JP2021047824A - Pos装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】袋を取り扱いやすく保持できるPOS装置を提供する。【解決手段】POS装置1は、袋を保持する保持部と、内部に前記保持部を備え、前記袋の一部が外部に導出される引出口13を有する、筐体10と、前記筐体の一部を構成するととも回動により開閉する扉部11と、前記扉部の内側であって前記引出口の近傍から前記筐体の内部及び上方に向けて延びるガイド部材と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、POS装置に関する。
POS(Point Of Sales)装置を用いて商品の会計処理を行う場合に、会計処理を行った商品を店員や顧客がいわゆるレジ袋と呼ばれる袋に詰める袋詰め作業を行っている。POS装置は、例えば筐体と、バーコードスキャナ、モニタ、タッチパネル、入出金装置、を備えるとともに、POS装置の筐体やPOS装置の周辺に設けられたフック等の保持部材に袋の束が吊り下げられている。吊り下げられた袋の束からユーザが袋をつまんで引っ張って切り離して取り、袋詰め作業を行っている。
特開2011−103998号公報
本発明が解決しようとする課題は、袋を取り扱いやすく保持できるPOS装置を提供することである。
実施形態にかかるPOS装置は、内部に袋を保持する保持部を備えるとともに、前記袋の一部が外部に導出される開口である引出口を有する筐体を備える。
第1実施形態にかかるセルフチェックアウト装置の斜視図。 同セルフチェックアウト装置の構成を示すブロック図。 同セルフチェックアウト装置の一部を示す斜視図。 同セルフチェックアウト装置に設置される袋束の構成を示す斜視図。 同セルフチェックアウト装置の蓋部の構成を示す斜視図。 同セルフチェックアウト装置の動作を示す説明図。 同セルフチェックアウト装置の動作を示す説明図。 同セルフチェックアウト装置の動作を示す説明図。 同セルフチェックアウト装置の動作を示す説明図。 同セルフチェックアウト装置の動作を示す説明図。
[第1実施形態]
以下、第1実施形態にかかるPOS装置としてのセルフチェックアウト装置1について図1乃至図10を参照して説明する。図1は、本実施形態にかかるセルフチェックアウト装置1の斜視図であり、図2はセルフチェックアウト装置の構成を示すブロック図である。図3はセルフチェックアウト装置1の一部を示す斜視図であり、図4は袋束の構成を示す斜視図である。図5は蓋部の構成を示す斜視図である。図6乃至図10はセルフチェックアウト装置の動作を示す説明図であり、袋束の厚さと蓋部の位置との関係を示す。なお、図中矢印X,Y,Zはそれぞれ互いに直交する3方向を示す。本実施形態においてXは第1方向,Yは第2方向,Zは第3方向に沿っている。また、各図において説明のため、適宜構成を拡大、縮小または省略して示している。
セルフチェックアウト装置1は、客が操作してチェックアウト業務を行うPOS(Point Of Sales)端末である。図1及び図2に示すように、セルフチェックアウト装置1は、筐体10と、操作表示部20と、読取部30と、レシート処理部40と、金銭処理部50と、各部に接続されるとともに各部の動作を制御する制御部70と、を備える。
筐体10は、操作表示部20、読取部30、レシート処理部40、金銭処理部50、及び制御部70の、一部または全部を収納する。
筐体10の正面上部には、バーコードスキャナ31、ユーザがカードを挿入するカードスリット32a、レシートを排出するレシート発行口41a、ユーザが紙幣を挿入する紙幣挿入口52a、ユーザが硬貨を投入する硬貨投入口51、紙幣を排出する紙幣排出口53a、及び硬貨を排出する硬貨排出口54aが配される。筐体10の正面下部には、開閉可能な扉部11が設けられている。
扉部11は板状部材であって、筐体10の幅方向一方の端縁において上下方向に延びるヒンジ軸を有する。扉部11はヒンジ軸を中心に回動することにより筐体10の一部を開閉する。扉部11は、閉状態においては筐体10の前面下部を覆って筐体10の外郭の一部を構成する。また、扉部11は、閉状態からヒンジ軸を中心に回動して開状態となることで裏面側が露出する。扉部11の開状態において、ユーザが裏面に設けられたガイド部材14に袋100をセットしたり、袋100を保持部12に吊り下げたりする作業が可能となる。
扉部11には、保持部12と、引出口13と、ガイド部材14と、スイッチ蓋15と、が設けられている。
