JP5108397B2 - 作業機の変速構造 - Google Patents

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Description

本発明は、前進状態、中立状態、及び後進状態に状態切換可能な無段変速装置と、前進操作位置、中立操作位置、及び後進操作位置に操作切換可能な人為操作具とを備えた作業機の変速構造に関する。
従来の技術としては、例えば特許文献1に開示されているように、走行用主変速装置(特許文献1の図3の13)を操作する変速レバー(特許文献1の図3の31)の操作経路(特許文献1の図5の41)に抵抗体(特許文献1の図5の42)を設けて、変速レバーが操作経路の抵抗体の位置(設定低速状態)に操作されると、スプリング(特許文献1の図4の39)の付勢力が作用して、変速レバーの位置を中立位置に修正するように構成された収穫機の走行操作装置が知られている。
特開2004−65108号公報(図3、図4及び図5参照)
特許文献1の収穫機の走行操作装置では、例えば変速レバーの組立時やメンテナンス時には、変速レバーと主変速装置の変速操作部(特許文献1の図3の13c)との間に存在する機械的な誤差(組立誤差、部品の製作誤差等)やガタ付きに応じて連動ロッド(特許文献1の図3の38a)の長さの調節を繰り返すことで、変速レバーの中立位置と主変速装置の変速操作部の中立状態を合致させていた。その結果、変速レバーの中立位置と主変速装置の変速操作部の中立状態との調節範囲が狭く、主変速装置の変速操作部の中立状態と変速レバーの中立位置とを合致させるのに時間や手間が掛かって、変速レバーの組立作業やメンテナンス作業の面で改善の余地があった。
本発明は、人為操作具と無段変速装置との間の機械的な誤差やガタ付きに応じた厳しい調節を行なわなくても、人為操作具の中立操作位置と無段変速装置の中立状態とを合致させることのできる作業機の変速構造を実現することを目的とする。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、前進状態、中立状態、及び後進状態に状態切換可能な静油圧式の無段変速装置と、前進操作位置、中立操作位置、及び後進操作位置に操作切換可能な人為操作具とを備え、
前記人為操作具の操作位置に対応して前記無段変速装置の状態が切り換わるように、前記無段変速装置と前記人為操作具とを機械的に連係し、
前記無段変速装置から外部に延出された前記無段変速装置操作用のトラニオン軸に、前記無段変速装置を所定範囲で前記中立状態に付勢する付勢機構を備え、
前記付勢機構に、一方の端部側を前記人為操作具に連係されると共に他方の端部側を前記トラニオン軸に固定され、前記人為操作具の操作によって前記トラニオン軸の軸心回りに揺動して前記トラニオン軸を回転させる操作アームと、前記操作アームと交差する状態で配設されると共に、前記軸心と平行な第二の軸心回りに揺動可能な付勢部材と、前記操作アームに設けられ、前記軸心と平行な第三の軸心回りに回転可能なローラーと、前記付勢部材のうち前記トラニオン軸とは反対側の部分に設けられ、前記付勢部材の揺動によって前記ローラーが嵌り込み可能な凹入部と、を備え、
前記付勢部材は、前記ローラー及び前記凹入部を介して前記操作アームに対して前記トラニオン軸とは反対側において連係され、
前記付勢部材を、前記操作アームが前記所定範囲に対応する範囲に位置するときに、前記第二の軸心回りに揺動して、前記操作アームを前記中立状態に対応する位置に付勢するように構成し、
前記第二の軸心に対する前記付勢部材の相対位置を、前記付勢部材が揺動可能な面に沿って変更可能なように構成したことにある。
(作用)
本発明の第1特徴によると、人為操作具と無段変速装置との間に機械的な誤差やガタ付きが存在する場合であっても、所定範囲で無段変速装置が付勢機構により中立状態に付勢され、無段変速装置の中立状態を確保できる。その結果、人為操作具と無段変速装置との間の機械的な誤差やガタ付きをある程度許容しながら調節すればよく、人為操作具と無段変速装置との間の機械的な誤差やガタ付きに応じた厳しい調節を行なわなくても、人為操作具の中立操作位置と無段変速装置の中立状態とを合致させることができる。
本発明の第1特徴によると、人為操作具が中立操作位置から前進操作位置側又は後進操作位置側に移動して、無段変速装置が所定範囲で前進状態又は後進状態に移動すると、所定範囲で前進状態又は後進状態に移動した無段変速装置が付勢機構により中立状態に付勢され、作業機を停止させることができる。その結果、例えばエンジンの振動や走行時の振動等により人為操作具が中立操作位置から前進操作位置側又は後進操作位置側に移動した場合であっても、無段変速装置の中立状態を安定して確保することができる。
(発明の効果)
本発明の第1特徴によると、人為操作具の組立作業やメンテナンス作業の作業性を向上でき、製造コストやメンテナンスコストを削減できる。
本発明の第1特徴によると、作業機を安定して停止させることができ、作業機の停止性能を向上できる。
