JP5101847B2 - 孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤ - Google Patents

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Description

本発明は、搬送時に液状または粉状もしくはゲル状の分離物でベルトを汚すワーク、またはベルト表面の付着物によるワーク汚染をさける必要のあるワーク等を扱う食品や化粧品や医薬品等の搬送に適した紙ベルトコンベヤにかかり、特に駆動用スプロケットに噛み合う送り孔を有する紙ベルトのエンドレスコンベヤに関する。
色のついた食品の搬送、雑菌の混入を避けながらの搬送、臭いの残るものの搬送、あるいは腐食しやすい食品の搬送時などでは、作業終了後あるいは作業開始前にサニタリコンベヤベルトを薬剤、洗剤等を用いて清掃したり、ベルトを交換したりしていたため、稼働時間が制限されて生産量(搬送効率)の向上が望めなくなるばかりか、耐久性のあるベルトをせっかく使用しているにもかかわらず、洗浄処理などで寿命を短くしていた。通常のベルトコンベヤは、エンドレスベルト裏面に駆動プーリを接触させ、テンションローラによりベルトに張力を与えて駆動しているので、ベルトの交換や洗浄時には駆動部の支持機構を分解しないとベルトを取外すことができない。特に、食品や医薬品の搬送ラインでは、ベルト表面その他に付着、堆積した微細な砕片や粉塵を取り除くと共に、雑菌の混入を避けるためコンベヤを分解してベルトを外し、各部を薬剤、洗剤等を用いて洗浄した後に再組立していたので多大の労力と時間を要していた。一方、厚紙製の長尺シートの表面に一定間隔に凹所を形成させると共にシート片側または両側に送り孔をあけて電子部品装着機等に供給するワークを搬送するものが知られている(例えば特許文献1、2参照)。紙製に限らず、この種の長尺シートとしてフィルムを使用したもの(例えば特許文献3参照)も知られている。
特開昭60−206099号公報(第1頁、右欄第11行〜第3頁上段右欄第18行、図1)。 特開昭62−4174号公報(第2頁、下段左欄第9行〜同右欄7行、図1)。 特開昭62−105323号公報(第2頁、下段右欄第18行〜3頁上段右欄20行、図1、図3)。
上記のように、厚紙またはフィルム製の長尺シートの表面に一定間隔に凹所を形成させ或いは前記長尺シートの表面に一定間隔に接着層を設けて、シート片側または両側に送り孔をあけて電子部品装着機等に供給するワークを搬送するベルト類は知られているが、水分や油など液状もしくは粉状もしくはゲル状分離物が自身からしみ出し分離することのあるワーク、もしくは粉状分離物を表面に露出させたワークや、細菌等の微生物の付着を嫌うワークを搬送するのに不適である。つまり、凹所のためにしみ出しなどで分離した分離物を溜めてしまったり、表面に露出した液状やゲル状分離物の介在によりワークの凹所への係合がしづらかったり、分離した粉状分離物などが装着層を覆いワークの接着を妨げたり、接着層上の分離物が後に搬送するワークに付着してしまったり、凹所に適合する形状のワークしか搬送できなかったり、また使用前洗浄が極端に困難な形状であったりすることから、いずれもサニタリコンベヤのベルトとして不適なものであった。本発明の目的は、液状または粉状もしくはゲル状の分離物でベルトを汚すワーク、またはベルト表面の付着物によるワーク汚染をさける必要のあるワーク等を扱う食品や化粧品や医薬品等の搬送に適した紙ベルトコンベヤにかかり、特に駆動用スプロケットに噛み合う送り孔を有するエンドレス搬送ベルトを有するコンベヤを提供するものである。
上記目的を達成するため,本発明の請求項1は,ワークを搬送する搬送ベルトに紙または不織布を無端状に形成させたベルトを使用して、搬送時に液状または粉状もしくはゲル状の分離物でベルトを汚すワーク、またはベルト表面の付着物によるワーク汚染を避ける必要のあるワークを搬送するエンドレス紙ベルトコンベヤであって、前記搬送ベルトに搬送ベルト長手方向に沿う一定ピッチの噛合い送り孔を設けると共に、コンベヤフレームの頭部には、従動プーリである頭部プーリを設け、コンベヤフレームの中間部には、前記噛合い送り孔に噛合う駆動用スプロケットを有する駆動手段を設けコンベヤフレームの尾部寄りには、ベルトの進行方向にテンションを付与するテークアップ装置を設け前記テークアップ装置は、軸受けとローラを軸支する軸と該ローラから構成される、前記コンベヤフレーム尾部寄りの搬送ベルト帰り側裏面に当接する落とし込みテークアッププーリと、前記ローラを軸支する軸を摺動自在に嵌合させるため、コンベヤフレームの尾部側