JP5100300B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラなどの撮像装置、特に、像振れ補正機能を有する撮像装置に関する。
近年、デジタルカメラは小型・軽量化が進んでいる。また、撮像素子の撮像面上での被写体像のぶれが問題とされている。この被写体像のぶれは、撮影者の手振れや被写体の移動などにより起こる。
上記被写体像のぶれを解決する手段として、被写体像の移動に撮像素子を追従させることにより、被写体像のぶれが補正された被写体の画像を撮影することができる像振れ補正機能を持つデジタルカメラがある。
従来の像振れ補正機能を有する撮像装置の一例には特許文献1がある。特許文献1のデジタルカメラには、撮像素子としてのCCDが、撮影光軸上でレンズ鏡筒を収容する固定筒の一端に設けられた載置ステージに搭載され、この載置ステージが、撮影光軸ΦをZ軸方向としてこれに垂直なX−Y平面内で移動可能に設けられ、永久磁石とこれに対向するコイルが形成する磁力により可動される構造のものが知られている。このカメラでは、手振れ検出センサを用いてY方向とX方向との傾きを検出し、この検出出力に基づいて、コイルへの通電電流を変化させることにより、撮影者の手振れや被写体の移動などによる被写体の像の移動にCCDを追従移動させる制御を行っている。また、このカメラでは、コイルへの通電電流によって消費電力が増大するという問題がある。
特許文献1の課題である消費電力の増大について、本願出願人は、所定の位置に撮像素子を機械的に固定保持する保持機構が設けられた像振れ補正機能付きカメラについて出願を行っている(特許文献2参照)。このカメラの保持機構によれば、像振れ補正が行われていない時の消費電力を低減することができる。
特開2004−274242号公報 特開2007−102062号公報
特許文献2に記載の像振れ補正機能付きカメラでは、押さえピン33を備えた強制押さえ板26がCCDステージ102に対して被写体と反対側、つまり、撮影者側に設けられ、強制押さえ板26は固定部材11に対して離反接近する方向(Z軸方向)に往復動される。押さえピン(嵌合突起)33は撮影者側から撮影光入射側へ移動し、凹所(嵌合穴)19aと嵌合することにより前記撮像素子載置部材15を機械的に所定の位置に保持させる役割を果たす。しかし、CCDステージ102よりも撮影者側において強制押さえ板26が往復動する為のスペースが必要であり、カメラ全体の厚さが厚くなってしまう。
また、固定部材11と、強制押さえ板26を駆動するステッピングモータSTM1は固定筒10に別個に固定されている。ステッピングモータSTM1は変換機構22を含む多数の部品を介して強制押さえ板26を往復動させる。しかし、撮像素子の光学的な中心が原点と一致する所定の位置において押さえピン(嵌合突起)33を凹所(嵌合穴)19aと嵌合させる為には、高い組み立て精度が要求される。
本発明は、上記の問題に鑑みて為されたもので、組み立て時の固定位置調整が容易で、撮像装置全体の厚みを薄くすることができる像振れ補正機能付き撮像装置を提供することを課題としている。
上記課題の少なくとも一部を解決するため、請求項1に係る発明の撮像装置は、撮像光学系により被写体像が結像される撮像素子と、前記撮像素子を前記撮像光学系の光軸に直交する平面内で移動自在に支持する撮像素子移動部と、前記撮像素子を所定の位置に固定保持する保持機構と、前記撮像光学系を構成し、前記撮像素子移動部に対して、近接、及び離間するよう前記光軸方向に移動する光学素子と、を備え、前記保持機構は第一の連結部を備え、前記撮像素子載置部材は第二の連結部を備え、前記保持機構は、前記光学素子が前記撮像素子移動部に対し最も接近する最接近位置にあるときに、前記第一の連結部と前記第二の連結部とを連結することにより、前記撮像素子移動部の撮影光入射側から前記撮像素子載置部材を固定保持し、前記光学素子が前記最接近位置よりも、撮影光入射側の領域である撮影位置にあるときに、前記最接近