JP5102653B2 - プラズマエッチング方法、プラズマエッチング装置及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

プラズマエッチング方法、プラズマエッチング装置及びコンピュータ記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、単結晶シリコン層を処理ガスのプラズマによりエッチングするプラズマエッチング方法、プラズマエッチング装置及びコンピュータ記憶媒体に関する。
従来から、半導体装置の製造工程においては、フォトレジスト等をマスクとして、被処理基板としてのシリコンウエハを構成する単結晶シリコン等を処理ガスのプラズマによりエッチングするプラズマエッチングが行われている。
上記のような単結晶シリコンのプラズマエッチングにおいては、SF6とO2の混合ガスを処理ガスとして使用することが知られている。しかしながら、SF6とO2の混合ガスを処理ガスとして使用した単結晶シリコンのプラズマエッチングでは、等方性エッチングによりアンダーカットが生じやすく、垂直な側壁形状を得ることが難しい。このため、単結晶シリコンの側壁に保護膜を形成する保護膜形成とエッチングとを交互に行う方法が知られている。また、酸化シリコン膜をマスクとして単結晶シリコンをエッチングする際に、上記の処理ガスに、フッ化ケイ素ガスを添加し、単結晶シリコンの側壁に保護膜を形成しながらエッチングを進行させることにより、アンダーカットの発生を抑制する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
なお、絶縁膜をエッチングしてコンタクトホールを形成するプラズマエッチングでは、より微細化を行うために、絶縁膜の上層に形成されたシリコン窒化膜のエッチング中にシリコン窒化膜の側壁部にポリマーを堆積させて開口寸法を小さくし、これをマスクとして絶縁膜をエッチングすることにより、径の小さなコンタクトホールを形成する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、この技術は酸化膜等の絶縁膜をエッチングする技術であり、単結晶シリコンをエッチングする技術ではない。
特開2004−87738号公報 特開平11−330245号公報
上記のように、単結晶シリコンをプラズマエッチングする場合、従来はプラズマエッチングを行う処理ガスに、フッ化ケイ素ガス等を添加し、側壁保護膜を形成しつつエッチングを進行させることによって、アンダーカットの発生を抑制している。
しかしながら、このような従来技術では、堆積性を発揮するガスを処理ガス中に添加するため、単結晶シリコンのエッチング速度が低下することが避けられないという課題があった。
本発明は、上記従来の事情に対処してなされたもので、アンダーカットの発生を抑制することができるとともに、従来に比べて高速に単結晶シリコンをエッチングすることのできるプラズマエッチング方法、プラズマエッチング装置及びコンピュータ記憶媒体を提供することを目的とする。
請求項1のプラズマエッチング方法は、被処理基板の単結晶シリコン層を、当該単結晶シリコン層の上部に形成され所定のパターンにパターニングされた上層を介して処理ガスのプラズマによりエッチングするプラズマエッチング方法であって、前記単結晶シリコン層のエッチングを行うプラズマエッチング工程を開始する前に、カーボンを含んだガスのプラズマを用いて前記上層の側壁部に保護膜を形成する保護膜形成工程を行い、前記保護膜形成工程は、処理チャンバー内に配設された載置台に前記被処理基板を載置し、当該載置台に第1の周波数のプラズマ生成用の第1の高周波電力と、前記第1の周波数より低い第2の周波数のバイアス用の第2の高周波電力とを印加して行い、かつ、前記第2の高周波電力を調整することによって、前記単結晶シリコン層の表面に形成される保護膜をスパッタしつつこれを前記上層の側壁部に付着させることにより、前記上層の側壁部に形成される保護膜の厚さを、前記単結晶シリコン層の表面に形成される保護膜の厚さより厚くすることを特徴とする。
請求項2のプラズマエッチング方法は、請求項1記載のプラズマエッチング方法であって、前記上層の側壁部に形成される保護膜の厚さを0.5μm以上とすることを特徴とする。
