JP2012186616A - 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像において、ユーザの関心が高い部分の画質の劣化を抑制しつつ、画像のデータ量を削減することを、容易に行う。
【解決手段】表示時間取得部41は、画像の所定の単位領域ごとの表示時間を取得する。圧縮制御部42は、表示時間取得部41が取得した表示時間に基づいて、単位領域ごとに、画像の圧縮を制御する。本発明は、例えば、顕微鏡を介して、病理組織の標本を撮影した画像等の、膨大なデータ量の画像を処理する場合に適用することができる。
【選択図】図4
【解決手段】表示時間取得部41は、画像の所定の単位領域ごとの表示時間を取得する。圧縮制御部42は、表示時間取得部41が取得した表示時間に基づいて、単位領域ごとに、画像の圧縮を制御する。本発明は、例えば、顕微鏡を介して、病理組織の標本を撮影した画像等の、膨大なデータ量の画像を処理する場合に適用することができる。
【選択図】図4
Description
本技術は、情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラムに関し、特に、例えば、画像において、ユーザの関心が高い部分の画質の劣化を抑制しつつ、画像のデータ量を削減することができるようにする情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラムに関する。
近年、病理診断を、迅速かつ効率的に行う方法として、バーチャルスライドシステムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
バーチャルスライドシステムでは、顕微鏡を介して、病理組織の標本を撮影した画像が、ストレージに保管され、必要に応じて、ストレージから読み出され、モニタに表示される。病理医(病理診断を行う医者)は、モニタに表示された画像を閲覧(観察)して、病理診断を行う。
ところで、顕微鏡の視野は狭いので、顕微鏡を介しての病理組織の標本の撮影は、病理組織の標本を少しずつずらしながら行われる。このため、1つの標本の画像は、10億ないし100億画素以上の画像となる。
したがって、標本の画像のデータ量は膨大になるため、そのデータ量を、適切に削減する方法の提案が要請されている。
標本の画像のデータ量を削減する方法としては、ユーザが各圧縮率で圧縮された画像の画質を評価し、その評価に基づいて、画像を適切な圧縮率で圧縮する方法がある(例えば、特許文献2を参照)。
特許文献2に記載の方法によれば、ユーザの評価に基づいて、画像を適切な圧縮率で圧縮することができる。
しかしながら、特許文献2に記載の方法では、ユーザは、画像の閲覧の他に(画像の閲覧とは別の行為として)、各圧縮率で圧縮された画像の画質を評価し、その評価結果を入力する操作を行う必要がある。
一方、上述のような、画像の閲覧とは別の行為を、ユーザが行わずに、ユーザの関心が高い部分の画質の劣化を抑制しつつ、画像のデータ量を削減することができれば、ユーザの利便性を向上させることができる。
本技術は、このような状況に鑑みてなされてものであり、画像において、ユーザの関心が高い部分の画質の劣化を抑制しつつ、画像のデータ量を削減することを、容易に行うことができるようにするものである。
本技術の一側面の情報処理装置、又は、プログラムは、画像の所定の単位領域ごとの表示時間を取得する表示時間取得部と、前記表示時間に基づいて、前記単位領域ごとに、前記画像の圧縮を制御する圧縮制御部とを備える情報処理装置、又は、情報処理装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムである。
本技術の一側面の情報処理方法は、画像の所定の単位領域ごとの表示時間を取得し、前記表示時間に基づいて、前記単位領域ごとに、前記画像の圧縮を制御するステップを含む情報処理方法である。
以上のような一側面においては、画像の所定の単位領域ごとの表示時間が取得され、前記表示時間に基づいて、前記単位領域ごとに、前記画像の圧縮が制御される。
なお、情報処理装置は、独立した装置であっても良いし、1つの装置を構成している内部ブロックであっても良い。
また、プログラムは、伝送媒体を介して伝送することにより、又は、記録媒体に記録して、提供することができる。
本技術によれば、画像において、ユーザの関心が高い部分の画質の劣化を抑制しつつ、画像のデータ量を削減することを、容易に行うことができる。
[本技術を適用した画像表示システムの第1実施の形態]
図1は、本技術の情報処理装置を適用した画像表示システム(システムとは、複数の装置が論理的に集合した物をいい、各構成の装置が同一筐体中にあるか否かは、問わない)の第1実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図1において、画像表示システムは、画像取得装置11、画像保管装置12、及び、画像表示装置13を有する。
なお、画像取得装置11、画像保管装置12、及び、画像表示装置13は、それぞれを別個の装置として構成することもできるし、それらが、1個の筐体に収容された、1個の装置として構成することもできる。
画像取得装置11は、画像を取得し、画像保管装置12に供給する。
ここで、画像表示システムは、例えば、バーチャルスライドシステムに適用することができる。
画像表示システムをバーチャルスライドシステムに適用した場合、画像取得装置11は、例えば、顕微鏡と、その顕微鏡を介して、病理組織の標本を撮影するカメラ等で構成され、カメラによって、顕微鏡を介して、病理組織の標本が撮影され、その撮影の結果得られる画像(のディジタルデータ)が、画像保管装置12に供給される。ここで、画像取得装置11では、フォーカス位置を、複数の異なる位置に設定して、画像を取得することができる。また、画像取得装置11では、撮影時の水平方向の位置を、複数の異なる位置にずらして、画像を取得することができる。
なお、画像取得装置11を構成するカメラとしては、多眼カメラを採用することができる。
画像保管装置12は、画像取得装置11からの、例えば、病理組織の標本等の画像を保管(記憶)し、画像表示装置13からの要求に応じて、画像を、画像表示装置13に供給(提供)する。
画像表示装置13は、例えば、病理医等のユーザの操作に従って、画像保管装置12から供給される画像を表示する。
以上のように構成される画像表示システムでは、画像取得装置11が、画像を取得し、画像保管装置12に供給する。画像保管装置12は、画像取得装置11からの画像を保管する。
一方、画像表示装置13は、ユーザの操作に応じて、画像保管装置12に、画像を要求する。
画像保管装置12は、画像表示装置13からの要求に応じて、画像を、画像表示装置13に供給し、画像表示装置13では、画像保管装置12から供給される画像が表示される。
[画像保管装置12の構成例]
図2は、図1の画像保管装置12の構成例を示すブロック図である。
画像保管装置12は、通信部21、保管管理部22、時計23、トランスコーダ24、及び、ストレージ25を有する。
通信部21は、例えば、NIC(Network Interface Card)等の通信インターフェースであり、画像取得装置11や画像表示装置13との間でのデータのやりとりを制御する。
すなわち、通信部21は、例えば、画像取得装置11から供給される(送信されてくる)画像を受信し、ストレージ25に供給する。
また、通信部21は、例えば、画像表示装置13からの要求に応じて、保管管理部22がストレージ25から読み出して通信部21に供給する画像を、画像表示装置13に供給(送信)する。
さらに、通信部21は、例えば、画像表示装置13から供給される、ユーザによる画像表示装置13に対する操作を表す操作データを受信し、保管管理部22に供給する。
保管管理部22は、ストレージ25での画像等の保管(記憶)を管理する。
すなわち、保管管理部22は、例えば、通信部21から供給される操作データから、ユーザによる画像表示装置13に対する操作履歴を生成し、ストレージ25に供給して記憶させる。
また、保管管理部22は、ストレージ25に記憶された操作履歴に基づいて、ストレージ25に保管された画像の所定の単位領域ごとの表示時間を取得し、ストレージ25に保管された画像について、単位領域ごとの表示時間のマップである表示時間マップを作成する。
さらに、保管管理部22は、表示時間マップの表示時間に基づいて、単位領域ごとに、トランスコーダ24による、ストレージ25に保管された画像の圧縮を制御する。
時計23は、時刻を計時し、保管管理部22に供給する。
ここで、保管管理部22は、時計23からの時刻を参照することにより、ストレージ25に保管された画像をユーザが閲覧してから経過した時間(経過時間)を認識する。そして、保管管理部22は、その経過時間が、例えば、あらかじめ定められた時間(以下、設定時間ともいう)になったときに、すなわち、ストレージ25に保管された画像をユーザが閲覧してから、設定時間が経過したときに、トランスコーダ24を制御して、ストレージ25に保管された画像を圧縮させる。