位置よりも撮影光入射側の領域に進入し、前記第一の連結部と前記第二の連結部とを離間することにより、前記撮像素子載置部材を移動可能とし、前記保持機構が、前記撮像素子載置部材を固定保持している状態において、該保持機構と前記光学素子との間隔は、前記第一の連結部、及び前記第二の連結部の前記光軸方向の長さよりも狭いことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明の撮像装置は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記第一の連結部が押圧部であり、前記第二の連結部が受圧部であり、前記第一の連結部が前記第二の連結部を押圧することにより、前記保持機構が前記撮像素子を固定保持することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明の撮像装置は、請求項に記載の撮像装置であって、前記第一の連結部が前記第二の連結部から離間することにより、前記保持機構が前記撮像素子を移動可能にすることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の撮像装置は、請求項2または3に記載の撮像装置であって、前記第一の連結部が嵌合穴または嵌合突起のいずれか一方であり、前記嵌合穴または前記嵌合突起のいずれか他方を前記第二の連結部とし、前記第一の連結部と前記第二の連結部が嵌合することにより、前記保持機構が前記撮像素子を固定保持することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明の撮像装置は、請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置であって、前記保持機構を駆動する保持機構駆動部を備え、該保持機構駆動部が、前記撮像素子移動部と、前記保持機構とに固定されることを特徴とする。
本発明によれば、固定部材が、撮像素子載置部材、保持機構および保持機構駆動部に対し撮影光入射側と反対側に配置されているので、固定部材に対して撮影光入射側と反対側に配置される部品が減り、撮像装置全体の厚みを薄くすることができる。さらに、保持機構が撮像素子載置部材を固定保持して所定の位置に撮像素子を固定保持するので、撮像素子を所定の位置に維持する為にコイルに通電し続ける必要が無く、消費電力を低減できる。
本発明によれば、保持機構が撮像素子移動部に固定されるので、撮像素子移動部とその他の部品の間の固定位置の誤差による保持機構と撮像素子載置部材との間の固定位置への影響が少なく、組み立て時の保持機構の固定位置調整が容易である。
本発明によれば、保持機構駆動部が撮像素子移動部と、保持機構とに固定されているので、組み立て時の保持機構駆動部の固定位置調整が容易である。
本発明によれば、保持機構駆動部を駆動することにより、保持機構が撮像素子載置部材から離間し、撮像素子載置部材が移動可能になるので、像振れ補正が必要な際に直ちにかつ適切に像振れ補正を開始することができる。
本発明によれば、所定の光学素子可動領域において撮像素子載置部材に対し近接離間可能に設けられた光学素子を備え、所定の光学素子可動領域において光学素子が撮像素子載置部材に対し光軸方向に最も接近する最接近位置にある時は、保持機構が撮像素子載置部材を固定保持して所定の位置に撮像素子を固定保持するので、保持機構が動作する空間を確保する為に光学素子の最接近位置を撮像素子から十分に離間させる必要が無くなる。よって、撮像装置全体の厚みをさらに薄くすることができる。
本発明によれば、光学素子が最接近位置にない時に、保持機構が最接近位置よりも撮影光入射側の領域に進入するので、光学素子が被写体方向(撮影光入射方向)へ離間した後にできるスペース内に保持機構が進入することができ、カメラ全体の撮影光軸方向の厚さをより薄くすることができる。
