JP5106324B2 - 洗浄性及びメンテナンス性を向上させた円錐型リボン混合処理装置 - Google Patents

洗浄性及びメンテナンス性を向上させた円錐型リボン混合処理装置

Info

Publication number
JP5106324B2
JP5106324B2 JP2008228725A JP2008228725A JP5106324B2 JP 5106324 B2 JP5106324 B2 JP 5106324B2 JP 2008228725 A JP2008228725 A JP 2008228725A JP 2008228725 A JP2008228725 A JP 2008228725A JP 5106324 B2 JP5106324 B2 JP 5106324B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ribbon
blade
center
conical
gravity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008228725A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010058088A (ja
Inventor
和紀 脇屋
晃弘 飯田
直樹 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okawara Mfg Co Ltd
Original Assignee
Okawara Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okawara Mfg Co Ltd filed Critical Okawara Mfg Co Ltd
Priority to JP2008228725A priority Critical patent/JP5106324B2/ja
Publication of JP2010058088A publication Critical patent/JP2010058088A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5106324B2 publication Critical patent/JP5106324B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

本発明は、被処理物の混合、破砕、乾燥、殺菌、冷却のうちのいずれか一つまたは複数の処理を行う円錐型リボン混合処理装置に関するものであって、特に一条のリボン翼が具えられた円錐型リボン混合処理装置に係るものである。
従来より各種食品、飼料、医薬品、化学品等を混合、破砕、乾燥、殺菌、冷却させるための装置として円錐型リボン混合処理装置が用いられている。
この円錐型リボン混合処理装置D′は図7に示すように、逆円錐状の処理槽1′内に回転翼3′を具え、この回転翼3′によって処理槽1′内全体に被処理物Wの循環流を起こさせて、被処理物Wの混合、破砕、乾燥、殺菌、冷却を行うものである。
また前記回転翼3′は螺旋帯状のリボン翼32′を具えて成るものであり、平面視で処理槽1′の中心に位置するように具えられた回転軸30′に対し、支持バー31′を用いてリボン翼32′を取り付けて成るものであり、このリボン翼32′が、処理槽1′の内壁面に近接した状態とされるものである。
そして前記回転翼3′を回転させながら、処理槽1′の上部に形成された投入口12′から被処理物Wを投入すると、被処理物Wは処理槽1′内において螺旋状のリボン翼32′に案内されながら処理槽1′の内壁に沿って上昇し、上部に具えられた渦流ブレーカ6′の位置まで到達し、この渦流ブレーカ6′に衝突し、中央部に案内されてここから落下するものである。
以降、被処理物Wはこのような経路を流動・循環しながら、混合、破砕、乾燥、殺菌、冷却のうちのいずれか一つまたは複数の処理が進行されることとなる。
ところでこの種の円錐型リボン混合処理装置D′には、図7に示す二条のリボン翼32′が具えられた円錐型リボン混合処理装置D2′と、図8に示す一条のリボン翼32′が具えられた円錐型リボン混合処理装置D1′があり(例えば特許文献1、2参照)、それぞれ一長一短であった。
まず前記二条のリボン翼32′が具えられた円錐型リボン混合処理装置D2′は、平面視で二条のリボン翼32′及び渦流ブレーカ6′が回転軸30′を中心として対称になるように設置されており、重心G0は回転軸30′の略中心に位置し、安定した回転状態が得られるものである。このため回転軸30′は、装置上部のみにある軸受機構による、いわゆる片持ちが可能であり、更に高速回転での運転が可能であるため混合、破砕、乾燥、 殺菌、冷却を効率的に行うことができる。
その一方、処理槽1′内には二条の撹拌翼32′及び支持バー32′が密に存在することとなるため自由空間が乏しく、付着物が付着し易く更にその除去や掃除の作業性は良いものとは言えない。特に付着物に関しては、二条分のリボン翼32′及び支持バー31′に対して付着するため、その量も多大なものとなってしまう。
