JP5104412B2 - 車両の運動制御装置及び運動制御方法 - Google Patents

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本発明は、運転者が操作する操作部材の操作量に基づいて車両を制御する運動制御装置及び運動制御方法に関する。
特許文献1には、目標躍度に基づいて目標加速度を設定し、前記目標加速度に基づいて内燃機関のスロットル開度を制御する車両の運動制御装置が開示されている。
特開2007−239609号公報
ところで、躍度の波形が方形波に近いとアクセル操作に対してリニアな加速感が得られることが、本願発明者によって実験的に確認された。
しかし、躍度の波形を、例えば躍度のリミッタ処理によって方形波に無理に近づけようとすると、運転者の操作に対する応答が悪化することがあった。
そこで、本願発明は、運転者の操作に対する応答の悪化を回避しつつ、躍度の波形を方形波に近づけることができるようにして、車両の操作フィーリングをより改善することを目的とする。
本発明は、運転者が車両の運動を操作する操作部材の操作量を入力する操作量入力手段と、前記操作量から第1の目標加速度を演算する第1目標加速度演算手段と、前記第1の目標加速度に追従する第2の目標加速度を演算する第2目標加速度演算手段と、前記第2目標加速度に基づいて、車両の駆動力を制御する駆動力制御手段と、前記操作量から操作速度を演算する操作速度演算手段と、前記操作速度から第1の目標躍度を演算する第1目標躍度演算手段と、前記第1の目標加速度を微分して第2の目標躍度を演算する第2目標躍度演算手段と、前記第1の目標躍度と前記第2の目標躍度とから延長時間を演算する延長時間演算手段と、前記延長時間を累積して累積延長時間を演算する累積延長時間演算手段と、前記第1の目標加速度と前記第2の目標加速度とから目標加速度差分を演算する目標加速度差分演算手段と、前記目標加速度差分を前記累積延長時間で除算して第3の目標躍度を演算する第3目標躍度演算手段と、を備え、前記第2目標加速度演算手段は、前記第2の目標加速度の前回値に前記第3の目標躍度を加算して前記第2の目標加速度を算出し、前記累積延長時間演算手段は、前記目標加速度差分を微分して目標加速度差分変化を演算し、前記目標加速度差分が正でかつ前記目標加速度差分変化が負であるとき、及び、前記目標加速度差分が負でかつ前記目標加速度差分変化が正であるときに、前記累積延長時間を周期的に所定時間だけ減算し、前記目標加速度差分の符号が反転した時点、又は、前記目標加速度差分が正の値又は負の値からゼロ付近に戻った時点で、前記累積延長時間を基準値にリセットすることを特徴とする。
上記構成によると、操作部材の操作量に対応する第1の目標加速度に対して、操作速度に対応する第1の目標躍度で追従変化する第2の目標加速度を設定するので、前記第2の目標加速度は、操作量に対応すると共に、操作速度に対して安定した躍度を示すことになり、力強いのにショックのない滑らかな加速となる。
更に、第1の目標加速度に対する第2の目標加速度の遅れ時間である累積延長時間を、目標加速度差分に応じて減算することで、第3の目標躍度の波形を方形波に近づけることができ、これによってより一層リニアな加速感が得られるようになる。
以下に本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る車両の運動制御装置及び運動制御方法が適用される車両用内燃機関のシステム図である。
図1に示す内燃機関1は、図示省略した自動車に搭載され、前記内燃機関1のクランク軸から取り出される機関発生トルクが、変速機を介して駆動輪に伝達されるようになっている。
前記内燃機関1は、多気筒からなる4サイクルガソリンエンジンであり、各気筒には、エアクリーナ2を通過した空気が、吸気ダクト3,吸気コレクタ4,吸気マニホールド5,吸気バルブ6を介して吸引される。
内燃機関1の吸入空気量は、前記吸気ダクト3に介装される電子制御式スロットル7によって調整される。
