JP5105712B2 - 画像保管表示システム、その保守管理システム、及び画像保管表示方法 - Google Patents

画像保管表示システム、その保守管理システム、及び画像保管表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像データを保管する画像サーバ及びこれとネットワークを介して接続された表示端末からなる画像保管表示システム、及びこの画像保管表示システムにより実行される画像保管表示方法に関する。また、本発明は、かかる画像保管表示システムを遠隔操作で保守管理する保守管理システムに関する。
医療分野においては、X線CT装置、X線DR(Digital Radiography)装置、MRI(磁気共鳴撮像)装置、超音波診断装置等を利用した種々の診断用画像生成装置(モダリティ)が利用されている。そして、これらの各モダリティにより生成された画像データは、CRTやLCD等の表示装置に表示され、医療現場において、種々の診断に利用されている。
また、近年の通信技術やコンピュータ技術の高度化に伴い、病院内においてコンピュータを用いたネットワークが構築されており、さらには、読影センターやシステム保守会社等の外部機関とも接続されるようになっている。この場合、各モダリティは画像入力装置として、CRTやLCDは画像表示端末として、ネットワークの一部を構成する。
このネットワークには、上記画像入力装置や画像出力装置の他に、画像入力装置により生成される画像データを記憶するハードディスク等の記憶装置を備えた画像サーバが備えられ、画像表示端末は、必要に応じて画像サーバから画像を取得し、これを表示する。そして、医師や看護師等のユーザは、その画像に、画質、並び方、表示情報等について変更を加えて、参照したり、読影したりして、患者への医療方針を決定・確認する。
この画像サーバの記憶装置には、できるだけ多くの画像データを記憶するために、通常、圧縮された画像データが記憶される。そして、画像表示端末は、その圧縮画像を、ネットワークを介して画像サーバに要求し、取得された圧縮画像を展開して医用画像を表示する。この圧縮に使用される圧縮方法や圧縮率は、このシステム設定時、すなわち、運用が開始される前に決定されている。
このようなシステムにおいては、モダリティ毎の画像特性や、画像表示端末毎の解像度が異なることもあり、画像の画質に影響する圧縮率等のパラメータの初期調整には多大な時間を要する。
しかしながら、設定時に圧縮率等のパラメータを設定した後は、その設定が正しかったのかどうか確認することができないため、それが最適なパラメータでなくてもそのまま使用されることが多い。また、運用上変更が必要となっても、どのような基準、情報で変更するのか明らかでなく、最適な変更をすることができなかった。例えば、画像の画質を優先して圧縮率の低い圧縮方法で保存すると、大きな保管領域が必要となって効率的ではない。逆に、記憶装置の効率を優先すると、画質が悪くて使用しているユーザに不満が発生する場合がある。
そのため、ユーザは、画像の読影時に、その復元した画像の画質に不満が生じる都度、その画像の圧縮率を各種の画像情報を参考にしながら調整しているのが現状である。
これに対し、画像データを迅速に転送することを目的とするものであるが、画像サーバは、1つの画像について、原画像データSorg、非可逆圧縮画像データS1,S2の3つのバージョンの画像データを生成して、一時記憶媒体に記憶し、画像サーバとネットワークを介して接続されたワークステーションからは、取得する画像データのバージョンの指定を行い、指定されたバージョンの画像データが、一時記憶媒体から読出されてワークステーションに転送され、モニタにその画像データによる画像が表示される画像保管システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このシステムにおいても、アーカイブに原画像データSorgを記憶することにより、所定期間経過した後に一時記憶媒体から原画像データSorgを削除することは可能である。しかしながら、2種類の圧縮率の画像からいずれかを選択できるのみであって、圧縮率の指定はできず、依然、最適な圧縮率を設定することはできない。
特開2002−352220号公報
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、圧縮率を自動で最適化することにより、ユーザやサービスマンの画像の圧縮率の調整などの時間を削減することができる画像保管表示システム及び画像保管表示方法を提供することを目的とするものである。
本発明の他の目的は、最適化後に圧縮率の変更を迫られても容易に対応でき、現在のシステム運用で最適の圧縮率を自動で設定できる画像保管表示システムを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、かかる画像保管表示システムを遠隔操作で保守管理することができる保守管理システムを提供することにある。
本発明に係る画像保管表示システムは、上述した課題を解決するために、画像データを記憶する画像ファイル保管部を含む画像保管サーバと、該画像保管サーバとネットワークを介して接続され該画像保管サーバから送られた画像を表示する画像表示端末とを備えた画像保管表示システムにおいて、前記画像保管サーバは、前記システムの操作情報を取得管理する情報管理部と、該情報に基づいて最適な圧縮率を設定して画像を圧縮して前記画像ファイル保管部に保管する画像ファイル圧縮部とを有し、前記操作情報は、前記画像表示端末のユーザについての情報及び該ユーザが該画像表示端末に表示された画像に対して行う操作であって画像の画質に影響を与える操作情報を含むものである。
好適には、圧縮率の指定を受けるために、前記画像ファイル圧縮部は、一枚の画像から圧縮率及び圧縮方法の少なくとも一方が異なる画像を生成した後、これらの画像を同一の複数の部分に分割した後、各画像から異なる部分を選出して元の画像の略全体像を構成する新たな一枚の画像に合成して、該合成画像を画像表示端末に送出し、該画像表示端末は、これら複数の部分画像を表示するものである。この合成画像は、各画像の同一部分を並列した新たな一枚の画像とすることもできる。
また、より好適には、前記画像表示端末は、前記部分画像の位置及び大きさの指定を前記入力手段を介して受け付けることができるものであり、表示された前記圧縮率の異なる画像とともに、それぞれの画像の圧縮率を、文字列及び棒グラフの少なくとも一方で表示することができ、或いは、表示された前記圧縮方法の異なる画像とともに、それぞれの画像の圧縮方法を示す文字、圧縮画像のサイズ、画質に影響を与えるパラメータの少なくとも一つを表示することができるものである。
さらに、上述した課題を解決するために、前記画像保管サーバは、画像ファイル保管部の画像情報の保存履歴を保管する制御部を備え、該制御部は、保管された該保存履歴に基づいて、上記画像ファイル保管部の空き領域がなくなる期間を計算するものである。
好適には、前記制御部は、前記画像表示端末における画像圧縮率に関する操作に関する履歴を監視し、前記制御部により計算された期間及び該期間を超えない期間であって予め設定された期間のいずれかが経過後に、得られた情報に基づいて最適な圧縮率を設定し、最適な圧縮形式を選定して画像を圧縮して前記画像ファイル保管部に保管するもの、或いは、前記画像表示端末における画像圧縮率に関する操作に関する履歴を監視し、前記制御部により計算された期間及び該期間を超えない期間であって予め設定された期間のいずれかが経過後に、得られた情報に基づいて最適な圧縮率を設定し、最適な圧縮形式を選定して画像を圧縮して前記画像ファイル保管部に保管するとともに、他の圧縮画像データ及び原画像データを前記画像ファイル保管部から消去するものである。