したがって、設定時間として、例えば、3ヶ月、3年、及び、7年が定められている場合、ストレージ25に保管された画像は、ユーザの閲覧後、3ヶ月が経過したときと、3年経過したときと、7年経過したときに、(再)圧縮される。
トランスコーダ24は、保管管理部22からの制御に従い、ストレージ25に保管された画像を圧縮(トランスコード)し、ストレージ25に供給して、その圧縮直前の画像に代えて記憶させる。
ここで、トランスコーダ24での圧縮の方式としては、例えば、JPEG2000等の、量子化を伴う圧縮(符号化)方式を採用することができる。
ストレージ25は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等で構成され、通信部21やトランスコーダ24からの画像や、保管管理部22からの操作履歴等を記憶する。
以上のように構成される画像保管装置12では、通信部21は、画像取得装置11から供給される画像を受信し、ストレージ25に供給して記憶させる。
また、通信部21は、画像表示装置13からの画像の要求があると、その画像の要求を、保管管理部22に供給する。
保管管理部22は、通信部21からの画像の要求に従い、要求のあった画像を、ストレージ25から読み出し、通信部21に供給することにより、その画像を、画像表示装置13に供給させる。
また、通信部21は、画像表示装置13からの、ユーザによる画像表示装置13に対する操作を表す操作データを受信し、保管管理部22に供給する。
保管管理部22は、通信部21からの操作データから、ユーザによる画像表示装置13に対する操作履歴を生成し、ストレージ25に供給して記憶させる。
また、保管管理部22は、ストレージ25に記憶された操作履歴に基づいて、ストレージ25に保管された画像の単位領域ごとの表示時間を登録した表示時間マップを作成する。
そして、保管管理部22は、時計23からの時刻を参照し、ストレージ25に保管された画像をユーザが閲覧してからの経過時間が、あらかじめ定められた設定時間となると、トランスコーダ24を制御することにより、表示時間マップの表示時間に基づいて、単位領域ごとに、ストレージ25に保管された画像(経過時間が設定時間となった画像)を圧縮させる。
トランスコーダ24は、保管管理部22からの制御に従い、ストレージ25に保管された画像を(再)圧縮する。そして、トランスコーダ24は、圧縮後の画像を、ストレージ25に供給し、圧縮直前の画像に代えて記憶させる。
なお、以下では、説明を簡単にするために、画像保管装置12のストレージには、1つの画像(例えば、1つの標本を撮影した画像)が記憶されていることとする。
[画像表示装置13の構成例]
図3は、図1の画像表示装置13の構成例を示すブロック図である。
画像表示装置13は、通信部31、制御部32、時計33、入力UI(User Interface)34、及び、表示デバイス35を有する。
通信部31は、図2の通信部21と同様の通信インターフェースであり、画像保管装置12との間でのデータのやりとりを制御する。
すなわち、通信部31は、例えば、画像保管装置12から供給される(送信されてくる)画像を受信し、制御部32に供給する。
また、通信部31は、例えば、制御部32から供給される操作データを、画像保管装置12に供給(送信)する。
制御部32は、ユーザによる入力UI34の操作等に従い、各種の処理を行う。
すなわち、制御部32は、ユーザによる入力UI34の操作に応じて、通信部31を介して、画像保管装置12に画像を要求する。さらに、制御部32は、画像保管装置12からの画像を、通信部31を介して受信し、表示デバイス35に表示させる制御を行う。
また、制御部32は、ユーザによる入力UI34の操作を表す操作データを生成し、通信部31を介して、画像保管装置12に送信する。
時計33は、時刻を計時し、制御部32に供給する。
ここで、制御部32は、入力UI34の操作がされたときの時刻を、時計33からの時刻を参照することにより認識し、その時刻を操作データに含める。
入力UI34は、ユーザからの入力を受け付けるユーザインターフェースであり、入力UI34としては、例えば、マウスや、キーボード、ジョイスティック、フットボタン、ゲームコントローラ等の、ユーザが物理的に操作することができる操作手段を採用することができる。
なお、入力UI34としては、ユーザが物理的に操作することができる操作手段の他、例えば、ユーザのジェスチャや、視線、脳波、音声等を認識する手段を採用することができる。
表示デバイス35は、例えば、液晶パネルや、有機EL(Electro Luminescence)パネル等で構成され、制御部32からの制御に従い、画像を表示する。
なお、典型的には、画像取得装置11で取得された画像の画素数は、画像表示装置13の表示デバイス35の解像度よりも大きいので、画像表示装置13で一度に表示できる画像は、画像取得装置11で取得された画像の一部である。ユーザは、UI34を操作して、画像表示装置13で表示する画像の選択、スクロール、表示倍率調整、フォーカス位置調整を行うことができる。また、ユーザは、UI34を用いて、注目点にマークをつけることができる。
以上のように構成される画像表示装置13では、ユーザが、画像を表示するように、入力UI34を操作すると、制御部32は、ユーザによる入力UI34の操作に応じて、通信部31を介して、画像保管装置12に画像を要求する。
さらに、制御部32は、画像の要求に応じて、画像保管装置12から供給される画像を、通信部31を介して受信し、(必要に応じて、伸長して)表示デバイス35に表示させる。
ここで、画像保管装置12に保管されている画像の中で、表示デバイス35の表示画面に表示される領域(範囲)は、入力UI34を操作することにより変更することができる。
すなわち、画像保管装置12に保管されている画像の中で、表示デバイス35の表示画面に表示される領域を、表示領域ということとすると、制御部32は、入力UI34の操作に応じて、表示領域を変更する。
表示領域の変更には、表示領域の位置の変更と、表示領域のスケール(サイズ)の変更とがある。
表示領域の位置の変更では、画像保管装置12に保管されている画像上における表示領域が移動し、表示領域のスケールの変更では、画像保管装置12に保管されている画像上における表示領域のサイズが大又は小になる。
画像表示装置13では、表示領域のサイズが大になると、その表示領域内の画像が縮小して表示され、表示領域のサイズが小になると、その表示領域内の画像が拡大して表示されることになる。
入力UI34が操作されると、制御部32は、入力UI34の操作を表す操作データを生成し、その操作データに、時計33からの時刻を含めて、通信部31を介して、画像保管装置12に送信する。
ここで、操作データには、時計33からの時刻、すなわち、入力UI34が操作されたときの時刻Tの他、例えば、画像保管装置12に保管されている画像(以下、保管画像ともいう)上の、入力UI34の操作後の表示領域の位置の座標(X,Y,Z)、及び、スケールS等が含まれる。
なお、座標(X,Y,Z)のうちのx座標Xは、保管画像の水平(x)方向の軸(x軸)の座標を表し、y座標Yは、保管画像の垂直(y)方向の軸(y軸)の座標を表す。
また、座標(X,Y,Z)のうちのz座標Zは、保管画像が、複数のレイヤの画像である場合の、そのレイヤの方向の座標を表す。
すなわち、画像取得装置11において、顕微鏡で観察される病理組織の標本を撮影する場合、顕微鏡のフォーカスを、複数のフォーカス位置それぞれに合わせて、各フォーカス位置で観察される病理組織の標本が撮影されることがある。
この場合、複数のフォーカス位置それぞれに対して、病理組織の標本の画像が得られるが、その複数のフォーカス位置に対する複数の画像が、複数のレイヤの画像である。
保管画像が、複数のレイヤの画像である場合、保管画像は、観念的には、xy方向に広がる各レイヤの画像が、z方向の、フォーカス位置に応じた位置に並んで構成されている、と捉えることができる。
保管画像が、複数のレイヤの画像である場合には、画像保管装置12(図2)では、保管画像が、画像取得装置11から供給されたときには、トランスコーダ24において、各レイヤの画像を、2D圧縮画像とし、その後、保管画像をユーザが閲覧してから設定期間が経過してから、すべてのレイヤの画像を、3D圧縮画像に変換することができる。
なお、入力UI34の操作後の表示領域の位置の座標(X,Y,Z)のうちの、x座標Xとy座標Yとしては、表示領域の、例えば、左上や中心(重心)の位置等のx座標とy座標を採用することができる。
また、ユーザは、入力UI34の操作として、表示領域を変更する操作の他、表示領域内の画像にマークを付する(印を付ける)マーク操作を行うことができる。