前記電子制御式スロットル7は、バタフライ式のスロットルバルブ7aをスロットルモータ(スロットルアクチュエータ)7bで開閉駆動する装置であり、前記スロットルモータ7bへの通電量が制御されることで、スロットルバルブ7aの開度が変化する。
各気筒の吸気ポート部には、燃料噴射弁9が設けられている。
但し、燃料噴射弁9が燃焼室10内に直接燃料を噴射する筒内直接噴射式内燃機関であっても良い。
前記燃料噴射弁9から噴射された燃料は、燃焼室10内で点火プラグ15による火花点火によって着火燃焼する。
前記点火プラグ15には、パワートランジスタを内蔵する点火コイル16が直付けされており、前記点火コイル16への通電を制御することで、前記点火プラグ15の点火時期及び点火エネルギーが調整される。
前記燃焼室10内の排気ガスは、排気バルブ11,排気マニホールド12,排気ダクト13を介して大気中へ排出される。
前記排気ダクト13には、排気中の有害成分を浄化するための触媒コンバータ14が介装される。
前記スロットルモータ8、燃料噴射弁9、及び、点火コイル16への通電を制御するパワートランジスタは、マイクロコンピュータを内蔵するエンジンコントロールユニット(ECU)21からの制御信号によって制御される。
前記エンジンコントロールユニット21には、各種センサからの検出信号が入力される。
前記各種センサとしては、前記電子制御式スロットル7の上流側で内燃機関1の吸入空気流量Qa(質量流量)を検出するエアフローセンサ22、前記触媒コンバータ14の上流側で排気中の酸素濃度に基づいて空燃比を検出する空燃比センサ23、内燃機関1の回転速度Ne(rpm)を検出する回転速度センサ24、運転者が操作するアクセルペダル25(操作部材)の開度(操作量)APOを検出するアクセル開度センサ26、前記スロットルバルブ7aの開度TVO(deg)を検出するスロットルセンサ27、内燃機関1が搭載される車両の走行速度(車速)VSP(km/h)を検出する車速センサ28などが設けられている。
尚、運転者によるアクセル操作は、アクセルペダル25の踏み込みによるものに限定されず、レバー操作、グリップ操作などによるものであっても良い。
前記エンジンコントロールユニット21は、前記燃料噴射弁9による燃料噴射量を以下のようにして制御する。
まず、エアフローセンサ22で検出された吸入空気流量Qaと、回転速度センサ24で検出された機関回転速度Neとから、そのときのシリンダ吸入空気量において目標空燃比の混合気を形成するための基本燃料噴射量Tpを算出する。
また、内燃機関1の冷却水温度等に基づいて各種補正係数COを算出し、更に、空燃比センサ23で検出される空燃比が目標空燃比に近づくように空燃比フィードバック補正係数ALPHAを算出し、これら補正係数CO,ALPHAで前記基本燃料噴射量Tpを補正して最終的な燃料噴射量Tiを設定する。
そして、前記最終的な燃料噴射量Tiに相当するパルス幅の噴射パルス信号を、各気筒の行程に合わせてそれぞれの燃料噴射弁9に出力する。
前記燃料噴射弁9が、その開弁時間に比例する量の燃料を噴射するように、燃料噴射弁9に供給される燃料の圧力が調整されるようになっており、前記噴射パルス信号のパルス幅、即ち、燃料噴射弁9の開弁時間に比例する量の燃料が噴射される。
また、前記エンジンコントロールユニット21は、機関負荷を代表する前記基本燃料噴射量Tp及び機関回転速度Neから点火時期(点火進角値)を算出し、該点火時期及び所定の通電時間に基づいて前記点火コイル16に内蔵されたパワートランジスタのオン・オフを制御する。
更に、前記エンジンコントロールユニット21は、以下のようにして、前記電子制御式スロットル7の開度を制御することで、内燃機関1の吸入空気量(出力トルク)を制御する。
図2のフローチャートは、前記スロットル開度制御のメインルーチンを示し、一定時間毎に実行される。
まず、ステップS1では、アクセル開度センサ26で検出されるアクセル開度APOから車両の目標加速度(後述する第2の目標加速度Atg2)を演算する。
ステップS2では、車両の重量や走行抵抗(勾配抵抗、空気・転がり抵抗など)から、前記ステップS1で演算した目標加速度(第2の目標加速度Atg2)を得るための目標タイヤトルクを演算する。