また、より好適には、前記画像ファイル圧縮部は、前記制御部により計算された期間を超えない期間であって予め設定された期間の経過中、前記画像表示端末における画像圧縮率に関する操作に関する履歴を監視し、圧縮率に関する新たな情報が得られる毎に最適な圧縮率を設定し直し、最適な圧縮形式を選定し直して画像を圧縮して上記画像ファイル保管部に保管するとともに、上記設定された期間の経過後に、他の圧縮画像データ及び原画像データを前記画像ファイル保管部から消去するものである。
さらにまた、上述した課題を解決するために前記画像表示端末における画像圧縮率に関する操作に関する履歴は、各端末が対応可能な圧縮形式を含むものである。
さらに、上述した課題を解決するために、前記画像ファイル圧縮部は、前記制御部により計算された期間を超えない期間であって予め設定された期間の経過後も、前記画像表示端末における画像圧縮率に関する操作に関する履歴を監視するものである。
他方、本発明に係る画像保管表示方法は、上述した課題を解決するために、画像保管サーバに対して画像データを記憶させる画像ファイル保管ステップと、画像表示端末に対して該画像ファイル保管ステップにより記憶された画像を、ネットワークを介して取得させ表示させる画像表示ステップとを備える画像保管表示方法において、前記画像ファイル保管ステップは、前記画像保管表示方法を実現するシステムの操作情報を取得管理する情報管理ステップと、該情報に基づいて最適な圧縮率を設定して画像を圧縮して記憶する画像ファイル圧縮ステップとを備え、前記操作情報は、前記画像表示端末のユーザについての情報及び該ユーザが該画像表示端末に表示された画像に対して行う操作であって画像の画質に影響を与える操作情報を含むものである。
一方、上述した課題を解決するために、本発明に係る保守管理システムは、遠隔操作により画像保管表示システムの保守管理を行う保守管理システムにおいて、該画像保管表示システムは、画像データを記憶する画像ファイル保管部を含む画像保管サーバと、該画像保管サーバとネットワークを介して接続され、該画像保管サーバから送られた画像を表示する画像表示端末とを備え、前記画像保管サーバは、前記システムの環境情報及び操作情報を含むシステムに関する情報を取得管理する情報管理部と、該情報に基づいて最適な圧縮率を設定して画像を圧縮して前記画像ファイル保管部に保管する画像ファイル圧縮部とを有し、前記操作情報は、前記画像表示端末のユーザについての情報及び該ユーザが該画像表示端末に表示された画像に対して行う操作であって画像の画質に影響を与える操作情報を含み、前記保守管理システムは、予め設定されたテーブルに基づいて、必要とされる画像圧縮に関する情報を前記画像保管表示システムから取得し、その情報を分析後、更新情報として前記画像保管システムに設定するものである。
以上述べたように、本発明に係る画像保管表示システム及び画像保管表示方法によれば、圧縮率を自動で最適化することにより、ユーザやサービスマンの画像の圧縮率の調整などの時間を削減させることが可能となる。
本発明は、最適化後に圧縮率の変更を迫られても容易に対応でき、現在のシステム運用で最適の圧縮率を自動で設定できるようになり、その画像保管表示システムを最大限に有効活用することができる効果が得られる。
また、本発明に係る画像保管表示システムによれば、かかる画像保管表示システムを遠隔操作で保守管理することができる。
本発明に係る画像保管表示システムの第1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る画像保管表示システム7の第1の実施形態の全体的な概要を示すものである。
クライアントビューア1は、医療施設サイトHに設置される。一の医療施設H内に単数のクライアントビューア1のみが設置されることもあれば、同図に示すように、複数のクライアントビューア1−1,1−2,1−3…が設置される場合もある。そして、例えば、一のクライアントビューア1−1が、複数のユーザA,B,C…により使用されることもある。
医療施設H内には構内通信回線2が施設され、クライアントビューア1は、画像保管サーバ3、CT(X線コンピュータ断層撮影装置)4、MR(磁気共鳴映像装置)5、DR(ディジタルラジオグラフィ装置)6等とともにローカルエリアネットワーク(LAN)を構成している。CT4、MR5、DR6等の医用画像発生装置で撮像された画像ファイルは、画像保管サーバ3に保管される。保管された画像ファイルは、クライアントビューア1からの要求に応じて、画像保管サーバ3からクライアントビューア1に供給される。
したがって、クライアントビューア1に供給される画像は、CT4で撮像された画像である場合もあれば、MR5で撮像された画像である場合もある。なお、本実施形態に係るクライアントビューア1、構内通信回線2及び画像保管サーバ3が、本発明に係る画像保管表示システム7の主部を構成する。
クライアントビューア1は、図2に示すように、その主要部の構成として、ディスプレイ21、操作入力部22、操作履歴ファイル生成部23,操作履歴ファイル記憶部24、GUI制御部25、通信装置28を備える。
ディスプレイ21には、画像保管サーバ3から読影等の目的でロードされた画像とともに、画像のコマ数や画像処理等の画像表示や処理に関する命令に対応付けされたアイコンやボタン等のグラフィカルな要素を、マウス等のポインティング・デバイス(操作入力部)22を用いて操作(オペレーション)し、入力する方式のグラフィカルユーザインターフェース(GUI)がGUI制御部25の制御のもとで表示される。このGUIを介してボタンをクリックする等の操作により入力された命令は、GUI制御部25で認識され、その命令に応じた図示しない表示制御装置や画像処理装置等の命令実行部に通知される。また、GUIを介して行われた命令の入力操作の履歴に従って操作履歴ファイルが操作履歴ファイル生成部23で生成される。生成された操作履歴ファイルは、操作履歴ファイル記憶部24に記憶される。
図3に示すように、操作履歴ファイルには、表示されている画像に対してユーザが行った画像の画質に影響する操作情報、例えば、拡大や縮小、表示画像の圧縮率の変更、移動及びオリジナル画像取得要求(さらに画質のいい画像を要求したかどうか)とその履歴や回数等のボタンクリック等の操作が、各ボタンに対応付けられている命令の種別、操作の種類(クリック、ドラッグ等)、操作を行った日時とともに書き込まれる。また、圧縮画像データに限らず、クライアントビューア1のユーザの操作情報(誰が、どの端末で、どのように、いつ読影したか)、自動圧縮率変更情報など、またさらにクライアントビューア1へのログインユーザの一括管理用情報、検査関連情報、オーダ情報、レポート情報なども保管される。
通信装置28は、画像保管サーバ3から構内通信回線2を経由して送られてくる操作履歴ファイル送信要求に呼応して、又は定期的に、或いはログイン時(システム起動時)に、操作履歴ファイル記憶部24に記憶されている未送信の操作履歴ファイルを、画像保管サーバ3に送信する。