マーク操作が行われた場合、操作データには、マーク操作が行われた旨を表すマーク情報が含められる。
[保管管理部22の構成例]
図4は、図2の保管管理部22のうちの、トランスコーダ24による画像の圧縮を制御する部分の構成例を示すブロック図である。
図4において、保管管理部22は、表示時間取得部41、及び、圧縮制御部42を有する。
表示時間取得部41は、保管画像の所定の単位領域ごとの表示時間を取得し、その単位領域ごとの表示時間を登録した表示時間マップを作成して、圧縮制御部42に供給する。
すなわち、表示時間取得部41は、例えば、ストレージ25(図2)に記憶された、ユーザが保管画像を閲覧するときの操作履歴に基づいて、その保管画像の単位領域ごとの表示時間を求め、その単位領域ごとの表示時間のマップである表示時間マップを作成して、圧縮制御部42に供給する。
圧縮制御部42は、表示時間取得部41からの表示時間マップに基づいて、保管画像の圧縮を、単位領域ごとに制御する。
すなわち、圧縮制御部42は、時計23からの時刻を参照し、ユーザが保管画像を閲覧してからの経過時間が、あらかじめ定められた設定時間になったかどうかを認識する。
そして、ユーザが保管画像を閲覧してからの経過時間が、あらかじめ定められた設定時間になると、圧縮制御部42は、トランスコーダ24を制御することにより、表示時間取得部41からの表示時間マップの表示時間に基づいて、単位領域ごとに、ストレージ25に保管された保管画像を(再)圧縮させる。
なお、圧縮制御部42では、表示時間取得部41からの表示時間マップの他、操作履歴(を構成する操作データ)に含まれるマーク情報にも基づいて、保管画像の圧縮を制御することができる。
[操作履歴の例]
図5は、ストレージ25(図2)に記憶される操作履歴の例を示す図である。
ユーザが、保管画像の閲覧をするために、画像表示装置13(図3)の入力UI34を操作して、画像表示装置13に、保管画像の表示を開始させると、画像表示装置13では、制御部32が、入力UI34の操作後の表示領域(画像表示装置13において表示されている保管画像の領域)の位置の座標(X,Y,Z)とスケールS、及び、入力UI34が操作された時刻(操作時刻)Tを含む操作データを生成し、通信部31を介して、画像保管装置12に送信する。
画像保管装置12(図2)では、保管管理部22が、画像表示装置13からの操作データを、通信部21を介して受信し、保管画像の表示が開始されてから1回目の操作データについては、そのまま、操作履歴として、ストレージ25に記憶させる。
その後、画像表示装置13では、ユーザが、入力UI34を操作するたびに、操作データが生成され、画像保管装置12に送信される。
画像保管装置12では、保管画像の表示が開始されてから2回目以降の操作データについては、保管管理部22において、操作データと、直前の操作データとの差分に対応する差分情報が求められ、操作履歴として、ストレージ25に記憶される。
すなわち、いま、保管画像の表示が開始されてからn回目の操作データに含まれる座標(X,Y,Z)とスケールS、及び、操作時刻Tを、それぞれ、[Xn,Yn,Zn,Sn,Tn]と表すこととすると、保管管理部22は、1回目の操作データ[X1,Y1,Z1,S1,T1]を、そのまま、操作履歴として、ストレージ25に記憶させる。
そして、保管管理部22は、n回目の操作データ[Xn,Yn,Zn,Sn,Tn]については、その操作データ[Xn,Yn,Zn,Sn,Tn]と、直前のn-1回目の操作データ[Xn-1,Yn-1,Zn-1,Sn-1,Tn-1]との(それぞれの要素どうしの)差分に対応する差分情報[△Xn,△Yn,△Zn,△Sn,△Tn]を求め、操作履歴として、ストレージ25に記憶させる。
ここで、操作履歴としては、差分情報[△Xn,△Yn,△Zn,△Sn,△Tn]の要素△Xn,△Yn,△Zn,△Sn,△Tnのうちの、値が0でない要素のみを記憶させることができる。
図5の操作履歴においては、値が0でない要素のみが記憶されている。
なお、ユーザが、保管画像の表示を開始させた後、その表示を中断し、再び、保管画像の表示を再開させると、画像保管装置12では、再開直後の操作データは、1回目の操作データとして扱われる。
図5では、N-1番目の操作履歴とN番目の操作履歴との間で、保管画像の表示が中断され、その後、再開されている。
また、図5において、8番目の操作履歴に含まれるMarkは、マーク操作が行われた旨を表すマーク情報である。
8番目の操作履歴に含まれるマーク情報Markによれば、座標(X1+△X2+△X3+△X4+△X5+△X6+△X7+△X8,Y1+△Y2+△Y3+△Y4+△Y5+△Y6+△Y7+△Y8,Z1+△Z2+△Z3+△Z4+△Z5+△Z6+△Z7+△Z8)、及び、スケールS1+△S2+△S3+△S4+△S5+△S6+△S7+△S8で特定される保管画像上の領域が、表示領域として表示されているときに、マーク操作が行われたことを認識することができる。
したがって、ユーザがマーク操作を行ったときに表示されていた表示領域は、操作履歴に基づいて認識することができる。
また、操作履歴によれば、表示領域として表示された保管画像上の領域と、その表示領域の表示時間とを認識することができる。
すなわち、例えば、1番目の操作履歴と2番目の操作履歴から、座標(X1+△X2,Y1+△Y2,Z1+△Z2)及びスケールS1で特定される領域が表示領域として表示されたこと、さらに、3番目の操作履歴から、その表示領域の表示時間が、時間△T3であることを認識することができる。
保管管理部22(図4)において、表示時間取得部41は、操作履歴から、画像表示装置13において表示された保管画像の領域である表示領域と、その表示領域の表示時間とを認識する。
そして、表示時間取得部41は、表示領域に含まれる単位領域について、その表示領域の表示時間を積算することで、保管画像の単位領域ごとに、その単位領域の表示時間を求める。
すなわち、表示時間取得部41は、保管画像を、単位領域である所定のサイズの領域に区切り、各単位領域について、その単位領域を含む表示領域の表示時間を積算することで、単位領域ごとの表示時間を求める。
具体的には、例えば、ある単位領域rが、ある表示領域R1に含まれるとともに、他の表示領域R2にも含まれている場合、その単位領域rの表示時間は、表示領域R1の表示時間と、表示領域R2の表示時間とを加算した時間となる。
なお、一部が表示領域に含まれる単位領域は、その表示領域に含まれることとして扱う。
また、単位領域を、どのようなサイズの領域とするかは、あらかじめ設定される。
単位領域としては、横×縦が、例えば、256×256画素の領域や、1024×1024画素の領域等の任意の領域を採用することができる。最小の単位領域は、横×縦が、1×1画素の領域、つまり、1画素である。
[保管管理部22の処理]
図6は、図4の保管管理部22の処理(保管管理処理)を説明するフローチャートである。
保管管理部22は、例えば、ユーザが、保管画像を閲覧してからの経過時間、つまり、画像表示装置13において保管画像が表示されてからの経過時間が、あらかじめ定められた設定時間となると、保管管理処理を開始する。
保管管理処理では、ステップS11において、保管管理部22の表示時間取得部41が、ストレージ25(図2)から、保管画像の閲覧が行われたときの操作履歴を読み出すことにより取得し、処理は、ステップS12に進む。
ステップS12では、表示時間取得部41は、保管画像の閲覧が行われたときの操作履歴に基づいて、その保管画像の単位領域ごとの表示時間を、図5で説明したようにして求め、その単位領域ごとの表示時間のマップである表示時間マップを作成する。
そして、表示時間取得部41は、表示時間マップを、圧縮制御部42に供給して、処理は、ステップS12からステップS13に進む。
ステップS13では、圧縮制御部42は、表示時間取得部41からの表示時間マップに基づいて、保管画像の圧縮を、単位領域ごとに制御する圧縮制御を行う。
ここで、表示時間マップにおいて、表示時間が長い単位領域の画像は、保管画像の中で、ユーザの関心が高い部分であると推定される。
そこで、圧縮制御部42は、ステップS13の圧縮制御において、表示時間が長い単位領域ほど、圧縮率が低くなるように、保管画像の圧縮を制御する。
ここで、本実施の形態において、圧縮率とは、例えば、圧縮制御による圧縮前のデータ量に対して、その圧縮制御による圧縮後のデータ量がどれだけであるかを表し、圧縮制御による圧縮前のデータ量を、Dとするとともに、その圧縮制御による圧縮後のデータ量を、D'とすると、圧縮率は、例えば、D'/D×100%で表される。なお、圧縮率の「値」が大きいことを、圧縮率が低いといい(低圧縮)、圧縮率の「値」が小さいことを、圧縮率が高い(高圧縮)という。
ステップS13の圧縮制御では、ステップS13−1において、圧縮制御部42は、ストレージ25(図2)に記憶された、保管画像の閲覧が行われたときの操作履歴に基づいて、マーク操作が行われたときに表示されていた保管画像上の領域である表示領域を、図5で説明したようにして認識し、処理は、ステップS13−2に進む。
