JP2003146423A - ベルトコンベヤの洗浄装置 - Google Patents

ベルトコンベヤの洗浄装置

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JP2003146423A
JP2003146423A JP2001339697A JP2001339697A JP2003146423A JP 2003146423 A JP2003146423 A JP 2003146423A JP 2001339697 A JP2001339697 A JP 2001339697A JP 2001339697 A JP2001339697 A JP 2001339697A JP 2003146423 A JP2003146423 A JP 2003146423A
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belt
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drive
scraper
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Shigeru Yagi
繁 八木
Takeshi Hino
威 日野
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Sanki Engineering Co Ltd
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Sanki Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルト表面及び駆動ホイール、リターンロー
ラまたはスクレーパ等に付着した食品かす等を取り除く
際に、コンベヤを分解することなく簡単にベルト及び駆
動ホイール、リターンローラ、スクレーパを洗浄できる
ベルトコンベヤの洗浄装置を提供する。 【解決手段】 フレーム2の前後端に掛け渡したエンド
レスベルト5と、フレームの下部に設けた駆動部ユニッ
ト6に配置された駆動ホイールとを有し、前記駆動ホイ
ールが帰り側ベルト表面からの押しつけにより摩擦駆動
するようにしたベルト表面駆動式ベルトコンベヤ1にお
いて、駆動ホイールに対峙して、洗浄水供給配管に接続
する噴射ノズル手段を配設し、該噴射ノズルから高圧水
をベルト及び駆動ホイールに向け噴射して洗浄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生鮮食品又は加工
食品等の搬送用として使用されるベルトコンベヤに関す
るもので、特にベルト表面駆動方式によるベルト及び駆
動ホイールの洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のベルトコンベヤの多くは、エンド
レスベルト裏側に駆動ホイールを接触させ、テンション
ローラによりベルトに張力を与えて駆動せしめるいわゆ
る裏面駆動であって、搬送時にベルトあるいは駆動ホイ
ールに付着した食品のかす等を取り除くためには、駆動
部を分解しコンベヤに取り付けられているベルトを外し
人手により洗浄するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ベルト裏面駆動方式に
よるベルトコンベヤにおいては、前記したようにベルト
及び駆動ホイールを洗浄をする場合には、少なくとも駆
動部を分解するという手間が必要であり、また、洗浄し
たベルトを装着した後のコンベヤの調整に多くの時間を
要するため、あまりベルトの清掃が行われないのが実情
である。
【0004】本発明の目的は、ベルト表面駆動方式のベ
ルトコンベヤにおいて、生鮮食品又は加工食品等(以下
食品等という)の搬送時にベルト及び駆動ホイール等に
付着した食品かす等を取り除く場合に、コンベヤを分解
することなく簡単にベルト及び駆動ホイールを洗浄でき
るベルトコンベヤの洗浄装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、フレームの前後端に掛け
渡したエンドレスベルトと、フレームの下部に設けた駆
動部ユニットに配設された駆動ホイールとを有し、駆動
ホイールが帰り側ベルト表面からの押しつけにより摩擦
駆動するようにしたベルト表面駆動式ベルトコンベヤに
おいて、前記駆動ホイールに対峙して、洗浄水供給配管
に接続する噴射ノズル手段を配設し、該噴射ノズルから
高圧水を帰り側ベルト表面及び駆動ホイールに噴射する
ことを特徴とする。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、前記噴射
