JP5728109B1 - 基板の製造方法と基板とマスクフィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない工程数で文字などを形成することのできる基板を提供する。【解決手段】基板本体11の少なくとも一方の面に、エポキシ系樹脂とアクリル系樹脂との混合樹脂からなるソルダーレジストインキを塗布してソルダーレジスト層20を形成した回路基板10であって、ソルダーレジスト層20を紫外線で照射するとともに、そのソルダーレジスト層20の表示部分21〜23を照射する紫外線の照射量を調整することにより、表示部分21〜23だけを光が透過する透過性にした。【選択図】図3

Description

この発明は、基板本体の少なくも一方の面にソルダーレジスト層を形成した基板の製造方法と基板とマスクフィルムとに関する。
従来から、例えば一方又は両方の面に回路パターンを形成した回路基板が知られている(特許文献1参照)。
かかる回路基板は、回路パターンを保護するためのソルダーレジスト層が形成されており、このソルダーレジスト層の上面には、電子部品を搭載するための文字や記号などが表示されている。
この文字や記号などは、ソルダーレジスト層の上にインク層を形成し、このインク層にフィルムを介して紫外線を照射して露光させ、これを現像した後、文字などを示す形状部分として残ったインクを加熱して硬化させることにより形成したものである。
特開2002−214778号公報
このように、ソルダーレジスト層の上にインク層を形成し、このインク層を露光、現像し、この後、加熱処理などを行うので、文字などを形成するためインクを必要とし、かつ大半を現像で廃棄し、しかも製作工程数が多く、非常に面倒であるという問題があった。
この発明の目的は、ソルダーレジスト層を利用して少ない工程数で文字などを形成することのできる基板の製造方法と、この製造方法で製造した基板と、その製造方法に使用するマスクフィルムとを提供することにある。
請求項1の発明は、基板本体の少なくとも一方の面に、エポキシ系樹脂とアクリル樹脂との混合樹脂からなるソルダーレジストインキを塗布してソルダーレジスト層を形成し、
このソルダーレジスト層を紫外線で照射した後に現像処理を行い、この後熱処理を行なうことによって基板を製造する基板の製造方法であって、
前記ソルダーレジスト層の所定部分を照射する紫外線の照射量を減少させることにより、前記所定部分を光が透過する透過性にするとともに、その所定部分の形状によって文字または記号を表示することを特徴とする。
この発明によれば、少ない工程数でしかも容易に消えない表示部を形成した基板を提供することができる。
この発明に係る回路基板を示した平面図である。 図1に示す回路基板のA−A線に沿う断面図である。 図1に示す回路基板の一部を断面にした部分断面斜視図である。 第2実施例の回路基板を示した部分断面斜視図である。 文字などを形成する前の第2実施例の回路基板の断面を示した模式図である。 図4に示す回路基板にマスクフィルムを被せた状態を示した説明図である。 文字などを形成した第2実施例の回路基板の断面を示した模式図である。 図4に示す回路基板のソルダーレジスト層の一次露光を示す説明図である。 図7に示す回路基板のソルダーレジスト層の二次露光を示す説明図である。 一次及び二次露光によって形成されるソルダーレジスト層の透明部分と不透明部分と紫外線が照射されない部分を示した模式図である。 インク層をソルダーレジスト層間に設けた場合の回路基板を示した模式図である。 磁気カードを示した平面図である。 ICカードを示した平面図である。 他の表示方法を示した説明図である。 別な例の表示方法を示した説明図である。
以下、この発明に係る基板の製造方法と基板とマスクフィルムの実施の形態である実施例を図面に基づいて説明する。
[第1実施例]
図1ないし図3に示す回路基板(基板)10は、回路基板本体11と、この回路基板本体11の少なくとも一方の面(上面)に形成された例えば銅箔からなる回路パターン12,13と、この回路パターン12,13及び回路基板本体11の上に形成されたソルダーレジスト層20とから構成されている。
回路パターン12,13のランド12D1,12D2,13D1,13D2の上のソルダーレジスト層20の一部が除去されて、穴15a〜15dが開けられている。この穴15a〜15dによって回路パターン12,13のランド12D1,12D2、13D1,13D2が露出した状態となっており、これらランド12D1,12D2、13D1,13D2に電子部品などがハンダ付けされるようになっている。
