JP5098904B2 - 新聞自動販売機の新聞収納ラック - Google Patents

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Description

本発明は、新聞を販売する新聞自動販売機の新聞収納ラックに関するものである。
新聞を販売する新聞自動販売機は、前面が開口した箱状の本体キャビネットと、本体キャビネットの前面開口を閉塞する外扉とを備えている。本体キャビネットには、上下方向に複数段の棚が設けてあり、各棚には、新聞収納ラックが搭載してある。新聞収納ラックは、引き出し可能に構成された箱状のラック(ストック部)と、格納されたラックから新聞を繰り出す搬出装置とを備えている。ラックは、前面及び上面が開口してあり、販売する新聞を積層した状態で収納できるようになっている。搬出装置は、本体キャビネットの奥方から前方に移動する駆動ユニットと、駆動ユニットに回動可能に取り付けられ、奥方から前方に移動させられるアームと、アームに回動可能に取り付けられに取り付けられるとともに、新聞を引っ掛ける針が装着されたハンドとを備えている。そして、ハンドを降ろした状態で自動販売機本体から販売指令を受信すると、駆動ユニットがアームを前方から奥方に移動させた後、奥方から前方に移動させることにより、ハンドが一冊ずつ新聞を繰り出すようになっている。そして、繰り出された新聞は、外扉に設けられた取出口に搬出されるようになっている(例えば、非特許文献1参照)。
ところで、新聞を入れ替えたり、補充したりする場合には、本体キャビネットの内壁面に設けたフック等にアームを引っ掛け、新聞を入れ替えたり、補充したりすることになる。
近畿車輛株式会社 「近畿車輌-新聞自動販売機-KNC-10」[平成20年6月1日検索]、インターネット<URL:http://www.kinkisharyo.co.jp/ja/sanki/sa-seihin/sa-knc-10.htm>
しかしながら、新聞を収納した後、アームを降ろし忘れて外扉を閉めると、ハンドが新聞を繰り出すことができない。
本発明は、上記実情に鑑みて、アームを降ろし忘れて外扉を閉めた場合であっても、新聞を繰り出すことができる新聞自動販売機の新聞収納ラックを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る新聞自動販売機の新聞収納ラックは、本体キャビネットに搭載され、新聞が収納されるラックと、本体キャビネットに搭載され、本体キャビネットの奥方から前方へ移動する駆動ユニットと、駆動ユニットに回動可能に取り付けられ、駆動ユニットの前方への移動に伴い、ラックの奥方から前方に移動させられるアームと、該アームに回動可動に取り付けられるともに、針が装着されたハンドとを備え、アームを持ち上げた状態にすることにより、ハンドが持ち上げられ、新聞の収納が可能となる新聞自動販売機の新聞収納ラックにおいて、アームを持ち上げた状態で係止され、駆動ユニットの移動により、離脱する操作レバーを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る新聞自動販売機の新聞収納ラックは、上記請求項1において、前記操作レバーは、係止された場合に駆動ユニットの移動域に突出する作用部を備え、移動した駆動ユニットが作用部に作用することにより、操作レバーが離脱することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る新聞自動販売機の新聞収納ラックは、上記請求項2において、前記作用部は、操作レバーに回転可能に取り付けられたローラであることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る新聞自動販売機の新聞収納ラックは、上記請求項1において、前記操作レバーは、アームを持ち上げた状態でアームに係止され、降ろされたアームを回避する作用端部を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る新聞自動販売機の新聞収納ラックは、上記請求項1において、前記操作レバーは、押し込み操作によってアームを持ち上げた状態にする傾斜穴を有し、駆動ユニットの移動によって押し出されることを特徴とする。
