JP2016204127A - ベルト洗浄装置及びベルトコンベヤ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルトの搬送面に付着する付着物を確実に掻き取る。
【解決手段】ベルト洗浄装置は、無端ベルト表側で、且つ、復路側の無端ベルト部分の表面に圧接される圧接面を備え、復路側のベルト部分の表面に付着した付着物を掻き取るスクレーパ本体55と、無端ベルトを撓ませた状態となるように前記掻き取り手段を軸支する軸部59と、スクレーパ本体55が押し付けられる位置よりも上流側の領域に対して液体を吹き付けるスプレーノズルユニット22と、ベルトから圧接面の反力を受けたスクレーパ本体55が軸支部を中心として回動する方向とは反対方向に付勢するウエイト58とを備え、スクレーパ本体55は、軸部59を中心とした揺動により圧接面が押し付けられた無端ベルトを振動させて、無端ベルトの搬送面に付着した付着物を掻き取ることを特徴とする。
【選択図】図9

Description

本発明は、生鮮食品や加工食品等を搬送するベルトの搬送面を洗浄するベルト洗浄装置及びベルトコンベヤ装置に関する。
従来、食品の製造ラインに用いられるベルトコンベヤ装置では、ベルトの搬送面上で加工や盛付けなどを行うことも多く、さらに搬送物自体も分離して粘着質の分離物をベルト搬送面に残存することもあり、ベルトの搬送面に生鮮食品や加工食品等の食品かすや食品の油分の他、ソース等の付着によりベルトの搬送面が汚れている場合がある。ベルト表面に付着する付着物は養分に富んでいて雑菌を繁殖させ、その付着物が搬送物に付着戻りしたり乾燥して粉化し搬送物へ飛散したりして、搬送される食品を汚染することから、管理衛生上好ましくない。したがって、食品の製造ラインでは、ベルトコンベヤ装置全体を分解などした後、ベルト搬送面を中心に、搬送面に触れるローラなどの洗浄作業を行っている。この作業は、手間が掛かり、作業者の負担となる。
上述したベルトコンベヤ装置の清掃における作業者の負担を低減するために、例えばベルトの搬送面に付着した付着物をスクレーパと呼ばれる掻き取り部材によって掻き取った後、洗浄水を吹き付け、ベルトの搬送面を洗浄するベルト洗浄機能を備えたベルトコンベヤ装置が提案されている(特許文献1及び特許文献2参照)。
実用新案登録2571953号公報 特開平06−191620号公報
特許文献1に開示されるベルトコンベヤ装置は、ケーシング内部に水平に配置されたスクレーパ軸に対して軸周り角度を調節可能に固定されるゴムクッションと、ゴムクッションの上部に固定される弾性を有する薄板とからなる弾性部材の薄板の先端部にスクレーパが固定される。スクレーパは、超合金、セラミックス、ステンレスなどの耐摩耗性に優れた材質からなる矩形薄板状の部材からなり、ベルトの搬送面に付着した付着物を十分に掻き取り、またベルトの搬送面を傷めることがないようにベルトの搬送面に押し当てられる。したがって、ベルトの搬送面に押し当てられるスクレーパは、先端部においてベルトの走行方向における振れを極力抑えられた状態でベルトの搬送面に付着した付着物を十分に掻き取ることが可能となる。
しかしながら、ベルトの搬送面に付着物がこびりついている場合やベルト自体の振動に基づく揺らぎが発生した場合には、スクレーパを保持する弾性部材の弾性変形によってスクレーパがベルトの搬送面から離間されてしまい、ベルトの搬送面に付着した付着物の掻き取りにムラが生じる恐れがある。また、スクレーパとして超合金、セラミックス、ステンレス等の材質を用いることから、スクレーパを押し当てられるベルトの搬送面が傷つき、ベルトの搬送面に生じる傷に付着物が残留する恐れやベルトの搬送面上から掻き取られた付着物がスクレーパに残留する恐れがある。
また、特許文献2に開示されるベルトコンベヤ装置では、一対の掻き取り爪を有する掻き取り部材を、軸中心がベルトの搬送面上に位置する支持軸によりベルトの走行方向に揺動自在に支持し、また、掻き取り部材が有する一対の掻き取り爪をベルトに圧接するための付勢機構を設けている。この構成により、一対の掻き取り爪の振れ量が小さくなり、また、ベルトの揺らぎに対して少なくとも一方の掻き取り爪が常時ベルトに接触することが可能となる。付勢機構は、掻き取り爪の支持軸に連結された揺動アームと、揺動アームの一端側で揺動アームを上下揺動自在に支持する支持軸と、揺動アームの他端側に連結され揺動アームの他端側を上に引っ張る引張バネと、引張バネの他端側に連結された調節ボルトと、調節ボルトを螺着する支持枠とから構成され、調節ボルトの上下移動により引張バネの引張力、及びベルトに対する掻き取り爪の圧接力を調節することが可能となっている。しかしながら、掻き取り部材が有する一対の掻き取り爪は、セラミックや金属などの素材から構成されることから、特許文献1と同様に、スクレーパを押し当てられるベルトの搬送面が傷つき、ベルトの搬送面上の傷に付着物が残留する恐れや、ベルトの搬送面上から掻き取られた付着物がスクレーパに残留する恐れがある。
本発明は、ベルトの搬送面に付着する付着物を確実に掻き取ることができるようにしたベルト洗浄装置及びベルトコンベヤ装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明のベルト洗浄装置は、無端ベルトのうち、搬送面を形成するベルト表側で、且つヘッド部からドライブプーリにかけて前記ヘッド部で鋭角に折り曲げられ下り傾斜する張力が付加された復路側のベルト部分の表面に圧接される圧接面を備え、前記復路側のベルト部分の表面に付着した付着物を掻き取る掻き取り手段と、前記復路側のベルト部分の表面に前記圧接面を押し付けて前記無端ベルトを撓ませた状態となるように前記掻き取り手段を軸支する軸支部と、前記下り傾斜する前記復路側のベルト部分において、前記掻き取り手段が押し付けられる位置よりも上流側の領域に対して液体を吹き付ける第1の吹き付け手段と、前記無端ベルトの走行時に前記無端ベルトから前記圧接面の動摩擦力の反力を受けた前記掻き取り手段が前記軸支部を中心として回動する第1方向とは反対方向となる第2方向に前記掻き取り手段を付勢する錘部材と、を備え、前記掻き取り手段は、走行する前記無端ベルトからの前記圧接面の動摩擦力の応力を受けて前記第1方向に回動した後、前記液体が吹き付けられた前記復路側のベルト部分の表面と前記圧接面とのスベリが生じたときに前記錘部材の自重により前記第2方向に回動する動作を繰り返すことで前記軸支部を中心として揺動し、前記掻き取り手段は、前記軸支部を中心とした揺動により前記圧接面が押し付けられた前記無端ベルトを振動させて、前記無端ベルトの前記搬送面に付着した付着物を掻き取ることを特徴とする。