保持部12は、扉部11の裏面側に設けられる。保持部12はJ字状に湾曲して上向きの先端部を有するフックを備える。保持部12は、例えば1枚以上の袋100を有する袋束100Aが吊り下げ保持可能に構成されている。
図3及び図4に示すように、袋束100Aは、複数枚の袋100が積層されて束ねられている。袋束100Aは、例えば複数枚の袋100が後述する吊り下げ部113の一部において圧着されることで、一体に綴じられている。すなわち、本実施形態において吊り下げ部113が複数枚の袋100が束ねられる結束部となる。
袋100は、所謂レジ袋である。袋100は、本体部分111と、一対の持ち手112と、フックが挿入される孔113aを有する結束部としての吊り下げ部113と、を備える。本体部分111は、一端が閉塞し、他端が開口する袋状に構成される。本体部分111の閉塞する一端は、袋100の底を形成する。なお、袋100の底を構成する一端縁の延設方向を袋100の幅方向とする。
一対の持ち手112は、本体部分111の開口側の端部に一体に形成される。吊り下げ部113は、本体部分111の開口する一端であって、且つ、一対の持ち手112間に設けられる。吊り下げ部113は孔113aを有する。
吊り下げ部113は、本体部分111から切り離し可能に、本体部分111に一体に設けられる。具体例として、本体部分111及び吊り下げ部113の境界には、本体部分111から吊り下げ部113を切り離すためのミシン目等の切断部113bが形成される。
引出口13は扉部11の保持部12よりも下側の位置に形成される開口であり、扉部11を筐体10の内外に貫通する。例えば引出口13は、第1方向に長い矩形状に構成されている。引出口13は、例えば第1方向に沿う横幅が袋100の幅方向寸法よりも大きく、第3方向に沿う縦幅が袋束100Aの積層方向寸法よりも大きい。引出口13は開口の周縁の少なくとも一部に湾曲面を有する。例えば本実施形態において引出口13の上縁13aは、筐体10の内部に向かって湾曲した湾曲面を有している。引出口13の上縁13aはRが付けられていることにより滑らかな表面を有している。引出口13を通って、袋束100の少なくとも一部が筐体10の外部に導出されている。
ガイド部材14は扉部11の裏面に設置される。ガイド部材14は扉部11の裏面に対向するガイドトレイ14aと、ガイドトレイ14aの幅方向両端から立設して扉部11の裏面に至る一対のサイド壁14bと、を一体に備える。ガイドトレイ14aは引出口13または引出口13の近傍から、筐体10の内方及び上方に向かって湾曲して延びる板状部材である。例えばガイド部材14の幅方向寸法は設置される袋100の幅よりも大きく構成されている。ガイドトレイ14aが扉部11の裏面の引出口13の上側の部位に対向配置されることで、扉部11とガイドトレイ14aとの間に、袋100が収容可能な空間が形成される。ガイド部材14の上端は、引出口13の上側の開口縁よりも、内方かつ上方に、配置されている。本実施形態においてガイド部材14は、引出口13の下縁13bから、筐体10の内方及び上方上側に向かって、引出口13よりも上側に至って設けられている。ガイド部材14は、筐体10との間に配される袋束100Aの下部を、下方かつ外方に向けて湾曲させて、引出口13に案内する。
スイッチ蓋15は、開閉部材である開閉プレート16と、付勢部17と、センサ部18と、ストッパ19と、を備える。
開閉プレート16は、扉部11の裏面とガイド部材14との間の隙間に配置される。開閉プレート16は、第1方向に長い矩形状に構成されるとともに、第1方向に延びる軸16aを中心に回動する板状部材である。開閉プレート16は、一方の側縁がガイド部材14の表側の面に回動可能に支持されている。開閉プレート16は、一方の側縁に配される軸16aを中心として、他方の側縁が引出口13の上側の停止位置に対して接離するように回動することで、ガイド部材14と扉部11との間に形成される隙間を開閉する。開閉プレート16の他方の側縁は、第1方向の中央部が切り欠かれた凹部16cが形成されている。すなわち開閉プレート16の他方の側縁の第1方向両端部は扉部11に向けて突出する矩形状の突出片16dが形成されている。凹部16cは袋束100Aが配される。凹部16cは例えば第1方向において袋100の幅方向寸法よりも大きく構成され、残量が少なくなった袋束100Aが配される隙間を構成する。軸16aには開閉プレート16を閉方向に付勢する付勢部17が設けられている。付勢部17は例えばトーションばね等のばね部材を備える。