ステップS3では、前記目標タイヤトルク、減速比、駆動軸・内燃機関のフリクション、駆動軸・内燃機関の慣性モーメント、各種の補機負荷などから、前記目標タイヤトルクを得るための目標機関トルクを演算する。
ステップS4では、前記目標機関トルクとするための目標平均有効圧を演算する。
ステップS5では、前記目標平均有効圧に対応する吸入空気量を得るための目標吸気圧力を演算する。
尚、前記ステップS4における目標平均有効圧の演算処理を省略し、目標機関トルクから直接的に目標吸気圧力を求めることができる。
ステップS6では、前記目標吸気圧力とするための目標スロットル通過吸気流量を演算する。
ステップS7では、前記目標スロットル通過吸気流量とするための目標スロットル開口面積を、前記目標吸気圧力或いは吸気圧の検出値、大気圧等から演算する。
ステップS8では、予め記憶されているスロットル開口面積とスロットル開度との相関から、前記目標スロットル開口面積に対応する目標スロットル開度を演算する。
ステップS9では、スロットルセンサ27で検出されるスロットルバルブ7aの実際の開度が、前記目標スロットル開度に近づくように、スロットルモータ(スロットルアクチュエータ)7bへの通電量をフィードバック制御する。
上記ステップS9でのスロットルバルブ開度の制御によって、ステップS1で設定された目標加速度(第2の目標加速度Atg2)が実現される。
ここで、前記ステップS1における目標加速度(第2の目標加速度Atg2)の演算処理を、図3のフローチャートに従って詳細に説明する。
ステップS11では、アクセル開度センサ26で検出されたアクセル開度APO(deg)を入力する(操作量入力手段)。
ここで、アクセルペダル25が、運転者が車両の運動を制御すべく操作する操作部材に相当し、前記アクセル開度APOが、前記操作部材の操作量に相当する。
次のステップS12では、前記アクセル開度APOに基づいて第1の目標加速度Atg1(m/s2)を演算する(第1目標加速度演算手段)。
前記第1の目標加速度Atg1は、図4に示すように、アクセル開度APO(アクセル操作量)と加速度との相関を示すテーブルが予め記憶されており、該テーブルからそのときのアクセル開度APOに対応する加速度を検索して、該検索結果を、前記第1の目標加速度Atg1(m/s2)に設定する。
前記第1の目標加速度Atg1(m/s2)は、アクセル開度APOが全閉であるときに零に設定され、開度が増大するに従ってより大きな値に設定されるが、高開度領域では、開度変化に対する加速度変化が小さくなるようにしてある。
尚、前記第1の目標加速度Atg1は、アクセル開度APOと機関トルクとの相関に基づいて演算させることができ、また、アクセル開度APO及びエンジン回転速度或いは車速に基づいて、第1の目標加速度Atg1を演算させることもできる。
また、図4に示すようなテーブルを用いずに、アクセル開度APOを変数とする関数から第1の目標加速度Atg1を算出することができる。
ステップS13では、前記アクセル開度APOの今回値(今回ステップS11で入力した値)と前回値との差(アクセル開度APOの時間微分値)から、アクセル操作速度dAPO(deg/s)を演算する(操作速度演算手段)。
尚、本願において、前回値とは、図3のフローチャートに示すルーチンの前回実行時に求めた値である。
ステップS14では、前記アクセル操作速度dAPOから第1の目標躍度Jtg1(m/s3)を演算する(第1目標躍度演算手段)。
ここでは、例えば図5に示すように、前記アクセル操作速度dAPOと第1の目標躍度Jtg1との相関を示すテーブルが予め記憶されており、該デーブルを参照してそのときのアクセル操作速度dAPOに対応する第1の目標躍度Jtg1を求める。
前記図5のテーブルに示される、前記アクセル操作速度dAPOと第1の目標躍度Jtg1との相関は、両対数グラフ上において直線で表される特性であり、前記アクセル操作速度dAPOと第1の目標躍度Jtg1との相関は非線形である。
