JP5100850B2 - 外装部品およびその製造方法ならびに電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、凹凸構造により発色する外装部品、およびその製造方法、ならびに当該外装部品が設けられる電子機器に関するものである。
従来、装飾効果を与える外装部品の成形方法として、しぼ加工や、成形後の外装部品に2次加工を施したり、あるいは前記外装部品の金型面に化粧線や文字を彫り込んで成形面から浮き上がっているように見せる方法が知られている。特に、成形品の着色については、多色成形のような特殊成形によって着色する場合もあるが、一定の色を有する成形品に対して、印刷や貼り付け、あるいは塗装を行ったりすることが一般的である。
しかし、これらの方法による着色では、印刷や貼り付け、塗装といった工程分だけ製造コストが増加し、さらに、塗装工程では多くの二酸化炭素が排出される。また、各種の顔料や染料あるいは有機溶剤を用いるため、廃液処理といった後処理工程も必要となり、作業面および環境面においても問題が大きくなっている。
このような問題を解決するため、顔料や染料などの色素を使用せずに、光の干渉や回折などの物理現象を用いた構造性発色による発色手段が用いられるようになってきている。例えば、微小な凹凸面を有する転写シート(例えば、特許文献1参照)が挙げられる。
前記構造性発色は、材料自体によって特定波長の光が吸収されることに頼るのではなく、材料やその構造に起因して発生する色光によって、その色を呈し、また、その色が変化する現象によるものである。これは光の波長によって、その光自体の性質が異なることに由来しているものであり、この場合には色素のように分子や固体そのものの電子的な性質により発色する場合とは異なっている。
このような発色体は、それ自体には色が無く、光の反射や干渉,回折などの作用で発色する構造体であるため、構造性発色体と称される。
構造性発色の発現に関わる光学現象としては、多層膜干渉,薄膜干渉,屈折,分散,光散乱,Mie散乱,回折,回折格子などが挙げられる。その構造として、真空蒸着やスパッタリングといった真空成膜技術で形成された膜厚1μm以下の光学薄膜が利用されることが多い。このような構造性発色は、紫外線による経時変化が少なく、さらに光沢が出やすい等の利点を有することから、近年、外装部品への塗装方法や着色手段として期待されている。
図11は特許文献1に記載されている従来の構造性発色を利用した転写シートの構成図であり、1は支持体、2は耐熱保護膜、3は回折構造形成層、4は回折効果層、5は耐熱マスク層、6は接着層を示す。
これは次の手順で形成されている。
支持体1に、ガラス転移温度:Tg=250℃のポリアミドイミド樹脂を主成分とする耐熱保護層2、およびウレタン樹脂を主成分とする回折構造形成層3を塗布する。そして、回折構造形成層3の表面に、微小凹凸パターンによって構成される回折格子をロールエンボス法により形成する。
次に金属反射性の回折効果層4を、回折格子が形成された回折構造形成層3の上に形成するとともに、回折効果層4の上に耐熱マスク層5をパターン印刷する。
さらに、これをNaOH溶液が入った浴槽に浸して耐熱マスク層5の不存在部から露出した部分の回折効果層4をエッチングした後、接着層6を形成して転写シートを製造する。
このようにすることにより、被転写体に回折格子を構成する微小凹凸パターンが形成されるため、構造色を有する色光を発生させることができ、意匠性に富んだ転写シートを実現している。
特開2005−7624号公報
特許文献1に記載されているように、被転写体に回折格子を構成する微小凹凸パターンを形成した場合には、回折格子によって発生する構造色の発色特性は、どのような色光,色、すなわち波長をどの程度の強さで発生させるのかによって異なる。このような発色特性は、回折格子の構造周期,溝形状あるいは回折格子を覆うコーティング材料の屈折率のそれぞれによって影響を受ける。
しかし、特許文献1に記載されているように、構造色領域の全面において、回折格子の構造周期,溝形状あるいは回折格子を覆うコーティング材料の屈折率が一様である場合には、全面が一様な発色特性を示す。
外装部品の意匠性をさらに向上させたい場合には、構造色を用いてコントラストを付けて、模様や文字が浮き上がっているように見せることが必要となり、発色特性の異なる複数の領域を設けなければならないため、回折格子の構造周期,溝形状あるいは回折格子を覆うコーティング材料の屈折率を適切に変化させる必要がある。