また、前記掻き取り手段の前記無端ベルトの幅方向における両端部に設けられた軸部を有し、前記掻き取り手段を保持する保持手段を備え、前記保持手段は、前記錘部材を、前記軸部の回転中心から外れた位置で、且つ前記掻き取り手段を前記第2方向に付勢することが可能な位置で保持することを特徴とする。
また、前記軸支部は、前記軸支部は、前記無端ベルトを有するベルトコンベヤ装置のフレーム板の縁端部から、下り傾斜する前記復路側のベルト部分の傾斜方向に沿って切り欠かれた切欠き部であり、前記保持手段は、前記軸部を前記無端ベルトの傾斜方向に沿って、前記切欠き部に挿入する又は前記切欠き部から抜き取ることで、前記ベルトコンベヤ装置に対して着脱自在となることを特徴とする。
また、前記ベルトコンベヤ装置は、前記無端ベルトを前記ヘッド部で折り返す折り返し部材と、前記折り返し部材により折り返された前記無端ベルトを下り傾斜させた状態で巻き掛け、駆動モータの駆動に合わせて回転することで前記無端ベルトを走行させる前記ドライブプーリと、を備え、前記掻き取り手段は、前記折り返し部材及び前記ドライブプーリ間に位置する前記復路側のベルト部分を撓ませることを特徴とする。
また、前記ベルトコンベヤ装置は、前記無端ベルトを前記ヘッド部で折り返す折り返し部材と、前記折り返し部材によりドライブプーリにかけて前記ヘッド部で鋭角に折り曲げられ下り傾斜する張力が付加された復路側のベルト部分に対し、前記無端ベルトの裏面と表面とから各々前記復路側のベルト部分に対して張力を付加するテンションプーリ及びスナブプーリと、を備え、前記掻き取り手段は、前記折り返し部材及び前記テンションプーリ間に位置する前記復路側のベルト部分を撓ませることを特徴とする。
また、前記掻き取り手段により前記付着物が掻き取られた後の前記無端ベルトの復路側の表面に対して洗浄水を吹き付ける第2の吹き付け手段を更に備えることを特徴とする。
また、本発明のベルトコンベヤ装置は、搬送物を搬送する搬送面を有する無端ベルトと、前記無端ベルトのうち、搬送面を形成するベルト表側で、且つヘッド部からドライブプーリにかけて前記ヘッド部で鋭角に折り曲げられ下り傾斜する張力が付加された復路側のベルト部分の表面に圧接される圧接面を備え、前記復路側のベルト部分の表面に付着した付着物を掻き取る掻き取り手段と、前記復路側のベルト部分の表面に前記圧接面を押し付けて前記無端ベルトを撓ませた状態となるように前記掻き取り手段を軸支する軸支部と、前記下り傾斜する前記復路側のベルト部分において、前記掻き取り手段が押し付けられる位置よりも上流側の領域に対して液体を吹き付ける第1の吹き付け手段と、前記無端ベルトの走行時に前記無端ベルトから前記圧接面の動摩擦力の反力を受けた前記掻き取り手段が前記軸支部を中心として回動する第1方向とは反対方向となる第2方向に前記掻き取り手段を付勢する錘部材と、を備え、前記掻き取り手段は、走行する前記無端ベルトからの前記圧接面の動摩擦力の応力を受けて前記第1方向に回動した後、前記液体が吹き付けられた前記復路側のベルト部分の表面と前記圧接面とのスベリが生じたときに前記錘部材の自重により前記第2方向に回動する動作を繰り返すことで前記軸支部を中心として揺動し、前記掻き取り手段は、前記軸支部を中心とした揺動により前記圧接面が押し付けられた前記無端ベルトを振動させて、前記無端ベルトの前記搬送面に付着した付着物を掻き取ることを特徴とする。
また、前記掻き取り手段の前記無端ベルトの幅方向における両端部に設けられた軸部を有し、前記掻き取り手段を保持する保持手段を備え、前記保持手段は、前記錘部材を、前記軸部の回転中心から外れた位置で、且つ前記掻き取り手段を前記第2方向に付勢することが可能な位置で保持することを特徴とする。
また、前記軸支部は、前記無端ベルトを有するベルトコンベヤ装置のフレーム板の縁端部から、前記下り傾斜する前記復路側のベルト部分の傾斜方向に沿って切り欠かれた切欠き部であり、前記保持手段は、前記軸部を前記無端ベルトの傾斜方向に沿って、前記切欠き部に挿入する又は前記切欠き部から抜き取ることで、前記ベルトコンベヤ装置に対して着脱自在となることを特徴とする。
また、前記無端ベルトを前記ヘッド部で折り返す折り返し部材と、前記折り返し部材により折り返された前記無端ベルトを下り傾斜させた状態で巻き掛け、駆動モータの駆動に合わせて回転することで前記無端ベルトを走行させる前記ドライブプーリと、を備え、前記掻き取り手段は、前記折り返し部材及び前記ドライブプーリ間に位置する前記復路側のベルト部分を撓ませることを特徴とする。
また、前記無端ベルトを前記ヘッド部で折り返す折り返し部材と、前記折り返し部材によりドライブプーリにかけて前記ヘッド部で鋭角に折り曲げられ下り傾斜する張力が付加された復路側のベルト部分に対し、前記無端ベルトの裏面と表面とからそれぞれ復路側のベルト部分に対して張力を付加するテンションプーリ及びスナブプーリと、を備え、前記掻き取り手段は、前記折り返し部材及び前記テンションプーリ間に位置する前記復路側のベルト部分を撓ませることを特徴とする。
また、前記掻き取り手段により前記付着物が掻き取られた後の前記無端ベルトの復路側の表面に対して洗浄水を吹き付ける第2の吹き付け手段を更に備えることを特徴とする。
