JP5103810B2 - 油性インキ - Google Patents

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Description

本発明は、有機溶剤を主溶剤とした、文字などの筆記用の油性インキや、隠蔽性を有する白色の顔料を着色剤として含有して、文字などを隠蔽する塗膜を形成する修正液などの油性インキに関する。
従来、インキは、着色材と、水又は有機溶剤樽液媒体と、使用する水または有機溶剤に溶解する樹脂などを主成分としている。(特許文献1、2参照)
また、メチルシクロヘキサン、シクロヘキサンなどの揮発性の炭化水素系有機溶剤を使用し、着色剤に酸化チタン、定着剤にアルキッド樹脂やアクリル樹脂を用いれば修正液として使用できる。
更に、塗膜平滑性のためにタルクなどの板状粒子を使用した修正液も知られている。(特許文献3参照)
特開昭57−24765号公報 特開昭64−8673号公報 特開2003−119412号公報
特許文献3に記載のような、揮発性の溶剤を使用したインキの場合、塗膜の表面が先に乾燥して皮が張ったような現象(皮張り現象)が起こり、塗膜内部が乾燥しにくくなり、結果、塗膜全体の乾燥性が遅くなってしまうことがあった。このような表面だけが乾燥して内部が未乾燥の塗膜上に重ね書きすると、表面の乾燥膜が破けて未乾燥の面が露出して筆跡が汚れてしまう。この現象は、塗膜厚が厚くなった場合やより低沸点の溶剤を使用した場合に顕著に起こる。更に、特許文献3の発明では、塗膜の平滑性付与のために、板状のタルクを使用しているが、ただ単にタルクの様な板状粒子を使用すると板状粒子が塗膜表面を隙間なく覆ってしまうため、皮張り現象がより起こりやすくなる。
また、油性インキの筆跡上に水性インキで重ね塗りした場合、塗膜を形成する材料として、疎水性の樹脂を使用しているため、乾燥後の塗膜は疎水性であり、塗膜上に筆記した水性インキの筆跡がはじかれてしまったり、筆跡がなかなか乾燥しないために当該筆跡を擦った場合に乾燥していないインキが塗り延ばされてしまい紙面を汚してしまうことがあった。
この改善策として、本発明は、着色材と、有機溶剤と、該有機溶剤に可溶な樹脂と、平均粒径が5μm以上50μm以下で、且つアスペクト比(長径/短径)が10以上10000以下である粒子と、この粒子に対する平均粒径の比が1/8以上1/2以下であるアスペクト比(長径/短径)が1以上5以下である粒子とより少なくともなる油性インキを要旨とする。
解決しようとする問題点は、筆跡の表面のみが先に乾燥してしまう皮張り現象が起きて、筆跡の乾燥が速くならないこと、及び水性インキにて油性インキ筆跡上に重ね塗りした場合、水性インキがはじかれて鮮明な筆跡が形成できなかったり、筆跡がなかなか乾燥しないために筆跡を擦った場合に紙面を汚してしまうことを抑制することである。
本発明によれば、アスペクト比及び平均粒子径の異なる、少なくとも2種の粒子を併用することにより、これら粒子がうずたかく重なって筆跡塗膜中に大きな空隙が形成され、筆跡の表面が先に乾燥してしまう現象が起きても、空隙から膜の内部の溶剤が蒸発できるので、塗膜の乾燥時間の低下は少なくなる。また、空隙が形成されることで、水性インキで重ね塗りした場合、水性インキが塗膜中に浸透しやすく、水性インキの乾燥が速くなるものと推察される。
着色剤は、顔料や染料が使用できるが、その使用量はインキ全量に対し、3〜65重量%に調整する事が好ましい。