に下方へ延びる略鉛直部である片側長孔端部と、コンベヤフレームの頭部方向に向かい水平部を形成した後短い下方へ延びる略鉛直部をなすもう一方の長孔端部とを有するコンベヤフレームの側板部に明けた略半円状をなすガイド孔とから成っていて、該ガイド孔は、端部としては、前記片側長孔端部を下端、もう一方の長孔端部を上端としていることで、搬送ベルト駆動時には、前記ローラを軸支する軸を前記片側長孔端部に向かって落とし込みを行って前記テークアッププーリの自重により進行方向にテンションを付与して搬送ベルト緊張を行い、コンベヤフレーム上で端部を貼り合わせる搬送ベルトの着装時には、前記もう一方の長孔端部を退避部として前記軸支する軸を退避させ搬送ベルトへテンション付与が行われないようにすることを特徴とする孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤである。請求項2は,ワークを搬送する搬送ベルトに紙または不織布を無端状に形成させたベルトを使用して、搬送時に液状または粉状もしくはゲル状の分離物でベルトを汚すワーク、またはベルト表面の付着物によるワーク汚染を避ける必要のあるワークを搬送するエンドレス紙ベルトコンベヤであって、前記搬送ベルトに搬送ベルト長手方向に沿う一定ピッチの噛合い送り孔を設けると共に、コンベヤフレームの頭部には、従動プーリである頭部プーリを設け、コンベヤフレームの中間部には、前記噛合い送り孔に噛合う駆動用スプロケットを有する駆動手段を設け、コンベヤフレームの尾部寄りには、ベルト緩め装置、およびベルトの進行方向にテンションを付与するテークアップ装置を設け、前記テークアップ装置は、軸受けとローラを軸支する軸と該ローラから構成される、前記コンベヤフレーム尾部寄りの搬送ベルト帰り側裏面に当接する落とし込みテークアッププーリと、前記ローラを軸支する軸を摺動自在に嵌合させるため、コンベヤフレームの尾部側に下方へ延びる略鉛直部である片側長孔端部と、コンベヤフレームの頭部方向に向かい水平部を形成した後短い下方へ延びる略鉛直部をなすもう一方の長孔端部とを有するコンベヤフレームの側板部に明けた略半円状をなすガイド孔とから成っていて、該ガイド孔は、端部としては、前記片側長孔端部を下端、もう一方の長孔端部を上端としていることで、搬送ベルト駆動時には、前記ローラを軸支する軸を前記片側長孔端部に向かって落とし込みを行って前記テークアッププーリの自重により進行方向にテンションを付与して搬送ベルト緊張を行い、予め無端状にした搬送ベルトの着脱時には、前記もう一方の長孔端部を退避部として前記軸支する軸を退避させ搬送ベルトへテンション付与が行われないようにした後、ベルト緩め装置を作動して搬送ベルトを着脱することを特徴とする孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤである。
請求項3は、コンベヤフレームの中間部に設ける前記駆動手段には、前記駆動用スプロケット周面に前記搬送ベルトに沿う噛み合い送り孔を所定の長さ分噛み合わせるため、少なくとも尾部方向に1つはスナブローラを備え、スナブローラを駆動部支持枠と一体もしくは別体に片持ち状に軸支することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤである。請求項4は、前記一定ピッチで開口した送り孔は、搬送ベルト自体に穿孔して設けていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤである。
請求項5は、前記一定ピッチの噛合い送り孔は、搬送ベルト片側の端近傍または搬送ベルト両側の各端近傍、もしくは搬送ベルト略中央部分に設けていることを特徴とする請求項4に記載の孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤである。請求項6は、前記一定ピッチの噛合い送り孔は、搬送ベルトとは別体のリボン状シートに予め長手方向に一定ピッチで穿孔して設けておき、当該リボン状シートを搬送ベルトの少なくとも一端に固定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つ記載の孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤである。請求項7は、前記搬送ベルトは、水溶性である請求項1から6のいずれか1つの項に記載の孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤである。請求項8は、コンベヤフレーム中間部に、駆動部支持枠を支持する駆動部支持脚部を、コンベヤフレーム側部の片側にのみ固着し、コンベヤフレームの機長に応じて、コンベヤフレーム尾部もしくは尾部側の中間部にフレーム支持脚部を、前記駆動部支持脚部と同じコンベヤフレーム側部側にのみ固着するように構成し、前記ベルト緩め装置は、尾部側に所定長さを有する片持ち状態のコンベヤフレーム端部分を形成させ、当該フレーム端部分に重合するフレーム本体の先端部との間には、前記フレーム端部分を水平面から下向きに所定角度回動可能に支持するヒンジを形成する回動軸と前記フレーム端部分を水平に維持するストッパノブとを有しており、コンベヤ稼動時には、前記フレーム端部分を水平に維持し、前記テークアップ装置により搬送ベルトを緊張させることで搬送ベルトを駆動し、搬送ベルトの着脱時には、前記テークアップ装置を退避させた後、前記ストッパノブを解除して、前記ヒンジを形成する回動軸を中心に、前記フレーム端部分を水平面から下向きに所定角度回動させることで、搬送ベルトを緩めた後、コンベヤフレームの支持脚部固着側部と対面するコンベヤフレームのもう一方の側部から搬送ベルトを横方向にスライドして着脱可能としたことを特徴とする請求項2に記載の孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤである。
本発明は、搬送ベルトとして食品工場または化粧品工場もしくは医薬品工場で使用する孔明き紙のエンドレスベルトコンベヤであるから、一定時間(例えば半日乃至1日間)搬送に使用した後の使用済みの汚れたベルトは、コンベヤのベルト緩め装置を使用して取り外したり、或いは搬送面を破ったり、切断したりして、洗浄せず廃棄するようにしたため、ベルトの清掃作業は不要となり、清掃によって搬送効率を低下させる清掃時間を搬送分に割り当てたり、清掃の人件費を削減できるという効果がある。その効果を達成するため、使用後の取り外し時に特に工具を使用しなくとも破れ、かつ廃棄物として可燃物の処理もしくは水による溶解処理が可能な紙という材質の搬送ベルトを利用した。さらに、常に清潔な搬送面を供給するため、ワークの清潔度を保持したまま搬送できる。また、紙という引っ張り強度を持ちながら薄くて軽量であるベルトの特性を活かしたテンション機構を単純な仕組みで安価に達成できる効果もある。また、新規の搬送ベルトは、簡単に装着することができるという効果もある。
図1は本発明孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤの正面図、図2は平面図、図3は図1の左側面図である。このコンベヤは、搬送時に水分や油で搬送ベルトを汚すワークまたはベルトに付着した汚れの付着を忌避する食品や化粧品や医薬品等の搬送に適合するため、搬送ベルトとして紙または不織布を無端状に形成したエンドレス状紙ベルト30を使用する。コンベヤフレーム1の上面をスライドベットとし、コンベヤフレーム1の尾部に尾部プーリ3を、コンベヤフレーム1の頭部に頭部プーリ4、中間部に歯付プーリ24を備えた駆動ユニット15を設け、各プーリ3、4、24間に掛け回したエンドレス状紙ベルト30(または搬送ベルト30とも表現する)を駆動してワークを搬送するものである。尾部プーリ3及び頭部プーリ4は、プーリであっても、固定丸軸であっても、フレーム折り曲げであっても、ナイフエッジであっても、どれでも使用可能である。
前記歯付プーリ24は、図2、図5に示すように、送り用ピン25aを備えた駆動用スプロケット25,25を、モータ回転軸と軸芯を一にする駆動軸21の両端付近に固着し、駆動用スプロケット25、25間に、駆動用スプロケット25と略同径の歯付プーリの胴部24aを配している。駆動軸21は、モータの回転軸に固定された側でない端部を駆動用スプロケット25の直径と略同幅の側板部18に固定された軸受22けで支持されている。また、歯付プーリの胴部24aはローラとなっていても、駆動用スプロケット25と一体成形されていてもよい。
搬送ベルト30は、図2の平面図に示すように、ベルトの両側端近傍または片端近傍の長手方向に沿うように一定ピッチで送り孔31を明けており、また、駆動軸21には送り用孔31に噛み合う送り用ピン25aを備えた駆動用スプロケット25(図5)を取付けている。送り孔31と駆動用スプロケット25にある送り用ピン25aとの噛み合わせを主な駆動とする歯付プーリ24の駆動によりエンドレス状紙ベルト30を走行させる。前記一定ピッチの噛合い送り孔31は、図2に示すように搬送ベルト30の両側に限らず、図示を省略したがベルトの片側もしくはベルト中央に設けてもよい。