本発明によれば、ベルトの搬送面を形成する表面に付着する付着物を確実に掻き取ることができる。
本発明のベルトコンベヤ装置の外観を示す斜視図である。 図1に示すベルトコンベヤ装置の上面図である。 図2におけるA−A断面図である。 ドライブプーリ近傍の構成を示す斜視図である。 スプレーノズルユニットから噴出される洗浄水が無端ベルトに吹き付けられる範囲を示す図である。 スクレーパユニットを分解して示す斜視図である。 スクレーパユニットを取り外した状態を示す斜視図である。 サイドカバーを取り外したベルトコンベヤ装置の斜視図である。 (a)は無端ベルトが走行したときのスクレーパユニットを示す図、(b)は走行する無端ベルトによって回動したスクレーパユニットを示す図である。 別実施形態におけるベルトコンベヤ装置の構成を示す図である。
以下、本実施形態のベルトコンベヤ装置の構成について、図1〜図7を用いて説明する。本実施形態のベルトコンベヤ装置10は、例えば生鮮食品や加工食品等の搬送物を搬送するベルトコンベヤ装置である。
ベルトコンベヤ装置10に備わり、ベルトコンベヤ装置10の上部に搬送面を形成して搬送物を載置搬送する無端ベルト15は、例えば耐湿熱性が高く、低収縮性に優れた材質を用いたベルトである。詳細には、無端ベルト15は、ポリエステル樹脂を心体材質に、ポリウレタン樹脂を表面材質とし、搬送物を形成するベルトの表面に抗菌防カビ加工を施したベルトである。なお、ベルトの裏面にも抗菌防カビ加工を施してもよい。無端ベルト15のベルト幅は、例えば300mmである。なお、無端ベルト15のベルト幅を300mmとしているが、100〜600mmのベルト幅であればよく、搬送物の大きさに合わせたベルト幅を用いることが可能である。また、無端ベルト15の全長は、後述するテールプーリ16、ナイフエッジ17、ドライブプーリ18、スナブプーリ19に巻き掛けた状態で、テンションユニット21によって張力が付加することができる長さに設定される。無端ベルト15は、ベルトコンベヤ装置10の上部では表面を搬送面とし、ナイフエッジ17及びテールプーリ16間で張られて往路側を形成し、ナイフエッジ17及びテールプーリ16にて下方に折り曲げられた復路側(リターン側)に、後述するドライブプーリ18などの駆動やテークアップの仕組みに巻き掛けられる部分を有する。
無端ベルト15は、無端ベルト15の幅方向における両端部に、無端ベルト15の走行方向(図1中F方向)に沿って所定間隔を開けて、複数の孔15aが設けられる。なお、複数の孔15aは無端ベルト15の全周に亘って設けられる。隣り合う孔15aの間隔は、後述するドライブプーリ18の外周面に設けたピン18bの間隔と一致するように設定される。なお、図1においては、無端ベルト15に設けられる複数の孔のうち、一部の孔についてのみ符号を付している。
ベルトコンベヤ装置10は、上述した無端ベルト15の他、テールプーリ16、ヘッド部に備わるナイフエッジ17、ドライブプーリ18、スナブプーリ19、駆動モータ20、テンションユニット21、スプレーノズルユニット22,23、スクレーパユニット24の他、サイドカバー25,26及びドレンパン27を有する。なお、本発明のベルト洗浄装置は、スプレーノズルユニット22,23、スクレーパユニット24から構成される。
テールプーリ16は、無端ベルト15の往路側の搬送面を水平面(xy平面)に保持するベッド28の一端側であるテール部に軸受け部材29,30を介して軸着される。一方、ナイフエッジ17は、ベッド28の他端側であるヘッド部に固定される。
本実施形態に示すベルトコンベヤ装置10では、無端ベルト15の往路側の下流、つまりヘッド部にナイフエッジ17を配置している。ナイフエッジ17を用いることで、比較的小さい搬送物であっても、ベルトコンベヤ装置10の下流側に設けたコンベヤ装置に安定して搬送物を受け渡すことが可能となる。したがって、ナイフエッジ17を用いる代わりに、プーリや固定軸などを用いて、これら部材に無端ベルトを巻きかけることも可能である。なお、ベッド28は、例えば円筒パイプ形状の保持部材31,32に片持ちで保持される。ナイフエッジ17は、後述する復路側のベルト部の張力を、自身とドライブプーリ18との間に大きく付与しても、揺動したりせず力に耐え、強固な支点を形成できるので、復路側のベルト部の振動支点として有利である。
ドライブプーリ18は、回転軸18aの一端側をコンベヤフレームに固定される保持板35に固定された軸受け部36に、回転軸18aの他端側を保持板37に固定された軸受け部38に軸支される。ドライブプーリ18は、ナイフエッジ17により鋭角に折り曲げられ下り傾斜として斜め下方に折り返された無端ベルト15の裏面側で巻き掛け、無端ベルト15を斜め上方に折り返す。ここで、ドライブプーリ18は、ナイフエッジ17及びドライブプーリ18間の無端ベルト15がテールプーリ16の位置する方向に向けて約45度下り傾斜するように配置される。なお、ナイフエッジ17及びドライブプーリ18間において、無端ベルト15がテールプーリ16の位置する方向に向けて約45度下り傾斜するようにドライブプーリ18を配置しているが、ナイフエッジ17及びドライブプーリ18間における無端ベルト15の傾斜角度は、例えば30度から60度であればよい。
ドライブプーリ18は、回転軸方向における両端部に、ドライブプーリ18の外周面の全周に亘って、所定ピッチ間隔で複数のピン18bが設けられる。複数のピンのうち、無端ベルト15が巻き掛けられる範囲内に位置するピン18bが、無端ベルト15の孔15aに各々挿通される。これにより、後述するように洗浄水が無端ベルト15の表面及び裏面にかかってもドライブプーリ18と無端ベルト15の裏面とがスリップする心配が無い。なお、図4においては、ピン18bが配置される位置を二点鎖線で示している。ドライブプーリ18に設けたピン18bが無端ベルト15の孔15aに挿通されることで、無端ベルト15の幅方向における位置ずれを防止する。その結果、無端ベルト15の走行時における無端ベルト15の蛇行を防止することができる。ドライブプーリ18の回転軸18aにおいて、保持板35側の一端部は、軸受け部36に挿通された後、駆動モータ20に設けた出力軸である嵌入型のホローシャフトに嵌入される。
