JP5108389B2 - レベルシフト回路およびこれを搭載した表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、異なる電源電圧で動作する回路間に設けられるものであって、1つの電源電圧で動作する回路の出力信号のレベルを他の電源電圧で動作する回路に適応可能なレベルに変換するレベルシフト回路およびレベルシフト回路を備えた表示装置に関するものである。以下では、表示装置の一例として液晶表示装置について説明するが、本発明は、液晶表示装置に限定されるものではなく、ELディスプレイなどの表示装置にも関するものである。
従来、液晶表示装置などの小型化、低コスト化、高精細化を狙って、液晶表示基板と同じ基板上に、液晶表示装置(モジュール)内に設けられる回路を、集積化する技術の開発が進んでおり、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor)による駆動回路を集積した液晶表示基板が知られている。
TFTの使用によって、データ線駆動回路等の周辺回路の一部を集積化することができ、駆動LSIの個数等を削減及び実装コストの低減を実現することができる。そして、データ線駆動回路において、デジタルの表示データをアナログ信号に変換するデジタル・アナログ変換器(DAC)を搭載した液晶表示基板が実現されている。
DACを搭載した液晶表示基板に入力される映像信号は、デジタル信号であり、デジタル信号は、通常、液晶表示基板の外部に設けられている信号処理回路(「外部信号処理回路」という)によって生成される。
通常、この外部信号処理回路は、CMOS(Complementary MOS)集積回路で構成されており、その駆動電圧は、一般的にTFT集積回路を駆動するための電源電圧よりも低い。例えば外部信号処理回路は、3.3V電源で動作し、TFT集積回路は、液晶表示基板を十分なスピードで駆動するために、あるいは液晶に十分な電圧を印可するために、5V〜10V程度の電源電圧を必要とする。このため、3.3Vのロジック信号を、液晶表示基板上に集積したレベルシフト回路で5V〜10V程度に昇圧して、TFT回路を駆動する構成がとられている。
しかしながら、従来の上記回路では、トランジスタの閾値のばらつきにより応答速度が異なるため、高速データを同時に処理するときにばらつきが生じるという問題があった。
また、多くのレベルシフト回路が考案されているが、使用する回路素子が多いため回路面積が大きいという問題があり、あるいは、消費電力が大きいという問題があり、あるいは、電子移動度の低いTFT(薄膜トランジスタ)を使用した場合に、過度応答速度が遅いという問題があった。
特開2000−228628公報
本発明の第1の目的は、高集積化を図るために回路面積が小さいレベルシフト回路及びこれを備えた液晶表示装置を提供することにある。また、本発明の第2の目的は、低消費電力化を図るために貫通電流の小さいレベルシフト回路及びこれを備えた液晶表示装置を提供することにある。さらに、本発明の第3の目的は、高速動作に対応するように過度応答速度の速いレベルシフト回路及びこれを備えた液晶表示装置を提供することにある。またさらに、本発明の第4の目的は、ばらつきを最小限にとどめるためにトランジスタの閾値のばらつきがあっても、これを吸収する手段を備えるレベルシフト回路及びこれを備えた液晶表示装置を提供することにある。
一実施形態に係る本発明のレベルシフト回路は、
低電圧の入力信号を第1の電源の電圧レベルから、所望の第2の電源の電圧レベルへ変換して出力するレベルシフト回路であって、
第1の電圧シフト回路と、
第1のインバータ回路と、
第2のインバータ回路と
を有し
前記第1の電圧シフト回路は、
ソースが前記第2の電源に接続され、ゲートが接地された第1のトランジスタと、
ドレインが前記第1のトランジスタのドレインに接続され、ソースが入力ノードに接続され、ゲートがドレインと接続された第2のトランジスタと、
一端が前記第2のトランジスタのゲートとドレインに接続され、他端が前記第2のトランジスタのソース及び入力に接続された第1のコンデンサと
を備え、
前記第1のインバータ回路は、
ソースが前記第2の電源に接続され、ゲートが前記第2のトランジスタのゲートとドレイン及び前記第1のコンデンサの一端に接続された第3のトランジスタと、
ドレインが前記第3のトランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第2のトランジスタのゲートとドレイン及び前記第1のコンデンサの一端及び前記第3のトランジスタのゲートに接続され、ソースが接地された第4のトランジスタと
を備え、
前記第2のインバータ回路は、
ソースが前記第2の電源に接続され、ゲートが前記第3のトランジスタ及び前記第4のトランジスタのドレインに接続され、ドレインが出力に接続された第5のトランジスタと、
ドレインが前記第5のトランジスタのドレイン及び前記出力に接続され、ゲートが前記第3のトランジスタのドレイン、前記第4のトランジスタのドレイン及び前記第5のトランジスタのゲートに接続され、ソースが入力に接続された第6のトランジスタと
を備え、
前記入力信号は、前記第2のトランジスタのソースに入力され、前記第1のコンデンサを介して前記第2のトランジスタのゲートと前記第1のインバータ回路の入力に入力されることを特徴としている。
