JP5847969B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
用いて作製された電子機器を含む。なお本明細書中、表示装置とは、画素に液晶素子を用
いてなる液晶表示装置および、有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子を始めとした
自発光素子を用いてなる発光表示装置を含むものとする。駆動回路とは、表示装置に配置
された画素に映像信号を入力し、映像の表示を行うための処理を行う回路を指し、シフト
レジスタ等を始めとするパルス回路や、アンプ等を始めとする増幅回路を含むものとする
。
ジスタ(以下、TFTと表記)を用いたアクティブマトリクス型表示装置の普及が顕著と
なっている。TFTを使用したアクティブマトリクス型表示装置は、マトリクス状に配置
された数十万から数百万の画素を有し、各画素に配置されたTFTによって各画素の電荷
を制御することによって映像の表示を行っている。
Tを用いて駆動回路を同時形成するポリシリコンTFTに関する技術が発展してきており
、装置の小型化、低消費電力化に大いに貢献し、それに伴って、近年その応用分野の拡大
が著しいモバイル情報端末の表示部等に、表示装置は不可欠なデバイスとなってきている
。
一般的に使用されている。CMOS回路の特徴として、論理が変わる(Hi電位からLo
電位へ、あるいはLo電位からHi電位へ)瞬間にのみ電流が流れ、ある論理の保持中に
は電流が流れない(実際には微小なリーク電流の存在がある)ため、回路全体での消費電
流を低く抑えることが可能な点や、高速駆動に有利な点が挙げられる。
って急速にその需要が増加しているが、歩留まり等の面から、その製造コストを十分に低
く抑えることが難しい。今後の需要はさらに急速に増加することは容易に予測され、その
ため表示装置をより安価に供給できるようにすることが望まれている。
配線等のパターンを露光、エッチングを行って作りこんでいく方法が一般的であるが、こ
のときの工程数の多さが製造コストに直接影響しているため、可能な限り少ない工程数で
製造することが理想的である。そこで、従来CMOS回路によって構成されていた駆動回
路を、N型もしくはP型のいずれか一方の導電型のみのTFTを用いて構成する。この方
法により、イオンドーピング工程の一部を省略することが出来、さらにフォトマスクの枚
数も削減することが出来る。
図9(A)は、従来一般的に用いられているCMOSインバータ(I)と、一極性のみ
のTFTを用いて構成したインバータ(II)(III)の例を示している。(II)はTFT
負荷型のインバータ、(III)は抵抗負荷型のインバータである。以下に、それぞれの動
作について述べる。
はVDD−GND間(GND<VDD)とする。具体的にはGND=0[V]として考える
。
型TFTのしきい値電圧は、そのばらつきがないものとして一律(VthN)とする。ま
た、P型TFTについても同様に、一律(VthP)とする。
(VDD)のとき、P型TFT901はOFFし、N型TFT902がONすることによ
り、出力ノードの電位はLo(GND)となる。逆に、入力信号の電位がLoのとき、P
型TFT901がONし、N型TFT902がOFFすることにより、出力ノードの電位
はHiとなる(図9(C))。
示すような信号が入力される場合を考える。まず、入力信号がLoのとき、N型TFT9
04はOFFする。一方、負荷TFT903は常に飽和動作していることから、出力ノー
ドの電位はHi方向に引き上げられる。一方、入力信号がHiのとき、N型TFT904
はONする。ここで、負荷TFT903の電流能力よりも、N型TFT904の電流能力
を十分に高くしておくことにより、出力ノードの電位はLo方向に引き下げられる。
負荷抵抗905の抵抗値よりも十分に低くしておくことにより、入力信号がHiのときは
、N型TFT906がONすることにより、出力ノードはLo方向に引き下げられる。入
力信号がLoのときは、N型TFT906はOFFし、出力ノードはHi方向に引き上げ
られる。
題点がある。図9(D)は、TFT負荷型インバータの出力波形を示したものであるが、
出力がHiのときに、907で示す分だけVDDよりも電位が低くなる。負荷TFT90
3において、出力ノード側の端子をソース、電源VDD側の端子をドレインとすると、ゲ
ート電極とドレイン領域が接続されているので、このときのゲート電極の電位はVDDで
ある。また、この負荷TFTがONしているための条件は、(TFT903のゲート−ソ
ース間電圧>VthN)であるから、出力ノードの電位は、最大でも(VDD−VthN
)までしか上昇しない。つまり、907はVthNに等しい。さらに、負荷TFT903
とN型TFT904の電流能力の比によっては、出力電位がLo電位のとき、908で示