以下に、本発明に係わる像振れ補正機能を有する撮像装置を図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明に係る撮像装置としてのデジタルカメラ(以下、カメラともいう)の一例を示す正面図である。
図1に、撮影光入射側から見た、カメラ1の正面図を示す。カメラ1の正面には、ストロボ発光部3、光学ファインダ4、測距ユニット5、リモートコントロール受光部6が設けられている。カメラ1の上面には、レリーズスイッチ(レリーズシャッター)SW1、モードダイアルSW2が配設されている。カメラ本体の側面にはメモリカード/電池装填室の蓋2が設けられている。カメラ本体の背面には、撮影者が撮影操作前に被写体を確認する為の表示部である液晶ディスプレイ(図示無し)が設けられている。これらの各部材の機能及び作用は公知であるので、その説明は省略することにする。
カメラ1の正面には、撮影レンズと固定筒10を含む鏡胴ユニット7も設けられている。鏡胴ユニット7については、後述する。
次に、カメラ内部の像振れ補正部のメカニカルな構成について説明する。図2は固定筒10の縦断面図であり、図2に示すように、撮影光軸ΦをZ軸方向としてこれに直交する方向をX軸方向、Y軸方向とする。撮影光入射側(撮影光軸方向の被写体向き)は、Z軸方向の負の向きである。図1に示した固定筒10は、図1におけるカメラ1に、カメラ1から撮影光入射側に延出するよう、カメラ1の撮影光入射側に設けられている。図1および図2に示すように固定筒10は略円筒形状とし、固定筒10の内側がレンズ鏡筒受入用の収納空間とされている。固定筒10には略矩形の板状の固定部材11が取り付けられている。図2に示すように、固定部材11は固定筒10を挟んで被写体と反対側に配置されている。光学素子であるレンズ12a、レンズ12bはレンズ鏡筒(不図示)によって支持され、レンズ鏡筒は固定筒10のレンズ鏡筒受入用の収納空間内に設けられている。レンズ12bは、レンズ駆動部(図示無し)により撮影光軸方向に可動可能に設けられている。撮像素子であるCCD101は、レンズ12a、レンズ12bを含む撮影光学系によって結像された被写体像を光電変換して撮像信号に変換する。撮影操作前にCCD101が出力する撮像信号に基づいて、被写体像が液晶ディスプレイに表示される。撮影操作に応じてCCD101が出力する撮像信号に基づいて、画像処理部(図示無し)により撮像データが生成される。撮像データは、記憶媒体(図示無し)に記録される。図2に示すように、撮像素子移動部であるCCDステージ102は保持機構を備え、固定部材11の撮影光入射側の面上に設けられている。
図3(a)はCCDステージ102および保持機構の斜視図、図3(b)はCCDステージ102および保持機構の上面図である。CCDステージ102は略矩形状のY方向ステージ12と、略矩形状のX方向ステージ13と、略矩形の板状の載置ステージ14とから大略構成されている。CCDステージ102の撮影光入射側には、保持機構が配置されている。保持機構およびCCDステージ102に対して撮影光入射側とは反対側に固定部材11が配置されている。つまり、CCD101および保持機構に対して撮影光入射側とは反対側に固定部材11が配置されている。保持機構については、後に詳述する。
Y方向ステージ12は固定部材11の撮影光入射側の面上に固定されている。このY方向ステージ12にはY方向に延びる一対のガイド軸15a、15bがX方向に間隔を開けて設けられている。図3(b)に示すように、Y方向ステージ12には永久磁石16aが設けられている。
X方向ステージ13にはX方向に延びる一対のガイド軸17a、17bがY方向に間隔を開けて設けられている。X方向ステージ13には、図3(b)に破線で示す被支承部200a、200bがX方向に間隔を開けて形成されている。一対の被支承部200a、200bはY方向ステージ12の一対のガイド軸15a、15bにそれぞれ可動可能に支承され、これによりX方向ステージ13がY方向に可動可能とされている。図3(b)に示すように、X方向ステージ13には永久磁石16bが設けられている。