また、一実施形態に係る本発明の表示装置は、上記に記載のレベルシフト回路を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、高集積化を図るために回路面積が小さいレベルシフト回路及びこれを備えた液晶表示装置を提供することができる。また、低消費電力化を図るために貫通電流の小さいレベルシフト回路及びこれを備えた液晶表示装置を提供することができる。さらに、高速動作に対応するように過度応答速度の速いレベルシフト回路及びこれを備えた液晶表示装置を提供することができる。またさらに、ばらつきを最小限にとどめるためにトランジスタの閾値のばらつきがあっても、これを吸収する手段を備えるレベルシフト回路及びこれを備えた液晶表示装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の望ましい実施形態を詳細に説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るレベルシフト回路の回路図である。図1に示す本発明の第1の実施形態に係るレベルシフト回路は、第1の電圧シフト回路110と、第1のインバータ回路120と、第2のインバータ回路130と、出力ノード102に接続されるインバータ140とから構成される。
図1に示す本発明の第1の実施形態においては、一例として3Vp−pの入力信号を電源電圧VDD5Vに対応するように5Vp−pの出力信号に変換する回路を示している。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るレベルシフト回路の入力ノード101、ノード113、ノード122及びノード132の電圧波形を示すタイミングチャート図である。
図1に示す第1の電圧シフト回路110は、第1のトランジスタ111と、第2のトランジスタ112と、第1のコンデンサ114とから構成される。第1のトランジスタ111は、ソースが電源103に接続され、ゲートが接地され、ドレインが第2のトランジスタ112のドレインに接続される。第2のトランジスタ112は、ドレインが前記第1のトランジスタ111のドレインに接続され、ソースが入力ノード101に接続され、ゲートがドレインと接続される。第1のコンデンサ114は、一端が前記第2のトランジスタ112のゲートとドレインに接続され、他端が前記第2のトランジスタ112のソース及び入力ノード101に接続される。
図3は、第1の電圧シフト回路110に使用する、第1のトランジスタ111と、第2のトランジスタ112の電流(Ids)対電圧(Vd)の特性図である。縦軸のIdsは第1及び第2のトランジスタ111、112に流れる電流であり、横軸のVdは第1及び第2のトランジスタ111、112のドレイン電圧である。また、Vthn+αは、第1のトランジスタ111と第2のトランジスタが双方ONして、前記電流(Ids)が前記第2のトランジスタ112を通過する動作点である。第1のトランジスタ111は、ソースが5Vの電源103に接続され、ゲートが接地されているのでVgs=−5Vとなったときの特性を示している。第2のトランジスタ112は、ゲートとドレインとを直接接続しているので、ダイオードとして動作するときの特性を示している。
図1に示す第1のトランジスタ111は、ソースが5Vの電源電圧(VDD)に接続されてゲートが接地されているためオン状態となる。上記したように、第2のトランジスタ112は、そのドレインとゲートとが短絡されているので、ダイオードとして動作する。第1のトランジスタがオン状態となり第2のトランジスタがダイオードとして作動するので、ノード113の電位は、入力ノード101の入力信号の電位よりも第2のトランジスタ112の閾値分高い電位となる。
入力信号に対する過度応答は、第1のコンデンサ114を入力ノード101と第2のトランジスタ112のゲートとの間に挿入することにより、早めることができる。トランジスタとして薄膜トランジスタ(TFT)を使用した場合、MOSトランジスタと比較すると、電子移動度が低く動作電圧が高い。このように第1のコンデンサ114を挿入することにより、高速動作が可能となる。
入力ノード101から入力される信号は、第2のトランジスタ112のソースに入力される。第2のトランジスタ112のゲートの電位(ノード113の電位)は、ソースに入力された入力信号の電位よりも閾値(Vthn)分高くなる。第2のトランジスタ112は、ドレインとゲートとが短絡されているので、ドレインをアノードとし、ソースをカソードとするダイオードとして機能する。
第1のインバータ回路120は、第3のトランジスタ121と、第4のトランジスタ123とから構成される。第3のトランジスタは、ソースが電源103に接続され、ゲートがノード113に接続され、ドレインが第4のトランジスタ123のドレイン(ノード122)に接続される。第4のトランジスタは、ドレインが第3のトランジスタ121のドレイン(ノード122)に接続され、ゲートがノード113に接続され、ソースが接地される。
第1のインバータ回路120は、ノード113の信号に対する反転信号をノード122に出力するインバータ回路として動作する。第3のトランジスタ121のゲート及び第4のトランジスタ123のゲート(ノード113)に印加される電圧は、入力信号の電位よりも第2のトランジスタの閾値(Vthn)分高い電位となる。