人間の加速フィーリングは車両の躍度に対して非線形の特性を示すことが本願の発明者によって確かめられており、アクセル操作速度dAPOに対して第1の目標躍度Jtg1を非線形の特性として与えることが好ましい。
ここで、上記のように両対数グラフを用いれば、前記非線形の特性を直線の特性として表すことができ、アクセル操作速度dAPOに対する第1の目標躍度Jtg1の適切な設定を簡便に行わせることができる。
但し、前記アクセル操作速度dAPOと第1の目標躍度Jtg1との相関は線形であっても良く、また、図5に示すようなテーブルを用いずに、アクセル操作速度dAPOを変数とする関数から第1の目標躍度Jtg1を算出することができる。
更に、運転者の好み,運転者の運転履歴,車両の走行環境などに応じて、前記アクセル操作速度dAPOと第1の目標躍度Jtg1との相関を、任意に或いは自動的に切り換えられるようにすることができる。
ステップS15では、数1に従って、前記第1の目標加速度Atg1の今回値Atg1と前回値Atg1zとの差(第1の目標加速度Atg1の時間微分値)に基づき、第2の目標躍度Jtg2を演算する(第2目標躍度演算手段)。
Figure 0005104412
ステップS16では、数2に従って、前記第1の目標躍度Jtg1及び前記第2の目標躍度Jtg2に基づき、延長時間Δtを演算する(延長時間演算手段)。
Figure 0005104412
前記第2の目標躍度Jtg2は、第1の目標加速度Atg1の微分値に対応する値であるが、第1の目標躍度Jtg1は、アクセル操作速度dAPOに基づいて個別に設定される値であり、Jtg2=Jtg1とは限らない。
そして、Jtg2≧Jtg1であるとすると、図6に示すように、第2の目標躍度Jtg2に従って目標加速度を変化させる場合に比べて、第1の目標躍度Jtg1に従って目標加速度を変化させる場合には、同じ加速度に到達するのに余分な過渡運転時間Δtを要することになり、これを本願では、過渡運転の延長時間として演算するものである。
次のステップS17では、数3に従って、前記延長時間Δtを積分して累積延長時間ΔTを演算する(累積延長時間演算手段)。
尚、数3において、dtは、演算周期である。
Figure 0005104412
ステップS18では、数4に従って、今回ステップS12で演算した前記第1の目標加速度Atg1と前記第2の目標加速度Atg2の前回値Atg2zとから、目標加速度差分ΔAtgを演算する(目標加速度差分演算手段)。
Figure 0005104412
ステップS19では、数5に従って、前記目標加速度差分ΔAtgと累積延長時間ΔTとから、第3の目標躍度Jtg3を演算する(第3目標躍度演算手段)。
Figure 0005104412
ステップS20では、数6に従って、今回ステップS19で演算した前記第3の目標躍度Jtg3と前記第2の目標加速度Atg2の前回値Atg2zとから、第2の目標加速度Atg2を演算する(第2目標加速度演算手段)。
Figure 0005104412
ステップS21では、数7に従って、今回ステップS18で演算した前記目標加速度差分ΔAtgと、該目標加速度差分ΔAtgの前回値ΔAtgzとから、加速度差分変化dΔAtgを演算する。換言すれば、前記目標加速度差分ΔAtgを微分して加速度差分変化dΔAtgを演算する。
Figure 0005104412
ステップS22では、前記目標加速度差分ΔAtgが0を上回っている(ΔAtg>0である)か否か、換言すれば、前記目標加速度差分ΔAtgが正の値であるか否かを判断する。
ここで、ΔAtg>0である(目標加速度差分ΔAtgが正の値である)と判断されると、ステップS24へ進む。
ステップS24では、前記加速度差分変化dΔAtgが0を下回っている(dΔAtg<0である)か否か、換言すれば、前記目標加速度差分ΔAtgが負の値であるか否かを判断する。
ここで、dΔAtg<0である(加速度差分変化dΔAtgが負の値である)と判断されると、ステップS25へ進む。