す分だけGNDよりも電位が高くなる。これを十分にGNDに近づけるためには、負荷T
FT903に対し、N型TFT904の電流能力を十分に大きくする必要がある。同様に
、図9(E)は抵抗負荷型インバータの出力波形を示したものであるが、負荷抵抗905
の抵抗値とN型TFT906のON抵抗の比によっては、909で示す分だけ電位が高く
なる。つまり、ここに示した一極性のみのTFTを用いて構成したインバータを用いると
、入力信号の振幅に対し、出力信号の振幅減衰が生ずることになる。駆動回路を構成する
には、振幅が減衰することなく出力が得られなければならない。
て製造工程を削減することにより低コストで作製が可能であり、かつ振幅減衰のない出力
を得ることが出来る表示装置の駆動回路を提供することを目的とする。
が正常にVDD−GNDを取るための条件を考える。第1に、図1(A)のような回路に
おいて、出力信号の電位がLoとなるとき、その電位を十分にGNDに近づけるためには
、電源VDD−出力ノード間の抵抗値に対し、電源GND−出力ノード間の抵抗値が十分
に低くなっていればよい。すなわち、N型TFT102がONしている期間、N型TFT
101がOFFしていればよい。第2に、出力信号の電位がHiとなるとき、その電位が
VDDに等しくなるには、N型TFT101のゲート−ソース間電圧の絶対値が、Vth
Nを常に上回っていればよい。つまり、出力ノードのHi電位がVDDとなる条件を満た
すには、N型TFT101のゲート電極の電位は(VDD+VthN)よりも高くなる必
要がある。回路に供給される電源はVDD、GNDの2種類のみであるから、VDDより
も電位の高い第3の電源がない限り、条件を満たすことは出来ない。
101のゲート−ソース間に容量103を設ける。N型TFT101のゲート電極がある
電位をもって浮遊状態となったとき、出力ノードの電位を上昇させると、この容量103
による容量結合によって、出力ノードの電位上昇分に伴って、N型TFT101のゲート
電極の電位も持ち上げられる。この効果を利用すれば、N型TFT101のゲート電極の
電位をVDDよりも高く(正確には、VDD+VthNよりも高く)することが可能とな
る。よって出力ノードの電位を十分にVDDまで引き上げることが可能となる。
TFT101のゲート−ソース間に寄生する容量を利用するようにしても良い。
電源と電気的に接続された、第1のトランジスタと、 第1の不純物領域が第2の電源と
電気的に接続された、第2のトランジスタと、 第1の不純物領域が第1の電源と電気的
に接続された、第3のトランジスタと、 第1の不純物領域が第2の電源と電気的に接続
された、第4のトランジスタと、容量とを有する表示装置の駆動回路であって、前記第1
乃至第4のトランジスタはいずれも同一導電型であり、 前記第1のトランジスタの第2
の不純物領域と、前記第2のトランジスタの第2の不純物領域とはいずれも前記容量の一
方の端子と電気的に接続され、 前記第3のトランジスタの第2の不純物領域と、前記第
4のトランジスタの第2の不純物領域と、前記第1のトランジスタのゲート電極とは、い
ずれも前記容量の他の一方の端子と電気的に接続され、 前記第2のトランジスタのゲー
ト電極と、前記第4のトランジスタのゲート電極は、入力信号線と電気的に接続され、
前記第3のトランジスタのゲート電極は、前記第1の電源と電気的に接続されていること
を特徴としている。
電源と電気的に接続された、第1のトランジスタと、 第1の不純物領域が第2の電源と
電気的に接続された、第2のトランジスタと、 第1の不純物領域が第1の電源と電気的
に接続された、第3のトランジスタと、 第1の不純物領域が第2の電源と電気的に接続
された、第4のトランジスタと、 容量とを有する表示装置の駆動回路であって、前記第
1乃至第4のトランジスタはいずれも同一導電型であり、 前記第1のトランジスタの第
2の不純物領域と、前記第2のトランジスタの第2の不純物領域とはいずれも前記容量の
一方の端子と電気的に接続され、 前記第3のトランジスタの第2の不純物領域と、前記
第4のトランジスタの第2の不純物領域と、前記第1のトランジスタのゲート電極とは、
いずれも前記容量の他の一方の端子と電気的に接続され、 前記第2のトランジスタのゲ
ート電極と、前記第4のトランジスタのゲート電極は、第1の入力信号線と電気的に接続
され、 前記第3のトランジスタのゲート電極は、第2の入力信号線と電気的に接続され
ていることを特徴としている。
記第2の入力信号線は、前記第1の入力信号線に入力される信号の反転信号が入力される
信号線であることを特徴としている。
2において、 前記容量は、前記第1のトランジスタのゲート電極と、前記不純物領域の
うちいずれか一方との間の容量を用いることを特徴としている。
2において、 前記容量は、活性層材料、ゲート電極を構成する材料、あるいは配線材料
