JP5105929B2 - 床下点検口 - Google Patents

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Description

本発明は、特に寒冷地において好適で断熱効果のある床下点検口に関するものである。
従来のこの種断熱効果のある床下点検口としては特許文献1に開示されているように、蓋体の内側に形成された断熱材収納用空間部内に断熱材ブロックを断熱材収納用空間部に対し取り出し可能に収納したものが知られている。
特開2001−123653号公報
上記特許文献1に開示されている床下点検口において、断熱材収納用空間部はせき板で囲まれた状態で形成されており、せき板の下端内面に取り付けられる受け枠により断熱材ブロックを受けるように構成されているが、点検口を開いて点検作業を行なうとき、せき板の内面に受け枠が存在すると、点検作業を行なう人が出入りするときせき板の内面に突出する受け枠が邪魔になって非常に窮屈であるという問題があった。
本発明の目的は、このような課題を解決するものであり、断熱ブロックが設けられる床下点検口であっても点検作業を行なう人が出入りし易くした床下点検口を提供することにある。
本発明の請求項1に記載の床下点検口は、床の一部を開口させて、その開口部を蓋体により開閉自在とし、前記開口部の下方において開口部を閉じる蓋体の下側に位置するように1枚の断熱ブロックを設けて床下冷気の室内への侵入を防止するように構成してなる床下点検口において、前記断熱ブロックは発泡体からなり平面形状が4角形であり、前記開口部の下方に取り付けられて前記断熱ブロック1枚分の深さを有するように発泡体からなる断熱材により作られてなる受枠に前記断熱ブロックが嵌入して受枠のコーナー部下端内面に一体に形成された上拡がり状の受け部に断熱ブロックの下端部に形成された周壁部が下窄まり状のコーナー部が受けられるように構成したことを特徴とする。
以上のように、本発明の床下点検口は、断熱ブロックを受ける受枠は断熱ブロック1枚分の深さを有するもので非常に浅く、また断熱ブロックを受ける受枠には断熱ブロックのコーナー部を受けるためにコーナー部下端内面にのみ受け部が設けられているので、受枠の内面全周に断熱ブロックを受ける受け部が形成されている場合に比べて作業する人の出入りが容易に行なえる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき具体的に説明する。
先ず、図1〜図7に示す第1の実施の形態について説明すると、1は建物の床2の一部に形成された平面形状が正方形の床下点検口で、この床下点検口1は床2の一部を開口させて、その開口部3を床2の表面材料と同材料を用いて作られた蓋体4により開閉自在としている。床2に形成された開口部3には内周を覆うように外枠5が設けられ、前記蓋体4は外枠5内に嵌り込んだ状態で外枠5の下部に形成された凹部6内に設けられた気密材7に載るように構成されている。なお、蓋体4の外周は内枠8で囲まれている。9は内枠8を蓋体4に対して取り付けるねじである。また、前記外枠5は下部が受け桟10上に載せられてねじ11により取り付けられている。ところで、前記受け桟10は前記床2を構成する下地材12およびこの下地材12の上に載る表面の床材13を受ける根太14に対し釘15打ちにより取り付けられている。床下点検口1は基本的には上記の構成からなるものであるが、寒冷地において床下の冷気が室内に浸入するのを防止するために本実施の形態では床2の下地材12の下に断熱材16および17が設けられるとともに、前記開口部3の内側で蓋体4の下側に位置するように発泡体からなる平面形状が正方形の断熱ブロック18が設けられている。19は断熱ブロック18が嵌入されて断熱ブロック18を受ける平面形状が正方形の受枠で、断熱ブロック18の1枚分の深さを有し、この受枠19も発泡体からなる断熱材により作られている。さらに詳しくは、前記断熱ブロック18は上面に上窄まり状の膨らみ部18aを備え、下面に前記膨らみ部18aが嵌合する形状の下拡がり状の凹部18bを備え、上面の膨らみ部18aの中央に凹入した掴み部18cが形成されている。そして、断熱ブロック18の少なくとも下端部におけるコーナー部の周壁面は下窄まり状に形成されているが、コーナー部だけでなく全周が下窄まり状に形成されていても良い。前記断熱ブロック18には前記下端部の下窄まり状部分よりも上側の周壁面の上下2箇所の位置に受枠19の内面に圧接するようにエチレンプロピレンゴムの発泡体からなる気密材20が全周に亘って設けられている。次に、前記受枠19は前記受け桟10の下側に重なって位置するように前記根太14に対しねじ21止めされた金属製のホルダー22に取り付けられる。