このクライアントビューア1としては、通常ワークステーション等が採用されるが、PDA(Personal Digital Assistance)が用いられることもある。したがって、その機種により、ディスプレイ21の解像度が異なることがある。また、そのハードディスク等の補助記憶装置やメモリの容量も異なるため、実行可能なプログラムにも違いが生じることがある。
画像保管サーバ3は、図4に示すように、その主要部の構成として、通信装置32、操作履歴ファイル取得部33、操作履歴ファイル保管部34、操作履歴解析部36、設定テーブル記憶部37,画像ファイル送受信部35、画像ファイル圧縮部38、及び画像ファイル保管部39を備える。
操作履歴ファイル取得部33は、通信装置32を経由してクライアントビューア1に対して操作履歴ファイル送信要求を定期的に送信する。また、操作履歴ファイル取得部33は、クライアントビューア1から送信されてきた操作履歴ファイルを、ビューア識別番号を関連付けて、操作履歴ファイル保管部34に保管する。
保管される情報としては、上述した操作履歴情報に加え、機器情報、ネットワーク機器情報、アプリケーション情報等も含まれる。ここで機器情報とは、CPUのスペック、搭載メモリ量、モニタの解像度、グラフィックボード(バージョン等のドライバ情報を含む)情報、クライアントビューア1の場所情報(その病院の住所、部屋の名前、クライアントビューアの名前、そのクライアントビューアが設置される部屋での位置等)、クライアントビューアを特定できる情報(型番、CPUシリアル番号、MACアドレス、IPアドレス)等である。
このように機器情報等も保管するのは、例えば、画質(解像度)が悪ければ、画像の圧縮率を高めて画質が落ちてもさほど見難くないが、高画質(高解像度)のクライアントビューアでは、高い圧縮率の画像では識別に困難を生じる場合がある等、画像の圧縮率決定に影響を与えるからである。また、CPUの性能が悪い、或いはメモリ量が少ない場合は、低圧縮率の画像を表示するには特に時間がかかるため、画質をある程度犠牲にしても表示速度を優先することがある。なお、これらは、画像保管表示システム7が出荷される前に設定されることが望ましい。
ネットワーク機器情報には、医療施設のシステム全体(医療施設の内外を含む)のネットワーク構成情報(IPアドレス、ハブ、ルータ、ネットワークケーブル、ファイアウオール、外部の回線などの配置図)、ある時間のサーバ/クライアント間のネットワークスピード情報(ネットワーク構成情報から推測できる、実際のスピードは計測することによって解るPingなど)等がある。ネットワークの性能も、画像表示に要する時間に影響するからである。
また、アプリケーション情報とは、使用されている画像保管サーバ3や各クライアントビューア1のアプリケーション・プログラムのバージョン、そのプログラムの使用条件、そのプログラムのデータサイズ、画質やスピードに関連する情報(例えば、画像保管サーバ3や各クライアントビューア1の、JPEG、Wavelet、JPEG2000など選択可能な圧縮方法や圧縮率)である。例えば、画像を3D表示する場合、この種のアプリケーション・プログラムは、通常、大量のメモリや高速処理可能なグラフィックボードを必要とするため、余力のあるクライアントビューア1には、このアプリケーション・プログラムを画像保管サーバ3から送信して、このクライアントビューア1上で実行させる。これにより、画像保管サーバ3の負担を軽減させることができる。一方、これらに劣るクライアントビューア1では、画像保管サーバ3側においてこのアプリケーション・プログラムを実行し、その結果たる3D画像のみをクライアントビューア1側へ送信するという判断を行うために、アプリケーション情報は必要である。
さらに、上記の情報を組み合わせて、ある複数の自動圧縮方法および圧縮率変更条件とその条件を適用する日時も情報として保管される。例えば、上述のアプリケーション・プログラムを画像保管サーバ3上で実行させるか、クライアントビューア1側で実行させるかは、アプリケーション情報のみならず、CPUの性能やメモリの多寡とかの組み合わせから決定されるからである。なお、ここでいう操作履歴ファイルには、ユーザの操作情報に加えて、これら機器に関する情報、ネットワークに関する情報等も含まれるものとして説明する。
操作履歴解析部36は、自動的に算出されたある期間内で行われるユーザの操作のうち、画像の画質に関わる操作を解析し、ユーザ、モダリティ、部位毎に、最適と思われる圧縮率を決定し、その情報を設定テーブル記憶部37に保存する。
画像ファイル送受信部35は、図示しない制御部の制御により、通信装置32を介して、各モダリティで撮像された画像を受信し、また、画像ファイル保管部39に保管された画像を、クアリアントビューア1の求めに応じて送信する。
画像ファイル圧縮部38は、操作履歴解析部36の解析により設定され、設定テーブル記憶部37に記憶された圧縮率に従って、画像ファイル保管部39に保管された画像を圧縮し、基の画像に換えて、或いは基の画像に追加して画像ファイル保管部39に保管する。
なお、本実施形態に係るクライアントビューア1は、本発明の画像表示端末を構成し、本実施形態に係る操作履歴ファイル取得部33、操作履歴ファイル保管部34及び操作履歴解析部36は、本発明における情報管理部の主要部を構成する。
本実施の形態に係る画像保管表示システム7は上記のように構成されており、以下その動作について説明する。
画像保管表示システム7は、システムの運用が開始されると、まず、ユーザの操作情報の分析期間を自動で決定する。この処理の流れを図5に示すフローチャートを参照して説明する。画像保管サーバ3の、図示しない制御部は、まず、画像ファイル保管部39のサイズ、すなわち、画像ファイル収容能力を取得する(ステップS101)。
その後、制御部は、画像ファイル保管部39を監視し、原画像に復元可能な圧縮画像を含むオリジナルの医用画像で画像ファイル保管部39が容量一杯になるまでの期間を計算する(ステップS102)。その算出方法としては、日々の運用経験から人が導き出した値や、1日で送られてきた全ての画像のサイズの値や、例えば1週間ではどのくらい溜まるのかというものを1週間おきに計算して、算出された値で画像保管限界容量を割ったものから決定する。画像の保管限界容量が変更された場合は計算のし直しを行う。
続いて、こうして得られた画像ファイル保管部39の容量が一杯になるまでの期間に対して、画像の圧縮率に関するユーザの操作情報を保存し続ける期間を設定する(ステップS103)。例えば、1日当たりの画像ファイル増加量から、画像ファイル保管部39が容量いっぱいになるまで一ヶ月かかるとステップS102において計算された場合に、操作情報保存期間をその最初の一週間に設定する。
画像保管表示システム7は、この監視期間が終了するまで、原則的には、圧縮しない原画像、或いは原画像に復元可能な圧縮画像と、異なる圧縮率で圧縮された数種類の画像、又は少なくとも1種類の画像(例えば、JPEG2Kは1種類の可逆データであるが、数種類の非可逆データに置換可能)を画像ファイル保存部39に保存する。
続いて、この監視期間中のクライアントビューア1及び画像保管サーバ3の動作について説明する。まず、図6及び図7に、図1に示した複数のクライアントビューア1中の例えばクライアントビューア1−1をユーザAが使用する場合を例に採って、クライアントビューア1−1及び画像保管サーバ3の処理及び信号の流れを示すシーケンス図を示す。