前記一定ピッチの噛合い送り用孔31は、搬送ベルト30自体に穿孔して設けてもよいし、搬送ベルト30とは別体にリボン状シートに予め長手方向に一定ピッチで穿孔しておき、当該リボン状シートを搬送ベルト30の少なくとも一端に固定して設けてもよい。このリボン状シートは、搬送ベルトと同じ材質及び厚みのものでもよいし、紙又は不織布で強度が搬送ベルトと異なる材質や厚みの物でもよい。なお、図1から3中、符号2はコンベヤフレーム1の側板部、5はコンベヤフレーム1の尾部寄りに組付けたベルト緩め装置、5aはベルト緩め装置5の片持ち支持のフレーム端部分、6はテークアッププーリ、6aはテークアッププーリの軸、7はフレーム端部分5aに明けたガイド孔、8はベルト緩め装置5の近傍に設けた脚、9は脚8の上端部からコンベヤフレーム1の側板部2に通した締付けボルト、10はベルト緩め装置の支持軸、11はストッパノブ、12はストッパの先端ピン、13は先端ピン12を挿入させるピン孔、15は駆動部ユニット、9は脚部8の上端部からコンベヤフレーム1の側板部2に通した締付けボルトである。ストッパノブ11はノブ部分とストッパの先端ピン(ストッパピン)12とを固着して形成されているか、もしくは一体に形成されている。
次にベルト緩め装置5について詳しく説明する。コンベヤフレーム尾部寄りには、図1に示すように、軸受けとローラを軸支する落とし込みテークアッププーリ6と、ベルトの着脱時にストッパノブ11のストッパピン12をフレーム端部分5a側のピン孔13(図1)から引き抜くことで、自重により自身を下方に退避する支持軸10により支持されたフレーム端部分5aを備えている。すなわち、尾部側に所定長さを有する片持ち状態のフレーム端部分5aをフレーム側板部2に支持軸10を介して組付け、当該フレーム端部分5aに重合するフレーム本体の先端部との間には、前記フレーム端部分5aを水平面から下向きに所定角度回動可能に支持する支持軸10を中心としたヒンジ機構と前記フレーム端部分5aを水平に維持するストッパノブ11とを設けている。前記フレーム端部分5aには、ほぼL字形または半円状に屈曲するガイド孔8に支持されて搬送ベルト帰り側を支持する落とし込みテークアッププーリ6と、フレーム端部分5aの上部をコンベヤフレーム1の上面と略面一に維持する際に尾部を形成する尾部プーリ3とで、ベルト緩め装置5を構成させている。
図4は図1のA−A線より矢印方向にみた断面図、図5は図1のB−B線より矢印方向にみた断面図である。
コンベヤフレーム1の中間部にL形断面の駆動部支持枠16を締付けボルト19、19(図1)で固着し、支持枠の側板部17にギヤドモータ20を支持し、モータ回転軸と軸芯を一にする駆動軸21は側板部17に開設した図示しない孔を挿通する。駆動軸21はモータ20の回転軸に固定された端部ではない端部を、駆動用スプロケット25の直径とほぼ同幅の側板部18に固定された軸受22で支持され、駆動軸21の両端近傍に駆動用スプロケット25、25を固着し、駆動用スプロケット25の周面に多数の送り用ピン25aを設けて紙ベルト30の送り孔31に係合させ、駆動用スプロケット25、25間に歯付プーリの胴部24aを配置し、駆動軸21の駆動によってエンドレス状紙ベルト30を走行させる。駆動用スプロケット25の周面の多数の送り用ピン25aに対して多くの紙ベルト30の送り孔31を係合させるため、少なくとも駆動部の尾部方向に1つはスナブローラ26を備え、スナブローラ26を駆動部支持枠と一体もしくは別体に片持ち状に側板部17に軸支する。スナブローラ26は、プーリであっても、固定丸軸であっても、フレーム折り曲げであっても、ナイフエッジであっても、どれでも使用可能である。図1及び図2の実施例では、スナブローラ26は駆動部の頭部方向にも尾部方向にも各々1本ずつ設置され、つまり、駆動軸21のそれぞれ斜め上方に片持ち状に側板部17に各々軸支されている。
また、テークアップ装置として、コンベヤフレーム1の尾部寄りの搬送ベルト30の帰り側に、ローラ軸受とローラを軸支する落とし込みテークアッププーリ6を備えたものとする。搬送ベルト駆動時には、図1に示すように、フレーム側板部2に明けたほぼ90度湾曲するガイド孔7に沿って、テークアッププーリ6を軸支する軸6aを片側長孔端部7aに向けて落とし込みを行い、テークアッププーリ6の自重により搬送ベルト30を緊張させる。予め無端状にした搬送ベルト30の着脱時には、尾部側に所定長さを有する片持ち状態のフレーム側板部2に支持軸10を介して組付けられた片持ち状態のコンベヤフレーム端部分5aをストッパノブ11の引き出しで先端ピン12を係合孔13(図1、図2)から外すことにより水平面から下向きに所定角度回動可能となる。図1の鎖線で示すようにコンベヤフレーム端部分5aの下向き所定角度回動によって、ベルト30が緩むためコンベヤフレーム側板部側から搬送ベルト30を横方向にスライド可能となり、ベルトの着脱が可能となる。