また、本発明の第1特徴によると、静油圧式無段変速装置のトラニオン軸に付勢機構を備えることで、静油圧式無段変速装置に隣接する近い位置に付勢機構を備えることができる。その結果、付勢機構と静油圧式無段変速装置との間に機械的な誤差やガタ付きが生じ難くなって付勢機構により静油圧式無段変速装置を精度よく中立状態に付勢することができると共に、人為操作具と静油圧式無段変速装置との間の多くの機械的な誤差やガタ付きを付勢機構により吸収できる。
本発明の第2特徴は、前記ローラーが前記凹入部に嵌り込んだときに、前記操作アームが前記中立状態に対応する位置となるように設定したことにある。
本発明の第3特徴は、前記付勢部材のうち前記トラニオン軸とは反対側の部分に、前記軸心を略中心とする円弧状の案内面を備えると共に、前記案内面に前記凹入部を備え、前記操作アームに、前記操作アームの揺動に追従して前記案内面に沿って摺動回転するように前記ローラーを備えたことにある。
本発明の第4特徴は、前記付勢機構に、前記案内面が前記ローラーに当接する方向に前記付勢部材を付勢するバネを備えたことにある。
本発明の第5特徴は、前記付勢部材を、偏心カムを介して前記第二の軸心回りに支持し、前記偏心カムの回転操作によって、前記第二軸心に対する前記付勢部材の相対位置を変更可能なように構成したことにある。
本発明の第6特徴は、前記軸心に沿って観て、前記付勢部材を、前記偏心カムが前記トラニオン軸と前記ローラーとの間の範囲に位置するように配設したことにある。
本発明の第7特徴は、前記操作アームのうち前記ローラーを挟んで前記トラニオン軸とは反対側の部分に、前記人為操作具を連係したことにある。
[コンバインの全体構成]
図1及び図2に示すように、右及び左のクローラ走行装置1によって支持された機体の前部の左部に刈取り部2、機体の前部の右部に運転部3が備えられ、機体の後部の左部に脱穀装置4、機体の後部の右部にグレンタンク5が備えられて、作業機の一例である自脱型コンバインが構成されている。これにより、圃場の穀稈が刈取り部2によって刈り取られ、脱穀装置4により脱穀処理されて、脱穀装置4で回収された穀粒がグレンタンク5に貯留される。
刈取り部2に前部には、デバイダ6が装備されており、左側のデバイダ6と中央のデバイダ6との間から1条分の作物を後方に導入し、中央のデバイダ6と右側のデバイダ6との間から1条分又は2条分の作物を後方に導入することができ、中央のデバイダ6と右側のデバイダ6との間から1条分の作物を導入して2条分の作物を刈り取る2条刈り作業と、中央のデバイダ6と右側のデバイダ6との間から2条分の作物を導入して3条分の作物を刈り取る3条刈り作業とを選択できるように構成されている。
[ミッションケースの構造]
図3に示すように、ミッションケース8は右ケース部9と左ケース部10との2分割構造となっており、左ケース部10にケース部10aが形成されて、ミッションケース8(左ケース部10)のケース部10aに静油圧式無段変速装置11(無段変速装置に相当)が内装されており、ミッションケース8(左ケース部10)のケース部10aがバルブプレート12によって閉じられている。
図3及び図4に示すように、静油圧式無段変速装置11は、可変容量型の油圧ポンプ14と油圧モータ15とが一対の主回路部16により接続されて、前進状態と、中立状態と、後進状態とに状態切換可能に構成されている。静油圧式無段変速装置11(油圧ポンプ14)の入力軸17が、ミッションケース8(右ケース部9)から右横方に延出されており、入力軸17に入力プーリー17a及び冷却ファン17bが固定されている。エンジン(図示せず)の出力プーリー(図示せず)と、入力軸17の入力プーリー17aとに亘って伝動ベルト(図示せず)が巻回されて、エンジンからの動力が入力軸17に伝達されるように構成されている。
図3に示すように、静油圧式無段変速装置11(油圧モータ15)の出力軸18に、伝動ギア19が固定され、ミッションケース8に支持された伝動軸20に伝動ギア21,22が固定されており、伝動ギア19と伝動ギア21とが咬合されている。ミッションケース8に伝動軸23が支持されて、伝動軸20に固定された伝動ギア24と伝動ギア22とが咬合されている。伝動軸23に右及び左のサイドギア26が相対回転及びスライド自在に外嵌され、右及び左の車軸27に固定された伝動ギア25が右及び左のサイドギア26に咬合されており、右及び左のクローラ走行装置1の駆動スプロケット1a(図1参照)が、右及び左の車軸27の端部に固定されている。
図3に示すように、伝動軸23の右及び左の端部に右及び左の咬合部23aが固定されており、右及び左のサイドギア26とミッションケース8との間に摩擦板による右及び左のサイドブレーキ29が装備されている。右及び左のサイドギア26を伝動軸23の右及び左の咬合部23aに向けて付勢するバネ28が備えられており、右及び左のサイドギア26を右及び左のサイドブレーキ29に向けて押し操作可能な右及び左のピストン49が備えられている。
図3に示す状態は、右のサイドギア26が伝動軸23の右の咬合部23aに咬合し、左のサイドギア26が伝動軸23の左の咬合部23aから離れている状態である。右及び左のサイドギア26がバネ28の付勢力により伝動軸23の右及び左の咬合部23aに咬合すると、伝動軸20の動力が伝動ギア22,24、伝動軸23、伝動軸23の右及び左の咬合部23a、右及び左のサイドギア26を介して右及び左の車軸27に伝達されて、機体は直進する。