具体例としては、TITONE SR−1、同650、同R62N、同R3L、同R7E(以上、堺化学工業(株)製)、クロノスKR−310、同KR−380、同480(以上、チタン工業(株)製)、タイピュアR−900、同R−602、同R−960、同R−931(以上、デュポン・ジャパン・リミテッド製)、TITANIXJR301、同JR805、同JR602、同JR800(以上、テイカ(株)製)などの酸化チタン、Special Black 6、同S170、同S610、同5、同4、同4A、同550、同35、同250、同100、Printex 150T、同U、同V、同140U、同140V、同95、同90、同85、同80、同75、同55、同45、同P、同XE2、同L6、同L、同300、同30、同3、同35、同25、同200、同A、同G(以上、デグサ・ジャパン(株)製)、#2400B、#2350、#2300、#2200B、#1000、#950、#900、#850、#MCF88,MA600、MA100、MA7、MA11、#50、#52、#45、#44、#40、#33、#32、#30、CF9、#20B、#4000B(以上、三菱化成工業(株)製)、MONARCH 1300、同1100、同1000、同900、同880、同800、同700、MOGUL L、REGAL 400R、同660R、同500R、同330R、同300R、同99R、ELFTEX 8、同12、BLACK PEARLS 2000(以上、米国、キャボットCo.LTD製)、Raven7000、同5750、同5250、同5000、同3500、同2000、同1500、同1255、同1250、同1200、同1170、同1060、同1040、同1035、同1020、同1000、同890H、同890、同850、同790、同780、同760、同500、同450、同430、同420、同410、同22、同16、同14、同825Oil Beads 、同H20、同C、Conductex 975、同900、同SC(以上、コロンビヤン・カーボン日本(株)製)などカーボンブラック、BS−605、同607(以上、東洋アルミ(株)製)、ブロンズパウダーP−555、同P−777(以上、中島金属箔工業(株)製)、ブロンズパウダー3L5、同3L7(以上、福田金属箔工業(株)製)などの金属粉顔料、また、黒色酸化鉄、低次性酸化チタン、黄色酸化鉄、赤色酸化鉄、群青、紺青、コバルトブルー、クロムグリーン、酸化クロムなどの無機顔料、ハンザエー−10G、同5G、同3G、同4、同GR、同A、ベンジジンエロー、パ−マネントエローNCG、タートラジンレーキ、キノリンエロー、スダーン1、パ−マネントオレンジ、インダスレンブリリアントオレンジGN、パーマネントブラウンFG、パラブラウン、パーマネントレッド4R、ファイヤーレッド、ブリリアントカーミンBS、ピラゾロンレッド、レーキレッドC、キナクリドンレッド、ブリリアントカーミン6B、ボルドー5B、チオインジゴレッド、ファストバイオレットB、ジオキサンバイオレット、アルカリブルーレーキ、フタロシアニンブルー、インジゴ、アシッドグリーンレーキ、フタロシアニングリーンなどの有機顔料などが挙げられる。また、この他に硫化亜鉛、珪酸亜鉛、硫酸亜鉛カドミウム、硫化カルシウム、硫化ストロンチウム、タングステン酸カルシウムなどの無機蛍光顔料が挙げられる。
溶剤は、塗膜の乾燥性を考慮すると沸点40〜150℃の溶剤が好ましい。アルコール系、グリコール系溶剤の場合、n−アミルアルコール、s−アミルアルコール、t−アミルアルコール、アリルアルコール、イソアミルアルコール、イソブチルアルコール、イソプロピルアルコール、ウンデカノール、エタノール、2−エチルブタノール、2−エチルヘキサノール、2−オクタノール、n−オクタノール、グリシドール、シクロヘキサノール、3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール、n−デカノール、テトラヒドロフルフリルアルコール、α−テルピオネール、ネオペンチルアルコール、1−ノナノール、フーゼル油、n−ブタノール、s−ブタノール、t−ブタノール、フルフリルアルコール、プロパルギルアルコール、1−プロパノール、n−ヘキサノール、2−ヘプタノール、3−ヘプタノール、n−ヘプタノール、ベンジルアルコール、3−ペンタノール、メタノール、2−メチルシクロヘキサノール、2−メチル−1−ブタノール、3−メチル−2−ブタノール、3−メチル−1−ブチン−3−オール、4−メチル−2−ペンタノールエチレングリコール、ジエチレングリコール、グリセリン、エチレングリコールモノフェニルエーテル、ベンジルアルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、テトラリン、プロピレングリコールモノフェニルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、N−メチル−2−ピロリドン等が挙げられ、これらは混合してもし2種以上混合して使用しても良い。