ここで、マーク操作が行われたときに表示されていた保管画像上の表示領域に含まれる単位領域を、マーク領域ともいう。
マーク領域である単位領域の画像は、その画像が表示されているときに、ユーザがマーク操作を行っているので、表示時間が長い単位領域と同様に、保管画像の中で、ユーザの関心が高い部分であると推定される。
ステップS13−2では、圧縮制御部42は、表示時間マップと、マーク操作が行われたときに表示されていた保管画像上の表示領域に含まれる単位領域であるマーク領域とに基づいて、重要度マップを作成する。
ここで、重要度マップは、保管画像の単位領域ごとに、その単位領域(の画像)の重要性を表す重要度を登録したマップであり、圧縮制御部42は、表示時間マップと、マーク領域とに基づいて、保管画像の各単位領域の重要度を求め、その重要度を登録した重要度マップを作成する。
重要度の求め方の詳細については、後述するが、大雑把には、単位領域の画像に対して、ユーザの関心が高いほど、その単位領域の重要性が大きいこととして、大きな重要度が求められる。
したがって、表示時間が長い単位領域ほど、大きな重要度が求められる。また、単位領域がマーク領域であれば、そのマーク領域である単位領域については、(マーク領域でない単位領域よりも)大きな重要度が求められる。
なお、重要度マップは、表示時間マップにのみ基づいて作成してもよい。
また、重要度マップには、上述したように、保管画像の単位領域ごとに、単位領域の重要度が登録されており、かかる重要度マップによれば、保管画像上の座標を与えると、その座標を含む単位領域の重要度を得ることができる。
圧縮制御部42は、ステップS13−2において、重要度マップを作成すると、その後、重要度マップに基づいて、保管画像の圧縮を制御する。
すなわち、ステップS13−2において、重要度マップが作成されると、処理は、ステップS13−3に進み、圧縮制御部42は、重要度マップに基づいて、Q値マップを作成する。
ここで、Q値マップは、トランスコーダ24(図2)で行われる、量子化を伴う圧縮での量子化に用いる量子化ステップ(Q値)を、単位領域ごとに登録したマップである。
Q値マップを作成する方法、すなわち、Q値マップを構成する量子化ステップを求める方法の詳細については、後述するが、大雑把には、重要度が大きい単位領域に対しては、小さな量子化ステップが求められ、重要度が小さい単位領域に対しては、大きな量子化ステップが求められる。
その後、処理は、ステップS13−3からステップS13−4に進み、圧縮制御部42は、トランスコーダ24に対して、Q値マップを用いた再圧縮を指令し、保管管理処理を終了する。
[トランスコーダ24の処理]
図7は、図2のトランスコーダ24が、保管管理部22(図4)の圧縮制御部42の制御にしたがって行う再圧縮の処理((再)圧縮処理)を説明するフローチャートである。
トランスコーダ24は、保管管理部22(図4)の圧縮制御部42から、図6で説明したように、Q値マップを用いた再圧縮が指令されるのを待って、圧縮処理を開始する。
圧縮処理では、ステップS21において、トランスコーダ24は、圧縮制御部42からQ値マップを取得し、処理は、ステップS22に進む。
ステップS22では、トランスコーダ24は、圧縮制御部42からのQ値マップに従って、ストレージ25に保管された保管画像を(再)圧縮する。
すなわち、トランスコーダ24は、例えば、JPEG2000等の、量子化を伴う圧縮方式で、保管画像を圧縮するが、量子化には、Q値マップに登録されている量子化ステップを用いる。
したがって、保管画像の再圧縮において、その保管画像の量子化は、単位領域ごとに、Q値マップに登録されている量子化ステップで行われる。
ステップS22において、トランスコーダ24は、保管画像の(再)圧縮が完了すると、圧縮後の保管画像を、ストレージ25に供給し、圧縮直前の保管画像に代えて記憶させ、圧縮処理を終了する。
ここで、小さな量子化ステップでの量子化を行う圧縮の圧縮率は、低くなり、大きな量子化ステップでの量子化を行う圧縮の圧縮率は、高くなる。
一方、図6で説明したように、圧縮制御部42の圧縮制御では、重要度が大きい単位領域に対しては、小さな量子化ステップが求められる。
したがって、重要度が大きい単位領域、つまり、表示時間が長い単位領域や、マーク領域である単位領域は、低い圧縮率で圧縮され、重要度が小さい単位領域、つまり、表示時間が長くなく、マーク領域でもない単位領域は、高い圧縮率で圧縮される。
以上のように、表示時間が長い単位領域は、低い圧縮率で圧縮され、表示時間が長くない単位領域は、高い圧縮率で圧縮されるので、保管画像において、ユーザの関心が高い部分の画質の劣化を抑制しつつ、保管画像のデータ量を削減することを、容易に行うことができる。
すなわち、保管画像の閲覧とは別の行為としての、例えば、マーク操作を、ユーザが行わなくても、表示時間が長い単位領域、つまり、ユーザが閲覧していた時間が長い単位領域を、ユーザの関心が高い部分として、その部分の画質の劣化を抑制しつつ、保管画像のデータ量を削減することができ、その結果、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、図6では、圧縮制御部42において、トランスコーダ24での圧縮のパラメータの1つとしての量子化ステップ(Q値)を制御することとしたが、圧縮制御部42では、重要度に基づいて、量子化ステップ以外の、圧縮率に影響する圧縮のパラメータを制御し、これにより、重要度が大きい単位領域ほど、圧縮率が低くなるように(重要度が小さい単位領域ほど、圧縮率が高くなるように)、保管画像の圧縮を制御することができる。
また、トランスコーダ24での圧縮の方式として、圧縮率が異なる複数の圧縮方式(コーデック)を採用し、圧縮制御部42では、重要度に基づいて、各単位領域の圧縮に用いる圧縮方式を制御することにより、重要度が大きい単位領域ほど、圧縮率が低くなるように、保管画像の圧縮を制御することができる。
さらに、圧縮制御部42では、重要度に基づいて、単位領域の単位で、削除の対象とするかどうかを、保管画像の圧縮の制御として行うことができる。
すなわち、圧縮制御部42では、重要度が閾値以上の単位領域については、そのまま残し、重要度が閾値未満の単位領域については、削除するように、保管画像の圧縮を制御することができる。
単位領域をそのまま残すことは、トランスコーダ24において、単位領域を、100%の圧縮率(最低の圧縮率)で圧縮することと等価であり、単位領域を削除することは、トランスコーダ24において、単位領域を、0%の圧縮率(最高の圧縮率)で圧縮することと等価である。
また、圧縮制御部42では、トランスコーダ24において圧縮の対象とする画像フォーマットを指定することにより、保管画像の圧縮を制御することができる。
ここで、トランスコーダ24において圧縮の対象とする画像フォーマットとしては、例えば、YUV444や、YUV422、YUV420等がある。重要度が大きい単位領域については、圧縮制御部42において、圧縮の対象とする画像フォーマットとして、例えば、YUV444が指定され、その結果、トランスコーダ24では、低い圧縮率での圧縮が行われる。また、重要度が小さい単位領域については、圧縮制御部42において、圧縮の対象とする画像フォーマットとして、例えば、YUV420が指定され、その結果、トランスコーダ24では、高い圧縮率での圧縮が行われる。
[重要度の求め方]
図8は、圧縮制御部42(図4)において重要度を求める求め方を説明する図である。
圧縮制御部42は、各単位領域の重要度PIを、例えば、式(1)に従って求める。
PI=log(TD×α+1)+Poff
・・・(1)
・・・(1)
ここで、式(1)において、TDは、単位領域の表示時間(秒)を表す。また、αは、保管画像の圧縮を行うタイミングにより変化するパラメータであり、Poffは、単位領域が、マーク領域であるかどうかによって変化するパラメータである。
図6の保管管理処理、ひいては、保管画像の(再)圧縮は、上述したように、保管画像をユーザが閲覧してからの経過時間が、設定時間になったタイミングで行われる。
パラメータαは、設定時間が短いほど、大きな値に設定される(設定時間が長いほど、小さな値に設定される)。
すなわち、例えば、上述したように、設定時間として、3ヶ月、3年、及び、7年が定められている場合、例えば、3ヶ月の設定時間には、8が、3年の設定時間には、5が、7年の設定時間には、1が、パラメータαとして設定される。
したがって、表示時間TDが同一であっても、保管画像をユーザが閲覧してからの経過時間が、例えば、7年等の長い設定時間になったタイミングで行われる保管管理処理において求められる重要度は、経過時間が、例えば、3ヶ月等の短い設定時間になったタイミングで行われる保管管理処理において求められる重要度に比較して、小さくなり、その結果、経過時間が長くなるほど、保管画像は、高い圧縮率で圧縮される。