請求項3のプラズマエッチング方法は、請求項1又は2記載のプラズマエッチング方法であって、前記プラズマエッチング工程の後に、前記上層の側壁部に形成された保護膜を除去するエッチング後保護膜除去工程を行うことを特徴とする。
請求項のプラズマエッチング方法は、請求項1〜3いずれか1項記載のプラズマエッチング方法であって、前記保護膜形成工程と、前記プラズマエッチング工程との間に、前記上層のパターンの間に露出した前記単結晶シリコン層の表面に形成された前記保護膜の少なくとも一部を除去するエッチング前保護膜除去工程を行うことを特徴とする。
請求項5のプラズマエッチング方法は、請求項4記載のプラズマエッチング方法であって、前記上層のパターンの間に露出した前記単結晶シリコン層の表面に形成された前記保護膜の厚さが0.1μm以上となった場合に前記エッチング前保護膜除去工程を行うことを特徴とする。
請求項のプラズマエッチング方法は、請求項1〜いずれか1項記載のプラズマエッチング方法であって、前記単結晶シリコン層のエッチングは、SF6とO2の混合ガスを処理ガスとして使用することを特徴とする。
請求項のプラズマエッチング方法は、請求項記載のプラズマエッチング方法であって、前記単結晶シリコン層のエッチングは、前記処理ガスの総流量に対して、O2の流量が5%以上となる流量比で行うことを特徴とする。
請求項のプラズマエッチング方法は、請求項又は記載のプラズマエッチング方法であって、前記単結晶シリコン層のエッチングは、圧力が13.3Pa以上となる雰囲気中で行うことを特徴とする。
請求項のプラズマエッチング装置は、被処理基板を収容する処理チャンバーと、前記処理チャンバー内に処理ガスを供給する処理ガス供給手段と、前記処理ガス供給手段から供給された前記処理ガスをプラズマ化して前記被処理基板を処理するプラズマ生成手段と、前記処理チャンバー内で請求項1から請求項いずれか1項記載のプラズマエッチング方法が行われるように制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
請求項10のコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体であって、前記制御プログラムは、実行時に請求項1から請求項いずれか1項記載のプラズマエッチング方法が行われるようにプラズマエッチング装置を制御することを特徴とする。
本発明によれば、アンダーカットの発生を抑制することができるとともに、従来に比べて高速に単結晶シリコンをエッチングすることのできるプラズマエッチング方法、プラズマエッチング装置及びコンピュータ記憶媒体を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るプラズマエッチング方法における被処理基板としての半導体ウエハの断面構成を拡大して示すものである。また、図2は、本実施形態のプラズエッチング装置の構成を示すものである。まず、図2を参照してプラズマエッチング装置の構成について説明する。
プラズマエッチング装置は、気密に構成され、電気的に接地電位とされた処理チャンバー1を有している。この処理チャンバー1は、円筒状とされ、例えばアルミニウム等から構成されている。処理チャンバー1内には、被処理基板である半導体ウエハWを水平に支持する下部電極としての載置台2が設けられている。載置台2は例えばアルミニウム等で構成されており、絶縁板3を介して導体の支持台4に支持されている。また、載置台2の上方の外周には、フォーカスリング5が設けられている。さらに、載置台2及び支持台4の周囲を囲むように、例えば石英等からなる円筒状の内壁部材3aが設けられている。
載置台2には、第1の整合器11aを介して第1のRF電源10aが接続され、また、第2の整合器11bを介して第2のRF電源10bが接続されている。第1のRF電源10aは、プラズマ形成用のものであり、この第1のRF電源10aからは所定周波数(例えば27MHz以上)の高周波電力が載置台2に供給されるようになっている。また、第2のRF電源10bは、イオン引き込み用のものであり、この第2のRF電源10bからは第1のRF電源10aより低い所定周波数(例えば、13.56MHz以下)の高周波電力が載置台2に供給されるようになっている。一方、載置台2の上方には、載置台2と平行に対向するように、接地電位とされたシャワーヘッド16が設けられており、これらの載置台2とシャワーヘッド16は、一対の電極として機能するようになっている。