しかし、前記各要素によって発色特性がどのように影響を受けるかを明確にするためには、表面微小凹凸構造による電磁場の散乱現象を解析する必要がある。しかし、その解析のための計算が複雑であり、かつ計算量が大きいため、従来では、そのような計算は行われておらず、特許文献1においても、この点は明確にされていない。
しかしながら、外装部品の意匠性をさらに向上させるため、発色特性の異なる部分を設けてコントラストを付ける手段、および、このために回折格子の構造周期,溝形状あるいは回折格子を覆うコーティング材料の屈折率のそれぞれの要素を適切に変化させた複数の領域を設計する手段が求められている。
回折格子の構造周期や溝形状を変化させた複数の領域を設けるよりも、屈折率の異なる材料を用いたコーティングにより発色特性の異なる部分を設ける方が、製造が容易である。このため、後者の方法によって模様や文字を、構造色を用いてコントラストを付け、浮き上がって見えるようにすることが望ましい。
本発明は、製造が容易であって、任意の模様や文字を、構造色を用いてコントラストをつけて浮き上がって見せることができる外装部品およびその製造方法ならびに電子機器を提供することを目的とする。
本発明の外装部品は、凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品であって、前記構造色領域は、一定の構造周期で平行に並んで溝が形成された溝配列構造と、前記溝配列構造の上に、互いの屈折率が異なる第1領域と第2領域を有していることを特徴とする。
また本発明の外装部品は、凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品であって、前記構造色領域は、一定の構造周期で平行に並んで溝が形成された溝配列構造と、前記溝配列構造の上に、前記溝配列構造が光透過性の保護層に覆われた第1領域と前記溝配列構造が空気に直接に接触する第2領域を有していることを特徴とする。
また本発明の外装部品は、凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品であって、前記構造色領域は、一定の構造周期で平行に並んで溝が形成された溝配列構造と、前記溝配列構造の上に、空気が介在する空気層と、この空気層の表面を覆うとともに光透過性で屈折率が空気の屈折率とは異なる第1保護層に覆われた第1領域と、前記空気層で覆われていない前記溝配列構造の表面を覆うとともに光透過性で第1保護層と屈折率が同じ第2保護層の第2領域を有していることを特徴とする。
また本発明の外装部品は、凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品であって、前記構造色領域は、一定の構造周期で平行に並んで溝が形成された溝配列構造と、前記溝配列構造の上に、光透過性で前記溝配列構造の表面の一部を覆う第3保護層の表面を覆うとともに第3保護層とは屈折率が異なる光透過性の第4保護層に覆われた第1領域と、第3保護層によって覆われていない前記溝配列構造の表面を覆うとともに光透過性で第4保護層と屈折率が同じ第5保護層の第2領域を有していることを特徴とする。
具体的には、前記溝配列構造の前記溝の深さ方向の断面形状を三角形としたことを特徴とする。
本発明の外装部品の製造方法は、凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品を製造するに際し、前記構造色領域に一定の構造周期で平行に溝が並んだ溝配列構造を形成し、前記溝配列構造の上に、前記溝配列構造が光透過性の保護層に覆われた第1領域と、前記溝配列構造が空気に直接に接触する第2領域を形成することを特徴とする。
また本発明の外装部品の製造方法は、凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品を製造するに際し、前記構造色領域に、一定の構造周期で平行に並んで溝が形成された溝配列構造を形成し、前記溝配列構造の上に、空気が介在する空気層とこの空気層の表面を覆うとともに光透過性で屈折率が空気の屈折率とは異なる第1保護層に覆われた第1領域と、前記溝配列構造の前記空気層で覆われていない表面を覆うとともに光透過性で第1保護層と屈折率が同じ第2保護層の第2領域を形成することを特徴とする。
また本発明の外装部品の製造方法は、凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品を製造するに際し、前記構造色領域に、一定の構造周期で平行に並んで溝が形成された溝配列構造を形成し、前記溝配列構造の上に、前記溝配列構造の表面を覆うとともに光透過性の第2保護層を間隔を空けて形成し、隣接する第2保護層に跨って第2保護層の上に第2保護層と屈折率が同じシートを配置して第2保護層の間で前記溝配列構造と前記シートの間に、第2保護層とは異なる屈折率の空気層を形成することを特徴とする。