図8は、パラメータPoffを0として、3ヶ月、3年、及び、7年の設定時間に対して、式(1)に従って求められる重要度と表示時間の関係を示している。
図8によれば、表示時間が長いほど、より大きな重要度が求められ、また、設定時間が長いほど、より小さな重要度が求められる。したがって、表示時間が長い単位領域ほど、低い圧縮率で圧縮され、また、経過時間が長くなると、保管画像は、高い圧縮率で圧縮される。
以上のように、経過時間が長くなると、保管画像は、高い圧縮率で圧縮されるので、保管画像のデータ量は、ユーザが、その保管画像を閲覧してからの経過時間が長くなるほど、削減される。
なお、式(1)のパラメータPoffは、上述したように、単位領域が、マーク領域であるかどうかによって変化し、単位領域がマーク領域でないときには、例えば、0とされ、単位領域がマーク領域であるときには、0より大きい、例えば、5とされる。
したがって、式(1)によれば、表示時間が同一であるが、マーク領域になっている単位領域と、マーク領域になっていない単位領域とについては、マーク領域になっている単位領域の重要度は、マーク領域になっていない単位領域の重要度よりも大きくなる。
その結果、マーク領域になっている単位領域は、マーク領域になっていない単位領域よりも低い圧縮率で圧縮される(マーク領域になっていない単位領域は、マーク領域になっている単位領域よりも高い圧縮率で圧縮される)。
[Q値マップを作成する方法]
図9は、図6のステップS13−3において、圧縮制御部42(図4)がQ値マップを作成する作成処理を説明するフローチャートである。
ステップS31において、圧縮制御部42は、保管画像の単位領域の中で、まだ、量子化ステップを求めていない単位領域の1つを、量子化ステップを求める対象の単位領域である対象領域として選択する。
さらに、圧縮制御部42は、重要度マップに基づき、対象領域の重要度を認識し、処理は、ステップS31からステップS32に進む。
ステップS32では、圧縮制御部42は、対象領域の重要度が、例えば、1以上であるかどうかを判定する。
ステップS32において、対象領域の重要度が、1以上であると判定された場合、処理は、ステップS33に進み、圧縮制御部42は、対象領域の量子化ステップ(Q値)を、例えば、最小値である1に設定し、処理は、ステップS41に進む。
また、ステップS32において、対象領域の重要度が、1以上でないと判定された場合、処理は、ステップS34に進み、圧縮制御部42は、対象領域の重要度が、0より大であるかどうかを判定する。
ステップS34において、対象領域の重要度が、0より大であると判定された場合、すなわち、対象領域の重要度が、0より大で、1未満である場合、処理は、ステップS35に進み、圧縮制御部42は、対象領域の量子化ステップを、例えば、MIN{1/重要度,10}、すなわち、1/重要度と、10とのうちの小さい方に設定し、処理は、ステップS41に進む。
また、ステップS34において、対象領域の重要度が、0より大でないと判定された場合、すなわち、対象領域の重要度が、最小値である0である場合、処理は、ステップS36に進み、圧縮制御部42は、ユーザが保管画像を閲覧してからの経過時間が、例えば、1ヶ月以下であるかどうかを判定する。
ステップS36において、ユーザが保管画像を閲覧してからの経過時間が、1ヶ月以下であると判定された場合、すなわち、対象領域の重要度が0で、経過時間が、1ヶ月以下である場合、処理は、ステップS37に進み、圧縮制御部42は、対象領域の量子化ステップを、例えば、10に設定し、処理は、ステップS41に進む。
また、ステップS36において、ユーザが保管画像を閲覧してからの経過時間が、1ヶ月以下でないと判定された場合、処理は、ステップS38に進み、圧縮制御部42は、経過時間が、3年以下であるかどうかを判定する。
ステップS38において、経過時間が、3年以下であると判定された場合、すなわち、対象領域の重要度が0で、経過時間が、1ヶ月より大で、3年以下である場合、処理は、ステップS39に進み、圧縮制御部42は、対象領域の量子化ステップを、例えば、20に設定し、処理は、ステップS41に進む。
また、ステップS38において、経過時間が、3年以下でないと判定された場合、すなわち、対象領域の重要度が0で、経過時間が、3年より大である場合、処理は、ステップS40に進み、圧縮制御部42は、対象領域の量子化ステップを、例えば、最大値MAXに設定し、処理は、ステップS41に進む。
ステップS41では、圧縮制御部42は、保管画像の単位領域のすべての量子化ステップ(Q値)を求めたかどうかを判定する。
ステップS41において、保管画像の単位領域のすべての量子化ステップが求められていないと判定された場合、すなわち、量子化ステップを求めていない単位領域が存在する場合、処理は、ステップS31に戻る。
ステップS31では、圧縮制御部42は、保管画像の単位領域の中で、まだ、量子化ステップを求めていない単位領域の1つを、対象領域に、新たに選択し、以下、同様の処理を繰り返す。
また、ステップS41において、保管画像の単位領域のすべての量子化ステップが求められたと判定された場合、圧縮制御部42は、単位領域の量子化ステップを、単位領域ごとに登録したQ値マップを作成し、Q値マップの作成処理は終了する。
以上のように、単位領域の量子化ステップとしては、重要度が大きいほど、小さい値が求められる。また、ある程度、重要度が小さい単位領域(図9では、重要度が0の単位領域)については、ユーザが保管画像を閲覧してからの経過時間が長いほど、大きな値の量子化ステップが求められる。
なお、図2では、画像保管装置12において、ストレージ25に、操作履歴を記憶させておくこととしたが、画像保管装置12では、画像表示装置13から操作データが供給されるたびに、重要度マップ、さらには、Q値マップを作成するようにし、ストレージ25には、操作履歴に代えて、重要度マップ、又は、Q値マップを記憶させるようにすることができる。
また、上述の場合には、単位領域の表示時間として、操作時刻Tn(図5)(の差分情報△Tn)を用いて、具体的な時間を求めることとしたが、単位領域の表示時間としては、例えば、単位領域が表示されたことがないことを表す0と、単位領域が表示されたことがあることを表す1とを採用することができる。この場合、操作データに、操作時刻Tnを含める必要はない。
さらに、上述の場合には、操作履歴に基づいて、単位領域の表示時間を求めたが、その他、例えば、画像保管装置12において、画像表示装置13から要求があった画像に含まれる単位領域について、その要求があった時刻を記憶しておき、次の画像の要求があるまでの時間を、直前に要求があった画像に含まれる単位領域の表示時間として求めることができる。
[複数のユーザが存在する場合のQ値マップの作成方法]
図10は、複数のユーザが存在する場合のQ値マップの作成方法を説明する図である。
例えば、画像表示装置13を、複数のユーザが使用する場合、画像保管装置12(図2)において、操作履歴は、ユーザごとに、ストレージ25に記憶される。
また、図1の画像表示システムにおいて、画像保管装置12には、画像表示装置13の他に、画像表示装置13と同様の別の装置を1台以上接続することができ、この場合も、操作履歴は、画像表示装置13や、画像表示装置13と同様の別の装置を使用するユーザごとに、ストレージ25に記憶される。
以上のように、ストレージ25に、複数のユーザについて、ユーザごとの操作履歴が記憶される場合、Q値マップは、図10に示すように、その複数のユーザの操作履歴に基づいて作成することができる。
すなわち、ストレージ25に、複数のユーザについて、ユーザごとの操作履歴が記憶される場合、保管管理部22は、複数のユーザそれぞれについて、ユーザの操作履歴に基づいて、表示時間マップを作成するとともに、マーク領域(である単位領域)を認識する。
さらに、保管管理部22は、複数のユーザそれぞれについて作成した表示時間マップに登録されている表示時間を、単位領域ごとに積算し、その単位領域ごとに積算された表示時間の積算値と、複数のユーザそれぞれについて認識したマーク領域とに基づいて、式(1)に従い、重要度マップを作成する。
そして、保管管理部22は、その重要度マップに基づいて、図9で説明したように、Q値マップを作成する。
なお、その他、保管管理部22では、複数のユーザそれぞれについて、単位領域ごとの重要度が登録された重要度マップを作成し、その複数のユーザそれぞれについての重要度マップから、各単位領域について、重要度の最大値を求め、その重要度の最大値を、単位領域ごとに登録したマップを、最終的な重要度マップとして作成することができる。
この場合、保管管理部22では、最終的な重要度マップに基づいて、Q値マップが作成される。
[重要度マップの作成方法]
図11は、保管管理部22(の圧縮制御部42)において重要度マップを作成する方法の他の例を説明する図である。