載置台2の上面には、半導体ウエハWを静電吸着するための静電チャック6が設けられている。この静電チャック6は絶縁体6bの間に電極6aを介在させて構成されており、電極6aには直流電源12が接続されている。そして電極6aに直流電源12から直流電圧が印加されることにより、クーロン力によって半導体ウエハWが吸着されるよう構成されている。
支持台4の内部には、冷媒流路4aが形成されており、冷媒流路4aには、冷媒入口配管4b、冷媒出口配管4cが接続されている。そして、冷媒流路4aの中に適宜の冷媒、例えば冷却水等を循環させることによって、支持台4及び載置台2を所定の温度に制御可能となっている。また、載置台2等を貫通するように、半導体ウエハWの裏面側にヘリウムガス等の冷熱伝達用ガス(バックサイドガス)を供給するためのバックサイドガス供給配管30が設けられており、このバックサイドガス供給配管30は、図示しないバックサイドガス供給源に接続されている。これらの構成によって、載置台2の上面に静電チャック6によって吸着保持された半導体ウエハWを、所定の温度に制御可能となっている。
上記したシャワーヘッド16は、処理チャンバー1の天壁部分に設けられている。シャワーヘッド16は、本体部16aと電極板をなす上部天板16bとを備えており、支持部材45を介して処理チャンバー1の上部に支持されている。本体部16aは、導電性材料、例えば表面が陽極酸化処理されたアルミニウムからなり、その下部に上部天板16bを着脱自在に支持できるように構成されている。
本体部16aの内部には、ガス拡散室16cが設けられ、このガス拡散室16cの下部に位置するように、本体部16aの底部には、多数のガス通流孔16dが形成されている。また、上部天板16bには、当該上部天板16bを厚さ方向に貫通するようにガス導入孔16eが、上記したガス通流孔16dと重なるように設けられている。このような構成により、ガス拡散室16cに供給された処理ガスは、ガス通流孔16d及びガス導入孔16eを介して処理チャンバー1内にシャワー状に分散されて供給されるようになっている。なお、本体部16a等には、冷媒を循環させるための図示しない配管が設けられており、プラズマエッチング処理中にシャワーヘッド16を所望温度に冷却できるようになっている。
上記した本体部16aには、ガス拡散室16cへ処理ガスを導入するためのガス導入口16dが形成されている。このガス導入口16dにはガス供給配管15aが接続されており、このガス供給配管15aの他端には、エッチング用の処理ガス(エッチングガス)を供給する処理ガス供給源15が接続されている。ガス供給配管15aには、上流側から順にマスフローコントローラ(MFC)15b、及び開閉弁V1が設けられている。そして、処理ガス供給源15からプラズマエッチングのための処理ガスとして、例えばSF6ガスとO2ガスとの混合ガスが、ガス供給配管15aを介してガス拡散室16cに供給され、このガス拡散室16cから、ガス通流孔16d及びガス導入孔16eを介して処理チャンバー1内にシャワー状に分散されて供給される。
処理チャンバー1の側壁からシャワーヘッド16の高さ位置よりも上方に延びるように円筒状の接地導体1aが設けられている。この円筒状の接地導体1aは、その上部に天壁を有している。
処理チャンバー1の底部には、排気口71が形成されており、この排気口71には、排気管72を介して排気装置73が接続されている。排気装置73は、真空ポンプを有しており、この真空ポンプを作動させることにより処理チャンバー1内を所定の真空度まで減圧することができるようになっている。一方、処理チャンバー1の側壁には、ウエハWの搬入・搬出口74が設けられており、この搬入・搬出口74には、当該搬入・搬出口74を開閉するゲートバルブ75が設けられている。
図中76,77は、着脱自在とされたデポシールドである。デポシールド76は、処理チャンバー1の内壁面に沿って設けられ、処理チャンバー1にエッチング副生物(デポ)が付着することを防止する役割を有し、このデポシールド76の半導体ウエハWと略同じ高さ位置には、グランドにDC的に接続された導電性部材(GNDブロック)79が設けられており、これにより異常放電が防止される。
上記構成のプラズマエッチング装置は、制御部60によって、その動作が統括的に制御される。この制御部60には、CPUを備えプラズマエッチング装置の各部を制御するプロセスコントローラ61と、ユーザインターフェース62と、記憶部63とが設けられている。