入力信号がLO(0V)のときには、第3のトランジスタ121のゲート及び第4のトランジスタ123のゲート(ノード113)に印加される電圧は、第2のトランジスタの閾値(Vthn)とほぼ同じになるので、第3のトランジスタ121は、オン状態となり、第4のトランジスタ123は、オフ状態となる。このときノード122の電位は、第4のトランジスタ123のVgsが閾値より若干高くなるためノード122とVSS間にわずかに電流が流れ、電源VDD5Vより若干低い電位となる。
入力信号がHI(3V)のときには、第3のトランジスタ121のゲート及び第4のトランジスタ123のゲート(ノード113)に印加される電圧は、3Vに第2のトランジスタの閾値(Vthn)分が重畳された電位となる。ここで入力信号がHI(3V)のときのノード113の電位を「ノード113HI」と称する。また、第3のトランジスタ121の閾値を「Vthp121」と称する。電源103は5Vであり、「Vthp121」は1V以上とすると、入力信号がHI(3V)のときには、第3のトランジスタ121は、オフ状態となり、第4のトランジスタ123は、オン状態となる。このときノード122の電位は、第4のトランジスタ123のVdsが完全に0Vとならないため、接地電位0Vより若干高い電位となる。
第3のトランジスタ121がオン状態となったときのVds及び第4のトランジスタ123がオン状態となったときのVdsによる若干の電圧降下があるため、第1のインバータ回路120だけでは出力信号は、5Vp−pの信号とならない。そこで、第2のインバータ回路130を設けることによって出力信号を5Vp−pとする。
第2のインバータ回路130は、第5のトランジスタ131と、第6のトランジスタ133とから構成される。第5のトランジスタは、ソースが電源103に接続され、ゲートがノード122に接続され、ドレインが第6のトランジスタ133のドレイン(ノード132)に接続される。第6のトランジスタ133は、ドレインが第5のトランジスタ131のドレイン(ノード132)に接続され、ゲートがノード122に接続され、ソースが入力ノード101に接続される。
入力信号がLO(0V)のとき、第2のインバータ回路130に入力されるノード122の電位は、VDD5Vよりも若干低い電位であるため、第5のトランジスタ131はオフ状態となり、第6のトランジスタ133はオン状態となる。このときノード132の電位は、第6のトランジスタ133のVdsがほぼ0Vとなるため、接地電位0Vとほぼ同電位となる。
入力信号がHI(3V)のとき、第2のインバータ回路130に入力されるノード122の電位は、接地電位0Vよりも若干高い電位であるため、第5のトランジスタ131はオン状態となり、第6のトランジスタ133はオフ状態となる。このときノード132の電位は、第5のトランジスタ131のVdsがほぼ0Vとなるため、VDD5Vとほぼ同電位となる。
ノード132は、入力ノード101と同相信号となるが、出力信号を反転信号とするためにさらにインバータ140を接続してもよい。また、第6のトランジスタ133のソースを、入力ノード101ではなく、グランドに接続(接地)してもよい。
以上に記載した本発明の第1の実施形態によれば、構成するデバイスが少ないことから回路面積を小さくすることができ高集積化を図ることができる。また、第1のインバータ回路のVDDと接地電位(GND)間に貫通電流が流れるが、第3のトランジスタがオフ状態となったとき及び第4のトランジスタがオフ状態となったときは、それぞれのVgsは閾値付近にあるので貫通電流を最小限にすることができる。さらに、入力に第1のコンデンサ114を挿入することにより、過度応答速度が速くなり高速動作に対応することができる。またさらに、第1のインバータ回路の第2のトランジスタの閾値にばらつきがあっても、入力に第1の電圧シフト回路を備えることにより、第2のトランジスタの閾値のばらつきの影響を最小限にとどめることができる。
なお、第1のコンデンサは、配線間の寄生容量で形成してもよく、また、第1のコンデンサは、多層配線の層間膜容量で形成してもよく、さらに、半導体層とゲート電極材料との間の容量で形成してもよい。第1のコンデンサを配線間の寄生容量や多層配線の層間膜容量や半導体層とゲート電極材料との間の容量で形成すれば、配線間のスペースや多層配線の層間膜や半導体層とゲート電極材料との間のスペースを有効に利用することが可能となり、より回路面積を小さくすることができる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係るレベルシフト回路の回路図である。図4に示す本発明の第2の実施形態に係るレベルシフト回路は、第1の電圧シフト回路110と、第2の電圧シフト回路150と、第1のインバータ回路120と、第2のインバータ回路130と、出力ノード102に接続されるインバータ140とから構成される。
図4に示す本発明の第2の実施形態においては、一例として3Vp−pの入力信号を電源電圧VDD5Vに対応するように5Vp−pの出力信号に変換する回路を示している。
本発明の第2の実施形態に係る第1の電圧シフト回路110の構成は、本発明の第1の実施形態に係る第1の電圧シフト回路110と同じである。第1の電圧シフト回路110に使用する第1のトランジスタ111及び第2のトランジスタ112の特性も同じである。また、第1のインバータ回路120及び第2のインバータ回路130の構成も本発明の第1の実施形態と構成が同じである。