撮像素子載置部材である載置ステージ14の撮影光入射側には、CCD101が固定されている。載置ステージ14には、図3(b)に破線で示す被支承部201a、201bがY方向に間隔を開けて形成されている。一対の被支承部201a、201bはX方向ステージ13の一対のガイド軸17a、17bに可動可能に支承される。これにより載置ステージ14は全体としてX−Y方向に可動可能とされている。載置ステージ14の撮影光入射側に、受圧部18が設けられており、受圧部18には円柱形状の凹所19aが形成されている。
X方向ステージ13には、コイル取り付け板部21aが設けられている。載置ステージ14には、コイル取り付け板部21bが設けられている。コイル取り付け板部21aのY方向ステージ12に対向する側、つまり、撮影光入射側と反対側には、偏平かつ渦巻き状のコイル体22aが、Y方向ステージ12の撮影光入射側の面上に設けられた永久磁石16aに対向するように貼り付けられている。コイル取り付け板部21bのX方向ステージ13に対向する側、つまり、撮影光入射側と反対側には、偏平かつ渦巻き状のコイル体22bが、X方向ステージ13の撮影光入射側の面上に設けられた永久磁石16bに対向するように貼り付けられている。コイル体22a、22bはそれぞれ永久磁石16a、16bに臨まされている。つまり、コイル体22aは、永久磁石16aに対して撮影光入射側に配置され、X方向ステージ13のコイル取り付け板部21aに対して撮影光入射側と反対側に配置されている。コイル体22bは、永久磁石16bに対して撮影光入射側に配置され、載置ステージ14のコイル取り付け板部21bに対して撮影光入射側と反対側に配置されている。
コイル体22a、22bは、コイル給電回路(図示無し)から電力を供給され、X方向およびY方向にCCD101及び載置ステージ14を移動させる。本実施例では、コイル体22aは、コイル給電回路から電力を供給され、Y方向にCCD101及び載置ステージ14を可動させ、コイル体22bは、コイル給電回路から電力を供給され、X方向にCCD101及び載置ステージ14を移動させる。
コイル取付板部21a、21bには位置検出素子としてのホール素子(図示無し)が設けられている。
次に、保持機構のメカニカルな構成について図3および図4を用いて説明する。図4は、図3に示す保持機構を備えたCCDステージ102のA−A断面図である。図4(a)はCCD101及び載置ステージ14が所定の位置に固定保持されている固定状態であり、図4(b)はCCD101及び載置ステージ14がX−Y方向に移動可能であり、固定保持されていない開放状態である。図4(b)では、CCD101及び載置ステージ14は所定の位置にある。保持機構は、押さえ板26と、押さえピン27と、CCDステージへの押さえ板26の固定と、から大略構成される。
図3および図4に示すように、押圧部材である押さえ板26は、Y方向ステージ12の撮影光入射側の面上に固定され、Y方向ステージ12の外縁から受圧部18に設けられた凹所19aに向かって長く延びる形状とされている。押さえ板26は弾性材質からなる。Y方向ステージ12の撮影光入射側の面に固定されている端部が押さえ板26の固定端部26aであり、他方の端部が押さえ板26の自由端部26bである。固定端部26aのみがY方向ステージ12に固定されている。図4に示すように、押さえ板26の自由端部26bの近傍の撮影光入射側と反対側の面、すなわち、CCDステージ102と対向する面には半球面形状の押さえピン27が設けられている。
Y方向ステージ12には、保持機構駆動部として、撮影光軸Φ方向に伸縮する伸縮型アクチュエータが設けられている。本実施例では、伸縮型アクチュエータの一例として、圧電素子28を用いている。図4に示すように、圧電素子28は撮影光軸Φと平行な方向に伸縮するように配置されており、圧電素子28の伸縮方向の一端は、Y方向ステージ12の撮影光入射側の面であって、かつ、押さえ板26と対向する面に固定されている。伸縮方向の他端は、固定端部26aと自由端部26bとの間において、押さえ板26のY方向ステージ12に対抗する面に固定されている。圧電素子28は、Y方向ステージ12と押さえ板26とに固定されていおり、Y方向ステージ12および押さえ板26以外の部材と固定されていない。