炭化水素系の溶剤の場合、ノルマルペンタン(沸点36.0℃)、シクロペンタン(沸点49.2℃)、メチルシクロペンタン(沸点71.8℃)ノルマルヘキサン(沸点68.7℃)、イソヘキサン(沸点62℃)、ノルマルヘプタン(沸点98.4℃)、ノルマルオクタンなど脂肪族炭化水素系溶剤、シクロヘキサン(沸点80.0℃)、メチルシクロヘキサン(沸点100.9℃)、エチルシクロヘキサン(沸点132℃)等の他、エクソールDSP 100/140(初留点102℃、乾点138℃)(以上エクソン化学(株)製)等の脂肪族炭化水素系溶剤の混合品などが挙げられる。これらは、単独もしくは混合して使用可能である。溶剤使用量はインキ全量に対して30〜60重量%が好ましい。
上記各成分の他に、紙、ガラス等の被筆記面への定着性を向上するために、アルコール系やグリコール系溶剤を用いた油性インキの場合、ケトン樹脂、キシレン樹脂、ポリエチレンオキサイド、ロジン樹脂、テルペン樹脂、クマロン−インデン樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルピロリドン等を使用することができる。
具体的には、炭化水素系の溶剤を用いた場合、例えば、テスラック2158−100(日立ポリマー(株)製)、フタルキッドDX615(50重量%キシレン溶液、日立化成(株)製)などのアルキド樹脂、アクリロイドB66,同B67(英国、ロームアンドハース社製)、ダイヤナールBR−101,同BR−102、同BR−105、同BR−115、同BR−118(以上、三菱レイヨン(株)製)などのアクリル樹脂、カリフレックスTR−1107(シェル化学(株)製)、タフプレンA、アサプレンT−431(以上、旭化学工業(株)製)等のスチレン系エラストマー、スミテートRB−11(住友化学工業(株)製)、エバフレックス150(三井ポリケミカル(株)製)などのエチレン・酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。定着性、塗布性を考慮すると、その使用量はインキ全体に対して1〜20重量%が好ましい。
アスペクト比(長径/短径)が10以上10000以下である粒子は、概ね板状と呼べる形状を有する粒子であるが、例えば、タルク、マイカ、カオリンなどが挙げられ、具体例として、Pタルク(タルク、平均粒径9.0μm)、PHタルク(タルク、平均粒径6.0μm)、PSタルク(タルク、平均粒径9.0μm)、TTKタルク(タルク、平均粒径9.0μm)、TTタルク(タルク、平均粒径7.0μm)、Tタルク(タルク、平均粒径9.0μm)、STタルク(タルク、平均粒径9.0μm)、ハイラック(タルク、平均粒径7.0μm)、(以上、竹原化学工業(株)製)、A−11(マイカ、平均粒径5μm)、A−21(マイカ、平均粒径23μm)、A−31(マイカ、平均粒径35μm)、A−41(マイカ、平均粒径45μm)、A−51(マイカ、平均粒径50μm)、A−61(マイカ、平均粒径55μm)、AB−25S(マイカ、平均粒径24μm)、A−21S(マイカ、平均粒径23μm)、A−41S(マイカ、平均粒径45μm)、SYA−21R(マイカ、平均粒径27μm)、SYA−41R(マイカ、平均粒径45μm)(以上、(株)山口雲母工業所製)などが挙げられる。