また本発明の外装部品の製造方法は、凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品を製造するに際し、前記構造色領域に、一定の構造周期で平行に並んで溝が形成された溝配列構造を形成し、前記溝配列構造の上に、前記溝配列構造の表面を覆うとともに光透過性の第2保護層を間隔を空けて形成し、隣接する第2保護層に跨って第2保護層の上に第2保護層と屈折率が同じフィルムを配置して第2保護層の間で前記溝配列構造と前記フィルムの間に、第2保護層とは屈折率の異なる空気層を形成することを特徴とする。
また本発明の外装部品の製造方法は、凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品を製造するに際し、前記構造色領域に、一定の構造周期で平行に並んで溝が形成された溝配列構造を形成し、前記溝配列構造の上に、光透過性で前記溝配列構造の表面の一部を覆う第3保護層の表面を覆うとともに第3保護層とは屈折率が異なる光透過性の第4保護層に覆われた第1領域と、前記溝配列構造の第3保護層によって覆われていない表面を覆うとともに光透過性で第3保護層と屈折率が同じ第5保護層の第2領域とを形成することを特徴とする。
具体的には、前記溝配列構造の上に第1領域の第3保護層を形成し、第3保護層の上と第2領域における前記溝配列構造の上に屈折率が第3保護層とは異なる第4,第5保護層を形成することを特徴とする。
本発明によれば、凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品において、回折格子を構成する微小凹凸パターンの構造周期および溝形状を適宜選択し、また、構造色領域内において微小凹凸パターンを覆うコーティング材料の屈折率を適宜変化させることにより、任意の模様や文字を、構造色を用いてコントラストをつけて浮き上がらせて見せることができ、外装部品の意匠性を向上させることができる。
本発明の外装部品の実施の形態を説明するため外装部品が表面において可視光が回折される状態を示す拡大平面図 本実施の形態における構造色領域の拡大断面図 本実施の形態に係る異なる屈折率の保護層に覆われた三角溝配列構造により発色する構造色領域を示す説明図 図3の構造の違いによる波長回折特性図 本発明に係る実施の形態1の拡大平面図とそのA−A断面図 本発明に係る実施の形態2の拡大平面図とそのA−A断面図 本発明に係る実施の形態3の拡大平面図とそのA−A断面図 実施の形態3の変形例の拡大平面図とそのA−A断面図 本発明に係る実施の形態4の拡大平面図とそのA−A断面図 実施の形態4の変形例の拡大平面図とそのA−A断面図 従来の構造性発色を利用した転写シートの構成図 実施の形態4の別の製造方法の工程図 実施の形態4の更に別の製造方法の工程図
図1〜図4は本発明の実施の形態の外装部品を示す。
外装部品とは、具体的には電子機器,電化製品の外装パネル、携帯電話装置の外装パネル、自動車のインストルメント・パネル(インパネ)などを例として挙げることができる。
図1は、可視光が外装部品の表面において回折される状態を示す拡大平面図である。
図1の構造色領域10は、直線状の三角溝11a,11b,11c,・・・が一定の構造周期で平行に並んでいる溝群からなる三角溝配列構造11により構成されている。この構造色領域10に上方から入射した入射光12は、三角溝配列構造11によって、三角溝配列構造11に直交する方向に回折され、回折光13が発生する。
この三角溝配列構造11は、先の尖った加工バイトで深さ方向の断面形状を三角形に形成した三角溝11a,11b,11c,・・・を削る方法が挙げられる。
本例にて作成したサンプルでは、先端が96゜の加工バイトで溝を削って加工したことにより、図2に示す三角溝配列構造11の斜面角度:θは48゜となった。Pは三角溝配列構造11の構造周期、Hは三角溝配列構造11の高さである。
図3(a)に示す構造周期:Pの三角溝配列構造35に対して、それを覆うコーティング層が空気層36である場合(保護層が無い場合)の構造色領域10aと、図3(b)に示す屈折率N1の保護層37である場合の構造色領域10bと、図3(c)に示す屈折率N2の保護層38である場合の構造色領域10cとにおける波長回折特性を図4に示す。