開閉プレート16は、付勢部17によって閉方向に向けて付勢される一方で袋束100Aの自重によって付勢部17の力に抗って先端縁が下方に押し下げられる。また、開閉プレート16は、袋100が減ると先端縁が付勢部17によって上方に押し上げられる。すなわち、開閉プレート16は袋束100Aの残量に応じて姿勢が変化する。
センサ部18は、開閉プレート16の移動経路上に配置され、開閉プレート16の移動により作動するトリガ部18aを備える。センサ部18は、トリガ部18aが開閉プレート16の移動により押圧され、あるいは押圧力が解除されることで、オンオフ切替え可能に構成されている。すなわち、センサ部18は、開閉プレート16の位置に基づいて袋の残量に関する情報を検出する。センサ部18は、制御部70に接続される。
ストッパ19は、引出口13の上側の所定箇所であって例えば突出片16dの移動経路上に配置された突起である。ストッパ19は閉方向に向かって移動する突出片16dに当接して干渉することで開閉プレート16の回動を規制する。例えばストッパ19に当接する位置が開閉プレート16の停止位置となる。ここで、開閉プレート16が停止位置に停止した状態において、凹部16cによって所定厚さの袋束100Aが配置される隙間が形成される。すなわち、袋100の残量が少なくなった場合に、付勢部17によって開閉プレート16が閉方向に付勢されてストッパ19に押しつけられても、袋100には当該付勢力が作用せず、袋100の破損を回避できる。
スイッチ蓋15は、付勢部17によって開閉プレート16の先端側を閉方向に付勢することで、袋100を引出口13に向けて押し出し、残量が少ない場合にも取り出しやすい位置に袋100を位置づける。また、スイッチ蓋15は、付勢部17によって開閉プレート16が閉方向に押しつけられることで、袋束100Aの厚さが所定厚さ以下の場合には突出片16dが停止位置に向かって移動してセンサ部18のトリガ部18aを上に押し上げてセンサ部18をオンする。一方で、袋束100Aの厚さが所定厚さ以上の場合には突出片16dがセンサ部18から離れることでセンサ部18はオフ状態となる。すなわち、スイッチ蓋15は開閉プレート16の回動によって、袋100を外部方向に押し出して取り出しやすくする機能と、開閉プレート16によりセンサ部18のトリガ部18aを作動させることでセンサ部18のオン、オフを切替えるスイッチング機能と、を有する。
袋100がセットされていない状態あるいは袋100の枚数が少なく袋束100Aの厚さが凹部16cの隙間幅よりも小さい状態では、開閉プレート16は付勢部17によって閉止方向に付勢され、ストッパ19によって位置が規制されることで、開閉プレート16が停止位置に位置付けられている。この状態からユーザが袋束100Aをセットするとき、袋束100Aの自重により、あるいはユーザが例えば手指によって開閉プレート16を押し下げることで、不勢力に抗って開き方向に向かって開閉プレート16が回動し、袋束100Aの厚さ方向に応じた位置に位置付けられる。なお、付勢部17によって開閉プレート16は常時閉方向に付勢されているため、袋100の残数が変わっても、最も外側、すなわち表側の袋100は、常時引出口13に押しつけられ、ユーザが取り出しやすい位置にある。
袋100が使用されることによって残数が減ると、付勢部17によって開閉プレート16が停止位置に向かって移動させられる。袋束100Aがある程度の薄さにまで減ると突出片16dがセンサ部18のトリガ部18aを停止位置に向けて押圧してセンサ部18をオンに切替える。また、袋束100Aがある程度の薄さにまで減ると突出片16dがストッパ19に当接し、停止位置となる。センサ部18を切替える位置と停止位置は、センサ部18やストッパ19と開閉プレート16との位置関係によって調整されるが、例えばセンサ部18をオンする位置と停止位置は同じであってもよく、あるいは異なる位置に設定してもよい。
操作表示部20は、表示部としてのモニタ21と、操作部としてのタッチパネル22と、を備える。例えばモニタ21は筐体の正面上部に配され、制御部70の制御により、商品販売に関する情報として、メッセージ情報、操作案内情報、商品販売情報(商品名、単価、個数、合計金額,預かり金額、釣り銭額)、タッチパネル22の入力キー表示等の複数の情報を、処理段階に応じて切り替えて表示する。また、モニタ21は、制御部70の制御により、センサ部18で検出される開閉プレート16の位置に基づいて、袋100の残量に関する情報を表示する。タッチパネル22はモニタ21の表面に設けられ、ユーザが触れた位置に基づく情報を制御部70に出力する。