のうちのいずれか2つの材料を用いて構成された容量であることを特徴としている。
いずれか1項において、 前記一導電型とは、Nチャネル型であることを特徴としている
。
いずれか1項において、 前記一導電型とは、Pチャネル型であることを特徴としている
。
入力信号がHi電位のときの電位は第3の電源電位に等しく、Lo電位のときの電位は第
4の電源電位に等しいとき、 第2の電源電位≦第4の電源電位<第3の電源電位≦第1
の電源電位を満たすことを特徴としている。
入力信号がHi電位のときの電位は第3の電源電位に等しく、Lo電位のときの電位は第
4の電源電位に等しいとき、 第1の電源電位≦第4の電源電位<第3の電源電位≦第2
の電源電位を満たすことを特徴としている。
のいずれか1項において、前記表示装置の駆動回路は、インバータ、バッファ、あるいは
レベルシフタであること、あるいはインバータ、バッファあるいはレベルシフタの構成要
件となっていることを特徴としている。
のTFTのみによって構成することが可能となり、表示装置の作製工程を削減することに
よって、低コスト化、歩留まりの向上に寄与し、より安価に表示装置の供給が可能となる
。
として機能する回路である。N型TFT201〜204および容量205によって構成さ
れており、点線枠206で囲われた部分が、図1(A)に示した回路に相当する。点線枠
210で囲われた部分が、出力振幅補償回路を構成している。出力振幅補償回路210は
、N型TFT203のゲート電極に浮遊状態を作り出すことを目的としたものであり、同
一の機能を有する限り、図2(A)
の構成に限定しない。
ート電極に入力される。N型TFT201は負荷として機能し、N型TFT201、20
2によって構成される回路からの出力(図2(A)中、このノードをαとおく)が、N型
TFT203のゲート電極に入力される。
入力信号の振幅もVDD(Hi)−GND(Lo)とする。まず、入力信号の電位がHi
のとき、N型TFT202、204がONする。ここで、N型TFT201はゲート電極
とドレイン領域とが接続されているため飽和動作しているが、N型TFT202の電流能
力をN型TFT201の電流能力よりも十分に高くすることによって、ノードαの電位は
GND側に引き下げられる。これにより、N型TFT203がOFFし、出力ノードには
Lo電位が出力される。
により、ノードαの電位は、VDD側に引き上げられ、その電位が(VDD−VthN)
となったところで一旦浮遊状態となる。一方、ノードαの電位が上昇を始めると、やがて
N型TFT203がONし、出力ノードの電位がVDD側に引き上げられる。ノードαが
浮遊状態となったとき、依然出力ノードの電位は上昇を続けているため、N型TFT20
3のゲート−ソース間容量205の存在によって、出力ノードの電位上昇に伴い、浮遊状
態にあるノードαの電位も上昇する。これにより、ノードαの電位が、(VDD+Vth
N)よりも高い電位となることが出来る。よって、出力ノードにはHi電位が出力され、
このときの電位はVDDに等しくなる。
る。このように、2点間の容量結合を利用して電位を引き上げる方法をブートストラップ
法という。図2(B)は、図2(A)に示した回路の入力信号の波形を示したものであり
、図2(C)は、ノードαにおける電位の波形を示したものであり、図2(D)は出力信
号の波形を示したものである。図2(C)中、208で示される電位は、VDDよりもV
thNだけ低下した電位であり、ブートストラップによって、207で示す分だけ、ノー
ドαの電位が引き上げられる。結果、図2(D)に示すように、出力ノードがHi電位の
とき、その電位はVDDまで上昇し、VDD−GND間の振幅を有する出力信号を得るこ
とが出来る。
号の振幅補償を動作の基本としているが、そのとき、容量結合を利用するTFTのゲート
電極が浮遊状態となっていることが前提となる。図10は、ブートストラップ法を利用し
た回路の構成例を挙げているが、図10(A)は本発明の表示装置の駆動回路の基本構成
を示しているが、ノードαが浮遊状態となっていることにより、TFT1003のゲート
−ソース間の容量1005を利用してノードαの電位を引き上げ、それによって出力信号
の振幅を補償する。図10(B)は3個のTFTからなる回路を示しているが、こちらに
ついても同様に、ノードβが浮遊状態となっていることにより、TFT1007のゲート
−ソース間容量1009を利用してノードβの電位を引き上げ、それによって出力信号の
振幅を補償する。
、低電位側の電源電位はGNDであり、入力信号(in)の振幅はVDD−GNDであり
、inbは入力信号の反転信号である。ここで、in、inbの振幅がそれぞれVDD3
−GND(ただし、GND<VthN<VDD3<VDD−VthN)である場合のノー
ドα、ノードβの状態について考える。図10(A)において、inbがHiのとき、N
