JP5099471B2 - 版画用材および版画用原版 - Google Patents
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Description
(1)上記母材中に、微小な独立気泡球体が散在含有されてなる。
(1)上記版画用材が平坦な彫刻面を有する所定形状のブロック体に形成されてなる。
本発明に係る版画用原版を図1に示し、この版画用原版1は、特に、版画の初心者入門用として、小学生や中学生など学校教材用として、あるいは就学前の幼稚園児等の幼児教材として適したものであり、平坦な彫刻面2が版画用材3により形成されてなり、具体的には、図示のごとく、版画用原版1全体が版画用材3により形成された所定形状のブロック体とされている。
本実施形態は図2に示されており、実施形態1が若干改変されたものである。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
本実施形態は図3に示されており、実施形態1が若干改変されたものである。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
本実施形態は図4に示されており、実施形態2が若干改変されたものである。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
表2に示す組成の版画用材(実施例1〜6)をそれぞれ調製した。なお、表中の各成分の割合は重量部で示されている。
実施例1〜6と同様に、表3に示す組成の版画用材(実施例7、8)をそれぞれ調製した。具体的には、表3に示すように、基材樹脂成分としてスチレン系熱可塑性エラストマーを使用するとともに、表3に示す構成成分をそれぞれ所定の割合で混合攪拌したものを、実施例1〜6と同様の成形方法で版画用材(実施例7、8)を得た。
実施例1〜6と同様に、表4に示す組成の版画用材(比較例1)を調製した。具体的には、表4に示す構成成分を混合攪拌したものを、実施例1〜6と同様の成形方法で版画用材(比較例1)を得た。
実施例1〜6と同様に、表5に示す組成の版画用材(比較例2、3)を調製した。具体的には、表5に示す構成成分を混合攪拌したものを、実施例1〜6と同様の成形方法で版画用材(比較例2、3)を得た。
1.試験片:
実施例1〜8および比較例1〜3で得た版画用材(10mm×100mm×100mmの厚肉矩形平板状ペレット)
厚肉矩形平板状の試験片を水準器により水平に固定し、JIS K 5600−5−4 図1に記載の試験機器を用いて、鉛筆の芯を上記試験片に押し付けて動かした際に試験片の表面が崩壊するかを観察して、その崩壊性から版画用材としての切削性を評価した。
この試験結果は、表2〜表5の崩壊性の各欄に示されており、鉛筆の硬度(「3B」〜「6B」)の記載がある場合、その硬度で試験片表面が削れたことを示し、また「×」は硬度3Bの鉛筆では試験片表面が削れなかったことを示す。
上記引っかき硬度試験と同じ試料を用いて、JIS K 6310の硬さ試験を行い(スプリング式硬さ試験機(C形)を使用)、その結果が、上記引っかき硬度試験と同じく表2〜表5の硬度の各欄に示されている。この試験結果から、実施例1〜8(本発明品)および比較例1〜3(比較品)のいずれについても、硬度が60以上で、版画用材として使用可能な硬度5を十分に満たしていることが判明した。
2 版画用原版の彫刻面
3 版画用材
5 原版本体
5 原版本体
5a 原版本体の彫刻基面
6 原版本体
6a 原版本体の彫刻基面
Claims (25)
- 母材が基材樹脂および可塑剤等からなり、JIS K 5600−5−4のひっかき硬度(鉛筆法)試験に従って硬度3B以下の鉛筆を表面に押し付けて動かした際に当該表面が削れる表面強度を有する
ことを特徴とする版画用材。 - 前記母材中に、微小な独立気泡球体が散在含有されてなる
ことを特徴とする請求項1に記載の版画用材。 - 前記基材樹脂は塩化ビニル系樹脂である
ことを特徴とする請求項1に記載の版画用材。 - 前記基材樹脂は熱可塑性エラストマーである
ことを特徴とする請求項1に記載の版画用材。 - 前記熱可塑性エラストマーはスチレン系熱可塑性エラストマーである
ことを特徴とする請求項4に記載の版画用材。 - 前記熱可塑性エラストマーはオレフィン系熱可塑性エラストマーである
ことを特徴とする請求項4に記載の版画用材。 - 前記可塑剤は多塩基性酸エステル系可塑剤である
ことを特徴とする請求項1に記載の版画用材。 - 前記可塑剤は高分子系可塑剤である
ことを特徴とする請求項1に記載の版画用材。 - 前記可塑剤は含塩素可塑剤である
ことを特徴とする請求項1に記載の版画用材。 - 前記独立気泡球体が有機系中空球体である
ことを特徴とする請求項2に記載の版画用材。 - 前記独立気泡球体が無機系中空球体である
ことを特徴とする請求項2に記載の版画用材。 - 前記独立気泡球体が、有機系中空球体と無機系中空球体からなる
ことを特徴とする請求項2に記載の版画用材。 - 前記有機系中空球体は、加熱、成形時に膨張する未発泡有機系中空球体である
ことを特徴とする請求項10または12に記載の版画用材。 - 前記有機系中空球体は、加熱、成形時に形状寸法が一定の既発泡有機系中空球体である
ことを特徴とする請求項10または12に記載の版画用材。 - 前記有機系中空球体は、加熱、成形時に膨張する未発泡有機系中空球体と、加熱、成形時に形状寸法が一定の既発泡有機系中空球体とからなる
ことを特徴とする請求項10または12に記載の版画用材。 - 前記独立気泡球体は、版画用材の各構成材料に均等に代えて含有される
ことを特徴とする請求項2に記載の版画用材。 - 前記独立気泡球体は、母材を構成する充填剤の一部に代えて含有されている
ことを特徴とする請求項2に記載の版画用材。 - 平坦な彫刻面が請求項1から17のいずれか一つに記載の版画用材により形成されている
ことを特徴とする版画用原版。 - 前記版画用材が平坦な彫刻面を有する所定形状のブロック体に形成されてなる
ことを特徴とする請求項18に記載の版画用原版。 - 前記ブロック体が直方体である
ことを特徴とする請求項19に記載の版画用原版。 - 前記ブロック体が円柱である
ことを特徴とする請求項19に記載の版画用原版。 - 所定形状のブロック体に形成されてなる原版本体の彫刻基面に、前記版画用材が張設されて前記彫刻面が形成されている
ことを特徴とする請求項18に記載の版画用原版。 - 前記ブロック体が直方体である
ことを特徴とする請求項22に記載の版画用原版。 - 前記ブロック体が円柱である
ことを特徴とする請求項22に記載の版画用原版。 - 前記版画用材が前記ブロック体の彫刻基面に取外し交換可能に貼着されている
ことを特徴とする請求項22から24のいずれか一つに記載の版画用原版。
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