図3に示すように、ミッションケース8に伝動軸30が支持されて、伝動軸30に伝動ギア31,32が固定され、入力軸17に固定された伝動ギア13と伝動ギア31とが咬合されている。ミッションケース8に出力軸33が支持され、出力軸33に固定された伝動ギア34が伝動ギア32に咬合されており、入力軸17の動力が伝動軸30を介して出力軸33に伝達され、出力軸33に固定された出力プーリー33a及び伝動ベルト(図示せず)を介して刈取り部2に伝達される。
[操向操作系の油圧回路構造]
図3に示すように、入力軸17がミッションケース8(左ケース部10)のケース部10aから左横方に突出してバルブプレート12に入り込んでおり、入力軸17の端部に主油圧ポンプ35が取り付けられて、主油圧ポンプ35が駆動するように構成されている。バルブプレート12にはフィルタ36が取り付けられており、ミッションケース8の潤滑油が作動油として、外部の油路37、フィルタ36及び油路38を介して主油圧ポンプ35に供給されている。この場合、ミッションケース8に貯留される潤滑油(作動油)のオイルレベルは、入力軸17の付近の位置に設定されている。
図4に示すように、主油圧ポンプ35からの油路39に、リリーフ弁40を備えた油路43が接続されており、この油路43が静油圧式無段変速装置11の変速制御回路Aに接続されている。油路39は旋回用切換弁41に接続されており、旋回用切換弁41からの作動油が右及び左のサイドクラッチ用シリンダ61に供給されるように構成されている。旋回用切換弁41から油路42に供給された作動油によりサイドクラッチ用シリンダ61のピストン49が操作され、右及び左のサイドブレーキ29が操作されるように構成されている。
左右のサイドクラッチシリンダ61から逆止弁48を介して油路44が延出され、油路44に可変リリーフ弁45が備えられている。補助制御弁60から出る作動油を排出する油路46が、油圧シリンダ7に作動油を給排操作する昇降用切換弁47に接続されている。
図1に示すように、運転部3の前部に操縦部50が備えられ、操縦部50に旋回用操作レバー51が備えられている。旋回用操作レバー51は、旋回用切換弁41及び可変リリーフ弁45と機械的に連係されており、単一の旋回用操作レバー51の操作で旋回用切換弁41及び可変リリーフ弁45が操作されるように構成されている。
図4に示すように、主油圧ポンプ35からの油路39は、補助制御弁60の入力ポート及び旋回用切換弁41の入力ポートに並列接続されており、補助制御弁60の出力ポートは、油路46を介して昇降用切換弁47の入力ポートに接続されている。
補助制御弁60における入力ポートと出力ポートとは、次のようになっている。中立位置60Nでは、入力ポートと出力ポートとが連通状態になっている。したがって、油路39から入力ポートに投入された圧油は、出力ポートに接続され、出力ポートから油路46を介して昇降用切換弁47の入力ポートに投入される。補助制御弁60の右閉塞位置60R及び左閉塞位置60Lでは、入力ポートと出力ポートとは、弁内部で閉塞されている。右閉塞位置60R及び左閉塞位置60Lでは、昇降用切換弁47に圧油が供給されることはない。
旋回用操作レバー51を操作し旋回用切換弁41が中立位置41Nに操作されている場合には、補助制御弁60からの作動油が昇降用切換弁47に供給され、昇降用切換弁47による油圧シリンダ7の操作が許容される。旋回用切換弁41が操向方向を選択する左旋回位置41Lまたは右旋回位置41Rに操作されている場合には、補助制御弁60から昇降用切換弁47への作動油の供給が遮断され、昇降切換弁47への給油を停止する。これにより、旋回中であれば、刈取り部2の昇降は行われず、旋回状態でない場合のみ、刈取り部2の昇降が可能になる。
図4に示す状態は、旋回用操作レバー51を中立位置Nに操作している状態で、旋回用切換弁41が中立位置41Nに操作され補助制御弁60が中立位置60Nに操作された状態であり、主油圧ポンプ35の作動油が油路39、旋回用切換弁41の中立位置41Nに供給されるが中立位置でブロックされている。また、主油圧ポンプ35の作動油は、補助制御弁60の中立位置60Nより入力ポートと出力ポートとを通って油路46を介して昇降用切換弁47に供給される。
図3に示すように、旋回用操作レバー51を操作し、旋回用切換弁41が中立位置41Nに操作されると、右及び左のサイドギア26がバネ28の付勢力により伝動軸23の右及び左の咬合部23aに咬合して、伝動軸20の動力が伝動ギア22,24、伝動軸23、伝動軸23の右及び左の咬合部23a、右及び左のサイドギア26、右及び左の車軸27を介して、右及び左のクローラ走行装置1に伝達されて、機体は直進する。
図4に示すように、旋回用操作レバー51を右第1旋回位置に操作すると、旋回用切換弁41が右旋回位置41Rに操作され補助制御弁60が閉塞位置60Rに操作されて、右のピストン49に作動油が供給されて、右のサイドギア26が伝動軸23の右の咬合部23aから離れ、可変リリーフ弁45により右のサイドギア26(右のピストン49)が右のサイドブレーキ29を押圧して制動操作する手前の位置で停止する。これにより、右のクローラ走行装置1への動力が遮断され、右のクローラ走行装置1が自由回転状態になって、機体は右に緩やかに旋回する。この場合、主油圧ポンプ35の作動油が旋回用切換弁41の右旋回位置41R、右のピストン49を収納したサイドクラッチシリンダ61、油路44及び可変リリーフ弁45を介して旋回用切換弁41から排油路58に供給される。