ノズル手段が、リターンローラの近傍に配置され、帰り
側ベルト表面及びリターンローラに高圧水を噴射するこ
とを特徴とする。請求項3に記載の発明は、噴射ノズル
手段が、スクレーパの近傍に配置され、帰り側ベルト表
面及びスクレーパに高圧水を噴射することを特徴とす
る。
【0007】本発明によれば、ベルト表面駆動方式のベ
ルトコンベヤにおいて、ベルト及び駆動ホイール等に食
品かす等が付着しても、駆動ホイールの近傍に、水道水
に接続する洗浄水供給配管の先端に噴射ノズル手段を配
設し、該噴射ノズルで絞り込み高圧水を帰り側ベルト表
面及び駆動ホイールに噴射することにより、コンベヤを
分解することなく簡単な操作でベルト及び駆動ホイール
を洗浄でき、ベルト及び駆動ホイールに付着した食品か
す等を取り除くことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明ベルトコンベヤの正
面図、図2は平面図である。ベルトコンベヤ1は、フレ
ーム2,2の前端部にヘッドプーリ3とテールプーリ4
と、両プーリ3,4間に掛け渡したエンドレスベルト5
と、フレームの下部に取り外し自在に設けた駆動部ユニ
ット6と、駆動部ユニット取り付け位置のフレーム下部
に固着したブラケット7と、ブラケット7の両端に配置
されて帰り側ベルト内面に接する2個の押さえローラ
8,8と、駆動部ユニットのカバー14内における押さ
えローラ8,8に隣接する位置に設けた一対のスナブロ
ーラ9,9とから構成されている。
【0009】駆動部ユニット6は、モータ11と帰り側
ベルト外面(表面)5aに接する一対の駆動ホイール1
0とを備えている。駆動ホイール10は、カバー14内
の枠部に設けた板ばね12に常時2個の押さえローラ
8,8側に押しつけ付勢されており、その結果、押さえ
ローラ8,8と駆動ホイール10との間に挟まれた帰り
側ベルト5aをベルト外側(表面)からの押しつけによ
り摩擦駆動する。図中、符号13は板ばね12の両端に
配置した丸鋼、15は脚ユニット、16は補助脚ユニッ
トである。
【0010】補助脚ユニット16と前記スナブローラ
9,9との間には帰り側ベルトを押さえつけるためのリ
ターンローラ17が配設されている。さらに、駆動部ユ
ニット6のカバー14には、帰り側ベルトの表面に接す
るスクレーパ18が設けられている。また、駆動ホイー
ル10は、通常は周面に「筋目」あるいは「あやめ」の
ローレット加工により、凹凸面が施されている。(図示
は省略)これにより、駆動ホイールとベルトとの摩擦駆
動を有効にしている。
【0011】本発明は、上記表面駆動方式のベルトコン
ベヤにおいて、洗浄水を供給する噴射ノズル手段が、前
記駆動ホイール10に対峙して配置されている。噴射ノ
ズル手段は、図1及び図2に示すように、一対の駆動ホ
イール10、10にまたがる幅を有する分配管に複数の
噴射口をあけた噴射ノズルFが、洗浄水供給管20の先
端部分に取り付けられている。洗浄水供給配管20は、
後端が水道(図示せず)に接続され、先端が駆動カバー
14を貫通して駆動部内に開口し、その先端部に前記噴
射ノズルFが取り付けられている。上記噴射手段は水道
栓を開操作することで洗浄水を噴射ノズルに供給する。
また、噴射ノズルFは、上記のように複数の噴射口fを
有し、かつ、特殊ノズルで絞り込み水道水を高圧水とし
て帰り側ベルト表面5a及び駆動ホイール10に噴射す
るようになっている。駆動部ユニットのカバー14の底
部分は、駆動ユニット6内に噴射された洗浄水が溜まる
ことがないように下方は前面開口とするが、必要により
図1に示すように排水口21を設けてもよい。
【0012】また、図3及び図4は変形例を示す。この
場合は、リターンローラ17の近傍にも前記と同様の構
成を有する噴射ノズルF1を配置する。噴射ノズルF1
は、フレーム2にリターンローラ17を取り付ける係止
金具22の下側部に固定部材23を介して取り付けられ
ている。噴射ノズルF1洗浄水供給配管20を介して水
道水に接続されており、水道栓を開操作することで噴射
ノズルより洗浄水をリターンローラ17に向け噴射する
ようになっている。さらに、図5及び図6は別例を示す
もので、帰りベルト下流側のスナブローラ9に隣接して
スクレーパ18を設けと共に、駆動ユニットカバー14
にブラケットまたは斜板24を設けて噴射ノズルF2を
取り付ける。噴射ノズルF2からの洗浄水はスナブロー
ラ9及スクレーパ18に向かって噴射される。
【0013】上記構成を有するベルトコンベヤの洗浄装
置の作用について説明する。洗浄水供給管20を水道管
に接続し、コンベヤを運転状態にした後、水道管水を開
操作することにより、ノズル手段で絞り込み高圧水を各