図4に示すように、波長回折特性(それぞれの波長がどの程度の強さで回折されるか)は、どのような色光,色、すなわち波長がどの程度の強さで発生させるのかを示し、回折格子によって発生する構造色の発色特性を示すものである。このような発色特性は、回折格子の構造周期,溝形状あるいは回折格子を覆うコーティング材料の屈折率のそれぞれによって影響を受ける。
このような、回折格子の構造周期,溝形状あるいは回折格子を覆うコーティング材料の屈折率などの要素によって、発色特性がどのように影響を受けるかを明確にするためには、表面微小凹凸構造による電磁場の散乱現象を解析する必要がある。このような計算は複雑であり、かつ計算量が大きいため、従来は行われていなかった。しかし、微小凹凸構造のモデル化および計算アルゴリズムの合理化により、図4に示すような波長回折特性を比較的短時間で求めることが可能となった。
図3(a)の構造色領域10aにおける構造周期Pの三角溝配列構造35における波長回折特性43は、図4に示すように構造周期Pを上限として、構造周期Pよりも短い波長において構造周期付近の帯域において回折効率が高く、構造周期よりも波長が短くなるにつれて回折効率が小さくなっていく傾向がある。また構造周期Pよりも長い波長においては回折効率は急激に小さくなる。
図3(b)の構造色領域10bにおける波長回折特性44は、保護層37の屈折率N1によって、構造周期PがP×N1に拡大されたと同等の波長回折特性を示している。これは、屈折率N1の保護層の中では、可視光の波長が、屈折率1の空気中と比べて、1/N1に縮小されるため、相対的に回折格子の構造周期が拡大されたように作用するためである。
ここで、図3(b),(c)の2種類の保護層において、屈折率N1より屈折率N2の方が大きいとすると、図3(c)の構造色領域10cの波長回折特性45は、図4に示すように、さらに長波長側にシフトした形状になる。
このように、凹凸構造により発色する構造色領域10を表面に有する外装部品においては、三角溝を一定の構造周期Pで配列して屈折率Nの保護層で覆うことにより、P×Nを、発生させる色光の波長域の上限値として、発生させる色光の波長域を特定の波長域にコントロールして限定することができる。
また、本例では、三角溝配列構造11の構造周期:P=0.5μmおよび0.7μmのサンプルを作成した。三角溝配列構造11の高さ:Hは、それぞれ225nmおよび315nmとなった。この場合、三角溝配列構造11の構造周期が異なるだけで、その他の構造が同じであっても構造色領域10のベースの色が変化することを確認した。
(実施の形態1)
図5は本発明に係る外装部品の実施の形態1を示す。
図5(a)は平面図、図5(b)は図5(a)におけるA−A断面の拡大図であって、外装部品の表面の構造色領域を示している。
この外装部品の構造色領域10は、一定の構造周期で平行に並んで溝が形成された溝配列構造と、溝配列構造の上に互いの屈折率が異なる第1領域と第2領域を有している。
実施の形態1では、溝配列構造として構造周期:Pが一定の三角溝配列構造53を有している。この三角溝配列構造53の上には、第1領域としての第1構造色領域51と第2領域としての第2構造色領域52が形成されている。第1構造色領域51は、屈折率Nの保護層54によって三角溝配列構造53が覆われている。第2構造色領域52は、空気層55によって三角溝配列構造53が空気に直接に曝されている。保護層54は光透過性であって、より具体的には、例えば透明の樹脂の層である。第2構造色領域52の具体例の「 P 」の図示は、外装部品に表記しようとするロゴマークなどの例である。
この構成によると、前記保護層54の影響による発色特性の違いによって、模様や文字を、コントラストを付けて浮き上がって見せることができる。本例では、「 P 」の文字の部分が空気に直接に曝され、構造色領域10のそれ以外の部分が屈折率Nの保護層54によって覆われている。
このような構造色領域を形成する方法としては、前述のような加工方法で形成した三角溝配列構造53に対して、第2構造色領域52にのみマスクをかけた上で、三角溝配列構造53の表面の凹凸構造になじむ材料を用いて、保護層54をコーティングし、その後に前記マスクを取り外す方法が挙げられる。
なお、このとき、外装部品そのものに三角溝配列構造を加工してからコーティングを施してもよく、また、外装部品の金型に加工を施して、その後、成形品に転写した後、その成形品に対してコーティングを施してもよい。
(実施の形態2)
図6は本発明に係る外装部品の実施の形態2を示す。
図6(a)は平面図、図6(b)は図6(a)におけるA−A断面の拡大図であって、外装部品の表面の構造色領域10を示している。