ステップS25では、数8に従って、前記累積延長時間ΔTから離散周期(演算周期)dtを減算する(累積延長時間減算手段)。即ち、ステップS25は、周期的に累積延長時間ΔTを所定時間だけ減算する処理を行うことになり、具体的には、演算周期毎に演算周期dtだけ累積延長時間ΔTを減算させことで、経過時間分だけ累積延長時間ΔTが減るようにしてある。
Figure 0005104412
尚、前記累積延長時間ΔTは、離散周期(演算周期)dt以上に制限されるものとする。
前記累積延長時間ΔTを0以上に制限する構成としても良いが、その場合、目標加速度差分ΔAtgを累積延長時間ΔTで除算して第3の目標躍度Jtg3を演算する場合に、目標加速度差分ΔAtgを0で除算する場合が生じるので、本実施形態では、前記累積延長時間ΔTの最小値を離散周期(演算周期)dtとする。
一方、前記ステップS24で、dΔAtg<0ではない(加速度差分変化dΔAtgが負の値ではない)と判断された場合、即ち、加速度差分変化dΔAtgが0又は正の値である(dΔAtg≧0である)場合には、ステップS25を迂回して本ルーチンを終了させることで、前記累積延長時間ΔTの減算処理は行わないようになっている。
また、前記ステップS22で、ΔAtg>0ではない(目標加速度差分ΔAtgが正の値ではない)と判断された場合、即ち、目標加速度差分ΔAtgが0又は負の値である(ΔAtg≦0である)場合には、ステップS23へ進む。
ステップS23では、前記加速度差分変化dΔAtgが0を下回っている(dΔAtg<0である)か否か、換言すれば、前記目標加速度差分ΔAtgが負の値であるか否かを判断する。
そして、ステップS23で、dΔAtg<0である(目標加速度差分ΔAtgが負の値である)と判断された場合は、ステップS25を迂回して本ルーチンを終了させることで、前記累積延長時間ΔTの減算処理は行わない。
一方、ステップS23で、dΔAtg<0ではない(加速度差分変化dΔAtgが負の値ではない)と判断された場合、即ち、加速度差分変化dΔAtgが0又は正の値である(dΔAtg≧0である)場合には、ステップS25へ進む。
そして、ステップS25では、前記累積延長時間ΔTから離散周期(演算周期)dtを減算する(累積延長時間減算手段)。
上記のように、累積延長時間ΔTの減算処理は、ΔAtg>0でかつdΔAtg<0であるとき、及び、ΔAtg≦0かつdΔAtg≧0であるときに実行され、ΔAtg>0でかつdΔAtg≧0であるとき、及び、ΔAtg≦0でかつdΔAtg<0であるときには実行されないようになっている(図7参照)。
ΔAtg>0でかつdΔAtg<0が成立するのは、アクセルペダルが踏み込まれて(加速時で)、第1の目標加速度Atg1>第2の目標加速度Atg2となり、かつ、第1の目標加速度Atg1の変化が収束して目標加速度差分ΔAtgが減少傾向になっているときである。
また、累積延長時間ΔTは、前述のように、離散周期(演算周期)dt以上に制限されるから、ΔAtg=0かつdΔAtg=0である定常状態で、累積延長時間ΔTが減少し続けることはない。
従って、ΔAtg≦0かつdΔAtg≧0が成立してステップS25へ進んでも、実質的に、累積延長時間ΔTが減算されるのは、ΔAtg<0かつdΔAtg>0のときであり、これは、アクセルペダルが戻されて(減速時で)、第1の目標加速度Atg1<第2の目標加速度Atg2となり、かつ、第1の目標加速度Atg1の変化が収束して目標加速度差分ΔAtgの絶対値が減少傾向になっているときである。
換言すれば、ΔAtg>0でかつdΔAtg<0であるとき、及び、ΔAtg<0かつdΔAtg>0であるときとは、ΔAtgの絶対値が減少変化しているときであり、本実施形態では、ΔAtgの絶対値が減少変化しているときに、前記累積延長時間ΔTを減算処理する。
一方、前記第3の目標躍度Jtg3は、前記数5に示されるように、目標加速度差分ΔAtgを累積延長時間ΔTで除算した結果であり、加速時は、目標加速度差分ΔAtgの増大変化中は累積延長時間ΔTが増大変化し、目標加速度差分ΔAtgの減少変化中は累積延長時間ΔTも減少変化し、減速時は、目標加速度差分ΔAtgの減少変化中は累積延長時間ΔTが増大変化し、目標加速度差分ΔAtgの増大変化中は累積延長時間ΔTが減少変化する。