図4に示すように、旋回用操作レバー51を左第1旋回位置に操作すると、旋回用切換弁41が左旋回位置41Lに操作され補助制御弁60が左閉塞位置60Lに操作される。これにより、左のピストン49を収納したサイドクラッチシリンダ61に作動油が供給されて、左のサイドギア26が伝動軸23の左の咬合部23aから離れ、可変リリーフ弁45により左のサイドギア26(左のピストン49)が左のサイドブレーキ29を押圧して制動操作する手前の位置で停止する。そして、左のクローラ走行装置1への動力が遮断され、左のクローラ走行装置1が自由回転状態となって、機体は左に緩やかに旋回する。この場合、主油圧ポンプ35の作動油が旋回用切換弁41の左旋回位置41L、左のピストン49を収納するサイドクラッチシリンダ61、油路44及び可変リリーフ弁45を介して排油路58に供給されている。
図4に示すように、旋回用操作レバー51を右第2旋回位置に操作すると、旋回用切換弁41が右旋回位置41Rに操作され補助制御弁60が右閉塞位置60Rに操作された状態で、可変リリーフ弁45が閉側に操作されて、右のピストン49を収納するサイドクラッチシリンダ61の圧力が上昇し、右のサイドギア26が右のサイドブレーキ29を押圧して制動操作する。これにより、右のクローラ走行装置1に制動が掛かり、機体は右に信地旋回する。この場合、右のピストン49(右のサイドギア26)が右のサイドブレーキ29を押圧して停止すると、リリーフ弁40が開いて、主油圧ポンプ35の作動油が油路43に供給される。
図4に示すように、旋回用操作レバー51を左第2旋回位置に操作すると、旋回用切換弁41が左旋回位置41Lに操作された状態で、可変リリーフ弁45が閉側に操作されて、左のピストン49を収納するサイドクラッチシリンダ61の圧力が上昇し、左のサイドギア26が左のサイドブレーキ29を押圧して制動操作する。これにより、左のクローラ走行装置1に制動が掛かり、機体は左に信地旋回する。この場合、左のピストン49(左のサイドギア26)が左のサイドブレーキ29を押圧して停止すると、リリーフ弁40が開いて、主油圧ポンプ35の作動油が油路43に供給される。
図4に示すように、補助制御弁60から出る作動油を排出する油路46が昇降用切換弁47に接続され、昇降用切換弁47からの油路55が外部の油路56(油圧ホース等)を介して油圧シリンダ7に接続されている。油路55に逆止弁53が備えられており、この逆止弁53に昇降用切換弁47からの油路54が接続されて、油路54からの圧油が供給されると、逆止弁53の逆止機能を停止して通路を開放するように構成されている。
昇降用切換弁47からの作動油をタンクとしてのミッションケース8に誘導する排油路57が、旋回用切換弁41からの排油路58に接続されており、後述する静油圧式無段変速装置11の変速制御回路Aの補充用のチャージ回路部59に接続されている。
図4に示すように、昇降用操作レバー62と昇降用切換弁47とが機械的に連係されており、昇降用操作レバー62を中立位置に操作すると昇降用切換弁47が中立位置47Nに操作され、昇降用操作レバー62を上昇位置に操作すると昇降用切換弁47が上昇位置47Uに操作され、昇降用操作レバー62を下降位置に操作すると昇降用切換弁47が下降位置47Dに操作される。
図4に示す状態は、昇降用操作レバー62を中立位置Nに操作している状態で、昇降用切換弁47が中立位置47Nに操作された状態であり、主油圧ポンプ35の作動油が補助制御弁60を介して油路46に供給されていると、主油圧ポンプ35の作動油が昇降用切換弁47の中立位置47N及び油路57を介して、静油圧式無段変速装置11の変速制御回路Aの補充用のチャージ回路59に供給され、油圧シリンダ7は停止する。
主油圧ポンプ35の作動油が油路46に供給されている状態で、昇降用操作レバー62を上昇位置に操作すると(昇降用切換弁47の上昇位置47U)、主油圧ポンプ35の作動油が昇降用切換弁47の上昇位置47U及び逆止弁53を介して油圧シリンダ7に供給され、油圧シリンダ7が伸長作動して刈取り部2が上昇駆動される。この場合、刈取り部2が上昇限度に達して油圧シリンダ7が停止すると、補助制御弁60からの圧油は、昇降用切換弁47の排油ポートを通して排油路57に戻されて、排油路58を介して静油圧式無段変速装置11の変速制御回路Aの補充用のチャージ回路部59に供給される。
主油圧ポンプ35の作動油が油路46に供給されている状態で、昇降用操作レバー62を下降位置に操作すると(昇降用切換弁47の下降位置47D)、主油圧ポンプ35の作動油が昇降用切換弁47の下降位置47Dから油路54を介して逆止弁53に供給されて、逆止弁53が開き操作され、油圧シリンダ7内の作動油とともに逆止弁53及び昇降用切換弁47の下降位置47D、排油路57、排油路58を介して、静油圧式無段変速装置11の変速制御回路Aの補充用のチャージ回路部59に供給される。これにより、油圧シリンダ7が収縮作動して刈取り部2が下降駆動される。