アスペクト比(長径/短径)が10以上200以下である粒子は、概ね針状と呼べる形状を有する粒子で、その具体例は、窒化ケイ素ウィスカー、炭化ケイ素ウィスカー、ホウ酸アルミニウムウィスカー、酸化亜鉛ウィスカー、チタン酸カリウムウィスカー、ウィスカー状炭酸カルシウム、ウィスカー状酸化チタン、アルミナウィスカー、マグネシアウィスカー、ムライトウィスカー、ホウ酸マグネシウムウィスカー、ホウ化チタンウィスカー、アルミナ及びアルミナシリカ短繊維、シリカ短繊維、ジルコニアファイバー(短繊維)、カオリン系セラミックス短繊維などがある。市販品の具体例は、ウィスカルA(炭酸カルシウム、平均繊維長20〜30μm、平均繊維系0.5〜1.0μm、アスペクト比20〜60,丸尾カルシウム(株)製)、FTL−300(針状酸化チタン、平均繊維長5.15μm、平均繊維系0.27μm、アスペクト比19.1、石原産業(株)製)、トーカウィスカー(炭化珪素ウィスカー、平均繊維系0.3〜0.6μm、アスペクト比10〜40、東海カーボン(株)製)などが挙げられる。
形成する空隙の大きさを考慮すると、アスペクト比(長径/短径)が10以上10000以下である粒子及びアスペクト比(長径/短径)が10以上200以下である粒子の平均粒径は5μm以上が好ましい。また、塗膜中に粒径の大きい粒子が存在すると隠蔽力が低下するので、平均粒径は50μm以下にすることが好ましい。その添加量は、粒子の比重により異なるが、インキ全量に対し概ね2〜20重量%が好ましい。
アスペクト比(長径/短径)が1以上5以下である粒子の具体的には、炭酸カルシウム、アルミナ、シリカなどの無機物、及び使用する有機溶剤に溶解しない物であれば有機物でも使用でき、その形状は特に限定される物ではなく、球状でも、キューブ状でも、紡錘状でも良い。紡錘状粒子の短径は長径の中央部分を測定する。市販品の具体例としては、SL−100(炭酸カルシウム、平均粒径6.0μm)、SL−300(炭酸カルシウム、平均粒径5.0μm)、SL−700(炭酸カルシウム、平均粒径4.5μm)、SL−1000(炭酸カルシウム、平均粒径3.0μm)、SL−1500(炭酸カルシウム、平均粒径2.0μm)、SL−2200(炭酸カルシウム、平均粒径1.3μm)、WS−K(炭酸カルシウム、平均粒径5.0μm)、WS−KK(炭酸カルシウム、平均粒径5.0μm)、WS−3K(炭酸カルシウム、平均粒径3.0μm)、WS−810(炭酸カルシウム、平均粒径6.0μm)、SL−2200(炭酸カルシウム、平均粒径1.3μm)(以上、竹原化学工業(株)製)、シーホスターKE P100(シリカ、平均粒径1.0μm)、同P150(シリカ、平均粒径1.5μm)(以上日本触媒製)、ゴッドボールB−6C(中空多孔質無水ケイ酸、平均粒径2.0〜2.5μm)、同B−25C(中空多孔質無水ケイ酸、平均粒径8.0=10.0μm)、E−2C(多孔質無水ケイ酸、平均粒径0.9〜1.4μm)、E−16C(多孔質無水ケイ酸、平均粒径4.0〜5.3μm)、D−11C(多孔質無水ケイ酸、平均粒径3.0〜4.0μm)(以上、鈴木油脂工業(株)製)、テクポリマーMBX−8(架橋ポリメタクリル酸メチル、平均粒径8.0μm)、同MBX−12(架橋ポリメタクリル酸メチル、平均粒径12.0μm)、同MBX−15(架橋ポリメタクリル酸メチル、平均粒径15.0μm)、同MBX−20(架橋ポリメタクリル酸メチル、平均粒径20.0μm)、同MB30X−5(架橋ポリメタクリル酸メチル、平均粒径5.0μm)、同MB30X−8(架橋ポリメタクリル酸メチル、平均粒径8.0μm)、同MB30X−20(架橋ポリメタクリル酸メチル、平均粒径20.0μm)、同BM30X−5(架橋ポリメタクリル酸ブチル、平均粒径5.0μm)、同BM30X−8(架橋ポリメタクリル酸ブチル、平均粒径8.0μm)、同BM30X−12(架橋ポリメタクリル酸ブチル、平均粒径12.0μm)、同ARX−15(架橋ポリメタクリル酸エステル、平均粒径15.0μm)(以上、積水化成品工業(株)製)、ミズカシルP−801(シリカ、平均粒径2.6μm)、同P−526(シリカ、平均粒径3.0μm)、同P−78D(シリカ、平均粒径8.0μm)、同P−78F(シリカ、平均粒径12.5μm)(以上、水澤化学工業(株)製)などが挙げられる。