また、機上で端部を貼り合わせる搬送ベルト30の着脱時には、ガイド孔7のもう一方の長孔端部7bに向かい水平部を形成した後短い略鉛直部を備えた退避部へテークアッププーリ6を軸支する軸6aを退避させて搬送ベルト30へのテークアップを解除した後に、搬送ベルト30を掛け回してスライドベッド上で両端部を貼り合わせて両端部の貼り合わせが固着した後に、フレーム側板部2に明けたガイド孔7に沿ってテークアッププーリ6を軸支する軸6aを片側長孔端部7aに向けて落とし込みを行いテークアッププーリ6の自重により搬送ベルト30を緊張させるようにしても良い。
コンベヤフレーム1の頭部寄り中間部に、駆動部を固定する支持枠であり、かつコンベヤフレーム1の駆動部側フレーム支持脚部でもあるL形断面の駆動部支持枠16を、ボルト19、19によって片側のフレーム側板部2に固着する。また、コンベヤフレーム尾部寄りの中間部に、前記L形断面の駆動部支持枠16と同じフレーム側板部2にのみボルト9により固着される支持用脚部8を設ける。そして、駆動部支持枠16と支持用脚部8とをかわすように、支持脚のないコンベヤフレーム側板部側から搬送ベルト22を横方向にスライドして着脱可能とする。駆動部支持枠16には、駆動用スプロケット25を備える歯付プーリ24の駆動軸21を両端支持するため、支持板18がもう片側のフレーム側板部2に固着されているが、この支持板18の幅は歯付プーリ24の径とほぼ同じで着脱時に邪魔にはならない。
搬送ワークによってはコンベヤフレームが大型となり、駆動部支持枠とは別体であって駆動部及びコンベヤフレームの一部を支持する駆動部支持脚部と、コンベヤフレーム尾部やコンベヤフレーム中間部でコンベヤフレームを支持するフレーム支持脚部の下方は、例えば水平方向に補強材で接合されていてもよい。また、それぞれの支持脚部は角断面や丸断面のパイプ形状でも良く、移動用のキャスタなどが床と接する面に付いていても良いが、少なくとも搬送ベルトの着脱時には、支持部がコンベヤフレーム側板部の片側のみに固着されている状態であり、支持脚部固着側部と対面するもう一方のコンベヤフレーム側板部側から搬送ベルト30を横方向にスライドして着脱可能とする構造であればよい。この構造と、スナブローラ26の片持ち状軸支構造とにより、ベルトを緩め、駆動用スプロケット25の周面に多数設置した送り用ピン25aにより係合していた多数の前記孔31を、全ての係合が解除できる隙間だけ駆動用スプロケット25から搬送ベルト30を浮かせるようにするだけで、搬送ベルト30は着脱できるものである。
図示のように、コンベヤフレーム1などに支持されている、尾部プーリ3、頭部プーリ4、スナブローラ26、歯付プーリ24、スナブローラ26、テークアッププーリ6、尾部プーリ3に、エンドレス状紙ベルト30を図1の鎖線に示すように掛け回す。その後、ベルト緩め装置5を、下向きの所定角度回動状態から水平面と略平行になるように支持軸10を中心に回動させて、片持ち状態のコンベヤフレーム端部分5aを、両側のコンベヤフレーム側板部2に設けられた係合孔13、13に先端ピン12を挿通するようにストッパノブ11を差し込むことで、ベルト緩め装置5を駆動状態に復帰させる。
このような仕組みでこのコンベヤは、搬送時に液状または粉状もしくはゲル状の分離物でベルトを汚すワーク、またはベルト表面の付着物によるワーク汚染を避ける必要のあるワークを搬送するため、紙または不織布を無端状に形成した搬送ベルトを使用する、食品または化粧品もしくは医薬品工場で使用する孔明きベルトコンベヤで、一定時間(例えば半日乃至1日間)搬送に使用した後の使用済みの汚れたベルトは、コンベヤのベルト緩め装置を使用して取り外したり、或いは搬送面を破ったり、切断したりして、洗浄せず廃棄するようにしたものである。
図5は駆動部の断面図である。図示のように、頭部寄りのフレーム側板2にボルト19、19を通して駆動部ユニット10を固着し、他方に尾部プーリ3を設け、コンベヤフレーム1の上面はエンドレス状紙ベルト30の走行を支持するスライドベッドとなっている。
この駆動部ユニット15は、図1、図2、図5に示すように、支持枠16の側板部17内壁に固着したギヤドモータ20と、支持枠16と対抗する支持板18との間に横架した駆動軸21と、駆動軸21に設けた歯付プーリ24とから構成されている。駆動軸21の先端側は支持板18にボルト23で取付けた軸受22で支持されており、また、歯付プーリ24は、プーリの両端近傍に、周面に多数の送り用ピン25aを埋め込んだ駆動用スプロケット25、25を取付けている。なお、図5中、符号24aは歯付きプーリ24の胴部である。