スナブプーリ19は、ドライブプーリ18により斜め上方に折り返された無端ベルト15の表面側で巻き掛けられ、テールプーリ16に向けて折り返す。スナブプーリ19は、無端ベルト15が巻き掛けられる円筒状のプーリ部19aと、スナブプーリ19の回転中心となる軸部19b,19cと、プーリ部19aの両端部に設けられ、軸部19b,19cが挿通されるベアリング(図示省略)とから構成される。つまり、スナブプーリ19は、無端ベルト15が走行するときには、プーリ部19aのみが回転する。
上述したドライブプーリ18及びスナブプーリ19が軸支される保持板35,37は以下の構成である。保持板35は、上下方向における上端部が、ベッド28の折曲部(図示省略)にボルト等を用いて固定される。保持板35の下端部には、ドライブプーリ18の軸部18aの一端部が挿通される第1切欠き部35aが設けられる。ここで、本実施形態では、保持板35の下端部に第1切欠き部35aを有する形態としているが、ドライブプーリ18の軸部18aが挿通される挿通孔を設けることも可能である。
保持板35の左右方向における図4中右側端部には、略L字状の第2切欠き部35bが設けられる。第2切欠き部35bは、図4中右側端部から左側端部に向けて水平方向に切り欠かれた後、下方に切り欠かれる。なお、下方に切り欠かれた部分の幅は、スナブローラ19の二面取り加工された軸部19bの短手方向の幅よりも若干大きく、軸部19bの円弧面の直径未満となる幅に設定される。
保持板35の左右方向における図4中左側端部には、斜め下方に向けて切り欠かれた第3切欠き部35cを有する。第3切欠き部35cは、後述するスクレーパユニット24の軸部59が挿入される。なお、第3切欠き部35cの幅は、スクレーパユニット24の軸部59の直径よりも若干大きい幅に設定される。また、第3切欠き部35cの切り欠き方向は、例えばナイフエッジ17及びドライブプーリ18間の無端ベルト15の傾斜方向と略同一となる。
また、保持板37は、保持板35と同一形状である。つまり、保持板37は、保持板35と同様に、第1切欠き部37a、第2切欠き部37b、第3切欠き部37cを有する。なお、保持板37の構成については、説明は省略する。
駆動モータ20は、モートルの回転軸の回動方向を90度変換する駆動部を一体化したもので、駆動部にはモートルの回転軸と直交する方向にドライブプーリ18の回転軸18aを嵌入させるホローシャフトを備え、駆動モータ20の本体はコンベヤフレームの外側を形成するサイドカバー25の外側に位置し、前記ホローシャフトを再度カバー25の内側に突出する。したがって、駆動モータ20の駆動に合わせてドライブプーリ18が回転する。駆動モータ20は、例えば保持板35等の下面にピン等で引っかかるようにしたトルクアームによりわずかにホローシャフトの周りに遊びを持って固定される。
テンションユニット21は、スナブプーリ19及びテールプーリ16間における無端ベルト15の裏側を下方に押圧し、無端ベルト15に対して張力を掛けることで、無端ベルト15の弛みを防止する。テンションユニット21は、テンションプーリ40及びテンションプーリ40を保持する回動部材41を有する。
図示は省略するが、テンションプーリ40は、無端ベルト15が巻き掛けられる円筒状のプーリ部と、プーリ部の回転中心となる軸部と、プーリ部の両端部に設けられ、軸部が挿通されるベアリングとから構成される。テンションプーリ40は、無端ベルト15が走行するときには、スナブプーリ19及びテールプーリ16間における無端ベルト15の裏側を下方に押圧しながら、プーリ部のみが回転する。
回動部材41は、長手方向の一端部がテンションプーリ40の軸部に各々固定される。そして、長手方向の他端部がベッド28の折り曲げられた部分に回転自在に軸着される。したがって、テンションプーリ40は、回動部材41の他端部を回動中心として回動される。
スプレーノズルユニット22は、洗浄水を噴出し、ナイフエッジ17により折り返された無端ベルト15の復路側の表面に洗浄水を吹き付ける。図5に示すように、スプレーノズルユニット22は、例えば5個のスプレーノズル43が、配管44の長手方向に所定間隔を空けて、且つ洗浄水を噴出する方向が同一方向となるように配管44に各々固定される。ここで、所定間隔とは、スプレーノズル43から噴出される洗浄水が無端ベルト15の幅方向における全領域に吹き付けられる間隔である。なお、図5中二点鎖線で示す領域は、各スプレーノズル43から噴出された洗浄水が吹き付けられる無端ベルト15の領域を示している。
配管44は、長手方向が無端ベルト15の幅方向と一致するように配置される。また、配管44の一端は、図示を省略した開閉バルブに接続されたホース45が接続されており、開閉バルブを開操作したときに、スプレーノズル43の各々から洗浄水が無端ベルト15に向けて噴出される。なお、スプレーノズルユニット22は、各スプレーノズル43から噴出される洗浄水の噴出方向が無端ベルト15の表面に直交するように配置される。つまり、スプレーノズルユニット22の各スプレーノズル43から噴出される洗浄水の噴出方向は、上方に45度傾斜した方向となる。また、スプレーノズルユニット22のスプレーノズル43から噴出される洗浄水が無端ベルト15に吹き付ける位置は、例えばナイフエッジ17及びスクレーパユニット23との間であることが好ましい。
なお、スプレーノズル43が配置される配管44は、保持部材46を介してブラケット47に保持される。ここで、保持部材46は、無端ベルト15に対する位置を調整できるようにブラケット47に保持される。また、ブラケット47には、スプレーノズルユニット22のスプレーノズル43から洗浄水を噴出したときに、無端ベルト15により跳ね返った洗浄水がベルトコンベヤ装置10の外部に飛散することを防止するための飛散防止カバー48が固定される。なお、ブラケット47はドレンパン27に固定される。
