JP5103154B2 - インクジェット記録装置及び画像記録方法 - Google Patents
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Description
与される領域の周辺領域に第1の処理剤を付与することで、第2の処理剤は第1の処理剤
の付与領域に付与されることになり、記録媒体に対して第2の処理剤が浸透することを確
実に防止することができる。
画像の高画質形成を実現可能である。
図1(a)〜(c)には、本発明の実施形態に係る画像記録方法を模式的に図示した。本例に示す画像記録方法は、図1(a)に図示する浸透抑制剤付与工程と、図1(b)に図示する処理液付与工程と、図1(c)に示すインク打滴工程と、を含んで構成されている。
次に、図1(a)〜(c)に示した画像記録方法が適用される画像形成装置(インクジェット記録装置)について説明する。図2は本例に示すインクジェット記録装置10の全体構成図である。
次に、インク打滴部12について詳説する。図3に示すように、インク打滴部12の各ヘッド12C,12M,12Y,12Kは、用紙16における画像記録領域の最大幅に対応する長さを有し、そのインク吐出面には画像記録領域の全幅にわたりインク吐出用のノズル(図4に符号51で図示)が複数配列されたフルライン型のヘッドとなっている。
次に、ヘッド12C,12M,12Y,12Kの構造について詳説する。ヘッド12C,12M,12Y,12Kの構造は共通しているので、以下、これらを代表して符号50によってヘッドを示す。なお、浸透抑制剤付与部18に含まれるインクジェットヘッド(浸透抑制剤ヘッド)及び処理液付与部22に含まれるインクジェットヘッド(処理液ヘッド)にもヘッド50と同様の構成を適用することができるので、本例のインクジェット記録装置10に含まれるインクジェットヘッドについて、ヘッド12C,12M,12Y,12Kを用いて説明する。
図7はインクジェット記録装置10におけるインク(浸透抑制剤、処理液)供給系の構成を示した概要図である。インク供給タンク60はヘッド50にインクを供給する基タンクであり、先に説明したインク貯蔵/装填部に含まれる。インク供給タンク60の形態には、インク残量が少なくなった場合に不図示の補充口からインクを補充する方式と、タンクごと交換するカートリッジ方式とがある。使用用途に応じてインク種類を変える場合には、カートリッジ方式が適している。この場合、インクの種類情報をバーコード等で識別して、インク種類に応じた吐出制御を行うことが好ましい。
〔制御系の説明〕
図8は、インクジェット記録装置10のシステム構成を示す要部ブロック図である。インクジェット記録装置10は、通信インターフェース70、システム制御部72、画像メモリ74、モータドライバ76、ヒータドライバ78、定着加圧制御部79、プリント制御部80、画像バッファメモリ(不図示)、ヘッドドライバ84、浸透抑制剤制御部90、処理液付与制御部92、演算部94等を備えている。
次に、浸透抑制剤及び処理液の付与方法について詳述する。前述のように、浸透抑制剤および処理液はローラ塗布等のような全面塗布でもよいが、本例ではインクジェット方式を適用することで、インクに対してドットオンドットで処理液を打滴することができ、更に、処理液に対してドットオンドットで浸透抑制剤を打滴することができるので、非画像部(インクのドットが配置されない部分)の質感を変えることなく維持することができ、また、処理液及び浸透抑制剤の消費量の低減化にも寄与する。
次に、本例の画像記録における浸透抑制剤の付与(処理液の付与)について詳述する。
図13は、第1実施形態に係る浸透抑制剤付与の制御を示すフローチャートである。
次に、浸透抑制剤付与制御の第2実施形態について説明する。以下に説明する第2実施形態では、インクの打滴不良(不吐出、打滴位置や打滴量のずれ)によって浸透抑制剤の吐出の有無を変更するように制御が行われる。
次に、本例に適用される浸透抑制剤に用いられる材料について説明する。本例に適用される浸透抑制剤は熱可塑性樹脂を含有している。
Claims (28)
- 記録媒体上に色材を含有するインクを用いて画像を記録するインクジェット記録装置であって、
樹脂成分及び溶媒成分を含有し、前記記録媒体に対して液体が浸透することを抑制する機能を与える第1の処理剤を前記記録媒体に付与する第1の処理剤付与手段と、
前記付与された第1の処理剤を加熱して前記溶媒成分を蒸発させるとともに、前記樹脂成分を皮膜化させることで前記記録媒体に対して液体の浸透を抑制する機能を与える加熱処理手段と、