実施の形態1では第1領域としての第1構造色領域51が保護層54によって覆われ、第2領域としての第2構造色領域52が空気中に露出した空気層55であったが、実施の形態2では、第1構造色領域61が空気中に露出した空気層65で構成され、第2構造色領域62が保護層44によって覆われている点が異なっている。
実施の形態2では、構造色領域は、構造周期:Pが一定の三角溝配列構造63を有している。この三角溝配列構造63は、空気層65によって三角溝配列構造63を空気に直接に曝した第2領域としての第1構造色領域61と、屈折率Nの保護層64によって三角溝配列構造63が覆われた第1領域としての第2構造色領域62とにより構成されている。保護層64は光透過性であって、より具体的には透明の樹脂の層である。
この構成によると、前記保護層64の影響による発色特性の違いによって、模様や文字を、コントラストを付けて浮き上がって見せることができる。本例では、「 P 」の文字の部分が屈折率Nの保護層64によって覆われ、それ以外の部分が空気に直接に曝されている。
このような構造色領域を形成する方法としては、前述のような加工方法で形成した三角溝配列構造63に対して、第1構造色領域61にのみマスクをかけた上で、三角溝配列構造63の表面の凹凸構造になじむ材料を用いて、保護層64をコーティングし、その後に前記マスクを除去して作成する方法が挙げられる。
(実施の形態3)
図7は本発明に係る外装部品の実施の形態3を示す。
図7(a)は平面図、図7(b)は図7(a)におけるA−A断面の拡大図であって、外装部品の表面の構造色領域10を示している。
実施の形態1では第1構造色領域51の保護層54の表面と第2構造色領域52が空気中に露出していたが、この実施の形態3では、第1構造色領域71の第3保護層としての保護層74cの表面と第2構造色領域72が保護層で覆われて空気中には露出していない。
前記溝配列構造73の上に、光透過性で溝配列構造73の表面の一部を覆う保護層74cの表面を覆うとともに光透過性で保護層74cとは屈折率が異なる第4保護層としての保護層75aに覆われた第1領域71と、溝配列構造73の保護層74cによって覆われていない表面を覆うとともに光透過性で第3保護層74cと屈折率が同じ第5保護層としての保護層75bの第2領域72を有している。
実施の形態3では、構造色領域は構造周期:Pが一定の三角溝配列構造73を有している。この三角溝配列構造73の表面には、第1構造色領域71と第2構造色領域72が形成されている。第1構造色領域71と第2構造色領域72は次のように形成されている。第1構造色領域71の三角溝配列構造73の表面は、屈折率N1の保護層74cに覆われている。また、保護層74cの表面ならびに第1構造色領域71の間に位置する第2構造色領域72の三角溝配列構造73の表面は、屈折率N1とは異なる屈折率N2の保護層75a,75bに覆われ、第1構造色領域71と第2構造色領域72の表面が面一に形成されている。
この構成によると、波長回折特性に影響するのは三角溝配列構造73と直接に接している部分の屈折率のみであり、屈折率N1と屈折率N2の屈折率の影響による発色特性の違いによって、模様や文字を、コントラストを付けて浮き上がって見せることができる。本例では、「 P 」の文字でない部分が屈折率N1の保護層74cによって覆われ、「 P 」の文字の部分は屈折率N2の保護層75bによって直接に覆われている。
このような構造色領域を形成する方法は以下の通りである。
まず、前述のような加工方法で形成した三角溝配列構造73に対して、第2構造色領域72にのみマスクをかけた上で、屈折率がN1でかつ三角溝配列構造73の表面の凹凸構造になじむ材料を用いて、保護層74cをコーティングする。
次に、前記マスクを除去した上で、第2構造色領域72と第1構造色領域71の保護層74cの表面とに対して、屈折率がN2でかつ第1構造色領域71から第2構造色領域72にわたる凹凸構造になじむ材料によって保護層75a,75bをコーティングして第1構造色領域71と第2構造色領域72の表面が面一に形成されている。
図8は実施の形態3の変形例を示す。
図8(a)は平面図、図8(b)は図8(a)におけるA−A断面の拡大図であって、実施の形態2では第1構造色領域61と第2構造色領域62の保護層64の表面が空気中に露出していたが、この変形例では、第1構造色領域81の三角溝配列構造83の表面と第2構造色領域82の保護層84の表面とが保護層85a,85bで覆われて空気中には露出していない。図7に示す構成とは逆に、「 P 」の文字の部分が屈折率N1の保護層で覆われている。よって、図7に示す構成とは「 P 」の文字のコントラストが反転して観測される。