静油圧式無段変速装置11における変速制御回路Aについて説明する。図4に示すように、変速制御回路Aは、静油圧式無段変速装置11の可変容量式の油圧ポンプ14と静油圧式無段変速装置11の定容量式の油圧モータ15とを接続する閉回路式の主回路部16と、主回路部16の前進側回路部16Aと後進側回路部16Bとを連結接続する補充用のチャージ回路部59とを備えて構成されている。
チャージ回路部59には、並列接続されている逆止弁64と絞り66とが一組、並列接続されている逆止弁64と迂回路とが一組、合計二組が直列状態で組み込まれており、両逆止弁64の間の主回路部16に旋回用切換弁41からの戻り排油路に連通された排油路63を接続して、旋回用切換弁41、及び、昇降用切換弁47からの戻り油を主回路部16へ補充できるように構成されている。
図4に示すように、チャージ回路部59からミッションケース8へ通じる排油路65が設けられており、この排油路65に絞り部65Aが備えられている。このように、絞り部65Aを備えることにより、次のような油圧作動が行われる。
刈取り部2の上昇作動、及び、クローラ走行装置1の旋回作動が行われていない状態、つまり、旋回用切換弁41が中立位置、または、排油位置に操作されている場合には、昇降用切換弁47の排油路57、及び、旋回用切換弁41の排油路58からの戻り油を排油路63に接続し、チャージ回路部59へ補充油を供給するように構成されている。チャージ回路部59では、排油路65に介装した絞り部65Aの背圧によって、供給された排油をチャージ回路部59に供給できるようになっている。チャージ回路部59で余分となった油は、絞り部65Aを介してケース部10a内に戻される。
一方、刈取り部2の上昇作動、又は、クローラ走行装置1の旋回作動が行われている状態、つまり、旋回用切換弁41が左右旋回位置、昇降用切換弁47が供給位置に操作されている場合には、主油圧ポンプ35からの供給油全量旋回用切換弁41、昇降用切換弁47に送られるので、旋回用切換弁41の排油路58からの戻り油が不足する傾向にある。これによって、主回路部16及びチャージ回路部59が低圧になり動作不良を起すおそれがある。
そこで、排油路65の絞り部65Aを介して補充油としてケース部10a内の油を吸い上げ、チャージ回路部59内に供給するように構成している。排油路65に介装した絞り部65Aの径は、チャージ回路部59に介装された絞りの径より大径に設定されており、タンクからの吸い上げができるように構成されている。
〔付勢機構の詳細構造〕
図5〜図7に示すように、ミッションケース8から前方に延出されたトラニオン軸11Aに、静油圧式無段変速装置11を前進状態側及び後進状態側から中立状態に付勢する付勢機構70が装備されている。トラニオン軸11Aのミッションケース8側の端部には、アーム11Bが連結されており、トラニオン軸11Aが回動操作されると、アーム11Bが連動して揺動し、このアーム11Bの先端部に連係された油圧ポンプ14の操作部材14aがスライド移動して油圧ポンプ14のピストン14bが操作され、油圧ポンプ14の吐出量が変更されるように構成されている。
付勢機構70は、トラニオン軸11Aの先端部に締め付け固定された操作アーム71と、ローラー72と、付勢部材75と、バネ78とを備えて構成されている。操作アーム71は、トラニオン軸11Aに固定する固定部71aと、この固定部71aの前部から側方に延出された前部アーム部71bと、固定部71aの後部から側方に延出された後部アーム部71cとを備えて構成されており、操作アーム71が前後向きの軸心P1周りに上下に揺動すると、この操作アーム71の揺動に連動してトラニオン軸11Aが回転し、トラニオン軸11Aに連係された静油圧式無段変速装置11の油圧ポンプ14を操作できるように構成されている。
前部アーム部71b及び後部アーム部71cには、前後に貫通するローラー取付穴71dが加工されており、この前部及び後部アーム部71b,71cのローラー取付穴71dに、ローラー72が前部及び後部アーム部71b,71cの間に2枚のワッシャ73,73を挟んだ状態で、ピン74によって回動自在に支持されている。即ち、ローラー72は、揺動軸心P1と平行な第三の軸心(特に図示せず)回りに回動可能である。後部アーム部71cの先端部には、前後向きの操作具取付穴71eが加工されており、この操作具取付穴71eに連係ロッド90が連係ピン91を介して連係されている。後部アーム部71cの下端部には、後方に折り曲げられた折り曲げ部が形成されており、後部アーム部71cの先端部の強度を確保できるように構成されている。
ミッションケース8には、前方に突出した付勢部材支持部8aが一体成形されており、この付勢部材支持部8aに、付勢部材75が、揺動軸心P1と平行な前後向きの軸心P2(「第二の軸心」に相当)周りに回動自在に支持されている。付勢部材75は、平板をプレス成形することによって構成されており、ミッションケース8に連結する連結部75aと、ローラー72を案内する案内部75bと、バネ78により弾性支持する突出部75cとを備えて構成されている。