本発明に係る新聞自動販売機の新聞収納ラックは、アームを降ろし忘れて外扉を閉めた場合であっても、駆動ユニットの移動により操作レバーが離脱するので、アームが降ろされ、新聞を繰り出すことができるようになる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る新聞自動販売機の新聞収納ラックの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態である新聞自動販売機の新聞収納ラックを適用した新聞自動販売機を示す正面図である。新聞自動販売機は、新聞を販売する自動販売機であって、一台で複数種類(図1に示した新聞自動販売機は最大7種類)の新聞を販売できるようになっている。
図1に示すように、新聞自動販売機は、前面が開口した箱状の本体キャビネット1と、本体キャビネット1の前面開口を閉塞する外扉2とを備えている。
本体キャビネット1と外扉2とは、鋼板を適宜組み合わせたもので、本体キャビネット1の左側縁には、外扉2が支承してある。また、外扉2の右側中程には、ハンドルロック21が配設してあり、外扉2を閉塞した状態で施錠可能となっている。
図1に示すように、外扉2の右側には、硬貨投入口22、紙幣挿入口23、電子マネー受付部24、一体表示器25、返却レバー26、返却口27が配設してある。硬貨投入口22は、硬貨を受け付けるための開口であって、硬貨投入口22から投入された硬貨は、外扉2の背面内側に配設したコインメカニズム(硬貨処理装置)(図示せず)に収容されるようになっている。紙幣挿入口23は、紙幣を受け付けるための開口であって、紙幣挿入口23から挿入された紙幣は、外扉2の背面内側に配設したビルバリデータ(紙幣処理装置)(図示せず)に収容されるようになっている。電子マネー受付部24は、電子マネーがチャージされたカード等の記録媒体を受け付ける部分であって、記録媒体がかざされると、記録媒体との間で電子マネーデータを送受信することにより、対価を収受するようになっている。一体表示器25は、販売中、釣り銭切れ、投入金額、お札禁止等の各種情報を表示するためのものである。返却レバー26は、取引の中断を指示するためのものであって、返却レバー26が操作されると、取引が中断され、釣り銭等を返却口27に放出するようになっている。
また、外扉2には、表示選択装置3と新聞取出口4とが上下方向に複数設けてある(図1に示した新聞自動販売機は7つの表示選択装置3と7つの新聞取出口4とが設けてある)。表示選択装置3と新聞取出口4とは、1対1の関係を有している。
表示選択装置3は、新聞の紙名(朝刊、夕刊の別を含む)が記載されたプレート31と、プレート31に記載された新聞を選択する選択ボタン32とを有している。プレート31は、外扉2の背面に装着してあり、外扉2を開放した状態で入れ替え可能となっている。選択ボタン32は、例えば、点灯可能な押しボタンスイッチで構成してあり、選択可能な場合に点灯し、選択された場合には一定時間点滅するように制御されるようになっている。なお、最上段の表示選択装置3には、上方に隣接する展示部33が設けてある。展示部33には、透明なパネル33aが嵌め込んであり、注目記事が掲載された新聞を展示できるようになっている。
新聞取出口4は、新聞を取り出すための開口であって、その開口幅は、新聞が通るように、新聞の長手方向の長さと略同一となるように形成してある。また、新聞取出口4の奥方上方部には、フラッパ(図示せず)が支承してある。フラッパは、奥方から手前側に向けて漸次低くなるように傾斜した状態で新聞取出口4を閉塞するもので、販売待機状態でフラッパが新聞取出口4を閉塞するようになっている。
一方、本体キャビネット1には、本発明の実施の形態である新聞自動販売機の新聞収納ラックが上下方向に沿って複数搭載してある(図1に示した新聞自動販売機は、7つの新聞収納ラックが搭載してある。)。
(実施の形態1)
図2〜図5は、本発明の実施の形態1である新聞自動販売機の新聞収納ラックを示す図であって、図2及び図3はハンドを降ろした状態を示し、図4及び図5はアームを持ち上げた状態を示している。