本発明の第2の実施形態に係るレベルシフト回路と本発明の第1の実施形態に係るレベルシフト回路との相違点は、第2の電圧シフト回路150が設けられている点である。
本発明の第1の実施形態に係るレベルシフト回路は、第1の電圧シフト回路110によって入力信号がトランジスタの閾値分高くシフトされて、第1のインバータ回路120を構成する第3のトランジスタ121及び第4のトランジスタ123のゲートに入力される。
これに対して、本発明の第2の実施形態に係るレベルシフト回路は、図4に示すように、第1の電圧シフト回路110によって入力信号がトランジスタの閾値分高くシフトされて、第1のインバータ回路120を構成する第4のトランジスタ123のゲートに入力される。そして、第2の電圧シフト回路によって、入力信号がトランジスタの閾値分高くシフトされて、第1のインバータ回路を構成する第3のトランジスタのゲートに入力される。
第1の電圧シフト回路110は、本発明の第1の実施形態と同じ構成である。第1のトランジスタ111と、第2のトランジスタ112と、第1のコンデンサ114とから構成される。第1のトランジスタ111は、ソースが電源103に接続され、ゲートが接地され、ドレインが第2のトランジスタ112のドレインに接続される。第2のトランジスタ112は、ドレインが前記第1のトランジスタ111のドレインに接続され、ソースが入力ノード101に接続され、ゲートがドレインと接続される。第1のコンデンサ114は、一端が前記第2のトランジスタ112のゲートとドレインに接続され、他端が前記第2のトランジスタ112のソース及び入力ノード101に接続される。
図4に示す本発明の第1の実施形態においては、第1の実施形態と同じく、一例として3Vp−pの入力信号を電源電圧VDD5Vに対応するように5Vp−pの出力信号に変換する回路を示している。
第1のトランジスタ111は、ソースが5Vの電源電圧(VDD)に接続され、ゲートが接地されているためオン状態となる。上記したように、第2のトランジスタ112は、そのドレインとゲートとが短絡されているので、ダイオードとして動作する。第1のトランジスタがオン状態となり第2のトランジスタがダイオードとして作動するので、ノード113の電位は、入力ノード101の入力信号の電位よりも第2のトランジスタ112の閾値分高い電位となる。
入力信号に対する過度応答は、第1のコンデンサ114を入力ノード101と第2のトランジスタ112のゲートとの間に挿入することにより、早めることができる。トランジスタとして薄膜トランジスタ(TFT)を使用した場合、MOSトランジスタと比較すると、電子移動度が低く動作電圧が高い。このように第1のコンデンサ114を挿入することにより、高速動作が可能となる。
入力ノード101から入力される信号は、第2のトランジスタ112のソースに入力される。第2のトランジスタ112のゲートの電位(ノード113の電位)は、ソースに入力された入力信号の電位よりも閾値(Vthn)分高くなる。第2のトランジスタ112は、ドレインとゲートとが短絡されているので、ドレインをアノードとし、ソースをカソードとするダイオードとして機能する。
本発明の第1の実施形態と異なり本発明の第2の実施形態は、第2の電圧シフト回路150を備える。第2の電圧シフト回路150は、第7のトランジスタ152と、第8のトランジスタ154と、第2のコンデンサ155とから構成される。第7のトランジスタ152は、ソースが3Vの電源151に接続され、ゲートはドレイン及び第8のトランジスタ154のゲートに接続されて、第1のインバータ回路120の第3のトランジスタ121に接続されている。第8のトランジスタ154は、ドレインが前記第7のトランジスタ152のドレインに接続され、ソースが入力ノード101に接続され、ゲートがドレインと接続される。第2のコンデンサ155は、一端が前記第8のトランジスタ154のゲートとドレインに接続され、他端が前記第8のトランジスタ154のソース及び入力ノード101に接続される。
入力ノード101から入力される信号は、第8のトランジスタ154のソースに入力される。第8のトランジスタ154のゲートの電位(ノード153の電位)は、ソースに入力された入力信号の電位よりも閾値(Vthn)分高くなる。第8のトランジスタ154は、ドレインとゲートとが短絡されているので、ドレインをアノードとし、ソースをカソードとするダイオードとして機能する。また、第7のトランジスタ152も、同様にドレインとゲートが短絡されているので、ドレインをアノードとし、ソースをカソードとするダイオードとして機能する。
図5は、第2の電圧シフト回路150に使用する、第7のトランジスタ152と、第8のトランジスタ154の電流(Ids)対電圧(Vd)の特性図である。縦軸のIdsは第7及び第8のトランジスタ152、154に流れる電流であり、横軸のVdは第7及び第8のトランジスタ152、154のドレイン電圧である。また、Vthn+αは、第1のトランジスタ111と第2のトランジスタが双方ONして、前記電流(Ids)が前記第8のトランジスタ154を通過する動作点である。第7のトランジスタ152及び第8のトランジスタ154は、いずれもゲートとドレインとを直接接続しているので、ダイオードとして動作するときの特性を示している。