連結部75aは、付勢部材支持部8aに偏心カム76を介して取り付けられている。偏心カム76には、軸心P2に対して偏心した偏心穴が加工されており、この偏心穴にボルト77が連通されて偏心カム76が付勢部材支持部8aに締め付け固定されている。偏心カム76に連結部75aが回動自在に外嵌されて、操作アーム71が軸心P2周りに揺動するように構成されており、ボルト77を調節してボルト77に対する偏心カム76の位置(ボルト77に対する軸心P2の位置)を変更することで、連結部75aの左右方向の位置(ローラー72に対する案内部75bの左右方向の位置)を微調整できるように構成されている。
付勢部材75の案内部75bには、操作アーム71の揺動軸心P1を中心とする円弧上に位置する湾曲した形状の案内面75Aが成形されており、その上下中間位置に左方に凹入した凹入部75Bが形成されている。凹入部75Bの形状は、ローラー72の外径に対して設定されており、操作アーム71が所定範囲(図13の角度αの範囲)で上下に揺動すると、操作アーム71が中立状態Nに付勢されるように構成されている。なお、操作アーム71を揺動する所定範囲(図13の角度αの範囲)は、例えば操作アーム71と変速レバー80との間の連係部材の種類等に応じて、異なる範囲に広く又は狭く設定してもよい。
ミッションケース8には、前方に突出したバネ取付部8bが一体成形されており、このバネ取付部8bに形成されたバネ嵌入穴に、バネ78の一端が内嵌されている。付勢部材75の上端部には、左側に突出した突出部75cが形成されており、この突出部75cに、バネ78の他端が外嵌されて、付勢部材75の上部がバネ78により弾性支持されている。
操作アーム71が上下に揺動してローラー72が上下に移動すると、バネ78の付勢力が作用し付勢部材75がローラー72に押し付けられて、ローラー72が付勢部材75の案内部75bの案内面75Aに沿って移動するように構成されている。
操作アーム71の先端部には、変速レバー80に連係された連係ロッド90が連係ピン91を介して連係されており、変速レバー80が操作されると連係ロッド90が上下に押し引きされて、操作アーム71が前後向きの軸心P1周りに上下に揺動操作されるように構成されている。
〔変速レバーの構造〕
図1〜図3に示すように、運転部3の左側部に、人為的に操作される人為操作具の一例である変速レバー80が装備されている。図8〜図11に示すように、運転部3の固定部材81に左右向きの支軸82が固着されており、この支軸82には、連動リンク83が外方側から外嵌挿入され、摩擦機構88を介して締め付け固定されている。
連動リンク83は、支軸82に締め付け固定される支持アーム部84と、支持アーム部84の上部から右外側に延出された前後のレバー連結部85とを備えて構成されている。前後のレバー連結部85に前後向きの支軸86が、変速レバー80の下端部に固定されたボス部材80aを外嵌挿入した状態で固定されており、変速レバー80が支軸86の前後向きの軸心周りで左右に揺動するように構成されている。変速レバー80と支持アーム部84とに亘って変速レバー80のボス部材80aに外嵌されたねじりバネ87が装着されており、このねじりバネ87によって変速レバー80が右外方側に付勢されるように構成されている。
連動リンク83の支持アーム部84の前端部には、連係ロッド90が連係されており、変速レバー80を前後に揺動操作して支持アーム部84が支軸82の左右向きの軸心周りで前後に揺動すると、この変速レバー80の揺動操作に連動して支持アーム部84に連係された連係ロッド90が押し引き操作され、連係ロッド90を介して静油圧式無段変速装置11のトラニオン軸11Aに連係された操作アーム71が揺動操作されるように構成されている。
運転部3の固定部材81の上部と支軸82の先端部とに亘って、縦断面形状が下向きのコ字状のブラケット94が装着されており、このブラケット94に締め付け固定された縦断面形状が下向きのコ字状のカバー92によって連動リンク83等が上方から覆われている。カバー92には、レバーガイド溝93が一体成形されており、このレバーガイド溝93及びブラケット94に形成された開口を上下に連通するように、変速レバー80が連動リンク83のレバー連結部85に取り付けられている。
図12に示すように、レバーガイド溝93には、前進域F(前進操作位置に相当)と、後進域R(後進操作位置に相当)と、中立位置N(中立操作位置に相当)とが設けられており、摩擦機構88の摩擦力に抗して変速レバー80をレバーガイド溝93に沿って前後に移動させることにより、機体の前進及び後進の切換、並びに機体の停止ができ、変速レバー80から手を離すと、摩擦機構88の摩擦力によって変速レバー80の位置が保持され、ねじりバネ87の付勢力によって変速レバー80がレバーガイド溝93の右側部に押し付けられた状態になる。
なお、このコンバインでは、レバーガイド溝93に第1中間位置F1及び第2中間位置F2が設けられており、前進域Fの間の第1及び第2中間位置F1,F2で、作業形態に応じた前進速度を簡易に設定できるように構成されている。すなわち、2条刈り作業時には、変速レバー80を第2中間位置F2に操作して高速で刈取り作業を行い、3条刈り作業時には、変速レバー80を第1中間位置F1に操作して低速で刈取り作業を行う。刈取作業をせずにコンバインを移動させる場合には、最も変速レバー80を前方に操作した位置に操作する。