前記加熱処理手段の加熱処理の後に、インク中の色材を凝集させる機能又はインクドットを増粘させる機能を有する第2の処理剤を前記記録媒体に付与する第2の処理剤付与手段と、
入力画像データをドットデータに変換する画像処理手段と、
前記画像処理手段で変換されたドットデータに従って、前記記録媒体にインク打滴を行うインク打滴ヘッドと、
を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記樹脂成分は、ガラス転移温度がマイナス10℃以上10℃以下である熱可塑性樹脂を含むことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記熱可塑性樹脂の粒子の直径は、0.01マイクロメートル以上5マイクロメートル以下であることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第1の処理剤における前記熱可塑性樹脂の濃度は、1重量パーセント以上40重量パーセント以下であることを特徴とする請求項2又は3に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第1の処理剤付与手段による第1の処理剤の付与を制御する第1の処理剤付与制御手段と、
前記第2の処理剤付与手段による第2の処理剤付与を制御する第2の処理剤付与制御手段と、
を備え、
前記第1の処理剤付与制御手段は、前記第2の処理剤の付与領域及び前記第2の処理剤の付与領域の周囲領域に前記第1の処理剤を付与するように前記第1の処理剤付与手段を制御し、
前記第2の処理剤付与制御手段は、前記インクの打滴領域及び前記インク打滴領域の周囲領域に前記第2の処理剤を付与するように前記第2の処理剤付与手段を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記第1の処理剤付与手段は第1の処理剤を液滴化して打滴する第1の処理剤打滴ヘッドを含むとともに、前記第2の処理剤付与手段は第2の処理剤を液滴化して打滴する第2の処理剤打滴ヘッドを含み、
前記第1の処理剤打滴ヘッドの打滴を制御する第1の処理剤打滴制御手段と、
前記第2の処理剤打滴ヘッドの打滴を制御する第2の処理剤打滴制御手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記第1の処理剤打滴制御手段は、前記第2の処理剤打滴ヘッドの打滴点及び前記第2の処理剤打滴ヘッドの打滴点に隣接する打滴点を含む周囲の打滴点に前記第1の処理剤を打滴するように前記第1の処理剤打滴ヘッドの打滴を制御することを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第1の処理剤打滴制御手段は、前記第2の処理剤打滴ヘッドによって第2の処理剤が打滴された打滴点と同一打滴点に対して、当該打滴点における第2の処理剤のドットよりも大きいサイズを有する第1の処理剤のドットを形成するように前記第1の処理剤打滴ヘッドの打滴を制御することを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
- 前記画像処理手段は、前記第1の処理剤の打滴密度が前記第2の処理剤の打滴密度よりも小さくなり、前記第1の処理剤のドットサイズが同一の打滴点に打滴される前記第2の処理剤のドットサイズよりも大きくなるよう前記第1の処理剤のドットデータ及び前記第2の処理剤のドットデータを生成することを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
- 記録媒体上に色材を含有するインクを用いて画像を記録するインクジェット記録装置であって、
前記記録媒体に対して液体が浸透することを抑制する機能を有する第1の処理剤を液滴化して前記記録媒体に打滴する第1の処理剤打滴ヘッドと、
前記第1の処理剤打滴ヘッドの打滴を制御する第1の処理剤打滴制御手段と、
インク中の色材を凝集させる機能又はインクドットを増粘させる機能を有する第2の処理剤を液滴化して前記記録媒体に打滴する第2の処理剤打滴ヘッドと、
前記第2の処理剤打滴ヘッドの打滴を制御する第2の処理剤打滴制御手段と、
入力画像データをドットデータに変換する画像処理手段と、
前記画像処理手段で変換されたドットデータに従って、前記記録媒体にインク打滴を行うインク打滴ヘッドと、
を備え、