ユーザインターフェース62は、工程管理者がプラズマエッチング装置を管理するためにコマンドの入力操作を行うキーボードや、プラズマエッチング装置の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等から構成されている。
記憶部63には、プラズマエッチング装置で実行される各種処理をプロセスコントローラ61の制御にて実現するための制御プログラム(ソフトウエア)や処理条件データ等が記憶されたレシピが格納されている。そして、必要に応じて、ユーザインターフェース62からの指示等にて任意のレシピを記憶部63から呼び出してプロセスコントローラ61に実行させることで、プロセスコントローラ61の制御下で、プラズマエッチング装置での所望の処理が行われる。また、制御プログラムや処理条件データ等のレシピは、コンピュータで読取り可能なコンピュータ記憶媒体(例えば、ハードディスク、CD、フレキシブルディスク、半導体メモリ等)などに格納された状態のものを利用したり、或いは、他の装置から、例えば専用回線を介して随時伝送させてオンラインで利用したりすることも可能である。
このように構成されたプラズマエッチング装置で、半導体ウエハWの単結晶シリコン等をプラズマエッチングする手順について説明する。まず、ゲートバルブ75が開かれ、半導体ウエハWが図示しない搬送ロボット等により、図示しないロードロック室を介して搬入・搬出口74から処理チャンバー1内に搬入され、載置台2上に載置される。この後、搬送ロボットを処理チャンバー1外に退避させ、ゲートバルブ75を閉じる。そして、排気装置73の真空ポンプにより排気口71を介して処理チャンバー1内が排気される。
処理チャンバー1内が所定の真空度になった後、処理チャンバー1内には処理ガス供給源15から所定の処理ガス(エッチングガス)が導入され、処理チャンバー1内が所定の圧力、例えば26.6Pa(200mTorr)に保持され、この状態で第1のRF電源10aから載置台2に、周波数の高い高周波電力が供給される。また、第2のRF電源10bからは、イオン引き込みのため、載置台2に第1のRF電源10aより周波数の低い高周波電力が供給される。このとき、直流電源12から静電チャック6の電極6aに所定の直流電圧が印加され、半導体ウエハWはクーロン力により吸着される。
この場合に、上述のようにして下部電極である載置台2に高周波電力が印加されることにより、上部電極であるシャワーヘッド16と下部電極である載置台2との間には電界が形成される。半導体ウエハWが存在する処理空間には放電が生じ、それによって形成された処理ガスのプラズマにより、半導体ウエハW上に形成されたポリシリコン、アモルファスシリコン等のシリコンがエッチング処理される。
そして、上記したエッチング処理が終了すると、高周波電力の供給及び処理ガスの供給が停止され、上記した手順とは逆の手順で、半導体ウエハWが処理チャンバー1内から搬出される。
次に、図1を参照して、上記したプラズマエッチング装置を用いた本実施形態に係るプラズマエッチング方法について説明する。図1は、本実施形態における被処理基板としての半導体ウエハWの要部構成を拡大して示すものである。図1(a)に示すように、半導体ウエハWを構成する単結晶シリコン層101の表面には、所定のパターンにパターニングされたフォトレジスト層102が形成されている。
本実施形態では、まず、図1(b)に示すように、主としてフォトレジスト層102のパターンの側壁部分に、保護膜103を形成する保護膜形成工程を行う。この工程では、後述する単結晶シリコン層101のプラズマエッチングの際に、エッチングされ難い材料からなる保護膜103を形成するためのものであり、カーボンを含んだガス、例えばCF系ガス(例えば、C48)のプラズマを用いて行いて有機系の膜を形成することにより行う。
48ガスを用いた場合、圧力範囲を例えば6.65〜133Pa(50〜1000mTorr)程度とすることが好ましく、さらには、13.3〜53.2Pa(100〜400mTorr)程度とすることが好ましい。また、ガス流量は、50〜1000sccm程度とすることが好ましく、さらには、300〜600sccm程度とすることが好ましい。また、必要に応じて他のガス例えばCH4ガス等を添加してもよい。CH4ガスを添加すると、カーボンリッチな保護膜103を形成することができ、フッ素ラジカルに対して強い保護膜103を形成することができる。