スプレーノズルユニット23は、洗浄水を噴出して、ドライブプーリ18に巻き掛けられた無端ベルト15の表面の領域に対して洗浄水を吹き付ける。なお、スプレーノズルユニット23の構成はスプレーノズルユニット22の構成と同一である。したがって、スプレーノズルユニット23の構成については、省略する。スプレーノズルユニット23は、後述するスクレーパユニット24により付着物が掻き取られた後の無端ベルト15の表面に洗浄水を吹き付ける。なお、スプレーノズルユニット23のスプレーノズル51から噴出される洗浄水の噴出方向は、無端ベルト15の表面に対して垂直となるように設定される。例えば図2においては、上方に45度傾斜した方向に設定された場合を示している。ここで、符号52はスプレーノズルユニット23の配管53を保持する保持部、符号54は保持部52を固定するブラケットである。
図6に示すように、スクレーパユニット24は、スクレーパ本体55と、スクレーパ本体55の両端部に固定されるブラケット56,57及びウエイト58から構成される。スクレーパ本体55は、耐衝撃性、耐摩耗性の他、低温特性等に優れた無垢の合成樹脂材が用いられる。スクレーパ本体55の材質としては、例えばニューライト樹脂(超高分子量ポリエチレン)が挙げられる。スクレーパ本体55は、例えば45度傾斜した傾斜面55aを備えている。傾斜面55aは、ナイフエッジ17及びドライブプーリ18間に位置する無端ベルト15の表面に圧接される面となる。
ブラケット56は、スクレーパ本体55の長手方向の一端部に固定される。ブラケット56は、上下方向の両端部から同一方向に(図6中y方向に)延出された二片56a,56bを有する。これら二片56a,56bのうち、短片56aには軸部59が設けられる。また、二片56a,56bのうち、長片56bにはウエイト58の一端部が固定される。ブラケット57は、スクレーパ本体55の長手方向の両端部のうち、ブラケット57が固定される一端部とは反対側の端部に固定される。ブラケット57は、上下方向の両端部から同一方向に(図6中y方向に)延出された二片57a,57bを有する。これら二片57a,57bのうち、短片57aには軸部60が設けられる。また、二片57a,57bのうち、長片57bにはウエイト58の一端部が固定される。なお、ブラケット56及びブラケット57をスクレーパ本体に固定すると、ブラケット56の軸部59とブラケット57の軸部60とが同軸となる。
ウエイト58は、例えば円筒形状からなり、ウエイト58の両端部がブラケット56の長片56b,ブラケット57の長片57bに各々固定される。つまり、ウエイト58は、スクレーパユニット24の回動中心(ブラケット56の軸部59及びブラケット57の軸部60)から離れた位置に保持され、スクレーパユニット24を図9(b)中I方向に付勢する。ここで、ウエイト58は、異なる重さのものを取り付けることができるようにブラケット56,57に対して着脱自在とすることも可能である。なお、図6中符号62は、ブラケット56,57をスクレーパ本体55に固定するボルト、符号63は、ウエイト58をブラケット56,57に固定するボルトである。
スクレーパユニット24は、保持板35,37に着脱自在となる。図7に示すように、スクレーパユニット24をベルトコンベヤ装置10に取り付けるときには、無端ベルト15の傾斜方向に沿ってスクレーパユニット24を保持板35,37に向けて移動させて、ブラケット56の軸部59を保持板35の第3切欠き部35cに、ブラケット57の軸部60を保持板37の第3切欠き部37cに各々挿入する。また、スクレーパユニット24を取り外すときには、無端ベルト15の傾斜方向に沿ってスクレーパユニット24を保持板35,37から離れる方向に移動させることで、ブラケット56の軸部59を保持板35の第3切欠き部35cから、ブラケット57の軸部60を保持板37の第3切欠き部37cから各々抜き取る。
スクレーパユニット24をベルトコンベヤ装置10に取り付けた状態では、保持板35に設けた第3切欠き部35cの長手方向及び保持板37に設けた第3切欠き部37cの長手方向が搬送ベルト15の傾斜方向と各々一致している。したがって、ドライブプーリ18に向けて無端ベルト15が引き込まれるときに、ブラケット56の軸部59が保持板35の第3切欠き部35cから脱落することが防止される。同様に、ブラケット57の軸部60が保持板37の第3切欠き部37cから脱落することが防止される。
ここで、スクレーパユニット24を保持板35,37に軸支させた状態では、スクレーパ本体55の傾斜面55aは無端ベルト15の表面を上方に押し込んだ状態となり、無端ベルト15は撓んだ状態で保持される(図2参照)。ここで、スクレーパ本体55による無端ベルト15の押し込み量は例えば20mmに設定される。
サイドカバー25は、無端ベルト15の幅方向において、駆動モータ20が設置される一端側に固定され、ベルトコンベヤ装置10の一側面を被覆する。また、サイドカバー26は、無端ベルト15の幅方向において、駆動モータ20が設置される一端側とは反対側の端部に着脱自在であり、ベルトコンベヤ装置10への取り付け時に、サイドカバー25とは反対側の側面を被覆する。
サイドカバー26の上端内部には、2つの受け部65が所定間隔を空けて設けられる。また、サイドカバー26の下端部には、2つの挟持片66を有する。サイドカバー26の上端内部に有する受け部65は、サイドカバー26をベルトコンベヤ装置10に取り付けたときに、ベッド28の折曲部に設けたシャフト67を係止する。また、サイドカバー26の下端部に設けた挟持片66は、ドレンパン27の側壁の上端部を挟持する。サイドカバー26には窓部26aが形成され、サイドカバー26の裏側からガラスや透明なプラスチックなどにより被覆される。また、窓部26aの近傍には、サイドカバー26を取り外す際に作業者が把持する取っ手68が設けられる。