ユーザAは、まず電源を投入してクライアントビューア1−1を立ち上げ、パスワード等を入力して、この構内通信回線網2にログインする(ステップS1)。これにより、ユーザAや使用される端末を特定する情報が画像保管サーバ3に送信される(ステップS3)。
次にユーザAは、クライアントビューア1−1の操作入力部22を操作して、必要とする画像を呼び出すために、画像保管サーバ3に対して、画像ファイル保存部39が保存する画像のリストを要求し(ステップS5)、この要求を受けた画像保管サーバ3は、画像リストを送信する(ステップS7)。
このリストは、クライアントビューア1−1のディスプレイ22に表示され、ユーザAは、このリストの中から所望の画像を選択して、この画像を送るように、画像保管サーバ3に要求する(ステップS9)。
ここで、画像保管サーバ3は、要求された画像について既に圧縮率が設定されていれば(ステップS11:Yes)、設定された圧縮率の画像データをクライアントビューア1−1に送信し(ステップS13)、要求された画像について未だ圧縮率が設定されていなければ(ステップS11:No)、圧縮率の異なる複数の画像の中で最も圧縮率の高い、すなわち、画像サイズが小さく、したがって画質の劣る画像を送信する(ステップS15)。これにより、画像の送信時間が短縮される他、圧縮率最適化のために、ユーザAに対し、見難いときに圧縮率変更を促す。
このようにして送られた画像は、ディスプレイ22に表示され、ユーザAは、入力操作部21のマウス等を介して画像に対して、自分にとって見やすい画像となるように、ドラッグやドロップ等の操作を行う(ステップS17)。
操作入力部22を介してGUI上で操作が行われたとき、その操作がGUI制御部25で検出され、当該操作に従って操作履歴ファイル生成部23で、図3に示したような操作履歴ファイルが生成され(ステップS21)、生成された操作履歴ファイルは操作履歴ファイル記憶部24に記憶される(ステップS23)。そして、通信装置28により未送信の1又は複数の操作履歴ファイルが操作履歴ファイル記憶部24から読み出され、画像保管サーバ3に送信される(ステップS25)。この操作履歴ファイル生成、記録は、このステップのみではなく、ユーザAが画像の圧縮率に関する操作を行う毎に行われる。
この操作履歴ファイルは、操作履歴ファイル取得部33により通信装置32を介して取得されて、一旦操作履歴ファイル保管部34に保管された後、履歴解析部36へと送られて解析され(ステップS27)、ユーザ、モダリティ、部位毎に、最適と思われる圧縮率が決定され(ステップS29)、その圧縮率情報は設定テーブル記憶部に保存される(ステップS31)。
一方、クライアントビューア1−1においては、ユーザAに、表示された画像の解像度に不満がなければ(ステップS33:No)、新たな画像を表示させるべく、ディスプレイ22上のボタンをクリックする等により、ステップS9に戻る。この操作により、操作履歴ファイル生成部23は、ユーザAは現在の圧縮率に満足しているものとして、圧縮率承認情報を画像保管サーバ3に送信する(ステップS35)。
逆に、ユーザAに、表示された画像の画質に不満があれば(ステップS33:Yes)、圧縮率のより低い、すなわち、より高画質の画像を表示させるべく、クライアントビューア1−1は、画像保管サーバ3に、その画像の圧縮率についての情報を要求する(ステップS37)。
この要求に対し、画像保管サーバ3は、既存の圧縮率及び可能な場合は原画像ファイルから生成可能な圧縮率についての情報を送信する(ステップS39)。この情報は、圧縮率や圧縮方法が異なる複数種(2種以上)の画像の合成画像として、クライアントビューア1−1のディスプレイ22上に表示される。
この合成画像は、例えば、図8(a)に示すように、画像ファイル圧縮部38により、まず一枚の画像から圧縮率及び圧縮方法の少なくとも一方が異なる複数の画像が生成され、これらの画像は同一の複数の部分に分割された後、各画像から異なる部分が選出されて元の画像の略全体像を構成する新たな一枚の画像に構成されたものである。この画像の各部の異なる圧縮率は、画像下部に示すような棒グラフで明確に表示される。
この合成画像は、図8(b)に示すように、画像ファイル圧縮部38により、まず一枚の画像から圧縮率及び圧縮方法の少なくとも一方が異なる複数の画像が生成され、これらの画像は同一の複数の部分に分割された後、各画像の同一部分(同図では、縦に3分割した中央部分の画像)を並列した新たな一枚の画像に構成されたものとすることが可能である。また、画像の各部の異なる圧縮率も、同図に示すように、文字列で表示することもでき、或いは文字列と棒グラフとの両者で表示してもよい。
この画像選定は、圧縮率を指定することの外、圧縮方法を指定することによっても行うことができる。この圧縮方法として、例えば、JPEG、PNG、JPEG2000、wavelet、gif、Tiff、bmp等が挙げられる。このように、画像選定を圧縮方法を指定することにより行えば、クライアントビューア1によっては選択できない圧縮方法や、最適とはならない圧縮方法を指定することを回避することができる。
この圧縮方法を指定することにより画像のタイプを選定する場合、クライアントビューア1−1のディスプレイ22上に、画像と共に圧縮方法を示す文字が表示される。図9(a)に示す例では、圧縮方法に加え、その圧縮方法特有のパラメータ(例えばJPEGの場合、Q=20、JPEG2000の場合、rate=10%等)も表示されている。或いは、図9(b)に示すように、画像と共に、圧縮画像のサイズを表示するようにしてもよい。
図9(a)では、図8(a)と同様に、元の画像の略全体像を構成する合成画像が表示された場合、また、図9(b)では、図8(b)と同様に、元の画像の同一部分を並列した合成画像が表示された場合を例に採っているが、これらは互いに他の合成画像を用いて表示することも勿論可能である。
また、単に圧縮率等の違いを比較するだけならば、一枚の画像から圧縮率及び圧縮方法の少なくとも一方が異なる複数の画像を生成し、これらを縮小して全体像を並べて表示するようにしてもよい。さらに、画像の分割表示は、上述したように、左右に分割して左右に並べる方法の他、上下に分割して上下に並べる方法を採用することもできる。
ユーザAが、表示された複数の圧縮率の中から、最適な圧縮率のものを自動的に設定させたいと望む場合は(ステップS41:Yes)、最適な圧縮率の画像について情報を要求し(ステップS43)、これを受けた画像保管サーバ3は、ステップS31で設定テーブル記憶部37に記憶された最適な圧縮率の情報を画像ファイル送受信部35へと送信し、画像ファイル送受信部35は、この圧縮率の画像を画像ファイル保管部39から取得して、クライアントビューア1−1へ送信する(ステップS45)。
ディスプレイ22に表示されたこの画像を見て(ステップS47)、ユーザAがこの圧縮率に満足した場合は(ステップS49:Yes)、新たな画像を表示させるべく、ディスプレイ22上のボタンをクリックする等により、ステップS9に戻る。この操作により、操作履歴ファイル生成部23は、ユーザは現在の圧縮率に満足しているものとして、圧縮率承認情報を画像保管サーバ3に送信する(ステップS35)。
この圧縮率に不満がある場合(ステップS49:No)や、圧縮率の自動設定を望まない場合は(ステップS41:No)、表示された圧縮率の異なる数種の画像の中から好みのものを選択する(ステップS51)。これにより、指定された単一の圧縮率の画像がディスプレイ22上に表示されるので、ユーザAがこの圧縮率に満足した場合は(ステップS55:Yes)、この圧縮率情報が、画像保管サーバ3に送られ(ステップS57)、保存される(ステップS59)。