型TFT1001のゲート電極電位はVDD3となる。VthN<VDD3であるから、
N型TFT1001はONし、ノードαの電位はVDD側に引き上げられ、その電位が(
VDD3−VthN)となったところで浮遊状態となる。つまり、inbのHi電位がV
thNを上回っていれば、ノードαは確実に浮遊状態となることが出来、ブートストラッ
プによってN型TFT1003のゲート電極電位を引き上げる動作が可能となる。一方、
図10(B)においては、N型TFT1006のゲート電極電位は常にVDDであるから
、inbがHiのとき、ノードβの電位はVDD3まで引き上げられる。ただし今、VD
D3<VDD−VthNであるから、N型TFT1006は入力信号の電位に関わらず常
にONの状態を取る。よってノードβは浮遊状態とはならない。故に、ブートストラップ
によってノードβの電位を引き上げることが出来ないことになる。つまり、図10(B)
に示した回路の場合、ノードβが浮遊状態となるためには、inbのLo電位がGNDで
あるとき、少なくともHi電位が(VDD−VthN)以上にあるという最低条件がある
ため、低電圧駆動やTFTの特性ばらつきの面を考えると不利である。
図10(B)のような構成ではノードβに浮遊状態を与えられない可能性が考えられるの
に対し、本発明で示した図10(A)の構成であれば、確実にノードαを浮遊状態に出来
るメリットがある。
た回路を示している。表示装置の駆動回路等においては、このような回路をバッファとし
て用いることが多い。ここで、図3(A)のような回路を用いる場合、以下のようなデメ
リットが挙げられる。
ここで、N型TFT301は、ゲート−ドレイン間を短絡した負荷として機能しており、
常に飽和動作しているため、N型TFT302がONすることによって、VDD−GND
間に貫通電流が流れる。これは、各段のTFT303、304および305、306にお
いても同様であり、消費電流が大きくなってしまう。
バータを用いる方法が挙げられる。このような回路の場合、VDD−GND間に配置され
ているTFTは、入力信号の極性が常に逆であることから、排他的動作をするため、貫通
電流が流れない。
を用意する必要がある。
1入力型インバータを用い、2段目以降は2入力型インバータを用いる。2段目の入力は
、一方には前段の出力信号を、もう一方には前段の入力信号を入力すればよい。これによ
り、1入力型であり、かつ貫通電流を最小限に抑えたバッファとして用いることが出来る
。
と異なる電位を与えることにより、レベルシフタとして機能させることも容易である。以
下にその例を示す。
関係は、GND<VDD1<VDD2とする。このとき、GND−VDD1間の振幅を有
する信号を入力し、GND−VDD2間の振幅に変換して取り出す場合を例として考える
。
入力信号の振幅がGND−VDD1間であり、N型TFT401、403の不純物領域の
一端に接続される電源の電位をVDD2としている。
間の振幅をもった信号が、N型TFT402および404のゲート電極に入力される。入
力信号がHi電位であるとき、N型TFT402、404がONし、ノードαにおける電
位がGND側に引き下げられ、N型TFT403はOFFする。よって出力ノードにおけ
る電位はLo電位となる。
ける電位がVDD2側に引き上げられる。したがってN型TFT403がONし、出力ノ
ードの電位が上昇する。一方、ノードαにおいては、その電位が(VDD2−N型TFT
403のしきい値電圧の絶対値)となったところで浮遊状態となる。その後、出力ノード
の電位上昇に伴い、N型TFT403のゲート−ソース間に存在する容量結合405によ
ってノードαの電位はさらに引き上げられ、VDD2よりも高い電位をとる(図4(C)
)。よって、出力ノードの電位はHi電位となり、GND−VDD2間の振幅を持った信
号が出力される(図4(D)実線)。
位側電源(VDD2)に接続されたTFT401、403のゲート電極には、低電圧振幅
の信号入力がない点が挙げられる。図5(A)に示す2入力型の回路において、高電位側
電源(VDD2)に接続されたTFT501に低電圧振幅の信号を入力しても、ノードβ
の電位はVDD1付近までしか上昇することができない。したがってTFT503もまた
、十分にONすることが出来ず、容量結合を用いてTFT503のゲート電極電位を持ち
上げることが出来ないため、正常動作が望めない。
構成を必要とする場合には、図5(B)のように、1入力型の回路を2段用いて、その後
の入力信号の振幅を全て高電圧振幅とする必要がある。図5(B)においては、低電圧振
幅の信号が入力されるTFTは、点線枠506で囲まれた部分のTFTに限られ、1入力
型の回路を2段重ねることによって、3段目の2入力(TFT507、508のゲート電
極への入力)はいずれも高電圧振幅の信号が入力されるため、正常に動作することが出来