なお、符号69は、テンションプーリ40による無端ベルト15への張力の付与を解除する回動部材41の回動時に、テンションプーリ40の軸部を引っ掛けて、テンションユニット21を保持するフックである。なお、テンションユニット21におけるテンションプーリ40の軸部をフック69に引っ掛ける動作は、無端ベルト15を取り外すときに行う動作である。
次に、ベルトコンベヤ装置10の無端ベルト15を洗浄するときの動作について説明する。無端ベルト15の洗浄は、ベルトコンベヤ装置10によって生鮮食品や加工食品等の搬送物を搬送しない状態で実行される。なお、搬送物を搬送しない状態は、工程作業を行っていない時の状態の他に、工程作業の途中に発生する極短いインターバル時間における状態が挙げられる。
ベルトコンベヤ装置10にはスクレーパユニット24が取り付けられており、スクレーパユニット24のスクレーパ本体55は、傾斜面55aがナイフエッジ17とドライブプーリ18との間の無端ベルト15の搬送面を押し込んでいる。この状態で、駆動モータ20を作動させると、ドライブプーリ18が図9(a)中G方向に回転する。ドライブプーリ18が回転することで、ドライブプーリ18に巻き掛けられた無端ベルト15のうち、ナイフエッジ17及びドライブプーリ18間に位置する無端ベルト15の復路側のベルト部分が、ドライブプーリ18に向けて引き込まれる。その結果、ナイフエッジ17及びドライブプーリ18間に位置する無端ベルト15の復路側のベルト部分には、ドライブプーリ1への引き込みによる張力が付加された状態となる。
無端ベルト15の走行時に開閉バルブが開操作されると、スプレーノズルユニット22のスプレーノズル43の各々から洗浄水が噴出され、無端ベルト15の表面に洗浄水を吹き付ける。同様にして、スプレーノズルユニット23のスプレーノズル51の各々から洗浄水が噴出され、ドライブプーリ18に巻き掛けられた無端ベルト15の表面に洗浄水を吹き付ける。
スプレーノズルユニット22から噴出される洗浄水は、ナイフエッジ17とスクレーパユニット24との間の領域に吹き付けられる。無端ベルト15の表面に吹き付けられた洗浄水は、洗浄水の自重により、ドライブプーリ18に向けて下り傾斜する無端ベルト15の表面に沿って流下する。
無端ベルト15を押し込むスクレーパユニット24は、スクレーパ本体55の傾斜面55aが無端ベルト15の表面に圧接されている。したがって、ドライブプーリ18の図9(a)中G方向への回転によって無端ベルト15が走行すると、スクレーパ本体55の傾斜面55aと側面55bとの間に生じるエッジ部分を主たる掻き取り部位として無端ベルト15の表面に付着した付着物が掻き取られる。なお、付着物は、無端ベルト15の表面に沿って流下する洗浄水とともにスクレーパ本体55の側面55bに沿って流下した後、スクレーパ本体55からドレンパン27に落下することで、ドレンパン27に回収される。
一方、付着物が掻き取られた無端ベルト15は、ドライブプーリ18に巻き掛けられている過程で、スプレーノズルユニット23のスプレーノズル51の各々から噴出された洗浄水が吹き付けられる。洗浄水が吹き付けられることで、無端ベルト15の表面が洗浄される。ここで、スプレーノズルユニット23のスプレーノズル51の各々から噴出された洗浄水は、ドライブプーリ18に巻き掛けられる無端ベルト15の最下点に向けて流下した後、無端ベルト15の最下点からドレンパン27に落下することで、ドレンパン27に回収される。
無端ベルト15が走行すると、スクレーパ本体55の傾斜面55aと無端ベルト15の搬送面との動摩擦力により、スクレーパ本体55は、無端ベルト15の走行方向と同一方向に引っ張られる。スクレーパ本体55に固定されたブラケットの軸部59は保持板35の第3切欠き部35cに、スクレーパ本体55に固定されたブラケット57の軸部60は保持板37の第3切欠き部37cに、各々軸支された状態である。したがって、スクレーパユニット24は、ブラケット56の軸部59及びブラケット57の軸部60を中心として図9(a)中H方向に回動する。
上述したように、無端ベルト15の表面に吹き付けられた洗浄水は、洗浄水の自重により、ドライブプーリ18に向けて下り傾斜する無端ベルト15の表面に沿って流下する。したがって、無端ベルト15を押し込む際に無端ベルト15の表面に当接されるスクレーパ本体55の傾斜面55aと無端ベルト15の表面との間の動摩擦力は、スクレーパ本体55の傾斜面55aと無端ベルト15の表面との間に一部介在する水膜により小さい。したがって、無端ベルト15の走行時には、スクレーパ本体55の傾斜面55aと無端ベルト15の搬送面との間でスベリが生じる。
スクレーパ本体55の傾斜面55aと無端ベルト15の表面との間でスベリが生じると、スクレーパユニット24に設けたウエイト58の自重によりスクレーパユニット24はブラケット56の軸部59及びブラケット57の軸部60を中心として図9(b)中I方向に回動する。
スクレーパユニット24が図9(b)I方向に回動し、例えば図9(b)中二点鎖線に示す位置(図9(a)中実線に示す位置)に到達すると、スクレーパユニット24により押し込まれることで撓んだ無端ベルト15によって、スクレーパ本体55の図9(b)I方向への回動が停止される。そして、スクレーパ本体55の傾斜面55aと無端ベルト15の表面との間の摩擦力により、スクレーパユニット24は、図9(a)中H方向に再度回動し、スベリが生じた時点で、図9(b)I方向に回動する。したがって、無端ベルト15の走行時には、スクレーパユニット24は、ブラケット56の軸部59及びブラケット57の軸部60を中心として揺動することになる。