圧電素子28は、固定端部26aと自由端部26bとの間において押さえ板26と固着されている。押さえ板26は弾性を有するので、圧電素子28が伸縮すると押さえ板26の自由端部26bは載置ステージ14に対し近接離脱する。図4(a)に示すように、圧電素子28が縮んでいる時は、押さえピン27が凹所19を押圧し、かつ、押さえピン27が凹所19と嵌合する。この時、CCD101及び載置ステージ14は所定の位置に固定保持され、X−Y方向に移動できない。この状態を保持機構の固定状態とする。また、図4(b)に示すように、圧電素子28が伸びている時は、押さえピン27が凹所19から離間する。この時、CCD101及び載置ステージ14は開放され、X−Y方向に移可能である。この状態を保持機構の開放状態とする。
本発明によれば、保持機構駆動部を駆動することにより、保持機構が撮像素子載置部材から離間し、撮像素子載置部材が移動可能になるので、像振れ補正が必要な際に直ちにかつ適切に像振れ補正を開始することができる。
このような構成により、固定部材11は、撮像素子載置部材である載置ステージ14、保持機構、保持機構駆動部である圧電素子28に対し撮影光入射側と反対側に配置される。したがって、保持機構および保持機構駆動部を設ける為のスペースや保持機構が移動する為のスペースを、固定部材11に対して撮影光入射側と反対側に設ける必要がない。固定部材11に対して撮影光入射側と反対側に配置される部品が減り、カメラ全体の撮影光軸Φ方向の厚さを薄くすることができる。さらに、保持機構が載置ステージ14を固定保持して所定の位置にCCD101を固定保持するので、CCD101を所定の位置に維持する為にコイルに通電し続ける必要が無く、消費電力を低減できる。
また、このような構成により、保持機構はCCDステージ102に固定されているので、CCDステージ102と固定部材11の間の固定位置の誤差は保持機構とCCDステージ102との間の固定位置の調整時に影響を与えない。したがって、組み立て時における保持機構とCCDステージ102の固定位置調整が容易である。
また、このような構成により、保持機構駆動部である圧電素子28が、押さえ板26を含む保持機構およびY方向ステージ12以外の部材には固定されない。つまり、保持機構と保持機構駆動部が同一の部材に固定され、それ以外部材とは固定されていない。よって、組み立て時における圧電素子28、及び、押さえ板26、Y方向ステージ12の固定位置調整が容易である。
次に、カメラ内部の像振れ補正部の制御方法について説明する。像振れ補正部の一例として、本実施例では、撮影者の手振れによる像ぶれを補正する像振れ補正部の制御方法について説明する。カメラ1の内部には、例えばジャイロセンサなどの手振れ検出センサ(図示無し)と、例えばCPUなどの演算部(図示無し)が設けられている。手振れ検出センサがカメラ1の本体のY方向とX方向の傾きを検出し、この手振れ検出センサの出力に基づいて演算部がCCD101の目標位置を決定する。コイル給電回路からコイル体22a、22bへの通電電流を変化させることにより、撮影者の手振れによる被写体像の移動にCCD101を追従移動させる制御を演算部が行う。CCD101の位置検出はホール素子により行われ、目標位置にCCD101が移動させられる。
次に、保持機構の動作について説明する。まず、図4(a)のように保持機構がCCD101及び載置ステージ14を所定の位置に固定保持する固定状態において、圧電素子28にアクチュエータ駆動回路(不図示)より電圧を印加すると、圧電素子28が押さえ板26を撮影光軸方向の被写体向きに付勢し、押さえ板26の自由端部26bは受圧部18に対して撮影光入射側に向かって移動させられる。押さえ板26の自由端部26bが受圧部18から十分に離間した状態が、図4(b)に示す保持機構の開放状態であり、CCD101及び載置ステージ14はX−Y方向に移動可能である。この開放状態において、CCD101に対して被写体像の移動に追従移動させる制御が行われる。