第1のインバータ回路120は、本発明の第1の実施形態と同様に、第3のトランジスタ121と、第4のトランジスタ123とから構成される。本発明の第1の実施形態と異なる点は、第3のトランジスタのゲートがノード113ではなく、第2の電圧シフト回路150の出力(ノード153)に接続されている点である。
第1のインバータ回路120は、入力ノード101の入力信号に対する反転信号をノード122に出力するインバータ回路として動作する。第3のトランジスタ121のゲート(ノード153)に印加される電圧は、入力信号の電位よりも第8のトランジスタの閾値(Vthn)分高い電位となる。また、第4のトランジスタ123のゲート(ノード113)に印加される電圧は、入力信号の電位よりも第2のトランジスタの閾値(Vthn)分高い電位となる。
入力信号がLO(0V)のときには、第3のトランジスタ121のゲート(ノード153)に印加される電圧は、第8のトランジスタの閾値(Vthn)と同じになるので、第3のトランジスタ121はオン状態となる。第4のトランジスタ123のゲート(ノード113)に印加される電圧は、第2のトランジスタの閾値(Vthn)と同じになるので、第4のトランジスタ123は、オフ状態となる。このときノード122の電位は、第4のトランジスタ123のVgsが閾値より若干高くなるためノード122とVSS間にわずかに電流が流れ、電源VDD5Vより若干低い電位となる。
入力信号がHI(3V)のときのノード113の電位を「ノード113HI」と称する。また、第3のトランジスタ121の閾値を「Vthp121」と称する。
入力信号がHI(3V)のときには、第4のトランジスタ123のゲート(ノード113)に印加される電圧は、3Vに第2のトランジスタの閾値(Vthn)分の電圧が重畳された電位となる。第3のトランジスタ121のゲート(ノード153)に印加される電圧は、3Vに第8のトランジスタの閾値(Vthn)分の電圧が重畳された電位よりも若干低い電位となる。入力信号と第7のトランジスタ152のソースに接続されたVCC電源151が、同じ電位の3Vであるため、貫通電流は流れないが、第8のトランジスタが弱くオンしているために、ノード153電圧は、3Vに第8のトランジスタの閾値(Vthn)分の電圧が重畳された電位よりも若干低い電位となる。ノード153電圧は、入力信号の周波数が著しく低いと最大で3V近くまで下がるため、入力信号の周波数は3kHz以上であることが望ましい。電源VDD103は5Vであり、「Vthp121」は1V以上とすると、入力信号がHI(3V)のときには、第3のトランジスタ121は、オフ状態となり、第4のトランジスタ123は、オン状態となる。
このときノード122の電位は、第3のトランジスタ121のVdsが完全に0Vとならないため、電源VDD5Vより若干低い電位となる。
第3のトランジスタ121がオン状態となったときのVds及び第4のトランジスタ123がオン状態となったときのVdsによる若干の電圧降下があるため、第1のインバータ回路120だけでは出力信号は、5Vp−pの信号とならない。そこで、第2のインバータ回路130を設けることによって出力信号を5Vp−pとする。
第2のインバータ回路130は、本発明の第1の実施形態と同様に、第5のトランジスタ131と、第6のトランジスタ133とから構成される。第5のトランジスタは、ソースが電源103に接続され、ゲートがノード122に接続され、ドレインが第6のトランジスタ133のドレイン(ノード132)に接続される。第6のトランジスタは、ドレインが第5のトランジスタ131のドレイン(ノード132)に接続され、ゲートがノード122に接続され、ソースが入力ノード101に接続される。
入力信号がLO(0V)のとき、第2のインバータ回路130に入力されるノード122の電位は、VDD5Vよりも若干低い電位であるため、第5のトランジスタ131はオフ状態となり、第6のトランジスタ133はオン状態となる。このときノード132の電位は、第6のトランジスタ133のVdsがほぼ0Vとなるため、接地電位0Vとほぼ同電位となる。
入力信号がHI(3V)のとき、第2のインバータ回路130に入力されるノード122の電位は、接地電位0Vよりも若干高い電位であるため、第5のトランジスタ131はオン状態となり、第6のトランジスタ133はオフ状態となる。このときノード132の電位は、第5のトランジスタ131のVdsがほぼ0Vとなるため、VDD5Vとほぼ同電位となる。
ノード132は、入力ノード101と同相信号となるが、出力信号を反転信号とするためにさらにインバータ140を接続してもよい。また、第6のトランジスタ133のソースを、入力ノード101ではなく、グランドに接続(接地)してもよい。
なお、第2のコンデンサは、第1のコンデンサと同様に、配線間の寄生容量で形成してもよく、また、多層配線の層間膜容量で形成してもよく、さらに、半導体層とゲート電極材料との間の容量で形成してもよい。第2のコンデンサを配線間の寄生容量で形成すれば、配線間のスペースや多層配線の層間膜や半導体層とゲート電極材料との間のスペースを有効に利用することが可能となり、より回路面積を小さくすることができる。