変速レバー80を前進域Fに操作すると、連係ロッド90及び操作アーム71を介して静油圧式無段変速装置11のトラニオン軸11Aが前進状態に操作され、右及び左のクローラ走行装置1が前進方向に回転し、機体が前進する。一方、変速レバー80を後進域Rに操作すると、連係ロッド90及び操作アーム71を介して静油圧式無段変速装置11のトラニオン軸11Aが後進状態に操作され、右及び左のクローラ走行装置1が後進方向に回転し、機体が後進する。変速レバー80を中立位置Nに操作すると、連係ロッド90及び操作アーム71を介して静油圧式無段変速装置11が中立状態に操作され、右及び左のクローラ走行装置1の駆動が停止して機体が停止する。
変速レバー80を前進域F又は後進域Rに操作した場合において、変速レバー80の中立位置Nからの操作ストロークが大きいほど、連係ロッド90を介しての操作アーム71の回動操作量が多くなって、右及び左のクローラ走行装置1が高速で駆動され、機体が高速で走行するように構成されている。
〔付勢機構の作用状況〕
図13に示すように、角度αの範囲内で操作アーム71が中立状態Nから上方又は下方に前後向きの軸心P1周りで操作されて、例えば角度αの範囲内で操作アーム71を停止させると、操作アーム71に装着したローラー72が付勢部材75の案内部75bに形成された凹入部75B及びバネ78の付勢力によって中立状態Nの方向に案内されて、操作アーム71が中立状態Nに付勢される。
一方、操作アーム71が中立状態Nから上方又は下方に前後向きの軸心P1周りで角度αの範囲を超えた角度βの範囲に操作されて、付勢部材75の案内部75bの湾曲した案内面75Aに沿ってローラー72が移動し、例えば角度αの範囲を超えた角度βの範囲で操作アーム71を停止させると、バネ78の付勢力がローラー72の径方向に働いて、付勢機構70による操作アーム71の中立付勢がなされず、その操作アーム71が停止した位置が保持される。
例えば変速レバー80を中立位置Nに操作した状態で機体に振動等が働いて、作業者の意思とは関係なく変速レバー80が前方又は後方に少し移動したような場合や、作業者が中立位置Nから少し前方又は後方を中立位置Nと誤って変速レバー80を操作したような場合等に、付勢機構70により操作アーム71が中立状態Nに付勢され、静油圧式無段変速装置11の安定した停止性能を確保することができる。
変速レバー80と操作アーム71との間の連係経路に機械的な遊びやガタツキ等がある場合であっても、付勢機構70により操作アーム71が中立状態Nに付勢され、変速レバー80の中立位置Nと操作アームの中立状態Nとを容易に一致させることができる。その結果、例えば組立作業やメンテナンス作業における変速レバー80の位置調節等を容易に行うことができ、組立作業やメンテナンス作業の作業性を向上できる。
特に、付勢機構70をミッションケース8側の静油圧無段変速装置11のトラニオン軸11A近傍に備えることにより、誤差等の生じ難い位置でトラニオン軸11Aを中立状態Nに簡易に付勢することができる。
また、変速レバー80の使用を続けて変速レバー80とトラニオン軸11Aとの間の連係経路にガタつきや変形等の経年劣化が生じた場合であっても、付勢機構70により静油圧式無段変速装置11の中立状態Nと変速レバー80の中立位置Nとを一致させることができ、変速レバー80を中立位置Nに操作してもトラニオン軸11Aが中立状態Nに操作されないというようなことが無くなって、変速レバー80の操作性を向上できる。
〔逆止弁の詳細構造〕
図4及び図5に示すように、左右のサイドクラッチシリンダ61からの作動油が左右の油路67を介して油路44に連通する合流油路68に合流されている。左右の油路67の合流部には、油路67の内径より大きい径の左右に長い円柱状のシリンダ部67Aが形成されており、このシリンダ部67Aに球状のボール69が挿入されて、逆止弁48が構成されている。
シリンダ部67Aの両端部には、斜めにテーパ加工が施されたてテーパ部67Bが形成されており、このテーパ部67Bにボール69が隙間無く接当するように構成されている。シリンダ部67Aから上方に合流油路68が形成され、この合流油路68が油路44に連通されている。
左側のサイドクラッチシリンダ61からの作動油が左の油路67から供給されると、ボール69がシリンダ部67A内を図5の紙面左方に移動してシリンダ部67Aの紙面左端部のテーパ部67Bに接当し、右側のサイドクラッチシリンダ61からの作動油の合流油路68側への流入が阻止される。一方、右側のサイドクラッチシリンダ61からの作動油が右の油路67から供給されると、ボール69がシリンダ部67A内を図5の紙面右方に移動してシリンダ部67Aの紙面右端部のテーパ部67Bに接当し、左側のサイドクラッチシリンダ61からの作動油の合流油路68側への流入が阻止される。
このように、左右の油路67,67の合流部に形成されたシリンダ部67A及びボール69によって、左の油路67からの作動油の合流油路68への流入を阻止することができ、右の油路67からの作動油の合流油路68への流入を阻止することができる。その結果、シリンダ部67A及びボール69を右及び左の油路67,67からの合流油路68への作動油の流入を阻止する逆止弁48として機能させることができ、例えば右及び左の油路67,67にそれぞれ弾性バネによって作動するチェック弁(図示せず)を設ける場合に比べ、ミッションケース8内の配管構造を簡素化でき、製造コスト削減を図れる。