上述の場合には、保管管理部22において、単位領域ごとの表示時間と、マーク領域とに基づいて、重要度マップを作成することとしたが、単位領域ごとの表示時間、及び、マーク領域以外の情報が与えられる場合には、その情報にも基づいて、重要度マップを作成することができる。
すなわち、例えば、画像取得装置11を構成するカメラから、画像を撮影するときのフォーカスの状態を表すフォーカス情報が、保管管理部22に与えられる場合には、保管管理部22では、そのフォーカス情報にも基づいて、重要度マップを作成することができる。
具体的には、例えば、フォーカスがずれている単位領域の重要度は、フォーカスがあっている単位領域の重要度よりも小さい値とすることができる。
また、例えば、保管画像について、ユーザの関心がある領域かどうかを表すROI(Region of Interest)情報が、保管管理部22に与えられる場合には、保管管理部22では、そのROI情報にも基づいて、重要度マップを作成することができる。
具体的には、ユーザの関心がない(低い)領域の重要度は、ユーザの関心がある領域の重要度よりも小さい値とすることができる。
[本技術を適用した画像表示システムの第2実施の形態]
図12は、本技術の情報処理装置を適用した画像表示システムの第2実施の形態の構成例を示すブロック図である。
なお、図中、図1の場合と対応する部分については、同一の符号を付してあり、以下では、その説明は、適宜省略する。
図12において、画像表示システムは、画像取得装置11、画像保管装置12、及び、画像表示装置13を有する点で、図1の場合と共通する。
但し、図12の画像表示システムは、画像取得装置11、画像保管装置12、及び、画像表示装置13それぞれが、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワークに接続され、ネットワークを介して、データをやりとりする点が、図1の場合と相違する。
図12の画像表示システムでは、画像取得装置11、画像保管装置12、及び、画像表示装置13それぞれが、ネットワークを介して、データをやりとりすることを除き、図1の場合と同様の処理が行われるので、その説明は、省略する。
[本技術を適用した画像表示システムの第3実施の形態]
図13は、本技術の情報処理装置を適用した画像表示システムの第3実施の形態の構成例を示すブロック図である。
なお、図中、図12の場合と対応する部分については、同一の符号を付してあり、以下では、その説明は、適宜省略する。
図13において、画像表示システムは、画像取得装置11、及び、画像保管装置12を有し、その画像取得装置11、及び、画像保管装置12が、ネットワークに接続されている点で、図12の場合と共通する。
但し、図13の画像表示システムは、複数であるM台の画像表示装置131,132,・・・,13Mを有し、各画像表示装置13m(m=1,2,・・・,M)が、ネットワークに接続されている点で、図12の場合と相違する。
画像表示装置13mは、画像表示装置13と同様に構成される。
図13の画像表示システムでは、複数の画像表示装置131ないし13Mそれぞれから、ネットワークを介して、操作データが、画像保管装置12に送信される。画像保管装置12では、複数の画像表示装置131ないし13Mそれぞれについて、操作データから生成される操作履歴が記憶され、複数の画像表示装置131ないし13Mそれぞれについての操作履歴から、例えば、図10で説明したようにして、重要度マップ、ひいては、Q値マップが作成される。
[本技術を適用した画像表示システムの第4実施の形態]
図14は、本技術の情報処理装置を適用した画像表示システムの第4実施の形態の構成例を示すブロック図である。
なお、図中、図12の場合と対応する部分については、同一の符号を付してあり、以下では、その説明は、適宜省略する。
図14において、画像表示システムは、画像取得装置11、画像保管装置12、及び、画像表示装置13を有し、その画像取得装置11、画像保管装置12、及び、画像表示装置13が、ネットワークに接続されている点で、図12の場合と共通する。
但し、図14の画像表示システムは、ネットワークに、EHR/PER(Electronic Health Record / Personal Health Record)61が接続されている点で、図12の場合と相違する。
例えば、保管画像が、ある患者の病理組織の標本を撮影した画像であり、その患者に関する情報が、EHR/PER61に記憶されている場合には、画像保管装置12において、例えば、患者が亡くなった日時を、EHR/PER61から取得し、その日時からの経過時間を、ユーザが保管画像を閲覧してからの経過時間に代えて用いることができる。
[本技術を適用した画像表示システムの第5実施の形態]
図15は、本技術の情報処理装置を適用した画像表示システムの第5実施の形態の構成例を示すブロック図である。
なお、図中、図12、及び、図2の場合と対応する部分については、同一の符号を付してあり、以下では、その説明は、適宜省略する。
図15において、画像表示システムは、画像取得装置11、及び、画像表示装置13を有し、その画像取得装置11、及び、画像表示装置13が、ネットワークに接続されている点で、図12の場合と共通する。
但し、図15の画像表示システムは、画像保管装置12に代えて、管理装置70、及び、保管装置80が設けられ、その管理装置70、及び、保管装置80が、ネットワークに接続されている点で、図12の場合と相違する。
管理装置70は、通信部21、保管管理部22、時計23、及び、トランスコーダ24を有する。
保管装置80は、通信部21と同様に構成される通信部81、及び、ストレージ25を有する。
管理装置70と、保管装置80との間では、ネットワークを介して、データをやりとりすることができ、管理装置70と、保管装置80とは、全体で、画像保管装置12として機能する。
[保管画像が、同一の被写体を複数の倍率で撮影した複数の倍率の画像である場合]
画像取得装置11では、例えば、顕微鏡の倍率を、様々な値に変えて、病理組織の標本を撮影が行われ、その結果、同一の被写体(標本)を複数の倍率で撮影した複数の倍率の画像が取得されることがある。
この場合、画像保管装置12では、画像取得装置11で取得された、同一の被写体を複数の倍率で撮影した複数の倍率の画像が、保管画像として保管(記憶)される。
以上のように、画像保管装置12において、複数の倍率の画像が、保管画像として保管されている場合、画像表示装置13では、ユーザは、入力UI34を操作することにより、複数の倍率の画像のうちの任意の倍率の画像を表示させることができる。
さらに、画像保管装置12では、複数の倍率の画像それぞれについて、表示時間マップが作成され、その表示時間マップに基づいて、重要度マップ、ひいては、Q値マップが作成される。
そして、画像保管装置12では、各倍率の画像の圧縮が、その倍率の画像についてのQ値マップに基づいて制御される。
ところで、画像表示装置13において、保管画像としての複数の倍率の画像のうちの、ある1つの倍率fの画像が表示されている場合に、ユーザが、マーク操作を行ったときには、画像保管装置12では、倍率fの画像についての重要度マップにおいて、マーク操作が行われた表示領域に含まれる単位領域であるマーク領域の重要度が、大きな値にされる。
以上のように、ある倍率fの画像が表示されている場合に、マーク操作が行われたときには、その倍率fの画像の、マーク操作が行われた表示領域の他、そのマーク操作が行われた表示領域に対応する、他の倍率の画像の領域に含まれる単位領域も、いわば、擬似的にマーク操作が行われた擬似マーク領域とみなして、その重要度を、大きな値にすることができる。
図16は、上述のように、ユーザが、複数の倍率の画像のうちの1つの倍率fの画像に対して、マーク操作を行った場合において、その倍率fの画像のマーク領域と、他の倍率の画像の、マーク領域に対応する領域である擬似マーク領域とについて、より大きい重要度を求めることを説明する図である。
すなわち、図16は、保管画像としての複数の倍率の画像それぞれについての、表示時間マップと、重要度マップとを、模式的に示している。
図16では、複数の倍率の画像として、倍率が、20倍の画像(20倍画像)、40倍の画像(40倍画像)、及び、80倍の画像(80倍画像)があり、その20倍画像、40倍画像、及び、80倍画像それぞれについての表示時間マップと重要度マップとが示されている。
20倍画像、40倍画像、及び、80倍画像それぞれについての表示時間マップにおいて、黒く塗りつぶしてある部分は、表示時間が長い単位領域を表す。
また、20倍画像、40倍画像、及び、80倍画像それぞれについての重要度マップにおいて、黒く塗りつぶしてある部分は、重要度が大きい単位領域を表す。