以上に記載した本発明の第2の実施形態によれば、入力に第1の電圧シフト回路を備えるだけでなく、第2の電圧シフト回路を備えることにより、第3のトランジスタ121(Pチャネルトランジスタ)の閾値のバラツキを吸収できる。第1の実施形態では第4のトランジスタ123(Nチャネルトランジスタ)の閾値と第3のトランジスタ121(Pチャネルトランジスタ)の閾値が両方とも高い場合、ノード113の電位が高くなるので第3のトランジスタ121がONしにくくなり、応答速度が遅くなるといった問題が発生する可能性がある。本発明の第2の実施形態では、第3のトランジスタ121の閾値が高くても、第3のトランジスタ121のゲート電圧(ノード153の電位)が高くならないように設計することが出来ることから、第3のトランジスタ121がONしにくくなり応答速度が遅くなるといった問題を回避することができる。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施形態を示した回路図である。図5に示す本発明の第3の実施形態においては、一例として3Vp−pの入力信号を電源電圧VDD8.5Vに対応するように8.5Vp−pの出力信号に変換する回路を示している。
本発明の第3の実施形態が本発明の第2の実施形態と異なる点は、以下の点である。すなわち、第1の電圧シフト回路110に使用する第1のトランジスタ111のゲートは、3Vの電源(VCC)に接続されている。第2の電圧シフト回路150に使用する第7のトランジスタ152のソースは、8.5Vの電源103に接続されており、第8のトランジスタ154のソースは、3Vの電源(VCC)に接続されており、第2のコンデンサ155は、入力ノード101に接続されている。入力信号がHI(3V)になったときのノード153の電圧は、電源電圧8.5Vから第7のトランジスタ(Pチャネルトランジスタ)152の閾値だけ低くなるように設定されていることが望ましい。
その他の点は、本発明の第2の実施形態と同じである。本発明の第3の実施形態によれば、入力信号電圧と出力信号電圧との差が5V以上であっても、インバータ回路の第3のトランジスタの閾値のばらつき及び第4のトランジスタの閾値のばらつきの影響を最小限にとどめることができ、過度応答速度の速いレベルシフト回路を提供することができる。
(第4の実施形態)
図7は、本発明の第4の実施形態に係る液晶表示装置のブロック図である。図7に示す本発明の第4の実施形態に係る液晶表示装置は、中小型のモバイルディスプレイに使用されるバッテリー電源で動作する液晶表示装置である。この液晶表示装置10は、表示パネル部20とレベルシフト回路21とデータドライバ22とゲートドライバ23とドライバIC30とから構成される。
ドライバIC30は、レベルシフト回路21へ入力される電源電圧及び複数の信号、並びにゲートドライバ23へ入力される電源電圧、並びにデータドライバ22へ入力される映像信号及び電源電圧、並びに表示パネル部20へ入力されるVCOM(common electrode voltage:共通電極電圧)を出力する。
表示パネル部20は、データドライバ22に連結された複数のデータラインDL1〜DLnと、ゲートドライバ23に連結された複数のゲートラインGL1〜GLnとを具備する。表示パネル部20は、行と列に構成されたマトリクスの形態で配列された複数の画素を具備し、所定の行内に配列された画素は共に一つのゲートラインGLnと連結されており、所定の列内に配列された画素は共に一つのデータラインDLnと連結されている。各画素部は、薄膜トランジスタ(TFT)、共通電極(VCOM)と薄膜トランジスタのドレイン電極との間に連結された液晶キャパシタ、及び前記液晶キャパシタと並列に連結された薄膜ストレージキャパシタを具備する。表示パネル部20は、データドライバ22からデータライン(DL1〜DLn)に出力されたデータ信号とゲートドライバ23からゲートライン(GL1〜GLn)に出力されたゲートドライバ制御信号とに応答して映像を表示する。
ゲートドライバ23は、選択されたゲートラインを駆動するためにゲートライン(GL1〜GLn)にゲートドライバ制御信号(ロジックレベルのVGH又はVGOFFを含む)を出力する。
データドライバ22は、データ信号とデータ制御信号に応答してデータライン(DL1〜DLn)に出力されるデータ信号を決定する。すなわち、データドライバ22は、複数のデータ制御信号に応答して、例えば、液晶表示パネルの複数のデータラインを駆動する。
レベルシフト回路21は、表示パネル部20の各画素を構成する薄膜トランジスタ(TFT)を十分なスピードで駆動するために、あるいは液晶に十分な電圧を印可するために、例えば3.3Vのロジック信号を、5V〜10V程度に昇圧して、薄膜トランジスタを駆動する複数のレベルシト回路から構成される。図7に示した第4の実施形態に係る液晶表示装置のブロック図では、レベルシフト回路をデータドライバとゲートドライバの前段に配置したが、このレベルシフト回路をデータドライバとゲートドライバ内部に配置してもよい。
図7に図示したような液晶表示装置を設計する上で、特にPDAなどのようなハンドヘルド(handheld)や携帯用装置のように小型装置のために具現される液晶表示装置を設計する上で、液晶表示装置を小型化可能な構造が望まれている。そこで、本発明の第1の実施形態乃至第3の実施形態に示した回路素子数の少ないレベルシフト回路を備えることによって、小型で、かつ、高速でデータを処理する液晶表示装置を提供することが可能となる。