前記画像処理手段は、前記第1の処理剤の打滴密度が前記第2の処理剤の打滴密度よりも小さくなり、前記第1の処理剤のドットサイズが同一の打滴点に打滴される前記第2の処理剤のドットサイズよりも大きくなるよう前記第1の処理剤のドットデータ及び前記第2の処理剤のドットデータを生成することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 記録媒体を所定の方向へ搬送する搬送手段を備え、
前記第1の処理剤打滴制御手段は、前記インク打滴ヘッドによってインクが打滴される打滴点及び当該打滴点の前記記録媒体の搬送方向下流側の打滴点に第1の処理剤を打滴するように前記第1の処理剤打滴ヘッドの打滴を制御することを特徴とする請求項6から10のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 記録媒体上に色材を含有するインクを用いて画像を記録するインクジェット記録装置であって、
前記記録媒体に対して液体が浸透することを抑制する機能を有する第1の処理剤を液滴化して前記記録媒体に打滴する第1の処理剤打滴ヘッドと、
前記第1の処理剤打滴ヘッドの打滴を制御する第1の処理剤打滴制御手段と、
インク中の色材を凝集させる機能又はインクドットを増粘させる機能を有する第2の処理剤を液滴化して前記記録媒体に打滴する第2の処理剤打滴ヘッドと、
前記第2の処理剤打滴ヘッドの打滴を制御する第2の処理剤打滴制御手段と、
入力画像データをドットデータに変換する画像処理手段と、
前記画像処理手段で変換されたドットデータに従って、前記記録媒体にインク打滴を行うインク打滴ヘッドと、
記録媒体を所定の方向へ搬送する搬送手段と、
を備え、
前記第1の処理剤打滴制御手段は、前記インク打滴ヘッドによってインクが打滴される打滴点及び当該打滴点の前記記録媒体の搬送方向下流側の打滴点に第1の処理剤を打滴するように前記第1の処理剤打滴ヘッドの打滴を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 記録媒体の種類を判断する記録媒体判断手段を備え、
前記第1の処理剤付与制御手段は、カールが発生しにくい記録媒体を使用する場合には、カールが発生しやすい記録媒体を用いる場合の前記第1の処理剤の付与量を通常量として、前記通常量よりも第1の処理剤の付与量を減らすように第1の処理剤付与手段を制御することを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。 - 記録媒体上に色材を含有するインクを用いて画像を記録するインクジェット記録装置であって、
前記記録媒体に対して液体が浸透することを抑制する機能を有する第1の処理剤を前記記録媒体に付与する第1の処理剤付与手段と、
前記第1の処理剤付与手段による第1の処理剤の付与を制御する第1の処理剤付与制御手段と、
インク中の色材を凝集させる機能又はインクドットを増粘させる機能を有する第2の処理剤を前記記録媒体に付与する第2の処理剤付与手段と、
前記第2の処理剤付与手段による第2の処理剤付与を制御する第2の処理剤付与制御手段と、
入力画像データをドットデータに変換する画像処理手段と、
前記画像処理手段で変換されたドットデータに従って、前記記録媒体にインク打滴を行うインク打滴ヘッドと、
記録媒体の種類を判断する記録媒体判断手段と、
を備え、
前記第2の処理剤付与制御手段は、前記インクの打滴領域及び前記インク打滴領域の周囲領域に前記第2の処理剤を付与するように前記第2の処理剤付与手段を制御し、
前記第1の処理剤付与制御手段は、前記第2の処理剤の付与領域及び前記第2の処理剤の付与領域の周囲領域に前記第1の処理剤を付与するように前記第1の処理剤付与手段を制御するとともに、カールが発生しにくい記録媒体を使用する場合には、カールが発生しやすい記録媒体を用いる場合の前記第1の処理剤の付与量を通常量として、前記通常量よりも第1の処理剤の付与量を減らすように第1の処理剤付与手段を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 第2の処理剤の付与量を算出する第2の処理剤付与量算出手段と、
インクの付与量を算出するインク付与量算出手段と、
を備え、
前記第1の処理剤付与制御手段は、前記第2の処理剤の付与量及び前記インクの付与量の総量が所定のしきい値以上の場合には第1の処理剤を付与し、前記第2の処理剤の付与量及び前記インクの付与量の総量が前記しきい値未満の場合には、第1の処理剤を付与しないように前記第1の処理剤付与手段を制御することを特徴とする請求項5、13又は14のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 記録媒体上に色材を含有するインクを用いて画像を記録するインクジェット記録装置であって、