この結果、アクセルペダルが踏み込まれて加速するとき、及び、アクセルペダルが戻されて減速するときの前記第3の目標躍度Jtg3の波形は、図7に示すように、略方形波となる。
発明者らの実験によれば、躍度波形は方形波に近いとリニアな加速感になることが分かっており、上記のようにして、累積延長時間ΔTを減算処理することで、第3の目標躍度Jtg3の波形を方形波に近づけることができれば、第3の目標躍度Jtg3に応じて変化する第2の目標加速度Atg2を実現すべく、スロットルバルブ開度(吸入空気量)を制御することで、リニアな加速感を得られることになる。
ここで、ΔAtg>0でかつdΔAtg≧0であるとき、及び、ΔAtg≦0でかつdΔAtg<0であるときに、累積延長時間ΔTを減算させてしまうと、ΔAtgのプラス又はマイナス方向の変化に対する累積延長時間ΔTの増大変化を阻害し、第2の目標加速度Atg2が第1の目標加速度Atg1に追い付くことができなくなったり、第3の目標躍度Jtg3の波形が方形波から離れてしまったりするので、累積延長時間ΔTを減算処理はキャンセルされる。
ところで、離散系の演算において、累積延長時間ΔTの減算処理を、第2の目標加速度Atg2の演算処理よりも前に行うと、第3の目標躍度Jtg3の波形にスパイクが生じてしまうことがある。
そこで、上記実施形態では、累積延長時間ΔTの減算処理を、第2の目標加速度Atg2の演算処理よりも後に行うことで、第3の目標躍度Jtg3の波形にスパイクが生じることを回避している。
尚、累積延長時間ΔTの減算処理において、減算対象とする累積延長時間ΔTを前回値としたり、累積延長時間ΔTの減算処理を行うか否かの判断に用いる目標加速度差分ΔAtgや加速度差分変化dΔAtgを前回値としたりすれば、累積延長時間ΔTの減算処理を、第2の目標加速度Atg2の演算処理よりも前に行っても、第3の目標躍度Jtg3の波形にスパイクが生じることを回避できる。
図8のフローチャートは、目標加速度(第2の目標加速度Atg2)の演算処理の第2実施形態を示す。
但し、図8のフローチャートに示すルーチンは、ステップS41以降の累積延長時間ΔTの減算処理の部分のみが、前記図3のフローチャートに示したルーチンと異なり、ステップS31〜ステップS40の各ステップは、前記ステップS11〜ステップS20と同様な処理を行う。
従って、以下では、ステップS41以降の累積延長時間ΔTの減算処理を説明し、ステップS31〜ステップS40の各ステップの説明は省略する。
ステップS41では、目標加速度差分ΔAtgが正の値又は負の値からゼロ付近に戻ったか否かを判断する。
具体的には、目標加速度差分ΔAtgがゼロ近傍領域外から前記ゼロ近傍領域内に入ったときや、ゼロに近づく目標加速度差分ΔAtgの変化が収束して目標加速度差分ΔAtgが連続して略同じ値であるときに、目標加速度差分ΔAtgが正の値又は負の値からゼロ付近に戻ったと判断する。
そして、目標加速度差分ΔAtgが正の値又は負の値からゼロ付近に戻ると、その時点で、ステップS42へ進み、前記累積延長時間ΔTを初期値であるdt(演算周期)にリセットする減算処理を実行する(累積延長時間減算手段)。
上記第2実施形態によると、図9に示すように、前記第1の目標加速度Atg1の変化が収束して略一定になった時点から、目標加速度差分ΔAtgが0になるまでの間、前記累積延長時間ΔTは減算されることなく、前記第1の目標加速度Atg1の変化が収束して略一定になった時点での値を保持し、目標加速度差分ΔAtgが0になった時点で初期値であるdt(演算周期)にリセットされる。
従って、目標加速度差分ΔAtgの絶対値が減少変化するときに、前記累積延長時間ΔTは、一定値を保持することになり、第3の目標躍度Jtg3の絶対値は、目標加速度差分ΔAtgの絶対値の減少変化に対応して減少変化することになる。
そのため、第3の目標躍度Jtg3の波形を方形波に近い形で安定させることができ、第3の目標躍度Jtg3の波形が方形波から大きく崩れることで、運転者が加速を感じなくなったり、急激な加速に感じたりすることを抑止できる。