一方の駆動用スプロケット25の外周と略同径の歯付プーリの胴部24aであるローラ部を備えた歯付き駆動プーリ24を、駆動軸21と共に回転するように組付けてなる。歯付プーリの胴部24aと駆動用スプロケット25は一体成形であってもよい。図2に拡大示するように、搬送ベルト30のベルト片端又は両端近傍には、長手方向に沿うように一定ピッチで孔31、31を明け、前記孔31は駆動用スプロケット25、25の送り用ピン25a、25aに係合しているため駆動用スプロケット25の一定速度駆動によって一定速度で搬送ベルト30を走行させ、ワークを搬送するものである。なお、駆動部の尾部方向に設けたスナブローラ26は、前述したように、側板部17に片持ち状に支持されているので横方向にベルトが抜ける構造となっているのでベルト交換時に支障を起こすことがない。
図6は、コンベヤフレームの頭部近くの中間部に駆動ユニット15を取付けた実施態様の側面図である。この場合の駆動ユニット15は、支持枠17の側板部に固着したギヤドモータ20と、支持枠17の側板部に設けた歯付プーリ24、歯付プーリ24の下流に配置したスナブプーリ26とから構成されているが、この場合のスナブプーリ26は、駆動部の下流側を省略し上流側、すなわち尾部側にのみ配置している。なお、ベルト緩め装置5は図1と同じ構成で、後記するように、ストッパノブ11の先端ピン12(図2)を引き抜いてフレーム端部分5aを水平面から下向きに所定角度回動させることで、尾部プーリ3と駆動プーリ4との距離を短くすることで搬送ベルト30を鎖線に示すように大きく緩ませてコンベヤフレーム1の側部から搬送ベルトを横方向にスライドして取り外し、または装着することができる。
図1及び図6は、搬送ベルト22の緊張状態の側面図を示す。テークアッププーリ6の軸6aはコンベヤフレーム1の尾部寄りにほぼL字状または半円状をなして形成されたガイド孔7に支持され、ベルトの張力をテークアッププーリ6の自重により形成し、それに応じ上下に移動することで自動的にテークアップ作用を行っている。搬送ベルトを駆動する稼動時には、テークアッププーリ6により搬送ベルト30を緊張させた状態で走行させるが、機上で端部を貼り合わせる搬送ベルト30の着脱時には、ガイド孔7のもう一方の長孔端部に向かい水平部を形成した後短い略鉛直部を備えた退避部へテークアッププーリ6を軸支する軸6aを退避させて搬送ベルト30へのテークアップを解除した後に、搬送ベルト30を掛け回してスライドベッド上で両端部を貼り合わせて両端部の貼り合わせが固着した後に、フレーム端部分5aに明けたガイド孔7の片側長孔端部に向かって、テークアッププーリ6を軸支する軸6aをガイド孔7に沿って落とし込みを行いテークアッププーリ6の自重により搬送ベルト30を緊張させる。
図1及び図6に鎖線で示す状態は、搬送ベルト30の着脱時におけるベルト緩め装置5を解除した状態の側面図を示す。フレーム側板部2に支持軸10を介して組付けた尾部側に所定長さを有する片持ち状態のフレーム端部分5aを、支持軸10を中心としてヒンジ機構を動作させるため、フレーム端部分5aを水平に維持するストッパノブ11の先端ピン12(図2)を引き抜き、前記フレーム端部分5aを水平面から下向きに所定角度回動させることで、尾部プーリ3と駆動プーリ4との距離が短くなる。これにより図1、6の鎖線に示すとおり、エンドレス状紙ベルト30は大きく緩み、よってエンドレス状紙ベルト30のベルト片端又は両端近傍に長手方向に沿うように一定ピッチで明けられた孔31が駆動用スプロケット25の送り用ピン25a、25aの係合から開放され、エンドレス状紙ベルト30をコンベヤフレームの支持脚部固着側部と対面するコンベヤフレームのもう一方の側部から横方向にスライドして取り外し、或いは機上で端部を張り合わせたうえのベルト着脱を容易に行うことができる。
また着装時には、コンベヤフレームの支持脚部固着側部と対面するコンベヤフレームのもう一方の側部から搬送ベルトを横方向にスライドしてスライドベッドの周囲にエンドレス状紙ベルト30を掛け回すようにしたのち、エンドレス状紙ベルト30のベルト片端又は両端近傍に長手方向に沿うように一定ピッチで明けられた孔31を歯付プーリ24の送り用ピン25a、25aに位置合わせをして係合させる。その位置決め後に、前記フレーム端部分5aを解除状態から上向きに所定角度回動し、ストッパノブ11によりフレーム側板部2と前記フレーム端部分5aとを係止して、フレーム端部分5aの上部をコンベヤフレーム1の上面と略面一に水平に維持することで尾部プーリ3と頭部プーリ4間の距離が駆動状態と同じ距離となるため、搬送ベルト30の着装が可能である。このような下向きに所定角度移動させるベルト緩め装置の場合には、落とし込みのテークアップ装置自身による張力調整機能(重力よりも大きな持ち上げ力には抗しない構造から発生する機能)により、テークアップの解除無しでベルト緩めが可能である。