また、第1のRF電源10aから印加するプラズマ生成用の周波数の高い高周波電力の電圧は、例えば1000〜3000V程度とすることが好ましく、さらには、略2000V程度とすることが好ましい。一方、第2のRF電源10bから印加するバイアス用の周波数の低い高周波電力の電圧は、例えば100〜1000V程度とすることが好ましく、さらには、略200V程度とすることが好ましい。この保護膜形成工程に要する時間は、5〜120秒程度である。
フォトレジスト層102のパターンの側壁部分に形成される保護膜103は、厚さが0.5μm以上となるように形成することが好ましい。この場合、保護膜103は、フォトレジスト層102の表面及びパターン底部の単結晶シリコン層101表面にも形成されるが、このうち、単結晶シリコン層101表面に形成される保護膜103は、薄い方が好ましく、0.1μm未満とすることが好ましい。このように、パターンの側壁部に形成される保護膜103を厚くし、底部に形成される保護膜103を薄くするには、第2のRF電源10bから印加するバイアス電圧を調整して、底部に形成される保護膜をスパッタしつつこれを側壁に付着させること等によって実現することができる。
なお、単結晶シリコン層101表面(パターンの底部)に形成された保護膜103の厚さが0.1μm以上となった場合は、次の単結晶シリコン層101のプラズマエッチング工程を行う前に、この単結晶シリコン層101表面に形成された保護膜103の少なくとも一部を除去するエッチング前保護膜除去工程を行うことが好ましい。これによって、単結晶シリコン層101のプラズマエッチング工程において、単結晶シリコン層101のエッチングを迅速に行うことができる。このエッチング前保護膜除去工程は、後述するエッチング後保護膜除去工程と同様なプロセスによって行うことができる。但し、単結晶シリコン層101表面(パターンの底部)に形成された保護膜103を主として除去するため、第2のRF電源10bから印加するバイアス用の周波数の低い高周波電力の電圧をある程度高くすることが好ましい。
次に、図1(c)に示すように、パターンの側壁部に保護膜103が形成されたフォトレジスト層102をマスクとして、単結晶シリコン層101のプラズマエッチングを行い、フォトレジスト層102にマスクの形状に応じた孔又は溝104を形成する。この単結晶シリコン層101のプラズマエッチング工程では、SF6とO2の混合ガスを処理ガスとして使用する。
図3のグラフは、縦軸をSiのエッチングレート及びサイドエッチング値、横軸を圧力として、SF6とO2の混合ガスを処理ガスとして使用したプラズマエッチング工程における圧力とSiのエッチングレート及びサイドエッチング値との関係を測定した結果を示すものである。この図3のグラフに示されるように、プラズマエッチング工程における圧力が高い方が、Siのエッチングレートが高くなるとともに、サイドエッチング量も多くなる。このため、高いエッチングレートで高速にエッチングを行うためには、プラズマエッチング工程における圧力範囲は、例えば13.3〜133Pa(100〜1000mTorr)程度とすることが好ましく、さらには、26.6Pa(200mTorr)程度とすることが好ましい。この場合、サイドエッチング量も増加するが、本実施形態のように予めレジスト層102の側壁部に保護膜103を形成することによって、最終的に得られるエッチング形状に与えるサイドエッチングの影響を抑制することができる。
また、SF6合ガスのガス流量は、100〜1000sccm程度とすることが好ましく、さらには、略400sccm程度とすることが好ましい。また、O2ガスのガス流量は、10〜500sccm程度とすることが好ましく、さらには、略80sccm程度とすることが好ましい。また、必要に応じて他のガス、例えばCF4、N2等を添加してもよい。図4のグラフは、縦軸をSiのエッチングレート、横軸をO2の流量比(O2ガス流量/全ガス流量)として、これらの関係を測定した結果を示すものである。この図4のグラフに示すように、O2の流量比は、ある程度高くした方が、Siのエッチングレートが高くなり、一定以上O2の流量比を高くすると逆にSiのエッチングレートが低くなる。このため、O2の流量比(O2ガス流量/全ガス流量(SF6ガス流量+O2ガス流量))は、5%以上50%以下の範囲とすることが好ましい。