平均粒径が5μm以上50μm以下で、且つアスペクト比(長径/短径)が10以上10000以下である粒子及び/又は平均粒径が5μm以上50μm以下で、且つアスペクト比(長径/短径)が10以上200以下である粒子と、この粒子に対する平均粒径の比が1/8以上1/2以下であるアスペクト比(長径/短径)が1以上5以下である粒子との体積比は、形成される空隙の大きさを考慮すると1:2〜2:1が好ましい。尚、インキ中における粒子の総体積は、添加量(重量)を比重で割って算出する。
また、顔料分散安定性の為に、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸塩、ポリカルボン酸高分子などの陰イオン性界面活性剤、ポリエチレンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤、第4級アンモニウム塩、アルキルアミン塩などの分散剤を添加することが出来る。
インキは上記各成分をボールミル、アトライター、サンドグラインダー、インペラー等の攪拌分散機を使用して分散混合することによって得られる。
以下、実施例に基づき本発明を詳細に説明する。
尚、以下において、平均粒径が5μm以上50μm以下で、且つアスペクト比(長径/短径)が10以上10000以下に該当する粒子を粒子A、平均粒径が5μm以上50μm以下で、且つアスペクト比(長径/短径)が10以上200以下に該当する粒子を粒子B、粒子A及び/又は粒子Bに対する平均粒径の比が1/8以上1/2以下であるアスペクト比(長径/短径)が1以上5以下に該当する粒子を粒子Cと表記する。
実施例1
TITANIX JR701(酸化チタン、テイカ(株)製) 35.0重量部
イソヘキサン 10.0重量部
シクロペンタン 35.0重量部
ダイヤナールBR−102(アクリル樹脂、三菱レイヨン(株)製) 9.0重量部
Anti−Terra−P(長型ポリアマイド燐酸塩、BYK Chemie製、独国)
1.0重量部
ウィスカルA(粒子B、炭酸カルシウム、平均粒径20〜30μ、アスペクト比20〜60、丸尾カルシウム(株)製) 5.0重量部
テクポリマーMB−12(粒子C、ポリメタクリル酸メチル、平均粒径12μm、アスペクト比1、
積水化成品工業(株)製) 2.2重量部
ウィスカルAを除く上記各成分をボールミルで24時間分散処理後、ウィスカルAを添加し、ホモジナイザーで5分間分散し白色油性インキを得た。尚、アスペクト比は電子顕微鏡で粒子を撮影し算出した。
実施例2
TITANIX JR301(酸化チタン、テイカ(株)製) 35.0重量部
メチルシクロヘキサン 10.0重量部
シクロペンタン 35.0重量部
ダイヤナールBR−102(前述) 9.0重量部
Anti−Terra−P(前述) 1.0重量部
ウィスカルA(前述) 2.5重量部
SL−100(粒子、炭酸カルシウム、平均粒径6μm、アスペクト比1〜3、竹原化学工業(株)製)
7.5重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散処理し白色油性インキを得た。尚、アスペクト比は電子顕微鏡で粒子を撮影し算出した。
実施例3
実施例2のウィスカルAを3.3重量部、SL−100を6.7重量部にした他は、実施例2と同様に成し、白色油性インキを得た。
実施例4
実施例2のウィスカルAを5.0重量部、SL−100を5.0重量部にした他は、実施例2と同様に成し、白色油性インキを得た。
実施例5
実施例2のウィスカルAを6.7重量部、SL−100を3.3重量部にした他は、実施例2と同様に成し、白色油性インキを得た。
実施例6
実施例2のウィスカルAを7.5重量部、SL−100を2.5重量部にした他は、実施例2と同様に成し、白色油性インキを得た。
実施例7
TITONE R62N(酸化チタン、堺化学工業(株)製) 35.0重量部
メチルシクロヘキサン 10.0重量部
シクロペンタン 35.0重量部
ダイヤナールBR−102(前述) 9.0重量部