新聞収納ラック5は、販売する新聞を積層した状態で収納するとともに、自動販売機本体からの販売指令にしたがって新聞を一冊ずつ繰り出すものであって、図2〜図5に示すように、搬出装置50とラック60とを有している。
搬出装置50は、ラック60から新聞を繰り出すためのもので、駆動ユニット51、アーム52、ハンド53を備えている。
搬出装置50は、本体キャビネット1に搭載され、搬出装置50は、自動販売機本体からの販売指令にしたがって、駆動ユニット51を本体キャビネット1の前方から奥方に移動させた後、奥方から前方に移動させるようになっている。
駆動ユニット51には、アーム52の一端が回動可能に取り付けてあり、アーム52は、駆動ユニット51の移動に伴い、ラック60の前方(待機位置)から奥方に移動した後、奥方から前方(待機位置)に移動するようになっている。
アーム52は、板状体(例えば、鋼板)の両縁を下方に折り曲げたものであって、軽量化等のため、複数の穴があけてある。アーム52の他端には、ハンド53が回動可能に取り付けてある。
図6に示すように、ハンド53は、板状体(例えば、鋼板)を略L字状に折り曲げたもので、軽量化等のため複数の穴があけてある。ハンド53の左側と右側とには、それぞれ針ユニット54が取り付けてあり、その中央がアーム52に取り付けられている。このため、右側の針ユニット54と左側の針ユニット54とに均等に力が作用するようになっている。
図6に示すように、針ユニット54は、針541をハンド53に装着するためのものであり、針541が装着してあり、この針ユニット54をハンド53に取り付けることにより、ハンド53に針541が装着されるようになっている。針541は、新聞を引っ掛けるためのもので、針541が新聞を引っ掛けた状態で駆動ユニット51を奥方から前方(待機位置)に移動させると、アーム52が奥方から前方に移動し、ハンド53が新聞を繰り出すようになっている。
図6に示すように、ハンド53は、カバー(カバー部材)55を備えている。カバー55は、アーム52を持ち上げることにより、針541が新聞の紙面から離反した場合に針541を覆うものであり(図7参照)、ハンド53を降ろすことにより、カバー55が新聞の紙面に接した場合に針541を出すようになっている(図8参照)。
ラック60は、本体キャビネット1に引き出し可能に搭載してある。ラック60は、長手方向がラック60の幅方向となるようにして新聞を収納するもので、鋼板を折り曲げることにより構成してある。ラック60は、前面と上面とが開口した箱状を呈しており、ラック60に収納された新聞は前面開口から一冊ずつ繰り出されるようになっている。
図2及び図4に示すように、ラック60の底面には、ラック60の底部を構成する底上部材61が取り付けてある。底上部材61は、針541を保護するためのもので、板状体(例えば、鋼板)の両縁をそれぞれ階段状に折り曲げることにより、上面がラック60の底面から僅かに浮くように構成してある。また、底上部材61の上面には、切り抜き61aが設けてある。切り抜き61aは、針541の移動域にわたり針541が挿通するようにしたもので、矩形に形成してある。
図2〜図5に示すように、搬出装置50とラック60との間には、操作レバー7が配設してある。操作レバー7は、待機位置に位置するアーム52を持ち上げた状態で搬出装置50の側面に係止され、駆動ユニット51の移動により、搬出装置50の側面から離脱するようになっている。
図9に示すように、操作レバー7は、一端7aが搬出装置50の側面奥方に回動可能に取り付けられた細長い部材であって、操作部7bとなる他端が搬出装置50とラックとの間から突出している。そして、図4及び図5に示すように、ラック60が格納された状態で操作部7bを持ち上げることにより、操作レバー7を上方に回動させると、待機位置に位置するアーム52が持ち上げられるようになっている。そして、操作部7bを左方に移動させることにより操作レバー7を左方に回動させると、アーム52(ハンド53)を持ち上げた状態で操作レバー7が搬出装置50の側面に係止されるようになっている。