噴射ノズルF、F1,F2よりベルト5a及び駆動ホイ
ール10、リターンローラ17あるいはスクレーパ18
に向かって噴射せしめる。これによりベルトコンベヤ5
の全長及び駆動ホイール10、リターンローラ17ある
いはスクレーパ18を洗浄することができる。なお、図
示例では、噴射ノズルを駆動ホイール、リターンローラ
及びスクレーパに対応するいずれかの位置に設けたが、
必要に応じてこれらの2カ所あるいは3カ所同時に噴射
ノズルを設置してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、食品等搬送用の
ベルトコンベヤにおいて、ベルト及び駆動ローラに付着
した食品かすなどを取り除くためにベルト及び駆動ロー
ラを洗浄する際に、コンベヤを構成する駆動部を分解す
ることなく、洗浄水供給管に接続する水道栓の開閉操作
のみで洗浄水をベルト、駆動ホイール、リターンローラ
またはスクレーパに高圧水として噴射でき、帰りベルト
表面の全長及び駆動ホイール、リターンローラまたはス
クレーパを同時に洗浄することができる。それにより、
洗浄に多くの時間を費やすことがなく、また従来のよう
に分解洗浄後にコンベヤを調整するという作業を全く必
要としない。また、駆動ホイールの周面が、ローレット
加工により凹凸面が施されていても、水道栓の開閉操作
のみで簡単に洗浄することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るベルトコンベヤの正面
図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】リターンローラ部分に噴射ノズルを配置した例
を示す正面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】スクレーパ取り付け部分に噴射ノズルを配置し
た別例の正面図である。
【図6】図6の平面図である。
【符号の説明】
1 ベルトコンベヤ 2、2 フレーム 3 ヘッドプーリ 4 テールプーリ 5 エンドレスベルト 6 駆動部ユニット 7 ブラケット 8 押さえローラ 9 スナブローラ 10 駆動ホイール 11 モータ 12 板ばね 13 丸鋼 14 駆動部カバー 15 脚ユニット 16 補助脚ユニット 17 リターンローラ 18 スクレーパ 20 洗浄水供給配管 21 排水口 22 係止金具 23 固定部材 24 ブラケット F、F1、F2 噴射ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームの前後端に掛け渡したエンドレ
    スベルトと、フレームの下部に設けた駆動部ユニットに
    配設された駆動ホイールとを有し、前記駆動ホイールが
    帰り側ベルト表面からの押しつけにより摩擦駆動するよ
    うにしたベルト表面駆動式ベルトコンベヤにおいて、 前記駆動ホイールに対峙して、洗浄水供給配管に接続す
    る噴射ノズル手段を配設し、該噴射ノズルから高圧水を
    帰り側ベルト表面及び前記駆動ホイールに噴射すること
    を特徴とするベルトコンベヤの洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記噴射ノズル手段が、リターンローラ
    の近傍に配置され、帰り側ベルト表面及びリターンロー
    ラに高圧水を噴射することを特徴とする請求項1に記載
    のベルトコンベヤの洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記噴射ノズル手段が、スクレーパの近
    傍に配置され、帰り側ベルト表面及びスクレーパに高圧
    水を噴射することを特徴とする請求項1または2項に記
    載のベルトコンベヤの洗浄装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102328820A (zh) * 2011-05-30 2012-01-25 泰安力博机电科技有限公司 输送带清洗吹干环保清扫装置
CN104176468A (zh) * 2014-07-22 2014-12-03 国家电网公司 输煤皮带拉紧装置的前置抑尘机构
CN105151721A (zh) * 2015-09-08 2015-12-16 合肥安晶龙电子股份有限公司 用于色选机背景辊筒的清洁装置
JP2016204127A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 三機工業株式会社 ベルト洗浄装置及びベルトコンベヤ装置

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