る。
転入力として用いる構成としても良い。図6に例を示す。入力信号はin、inbであり
、それぞれTFT602、614のゲート電極に入力される。
レベルシフタ1段目650の出力は、2段目のTFT606、617に入力され、660
の出力は、2段目のTFT605、618に入力される。2段目への入力信号は、いずれ
も高電圧振幅の信号であるから、以後は正常にバッファとして機能し、最終段より、出力
信号Out、outbを得る。
いて説明する。
ート信号線駆動回路702および画素部703を一体形成にて作製している。画素部にお
いて、点線枠710で囲まれた部分が1画素である。図の例では、液晶表示装置の画素を
示しており、1個のTFT(以後、画素TFTと表記する)によって液晶素子の一電極に
印加される電荷の制御を行っている。ソース信号線駆動回路701、ゲート信号線駆動回
路702への信号入力は、フレキシブルプリント基板(Flexible Print Circuit:FPC
)704を介して、外部より供給される。
り、画素部を含む表示装置全体を構成する駆動回路を、画素TFTと同一の極性を有する
一極性のTFT(例えばN型TFT)のみを用いて作製している。これにより、半導体層
にP型を付与するイオンドーピング工程を省略することが可能となり、製造コストの削減
や歩留まり向上等に寄与することが出来る。
用いて駆動回路および画素TFTを構成することも、本発明によってもちろん可能となる
。この場合は、省略されるイオンドーピング工程は、半導体層にN型を付与する工程であ
ることを付記する。また、本発明は液晶表示装置のみならず、絶縁体上に駆動回路を一体
形成して作製する装置ならばいずれの物にも適用が可能である。
用が可能である。このような電子機器には、携帯情報端末(電子手帳、モバイルコンピュ
ータ、携帯電話等)、ビデオカメラ、デジタルカメラ、パーソナルコンピュータ、テレビ
、携帯電話等が挙げられる。それらの一例を図8に示す。
示部3003等により構成されている。本発明の表示装置の駆動回路は、表示部3003
の作製に適用が可能である。
3、操作スイッチ3014、バッテリー3015、受像部3016等により構成されてい
る。本発明の表示装置の駆動回路は、表示部3012の作製に適用が可能である。
、表示部3023、キーボード3024等により構成されている。本発明の表示装置の駆
動回路は、表示部3023の作製に適用が可能である。
3、操作ボタン3034、外部インターフェイス3035等により構成されている。本発
明の表示装置の駆動回路は、表示部3033の作製に適用が可能である。
、表示部3042、操作スイッチ3043、3044等により構成されている。本発明の
表示装置の駆動回路は表示部3042の作製に適用が可能である。また、本実施例では車
載用オーディオ装置を例に挙げたが、携帯型もしくは家庭用のオーディオ装置に用いても
良い。
053、操作スイッチ3054、表示部(B)3055、バッテリー3056等により構
成されている。本発明の表示装置の駆動回路は、表示部(A)
3052および表示部(B)3055の作製に適用が可能である。
3、表示部3064、操作スイッチ3065、アンテナ3066等により構成されている
。本発明の表示装置の駆動回路は、表示部3064の作製に適用が可能である。
る。
Claims (2)
- 画素と、駆動回路と、を有し、
前記駆動回路は、
第1のトランジスタと、第2のトランジスタと、第3のトランジスタと、第4のトランジスタと、第5のトランジスタと、第6のトランジスタと、第7のトランジスタと、第8のトランジスタと、第1の容量素子と、第2の容量素子と、を有し、
前記画素は、第9のトランジスタを有し、
前記第1のトランジスタの導電型と、前記第2のトランジスタの導電型と、前記第3のトランジスタの導電型と、前記第4のトランジスタの導電型と、前記第5のトランジスタの導電型と、前記第6のトランジスタの導電型と、前記第7のトランジスタの導電型と、前記第8のトランジスタの導電型と、前記第9のトランジスタの導電型と、は同じであり、
前記第1のトランジスタのソース又はドレインは、前記第2のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第2のトランジスタのゲートは、前記第4のトランジスタのゲートと電気的に接続され、
前記第3のトランジスタのゲートは、前記第1のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第3のトランジスタのソース又はドレインは、前記第1の容量素子を介して、前記第1のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第3のトランジスタのソース又はドレインは、前記第4のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第5のトランジスタのゲートは、前記第4のトランジスタのゲートと電気的に接続され、