一方、図2及び図3に示すように、操作部7bを右方に移動させることにより操作レバーを右方に回動させると、操作レバー7が搬出装置50の側面から離脱するようになっている。そして、操作部7bを降ろすと、操作レバー7が下方に回動することにより、待機位置に位置するアーム52(ハンド53)が降ろされるようになっている。
また、操作レバー7は、ラック60を本体キャビネット1に格納した状態でラック60の引き出しを不能とするロック手段を兼ねたものであって、下面に係止片(図示せず)を有している。したがって、ラック60が格納された状態で操作部7bを持ち上げると、ラック60と係止片の係止状態が解除され、ラック60が引き出し可能となる。一方、ラック60が格納された状態で操作部7bを降ろすと、ラック60と係止片とが係止状態となり、ラック60が引き出し不能となる。
図9に示すように、操作レバー7には、左方に突出するローラ(作用部)71が設けてある。このローラ71は、アーム52(ハンド53)を降ろすことなく外扉2を閉めてしまった場合に、アーム52(ハンド53)を降ろすためのもので、アーム52を持ち上げた状態で操作レバー7が搬出装置50の側面に係止されている場合に、待機位置から奥方に移動させる駆動ユニット51の移動域にローラ71が突出するようになっている。そして、新聞を繰り出すために駆動ユニット51を待機位置から奥方に移動させると、駆動ユニット51がローラ71に作用することにより、操作レバー7が搬出装置50の側面から離脱し、アーム52(ハンド53)が降ろされることになる。
上述した実施の形態1である新聞自動販売機の新聞収納ラックを搭載した新聞自動販売機において、新聞を入れ替えたり、補充したりする場合には、まず、外扉2を開放することになる。そして、操作部7bを持ち上げると、ラック60と係止片の係止状態が解消され、ラック60を引き出し可能になるとともに、図4及び図5に示すように、アーム52が持ち上げられた状態になる。このとき、ハンド53に装着された針541は、カバー55によって覆われることになる。
この状態でラック60を本体キャビネット1から引き出しても、ラック60がアーム52やハンド53が干渉することない。そして、本体キャビネット1からラック60を引き出した状態で、新聞を入れ替えたり、補充したりすることになる。
新聞の入れ替えや補充が終了した後、ラック60を本体キャビネット1に格納し、さらに、図2及び図3に示すように、操作部7bを降ろすと、ラック60と係止片とが係止状態となり、ラック60が引き出し不能になるとともに、アーム52が降ろされ、ハンド53が新聞の紙面に接することになる。このとき、ハンド53に装着された針541は露出することになる。そして、外扉2を閉塞することになる。
一方、アーム52(ハンド53)を降ろすことなく、外扉2を閉塞した場合には、新聞を繰り出すために駆動ユニット51を待機位置から奥方に移動させると、駆動ユニット51がローラ71に作用することになり、操作レバー7が搬出装置50の側面から離脱し、図2及び図3に示すように、アーム52(ハンド53)が降ろされる。
上述した実施の形態1である新聞自動販売機の新聞収納ラック5によれば、ラック60が格納された状態で操作部7bを持ち上げれば、ラック60が引き出し可能になり、アーム52が持ち上げられることになる。一方、ラック60が格納された状態で操作部7bを降ろせば、ラック60が引き出し不能になるとともに、アーム52(ハンド53)が降ろされることになる。したがって、ラック60の引出操作とアームの持上操作が一連の操作となり、アーム52を持ち上げることなくラック60を引き出してしまうことがない。
また、アーム52(ハンド53)を降ろすことなく、外扉2を閉塞してしまった場合でも、新聞を繰り出すために駆動ユニット51を待機位置から奥方に移動させると、駆動ユニット51がローラ71に作用することになり、操作レバー7が搬出装置50の側面から離脱し、アーム52(ハンド53)が降ろされるので、新聞を繰り出すことができるようになる。
なお、上述した操作レバーは、アーム52を持ち上げた場合に、待機位置から奥方に移動させる駆動ユニット51の移動域に突出するようにローラ71を配設したが、待機位置から奥方に移動させる駆動ユニット51の移動域に突出するものであればよく、図10に示すように、一部を山形に突出させた作用部72であってもよい。