上記のように本発明は、搬送時に水分や油でベルトを汚すワークまたはベルトに付着するものが付着するのを嫌うワークを搬送するため、紙または不織布を無端状に形成した搬送ベルトを使用する、食品または化粧品または医薬品工場で使用する孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤで、一定時間(例えば半日乃至1日間)搬送に使用した後の使用済みの汚れたベルトは、コンベヤのベルト緩め装置を使用して取り外したり、或いは搬送面を破ったり、切断したりして、洗浄せず廃棄するようにしたものである。
本発明孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤの正面図。 図1の平面図。 図1の左側面図。 図1のA−A線における拡大断面図。 図1のB−B線における拡大断面図。 頭部近くの中間部に駆動ユニットを取付けた実施態様の側面図。
符号の説明
1 コンベヤフレーム 2 フレーム側板部
3 尾部プーリ 4 頭部プーリ
5 ベルト緩め装置 5a フレーム端部分
6 テークアッププーリ 6a テークアッププーリの軸
7 ガイド孔 7a 長孔端部
7b 退避部 8 支持用脚部
9、19 ボルト 10 ベルト緩め装置の支持軸
11 ストッパノブ 12 先端ピン(ストッパピン)
13 ピン孔 15 駆動部ユニット
16 L形断面の駆動部支持枠 17 支持枠の側板
18 支持板 20 ギヤドモータ
21 駆動軸 22 軸受
23 ボルト 24 歯付プーリ
24a 歯付プーリの胴部 25 駆動用スプロケット
25a 送り用ピン 26 ベルト折返し用バー(スナブローラ)
30 孔明きエンドレス状紙ベルト 31 送り孔

Claims (8)

  1. ワークを搬送する搬送ベルトに紙または不織布を無端状に形成させたベルトを使用して、搬送時に液状または粉状もしくはゲル状の分離物でベルトを汚すワーク、またはベルト表面の付着物によるワーク汚染を避ける必要のあるワークを搬送するエンドレス紙ベルトコンベヤであって、
    前記搬送ベルトに搬送ベルト長手方向に沿う一定ピッチの噛合い送り孔を設けると共に、
    コンベヤフレームの頭部には、従動プーリである頭部プーリを設け、
    コンベヤフレームの中間部には、前記噛合い送り孔に噛合う駆動用スプロケットを有する駆動手段を設け
    コンベヤフレームの尾部寄りには、ベルトの進行方向にテンションを付与するテークアップ装置を設け
    前記テークアップ装置は、
    軸受けとローラを軸支する軸と該ローラから構成される、前記コンベヤフレーム尾部寄りの搬送ベルト帰り側裏面に当接する落とし込みテークアッププーリと、
    前記ローラを軸支する軸を摺動自在に嵌合させるため、コンベヤフレームの尾部側に下方へ延びる略鉛直部である片側長孔端部と、コンベヤフレームの頭部方向に向かい水平部を形成した後短い下方へ延びる略鉛直部をなすもう一方の長孔端部とを有するコンベヤフレームの側板部に明けた略半円状をなすガイド孔とから成っていて、
    該ガイド孔は、端部としては、前記片側長孔端部を下端、もう一方の長孔端部を上端としていることで、
    搬送ベルト駆動時には、前記ローラを軸支する軸を前記片側長孔端部に向かって落とし込みを行って前記テークアッププーリの自重により進行方向にテンションを付与して搬送ベルト緊張を行い、
    コンベヤフレーム上で端部を貼り合わせる搬送ベルトの着装時には、前記もう一方の長孔端部を退避部として前記軸支する軸を退避させ搬送ベルトへテンション付与が行われないようにする
    ことを特徴とする孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤ。
  2. ワークを搬送する搬送ベルトに紙または不織布を無端状に形成させたベルトを使用して、搬送時に液状または粉状もしくはゲル状の分離物でベルトを汚すワーク、またはベルト表面の付着物によるワーク汚染を避ける必要のあるワークを搬送するエンドレス紙ベルトコンベヤであって、
    前記搬送ベルトに搬送ベルト長手方向に沿う一定ピッチの噛合い送り孔を設けると共に、
    コンベヤフレームの頭部には、従動プーリである頭部プーリを設け、