具体的には、三角溝配列構造83の表面には、第1構造色領域81と第2構造色領域82が形成されている。第1構造色領域81と第2構造色領域82は次のように形成されている。第2構造色領域82の三角溝配列構造83の表面は、屈折率N1の保護層84に覆われている。また、保護層84の表面ならびに第2構造色領域82の両側に位置する第1構造色領域81は、屈折率N1とは異なる屈折率N2の保護層85b,85aに覆われ、第1構造色領域81と第2構造色領域82の表面が面一に形成されている。
(実施の形態4)
図9は本発明に係る外装部品の実施の形態4を示す。
図9(a)は平面図、図9(b)は図9(a)におけるA−A断面の拡大図であって、外装部品の表面の構造色領域10を示している。
実施の形態3では溝配列構造73の表面が保護層74cと保護層75bによってすべてが覆われていたが、この実施の形態4では溝配列構造93の上に、空気が介在する空気層95が設けられている。
実施の形態4では、構造色領域は、構造周期:Pが一定の三角溝配列構造93を有している。
この三角溝配列構造93の表面には、第1構造色領域91と第2構造色領域92が形成されている。第1構造色領域91と第2構造色領域92は次のように形成されている。第1構造色領域91の三角溝配列構造93の表面は、屈折率1の空気の入った空気層95に覆われている。また、空気層95の表面ならびに第1構造色領域91の間に位置する第2構造色領域92の三角溝配列構造93の表面は、屈折率1とは異なる屈折率Nの保護層94a,94bに覆われ、第1構造色領域91と第2構造色領域92の表面が面一に形成されている。
波長回折特性に影響するのは三角溝配列構造93と直接に接している部分の屈折率のみであり、屈折率1と屈折率Nの屈折率の影響による発色特性の違いによって、模様や文字を、コントラストを付けて浮き上がって見せることができる。第1構造色領域91に空気層95を介して存在している屈折率Nの保護層94aは、単に三角溝配列構造93の保護のために存在している。本例では、「 P 」の文字でない部分が屈折率1の空気層75によって覆われ、「 P 」の文字の部分は屈折率Nの保護層94bによって覆われている。
このような構造色領域を形成する方法は以下の通りである。
まず、前述のような加工方法で形成した三角溝配列構造93に対して、第1構造色領域91にのみマスクをかけた上で、屈折率がNでかつ三角溝配列構造93の凹凸構造になじむ材料を用いて、第2構造色領域92をコーティングして保護層94bを形成する。
次に前記マスクを除去して形成された第1構造色領域91の空気層95の上と、第2構造色領域92の保護層94bの表面とに対して、屈折率がNの保護層をコーティングすることにより、第1構造色領域91の空気層95を残したままで、第1構造色領域91および第2構造色領域92の両方を保護層で覆う。
図12は実施の形態4の別の具体的な製造方法を示している。
図12(a)では、三角溝配列構造93の上にマスク90aを形成する。
図12(b)では、マスク90aの上に屈折率がNの材料を塗布してマスク90aの開孔90bから三角溝配列構造93の表面に接触する保護層94bを形成する。
図12(c)と図12(d)では、前記マスク90aを除去した後に、隣接する保護層94の上を跨ぐようにシート96aを貼り合わせる。ここでシート96aは屈折率が保護層94と同じであって、その厚さは0.1〜0.5mm(100〜500μm)程度である。このようにして、第1構造色領域91の空気層95を残したままで、第1構造色領域91および第2構造色領域92の両方を保護層で覆うことができる。
図13は実施の形態4の更に別の具体的な製造方法を示している。
図13(a)では、三角溝配列構造93の上にマスク90aを形成する。
図13(b)では、マスク90aの上に屈折率がNの材料を塗布してマスク90aの開孔90bから三角溝配列構造93の表面に接触する保護層94bを形成する。
図13(c)では、前記マスク90aを除去した後に、隣接する保護層94bの上を跨ぐようにフィルム96bを貼り合わせて隣接する保護層94bの間に第1構造色領域91の空気層95を形成する。ここでフィルム96bの厚さは0.1〜0.5mm(100〜500μm)程度である。
図13(d)では、フィルム96bの上から第1構造色領域91および第2構造色領域92にわたって材料を塗布して面一に保護層97を形成する。保護層97の屈折率は保護層94bと同じである。このようにして、第1構造色領域91の空気層95を残したままで、第1構造色領域91および第2構造色領域92の両方を保護層97で覆うことができる。