次に前記一条のリボン翼32′が具えられた円錐型リボン混合処理装置D1′は、処理槽1′内には一条のリボン翼32′だけが存在することとなるため自由空間が広く、付着物は付着しにくく、またその除去や掃除の作業性に優れている。特に付着物に関しては、一条分のリボン翼32′及び支持バー31′に対して付着するものだけなので、その量も少量で済んでいる。
その一方、回転翼3′の重心G0は、平面視でできるだけ撹拌軸30′の中心に位置するように設計されたとしても、どうしても回転軸30′の中心よりも大きくずれてしまう。この結果、回転が安定しないため回転翼3′自体が振動を発生させる要因となったり、回転が安定しないために被処理物Wの流動も乱されて、それが振動の要因となったりする。
このため安定した回転状態を得るには、回転軸30′を、装置の上と下に具えられた軸受機構による、いわゆる上下両持ちとしたり、あるいは回転軸30′の径を太くするとともに、低速回転で運転を行う等の配慮をしなければならない。
しかしながら、回転軸30′を上下両持ちとした場合には、処理槽1′の下部に設けられる軸受に対して粉体が詰まってしまうことは避けられず、衛生上、食品の処理には不向きなものとなってしまう。
また回転軸30′を低速回転させる場合には、被処理物Wが撹拌されずに回転翼3′とともに回ってしまういわゆる共回りの発生や、混合ムラ、乾燥ムラ、ダマの発生等が起こってしまうことがある。
更に二条のリボン翼32′を具えるタイプの場合、平面視における被処理物Wの流動が、対称に具えられたリボン翼32′により対称的な流動になるのに対し、一条のリボン翼32′を具えるタイプの場合、一条であるために被処理物Wの流動も非対称な流動になる。このため非処理物Wの流動により生じる反力や衝撃が、回転翼3′や処理槽本体10′内面や渦流ブレーカ6′に対して平面視において非対称に作用するため、安定した回転を妨げてしまい、より一層振動を発生させる要因ともなっている。
更にまた一条のリボン翼32′を具えるタイプの場合には、重心G0の位置を調節するために、リボン翼32′の幅等を、被処理物Wの流動に適した本来の形状とは異なる形状に変更することもあり、回転状態を安定させることと流動状態を良好なものとすることの両立は困難であった。
特開平09−234500公報 実開昭63−16829公報
本発明はこのような背景を認識してなされたものであって、リボン翼を洗浄性及びメンテナンス性に優れた一条タイプとしながらも、平面視における重心を回転軸の中心に位置させることにより、装置上部のみでの、いわゆる片持ちを可能とし、高速回転での運転を実現することのできる新規な洗浄性及びメンテナンス性を向上させた円錐型リボン混合処理装置の開発を技術課題としたものである。
すなわち請求項1記載の洗浄性及びメンテナンス性を向上させた円錐型リボン混合処理装置は、逆円錐状の処理槽内に、上部のみで片持ちとされた回転軸に対して一条のリボン翼を具えて構成された回転翼を配し、この回転翼によって被処理物の混合、破砕、乾燥、殺菌、冷却の各処理のいずれか一つまたは複数の処理を行う装置において、前記装置は、前記リボン翼の形状に起因する回転翼の重心のズレを補正するためのカウンターバランサを具えて成るものであり、このカウンターバランサは、前記回転軸に具えられたリボン翼タイプのものであることを特徴として成るものである。
この発明によれば、回転翼の重心と回転軸の中心とのズレがカウンターバランサによって補正されるため、回転翼の回転が安定し、振動の発生を抑えることができる。
なお、回転翼の重心とは回転翼を支える支持バーを含んだ上での重心を意味するものである。
また、処理槽内上部に位置する被処理物を、平面視で対称的に流動させることができるので、回転翼の回転をより安定させ、装置の振動をより抑制することができる。
また請求項2記載の洗浄性及びメンテナンス性を向上させた円錐型リボン混合処理装置は、前記要件に加え、前記リボン翼タイプのカウンターバランサは、平面視において、回転軸の中心を中心点とし、回転翼の重心から180°の方向の点と回転翼の重心とを結んだ線を基準ラインとし、この基準ラインから左右60°の範囲内にカウンターバランサの重心が位置するように設けられるものであることを特徴として成るものである。
この発明によれば、回転翼の重心を、回転翼が安定して回転できる位置に補正することができ、装置の振動をより抑制することができる。
また請求項3記載の洗浄性及びメンテナンス性を向上させた円錐型リボン混合処理装置は、前記要件に加え、前記リボン翼タイプのカウンターバランサは、同じ高さに位置するリボン翼の0.3〜1. 2倍の幅となるように設定され、且つその長さは一周以内に設定されたものであることを特徴として成るものである。
この発明によれば、カウンターバランサとしての機能を維持しつつ、装置の振動をより抑制することができ、被処理物の付着及び残留を抑えることができる。
そしてこれら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
本発明によれば、リボン翼を一条タイプとして洗浄性及びメンテナンス性に優れたものとしながらも、カウンターバランサにより重心の補正を行うことにより、上部のみでの片持ちを可能とし、高速回転での運転を実現することができる。