ソルダーレジスト層20には、平面視が例えばA,B,C字形の文字などの表示部分(所定部分)21,22,23が透明、すなわち光を透過する透過性となっており、回路基板本体11の地色でA,B,Cの文字が表示されている。なお、ソルダーレジスト層20の色と回路基板本体11の色とは異なっている。
このように、ソルダーレジスト層20の一部を所定形状の透明部分にすることにより、回路基板10に搭載する電子部品の情報(例えば文字や記号(図形やマークを含む))などを表示することができる。すなわち、この表示部分21〜23の形状で文字や記号を表示することができる。
ソルダーレジスト層20は、エポキシ系樹脂とアクリル系樹脂との混合樹脂からなり、所定部分である表示部分(情報表示部)21〜23が透明となっており、その他の部分は不透明になっている。
出願人は、エポキシ系樹脂とアクリル系樹脂の混合樹脂に照射する紫外線の照射量を少なくすると、その照射部分の表面だけが硬化し、現像処理によってその照射部分の層が除去されずに透明性を維持して残り、加熱処理によってその照射部分は透明性が高くなって硬化することを見出した。
この性質を利用して回路基板10に文字などを表示するものであり、通常の工程である紫外線の照射工程で、その照射強度を変えるだけで文字などを表示した回路基板を製造することができる。さらに、熱硬化性のエポキシ系樹脂と光硬化性のアクリル系樹脂との混合樹脂に、他の物質を混合したり、付加したりすることなく、回路パターンを保護するソルダーレジスト層20を利用するだけなので、新たな装置を導入することなく、既存の設備で製造することができる。
この回路基板10によれば、文字A,B,Cを示すソルダーレジスト層20の表示部分21〜23を透明にし、回路基板本体11の地色をその表示部分21〜23を介して視認できるようにして文字A,B,Cを表示するようにしただけなので、従来のように、ソルダーレジスト層20の上にインク層を設けて、露光、現像、加熱処理などを行う必要がなく、製作工程数を少なくすることができる。また、表示部分21〜23の表面が擦られても表示内容が消えることがない。
[第2実施例]
図3Aは、第2実施例の回路基板30を示す。この回路基板30は、回路基板本体11とソルダーレジスト層20との間にプライマー層としてインク層(着色層)31を設けたものであり、インク層31の色でA,B,Cの文字が表示される。インク層31の色を選択することにより、より鮮明に文字などを表示することができる。
この第2実施例では、インクによって着色層31を形成しているが、着色層を形成できるものであればインク以外のものであってもよい。
[製造方法]
次に、基板である回路基板30の製造方法について簡単に説明する。
[第1製造方法]
先ず、図4に示すように、前工程で回路パターン32a〜32c(図3Aに回路パターン32a〜32cが表示されていないが、ここでは、説明の便宜上、表示されているものとして説明する)が作製された回路基板本体11の上にプライマー層としてのインク層31を形成する。回路パターン32a〜32cが形成されていない部分には、図示していないが回路基板本体11の上に直接インク層31が形成されることになる。
インク層31の厚みは、2μm〜300μmで好ましくは5μm〜150μmである。インク層31の形成は、従来と同様に、例えばスクリーン印刷、ロールコート、カーテンコート、スプレーコート、バーコート、インクジェット、静電塗装などで行う。インク層31を形成する着色インキは官能基を有する。
次に、インク層31を乾燥させた後に、ソルダーレジスト層20を形成する。ソルダーレジスト層20の厚さは、好ましくは5μm〜150μmである。ソルダーレジスト層20の形成はインク層31と同様な塗布方法で行う。
ソルダーレジスト層20を乾燥させた後、図5に示すように、ソルダーレジスト層20の上に表示部分21〜23を形成させるための濃淡マスクフィルム(マスクフィルム)40を被せる。濃淡マスクフィルム40の黒部分41が紫外線をカットし、ドット部分42が紫外線を少量透過する部分、すなわち紫外線の照射量を減少させる部分であり、白部分43が紫外線をほぼ100%透過する部分である。
すなわち、ドット部分42が紫外線の透過率の小さい第1部分であり、白部分43が紫外線の透過率の大きい第2部分であり、黒部分41が紫外線を透過しない第3部分である。そして、このドット部分42と白部分43と黒部分41との配置で所定のパターンが形成されている。
この濃淡マスクフィルム40の上から紫外線を照射して、ソルダーレジスト層20を露光させる。このときの紫外線の照射量は、10〜2000[mJ/cm]で、好ましくは100〜1500[mJ/cm]である。
この露光により、紫外線が強く照射されたソルダーレジスト層20の部分が硬化して不透明になる。また、弱い紫外線が照射された部分は、光を透過する透過性の性質を有し、透明な状態で硬化する。