そして、新たな画像を表示させたいときは、ディスプレイ22上のボタンをクリックする等により、ステップS9に戻り、所望の画像を見終わったときは、終了ボタンをクリックする等により作業を終了する(ステップS61)。
一方、ユーザAがこの圧縮率に不満な場合は(ステップS55:No)、満足な圧縮率の画像が得られるまで、ステップS51〜S55を繰り返す。
このような操作履歴ファイルの生成、記録を、最初に設定された期間中、全ユーザA,B,C…及び全クライアントビューア1−1,1−2,1−3…について行われる。この圧縮率情報は、例えば、図10(a)に示すように、データテーブルとして保管される。蓄積された圧縮率情報は、例えば各画像について、クライアントビューア1a,1b,1c毎に分類され、さらに、ユーザA,B,C…毎に分類される。また、圧縮率情報とともに、その圧縮形式についての情報も同時にリストアップされる。
このデータテーブルは、図10(b)に示すように、さらにモダリティ毎に分類されたものとし、モダリティ毎に最適な圧縮率を選定するようにしてもよい。又は、DICOMのAE(Application Entity)タイトル毎、ステーション・ネーム毎であってもよいし、画像マトリックス毎に分類することも可能である。
画像管理サーバ3は、各画像や各モダリティ等について、各々のクライアントビューア1及びユーザにより選択された圧縮率の中から、画質が最も良くなる圧縮率を最適な圧縮率として選定する(ステップS71)。画質が最も良くなる圧縮率は通常、最小の圧縮率、換言すれば、ファイルサイズが最大となる圧縮率であるが、同じ圧縮率でも複数の圧縮方法がある場合は、より高画質となる圧縮方法が選定される。そして、保管された各画像につき、その圧縮率又は/及び圧縮方法の画像があれば保存し、なければ新たに生成して保存する(ステップS71)。このとき、原画像や他の圧縮率の画像は削除される。
こうして画像ファイルの圧縮率又は/及び圧縮方法が確定されると、この画像ファイル圧縮処理は、例えば一日、一週間等の所定の期間が経過する毎に、新たに蓄積された画像ファイルに対して自動的に実行される。その結果、画像ファイル保管部39には、最適な圧縮率の画像ファイルのみが残される。これにより、画像ファイル保管部39は最も効率的に使用され、また、ユーザは、画像を呼び出す度に最適な解像度を選択する作業から開放される。
なお、最適な圧縮率の画像データ以外の圧縮画像データ及び原画像データを、画像ファイル保管部39から一定期間削除しないで保存しておくように構成することも可能であり、或いは、DVDなどに移動させてから削除するようにしてもよい。
また、上述した例では、操作履歴ファイルの生成、記録は、最初に設定された期間の終了とともに終了するが、この監視を、以降も継続させることも可能である。
このように、画像保管サーバ3は、自動的に算出されたある期間内で行われるユーザの操作のうち、画像の画質に関わる操作を解析し、ユーザ、モダリティ、部位毎に、最適と思われる圧縮率を決定し、その情報を保管する。一度最適と思われる圧縮率が決定された後は、その圧縮率情報をもとに画像を表示するが、ユーザが画質に不満があり、変更する操作を行った場合にはその操作から新しく圧縮率を決定する。このように、ユーザの画質に関連した操作を解析し、フィードバックして圧縮率を変更することにより、最適な圧縮率を自動的に設定する。
一度、ユーザに指定された圧縮率、またはユーザに承認され自動的に算出された圧縮率は、ユーザ毎、モダリティ毎、部位毎に承認回数の履歴が保存され(ユーザ指定の圧縮率は以降、変更されないことで承認とみなす。)、使用頻度の高いものを優先順位の高い圧縮率とみなし、多用する。これにより、様々な圧縮率の画像が必要以上にサーバ内に乱立を防止することができる。
次に、本実施形態に係る画像表示保管システム7の変形例について、図11を参照して説明する。図11は、本変形例に係る画像表示保管システム7におけるクライアントビューア1及び画像保管サーバ3の処理及び信号の流れを示すシーケンス図の一部を示すものである。
クライアントビューア1及び画像保管サーバ3の処理及び信号の流れにおいて、第1の実施形態における画像保管サーバ3が、圧縮率情報保管後(ステップS59)蓄積された圧縮率情報に基づいて圧縮するのに対し、本変形例に係る画像保管サーバ3は、同図に示すように、システム管理者に圧縮率の確認を求める点で基本的に相違し、他のステップは第1の実施形態と実質的に同じであるので図示及び説明を省略する。
本変形例に係る画像管理サーバ3は、最初に設定された期間が経過しても自動的に画像の圧縮率を選定して圧縮画像ファイルを保管することはなく、システム管理者が圧縮率選定を指示するコマンドを、操作入力部を介して発するまで待機する(ステップS61)。斯かる指示が発せられると、画像管理サーバ3は、その表示部に、図10(a)又は図10(b)に示したような、蓄積された圧縮率情報を表示する(ステップS63)。このとき、採用される圧縮率がハイライト表示、反転表示等されて、システム管理者の注意を喚起させるようにしてもよい。
そして、画像管理サーバ3は、システム管理者にこの圧縮率でよいか否かの確認を促し(ステップS65)、よければ、その圧縮率で画像を圧縮して保管し(ステップS73)、そうでなければ、システム管理者に圧縮率を指定することを要求し(ステップS67)、指定された圧縮率で圧縮して保管する。このときやはり、原画像や他の圧縮率の画像は削除される。
これにより、システム管理者は、画像ファイルが圧縮される前に、その圧縮率を確認することができるので、例えばクライアントビューア1の異常な操作等により、圧縮率が通常想定される値からかけ離れたものとなってしまうことを未然にチェックすることができる。
続いて、本実施形態に係る画像表示保管システム7の第2の変形例について、図12を参照して説明する。図12は、本変形例に係る画像表示保管システム7におけるクライアントビューア1及び画像保管サーバ3の処理及び信号の流れを示すシーケンス図の一部を示すものである。
クライアントビューア1及び画像保管サーバ3の処理及び信号の流れにおいて、第1の実施形態における画像保管サーバ3が、圧縮率情報保管後(ステップS59)、所定の期間毎に新たに蓄積された画像ファイルの圧縮を自動的に開始するのに対し、本変形例に係る画像保管サーバ3は、同図に示すように、システム管理者に確認を求める点で基本的に相違し、他のステップは第1の実施形態と実質的に同じであるので図示及び説明を省略する。
本変形例に係る画像管理サーバ3は、圧縮率確定後、所定の期間経過後新たに蓄積された画像に対してその画像ファイルを圧縮保管するか否かをシステム管理者に問い合わせる(ステップS75)。ここでシステム管理者が圧縮開始を指示するコマンドを、操作入力部を介して発すると)、画像管理サーバ3は、圧縮を開始し(ステップS77)、圧縮中止が指示されると圧縮処理は実行されない。
これにより、システム管理者は、画像ファイルが圧縮される前に、本当に圧縮してよいのか確認することができるので、例えばシステム構成に変更があって圧縮率も変更されるべき場合に、不用意に以前の圧縮率で圧縮されることを未然に防止することができる。