また、第1のRF電源10aから印加するプラズマ生成用の周波数の高い高周波電力の電圧は、例えば500〜3000V程度とすることが好ましく、さらには、略1500V程度とすることが好ましい。一方、第2のRF電源10bから印加するバイアス用の周波数の低い高周波電力の電圧は、例えば0〜1000V程度とすることが好ましく、さらには、略100V程度とすることが好ましい。このプラズマエッチング工程に要する時間は、30〜1200秒程度である。
しかる後、図1(d)に示すように、フォトレジスト層102及び保護膜103を除去するエッチング後保護膜除去工程を行う。この工程は、処理ガスとしてO2ガスを使用した酸素プラズマによるアッシング等によって行うことができる。この場合、エッチング後保護膜除去工程における圧力範囲は、例えば13.3〜106Pa(100〜800mTorr)程度とすることが好ましく、さらには、略26.6Pa(200mTorr)程度とすることが好ましい。また、O2ガスのガス流量は、200〜2000sccm程度することが好ましく、さらには、略600sccm程度とすることが好ましい。また、必要に応じて他のガス、例えばCF4、N2等を添加してもよい。
また、第1のRF電源10aから印加するプラズマ生成用の周波数の高い高周波電力の電圧は、例えば500〜3000V程度とすることが好ましく、さらには略1000V程度とすることが好ましい。一方、第2のRF電源10bから印加するバイアス用の周波数の低い高周波電力の電圧は、例えば0〜500V程度とすることが好ましく、さらには略100V程度とすることが好ましい。このエッチング後保護膜除去工程に要する時間は、0〜300秒程度である。
以上のように、本実施形態では、保護膜形成工程によってパターンの側壁部に保護膜103を形成したフォトレジスト層102をマスクとして、単結晶シリコン層101のプラズマエッチングを行う。このため、高いエッチングレートで単結晶シリコン層101のプラズマエッチングを行うことによって、単結晶シリコン層101のフォトレジスト層102直下の部分にサイドエッチングが進行しても、予め保護膜103によって、パターンの開口部分の寸法(図1(b)に示すd2)が小さくなっているので、サイドエッチングされた部分の寸法(図1(d)に示すd3)を、目的とした最初のパターンの寸法(図1(a)に示すd1)に近づけることができる。
すなわち、予めフォトレジスト層102の側壁部に保護膜103を形成しておくことによって、フォトレジスト層102直下の部分に生じるサイドエッチングによるアンダーカットが最終的なエッチング形状に与える影響を、軽減することができる。
実施例として、実際に上記の実施形態の工程によるプラズマエッチングを行ったところ、単結晶シリコン層101のプラズマエッチング工程における圧力を26.6Pa(200mTorr)、O2ガスの流量比を21%とすることにより、31μm/minという高いエッチングレートで、単結晶シリコン層101をエッチングすることができた。また、サイドエッチングによるアンダーカット(上記したd1に対するd3の拡がり)も略0とすることができた。
以上説明したとおり、本実施形態によれば、アンダーカットの発生を抑制することができるとともに、従来に比べて高速に単結晶シリコンをエッチングすることができる。なお、本発明は上記の実施形態及び実施例に限定されるものではなく、各種の変形が可能である。例えば、プラズマエッチング装置は、図2に示した平行平板型の下部2周波印加型に限らず、上下2周波印加型のプラズマエッチング装置や、下部1周波印加型のプラズマエッチング装置等の他、各種のプラズマエッチング装置を使用することができる。
また、上記の実施形態では、単結晶シリコン層101の上にフォトレジスト層102が形成されている場合について説明したが、図5に示すように、単結晶シリコン層101とフォトレジスト層102との間に他の材料からなる層、例えば多層膜105が介在している場合であってもよい。この場合、多層膜105をエッチングした後、フォトレジスト層102の側壁部と多層膜105の側壁部に保護膜103を形成し、この後、単結晶シリコン層101のエッチングを行う。また、単結晶シリコン層101の上に形成されているパターニングされた層は、フォトレジスト層102に限らず、他の材料からなるハードマスク等であってもよい。