照射量が10[mJ/cm]以下では、表示部分21〜23(図1参照)以外の部分が透明な状態となり、文字A,B,Cが不鮮明なものとなる。照射量が2000[mJ/cm]以上では、反応が進み過ぎて表示部分21〜23が不透明となり、文字A,B,Cは不明瞭となる。また、作業時間の無駄になるばかりか、カブリ現象が起きてくる。
次に、現像処理を行うことによって、図6に示すように、ソルダーレジスト層20の紫外線が照射されない部分が除去され、その他の部分が残る。その除去によって、例えば図1に示す穴15a〜15dが形成される。
残留部分20aが紫外線の照射量の多い部分であり、残留部分20bが紫外線の照射量の少ない部分である。残留部分20bが透明となっており、残留部分20aが不透明となっている。なお、現像処理によってソルダーレジスト層20が除去されると、この除去された部分の下側にあるインク層31の部分も除去され、残留部分20a,20bの下側にあるインク層31の部分は、この残留部分20a,20bがあることにより、その現像処理によって除去されないことになる。
この後、乾燥させた後に熱処理によって残留部分20a,20bがインク層31に固着され、回路基板30が完成する。この熱処理によって、残留部分20bの透明性が高くなる。すなわち、この熱処理によって、その残留部分20bの屈折率や透明度が変わり、残留部分20bと残留部分20aとの屈折率や透明度の差によって、所定部分である残留部分20bの形状が下地色を介してさらに明寮に視認ができるようになる。
ところで、ソルダーレジスト層20のエポキシ系樹脂とアクリル系樹脂の混合比は任意であるが、エポキシ系樹脂の割合が40%〜80%ぐらいがよく、また、エポキシ系樹脂の割合を多少多くすることで、文字A,B,Cが鮮明になる。その割合は、50.1%〜64%である。また、40%以下や80%以上では、紫外線の照射量変化に対して、透明部分と不透明部分とのコントラストが得られにくく、文字が不鮮明となる。
また、ソルダーレジスト層20の乾燥は、次工程の露光で支障のない程度の乾燥状態で良く、温度は40℃〜120℃で、好ましくは60℃〜95℃である。時間は5分〜100分で、好ましくは10分〜70分。乾燥状態が甘いと、濃淡マスクフィルム40にソルダーレジスト層20の混合樹脂が付着し、この付着した混合樹脂の除去等に時間がとられ作業性が悪くなる。また、濃淡マスクフィルム40に混合樹脂が付着することでソルダーレジスト層20の厚みが不十分となり回路保護に支障をきたす。
乾燥が行き過ぎると熱量で架橋・重合反応が進み過ぎて、現像工程においてソルダージスト層20の不必要部分である非画線部にソルダ―レジストが残り部品の搭載が出来なくなる。
この実施例は、濃淡マスクフィルム40の画線部42,43に紫外線の透過量に差が生じるように濃淡を施したものであり、これにより、ソルダーレジスト層(ソルダーレジストインキ層)の所定部分の屈折率や透明度を変え、その所定部分と他の部分の屈折率や透明度の差によって、その所定部分の形状を下地色を介して視認できるようにしたものである。すなわち、その所定部分の形状が示す文字や記号などを視認できるようにしたものである。
[第2製造方法]
図7に第2製造方法を示す。この第2製造方法は、第1製造方法と同様に形成したソルダーレジスト層20の上にネガタイプのソルダーマスクフィルム(第1パターンマスクフィルム:ソルダーレジスト用マスクフィルム)140を被せる。ソルダーマスクフィルム140の黒部分141が紫外線をカットし、白部分142が紫外線をほぼ100%透過する部分である。
このソルダーマスクフィルム140の上から紫外線を照射して、ソルダーレジスト層20を一次露光させる。この場合、紫外線の照射量は、10〜300[mJ/cm]で好ましくは40〜150[mJ/cm]である。この照射量は少ないので、ソルダーレジスト層20の照射部分は弱い紫外線で照射されたことになる。この部分では、光を透過する透過性の性質を有し、その部分の表面が硬化することになる。
なお、照射量が10[mJ/cm]以下であると、硬化不足になり、現像処理でその表示部分21〜23(図1参照)のソルダーレジスト層20が落ちてしまう。300[mJ/cm]以上では、表示部分21〜23の透明度が低下してしまう。
この後、図8に示すように、ソルダーマスクフィルム140の上に文字用ソルダーマスクフィルム(第2パターンマスクフィルム:文字・記号用マスクフィルム)150を被せる。文字用ソルダーマスクフィルム150の黒部分152が紫外線をカットし、白部分151が紫外線をほぼ100%透過する部分である。そして、ソルダーマスクフィルム140と文字用ソルダーマスクフィルム150とで紫外線の照射量を調整するマスクフィルムが構成される。