さらなる変形例として、これら第1及び第2の変形例を組み合わせた構成とすることも勿論可能である。また、上述した第1の実施形態及びその変形例では、すべての画像ファイルを圧縮するものとして説明したが、一部の画像ファイルについて、異なった圧縮率で圧縮する、或いは圧縮することなく保管することも可能である。
例えば、特異な症例や研究上重要と思われる画像が得られた場合等、できるだけ高い解像度で見たいものであり、多少ファイルサイズが大きくなっても原画像のまま残したい。
このような場合、画像上の一角に設けられたチェックボックスに、マウス等の操作入力部を介してチェックマークを付けることにより、画像付随情報中に、圧縮不可等の情報が書き込まれ、圧縮が防止される。そして、この圧縮防止情報が付された画像は、操作履歴ファイルの対象から除外される。
次に、本発明に係る画像保管表示システムの第2の実施形態について、図を参照して説明する。本実施の形態の画像保管表示システムは、図13に示すように、上述した画像保管表示システム7と同様の画像保管表示システムを備える複数の医療施設が、外部の読影センターIと公衆回線52を介して接続されている点で、第1の実施形態におけるものと基本的に相違し、他の構成は第1の実施形態と実質的に同じであり、同じ符号を付して説明を省略する。
ここで「読影センター」とは、医療施設等と契約して、読影を依頼する医療機関がネットワークで送信した画像を、専門医師が読影する読影支援サービスを行う施設をいう。なお、本実施形態では、読影センターを例にとって説明するが、各医療施設から公衆回線等を介して送られる画像に関するレポートや評価を行うもの、例えば、何らかの医学会会場や、他の審査機関であってもよい。
各医療施設Hサイト内の構内通信回線2は、アクセスルータ11から公衆回線52又は専用線等の広域通信回線を経由して読影センターIサイト内の構内通信回線52に接続されている。読影センターIサイト内には構内通信回線52が施設され、この構内通信回線52を経由して、アクセスルータ53と読影用端末51とが接続されている。
図14は、医療施設H側の画像保管サーバ3と読影センターI側の読影用端末51との間の処理シーケンスの概要を説明するものである。まず、画像保管サーバ3は、読影を依頼する画像ファイルを、この画像に関する操作履歴ファイルを添えて、読影端末51に送信する(ステップS201)。
この場合、医療施設H内の内部事情がわかるデータを外部へ送信することは危険なため変換して送信する必要がある。そのため、操作履歴ファイル保管部34には、外部からアクセスできないデータとして保護したデータと、その外部送信用に変換されたデータを対応づける識別用のリストが秘密情報設定データベースとして保存される。例えば、ユーザAは、D1012065と変換され、ユーザBは、D1020654に対応づけられ、外部へはD1012065、D1020654のみが送信される一方、これらが返信されてきたときは、この秘密情報設定データベースにより、そのユーザを特定することができる。
一方、読影センターIによっては、一部の圧縮形式で圧縮した画像ファイルにしか対応できない場合がある。このような場合に対処すべく、例えば、読影センターIがJPEGにのみ対応し、JPEG2000には対応しない場合であって、医療施設Hは、CT画像を読影センターIに送信することになっているときは、画像保管サーバ3は、CT画像に関しては、常にJPEG形式で圧縮するように設定される。これにより、支障なく読影支援サービスを受けることができる。
読影用端末51では、受信した操作履歴ファイルの中から、予め設定された設定テーブルに基づいて、必要な項目、例えば最終的な画像の圧縮率等、を抽出する(ステップS202)。そして、画像とともに抽出された項目をディスプレイに表示する(ステップS203)。
この画像を見て、読影医は読影を行い(ステップS204)、その解析結果を、読影レポートとして、電子メールの添付ファイル等の所定形式のデータに変換してTCP/IP等の通信プロトコルに基づいて公衆回線50経由で画像保管サーバ3に送信する(ステップS205)。この読影レポートには、画像の圧縮率等についても所見があれば記載される。特に医療施設H内で読影された結果レポートが添付されている場合であって、その判断が異なるものとなったときは、画像の圧縮率等が影響していないか慎重に検討される。
これに応答して、画像保管サーバ3は、読影端末51から送られてくる読影レポートを受信すると、図示しないCPUによる処理により、その読影レポートをディスプレイ上に表示する(ステップS206)。したがって、本実施形態によれば、以上のように画像ファイルの圧縮率について外部の専門家の評価を得ることができ、より客観的に圧縮率を設定することが可能となる。
最後に、本発明に係る画像保管表示システムの第3の実施形態について、図を参照して説明する。本実施の形態の画像保管表示システムは、図15に示すように、上述した外部の読影センターに替えて、この画像保管表示システムを、公衆回線等を介して遠隔操作により保守を行う保守会社Mに接続されている点で、第2の実施形態におけるものと基本的に相違し、他の構成は第2の実施形態と実質的に同じであり、同じ符号を付して説明を省略する。
画像保管表示システム7の保守管理を管轄すべき遠隔地の保守会社M側には、サービスシステムを構成する保守用端末61が配置されている。この保守用端末61と、画像保管サーバ3及びクライアントビューア1とは、図15に示すように、公衆回線50等を介してTCP/IP等の標準化された通信プロトコルに基づいて画像保管表示システム7の保守管理に関する各種制御信号や情報の通信が可能となっている。
図16は、保守用端末61の処理の流れを説明するものである。保守用端末61は、公衆回線50を介して、定期的に、或いは必要に応じて、接続されている複数の医療施設画像保管サーバ3から操作履歴ファイルを取得する(ステップS301)。これらの医療施設に加えて、第2の実施形態で説明した読影センター等からも操作履歴ファイルを取得できるようにしてもよい。このとき、画像に関するレポートの結果や評価、カンファレンスによる結果、読影センター等の審査機関による評価結果などの情報、また、その情報を医療施設へフィードバックする日時の情報等も送信される。なお、この場合も、医療施設H内の内部事情がわかるデータは、第2の実施形態と同様に、秘密情報設定データベースに変換して送信される。
続いて、保守用端末61では、受信した操作履歴ファイルの中から、予め設定された設定テーブルに基づいて、必要な項目、例えば最終的な画像の圧縮率等を抽出する(ステップS302)。そして、抽出された項目を基に、画像保管表示システム7の圧縮率の状況を解析し(ステップS303)、その解析結果を表示する(ステップS304)。
本実施形態によれば、保守会社Mにおいて画像保管表示システム7の使用状況が把握できるので、新規に画像保管表示システムを出荷する場合、画像の圧縮率等種々のパラメータを、より現実の使用状況に近い値に設定することができる。
以上に説明した実施態様は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものによって置換した実施態様を採用することが可能であるが、これらの実施態様も本発明の範囲に含まれる。