[発明の実施の第1別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]においては、人為操作具として手で操作する変速レバー80を採用した例を示したが、例えば足で踏み込み操作する操作ペダル(図示せず)を採用してもよい。
前述の[発明を実施するための最良の形態]においては、静油圧式無段変速装置11と変速レバー80とを連係ロッド90で連係した例を示したが、静油圧式無段変速装置11と変速レバー80との機械的な連係に異なるものを採用してもよく、例えば押し引き可能なプッシュプルワイヤ(図示せず)や複数の連係リンクを備えたリンク機構(図示せず)を採用してもよい。
[発明の実施の第2別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]及び[発明の実施の第1別形態]においては、作業機の一例としてのコンバインに付勢機構70を適用した例を示したが、異なる作業機においても同様に適用でき、例えば芝刈り機やトラクタ等の作業機においても同様に適用できる。
コンバインの全体右側面図 コンバインの全体平面図 ミッションケースの縦断正面図 コンバインの油圧回路図 付勢機構の構造を示す正面図 付勢機構の構造を示す縦断右側面図 付勢機構の構造を示す横断平面図 変速レバーの連係構造を示す縦断正面図 変速レバーの連係構造を示す縦断右側面図 変速レバー取付部の右側面図 変速レバー取付部の横断平面図 変速レバーのレバーガイド部の平面図 付勢機構の作用状況を説明する概略正面図
11 静油圧式無段変速装置(無段変速装置)
11A トラニオン軸
70 付勢機構
71 操作アーム
72 ローラー
75 付勢部材
75A 案内面
75B 凹入部
76 偏心カム
78 バネ
80 変速レバー(人為操作具)
P1 軸心
P2 軸心(第二の軸心)

Claims (7)

  1. 前進状態、中立状態、及び後進状態に状態切換可能な静油圧式の無段変速装置と、前進操作位置、中立操作位置、及び後進操作位置に操作切換可能な人為操作具とを備え、
    前記人為操作具の操作位置に対応して前記無段変速装置の状態が切り換わるように、前記無段変速装置と前記人為操作具とを機械的に連係し、
    前記無段変速装置から外部に延出された前記無段変速装置操作用のトラニオン軸に、前記無段変速装置を所定範囲で前記中立状態に付勢する付勢機構を備え、
    前記付勢機構に、一方の端部側を前記人為操作具に連係されると共に他方の端部側を前記トラニオン軸に固定され、前記人為操作具の操作によって前記トラニオン軸の軸心回りに揺動して前記トラニオン軸を回転させる操作アームと、前記操作アームと交差する状態で配設されると共に、前記軸心と平行な第二の軸心回りに揺動可能な付勢部材と、前記操作アームに設けられ、前記軸心と平行な第三の軸心回りに回転可能なローラーと、前記付勢部材のうち前記トラニオン軸とは反対側の部分に設けられ、前記付勢部材の揺動によって前記ローラーが嵌り込み可能な凹入部と、を備え、
    前記付勢部材は、前記ローラー及び前記凹入部を介して前記操作アームに対して前記トラニオン軸とは反対側において連係され、
    前記付勢部材を、前記操作アームが前記所定範囲に対応する範囲に位置するときに、前記第二の軸心回りに揺動して、前記操作アームを前記中立状態に対応する位置に付勢するように構成し、
    前記第二の軸心に対する前記付勢部材の相対位置を、前記付勢部材が揺動可能な面に沿って変更可能なように構成した作業機の変速構造。
  2. 記ローラーが前記凹入部に嵌り込んだときに、前記操作アームが前記中立状態に対応する位置となるように設定した請求項1に記載の作業機の変速構造。
  3. 前記付勢部材のうち前記トラニオン軸とは反対側の部分に、前記軸心を略中心とする円弧状の案内面を備えると共に、前記案内面に前記凹入部を備え、
    前記操作アームに、前記操作アームの揺動に追従して前記案内面に沿って摺動回転するように前記ローラーを備えた請求項2に記載の作業機の変速構造。
  4. 前記付勢機構に、前記案内面が前記ローラーに当接する方向に前記付勢部材を付勢するバネを備えた請求項3に記載の作業機の変速構造。
  5. 前記付勢部材を、偏心カムを介して前記第二の軸心回りに支持し、
    前記偏心カムの回転操作によって、前記第二軸心に対する前記付勢部材の相対位置を変更可能なように構成した請求項2から4の何れか一項に記載の作業機の変速構造。
  6. 前記軸心に沿って観て、前記付勢部材を、前記偏心カムが前記トラニオン軸と前記ローラーとの間の範囲に位置するように配設した請求項5に記載の作業機の変速構造。
  7. 前記操作アームのうち前記ローラーを挟んで前記トラニオン軸とは反対側の部分に、前記人為操作具を連係した請求項2から6の何れか一項に記載の作業機の変速構造。
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