そして、圧電素子28への電圧の印加を停止すると、圧電素子28の撮影光軸方向の被写体向きの付勢力が無くなり、押さえ板26自体が持つ弾性力により自由端部26bは受圧部18に向かって移動させられる。押さえ板26の押さえピン27は受圧部18に当接し、凹所19を押圧する。つまり、押圧部である押さえピン27が凹所19を押圧することにより、保持機構がCCD101及び載置ステージ14を所定の位置に固定保持する固定状態となる(図4(a))。
図4(a)に示すように、押さえピン(嵌合突起)27が凹所(嵌合穴)19と嵌合することにより、CCD101及び載置ステージ14は連結され、所定の位置に固定保持される。押さえピン27が凹所19を押圧し、かつ、押さえピン27が凹所19と嵌合することで、保持機構が載置テージ14を固定保持する力がより増加する。
次に、レンズ12bと保持機構の動作について、図5を用いて説明する。例えばカメラの電源が入っていない電源オフ状態などにおいては、レンズ12bはCCDステージ102に最も接近して配置されており、保持機構は固定状態である。この時、レンズ12bの撮影光軸方向の位置は最接近ポジションであり、最接近ポジションにあるレンズ12bの中でCCDステージ102に最も接近している箇所の撮影光軸方向の位置は最接近位置である(図5(a))。光学素子であるレンズ12bが最接近ポジションにある時は常に、保持機構がCCD101及び載置ステージ14を所定の位置に固定保持する固定状態とすることにより、レンズ12bと保持機構の干渉を避ける為に最接近ポジションを保持機構から撮影光入射側に十分に離間させる必要がなくなり、カメラ全体の撮影光軸方向の厚さをより薄くすることができる。
例えばカメラの電源を入れる操作などによって、図示しないレンズ駆動部に駆動を開始する為の信号が与えられると、レンズ12bは撮影光軸Φに沿って被写体向き(撮影光入射側)に、近接位置から所定の撮影開始ポジションまで移動する(図5(b))。
その後、撮影者のレリーズスイッチ(レリーズシャッター)SW1に対する撮影操作が可能となる。撮影操作前は像振れ補正部による像振れ補正は行われず、保持機構は固定状態であり、CCD101は所定の位置に維持されている。像振れ補正部による像振れ補正が行われていないので、コイル給電回路からコイル体22a、22bへ通電されず、保持機構が固定状態にあるので、圧電素子28に電圧は印加されていない。したがって、CCD101を所定の位置に維持する為に、保持機構駆動部である圧電素子28、および、コイル体22a、22bへ通電し続ける必要が無く、消費電力が低減される。
撮影者のレリーズスイッチ(レリーズシャッター)SW1に対する撮影操作後に、像振れ補正部により像振れ補正が開始される。像振れ補正が開始されると、図示しないアクチュエータ駆動回路より圧電素子28に電圧が印加され、圧電素子28が撮影光軸方向の被写体向きの付勢力を押さえ板26に加える。この付勢力により押さえ板26の自由端部26bが撮影光軸方向の被写体向き(撮影光入射側)に移動し、押さえ板26の押さえピン27が凹所19から離間する。つまり、保持機構駆動部である圧電素子28を駆動することにより、保持機構の押圧部である押さえピン27(嵌合突起)が凹所19(嵌合穴)から離間し、CCD101及び載置ステージ14が移動可能になる。したがって、像振れ補正が必要な際に直ちにかつ適切に像振れ補正を開始することができる。
押さえ板26の自由端部26bの先端が受圧部18から最も離間した時の自由端部26bの先端の位置が最離間位置である。撮影開始ポジションは最離間位置よりも撮影光入射側に位置する。撮影者の撮影操作中は、レンズ12bは、最離間位置よりも撮影光入射側に配置され、撮影開始ポジションを含む撮影領域(図示無し)において、レンズ駆動部により撮影光軸方向に移動させられる。