図10は実施の形態4の変形例を示す。
図10(a)は平面図、図10(b)は図10(a)におけるA−A断面の拡大図であって、図9に示す構成とは逆に、「 P 」の文字の部分に空気層104が存在している。よって、図9に示す構成とは「 P 」の文字のコントラストが反転して観測されることとなる。
具体的には、三角溝配列構造103の表面には、第1構造色領域101と第2構造色領域102が形成されている。第1構造色領域101と第2構造色領域102は次のように形成されている。第2構造色領域102の三角溝配列構造103の表面は、屈折率1の空気が入った空気層104に覆われている。また、空気層104の表面ならびに第2構造色領域102の両側に位置する第1構造色領域10の三角溝配列構造103の表面は、屈折率1とは異なる屈折率Nの保護層105a,105bに覆われ、第1構造色領域101と第2構造色領域102の表面が面一に形成されている。
前記構成の実施の形態のように、凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品において、構造周期一定の三角溝形状に接触させる保護層(空気層を含む)の屈折率を変えることにより、同一の構造周期一定の三角溝形状を有する外装部品であっても、発色特性を変化させることができるため、外装部品の金型に加工を施して、その後、成形品に転写した後、その成形品に対してコーティングを施す場合には、発色特性に応じて金型を変化させる必要が無くなる。
また、模様や文字を、構造色を用いてコントラストを付けて浮き上がって見せることができ、外装部品の意匠性を向上させることができる。さらに、実施の形態1〜4の外装部品を、少なくとも表面の一部に有する電子機器の外装部分に適用することによって、装飾性の高い電子機器を実現できる。
また、このような構造性発色は、各種の顔料や染料あるいは有機溶剤を用いる必要がないため、廃液処理などの後処理工程も不要となり、作業面および環境面においても負担を軽減することができる。また、印刷や貼り付け、塗装といった工程の分だけ製造コストを削減することができ、特に、塗装工程で発生する多くの二酸化炭素を削減することも可能となる。
さらに、紫外線による経時変化が少なく、また光沢が出やすい等の利点を有することから、外装パネル、自動車のインストルメント・パネル(インパネ)などの外装部品の少なくとも表面の一部に設けた、電子機器,電化製品、携帯電話装置などへの塗装方法や着色手段として有用である。
上記の各種の保護層のうちで、高屈折率を必要とする透光性樹脂の具体例としては、眼鏡レンズなどに使用されているチオウレタン系樹脂(屈折率1.7程度)を挙げることができる。また、低屈折率を必要とする透光性樹脂の具体例としては、光ファイバーのコア層に用いられている非晶質フッ素系樹脂(屈折率1.3強)を挙げることができる。
本発明は、電子機器,電化製品、携帯電話装置、自動車などの外装部品の機能向上などに寄与できる。

Claims (14)

  1. 凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品であって、
    前記構造色領域は、
    一定の構造周期で平行に並んで溝が形成された溝配列構造と、
    前記溝配列構造の上に、互いの屈折率が異なる第1領域と第2領域を有している
    外装部品。
  2. 凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品であって、
    前記構造色領域は、
    一定の構造周期で平行に並んで溝が形成された溝配列構造と、
    前記溝配列構造の上に、前記溝配列構造が光透過性の保護層に覆われた第1領域と前記溝配列構造が空気に直接に接触する第2領域を有している
    外装部品。
  3. 凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品であって、
    前記構造色領域は、
    一定の構造周期で平行に並んで溝が形成された溝配列構造と、
    前記溝配列構造の上に、
    空気が介在する空気層と、この空気層の表面を覆うとともに光透過性で屈折率が空気の屈折率とは異なる第1保護層に覆われた第1領域と、前記空気層で覆われていない前記溝配列構造の表面を覆うとともに光透過性で第1保護層と屈折率が同じ第2保護層の第2領域を有している
    外装部品。