Anti−Terra−P(長型ポリアマイド燐酸塩、BYK Chemie製)
1.0重量部
A−51(粒子A、マイカ、平均粒径50μm、アスペクト比100,(株)山口雲母工業所製)
5.0重量部
ミズカシルP−78D(粒子C、シリカ、平均粒径8μm、アスペクト比1〜3、水澤化学工業(株)製) 3.7重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散処理し白色油性インキを得た。尚、アスペクト比は電子顕微鏡で粒子を撮影し算出した。
実施例8
TITONE R62N(前述) 40.0重量部
メチルシクロヘキサン 10.0重量部
シクロペンタン 35.0重量部
ダイヤナールBR−102(前述) 9.0重量部
Anti−Terra−P(長型ポリアマイド燐酸塩、BYK Chemie製)
1.0重量部
A−51(前述) 2.5重量部
エポスターL−15(粒子C、ベンゾグアナミン・ホルムアルデヒド縮合物、アスペクト比1,平均粒径15μm、(株)日本触媒製) 2.5重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散処理し白色油性インキを得た。尚、アスペクト比は電子顕微鏡で粒子を撮影し算出した。
実施例9
実施例8のエポスターL−15を除き、テクポリマーMBX−20(粒子C、ポリメタクリル酸メチル、平均粒径20μm、アスペクト比1,積水化成品工業(株)製)を2.1重量部添加した他は、実施例8と同様に成し、白色油性インキを得た。
実施例10
TITANIX JR301(前述) 35.0重量部
メチルシクロヘキサン 10.0重量部
シクロペンタン 35.0重量部
ダイヤナールBR−102(前述) 9.0重量部
Anti−Terra−P(前述) 1.0重量部
A−11(粒子A、マイカ、平均粒径5μm、アスペクト比50(株)山口雲母工業所製)
5.0重量部
カルシグロス−GU(粒子C、炭酸カルシウム、平均粒径0.9μm、アスペクト比1〜3、クラリア
ントポリマー(株)) 5.0重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散処理し白色油性インキを得た。尚、アスペクト比は電子顕微鏡で粒子を撮影し算出した。
実施例11
実施例10のカルシグロス−GUをSL2200(粒子C、炭酸カルシウム、平均粒径1.3μm、アスペクト比1〜3,竹原化学工業(株)製)にした他は、実施例10と同様に成し、白色油性インキを得た。
実施例12
TITANIX JR701(前述) 40.0重量部
メチルシクロヘキサン 10.0重量部
シクロペンタン 35.0重量部
ダイヤナールBR−102(前述) 9.0重量部
Anti−Terra−P(前述) 1.0重量部
A−11(前述) 2.5重量部
SL1500(粒子C、炭酸カルシウム、平均粒径2μm、アスペクト比1〜3,竹原化学工業(株)製) 2.5重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散処理し白色油性インキを得た。尚、アスペクト比は電子顕微鏡で粒子を撮影し算出した。
実施例13
TITANIX JR701(前述) 35.0重量部
メチルシクロヘキサン 10.0重量部
シクロペンタン 35.0重量部
ダイヤナールBR−102(前述) 9.0重量部
Anti−Terra−P(前述) 1.0重量部
A−41S(粒子A、マイカ、平均粒径45μm、アスペクト比450、(株)山口雲母工業所製)
5.0重量部
SL100(前述) 5.0重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散処理し白色油性インキを得た。尚、アスペクト比は電子顕微鏡で粒子を撮影し算出した。
実施例14
TITANIX JR701(前述) 40.0重量部
メチルシクロヘキサン 10.0重量部
シクロペンタン 35.0重量部
ダイヤナールBR−102(前述) 9.0重量部
Anti−Terra−P(前述) 1.0重量部