保持機構が開放状態になると、コイル給電回路からコイル体22a、22bに電力が供給され、撮影者の手振れによる被写体の像の移動に被写体画像が結像される撮像素子を追従させるようにCCD101及び載置ステージ14がX−Y方向に駆動される。
例えば撮影者の電源を切る操作などによって、図示しないレンズ駆動部に駆動を終了する為の信号が与えられると、アクチュエータ駆動回路からの圧電素子28への電圧の印加が停止され、圧電素子28により押さえ板26に加えられていた撮影光軸方向の被写体向きの付勢力が無くなる。固定端部26aがY方向ステージ12に固定されているので、圧電素子28によって押さえ板26に加えられていた撮影光軸方向の被写体向きの付勢力が無くなると、自由端部26bが撮影光軸方向の被写体向きと反対の向きに移動する。そして、再び押さえピン27が凹所(嵌合穴)を押圧し、押さえピン(嵌合突起)27は凹所(嵌合穴)19へ嵌合する。つまり、保持機構が開放状態から固定状態へ切り替わる。その後、レンズ12bは撮影光軸Φに沿ってCCDステージ102に接近する向きに、撮影開始ポジションから最接近ポジションまで移動する(図5(a))。
本実施例においては、光学素子であるレンズ12bが最接近ポジションにある時は常に、保持機構がCCD101及び載置ステージ14を所定の位置に固定保持する固定状態となる。したがって、保持機構が動作する空間を確保する為に光学素子の最接近位置を撮像素子から十分に離間させる必要が無くなる。よって、撮像装置全体の厚さをさらに薄くすることができる。
また、図5(a)および図5(b)に示すように、押さえ板26の自由端部26bの最離間位置は、光学素子であるレンズ12bの最接近位置よりも撮影光入射側の位置にある。つまり、レンズ12bが最接近位置にない時に、押さえ板26がレンズ12bの最接近位置よりも撮影光入射側の領域に進入可能である。したがって、レンズ12bが被写体方向へ離間した後にできるスペース内に押さえ板26が進入することができ、カメラ全体の撮影光軸方向の厚さをより薄くすることができる。
本発明の別の実施例について、図6を用いて説明する。図2ないし図4では押さえピン(嵌合突起)27は半球面形状であり、凹所(嵌合穴)19は円柱形状であるが、図6に拡大して示すように、押さえピン(嵌合突起)33はテーパ形状の突起であっても良く、凹所(嵌合穴)19はテーパ形状の凹所であっても良い。この場合、図6(a)に拡大して示すように、押さえピン33の周壁33aと受圧部18の凹所周壁19aとが密接に嵌合した状態が保持機構の固定状態に相当する。図6(b)に拡大して示すように、押さえピン33の周壁33aと受圧部18の凹所周壁19bとが離間した状態が保持機構の開放状態に対応する。テーパ形状の突起を押さえピン(嵌合突起)33とし、テーパ形状の凹所を凹所(嵌合穴)19とするにより、押さえピン(嵌合突起)33の中心の位置と凹所(嵌合穴)19の中心の位置が一致していない場合でも、押さえピン(嵌合突起)33が凹所(嵌合穴)19に進入するにつれて、押さえピン(嵌合突起)33の中心の位置と凹所(嵌合穴)19の中心の位置が近づく。したがって、保持機構が載置テージ14を、より高い精度で所定の位置に固定保持することができる。
なお、上述した実施例では保持機構の押さえ板26に押さえピン(嵌合突起)を設け、載置ステージ14の受圧部18に凹所(嵌合穴)を設けたが、保持機構の押さえ板26に凹所(嵌合穴)を設け、載置ステージ14の受圧部18に押さえピン(嵌合突起)を設けても良い。また、上述した実施例では嵌合突起および嵌合穴を設けたが、嵌合突起および嵌合穴を設けなくても良い。
なお、上述した実施例では撮影光軸方向に伸縮するように圧電素子28を配置したが、撮影光軸Φに垂直な方向に伸縮するように圧電素子を配置しても良い。伸縮型アクチュエータは圧電素子に限られるものではない。