さらに、40倍画像の表示時間マップと重要度マップにおいて、星印は、40倍画像が表示されているときに、マーク操作が行われた位置を表しており、そのマーク操作が行われた表示領域(に含まれる単位領域)が、マーク領域になっている。
図16では、40倍画像が表示されているときに、マーク操作が行われ、そのマーク操作が行われた表示領域が、マーク領域になっており、重要度マップにおいて、マーク領域の重要度が大きくなっている。
さらに、図16では、マーク操作が行われていない80倍画像についても、40倍画像のマーク領域に対応する領域が、擬似マーク領域として、その擬似マーク領域の重要度が大きくなっている。
なお、図16では、20倍画像については、40倍画像のマーク領域に対応する領域の重要度が大きくなっていないが、20倍画像についても、40倍画像のマーク領域に対応する領域を、擬似マーク領域として、その擬似マーク領域の重要度を大きくすることができる。
ここで、例えば、最大の倍率を80倍として、以下、倍率が1/2ずつ減少していく複数の倍率の画像、つまり、80倍の画像、40倍の画像、20倍の画像、10倍の画像、5倍の画像、2.5倍の画像、・・・が、保管画像である場合には、80倍の画像、40倍の画像、及び、20倍の画像が、保管画像のデータ量の98%程度を占める。
そこで、画像保管装置12では、保管画像のデータ量のほとんどを占める、倍率の高い80倍の画像、40倍の画像、及び、20倍の画像だけを、図6の保管管理処理の対象とし、20倍未満の倍率の画像は、図6の保管管理処理の対象外にすること(画像保管装置12に保管した後に、再圧縮をしないこと)ができる。
また、上述のように、複数の倍率の画像が、保管画像である場合には、倍率が高い画像のデータ量が、保管画像のデータ量に大きく影響するので、画像保管装置12では、倍率が高い画像については、より小さい重要度を求めるようにすることができる。
すなわち、画像保管装置12において、単位領域の重要度PIは、式(1)に代えて、例えば、式(2)に従って求めることができる。
PI=log(TD×α×β+1)+Poff
・・・(2)
・・・(2)
ここで、式(2)において、TD、α、及び、Poffは、式(1)と同様に、単位領域の表示時間(秒)、保管画像の圧縮を行うタイミングにより変化するパラメータ、及び、単位領域が、マーク領域であるかどうかによって変化するパラメータを、それぞれ表す。
また、式(2)において、βは、重要度PIを求める対象の単位領域を含む画像(以下、対象画像ともいう)の倍率により変化するパラメータである。
パラメータβは、対象画像の倍率が高いほど、小さな値に設定される。
すなわち、例えば、対象画像の倍率が80倍である場合には、パラメータβは、1に設定され、対象画像の倍率が40倍である場合には、パラメータβは、1.5に設定される。また、例えば、対象画像の倍率が20倍である場合には、パラメータβは、2に設定される。
したがって、対象画像の倍率が高いほど、単位領域の重要度PIは、小さくなり、その結果、倍率が高い画像の単位領域ほど、高い圧縮率で圧縮される。
[表示時間の求め方]
図17は、保管管理部22(の表示時間取得部41)が表示時間を求める求め方を説明する図である。
図5で説明したように、画像表示装置13から、画像保管装置12の保管管理部22に供給される操作データ[X,Y,Z,S,T]には、座標(X,Y,Z)とスケールS、及び、操作時刻Tが含まれており、保管管理部22は、操作データ[X,Y,Z,S,T]について、その操作データ[X,Y,Z,S,T]と、直前の操作データとの差分に対応する差分情報[△X,△Y,△Z,△S,△T]を求め、操作履歴として記憶させる。
図17Aの矩形は、1つの差分情報[△X,△Y,△Z,△S,△T]を表している。
また、図17Aにおいて、横軸は、保管画像のx座標(横方向の軸であるx軸)(操作データ[X,Y,Z,S,T]のx座標Xでもある)を表し、縦軸は、時刻tを表す。
そして、図17Aでは、差分情報[△X,△Y,△Z,△S,△T]を表す矩形が、その差分情報[△X,△Y,△Z,△S,△T]を求めるのに用いられた(直前の)操作データ[X,Y,Z,S,T]の座標Xと操作時刻Tに対応する位置に、図示されている。
差分情報[△X,△Y,△Z,△S,△T]を表す矩形の横方向の長さは、その差分情報[△X,△Y,△Z,△S,△T]を求めるのに用いられた(直前の)操作データ[X,Y,Z,S,T]が、画像表示装置13から保管管理部22に供給されたときに、画像表示装置13に表示されている保管画像上の表示領域(以下、差分情報[△X,△Y,△Z,△S,△T]に対応する表示領域ともいう)の横(x)方向の長さに相当する。
さらに、差分情報[△X,△Y,△Z,△S,△T]を表す矩形の縦方向の長さは、その差分情報[△X,△Y,△Z,△S,△T]に対応する表示領域が表示されていた表示時間、つまり、差分情報[△X,△Y,△Z,△S,△T]の要素△Tに相当する。
なお、図17Aにおいて、時刻tと直交する軸としては、操作データ[X,Y,Z,S,T]のx座標Xの軸の他、y座標Y、z座標X、及び、スケールSの軸も存在するが、その図示は、省略してある。
図17Aは、保管画像上の表示領域が、x軸の方向に移動され、ある地点で、時間△T=10だけ停止され、その後、再び、x軸の方向に移動された場合の差分情報を示している。
なお、図17において(後述する図18でも同様)、時間△Tの最小値(最小単位)は、1になっており、画像表示装置13が操作データを生成してから、次の操作データを生成するまでの最小時間に相当する。
図17Bは、保管画像上の表示領域が、図17Aのように移動された場合の各単位領域の表示時間を示している。
図17Bにおいて、横軸は、単位領域のx座標を表し、縦軸は、単位領域の表示時間を示している。
各単位領域の表示時間は、図17Aの、差分情報[△X,△Y,△Z,△S,△T]を表す矩形の縦方向の長さ△Tを、縦方向に積算することにより求めることができる。
図18は、保管管理部22(の表示時間取得部41)が表示時間を求める求め方を説明する他の図である。
図18において、横軸は、保管画像のx座標(横方向の軸であるx軸)を表し、縦軸は、保管画像のy座標(縦方向の軸であるy軸)を表す。
図18Aは、表示領域が移動している様子を示している。
図18Aでは、表示領域は、地点Oにおいて、時間10だけ停止し、その後、右斜め下方向に移動している。そして、表示領域は、地点Pで、時間10だけ停止し、その後、再び、右斜め方向に、地点Qまで移動している。
図18Aにおいて、影を付した矩形は、時間10だけ表示された表示領域を表し、白抜きの矩形は、時間(最小単位)1だけ表示された表示領域を表す。
図18B及び図18Cは、保管画像上の表示領域が、図18Aのように移動した場合の、単位領域ごとの表示時間を示している。
保管管理部22では、表示領域に(少なくとも一部が)含まれる単位領域について、その表示領域の表示時間を積算することで、保管画像の単位領域ごとに、その単位領域の表示時間が求められる。
ここで、図18B及び図18Cにおいて、濃い影を付してある部分は、表示時間が長い単位領域を表し、薄い影を付してある部分は、表示時間が短い単位領域を表す。
図18Bでは、単位領域が、例えば、1×1画素等の、表示領域に比較して、十分小さい領域になっており、表示領域に、全体が含まれる単位領域について、表示時間が求められている。
また、図18Cでは、単位領域が、例えば、表示領域の整数分の1ではないサイズになっており、表示領域に、全体が含まれる単位領域の他、一部が含まれる単位領域についても、表示時間が求められている。
図19は、保管管理部22(の表示時間取得部41)が表示時間を求める求め方を説明するさらに他の図である。
図19Aは、図17Aと同様の図である。
すなわち、図19Aの矩形は、1つの差分情報[△X,△Y,△Z,△S,△T]を表している。
また、図19Aにおいて、横軸は、保管画像のx座標(横方向の軸であるx軸)(操作データ[X,Y,Z,S,T]のx座標Xでもある)を表し、縦軸は、時刻tを表す。
そして、図19Aでは、差分情報[△X,△Y,△Z,△S,△T]を表す矩形が、その差分情報[△X,△Y,△Z,△S,△T]を求めるのに用いられた(直前の)操作データ[X,Y,Z,S,T]の座標Xと操作時刻Tに対応する位置に、図示されている。
図19Aでは、保管画像上の表示領域の位置を変えずに、表示領域のスケールSを小さくしていった場合、すなわち、画像表示装置13において表示される画像を、拡大していった場合の差分情報を示している。
図19Bは、保管画像上の表示領域のスケールSが、図19Aのように小さくされた場合の各単位領域の表示時間を示している。
図19Bにおいて、横軸は、単位領域のx座標を表し、縦軸は、単位領域の表示時間を示している。
各単位領域の表示時間は、図19Aの、差分情報[△X,△Y,△Z,△S,△T]を表す矩形の縦方向の長さ△Tを、縦方向に積算することにより求めることができる。
[本技術を適用したコンピュータの説明]