本発明に係る画像保管表示システムの第1の実施形態の概要を示す図。 図1に示されたクライアントビューアの概略構成を示す図。 操作履歴ファイルの一例を示す図。 図1に示された画像保管サーバの概略構成を示す図。 操作情報の分析期間を設定する処理の流れを説明するフローチャート。 第1の実施形態に係るクライアントビューア及び画像保管サーバの処理及び信号の流れの一例を示すシーケンス図(前半)。 クライアントビューア及び画像保管サーバの処理及び信号の流れの一例を示すシーケンス図(後半)。 画像圧縮率選定のためにディスプレイに表示される画像の例を示すものであり、(a)は画像の各部を異なる圧縮率で表示する図、(b)は画像の同一部位を異なる圧縮率で表示する図。 画像圧縮方法選定のためにディスプレイに表示される画像の例を示すものであり、(a)は圧縮方法及び圧縮パラメータを表示する図、(b)はファイルサイズを表示する図。 データテーブルとして保管された圧縮率情報の一例を示す図。 第1の変形例に係るクライアントビューア及び画像保管サーバの処理及び信号の流れを示す部分シーケンス図。 第2の変形例に係るクライアントビューア及び画像保管サーバの処理及び信号の流れを示す部分シーケンス図。 本発明に係る画像保管表示システムの第2の実施形態の概要を示す図。 画像保管サーバと読影用端末との間の処理シーケンスを説明する図。 本発明に係る画像保管表示システムの第3の実施形態の概要を示す図。 保守用端末の処理の流れを説明するフローチャート。
符号の説明
1 クライアントビューア
2,52 構内通信回線
3 画像保管サーバ
4 CT
5 MR
6 DR
7,7A 画像保管表示システム
11,53,63 アクセスルータ
21 ディスプレイ
22 操作入力部
23 操作履歴ファイル発生部
24 操作履歴ファイル記憶部
25 GUI制御部
28,32 通信装置
33 履歴ファイル取得部
34 操作履歴ファイル保管部
35 画像ファイル送受信部
36 履歴解析部
37 設定テーブル記憶部
38 画像ファイル圧縮部
39 画像ファイル保管部
50 公衆回線
51 読影用端末
61 保守用端末
H 医療施設
I 読影センター
M 保守会社

Claims (17)

  1. 画像データを記憶する画像ファイル保管部を含む画像保管サーバと、該画像保管サーバとネットワークを介して接続され該画像保管サーバから送られた画像を表示する画像表示端末とを備えた画像保管表示システムにおいて、
    前記画像保管サーバは、前記システムの操作情報を取得管理する情報管理部と、該情報に基づいて最適な圧縮率を設定して画像を圧縮して前記画像ファイル保管部に保管する画像ファイル圧縮部とを有し、
    前記操作情報は、前記画像表示端末のユーザについての情報及び該ユーザが該画像表示端末に表示された画像に対して行う操作であって画像の画質に影響を与える操作情報を含む、
    ことを特徴とする画像保管表示システム。
  2. 画像データを記憶する画像ファイル保管部を含む画像保管サーバと、該画像保管サーバとネットワークを介して接続され該画像保管サーバから送られた画像を表示する画像表示端末とを備えた画像保管表示システムにおいて、
    前記画像保管サーバは、前記システムの環境情報及び操作情報の少なくとも一方を含むシステムに関する情報を取得管理する情報管理部と、該情報に基づいて最適な圧縮率を設定して画像を圧縮して前記画像ファイル保管部に保管する画像ファイル圧縮部とを有し、
    前記画像ファイル圧縮部は、一枚の画像から圧縮率及び圧縮方法の少なくとも一方が異なる複数の画像を生成し、これらの画像を同一の複数の部分に分割した後、各画像から異なる部分を選出して元の画像の略全体像を構成する新たな一枚の画像に合成して、該合成画像を画像表示端末に送出し、
    該画像表示端末は、該複数の部分画像を表示することを特徴とする画像保管表示システム。
  3. 画像データを記憶する画像ファイル保管部を含む画像保管サーバと、該画像保管サーバとネットワークを介して接続され該画像保管サーバから送られた画像を表示する画像表示端末とを備えた画像保管表示システムにおいて、
    前記画像保管サーバは、前記システムの環境情報及び操作情報の少なくとも一方を含むシステムに関する情報を取得管理する情報管理部と、該情報に基づいて最適な圧縮率を設定して画像を圧縮して前記画像ファイル保管部に保管する画像ファイル圧縮部とを有し、
    前記画像ファイル圧縮部は、一枚の画像から圧縮率及び圧縮方法の少なくとも一方が異なる複数の画像を生成し、これらの画像を同一の複数の部分に分割した後、各画像の同一部分を並列した新たな一枚の画像に合成して、該合成画像を前記画像表示端末に送出し、
    該画像表示端末は、これら複数の部分画像を表示することを特徴とする画像保管表示システム。
  4. 前記画像表示端末は、前記部分画像の位置及び大きさの指定を入力手段を介して受け付けることを特徴とする請求項2及び3のいずれかに記載の画像保管表示システム。
  5. 前記画像表示端末は、表示された前記圧縮率の異なる画像とともに、それぞれの画像の圧縮率を、文字列及び棒グラフの少なくとも一方で表示することを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の画像保管表示システム。
  6. 前記画像表示端末は、表示された前記圧縮方法の異なる画像とともに、それぞれの画像の圧縮方法を示す文字、圧縮画像のサイズ、画質に影響を与えるパラメータの少なくとも一つを表示することを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の画像保管表示システム。
  7. 画像データを記憶する画像ファイル保管部を含む画像保管サーバと、該画像保管サーバとネットワークを介して接続され該画像保管サーバから送られた画像を表示する画像表示端末とを備えた画像保管表示システムにおいて、
    前記画像保管サーバは、前記画像ファイル保管部の画像情報の保存履歴を保管する制御部を備え、該制御部は、保管された該保存履歴に基づいて、前記画像ファイル保管部の空き領域がなくなる期間を計算し、前記画像表示端末における画像圧縮率に関する操作に関する履歴を監視し、前記制御部により計算された期間及び該期間を超えない期間であって予め設定された期間のいずれかが経過後に、得られた情報に基づいて最適な圧縮率を設定し、最適な圧縮形式を選定して画像を圧縮して前記画像ファイル保管部に保管することを特徴とする画像保管表示システム。
  8. 画像データを記憶する画像ファイル保管部を含む画像保管サーバと、該画像保管サーバとネットワークを介して接続され該画像保管サーバから送られた画像を表示する画像表示端末とを備えた画像保管表示システムにおいて、
    前記画像保管サーバは、前記画像ファイル保管部の画像情報の保存履歴を保管する制御部を備え、該制御部は、保管された該保存履歴に基づいて、前記画像ファイル保管部の空き領域がなくなる期間を計算し、前記画像表示端末における画像圧縮率に関する操作に関する履歴を監視し、前記制御部により計算された期間及び該期間を超えない期間であって予め設定された期間のいずれかが経過後に、得られた情報に基づいて最適な圧縮率を設定し、最適な圧縮形式を選定して画像を圧縮して前記画像ファイル保管部に保管するとともに、他の圧縮画像データ及び原画像データを前記画像ファイル保管部から消去することを特徴とする画像保管表示システム。