この文字用ソルダーマスクフィルム150の上から紫外線を照射する。すなわち、二次露光する。この照射量は、50〜800[mJ/cm]で、好ましくは100〜600[mJ/cm]である。この照射によって、ソルダーマスクフィルム140の白部分142と、文字用ソルダーマスクフィルム150の白部分151とが重なる部分だけに紫外線が透過してソルダーレジスト層20に照射する。
このため、図9に示すように、ソルダーレジスト層20の残留部分20aだけが強く照射され、その残留部分20aだけが不透明に硬化する。残留部分20bは、二次露光による紫外線が照射されないので、表面だけが硬化した状態を維持することになる。部分20cは、一次及び二次露光による紫外線が照射されないので、硬化することはない。
なお、照射量が50[mJ/cm]以下や800[mJ/cm]以上では上述と同様な問題が生じる。
この後、現像処理を行うことによって、ソルダーレジスト層20の部分20cが除去され、この後、乾燥させた後に熱処理を行うことによって、図6に示すように、残留部分20a,20bがインク層31に固着され、回路基板30が完成する。
第2実施例では、回路基板本体11とソルダーレジスト層20との間にプライマー層としてインク層31を設けているが、図10に示すように、インク層31の下にソルダーレジスト層20と同種のソルダーレジスト層又は別種のソルダーレジスト層60を設けてもよく、また、インク層31を導電性のインク層にしてもよい。
このように、エポキシ系樹脂とアクリル系樹脂との混合樹脂のソルダーレジスト層20に濃淡マスクフィルム40やソルダーマスクフィルム140や文字用ソルダーマスクフィルム150などを介して紫外線を照射して、表示部分21〜23(図1参照)を透明に形成するので、その文字が小さくても形成することが可能であり、例えば、スクリーン印刷で鮮明に印刷することができない小さな文字であっても形成することが可能である。このため、実装面積の小さな回路基板であっても、実装する全ての電子部品の文字や記号などを表示することができる。
[第3実施例]
図11は、上記と同様にして文字などを形成した基板である磁気カード400を示す。この磁気カード400は、磁気カード本体(基板本体)401の上面に磁気層402とソルダーレジスト層403とを設けたものであり、ソルダーレジスト層403に第1製造方法または第2製造方法で文字A,B,Cを所定部分である表示部分421〜423で形成したものである。この磁気カード400も文字を表示するための印刷工程は不要となる。
磁気カード400以外にも、例えば図12に示すように、ICカード本体501にICチップ502を埋め込んだICカード(基板)500にも適用できる。このICカード500は、ICカード本体501の上面及びICチップ502の上面にソルダーレジスト層503を設けたものであり、このソルダーレジスト層503に第1製造方法または第2製造方法で文字A,B,Cを表示部分(所定部分)521〜523で形成したものである。
同様にして、他のカード(基板)や例えば製品の定格等を表示する銘板(基板)にも適用できる。この場合も基板本体である銘板本体(図示せず)の表面にソルダーレジスト層を形成して、上記と同様にして文字等を形成する。
また、表示部や操作スイッチなどが設けられる表示パネル(基板)にも適用できる。この場合も基板本体である表示パネル本体(図示せず)の表面にソルダーレジスト層を形成して、上記と同様にして文字等を形成する。
また、上記実施例では、いずれも表示部分21〜23,421〜423,521〜523を透明にしているが、図13に示すように、文字部分600を不透明にし、所定部分であるその周辺部601を透明にして文字などを表示するようにしてもよい。また、図14に示すように、ソルダーレジスト層610に例えば長方形の透明な所定部分である表示部611を設け、この表示部611を介して基板本体612の上面に形成した文字613等を視認できるようにしてもよい。
上記実施例は、いずれも基板本体の一方の面にソルダーレジスト層を形成した基板について説明したが、基板本体の両方の面にソルダーレジスト層を形成した基板の場合も、上記と同様にしてその両面に文字部を設けてもよい。
この発明は、上記実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
10 回路基板(基板)
11 基板本体
12 回路パターン
13 回路パターン
20 ソルダーレジスト層
21〜23 表示部分(所定部分)
30 回路基板(基板)
31 インク層(着色層)
32 回路パターン
40 マスクフィルム
41 紫外線をカットする部分
42 紫外線を小量透過する部分
43 紫外線を透過する部分
60 ソルダーレジスト層
140 パターンマスクフィルム