A−41S(前述) 2.5重量部
テクポリマーMB−12(前述) 1.1重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散処理し白色油性インキを得た。
実施例15
実施例14のテクポリマーMB−12を除き、テクポリマーMBX−20(前述)にした他は、実施例14と同様に成し、白色油性インキを得た。
実施例16
TITANIX JR701(前述) 35.0重量部
メチルシクロヘキサン 10.0重量部
シクロペンタン 35.0重量部
ダイヤナールBR−102(前述) 9.0重量部
Anti−Terra−P(前述) 1.0重量部
P−タルク(粒子A、タルク、平均粒径9μm、アスペクト比180,竹原化学工業(株)製)
5.0重量部
SL2200(前述) 5.0重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散処理し白色油性インキを得た。尚、アスペクト比は電子顕微鏡で粒子を撮影し算出した。
実施例17
TITANIX JR701(前述) 35.0重量部
メチルシクロヘキサン 10.0重量部
シクロペンタン 35.0重量部
ダイヤナールBR−102(前述) 9.0重量部
Anti−Terra−P(前述) 1.0重量部
P−タルク(前述) 2.5重量部
SL1000(粒子C、炭酸カルシウム、平均粒径3μm、アスペクト比1〜3,竹原化学工業(株)製) 7.5重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散処理し白色油性インキを得た。尚、アスペクト比は電子顕微鏡で粒子を撮影し算出した。
実施例18
実施例17のP−タルクの添加量を3.3重量部、SL1000の添加量を6.7重量部にした他は実施例17と同様に成し、白色油性インキを得た。
実施例19
実施例17のP−タルクの添加量を5.0重量部、SL1000の添加量を5.0重量部にした他は実施例17と同様に成し、白色油性インキを得た。
実施例20
実施例17のP−タルクの添加量を6.7重量部、SL1000の添加量を5.0重量部にした他は実施例17と同様に成し、白色油性インキを得た。
実施例21
実施例17のP−タルクの添加量を7.5重量部、SL1000の添加量を2.5重量部にした他は実施例17と同様に成し、白色油性インキを得た。
実施例22
実施例19のSL1000をSL700(粒子C,炭酸カルシウム、平均粒径4.5μm、アスペクト比1〜3、竹原化学工業(株)製)にした他は、実施例19と同様に成し白色油性インキを得た。尚、アスペクト比は電子顕微鏡で粒子を撮影し算出した。
実施例23
TITANIX JR701(前述) 35.0重量部
メチルシクロヘキサン 10.0重量部
シクロペンタン 35.0重量部
ダイヤナールBR−102(前述) 9.0重量部
Anti−Terra−P(前述)
1.0重量部
FTL300(粒子B,酸化チタン、平均粒径5.15μm、アスペクト比10〜30、石原産業(株)製) 5.0重量部
カルシグロス−GU(前述) 3.2重量部
FTL300を除く上記各成分をボールミルで24時間分散処理後、FTL300を添加し、ホモジナイザーで5分間分散し白色油性インキを得た。尚、アスペクト比は電子顕微鏡で粒子を撮影し算出した。
実施例24
実施例23のカルシグロス−GUをSL2200(前述)にした他は、実施例23と同様に成し白色油性インキを得た。
実施例25
実施例23のカルシグロス−GUをSL1500(前述)にした他は、実施例23と同様に成し白色油性インキを得た。
実施例26
TITANIX JR301(前述) 35.0重量部
メチルシクロヘキサン 10.0重量部
シクロペンタン 35.0重量部
ダイヤナールBR−102(前述) 9.0重量部
Anti−Terra−P(前述) 1.0重量部
AB−25S(粒子A、マイカ、平均粒径24μm、アスペクト比400,(株)山口雲母工業所製)
5.0重量部