以上、前記第1の実施例乃至第4の実施例により、本発明のレベルシフト回路及びこれを搭載した表示装置について説明したが、レベルシフト回路及びこれを搭載した表示装置は、前記第1の実施例乃至第4の実施例に特に限定されるものではなく、各種の変更が可能である。
本発明の第1の実施形態に係るレベルシフト回路の回路図。 本発明の第1の実施形態に係るレベルシフト回路の各ノードの電圧波形を示すタイミングチャート図。 第1の電圧シフト回路に使用するPチャネルトランジスタ及びNチャネルトランジスタの電流(Ids)対電圧(Vd)の特性図。 本発明の第2の実施形態に係るレベルシフト回路の回路図。 第2の電圧シフト回路に使用する、Pチャネルトランジスタ及びNチャネルトランジスタの電流(Ids)対電圧(Vd)の特性図。 本発明の第3の実施形態に係るレベルシフト回路の回路図。 本発明の第4の実施形態に係る液晶表示装置のブロック図。
符号の説明
10 液晶表示装置20 表示パネル部
21 レベルシフト回路
22 データドライバ
23 ゲートドライバ
30 ドライバIC
101 入力ノード
102 出力ノード
103 電源(VDD)
110 第1の電圧シフト回路
111 第1のトランジスタ
112 第2のトランジスタ
113、122、132、153 ノード
114 第1のコンデンサ
120 第1のインバータ回路
121 第3のトランジスタ
123 第4のトランジスタ
130 第2のインバータ回路
131 第5のトランジスタ
133 第6のトランジスタ
140 インバータ
150 第2の電圧シフト回路
151 電源(VCC)
152 第7のトランジスタ
154 第8のトランジスタ
155 第2のコンデンサ

Claims (11)

  1. 低電圧の入力信号を第1の電源の電圧レベルから、所望の第2の電源の電圧レベルへ変換して出力するレベルシフト回路であって、
    第1の電圧シフト回路と、
    第1のインバータ回路と、
    第2のインバータ回路と、
    を含み、
    前記第1の電圧シフト回路は、第1のトランジスタと、入力信号よりも閾値分だけ高い電圧を出力する第2のトランジスタと、第1のコンデンサとを含み、
    前記第1のトランジスタのソースは、前記第2の電源に接続され、
    前記第2のトランジスタのドレインは、前記第1のトランジスタのドレインに接続され、
    前記第2のトランジスタのソースは、前記入力信号の入力される入力ノードに接続され、
    前記第2のトランジスタのゲートは、前記第1のトランジスタのドレインと前記第2のトランジスタのドレインとに接続され、
    前記第1のコンデンサは、前記第2のトランジスタのゲートと前記第2のトランジスタのソースとの間に接続され
    前記第1のインバータ回路は、第3のトランジスタと、第4のトランジスタとを含み、
    前記第3のトランジスタのソースは、前記第2の電源に接続され、
    前記第4のトランジスタのドレインは、前記第3のトランジスタのドレインに接続され、
    前記第4のトランジスタのゲートは、前記第2のトランジスタのゲートと、前記第2のトランジスタのドレインと、前記第1のコンデンサの一端とに接続され、
    前記第4のトランジスタのソースはグランドに接続され、
    前記第2のインバータ回路は、第5のトランジスタと、第6のトランジスタとを含み、
    前記第5のトランジスタのソースは、前記第2の電源に接続され、
    前記第5のトランジスタのゲートは、前記第3のトランジスタのドレインと、前記第4のトランジスタのドレインとに接続され、
    前記第5のトランジスタのドレインは、出力ノードに接続され、
    前記第6のトランジスタのドレインは、前記第5のトランジスタのドレインと、前記出力ノードに接続され、
    前記第6のトランジスタのゲートは、前記第3のトランジスタのドレインと、前記第4のトランジスタのドレインと、前記第5のトランジスタのゲートとに接続され、
    前記第6のトランジスタのソースは、入力ノードに接続され又はグランドに接続されることを特徴とするレベルシフト回路。
  2. 前記第1のコンデンサは、配線間の寄生容量で形成したことを特徴とする請求項1に記載のレベルシフト回路。
  3. 前記第1のコンデンサは、多層配線の層間膜容量で形成したことを特徴とする請求項1に記載のレベルシフト回路。
  4. 前記第1のコンデンサは、半導体層とゲート電極材料との間の容量で形成して、前記第1及び第2のトランジスタは薄膜トランジスタであることを特徴とする請求項1に記載のレベルシフト回路。
  5. 第7のトランジスタと、第8のトランジスタと、第2のコンデンサとを含む第2電圧シフト回路をさらに含み、
    前記第7のトランジスタのソースは、入力信号と同じ電位の前記第1の電源に接続され、
    前記第7のトランジスタのゲートと前記第7のトランジスタのドレインとが接続され、
    前記第8のトランジスタのドレインは、前記第8のトランジスタのゲートと、前記第7のトランジスタのドレインと、前記第7のトランジスタのゲートに接続され、