    コンベヤフレームの中間部には、前記噛合い送り孔に噛合う駆動用スプロケットを有する駆動手段を設け
    コンベヤフレームの尾部寄りには、ベルト緩め装置、およびベルトの進行方向にテンションを付与するテークアップ装置を設け
    前記テークアップ装置は、
    軸受けとローラを軸支する軸と該ローラから構成される、前記コンベヤフレーム尾部寄りの搬送ベルト帰り側裏面に当接する落とし込みテークアッププーリと、
    前記ローラを軸支する軸を摺動自在に嵌合させるため、コンベヤフレームの尾部側に下方へ延びる略鉛直部である片側長孔端部と、コンベヤフレームの頭部方向に向かい水平部を形成した後短い下方へ延びる略鉛直部をなすもう一方の長孔端部とを有するコンベヤフレームの側板部に明けた略半円状をなすガイド孔とから成っていて、
    該ガイド孔は、端部としては、前記片側長孔端部を下端、もう一方の長孔端部を上端としていることで、
    搬送ベルト駆動時には、前記ローラを軸支する軸を前記片側長孔端部に向かって落とし込みを行って前記テークアッププーリの自重により進行方向にテンションを付与して搬送ベルト緊張を行い、
    予め無端状にした搬送ベルトの着脱時には、前記もう一方の長孔端部を退避部として前記軸支する軸を退避させ搬送ベルトへテンション付与が行われないようにした後、ベルト緩め装置を作動して搬送ベルトを着脱する
    ことを特徴とする孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤ。
  3. コンベヤフレームの中間部に設ける前記駆動手段には、前記駆動用スプロケット周面に前記搬送ベルトに沿う噛み合い送り孔を所定の長さ分噛み合わせるため、少なくとも尾部方向に1つはスナブローラを備え、スナブローラを駆動部支持枠と一体もしくは別体に片持ち状に軸支することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤ。
  4. 前記一定ピッチで開口した送り孔は、搬送ベルト自体に穿孔して設けていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤ。
  5. 前記一定ピッチの噛合い送り孔は、搬送ベルト片側の端近傍または搬送ベルト両側の各端近傍、もしくは搬送ベルト略中央部分に設けていることを特徴とする請求項4に記載の孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤ。
  6. 前記一定ピッチの噛合い送り孔は、搬送ベルトとは別体のリボン状シートに予め長手方向に一定ピッチで穿孔して設けておき、当該リボン状シートを搬送ベルトの少なくとも一端に固定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つ記載の孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤ。
  7. 前記搬送ベルトは、水溶性である請求項1から6のいずれか1つの項に記載の孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤ。
  8. コンベヤフレーム中間部に、駆動部支持枠を支持する駆動部支持脚部を、コンベヤフレーム側部の片側にのみ固着し、
    コンベヤフレームの機長に応じて、コンベヤフレーム尾部もしくは尾部側の中間部にフレーム支持脚部を、前記駆動部支持脚部と同じコンベヤフレーム側部側にのみ固着するように構成し、
    前記ベルト緩め装置は、尾部側に所定長さを有する片持ち状態のコンベヤフレーム端部分を形成させ、当該フレーム端部分に重合するフレーム本体の先端部との間には、前記フレーム端部分を水平面から下向きに所定角度回動可能に支持するヒンジを形成する回動軸と前記フレーム端部分を水平に維持するストッパノブとを有しており、
    コンベヤ稼動時には、前記フレーム端部分を水平に維持し、前記テークアップ装置により搬送ベルトを緊張させることで搬送ベルトを駆動し、
    搬送ベルトの着脱時には、前記テークアップ装置を退避させた後、前記ストッパノブを解除して、前記ヒンジを形成する回動軸を中心に、前記フレーム端部分を水平面から下向きに所定角度回動させることで、搬送ベルトを緩めた後、コンベヤフレームの支持脚部固着側部と対面するコンベヤフレームのもう一方の側部から搬送ベルトを横方向にスライドして着脱可能とした
    ことを特徴とする請求項2に記載の孔明き紙ベルトのエンドレスコンベヤ。
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