(実施の形態2)
図11〜図14は、本発明の実施の形態2である新聞自動販売機の新聞収納ラックを示す図であって、図11及び図12は、ハンドを降ろした状態を示し、図13及び図14は、アームを持ち上げた状態を示している。
実施の形態2である新聞自動販売機の新聞収納ラックは、操作レバー8を除いて実施の形態1である新聞自動販売機の新聞収納ラックと異なるところはないので、同一の箇所には同一の符号を付して説明を省略する。
実施の形態2の操作レバー8は、待機位置に位置するアーム52を持ち上げた状態でアームに係止され、駆動ユニット51の移動により、アーム52から離脱するようにしたものである。
図11〜図14に示すように、操作レバー8は、折り曲げられた棒状部材であって、搬出装置50の側面手前に回動可能に取り付けてある。操作レバー8の操作部8aとなる一端は、側方(ラック外方)に向かって延在しており、作用端部8bとなる他端は、側方(ラック内方)に向かって延在した後、奥方に向けて延在している。
そして、図13及び図14に示すように、操作部8aを反時計回り回転操作すると、作用端部8bが待機位置に位置するアーム52を持ち上げ、作用端部8bがアーム52の下面に設けられた突起52aに係止されるようになっている。
一方、アーム52を一旦持ち上げると、操作レバー8が時計回りに回転することにより、操作レバー8の作用端部8bとアーム52の下面に設けられた突起52aとの係止状態が解消され、図11及び図12に示すように、待機位置に位置するアーム52(ハンド53)が降ろされるようになっている。そして、作用端部8bは、降ろされたアーム52を回避するようになっている。
また、駆動ユニット51を待機位置から奥方に移動させることにより、アーム52が待機位置から奥方に移動すると、操作レバー8の作用端部8bがアーム52の下面に設けられた突起52aから離脱するようになっている。
上述した実施の形態2である新聞自動販売機の新聞収納ラックを搭載した新聞自動販売機において、新聞を入れ替えたり、補充したりする場合には、まず、外扉2を開放することになる。そして、操作レバー8の操作部8aを反時計回りに回転操作すると、図13及び図14に示すように、アーム52が持ち上げられた状態になり、操作レバー8の作用端部8bがアーム52の下面に設けられた突起に係止される。
この状態でラック60を本体キャビネット1から引き出しても、ラック60がアーム52やハンド53が干渉することない。そして、本体キャビネット1からラック60を引き出した状態で、新聞を入れ替えたり、補充したりすることになる。
新聞の入れ替えや補充が終了した後、ラック60を本体キャビネット1に格納し、さらに、図11及び図12に示すように、アーム52を一旦持ち上げると、操作レバー8が時計回りに回転することにより、操作レバー8の作用端部8bがアーム52の下面に設けられた突起52aから離脱し、待機位置に位置するアーム52(ハンド53)が降ろされる。そして、ハンド53が新聞の紙面に接することになる。このとき、ハンド53に装着された針541は露出することになる。そして、外扉2を閉塞することになる。
一方、アーム52(ハンド53)を降ろすことなく、外扉2を閉塞した場合には、新聞を繰り出すために駆動ユニット51を待機位置から奥方に移動させることにより、アーム52が待機位置から奥方に移動すると、操作レバー8の作用端部8bがアーム52の下面に設けられた突起52aから離脱し、図11及び図12に示すように、アーム52(ハンド53)が降ろされる。
上述した実施の形態2である新聞自動販売機の新聞収納ラック5によれば、ハンド53を降ろすことなく、外扉2を閉塞してしまった場合でも、新聞を繰り出すために駆動ユニット51を待機位置から奥方に移動させることにより、アーム52が待機位置から奥方に移動すると、操作レバー8の作用端部8bがアーム52の下面に設けられた突起52aから離脱することにより、アーム52(ハンド53)が降ろされるので、新聞を繰り出すことができるようになる。
(実施の形態3)