    前記第2のコンデンサの一端は、前記第7のトランジスタのドレインと、前記第7のトランジスタのゲートと、第8のトランジスタのゲートと、前記第8のトランジスタのドレインとに接続され、前記第2のコンデンサの他端は、前記第8のトランジスタのソースと、前記入力ノードとに接続され、
    前記入力信号は、前記入力ノードから前記第2のトランジスタのソースに入力されることを特徴とする請求項1に記載のレベルシフト回路。
  6. 第7のトランジスタと、第8のトランジスタと、第2のコンデンサとを含む第2の電圧シフト回路をさらに含み、
    前記第7のトランジスタのソースは、前記第2の電源に接続され、
    前記第7のトランジスタのゲートと前記第7のトランジスタのドレインとが接続され、
    前記第8のトランジスタのドレインは、前記第8のトランジスタのゲートと、前記第7のトランジスタのドレインと、前記第7のトランジスタのゲートとに接続され、
    前記第2のコンデンサの一端は、前記第7のトランジスタのドレインと、前記第7のトランジスタのゲートと、前記第8のトランジスタのゲートと、前記第8のトランジスタのドレインとに接続され、
    前記第2のコンデンサの他端は、前記入力ノードに接続され、
    前記第7のトランジスタのドレイン及び前記第8のトランジスタのドレインは、前記第3のトランジスタのゲートに接続され、
    前記第8のトランジスタのソースは、入力信号と同じ電位の前記第1の電源に接続され、
    前記入力信号は、前記入力ノードから前記第2のトランジスタのソースに入力されることを特徴とする請求項1に記載のレベルシフト回路。
  7. 前記第1のトランジスタのゲートが前記第1の電源に接続され、
    前記第8のトランジスタのソースが前記第1の電源に接続され、
    第2のコンデンサの他端は前記入力ノードに連結されることを特徴とする請求項に記載のレベルシフト回路。
  8. 前記第1及び第2のコンデンサのそれぞれは多層配線が層間膜容量を含む寄生容量で形成されたことを特徴とする請求項7に記載のレベルシフト回路。
  9. 前記第2のコンデンサは、半導体層とゲート電極材料との間の容量で形成したことを特徴とする請求項8に記載のレベルシフト回路。
  10. 前記第2のインバータ回路の出力にさらにインバータが接続されたことを特徴とする請求項に記載のレベルシフト回路。
  11. 駆動信号に応答して映像を表示する表示パネルと、
    映像信号と電圧信号とに応答して前記表示パネルに前記駆動信号を供給するデータドライバ及びゲートドライバと、
    制御信号に応答して第1の電源供給部の電圧信号を第2の電源供給部の電圧信号に変換し、変換した電圧信号を前記データドライバ及び前記ゲートドライバに提供するレベルシフト回路と、
    前記映像信号を前記データドライバに提供し、前記制御信号を前記レベルシフト回路に提供するドライバICとを備え、
    前記レベルシフト回路は、
    第1の電圧シフト回路と、
    第1のインバータ回路と、
    第2のインバータ回路と、
    を含み、
    前記第1の電圧シフト回路は、第1のトランジスタと、入力信号の電圧レベルより閾値電圧だけ高い電圧を出力する第2のトランジスタと、第1のコンデンサとを含み、
    前記第1のトランジスタのソースは、前記第2の電源供給部に接続され、
    前記第2のトランジスタのドレインは、前記第2のトランジスタのゲートと、前記第1のトランジスタのドレインとに接続され
    前記第2のトランジスタのソースは、前記第1の電源供給部の電圧レベルを有する入力信号が入力される入力ノードに接続され、
    前記第1のコンデンサの一端は、前記第2のトランジスタのゲートと、前記第2のトランジスタのドレインとに接続され、
    前記第1のコンデンサの他端は、前記第2のトランジスタのソースと前記入力ノードとに接続され、
    前記第1のインバータ回路は、第3のトランジスタと、第4のトランジスタとを含み、
    前記第3のトランジスタのソースは、前記第2の電源供給部に接続され、
    前記第4のトランジスタのドレインは、前記第3のトランジスタのドレインに接続され
    前記第4のトランジスタのゲートは、前記第2のトランジスタのドレインと、前記第2のトランジスタのゲートと、前記第1のコンデンサの一端とに接続され、
    前記第4のトランジスタのソースは、グランドに接続され、
    前記第2のインバータ回路は、第5のトランジスタと、第6のトランジスタとを含み、
    前記第5のトランジスタのソースは、前記第2の電源供給部に接続され
    前記第5のトランジスタのゲートは、前記第3のトランジスタのドレインと、前記第のトランジスタのドレインとに接続され、
    前記第5のトランジスタのドレインは、出力ノードに接続され、
    前記第6のトランジスタのドレインは、前記第5のトランジスタのドレインと前記出力のノードとに接続され、
    前記第6のトランジスタのゲートは、前記第3のトランジスタのドレイン、前記第4のトランジスタのドレインと、前記第5のトランジスタのゲートとに接続され、
    前記第6のトランジスタのソースは、前記入力ノードまたはグランドに接続され
    前記入力信号は第2のトランジスタのソース入力されることを特徴とする表示装置。
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