更に、第2実施形態によると、目標加速度差分ΔAtgが正の値又は負の値からゼロ付近に戻った時点で、前記累積延長時間ΔTをリセットするから、第1実施形態に比べて、累積延長時間ΔTの減算処理を簡略化できる。
尚、前記ステップS42では、前記累積延長時間ΔTを0にリセットさせることができるが、前述のように、その場合、目標加速度差分ΔAtgを累積延長時間ΔTで除算して第3の目標躍度Jtg3を演算する場合に、目標加速度差分ΔAtgを0で除算する場合が生じるので、本実施形態では、前記累積延長時間ΔTを離散周期(演算周期)dtにリセットする。
但し、前記累積延長時間ΔTの最小値は、離散周期(演算周期)dtに限定されるものではない。
図10のフローチャートは、目標加速度(第2の目標加速度Atg2)の演算処理の第3実施形態を示す。
但し、図10のフローチャートに示すルーチンは、ステップS61の判定処理のみが、図8のフローチャートに示したルーチンと異なり、他のステップS51〜S60,S62の各ステップは、前記ステップS31〜S40,S42と同様な処理を行う。
図10のフローチャートにおいて、ステップS61では、前記目標加速度差分ΔAtgの正負の符号が反転したか否かを判断する。
図11に示すように、前記目標加速度差分ΔAtgは、加速時に正の値として算出され、減速時に負の値として算出されるので、例えば加速された場合には、次に減速されるまで目標加速度差分ΔAtg≧0を保持し、前記目標加速度差分ΔAtgの符号が反転するのは、加速後に減速されたとき(アクセルを踏み込んだ後、アクセルを戻したとき)である。
同様に、減速運転によって目標加速度差分ΔAtgは負の値になって、再度加速されるまでΔAtg≦0を保持するから、減速運転の開始によって符号が反転した後の反転タイミングは、減速後に加速されたとき(アクセルを戻した後、アクセルが踏み込まれたとき)である。
即ち、本願における符号の反転とは、ΔAtg≧0の状態からΔAtg<0になったとき、及び、ΔAtg≦0の状態からΔAtg>0になったときであり、換言すれば、加速後に減速運転が開始された時点、及び、減速後に加速運転が開始された時点である。
ステップS61で前記目標加速度差分ΔAtgの正負の符号が反転したと判断されると、ステップS62へ進んで、前記累積延長時間ΔTを初期値であるdt(演算周期)にリセットする減算処理を実行する(累積延長時間減算手段)。
上記第3実施形態においても、第2実施形態と同様に、目標加速度差分ΔAtgの絶対値が減少変化するときに、前記累積延長時間ΔTは、一定値を保持することになり、第3の目標躍度Jtg3の絶対値は、目標加速度差分ΔAtgの絶対値の減少変化に対応して減少変化することになる。
そのため、第3の目標躍度Jtg3の波形を方形波に近い形で安定させることができ、第3の目標躍度Jtg3の波形が方形波から大きく崩れることで、運転者が加速を感じなくなったり、急激な加速に感じたりすることを抑止できる。
ところで、本実施形態では、前記第2の目標加速度Atg2を実現するために内燃機関のスロットル開度を制御するが、第2の目標加速度Atg2を実現するための手段をスロットル開度制御(吸気量制御)に限定するものでなく、ディーゼルエンジンであれば、燃料量の制御によって第2の目標加速度Atg2を実現させることができ、内燃機関の発生トルクを制御する手段としては公知の種々の手段を適用できる。
また、制御対象を内燃機関に限定するものではない。
即ち、力学的な作用・反作用を発揮するものであって、例えば発動機や発電機、摩擦力を用いたブレーキやクラッチを制御対象とすることができ、更に、発動機として、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンと各種トランスミッションとの組み合わせ、ハイブリッド車やモータのみを備えた電気自動車や燃料電池車であっても良い。
また、車両は、4輪車・2輪車をはじめ、人間が搭乗する車両であれば良く、更に、車両における横方向或いは角運動系の加速度制御にも本願の運動制御装置を適用できる他、航空機においても、加速度(躍度)ベクトル或いはモーメントの方向によらずに、本願の運動制御装置を適用することができる。