図15〜図18は、本発明の実施の形態3である新聞自動販売機の新聞収納ラックを示す図であって、図15及び図16は、ハンドを降ろした状態を示し、図14及び図15は、アームを持ち上げた状態を示している。
実施の形態3である新聞自動販売機の新聞収納ラックは、操作レバー9を除いて実施の形態1である新聞自動販売機の新聞収納ラックと異なるところはないので、同一の箇所には同一の符号を付して説明を省略する。
実施の形態3の操作レバー9は、待機位置に位置するアーム52を持ち上げた状態にする一方、駆動ユニット51の移動により、待機位置に位置するアーム52を降ろすものである。
図15〜18に示すように、操作レバー9は、板状体を直角に折り曲げたものであって、搬出装置50の側面手前に往復動可能に取り付けてある。操作レバー9の操作部91となる部分は、側方(ラック外方)に向かって延在しており、作用部92を構成する部分は、奥方(ラック奥方)に向かって延在している。
また、図15及び図17に示すように、操作レバー9の作用部92には、奥方に向けて高くなる傾斜穴92aが設けてあり、この傾斜穴92aには、搬出装置50の側面に固定されたピン93が挿通している。
そして、図17及び図18に示すように、操作部91を押込操作すると、作用部92の上縁がアーム52に作用して、アーム52を持ち上げ、係止するようになっている。
一方、図15及び図16に示すように、操作部91を引張操作すると、作用部92の上縁がアーム52から離反して、アーム52を降ろすようになっている。
また、駆動ユニット51を待機位置から奥方に移動させることにより、アーム52が待機位置から奥方に移動すると、操作レバー9の作用部上縁からアーム52が離脱して、アーム52が降ろされることになる。その後、駆動ユニット51を奥方から待機位置に移動させると、アーム52が操作レバー9の作用部後縁に作用して、操作レバー9を手前に押し出すようになっている。
上述した実施の形態3である新聞自動販売機の新聞収納ラックを搭載した新聞自動販売機において、新聞を入れ替えたり、補充したりする場合には、まず、外扉2を開放することになる。そして、操作レバー9の操作部91を押込操作すると、図17及び図18に示すように、作用部92がアーム52に作用することより、アーム52が持ち上げられた状態になり、その状態を維持することになる。
この状態でラック60を本体キャビネット1から引き出しても、ラック60がアーム52やハンド53が干渉することない。そして、本体キャビネット1からラック60を引き出した状態で、新聞を入れ替えたり、補充したりすることになる。
新聞の入れ替えや補充が終了した後、ラック60を本体キャビネット1に格納し、さらに、操作レバー9の操作部91を引張操作すると、図15及び図16に示すように、作用部92がアーム52から離反することにより、アーム52が降ろされる。そして、ハンド53が新聞の紙面に接することになる。このとき、ハンド53に装着された針541は露出することになる。そして、外扉2を閉塞することになる。
一方、アーム52(ハンド53)を降ろすことなく、外扉2を閉塞した場合には、新聞を繰り出すために駆動ユニット51を待機位置から奥方に移動させることにより、アームが待機位置から奥方に移動すると、アーム52が操作レバー9の作用部上縁から離脱することにより、アーム52(ハンド)が降ろされる。そして、駆動ユニット51を奥方から待機位置に移動させると、アーム52が操作レバー9の作用部後縁に作用して、操作レバー9を手前に押し出すことになる。
上述した実施の形態3である新聞自動販売機の新聞収納ラックによれば、操作部91を引張操作することによりハンド53を降ろすことなく、外扉2を閉塞してしまった場合でも、新聞を繰り出すために駆動ユニット51を待機位置から奥方に移動させることにより、アーム52が待機位置から奥方に移動すると、アーム52が操作レバー9の作用部上縁から離脱することにより、アーム52(ハンド53)が降ろされるので、新聞を繰り出すことができるようになる。