本発明のプラズマエッチング方法の実施形態に係る半導体ウエハの断面構成を示す図。 本発明の実施形態に係るプラズマエッチング装置の概略構成を示す図。 プラズマエッチング工程における圧力とSiのエッチングレート及びサイドエッチング値との関係を測定した結果を示すグラフ。 SiのエッチングレートとO2の流量比(O2ガス流量/全ガス流量)との関係を測定した結果を示すグラフ。 変形例に係る半導体ウエハの断面構成を示す図。
符号の説明
101……単結晶シリコン層、102……フォトレジスト層、103……保護膜、104……孔又は溝。

Claims (10)

  1. 被処理基板の単結晶シリコン層を、当該単結晶シリコン層の上部に形成され所定のパターンにパターニングされた上層を介して処理ガスのプラズマによりエッチングするプラズマエッチング方法であって、
    前記単結晶シリコン層のエッチングを行うプラズマエッチング工程を開始する前に、カーボンを含んだガスのプラズマを用いて前記上層の側壁部に保護膜を形成する保護膜形成工程を行い、
    前記保護膜形成工程は、処理チャンバー内に配設された載置台に前記被処理基板を載置し、当該載置台に第1の周波数のプラズマ生成用の第1の高周波電力と、前記第1の周波数より低い第2の周波数のバイアス用の第2の高周波電力とを印加して行い、かつ、前記第2の高周波電力を調整することによって、前記単結晶シリコン層の表面に形成される保護膜をスパッタしつつこれを前記上層の側壁部に付着させることにより、前記上層の側壁部に形成される保護膜の厚さを、前記単結晶シリコン層の表面に形成される保護膜の厚さより厚くする
    ことを特徴とするプラズマエッチング方法。
  2. 請求項1記載のプラズマエッチング方法であって、
    前記上層の側壁部に形成される保護膜の厚さを0.5μm以上とすることを特徴とするプラズマエッチング方法。
  3. 請求項1又は2記載のプラズマエッチング方法であって、
    前記プラズマエッチング工程の後に、前記上層の側壁部に形成された保護膜を除去するエッチング後保護膜除去工程を行うことを特徴とするプラズマエッチング方法。
  4. 請求項1〜3いずれか1項記載のプラズマエッチング方法であって、
    前記保護膜形成工程と、前記プラズマエッチング工程との間に、前記上層のパターンの間に露出した前記単結晶シリコン層の表面に形成された前記保護膜の少なくとも一部を除去するエッチング前保護膜除去工程を行うことを特徴とするプラズマエッチング方法。
  5. 請求項4記載のプラズマエッチング方法であって、
    前記上層のパターンの間に露出した前記単結晶シリコン層の表面に形成された前記保護膜の厚さが0.1μm以上となった場合に前記エッチング前保護膜除去工程を行うことを特徴とするプラズマエッチング方法。
  6. 請求項1〜5いずれか1項記載のプラズマエッチング方法であって、
    前記単結晶シリコン層のエッチングは、SF6とO2の混合ガスを処理ガスとして使用することを特徴とするプラズマエッチング方法。
  7. 請求項6記載のプラズマエッチング方法であって、
    前記単結晶シリコン層のエッチングは、前記処理ガスの総流量に対して、O2の流量が5%以上となる流量比で行うことを特徴とするプラズマエッチング方法。
  8. 請求項6又は7記載のプラズマエッチング方法であって、
    前記単結晶シリコン層のエッチングは、圧力が13.3Pa以上となる雰囲気中で行うことを特徴とするプラズマエッチング方法。
  9. 被処理基板を収容する処理チャンバーと、
    前記処理チャンバー内に処理ガスを供給する処理ガス供給手段と、
    前記処理ガス供給手段から供給された前記処理ガスをプラズマ化して前記被処理基板を処理するプラズマ生成手段と、
    前記処理チャンバー内で請求項1から請求項8いずれか1項記載のプラズマエッチング方法が行われるように制御する制御部と
    を備えたことを特徴とするプラズマエッチング装置。
  10. コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体であって、
    前記制御プログラムは、実行時に請求項1から請求項8いずれか1項記載のプラズマエッチング方法が行われるようにプラズマエッチング装置を制御することを特徴とするコンピュータ記憶媒体。
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