上述したように、ドライブプーリ18の回転時には、スクレーパユニット24が揺動することで、スクレーパユニット24に押し込まれる無端ベルト15が振動する。スクレーパユニット24の揺動及び無端ベルト15の振動により、無端ベルト15の搬送面に対するスクレーパユニット24のスクレーパ本体55のエッジ部分の角度が変化するので、無端ベルト15の表面に付着した付着物が確実に掻き取られる。
なお、無端ベルト15の洗浄後に、ベルトコンベヤ装置10の内部を清掃する場合、図8に示すように、サイドカバー26を取り外す。サイドカバー26を取り外した後、ブラケット56の軸部59を保持板35の第3切欠き部35cの長手方向に沿って、ブラケット57の軸部60を保持板37の第3切欠き部37cの長手方向に沿って各々引き抜くことで、スクレーパユニット24をベルトコンベヤ装置10から取り外す。その後、スクレーパユニット24を洗浄する。洗浄されたスクレーパユニット24は、ブラケット56の軸部59を保持板35の第3切欠き部35cの長手方向に沿って、ブラケット57の軸部60を保持板33の第3切欠き部33cの長手方向に沿って各々挿入することで、ベルトコンベヤ装置10の内部に設置される。したがって、ベルトコンベヤ装置10から容易にスクレーパユニット24を着脱することが可能となる。
無端ベルト15の洗浄の一例として、ベルトコンベヤ装置10によって生鮮食品や加工食品等の搬送物を搬送せずに行う場合について説明しているが、ベルトコンベヤ装置10による搬送物の搬送を行っている際にも行うことができる。この場合、スプレーノズルユニット22,23によって洗浄水が無端ベルト15の搬送面に吹き付けられていることから、無端ベルト15の搬送面は濡れた状態となる。したがって、スプレーノズルユニット23により洗浄水が噴出される位置からテールプーリ16によって無端ベルト15が折り返される位置までの間で、無端ベルト15の表面に空気を吹き付けて、無端ベルト15の搬送面に残留する水分を吹き飛ばすエアノズルユニットを配置することも可能である。
本実施形態では、ナイフエッジ17により折り返される無端ベルト15をドライブプーリ18に向けて下り傾斜させ、下り傾斜する無端ベルト15の表面をスクレーパユニット24によって押し込む構成としているが、無端ベルト15の復路側で、且つ無端ベルト15に張力が掛かっている位置であれば、ナイフエッジ17とドライブプーリ18とだけの間に限定されるものではない。
図10に示すように、ベルトコンベヤ装置70に有する無端ベルト71を、表面が搬送面として形成される往路側をテールプーリ72,ヘッドプーリ73に巻き掛け、無端ベルト71の復路側を、ベントプーリ74、テンションプーリ75、スナブプーリ76、ドライブプーリ77、スナブプーリ78及びベントプーリ79の順で巻き掛ける。そして、ベントプーリ74からテンションプーリ75の間にスクレーパユニット80を配置し、スクレーパ本体81をベントプーリ74からテンションプーリ75の間で下り傾斜する無端ベルト15の表側に押し付ける。なお、スクレーパユニット80の構成は本実施形態のスクレーパユニット24の構成と同一の構成である。
また、ヘッドプーリ73とスクレーパユニット80との間の領域に、スプレーノズルユニット82を配置し、テンションプーリ75とスナブプーリ76との間の領域に、スプレーノズルユニット83を配置する。このような構成のベルトコンベヤ装置70であっても、本実施形態のベルトコンベヤ装置10と同様に、無端ベルト71の表面に付着した付着物をスクレーパユニット80によって確実に掻き取ることができる。なお、スクレーパユニット80によって掻き取られた付着物は、スプレーノズルユニット82から噴出された洗浄水とともにドレンパン84に落下する。
10,70…ベルトコンベヤ装置、15,71…無端ベルト、22,23,82,83…スプレーノズルユニット、24,80…スクレーパユニット、43,51…スプレーノズル、55,81…スクレーパ本体、58…ウエイト、59,60…軸部

Claims (12)

  1. 無端ベルトのうち、搬送面を形成するベルト表側で、且つヘッド部からドライブプーリにかけて前記ヘッド部で鋭角に折り曲げられ下り傾斜する張力が付加された復路側のベルト部分の表面に圧接される圧接面を備え、前記復路側のベルト部分の表面に付着した付着物を掻き取る掻き取り手段と、
    前記復路側のベルト部分の表面に前記圧接面を押し付けて前記無端ベルトを撓ませた状態となるように前記掻き取り手段を軸支する軸支部と、
    前記下り傾斜する前記復路側のベルト部分において、前記掻き取り手段が押し付けられる位置よりも上流側の領域に対して液体を吹き付ける第1の吹き付け手段と、
    前記無端ベルトの走行時に前記無端ベルトから前記圧接面の動摩擦力の反力を受けた前記掻き取り手段が前記軸支部を中心として回動する第1方向とは反対方向となる第2方向に前記掻き取り手段を付勢する錘部材と、
    を備え、
    前記掻き取り手段は、走行する前記無端ベルトからの前記圧接面の動摩擦力の応力を受けて前記第1方向に回動した後、前記液体が吹き付けられた前記復路側のベルト部分の表面と前記圧接面とのスベリが生じたときに前記錘部材の自重により前記第2方向に回動する動作を繰り返すことで前記軸支部を中心として揺動し、
    前記掻き取り手段は、前記軸支部を中心とした揺動により前記圧接面が押し付けられた前記無端ベルトを振動させて、前記無端ベルトの前記搬送面に付着した付着物を掻き取ることを特徴とするベルト洗浄装置。
  2. 請求項1に記載のベルト洗浄装置において、
    前記掻き取り手段の前記無端ベルトの幅方向における両端部に設けられた軸部を有し、前記掻き取り手段を保持する保持手段を備え、
    前記保持手段は、前記錘部材を、前記軸部の回転中心から外れた位置で、且つ前記掻き取り手段を前記第2方向に付勢することが可能な位置で保持することを特徴とするベルト洗浄装置。
  3. 請求項2に記載のベルト洗浄装置において、
    前記軸支部は、前記軸支部は、前記無端ベルトを有するベルトコンベヤ装置のフレーム板の縁端部から、下り傾斜する前記復路側のベルト部分の傾斜方向に沿って切り欠かれた切欠き部であり、