以下本発明の洗浄性及びメンテナンス性を向上させた円錐型リボン混合処理装置について、図示の実施例に基づいて説明するものであるが、この実施例に対して本発明の技術的思想の範囲内において適宜変更を加えることも可能である。
〔リボン翼タイプのカウンターバランサを具えた円錐型リボン混合処理装置〕
図1中、符号Dで示すものが本発明の洗浄性及びメンテナンス性を向上させた円錐型リボン混合処理装置(以下、円錐型リボン混合処理装置Dと称する。)であり、この装置は、逆円錐状の処理槽1内に具えられた回転翼3によって被処理物Wの混合、破砕、乾燥、殺菌、冷却の各処理のいずれか一つまたは複数の処理を行うための装置である。
まず前記処理槽1は、適宜の金属素材を逆円錐形に形成して成る円錐部1Aと、この円錐部1Aの上方に連結された円筒部1Bとにより処理槽本体10が形成され、円筒部1Bの上部開口部が天板11によって塞がれて、処理槽1の内部空間を処理空間として構成されたものである。
また前記天板11に対しては投入口12が形成され、更に処理槽1の下部には排出口13が形成される。
更に前記天板11上には、モータM及び減速機2が具えられ、減速機2の出力軸は、処理槽1内に配される回転翼3の回転軸30に連結される。
また前記回転翼3は、回転軸30の軸方向に沿って複数の支持バー31が固定され、この支持バー31の端部に対して、幅細のリボン翼32が先細り螺旋状に取り付けられて成るものである。
また前記円筒部1B内には、前記リボン翼32によって円錐部1Aの内壁に沿って上昇してきた処理物Wを、処理槽1の中央付近に移動させるとともに処理槽1下部に落下させる渦流ブレーカ6が具えられるものであり、この実施例では一例として図2(a)の平面図に示すように回転軸30を中心として対称の位置の二カ所に具えるようにした。
そして平面視における回転翼3の重心G0の位置は、回転軸30の中心と重なるようになるのが理想的であるが、現実には幅寸法や周長が上下方向で異なるといったリボン翼32の複雑な形状と、リボン翼32を支える支持バー31とに起因して、図3(b) に示すように回転軸30の中心と重なることなく大きくズレてしまう。
そこで本発明では、このようなズレを補正するようなカウンターバランサ5が具えられるものである。ここでカウンターバランサ5が具えられる前の回転翼3の重心をG0とし、カウンターバランサ5の重心をG1とし、更にカウンターバランサ5が具えられた状態の回転翼3の重心をG2として説明を行うものとする。
この実施例ではリボン翼タイプのカウンターバランサ51が採用されるものであり、このカウンターバランサ51を回転軸30に接続するための支持バー53も実質的にカウンターバランサ5の構成要素となる。
このタイプのカウンターバランサ51は、図3(b)に示すように平面視において、回転軸30の中心を中心点として、回転翼3の重心G0から180°の方向の点と回転翼3の重心G0とを結んだ線を基準ラインLとし、この基準ラインLから左右60°の範囲内にカウンタバランサ51の重心G1が位置するように設けられるものである。この結果、回転翼3の重心G0は回転軸30のほぼ中心に位置する重心G2として補正されることとなる。この範囲にカウンタバランサ51の重心G1を位置させることにより回転が安定し、更に回転が安定することにより被処理物Wの流動が安定するために 円錐型リボン混合処理装置Dの振動が抑制される。
なお図5に示すグラフは、回転軸30の中心点の回りにカウンターバランサ51の位置を変えた場合、重心G2の回転軸30の中心点からの偏心距離の変化を示したものである。このグラフの横軸(バランサ設置角度)は、図3(b)における回転軸30の中心点を基準点とし、更にリボン翼32の最上部を支える支持バー31の中心線を0°方向の基準ラインXとしたときの反時計回りの角度を表しており、カウンターバランサ51の重心G1を反時計回りに位置を変えた場合として表している。
またこのようなリボン翼タイプのカウンターバランサ51は、同じ高さに位置するリボン翼5の0.3〜1.2倍の幅となるように設定され、且つその長さは一周以内(一巻き分すなわち360°以内)に設定される。図3(b)に示した実施例は、リボン翼タイプのカウンターバランサ51を1/4周(90°)としたものである。なお、リボン翼タイプのカウンターバランサ51の幅が、同じ高さに位置するリボン翼5の0.3倍より狭い場合、重心バランスを確保するための設計が困難であったり、被処理物Wを対称的に流動させる作用が弱くなってしまう。またリボン翼タイプのカウンターバランサ51の幅が、同じ高さに位置するリボン翼5の1.2倍より広い場合、被処理物Wの付着や残留が増えて洗浄性やメンテナンス性を損なったり、これらの作業をする上での目視確認の妨げになり易く、好ましくない。
なお図8に示した既存の一条タイプの回転翼3′の場合、重心G0を回転軸30′の中心に近づけるために、リボン翼32′の幅寸法等を変更することがあったが、本発明によればこのような改変は不要となり、リボン翼32を被処理物Wの流動に好適な形状のままとすることができる。
本発明の円錐型リボン混合処理装置Dは一例として上述のように構成されるものであり、以下、この装置の運転状態について説明し、続いてメンテナンス作業の態様について説明する。