次に、上述した一連の処理は、ハードウェアにより行うこともできるし、ソフトウェアにより行うこともできる。一連の処理をソフトウェアによって行う場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、汎用のコンピュータ等にインストールされる。
そこで、図20は、上述した一連の処理を実行するプログラムがインストールされるコンピュータの一実施の形態の構成例を示している。
プログラムは、コンピュータに内蔵されている記録媒体としてのハードディスク105やROM103に予め記録しておくことができる。
あるいはまた、プログラムは、リムーバブル記録媒体111に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体111は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。ここで、リムーバブル記録媒体111としては、例えば、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto Optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリ等がある。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体111からコンピュータにインストールする他、通信網や放送網を介して、コンピュータにダウンロードし、内蔵するハードディスク105にインストールすることができる。すなわち、プログラムは、例えば、ダウンロードサイトから、ディジタル衛星放送用の人工衛星を介して、コンピュータに無線で転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送することができる。
コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)102を内蔵しており、CPU102には、バス101を介して、入出力インタフェース110が接続されている。
CPU102は、入出力インタフェース110を介して、ユーザによって、入力部107が操作等されることにより指令が入力されると、それに従って、ROM(Read Only Memory)103に格納されているプログラムを実行する。あるいは、CPU102は、ハードディスク105に格納されたプログラムを、RAM(Random Access Memory)104にロードして実行する。
これにより、CPU102は、上述したフローチャートにしたがった処理、あるいは上述したブロック図の構成により行われる処理を行う。そして、CPU102は、その処理結果を、必要に応じて、例えば、入出力インタフェース110を介して、出力部106から出力、あるいは、通信部108から送信、さらには、ハードディスク105に記録等させる。
なお、入力部107は、キーボードや、マウス、マイク等で構成される。また、出力部106は、LCD(Liquid Crystal Display)やスピーカ等で構成される。
ここで、本明細書において、コンピュータがプログラムに従って行う処理は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に行われる必要はない。すなわち、コンピュータがプログラムに従って行う処理は、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含む。
また、プログラムは、1のコンピュータ(プロセッサ)により処理されるものであっても良いし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであっても良い。さらに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであっても良い。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
すなわち、本実施の形態では、保管画像として、顕微鏡を介して、病理組織の標本を撮影した画像を採用したが、保管画像は、顕微鏡を介して、病理組織の標本を撮影した画像に限定されるものではない。
そして、本技術は、データ量が多い保管画像に、特に有用である。
11 画像取得装置, 12 画像保管装置, 13,131ないし13M 画像表示装置, 21 通信部, 22 保管管理部, 23 時計, 24 トランスコーダ, 25 ストレージ, 31 通信部, 32 制御部, 33 時計, 34 表示デバイス, 35 表示デバイス, 41 表示時間取得部, 42 圧縮制御部, 61 EHR/PHR, 70 管理装置, 80 保管装置, 81 通信部, 101 バス, 102 CPU, 103 ROM, 104 RAM, 105 ハードディスク, 106 出力部, 107 入力部, 108 通信部, 109 ドライブ, 110 入出力インタフェース, 111 リムーバブル記録媒体
Claims (15)
- 画像の所定の単位領域ごとの表示時間を取得する表示時間取得部と、
前記表示時間に基づいて、前記単位領域ごとに、前記画像の圧縮を制御する圧縮制御部と
を備える情報処理装置。 - 前記表示時間取得部は、画像を表示する画像表示装置に表示された画像を、ユーザが閲覧するときの操作履歴に基づいて、前記表示時間を取得する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記圧縮制御部は、前記表示時間が長い前記単位領域ほど、圧縮率が低くなるように、前記画像の圧縮を制御する
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記圧縮制御部は、さらに、ユーザが閲覧してからの経過時間が長い前記単位領域ほど、圧縮率が高くなるように、前記画像の圧縮を制御する
請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記画像は、ユーザが閲覧してから、あらかじめ定められた時間が経過したときに圧縮される
請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記圧縮制御部は、
前記表示時間に基づいて、前記単位領域ごとの重要性を表す重要度を求め、
前記重要度に基づいて、前記画像の圧縮を制御する
請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記圧縮制御部は、
前記表示時間が長い前記単位領域ほど、大きい重要度を求め、
前記重要度が大きい前記単位領域ほど、圧縮率が低くなるように、前記画像の圧縮を制御する
請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記圧縮制御部は、さらに、ユーザがマークを付するマーク操作を行ったときに前記画像表示装置に表示されていた前記単位領域であるマーク領域について、より大きい重要度を求める
請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記画像表示装置に表示される画像として、同一の被写体を複数の倍率で撮影した複数の倍率の画像があり、ユーザが、前記複数の倍率の画像のうちの1つの倍率の画像に対して、マーク操作を行った場合において、
前記圧縮制御部は、前記1つの倍率の画像のマーク領域と、他の倍率の画像の、前記マーク領域に対応する領域とについて、より大きい重要度を求める
請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記画像表示装置に表示される画像として、同一の被写体を複数の倍率で撮影した複数の倍率の画像がある場合において、
前記圧縮制御部は、さらに、倍率が高い画像について、より小さい重要度を求める
請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記圧縮制御部は、圧縮のパラメータを制御する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記画像は、少なくとも量子化を行うことにより圧縮され、
前記圧縮制御部は、前記量子化を行うときの量子化ステップを制御する
請求項11に記載の情報処理装置。 - 前記画像は、前記単位領域の単位で削除されることにより圧縮される
請求項1に記載の情報処理装置。 - 画像の所定の単位領域ごとの表示時間を取得し、
前記表示時間に基づいて、前記単位領域ごとに、前記画像の圧縮を制御する
ステップを含む情報処理方法。 - 画像の所定の単位領域ごとの表示時間を取得する表示時間取得部と、
前記表示時間に基づいて、前記単位領域ごとに、前記画像の圧縮を制御する圧縮制御部と
して、コンピュータを機能させるためのプログラム。
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