詳しくは、ホルダー22は前記受け桟10の下側で前記根太14に上端がねじ21止めされる鉛直方向に向く板部22aと、この板部22aの下端に折り曲げにより連設された上向きの爪片22bとを備え、根太14に取り付けられたホルダー22に対し前記爪片22bが受枠19の下端に突き刺さるように受枠19を上からセットする。受枠19の上面には前記受け桟10の下面に圧接するようにエチレンプロピレンゴムの発泡体からなる気密材23が全周に亘って設けられている。さらに、受枠19のコーナー部下端内面には前記断熱ブロック18を受ける上拡がり状の受け部24が一体に設けられている。なお、この受枠19の取り付け作業は前記受け桟10や外枠5の取り付け作業よりも先に行なわれる。
上記構成において、床下点検口1の蓋体4が閉じられているときは前記断熱ブロック18が受枠19で受けられている。そのとき、断熱ブロック18のコーナー部18dが受枠19の受け部24で受けられる。かかる状態で、床下点検作業を行なうときは、前記蓋体4を持ち上げて開口部3を開き、その後断熱ブロック18を受枠19から持ち上げて開口部3から取り出すことにより開口部3に対し作業する人が出入り可能な状態となる。このとき、前記受枠19に対し作業する人が出入りしなければならないが、受枠19の深さは断熱ブロック18の1枚分であり、しかも受枠19には断熱ブロック18を受ける受け部24がコーナー部内面に形成されているのみであるため、つまり受枠19の内面全周に断熱ブロック18を受ける受け部が形成されていないため、作業する人の出入りが容易に行なえる。
次に、図8〜図10に示す第2の実施の形態について説明すると、前記第1の実施の形態では断熱ブロック18を受けるために、受枠19のコーナー部下端内面に受け部24が一体に設けられているが、第2の実施の形態では受枠19のコーナー部下端内面に金属製の受け部材25を取り付けるようにしている。この受け部材25は、受枠19のコーナー部下端内面に当接する直角に折り曲げられた板部25a,25aと、この板部25a,25aの上端に連設された外向きの爪片25b,25bと、板部25a,25aの下端に内に直角に折り曲げられた3角形状の受け板部25c,25cとからなり、前記爪片25b,25bを受枠19のコーナー部下端内面に突き刺すとともに板部25a,25aの外面を受枠19のコーナー部下端内面に両面粘着テープで貼り付けるなどすることにより受枠19のコーナー部下端内面に装着されるようになっている。他の構成は前記第1の実施の形態と同様である。
なお、以上述べた実施の形態では床下点検口1は平面形状が正方形であって、それに合わせて開口部3、蓋体4、断熱ブロック18、受枠19などは平面形状が正方形に作られているが、平面形状が正方形に限定されるものではなく、平面形状が長方形であっても良い。
本発明の第1の実施の形態において用いられる断熱ブロックおよび受枠の分解斜視図である。 同断熱ブロックを裏向けて見た斜視図である。 同受枠の取り付け用のホルダーの斜視図である。 同床下点検口を開いた状態を示す断面図である。 同床下点検口を閉じた状態を示す断面図である。 同受枠で断熱ブロックを受けた状態を示す裏面図である。 図5の要部拡大断面図である。 本発明の第2の実施の形態における受枠の斜視図である。 同受枠のコーナー部下端内面に取り付けられる受け部材の斜視図である。 同受枠で断熱ブロックを受けた状態を示す断面図である。
符号の説明
1 床下点検口
2 床
3 開口部
4 蓋体
5 外枠
6 凹部
7 気密材
8 内枠
10 受け桟
12 下地材
13 床材
14 根太
16,17 断熱材
18 断熱ブロック
18a 膨らみ部
18b 凹部
18c 掴み部
18d コーナー部
19 受枠
20 気密材
21 ねじ
22 ホルダー
22a 板部
22b 爪片
23 気密材
24 受け部
25 受け部材
25a 板部
25b 爪片
25c 受け板部

Claims (1)

  1. 床の一部を開口させて、その開口部を蓋体により開閉自在とし、前記開口部の下方において開口部を閉じる蓋体の下側に位置するように1枚の断熱ブロックを設けて床下冷気の室内への侵入を防止するように構成してなる床下点検口において、前記断熱ブロックは発泡体からなり平面形状が4角形であり、前記開口部の下方に取り付けられて前記断熱ブロック1枚分の深さを有するように発泡体からなる断熱材により作られてなる受枠に前記断熱ブロックが嵌入して受枠のコーナー部下端内面に一体に形成された上拡がり状の受け部に断熱ブロックの下端部に形成された周壁部が下窄まり状のコーナー部が受けられるように構成したことを特徴とする床下点検口。
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