まず始めにモータMを起動して回転翼3を回転させながら、被処理物Wを投入口12から処理槽1内に投入するものであり、被処理物Wは螺旋状のリボン翼32に案内されながら処理槽本体10の内壁に沿って上昇することとなる。
このとき本発明によれば、平面視において回転翼3の重心G0が回転軸30の中心に位置する重心G2として補正されるため、回転軸30を上部のみでの片持ちとしながらも、安定した回転状態を得ることができ、回転翼3を高速で回転させることが可能となる。このため低速回転させた場合に発生してしまう、被処理物Wが撹拌されずに回転翼3とともに回ってしまういわゆる共回りや、混合ムラ、乾燥ムラ、ダマの発生等を回避することが可能となる。
またリボン翼32に案内されながら処理槽本体10の内壁に沿って上昇した被処理物Wは、渦流ブレーカ6によって案内されて、処理槽1の中央付近に移動するとともに処理槽1下部に落下する。渦流ブレーカ6は、処理槽本体10内での被処理物Wの循環を促進させるための部材であるが、被処理物Wが処理槽本体10内面に流動しながら接触する際や渦流ブレーカ6に接触する際に衝撃を生じてしまう。
しかしながら本発明の円錐リボン型混合処理装置Dにあっては、処理槽1内の上部に位置する被処理物Wは、リボン翼タイプのカウンターバランサ51にも案内されて回転軸30を中心として対称的に流動することとなり、やがて渦流ブレーカ6と接触することとなる。このため被処理物Wは回転軸30や処理槽本体10内面に対して対称的な流動を生じ、また回転軸30に対して対称の位置の二カ所に具えられる渦流ブレーカ6に同時に被処理物Wが接触するため、その衝撃はほぼ相殺されることとなり、回転翼3の回転を安定したものとし、円錐リボン型混合処理装置Dの振動を抑制することができる。
そして粘度の高い処理物Wがリボン翼32及び支持バー31並びにカウンターバランサ51及び支持バー53に付着してしまった場合や、部品交換等のメンテナンスが必要になった場合には、天板11を外して回転翼3を処理槽1から引き抜いた状態で作業が行われることとなるが、本発明の円錐型リボン混合処理装置Dは、リボン翼32が一条であるため、付着物の除去や掃除を要する個所が少なく、作業性に優れている。特に付着物に関してはその量も二条タイプのものと比べて少量で済むこととなり、除去作業が軽減されることとなる。
〔本発明に関連する参考例〕
本発明は、一例として以上述べたようにして構成されるものであり、以下、本発明と技術的に関連した参考例として、タイプを異ならせたカウンターバランサ5を示しておく。
〔バータイプのカウンターバランサを具えた円錐型リボン混合処理装置〕
図4(a)(b)に示すに示す回転翼3は、バータイプのカウンターバランサ52が回転軸30に接続されたものであり、このような回転翼3が処理槽本体10内に具えられることにより、円錐型リボン混合処理装置Dが構成される。そしてカウンタバランサ52は一本のバーのみによって構成されるため、被処理物Wの流動により作用する力が小さい場合は、円錐型リボン混合処理装置Dに生じる振動も軽微であるため安定した運転が行え、図3に示したタイプの回転翼3と比べて付着物をより少量に抑えることができる。
また図4(c)(d)に示すものは、図3(a)(b)に示したリボン翼タイプのカウンターバランサ51の代わりに、丸棒状のカウンターバランサ55が支持バー53により支えられた回転翼3である。このものはバーのみにより構成される図4(a)(b)に示したカウンターバランサ52よりも、回転翼3の回転がよりいっそう安定し、円錐型リボン混合処理装置Dの振動をより一層抑えることができるものである。
なおカウンターバランサ5の設置個所及び本数は適宜変更することが可能である。
〔カウンターバランサを処理槽外部に具えた円錐型リボン混合処理装置〕
また図6はカウンターバランサ5を処理槽1の外部に設けた参考例を示すものであり、回転軸30における処理槽1の外部に位置する部位に、偏心錘状のカウンターバランサ54を具えたものである。
本発明の円錐型リボン混合処理装置を一部透視して示す斜視図である。 本発明の円錐型リボン混合処理装置を一部透視して示す平面図及び側面図である。 リボン翼タイプのカウンターバランサを具えた回転翼を示す斜視図及び平面図である。 参考例としてのバータイプのカウンターバランサを具えた回転翼を示す斜視図及び平面図である。 バランサ設置角度と偏心距離との関係を示すグラフである。 参考例としての偏心錘タイプのカウンタバランサが適用された実施例を示す斜視図及び平面図である。 二条のリボン翼を具えた既存の円錐型リボン混合処理装置を示す斜視図及び平面図である。 一条のリボン翼を具えた既存の円錐型リボン混合処理装置を示す斜視図及び平面図である。
D 円錐型リボン混合処理装置
1 処理槽
1A 円錐部
1B 円筒部
10 処理槽本体
11 天板
12 投入口
13 排出口
2 減速機
3 回転翼
30 回転軸
31 支持バー
32 リボン翼
5 カウンターバランサ
51 カウンターバランサ
52 カウンターバランサ
53 支持バー
54 カウンターバランサ
55 カウンターバランサ
6 渦流ブレーカ
D1′ 円錐型リボン混合処理装置
D2′ 円錐型リボン混合処理装置
G0 重心
G1 重心
G2 重心
L 基準ライン
M モータ
W 被処理物
X 基準ライン