  4. 凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品であって、
    前記構造色領域は、一定の構造周期で平行に並んで溝が形成された溝配列構造と、
    前記溝配列構造の上に、
    光透過性で前記溝配列構造の表面の一部を覆う第3保護層の表面を覆うとともに第3保護層とは屈折率が異なる光透過性の第4保護層に覆われた第1領域と、第3保護層によって覆われていない前記溝配列構造の表面を覆うとともに光透過性で第4保護層と屈折率が同じ第5保護層の第2領域を有している
    外装部品。
  5. 前記溝配列構造の前記溝の深さ方向の断面形状を三角形とした
    請求項1〜請求項4のいずれかに記載の外装部品。
  6. 凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品を製造するに際し、
    前記構造色領域に一定の構造周期で平行に溝が並んだ溝配列構造を形成し、
    前記溝配列構造の上に、前記溝配列構造が光透過性の保護層に覆われた第1領域と、前記溝配列構造が空気に直接に接触する第2領域を形成する
    外装部品の製造方法。
  7. 凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品を製造するに際し、
    前記構造色領域に、一定の構造周期で平行に並んで溝が形成された溝配列構造を形成し、
    前記溝配列構造の上に、
    空気が介在する空気層とこの空気層の表面を覆うとともに光透過性で屈折率が空気の屈折率とは異なる第1保護層に覆われた第1領域と、前記溝配列構造の前記空気層で覆われていない表面を覆うとともに光透過性で第1保護層と屈折率が同じ第2保護層の第2領域を形成する
    外装部品の製造方法。
  8. 凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品を製造するに際し、
    前記構造色領域に、一定の構造周期で平行に並んで溝が形成された溝配列構造を形成し、
    前記溝配列構造の上に、
    前記溝配列構造の表面を覆うとともに光透過性の第2保護層を間隔を空けて形成し、
    隣接する第2保護層に跨って第2保護層の上に第2保護層と屈折率が同じシートを配置して第2保護層の間で前記溝配列構造と前記シートの間に、第2保護層とは異なる屈折率の空気層を形成する
    外装部品の製造方法。
  9. 凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品を製造するに際し、
    前記構造色領域に、一定の構造周期で平行に並んで溝が形成された溝配列構造を形成し、
    前記溝配列構造の上に、
    前記溝配列構造の表面を覆うとともに光透過性の第2保護層を間隔を空けて形成し、
    隣接する第2保護層に跨って第2保護層の上に第2保護層と屈折率が同じフィルムを配置して第2保護層の間で前記溝配列構造と前記フィルムの間に、第2保護層とは屈折率の異なる空気層を形成する
    外装部品の製造方法。
  10. 凹凸構造により発色する構造色領域を表面に有する外装部品を製造するに際し、
    前記構造色領域に、一定の構造周期で平行に並んで溝が形成された溝配列構造を形成し、
    前記溝配列構造の上に、
    光透過性で前記溝配列構造の表面の一部を覆う第3保護層の表面を覆うとともに第3保護層とは屈折率が異なる光透過性の第4保護層に覆われた第1領域と、前記溝配列構造の第3保護層によって覆われていない表面を覆うとともに光透過性で第3保護層と屈折率が同じ第5保護層の第2領域とを形成する
    外装部品の製造方法。
  11. 前記溝配列構造の上に第1領域の第3保護層を形成し、
    第3保護層の上と第2領域における前記溝配列構造の上に屈折率が第3保護層とは異なる第4,第5保護層を形成する
    請求項10記載の外装部品の製造方法。
  12. 前記溝配列構造を、直線状の同一形状の溝で、前記溝の深さ方向の断面形状を三角形に形成する
    請求項6〜請求項10の何れかに記載の外装部品の製造方法。
  13. 請求項1〜請求項4の何れかに記載の外装部品を少なくとも表面の一部に設けた
    電子機器。
  14. 電子機器の外装部品の少なくとも表面の一部に、請求項6〜請求項10の何れかの外装部品の製造方法で構造色領域を形成した
    電子機器。
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