    前記保持手段は、前記軸部を前記無端ベルトの傾斜方向に沿って、前記切欠き部に挿入する又は前記切欠き部から抜き取ることで、前記ベルトコンベヤ装置に対して着脱自在となることを特徴とするベルト洗浄装置。
  4. 請求項3に記載のベルト洗浄装置において、
    前記ベルトコンベヤ装置は、
    前記無端ベルトを前記ヘッド部で折り返す折り返し部材と、
    前記折り返し部材により折り返された前記無端ベルトを下り傾斜させた状態で巻き掛け、駆動モータの駆動に合わせて回転することで前記無端ベルトを走行させる前記ドライブプーリと、
    を備え、
    前記掻き取り手段は、前記折り返し部材及び前記ドライブプーリ間に位置する前記復路側のベルト部分を撓ませることを特徴とするベルト洗浄装置。
  5. 請求項3に記載のベルト洗浄装置において、
    前記ベルトコンベヤ装置は、
    前記無端ベルトを前記ヘッド部で折り返す折り返し部材と、
    前記折り返し部材によりドライブプーリにかけて前記ヘッド部で鋭角に折り曲げられ下り傾斜する張力が付加された復路側のベルト部分に対し、前記無端ベルトの裏面と表面とから各々前記復路側のベルト部分に対して張力を付加するテンションプーリ及びスナブプーリと、
    を備え、
    前記掻き取り手段は、前記折り返し部材及び前記テンションプーリ間に位置する前記復路側のベルト部分を撓ませることを特徴とするベルト洗浄装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のベルト洗浄装置において、
    前記掻き取り手段により前記付着物が掻き取られた後の前記無端ベルトの復路側の表面に対して洗浄水を吹き付ける第2の吹き付け手段を更に備えることを特徴とするベルト洗浄装置。
  7. 搬送物を搬送する搬送面を有する無端ベルトと、
    前記無端ベルトのうち、搬送面を形成するベルト表側で、且つヘッド部からドライブプーリにかけて前記ヘッド部で鋭角に折り曲げられ下り傾斜する張力が付加された復路側のベルト部分の表面に圧接される圧接面を備え、前記復路側のベルト部分の表面に付着した付着物を掻き取る掻き取り手段と、
    前記復路側のベルト部分の表面に前記圧接面を押し付けて前記無端ベルトを撓ませた状態となるように前記掻き取り手段を軸支する軸支部と、
    前記下り傾斜する前記復路側のベルト部分において、前記掻き取り手段が押し付けられる位置よりも上流側の領域に対して液体を吹き付ける第1の吹き付け手段と、
    前記無端ベルトの走行時に前記無端ベルトから前記圧接面の動摩擦力の反力を受けた前記掻き取り手段が前記軸支部を中心として回動する第1方向とは反対方向となる第2方向に前記掻き取り手段を付勢する錘部材と、
    を備え、
    前記掻き取り手段は、走行する前記無端ベルトからの前記圧接面の動摩擦力の応力を受けて前記第1方向に回動した後、前記液体が吹き付けられた前記復路側のベルト部分の表面と前記圧接面とのスベリが生じたときに前記錘部材の自重により前記第2方向に回動する動作を繰り返すことで前記軸支部を中心として揺動し、
    前記掻き取り手段は、前記軸支部を中心とした揺動により前記圧接面が押し付けられた前記無端ベルトを振動させて、前記無端ベルトの前記搬送面に付着した付着物を掻き取ることを特徴とするベルトコンベヤ装置。
  8. 請求項7に記載のベルトコンベヤ装置において、
    前記掻き取り手段の前記無端ベルトの幅方向における両端部に設けられた軸部を有し、前記掻き取り手段を保持する保持手段を備え、
    前記保持手段は、前記錘部材を、前記軸部の回転中心から外れた位置で、且つ前記掻き取り手段を前記第2方向に付勢することが可能な位置で保持することを特徴とするベルトコンベヤ装置。
  9. 請求項8に記載のベルトコンベヤ装置において、
    前記軸支部は、前記無端ベルトを有するベルトコンベヤ装置のフレーム板の縁端部から、前記下り傾斜する前記復路側のベルト部分の傾斜方向に沿って切り欠かれた切欠き部であり、
    前記保持手段は、前記軸部を前記無端ベルトの傾斜方向に沿って、前記切欠き部に挿入する又は前記切欠き部から抜き取ることで、前記ベルトコンベヤ装置に対して着脱自在となることを特徴とするベルトコンベヤ装置。
  10. 請求項9に記載のベルトコンベヤ装置において、
    前記無端ベルトを前記ヘッド部で折り返す折り返し部材と、
    前記折り返し部材により折り返された前記無端ベルトを下り傾斜させた状態で巻き掛け、駆動モータの駆動に合わせて回転することで前記無端ベルトを走行させる前記ドライブプーリと、
    を備え、
    前記掻き取り手段は、前記折り返し部材及び前記ドライブプーリ間に位置する前記復路側のベルト部分を撓ませることを特徴とするベルトコンベヤ装置。
  11. 請求項9に記載のベルトコンベヤ装置において、
    前記無端ベルトを前記ヘッド部で折り返す折り返し部材と、
    前記折り返し部材によりドライブプーリにかけて前記ヘッド部で鋭角に折り曲げられ下り傾斜する張力が付加された復路側のベルト部分に対し、前記無端ベルトの裏面と表面とからそれぞれ復路側のベルト部分に対して張力を付加するテンションプーリ及びスナブプーリと、
    を備え、
    前記掻き取り手段は、前記折り返し部材及び前記テンションプーリ間に位置する前記復路側のベルト部分を撓ませることを特徴とするベルトコンベヤ装置。
  12. 請求項7から請求項11のいずれか1項に記載のベルトコンベヤ装置において、
    前記掻き取り手段により前記付着物が掻き取られた後の前記無端ベルトの復路側の表面に対して洗浄水を吹き付ける第2の吹き付け手段を更に備えることを特徴とするベルトコンベヤ装置。
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