Claims (3)

  1. 逆円錐状の処理槽内に、上部のみで片持ちとされた回転軸に対して一条のリボン翼を具えて構成された回転翼を配し、この回転翼によって被処理物の混合、破砕、乾燥、殺菌、冷却の各処理のいずれか一つまたは複数の処理を行う装置において、前記装置は、前記リボン翼の形状に起因する回転翼の重心のズレを補正するためのカウンターバランサを具えて成るものであり、このカウンターバランサは、前記回転軸に具えられたリボン翼タイプのものであることを特徴とする洗浄性及びメンテナンス性を向上させた円錐型リボン混合処理装置。
  2. 前記リボン翼タイプのカウンターバランサは、平面視において、回転軸の中心を中心点とし、回転翼の重心から180°の方向の点と回転翼の重心とを結んだ線を基準ラインとし、この基準ラインから左右60°の範囲内にカウンターバランサの重心が位置するように設けられるものであることを特徴とする請求項1記載の洗浄性及びメンテナンス性を向上させた円錐型リボン混合処理装置。
  3. 前記リボン翼タイプのカウンターバランサは、同じ高さに位置するリボン翼の0.3〜1. 2倍の幅となるように設定され、且つその長さは一周以内に設定されたものであることを特徴とする請求項1または2記載の洗浄性及びメンテナンス性を向上させた円錐型リボン混合処理装置。
JP2008228725A 2008-09-05 2008-09-05 洗浄性及びメンテナンス性を向上させた円錐型リボン混合処理装置 Active JP5106324B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008228725A JP5106324B2 (ja) 2008-09-05 2008-09-05 洗浄性及びメンテナンス性を向上させた円錐型リボン混合処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008228725A JP5106324B2 (ja) 2008-09-05 2008-09-05 洗浄性及びメンテナンス性を向上させた円錐型リボン混合処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010058088A JP2010058088A (ja) 2010-03-18
JP5106324B2 true JP5106324B2 (ja) 2012-12-26