前記記録媒体に対して液体が浸透することを抑制する機能を有する第1の処理剤を前記記録媒体に付与する第1の処理剤付与手段と、
前記第1の処理剤付与手段による第1の処理剤の付与を制御する第1の処理剤付与制御手段と、
インク中の色材を凝集させる機能又はインクドットを増粘させる機能を有する第2の処理剤を前記記録媒体に付与する第2の処理剤付与手段と、
前記第2の処理剤付与手段による第2の処理剤付与を制御する第2の処理剤付与制御手段と、
入力画像データをドットデータに変換する画像処理手段と、
前記画像処理手段で変換されたドットデータに従って、前記記録媒体にインク打滴を行うインク打滴ヘッドと、
第2の処理剤の付与量を算出する第2の処理剤付与量算出手段と、
インクの付与量を算出するインク付与量算出手段と、
を備え、
前記第1の処理剤付与制御手段は、前記第2の処理剤の付与量及び前記インクの付与量の総量が所定のしきい値以上の場合には第1の処理剤を付与し、前記第2の処理剤の付与量及び前記インクの付与量の総量が前記しきい値未満の場合には、第1の処理剤を付与しないように前記第1の処理剤付与手段を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記第2の処理剤付与量算出手段は、前記画像処理手段によって変換された第2の処理剤のドットデータに基づいて第2の処理剤の付与量を算出することを特徴とする請求項15又は16に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第2の処理剤付与量算出手段は、複数の領域に分割された前記記録媒体の領域ごとに第2の処理剤の付与量を算出するとともに、前記インク付与量算出手段は、前記領域ごとにインクの付与量を算出し、
前記第1の処理剤付与制御手段は、前記領域ごとに第1の処理剤の付与を制御することを特徴とする請求項15から17のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記しきい値は、記録媒体ごとに設定されることを特徴とする請求項15から18のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記インク打滴ヘッドの打滴異常を検出する異常検出手段を備え、
前記第1の処理剤付与制御手段は、前記異常検出手段によって検出された打滴異常箇所に対応する記録媒体上の位置及び前記打滴異常箇所に対応する記録媒体上の位置に隣接する位置には前記第1の処理剤を付与しないように前記第1の処理剤付与手段を制御することにより、前記打滴異常箇所に対応する記録媒体上の位置、及び前記打滴異常箇所に対応する記録媒体上の位置に隣接する位置には前記第1の処理剤を付着させず、前記打滴異常箇所に対応する記録媒体上の位置に隣接する位置に打滴されたインクのドットを、前記打滴異常箇所に対応する記録媒体上の位置へ滲ませることを特徴とする請求項5又は13から19のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記第2の処理剤付与制御手段は、前記打滴異常箇所に対応する記録媒体上の位置、及び前記打滴異常箇所に対応する記録媒体上の位置に第2の処理剤を付与しないように前記第2の処理剤付与手段を制御することを特徴とする請求項20に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第1の処理剤は、油性溶媒に樹脂粒子を分散させた液体若しくは、油性溶媒に樹脂を溶解させた液体を含むことを特徴とする請求項1から21のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第1の処理剤は、ワックスを含むことを特徴とする請求項1から22のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 記録媒体上に色材を含有するインクを用いて画像を記録する画像記録方法であって、
樹脂成分及び溶媒成分を含有し、前記記録媒体に対して液体が浸透することを抑制する機能を与える第1の処理剤を前記記録媒体に付与する第1の処理剤付与工程と、
前記付与された第1の処理剤を加熱して前記溶媒成分を蒸発させるとともに、前記樹脂成分を皮膜化させることで前記記録媒体に対して液体の浸透を抑制する機能を与える加熱処理工程と、