SL1000(前述) 5.0重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散処理し白色油性インキを得た。尚、アスペクト比は電子顕微鏡で粒子を撮影し算出した。
実施例27
実施例26のSL1000を除き、SL100(前述)を5.0重量部添加した他は、実施例26と同様に成し白色油性インキを得た。
実施例28
実施例26のSL1000を除き、テクポリマーMB−12(前述)を2.2重量部添加した他は、実施例26と同様に成し白色油性インキを得た。
実施例29
TAROX LL−XLO(合成酸化鉄、チタン工業(株)製) 20.0重量部
TITANIX JR301(前述) 15.0重量部
エチルアルコール 37.0重量部
プラスサイズL−75CB(アクリル樹脂、有効成分50%、互応化学工業(株)) 18.0重量部
AB−25S(前述) 5.0重量部
SL100(前述) 5.0重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散処理し黄色油性インキを得た。
比較例1
TITANIX JR701(前述) 36.0重量部
メチルシクロヘキサン 10.0重量部
シクロペンタン 35.0重量部
ダイヤナールBR−102(前述) 9.0重量部
A−41S(前述) 10.0重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散処理し油性インキを得た。
比較例2
比較例1のA41Sを除き、SL100(前述)を10重量部にした他は比較例1と同様に成し白色油性インキを得た。
比較例3
TITANIX JR701(前述) 35.0重量部
メチルシクロヘキサン 10.0重量部
シクロペンタン 35.0重量部
ダイヤナールBR−102(前述) 9.0重量部
Anti−Terra−P(前述) 1.0重量部
P−タルク(前述) 5.0重量部
カルシグロス−GU(前述) 5.0重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散処理し油性インキを得た。
比較例4
比較例3のカルシグロス−GUを除き、SL100にした他は比較例3同様に成し白色油性インキを得た。
比較例5
実施例7のA51をA61(板状粒子、マイカ、平均粒径55μm、(株)山口雲母工業所製)にした他は実施例7と同様に成し油性インキを得た。
塗膜乾燥性試験
各実施例、比較例で得た油性インキを250μmのアプリケーターで上質紙に塗布し、油性ボールペン(ぺんてる BK70−A黒)で筆記できるまでの時間を測定した。
上書き筆跡の乾燥性試験
各実施例、比較例で得た油性インキを50μアプリケーターで上質紙に塗布し、1日後に塗膜上に水性ボールペン(ぺんてる エナージェルBL57−A黒)で「あいうえお」の文字を筆記し、一定時間毎に指でその筆跡を擦り、筆記してから水性ボールペンの筆跡が指で延ばされなくなった時の時間を筆跡乾燥時間とした。
隠蔽率
各実施例、比較例で得た油性インキを50μmのアプリケーターで、隠蔽率測定紙(JIS K 5400)に塗布し、乾燥後、隠蔽率測定紙の白色部の塗膜と黒色部の塗膜のY値をカラーコンピュウターで測定紙、その比(色部の塗膜のY値/白色部の塗膜のY値)を算出した
Figure 0005103810
以上、詳細に説明したように、本発明の油性インキの塗膜は、水性インキの筆跡乾燥性が速く、また塗膜乾燥過程で塗膜表面に皮が張った様な状況になっても塗膜乾燥が速い良好なものである。

Claims (1)

  1. 着色材と、有機溶剤と、該有機溶剤に可溶な樹脂と、平均粒径が5μm以上50μm以下で、且つアスペクト比(長径/短径)が10以上10000以下である粒子と、この粒子に対する平均粒径の比が1/8以上1/2以下であるアスペクト比(長径/短径)が1以上5以下である粒子とより少なくともなる油性インキ。
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