読取部30は、バーコードスキャナ31、及びカードリーダ・ライタ32を備える。
レシート処理部40は、例えばロール状に巻回されたレシート用紙を収容するレシート収容部と、レシートに印字するレシートプリンタと、レシート用紙を搬送するレシート搬送部と、を備える。
金銭処理部50は、制御部70の制御により入金された紙幣や硬貨を収納するとともに釣銭を排出する自動釣銭装置である。金銭処理部50は、硬貨投入口51に投入された硬貨や紙幣挿入口52aから挿入された紙幣を搬送機構により金銭箱に搬送して収納する入金処理や、金銭箱から所定額の釣り銭を搬送機構により紙幣排出口53aや硬貨排出口54aに搬送する出金処理を行う。
制御部70は、プロセッサ71と、メインメモリ72と、補助記憶デバイス73と、システム伝送路74と、を備える。
プロセッサ71は、上記制御部の中枢部分に相当する。プロセッサ71は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、セルフチェックアウト装置1としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ71は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
メインメモリ72は、制御部70の主記憶部分に相当する。メインメモリ72は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ72は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ72は、プロセッサ71が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを揮発性のメモリ領域で記憶する。上記データは、不揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ72は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ71によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROM(Read Only Memory)である。揮発性のメモリ領域は、例えばRAM(Random Access Memory)である。
補助記憶デバイス73は、上記制御部の補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read−Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等が補助記憶デバイス73となり得る。補助記憶デバイス73は、プロセッサ71が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはプロセッサ71での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス73は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
システム伝送路74は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。
制御部70は、操作表示部20、読取部30、レシート処理部40、及び金銭処理部50、及びに接続され、各部の動作を制御する。制御部70は、各種センサ、バーコードスキャナ31、カードリーダ・ライタ32、タッチパネル22で検出され、あるいは入力されたデータに基づいて、各種プログラムに従ってモニタ21や金銭処理部50等の各部の駆動回路を駆動することで、各部の動作を制御する。
例えば制御部70は、各種センサ、バーコードスキャナ31、カードリーダ・ライタ32、タッチパネル22で検出され、あるいは入力されたデータに基づいて所定のタイミングで金銭処理部50を駆動し、入出金処理として、金銭の計上、判定、入金、釣り銭算出、釣り銭供給などの各種処理を行う。
また、制御部70は、センサ部18の検出情報に基づいて袋100の残量管理を行う。例えば制御部70は袋100の残量管理の一例として、袋の100残量をユーザに知らせる報知処理を行う。具体的には、プロセッサ71は、袋束100Aがある程度の薄さにまで減り突出片16dがセンサ部18に当接してセンサ部18をONに切替えられたことを検出すると、報知処理として操作表示部20に袋100の残数が少ないことを知らせるメッセージや画像等の報知情報を表示させる。