141 紫外線をカットする部分
142 紫外線を透過する部分
150 文字用マスクフィルム
151 紫外線を透過する部分
152 紫外線をカットする部分
400 磁気カード(基板)
402 磁気層
421〜423 表示部分

Claims (12)

  1. 基板本体の少なくとも一方の面に、エポキシ系樹脂とアクリル樹脂との混合樹脂からなるソルダーレジストインキを塗布してソルダーレジスト層を形成し、
    このソルダーレジスト層を紫外線で照射した後に現像処理を行い、この後熱処理を行なうことによって基板を製造する基板の製造方法であって、
    前記ソルダーレジスト層の所定部分を照射する紫外線の照射量を減少させることにより、前記所定部分を光が透過する透過性にするとともに、その所定部分の形状によって文字または記号を表示することを特徴とする基板の製造方法。
  2. 前記ソルダーレジスト層と基板本体との間に着色層を形成することを特徴とする請求項1に記載の基板の製造方法。
  3. 前記着色層は、プライマー層として形成することを特徴とする請求項2に記載の基板の製造方法。
  4. 前記紫外線の照射量の減少は、前記ソルダーレジスト層にマスクフィルムを被せて行うことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の基板の製造方法。
  5. 前記マスクフィルムは、紫外線の透過量が異なる黒色の濃淡が施され且つ前記ソルダーレジスト層の所定部分に対応する前記マスクフィルムの部分の濃淡が所定濃度となっていることを特徴とする請求項4に記載の基板の製造方法。
  6. 前記基板本体は、少なくとも一方の面に形成された回路パターンを有し、この回路パターンを保護するための前記ソルダーレジスト層が形成された請求項4に記載の基板の製造方法であって、
    前記マスクフィルムは、前記ソルダーレジスト層の不要部分を現像処理によって除去する除去部分を形成するために用意された第1パターンマスクフィルムと、文字または記号を形成するために用意された文字・記号用の第2パターンマスクフィルムとであり、
    前記ソルダーレジスト層の上に、第1,第2パターンマスクフィルムのうちどちらか一方を被せて該ソルダーレジスト層を紫外線で一次露光し、
    この後、前記一方の第1パターンマスクフィルムまたは第2パターンマスクフィルムの上に他方の第2パターンマスクフィルムまたは第1パターンマスクフィルムを被せて前記ソルダーレジスト層を紫外線で二次露光して、前記所定部分のみを透過性にし、この所定部分の形状で文字または記号を表示することを特徴とする基板の製造方法。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の基板の製造方法で製造されたことを特徴とする基板。
  8. 請求項2に記載の基板の製造方法で製造される基板であって、
    前記ソルダーレジスト層を2層に形成し、この2層の間に前記着色層または導電性の着色層を設けたことを特徴とする基板。
  9. 前記基板本体は、銘板本体または表示パネル本体であることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の基板。
  10. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の基板の製造方法で製造される基板であって、
    前記基板本体は、少なくも一方の面に回路パターンが形成され、この回路パターンが前記ソルダーレジスト層で保護された回路基板本体であり、
    前記所定部分の形状が示す文字または記号は、その回路基板本体に搭載される電子部品の情報であることを特徴とする基板。
  11. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の基板の製造方法で製造される基板であって、
    前記基板本体は、磁気記録層を設けた磁気カード本体またはICチップを埋め込んだICカード本体であることを特徴とする基板。
  12. 請求項5に記載の基板の製造方法に使用されるマスクフィルムであって、
    前記マスクフィルムは、濃淡が所定濃度で紫外線の透過率の小さい第1部分と、この第1部分より濃度が薄く紫外線の透過率の大きい第2部分と、第1部分より濃度が濃く紫外線を透過しない第3部分とを有し、
    第1部分で前記ソルダーレジスト層の透明な所定部分を形成し、第2部分で前記ソルダーレジスト層の不透明な部分を形成し、第3部分により前記ソルダーレジスト層の除去部分を形成することを特徴とするマスクフィルム。
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