Family

ID=42185500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008228725A Active JP5106324B2 (ja) 2008-09-05 2008-09-05 洗浄性及びメンテナンス性を向上させた円錐型リボン混合処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5106324B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102057014B1 (ko) 2019-11-07 2019-12-17 가부시키가이샤 오카와라 세이사쿠쇼 텅스텐 카바이드 용사 코팅층을 포함하는 원추형 리본 혼합건조기

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102358495A (zh) * 2011-06-07 2012-02-22 天津市美好生活科技有限公司 高粘度膏状物混合及输送装置及其方法
KR101377440B1 (ko) * 2012-03-21 2014-03-25 주식회사 하도 교반장치의 임펠러 및 이를 이용한 교반장치
CN107486074A (zh) * 2017-07-10 2017-12-19 云南云天化农业科技股份有限公司 一种配肥设备
CN108837766A (zh) * 2018-05-31 2018-11-20 张传赛 一种食品加工用清洗消毒一体化的搅拌机
WO2021060550A1 (ja) * 2019-09-27 2021-04-01 祥二 勝目 攪拌体とこれを備える攪拌装置
JP6817403B1 (ja) * 2019-10-30 2021-01-20 株式会社ソディック 食品材料粉体の供給装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3012707C2 (de) * 1980-04-01 1983-02-10 BHS-Bayerische Berg-, Hütten- und Salzwerke AG, 8000 München Mischwerk für Trogmischer
JPS62180732A (ja) * 1986-02-04 1987-08-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 竪形混合装置
JPH0360728A (ja) * 1989-07-31 1991-03-15 Hitachi Ltd 縦形撹拌装置
JP3977917B2 (ja) * 1998-02-12 2007-09-19 株式会社シンキー 混合脱泡装置における揺動機構
JP2001162152A (ja) * 1999-12-06 2001-06-19 Fiideru Giken:Kk 混合容器
JP2001286744A (ja) * 2000-04-04 2001-10-16 Hiromi Suda 螺旋形状の撹拌用羽根
JP4740495B2 (ja) * 2001-09-06 2011-08-03 株式会社大川原製作所 円錐型混合乾燥機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102057014B1 (ko) 2019-11-07 2019-12-17 가부시키가이샤 오카와라 세이사쿠쇼 텅스텐 카바이드 용사 코팅층을 포함하는 원추형 리본 혼합건조기

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010058088A (ja) 2010-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5106324B2 (ja) 洗浄性及びメンテナンス性を向上させた円錐型リボン混合処理装置
JP5739188B2 (ja) 溶融ガラスを均質にする装置及びその使用
JP5085929B2 (ja) 粉粒体混合装置
JP4741509B2 (ja) プロセシングユニット
WO2010082391A1 (ja) 撹拌装置及び撹拌方法
JP6725504B2 (ja) 撹拌装置
US9724654B2 (en) Agitating bar and agitator comprising the same
US10632449B2 (en) Method of mixing using an improved flow reactor
JP2009066595A (ja) 攪拌装置ボールミル
JP5062201B2 (ja) 撹拌装置及び撹拌方法
US9968896B1 (en) Stirring device
JP2008156223A5 (ja)
JP5062186B2 (ja) 撹拌装置及び撹拌方法
JP2009029704A5 (ja)
JP2007229633A (ja) 円錐型リボン混合処理装置
JP2018171562A (ja) 反応槽および攪拌反応装置
CN109803932B (zh) 搅拌器以及玻璃板的制造方法
JP6069659B2 (ja) 撹拌装置
JP2018522727A (ja) 少なくとも1種の物質を流体中に分散させるための装置及び方法
CN109070028B (zh) 搅拌装置
JP7283346B2 (ja) ガラスの製造方法
JP5763247B2 (ja) 食品撹拌装置
EP3096884B1 (en) Rotary collider air mill
JP6756982B2 (ja) 撹拌スターラー及びガラス板の製造方法
JP7337329B2 (ja) 撹拌スターラーおよび溶融ガラス撹拌装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110812

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120918

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5106324

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250