本実施形態にかかるセルフチェックアウト装置1によれば、筐体10内に袋100を収納して保護し、引出口13から袋100の一部を外部に露出させることで、袋100の散乱防止と、取り出しやすさを両立できる。したがって、袋100の取り扱いが容易となる。
また、セルフチェックアウト装置1において、開閉可能な扉部11が引出口13とガイド部材14とを備えることにより、袋100のセット作業が容易に行える。また、引出口13の縁の表面にRをつけたことで、袋100に負荷がかかった場合にも袋100が破損することを抑制できる。
さらに、袋100を引出口13に向けて押し出す開閉プレート16を備え、当該開閉プレート16の位置から袋100の残量を検出する構成としたことにより、袋100を引出口13に押しつけてユーザの取り出しやすい位置に位置づけることと、袋100の残量の管理とを、単純な構成で実現できる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、上記実施形態においては、報知処理の一例として、モニタ21にメッセージを表示する例を示したが、これに限られるものではなく、例えば照明やスピーカを備え、光や音で報知処理を行う構成としてもよい。
例えば袋100の設置位置を筐体10の正面下部とした例を示したが、これに限られるものではない。例えば筐体10の側面部等に設けることも可能である。また、筐体10の側部や周辺に、商品や商品籠を載置したり袋詰めなどの作業を行う作業台となるカウンタを備える構成としてもよい。さらに、例えばカウンタの下側に袋100の保持部を設置してもよい。
また、POS装置はセルフチェックアウト装置に限られるものではなく、例えば店員が会計処理を行うPOS装置に適用することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…セルフチェックアウト装置、10…筐体、11…扉部、11a…ヒンジ軸、12…保持部、13…引出口、13a…上縁、13b…下縁、14…ガイド部材、14a…ガイドトレイ、14b…サイド壁、15…スイッチ蓋、16…開閉プレート、16a…軸、16c…凹部、16d…突出片、17…付勢部、18…センサ部、18a…トリガ部、19…ストッパ、20…操作表示部、21…モニタ、22…タッチパネル、30…読取部、31…バーコードスキャナ、32…カードリーダ・ライタ、32a…カードスリット、40…レシート処理部、41a…レシート発行口、50…金銭処理部、51…硬貨投入口、52a…紙幣挿入口、53a…紙幣排出口、54a…硬貨排出口、70…制御部、71…プロセッサ、72…メインメモリ、73…補助記憶デバイス、74…システム伝送路、100…袋、100A…袋束、111…本体部分、112…持ち手、113…吊り下げ部、113a…孔、113b…切断部。

Claims (5)

  1. 袋を保持する保持部と、
    内部に前記保持部を備え、前記袋の一部が外部に導出される引出口を有する、筐体と、を備えるPOS装置。
  2. 前記筐体の一部を構成するとともに回動により開閉する扉部を備え、
    前記保持部は前記扉部の前記筐体の内部側に設けられ、
    前記引出口は前記扉部に形成され、
    前記扉部の前記筐体の内部側であって前記引出口の近傍から前記筐体の内部及び上方に向けて延びるガイド部材を備える請求項1に記載のPOS装置。
  3. 前記筐体の前記引出口の周縁の少なくとも一部に湾曲面を有する、請求項1または請求項2に記載のPOS装置。
  4. 前記袋は、複数枚重ねて配されるとともに、切断部と、前記切断部の一方側において積層する複数枚が束ねられる結束部と、前記切断部の他方側の袋状の本体部と、をそれぞれ備え、
    前記保持部は、前記結束部に形成された孔に挿入されるフックを有し、前記本体部の少なくとも端部が前記引出口の外部に配される、前記請求項1乃至3のいずれかに記載のPOS装置。
  5. 前記引出口の筐体内部側に配され、回動可能に構成された開閉部材と、
    前記開閉部材を前記引出口に向けて付勢する付勢部と、
    前記開閉部材の位置を検出するセンサ部と、
    前記センサ部の検出情報に基づいて前記袋の残量管理を行う制御部と、を備える、請求項1乃至4のいずれかに記載のPOS装置。
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