前記加熱処理工程の後に、前記第1の処理剤が付与された記録媒体に前記インク中の色材を凝集させる機能或いはインクドットを増粘させる機能を有する第2の処理剤を付与する第2の処理剤付与工程と、
前記第2の処理剤付与工程の後に、入力画像データから変換されたドットデータに従い前記第2の処理剤が付与された記録媒体にインクを打滴するインク打滴工程と、
を含むことを特徴とする画像記録方法。 - 記録媒体上に色材を含有するインクを用いて画像を記録する画像記録方法であって、
前記記録媒体に対して液体が浸透することを抑制する機能を有する第1の処理剤を液滴化して前記記録媒体に打滴する第1の処理剤打滴工程と、
インク中の色材を凝集させる機能又はインクドットを増粘させる機能を有する第2の処理剤を液滴化して前記記録媒体に打滴する第2の処理剤打滴工程と、
入力画像データをドットデータに変換する画像処理工程と、
前記画像処理工程で変換されたドットデータに従って、前記記録媒体にインク打滴を行うインク打滴工程と、
を含み、
前記画像処理工程は、前記第1の処理剤の打滴密度が前記第2の処理剤の打滴密度よりも小さくなり、前記第1の処理剤のドットサイズが同一の打滴点に打滴される前記第2の処理剤のドットサイズよりも大きくなるよう前記第1の処理剤のドットデータ及び前記第2の処理剤のドットデータを生成することを特徴とする画像記録方法。 - 記録媒体上に色材を含有するインクを用いて画像を記録する画像記録方法であって、
前記記録媒体に対して液体が浸透することを抑制する機能を有する第1の処理剤を液滴化して前記記録媒体に打滴する第1の処理剤打滴工程と、
インク中の色材を凝集させる機能又はインクドットを増粘させる機能を有する第2の処理剤を液滴化して前記記録媒体に打滴する第2の処理剤打滴工程と、
入力画像データをドットデータに変換する画像処理工程と、
前記画像処理工程で変換されたドットデータに従って、前記記録媒体にインク打滴を行うインク打滴工程と、
記録媒体を所定の方向へ搬送する搬送工程と、
を含み、
前記第1の処理剤打滴工程は、前記インク打滴工程によってインクが打滴される打滴点及び当該打滴点の前記記録媒体の搬送方向下流側の打滴点に第1の処理剤を打滴するように前記第1の処理剤の打滴を制御することを特徴とする画像記録方法。 - 記録媒体上に色材を含有するインクを用いて画像を記録する画像記録方法であって、
前記記録媒体に対して液体が浸透することを抑制する機能を有する第1の処理剤を前記記録媒体に付与する第1の処理剤付与工程と、
インク中の色材を凝集させる機能又はインクドットを増粘させる機能を有する第2の処理剤を前記記録媒体に付与する第2の処理剤付与工程と、
入力画像データをドットデータに変換する画像処理工程と、
前記画像処理工程で変換されたドットデータに従って、前記記録媒体にインク打滴を行うインク打滴工程と、
記録媒体の種類を判断する記録媒体判断工程と、
を含み、
前記第2の処理剤付与工程は、前記インクの打滴領域及び前記インク打滴領域の周囲領域に前記第2の処理剤を付与し、
前記第1の処理剤付与工程は、前記第2の処理剤の付与領域及び前記第2の処理剤の付与領域の周囲領域に前記第1の処理剤を付与するとともに、カールが発生しにくい記録媒体を使用する場合には、カールが発生しやすい記録媒体を用いる場合の前記第1の処理剤の付与量を通常量として、前記通常量よりも第1の処理剤の付与量を減らすように第1の処理剤を付与することを特徴とする画像記録方法。 - 記録媒体上に色材を含有するインクを用いて画像を記録する画像記録方法であって、
前記記録媒体に対して液体が浸透することを抑制する機能を有する第1の処理剤を前記記録媒体に付与する第1の処理剤付与工程と、
インク中の色材を凝集させる機能又はインクドットを増粘させる機能を有する第2の処理剤を前記記録媒体に付与する第2の処理剤付与工程と、
入力画像データをドットデータに変換する画像処理工程と、
前記画像処理工程で変換されたドットデータに従って、前記記録媒体にインク打滴を行うインク打滴ヘッドと、
第2の処理剤の付与量を算出する第2の処理剤付与量算出工程と、
インクの付与量を算出するインク付与量算出工程と、
を含み、
前記第1の処理剤付与工程は、前記第2の処理剤の付与量及び前記インクの付与量の総量が所定のしきい値以上の場合には第1の処理剤を付与し、前記第2の処理剤の付与量及び前記インクの付与量の総量が前記しきい値未満の場合には、第1の処理剤を付与しないことを特徴とする画像記録方法。
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