがって、高いシールド性と接触信頼性を発揮する。また、レセプタクルコネクタ1の高さ方向の寸法を抑制して、レセプタクルコネクタ1を低背化することができる。
また、ばね部77又は挿入部シールド部材175は、表面に形成された突起176を備える。そして、ばね部77又は挿入部シールド部材175が突起176と当接することによって、ばね部77が下方に弾性的に変位する。そのため、ばね部77が反力を発揮し、この力によって、ばね部77が挿入部シールド部材175に押圧される。これにより、ばね部77と挿入部シールド部材175との接触が確実に維持されるので、差込口シールド部材75と挿入部シールド部材175との導通を確実に保つことができる。
さらに、ばね部77は、前端から前方斜め下に延出する誘込み部77aを備える。これにより、挿入部115がスムーズに差込口13に挿入されるとともに、ばね部77は撓みにくくなり、より高い接触力を得るよう調節することもできる。
さらに、ばね部77と基板91との距離は、ばね部77が下方に変位しても基板91と接触しないように設定される。これにより、ばね部77が基板91に接触し、それ以上に変位せず、所望の弾性領域が得られない、ということがない。また、基板91の表面におけるばね部77の下面に対応する範囲に導電トレースを配線することができ、導電トレースの配線の自由度が高くなり、基板91の設計の自由度が高くなる。
さらに、脚部76は、差込口シールド部材75の下方に位置し、基板91のグランドパッドに当接する接続脚部76aを含み、接続脚部76aは、湾曲した側面形状を備え、差込口シールド部材75に接続された基端側及び自由端側では、下面が基板91の表面から離間し、接続脚部76aの上面と差込口シールド部材75の下面との間に空隙部76bが形成される。これにより、当該部分にはんだフィレットが形成され、脚部76と基板91のグランドパッドとのはんだ付の強度が増加するとともに、シールド部材75やばね部77へのはんだ上がりが防止される。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態における基板コネクタ及び相手方コネクタを示す斜視図であり、嵌合前の状態を示す図である。 本発明の実施の形態における相手方コネクタの四面図であって、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は下面図、(d)は側面図である。 本発明の実施の形態における相手方コネクタの斜視図であり、下面を上に向けた状態を示す図である。 本発明の実施の形態における基板コネクタの三面図であって、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 本発明の実施の形態における基板コネクタの分解図である。 本発明の実施の形態における基板コネクタの斜視図である。 本発明の実施の形態における基板コネクタの部分破断図である。 本発明の実施の形態における基板コネクタの部分拡大破断図であり、図7の要部拡大図である。 本発明の実施の形態における基板コネクタの部分断面図であって、(a)は図4のA−A矢視部分断面図、(b)は図4のB−B矢視部分断面図である。 本発明の実施の形態における基板コネクタ及び相手方コネクタを示す上面図であり、嵌合前の状態を示す図である。 本発明の実施の形態における基板コネクタ及び相手方コネクタを示す部分断面図であり、嵌合前の状態を示す図であって、(a)は図10のU−U矢視部分断面図、(b)は図10のV−V矢視部分断面図である。 本発明の実施の形態における基板コネクタ及び相手方コネクタを示す上面図であり、嵌合した状態を示す図である。 本発明の実施の形態における基板コネクタ及び相手方コネクタを示す部分断面図であり、嵌合した状態を示す図であって、(a)は図12のX−X矢視部分断面図、(b)は図12のY−Y矢視部分断面図である。 従来の基板コネクタのシェルの斜視図である。
符号の説明
1 レセプタクルコネクタ
11 レセプタクルハウジング
11a 奥壁部
12 天板
13 差込口
14 底板
15 側壁
16 腕部収容溝
61 レセプタクル端子
62 テール部
63 上腕部
64 下腕部
65 接触部
71 レセプタクルシールド部材
72 上部シールド部材
73 側部シールド部材
74 連結シールド部材
75 差込口シールド部材
76 脚部
76a 接続脚部
76b 空隙部
77 ばね部
77a 誘込み部
78 切欠部
79 補助接触部
91 基板
101 プラグコネクタ
111 プラグハウジング
112 本体部
115 挿入部
116 プラグ端子収容溝
161 プラグ端子
171 プラグシールド部材
172 プラグ上面シールド部材
173 プラグ側面シールド部材
174 プラグ下面シールド部材
175 挿入部シールド部材
176 突起
191 電線
813 開口部
871 シェル
874 接触ばね
875 舌片
876 グランド端子
878 側方グランド端子

Claims (9)

  1. (a)天板、板及び側壁によって周囲を画定され、相手方コネクタの挿入部が挿入される差込口を備えるハウジングと
    (b)少なくとも一部が前記底板の前方に配設され、前記相手方コネクタの挿入部の下面の少なくとも一部を覆う相手方コネクタの挿入部シールド部材と接触する差込口シールド部材を備えるとともに、前記ハウジングの周囲の少なくとも一部を覆うシールド部材とを有する基板コネクタであって
    (c)前記差込口シールド部材は、前記底板の下面に対向する基板の導電ランドに接続される複数の脚部、及び、前記差込口の幅方向に延在し、前記脚部によって両端が支持され、両持ちのばねとして機能するばね部を含み、
    (d)該ばね部は、前記相手方コネクタの挿入部が前記差込口に挿入されると、前記相手方コネクタの挿入部シールド部材に接触することを特徴とする基板コネクタ。
  2. 前記脚部は、前記差込口シールド部材から突出する突出片を下方に曲げて形成される接続脚部を有する請求項1に記載の基板コネクタ。
  3. 前記接続脚部は、前記突出片の先端側が前記差込口シールド部材と板の間に位置するよう形成された請求項2に記載の基板コネクタ。
  4. 前記接続脚部は、前記差込口シールド部材に接続された基端側で湾曲した側面形状を備え、前記基端側で前記差込口シールド部材の下面との間で空隙を形成するとともに、その先端側で前記基板と離間して形成される請求項3に記載の基板コネクタ。
  5. 前記脚部は、前記基板に支持されるとともに、前記接続脚部が前記基板に設けられた導ランドにはんだ付される請求項1〜4のいずれか1項に記載の基板コネクタ。
  6. 前記ばね部又相手方コネクタの挿入部シールド部材は、表面に形成された突起を備える請求項1〜5のいずれか1項に記載の基板コネクタ。
  7. 前記ばね部は、前端から前方斜め下に延出する誘込み部を備える請求項1〜5のいずれか1項に記載の基板コネクタ。
  8. 前記ばね部は、前記相手方コネクタの挿入部が差込口に挿入されると、下方に弾性的に変位する請求項1〜5のいずれか1項に記載の基板コネクタ。
  9. 前記ばね部と板との距離は、前記ばね部が下方に変位しても基板と接触しないように設定される請求項8に記載の基板コネクタ。
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