本発明の実施の形態である新聞自動販売機の新聞収納ラックを適用した新聞自動販売機を示す正面図である。 本発明の実施の形態1である新聞自動販売機の新聞収納ラックを示す斜視図であって、ハンドを降ろした状態を示したものである。 本発明の実施の形態1である新聞自動販売機の新聞収納ラックを示す正面図であって、ハンドを降ろした状態を示したものである。 本発明の実施の形態1である新聞自動販売機の新聞収納ラックを示す斜視図であって、ハンドを持ち上げた状態を示したものである。 本発明の実施の形態1である新聞自動販売機の新聞収納ラックを示す正面図であって、ハンドを持ち上げた状態を示したものである。 新聞を搬出するハンドを示す斜視図である。 図6に示したハンドの右側面図であって、針を隠した状態を示したものである。 図6に示したハンドの右側面図であって、針を出した状態を示したものである。 操作レバーを示す斜視図である。 図9に示した操作レバーの変形例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2である新聞自動販売機の新聞収納ラックを示す斜視図であって、ハンドを降ろした状態を示したものである。 本発明の実施の形態2である新聞自動販売機の新聞収納ラックを示す正面図であって、ハンドを降ろした状態を示したものである。 本発明の実施の形態2である新聞自動販売機の新聞収納ラックを示す斜視図であって、ハンドを持ち上げた状態を示したものである。 本発明の実施の形態2である新聞自動販売機の新聞収納ラックを示す斜視図であって、ハンドを持ち上げた状態を示したものである。 本発明の実施の形態3である新聞自動販売機の新聞収納ラックを示す斜視図であって、ハンドを降ろした状態を示したものである。 本発明の実施の形態3である新聞自動販売機の新聞収納ラックを示す正面図であって、ハンドを降ろした状態を示したものである。 本発明の実施の形態3である新聞自動販売機の新聞収納ラックを示す斜視図であって、ハンドを持ち上げた状態を示したものである。 本発明の実施の形態3である新聞自動販売機の新聞収納ラックを示す正面図であって、ハンドを持ち上げた状態を示したものである。
符号の説明
1 本体キャビネット
2 外扉
5 新聞収納ラック
50 搬出装置
51 駆動ユニット
52 アーム
52a 突起
53 ハンド
54 針ユニット
541 針
55 カバー
60 ラック
61 底上部材
7 操作レバー
7b 操作部
71 ローラ(作用部)
72 作用部
8 操作レバー
8a 操作部
8b 作用端部
9 操作レバー
91 操作部
92 作用部
92a 傾斜穴
93 ピン

Claims (5)

  1. 本体キャビネットに搭載され、新聞が収納されるラックと、本体キャビネットに搭載され、本体キャビネットの奥方から前方へ移動する駆動ユニットと、駆動ユニットに回動可能に取り付けられ、駆動ユニットの前方への移動に伴い、ラックの奥方から前方に移動させられるアームと、該アームに回動可動に取り付けられとともに、針が装着されたハンドとを備え、アームを持ち上げた状態にすることにより、ハンドが持ち上げられ、新聞の収納が可能となる新聞自動販売機の新聞収納ラックにおいて、
    アームを持ち上げた状態で係止され、駆動ユニットの移動により、離脱する操作レバーを備えたことを特徴とする新聞自動販売機の新聞収納ラック。
  2. 前記操作レバーは、係止された場合に駆動ユニットの移動域に突出する作用部を備え、移動した駆動ユニットが作用部に作用することにより、操作レバーが離脱することを特徴とする請求項1に記載の新聞自動販売機の新聞収納ラック。
  3. 前記作用部は、操作レバーに回転可能に取り付けられたローラであることを特徴とする請求項2に記載の新聞自動販売機の新聞収納ラック。
  4. 前記操作レバーは、アームを持ち上げた状態でアームに係止され、降ろされたアームを回避する作用端部を有することを特徴とする請求項1に記載の新聞自動販売機の新聞収納ラック。
  5. 前記操作レバーは、押し込み操作によってアームを持ち上げた状態にする傾斜穴を有し、駆動ユニットの移動によって押し出されることを特徴とする請求項1に記載の新聞自動販売機の新聞収納ラック。
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