  9. 前記制御部は、前記制御部により計算された期間を超えない期間であって予め設定された期間の経過中、前記画像表示端末における画像圧縮率に関する操作に関する履歴を監視し、圧縮率に関する新たな情報が得られる毎に最適な圧縮率を設定し直し、最適な圧縮形式を選定し直して画像を圧縮して前記画像ファイル保管部に保管するとともに、前記設定された期間の経過後に、他の圧縮画像データ及び原画像データを前記画像ファイル保管部から消去することを特徴とする請求項7及び8のいずれかに記載の画像保管表示システム。
  10. 前記画像表示端末における画像圧縮率に関する操作に関する履歴は、各端末が対応可能な圧縮形式を含むことを特徴とする請求項1記載の画像保管表示システム。
  11. 前記制御部は、前記制御部により計算された期間を超えない期間であって予め設定された期間の経過後も、前記画像表示端末における画像圧縮率に関する操作に関する履歴を監視することを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の画像保管表示システム。
  12. 画像保管サーバに対して画像データを記憶させる画像ファイル保管ステップと、画像表示端末に対して該画像ファイル保管ステップにより記憶された画像を、ネットワークを介して取得させ表示させる画像表示ステップとを備える画像保管表示方法において、
    前記画像ファイル保管ステップは、前記画像保管表示方法を実現するシステムの操作情報を取得管理する情報管理ステップと、
    該情報に基づいて最適な圧縮率を設定して画像を圧縮して記憶する画像ファイル圧縮ステップと、
    を備え、
    前記操作情報は、前記画像表示端末のユーザについての情報及び該ユーザが該画像表示端末に表示された画像に対して行う操作であって画像の画質に影響を与える操作情報を含む、
    ことを特徴とする画像保管表示方法。
  13. 画像保管サーバに対して画像データを記憶させる画像ファイル保管ステップと、画像表示端末に対して該画像ファイル保管ステップにより記憶された画像を、ネットワークを介して取得させ表示させる画像表示ステップとを備える画像保管表示方法において、
    前記画像ファイル保管ステップは、前記画像保管表示方法を実現するシステムの環境情報及び操作情報の少なくとも一方を含むシステムに関する情報を取得管理する情報管理ステップと、
    該情報に基づいて最適な圧縮率を設定して画像を圧縮して記憶する画像ファイル圧縮ステップと、を備え、
    前記画像ファイル圧縮ステップは、一枚の画像から圧縮率及び圧縮方法の少なくとも一方が異なる複数の画像を生成し、これらの画像を同一の複数の部分に分割した後、各画像から異なる部分を選出して元の画像の略全体像を構成する新たな一枚の画像に合成して、該合成画像を画像表示端末に送出する、
    ことを特徴とする画像保管表示方法。
  14. 画像保管サーバに対して画像データを記憶させる画像ファイル保管ステップと、画像表示端末に対して該画像ファイル保管ステップにより記憶された画像を、ネットワークを介して取得させ表示させる画像表示ステップとを備える画像保管表示方法において、
    前記画像ファイル保管ステップは、前記画像保管表示方法を実現するシステムの環境情報及び操作情報の少なくとも一方を含むシステムに関する情報を取得管理する情報管理ステップと、
    該情報に基づいて最適な圧縮率を設定して画像を圧縮して記憶する画像ファイル圧縮ステップと、を備え、
    前記画像ファイル圧縮ステップは、一枚の画像から圧縮率及び圧縮方法の少なくとも一方が異なる複数の画像を生成し、これらの画像を同一の複数の部分に分割した後、各画像の同一部分を並列した新たな一枚の画像に合成して、該合成画像を前記画像表示端末に送出する、
    ことを特徴とする画像保管表示方法。
  15. 遠隔操作により画像保管表示システムの保守管理を行う保守管理システムにおいて、
    該画像保管表示システムは、画像データを記憶する画像ファイル保管部を含む画像保管サーバと、該画像保管サーバとネットワークを介して接続され、該画像保管サーバから送られた画像を表示する画像表示端末とを備え、
    前記画像保管サーバは、前記画像保管表示システムの環境情報及び操作情報を含むシステムに関する情報を取得管理する情報管理部と、該情報に基づいて最適な圧縮率を設定して画像を圧縮して前記画像ファイル保管部に保管する画像ファイル圧縮部とを有し、
    前記操作情報は、前記画像表示端末のユーザについての情報及び該ユーザが該画像表示端末に表示された画像に対して行う操作であって画像の画質に影響を与える操作情報を含み、
    前記保守管理システムは、予め設定されたテーブルに基づいて、必要とされる画像圧縮に関する情報を前記画像保管表示システムから取得し、その情報を分析後、更新情報として前記画像保管表示システムに設定することを特徴とする保守管理システム。
  16. 遠隔操作により画像保管表示システムの保守管理を行う保守管理システムにおいて、
    該画像保管表示システムは、画像データを記憶する画像ファイル保管部を含む画像保管サーバと、該画像保管サーバとネットワークを介して接続され、該画像保管サーバから送られた画像を表示する画像表示端末とを備え、
    前記画像保管サーバは、前記画像保管表示システムの環境情報及び操作情報を含むシステムに関する情報を取得管理する情報管理部と、該情報に基づいて最適な圧縮率を設定して画像を圧縮して前記画像ファイル保管部に保管する画像ファイル圧縮部とを有し、
    前記画像ファイル圧縮部は、一枚の画像から圧縮率及び圧縮方法の少なくとも一方が異なる複数の画像を生成し、これらの画像を同一の複数の部分に分割した後、各画像から異なる部分を選出して元の画像の略全体像を構成する新たな一枚の画像に合成して、該合成画像を画像表示端末に送出し、
    該画像表示端末は、該複数の部分画像を表示し、
    前記保守管理システムは、予め設定されたテーブルに基づいて、必要とされる画像圧縮に関する情報を前記画像保管表示システムから取得し、その情報を分析後、更新情報として前記画像保管表示システムに設定する、
    ことを特徴とする保守管理システム。
  17. 遠隔操作により画像保管表示システムの保守管理を行う保守管理システムにおいて、
    該画像保管表示システムは、画像データを記憶する画像ファイル保管部を含む画像保管サーバと、該画像保管サーバとネットワークを介して接続され、該画像保管サーバから送られた画像を表示する画像表示端末とを備え、
    前記画像保管サーバは、前記画像保管表示システムの環境情報及び操作情報を含むシステムに関する情報を取得管理する情報管理部と、該情報に基づいて最適な圧縮率を設定して画像を圧縮して前記画像ファイル保管部に保管する画像ファイル圧縮部とを有し、
    前記画像ファイル圧縮部は、一枚の画像から圧縮率及び圧縮方法の少なくとも一方が異なる複数の画像を生成し、これらの画像を同一の複数の部分に分割した後、各画像の同一部分を並列した新たな一枚の画像に合成して、該合成画像を前記画像表示端末に送出し、
    該画像表示端末は、これら複数の部分画像を表示し、
    前記保守管理システムは、予め設定されたテーブルに基づいて、必要とされる画像圧縮に関する情報を前記画像保管表示システムから取得し、その情報を分析後、更新情報として前記画像保管表示システムに設定する、
    ことを特徴とする保守管理システム。
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