本発明に係る撮像装置の一例を示す正面図である。 本発明に係る撮像装置における固定筒の一例を示す縦断面図である。 本発明に係る撮像装置における保持機構の一例を示す図である。(a)はCCDステージおよび保持機構の斜視図であり、(b)はCCDステージ102および保持機構の上面図である。 本発明に係る撮像装置における保持機構を備えたCCDステージのA−A断面図である。図4(a)はCCD及び載置ステージが所定の位置に固定保持されている固定状態であり、図4(b)はCCD及び載置ステージがX−Y方向に移動可能であり、固定保持されていない開放状態である。 本発明に係る撮像装置におけるレンズの撮影光軸方向のポジションを示す図である。(a)は、レンズの撮影光軸方向の位置の最接近ポジションを示す図であり、(b)は、レンズの撮影光軸方向の位置の最離間ポジションを示す図である。 本発明に係る撮像装置における押さえピン(嵌合突起)の位置を示す図である。
符号の説明
SW1 レリーズスイッチ(レリーズシャッター)
SW2 モードダイアル
1 カメラ
2 メモリカード/電池装填室の蓋
3 ストロボ発光部
4 光学ファインダ
5 測距ユニット
6 リモートコントロール受光部
7 鏡胴ユニット
10 固定筒
11 固定部材
12 レンズ
101 CCD
102 CCDステージ

Claims (5)

  1. 撮像光学系により被写体像が結像される撮像素子と、
    前記撮像素子を前記撮像光学系の光軸に直交する平面内で移動自在に支持する撮像素子移動部と、
    前記撮像素子を所定の位置に固定保持する保持機構と、
    前記撮像光学系を構成し、前記撮像素子移動部に対して、近接、及び離間するよう前記光軸方向に移動する光学素子と、
    を備え、
    前記保持機構は第一の連結部を備え、
    前記撮像素子載置部材は第二の連結部を備え、
    前記保持機構は、
    前記光学素子が前記撮像素子移動部に対し最も接近する最接近位置にあるときに、前記第一の連結部と前記第二の連結部とを連結することにより、前記撮像素子移動部の撮影光入射側から前記撮像素子載置部材を固定保持し、
    前記光学素子が前記最接近位置よりも、撮影光入射側の領域である撮影位置にあるときに、前記最接近位置よりも撮影光入射側の領域に進入し、前記第一の連結部と前記第二の連結部とを離間することにより、前記撮像素子載置部材を移動可能とし、
    前記保持機構が、前記撮像素子載置部材を固定保持している状態において、該保持機構と前記光学素子との間隔は、前記第一の連結部、及び前記第二の連結部の前記光軸方向の長さよりも狭いことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第一の連結部が押圧部であり、
    前記第二の連結部が受圧部であり、
    前記第一の連結部が前記第二の連結部を押圧することにより、前記保持機構が前記撮像素子を固定保持することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第一の連結部が前記第二の連結部から離間することにより、前記保持機構が前記撮像素子を移動可能にすることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  4. 前記第一の連結部が嵌合穴または嵌合突起のいずれか一方であり、
    前記嵌合穴または前記嵌合突起のいずれか他方を前記第二の連結部とし、
    前記第一の連結部と前記第二の連結部が嵌合することにより、前記保持機構が前記撮像素子を固定保持することを特徴とする請求項2または3に記載の撮像装置。
  5. 前記保持機構を駆動する保持機構駆動部を備え、該保持機構駆動部が、前記撮像素子移動部と、前記保持機構とに固定されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
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