本願発明の実施形態における車両用内燃機関のシステム図。 本願発明の実施形態におけるスロットル制御のメインルーチンを示すフローチャート。 本願発明に係る目標加速度の演算処理の第1実施形態を示すフローチャート。 本願発明の実施形態におけるアクセル操作量に対する目標加速度(Atg1)の特性を示す線図。 本願発明の実施形態におけるアクセル操作速度に対する目標躍度(Jtg1)の特性を示す線図。 本願発明の実施形態における延長時間Δtを説明するためのタイムチャート。 前記第1実施形態におけるアクセル開度の変化に対する目標加速度、目標躍度等の変化を示すタイムチャート。 本願発明に係る目標加速度の演算処理の第2実施形態を示すフローチャート。 前記第2実施形態におけるアクセル開度の変化に対する目標加速度、目標躍度等の変化を示すタイムチャート。 本願発明に係る目標加速度の演算処理の第3実施形態を示すフローチャート。 前記第3実施形態におけるアクセル開度の変化に対する目標加速度、目標躍度等の変化を示すタイムチャート。
符号の説明
1…内燃機関,2…エアクリーナ,3…吸気ダクト,4…吸気コレクタ,5…吸気マニホールド,6…吸気バルブ,7…スロットルバルブ,8…スロットルモータ,9…燃料噴射弁,10…燃焼室,11…排気バルブ,12…排気マニホールド,13…排気ダクト,14…触媒コンバータ,21…エンジンコントロールユニット,22…エアフローメータ,23…空燃比センサ,24…回転速度センサ,25…アクセルペダル,26…アクセル開度センサ,27…スロットルセンサ,28…車速センサ

Claims (3)

  1. 運転者が車両の運動を操作する操作部材の操作量を入力する操作量入力手段と、
    前記操作量から第1の目標加速度を演算する第1目標加速度演算手段と、
    前記第1の目標加速度に追従する第2の目標加速度を演算する第2目標加速度演算手段と、
    前記第2目標加速度に基づいて、車両の駆動力を制御する駆動力制御手段と、
    前記操作量から操作速度を演算する操作速度演算手段と、
    前記操作速度から第1の目標躍度を演算する第1目標躍度演算手段と、
    前記第1の目標加速度を微分して第2の目標躍度を演算する第2目標躍度演算手段と、
    前記第1の目標躍度と前記第2の目標躍度とから延長時間を演算する延長時間演算手段と、
    前記延長時間を累積して累積延長時間を演算する累積延長時間演算手段と、
    前記第1の目標加速度と前記第2の目標加速度とから目標加速度差分を演算する目標加速度差分演算手段と
    記目標加速度差分を前記累積延長時間で除算して第3の目標躍度を演算する第3目標躍度演算手段と、
    を備え、
    前記第2目標加速度演算手段は、
    前記第2の目標加速度の前回値に前記第3の目標躍度を加算して前記第2の目標加速度を算出し、
    前記累積延長時間演算手段は、
    前記目標加速度差分を微分して目標加速度差分変化を演算し、前記目標加速度差分が正でかつ前記目標加速度差分変化が負であるとき、及び、前記目標加速度差分が負でかつ前記目標加速度差分変化が正であるときに、前記累積延長時間を周期的に所定時間だけ減算し、
    前記目標加速度差分の符号が反転した時点、又は、前記目標加速度差分が正の値又は負の値からゼロ付近に戻った時点で、前記累積延長時間を基準値にリセットする、
    ことを特徴とする車両の運動制御装置。
  2. 前記所定時間は、演算周期に略一致する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両の運動制御装置。
  3. 前記累積延長時間算手段は、第2目標加速度演算手段による第2の目標加速度の演算処理より後に、前記累積延長時間の減算処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両の運動制御装置。
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