前記第5のトランジスタのソース又はドレインは、前記第6のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第6のトランジスタのゲートは、前記第3のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第7のトランジスタのソース又はドレインは、前記第2の容量素子を介して、前記第5のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第7のトランジスタのソース又はドレインは、前記第8のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第7のトランジスタのゲートは、前記第5のトランジスタのソース又はドレイン、及び、前記第6のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第8のトランジスタのゲートは、前記第6のトランジスタのゲートと電気的に接続され、
前記第1のトランジスタと、前記第2のトランジスタと、前記第3のトランジスタと、前記第4のトランジスタと、前記第5のトランジスタと、前記第6のトランジスタと、前記第7のトランジスタと、前記第8のトランジスタと、前記第9のトランジスタとは、同じ絶縁体上に、ポリシリコンを用いて形成されたものであることを特徴とする表示装置。 - 画素と、駆動回路と、を有し、
前記駆動回路は、
第1のトランジスタと、第2のトランジスタと、第3のトランジスタと、第4のトランジスタと、第5のトランジスタと、第6のトランジスタと、第7のトランジスタと、第8のトランジスタと、第1の容量素子と、第2の容量素子と、を有し、
前記画素は、第9のトランジスタと、EL素子と、を有し、
前記第1のトランジスタの導電型と、前記第2のトランジスタの導電型と、前記第3のトランジスタの導電型と、前記第4のトランジスタの導電型と、前記第5のトランジスタの導電型と、前記第6のトランジスタの導電型と、前記第7のトランジスタの導電型と、前記第8のトランジスタの導電型と、前記第9のトランジスタの導電型と、は同じであり、
前記第1のトランジスタのソース又はドレインは、前記第2のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第2のトランジスタのゲートは、前記第4のトランジスタのゲートと電気的に接続され、
前記第3のトランジスタのゲートは、前記第1のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第3のトランジスタのソース又はドレインは、前記第1の容量素子を介して、前記第1のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第3のトランジスタのソース又はドレインは、前記第4のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第5のトランジスタのゲートは、前記第4のトランジスタのゲートと電気的に接続され、
前記第5のトランジスタのソース又はドレインは、前記第6のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第6のトランジスタのゲートは、前記第3のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第7のトランジスタのソース又はドレインは、前記第2の容量素子を介して、前記第5のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第7のトランジスタのソース又はドレインは、前記第8のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第7のトランジスタのゲートは、前記第5のトランジスタのソース又はドレイン、及び、前記第6のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記第8のトランジスタのゲートは、前記第6のトランジスタのゲートと電気的に接続され、
前記第1のトランジスタと、前記第2のトランジスタと、前記第3のトランジスタと、前記第4のトランジスタと、前記第5のトランジスタと、前記第6のトランジスタと、前記第7のトランジスタと、前記第8のトランジスタと、前記第9のトランジスタとは、同じ絶縁体上に、ポリシリコンを用いて形成されたものであることを特徴とする表示装置。
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